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「ペレット運んで」リヤカー寄贈
伊那市の小学校にペレットストーブを納入している駒ヶ根市の製造業・ヨウホクと伊那市のオザワ燃料が、28日、伊那市内の小学校6校にリヤカーを寄贈しました。 28日は、ヨウホクの北林 友和(ともかず)社長と、オザワ燃料の小澤 陽一社長ら3人が、久保村清一教育長に、目録を手渡しました。 寄贈したのは、ヨウホクが製造した折りたたむ事ができるリアカーで、1台7万5千円相当です。 駒ヶ根市のヨウホクは、ペレットストーブやリアカーなどを製造するメーカーで、伊那市のオザワ燃料が代理店となり、伊那市内の小学校6校に80台のペレットストーブを納入しています。 ペレットの運搬などに活用して欲しいと、ストーブが納入されている小学校6校にリアカーを送ることにしました。 ヨウホクの北林社長は、「ペレットだけでなくさまざまな場面で活用して欲しい」と話していました。 久保村教育長は「折りたためるのでコンパクトに収納できるし、子ども達も喜んで使うと思う」と感謝していました。
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民間の力を活用し広域観光を推進
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、上伊那地域への観光客誘致を推進するため、専門的な知識やノウハウを持つ民間の力を活用して広域観光に力を入れていく考えを28日に示しました。 これは、28日に開かれた上伊那広域連合議会一般質問で、議員の質問にこたえたものです。 東京オリンピックやリニア中央新幹線の開通を見据え、情報発信のノウハウを持つ雑誌社や、海外観光客向けの通訳、外国の情報分析に優れている人などの力を活用したいとしています。 白鳥連合長は「民間の専門的な力を活用し、上伊那全体を動かせるような実働部隊を作っていきたい。今までは力点を置いてこなかったが、海外からも訪れてもらえるよう上伊那一丸となって取り組みたい」と話していました。
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箕輪町図書館でキャリアデザイン推進へ
箕輪町は図書館の資源を活用し、若者や女性の就職や起業等をサポートするキャリアデザインを推進するプロジェクトを始動させました。 27日夜は、初の運営会議が、町地域交流センターで開かれました。 委員は、町内の企業経営者や、商工会、箕輪進修高校の教諭など10人です。 近い将来全面改築を予定している新しい箕輪町図書館を見据えたプロジェクトとなっていて、知の拠点施設である図書館が地域の企業・商工会と連携し、若者や女性の起業・就職などをサポートしていこうというものです。 国の社会教育活性化支援プログラムの採択事業となっていて全国1100件の応募のうち109の事業の中に選ばれました。 これにより国から、今年度から3年間、毎年度110万円程度の補助が受けられます。 箕輪町では、これを活用して、町内の企業経営者による講座や、講演会を開き、若者の就職などにつなげたいとしています。 会議では、「女性の就職をサポートすることも目的とするならば、会議にも女性に参加してもらわないと意見を汲み取ることができないのではないか」といった意見や、箕輪進修高校の教諭からは、「文化祭で、企業の紹介ブースなどを設けて、生徒と企業が交流できる機会を設けられないか」などの要望が出ていました。 箕輪町では、年内にも次回の会議を開き、具体的な事業を決めていきたいとしています。
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橋爪まんぷさん 午をモチーフにした防犯ポスターを寄贈
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんは、来年の干支、午をモチーフにした防犯ポスターを28日、伊那市駅前交番に贈りました。 橋爪さんが伊那市駅前交番を訪れ、村松大樹所長にポスターを贈りました。 ポスターは、来年の干支、午が防犯を呼びかけるもので、「馬い話にのらない」と、特殊詐欺被害の防止を呼びかける言葉が添えられています。 橋爪さんは少しでも人助けになればと干支の防犯ポスターを毎年寄贈していて、今年で7年目になります。 村松所長は、「地域のみなさんの期待に応えられるよう、年末年始の防犯に務めていきたい」と話していました。 ポスターは、12月1日から31日まで、いなっせに掲示される予定です。
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ごみ処理施設建設候補地の地元区、桜井区が要望書を提出
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元区、桜井区が27日、建設同意の条件となる要望書を提出しました。 これは、28日に開かれた、上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。 それによりますと、27日、藤澤繁弘区長ら区の役員が広域連合を訪れ、要望書を提出したということです。 要望書の内容については、まだ明らかにされていません。 広域連合と桜井区では、早急に要望内容について協議するということです。 もう一つの地元区、北新区からは、今月25日に建設に同意する回答がありました。 広域連合では、桜井区の同意が得られれば、地権者との交渉などの手続きを始め、3か月ほどをめどに2つの区と建設に関する基本協定を結ぶ計画です。 白鳥孝連合長は「桜井区についても年内に同意を頂けるよう、真摯に話し合いをし、全力で取り組んでいきたい」と話していました。
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児童養護施設たかずやの里 竣工式予定日は来年3月22日
移転新築に伴い広く市民に募金を呼びかけ建設が進められている児童養護施設たかずやの里の新しい施設について、上伊那広域連合は竣工式の予定日を来年3月22日としました。 管理棟、男子棟、女子棟が作られ、子ども達がグループごとに生活する施設になります。 施設建設の総事業費は、約4億円で、これまで個人や団体から施設整備に寄せられた寄付金は636件、約3,690万円となっています。
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工科短大 平成28年4月開校
長野県の阿部守一知事は、上伊那地域に設置が計画されている新たな県工科短期大学について平成28年4月の開校を目指す考えを27日示しました。 これは、27日開かれた長野県議会11月定例会の中で議員の質問に答えたものです。 阿部知事は、新たな工科短大の開校時期について平成28年4月を目指すとし、場所は南箕輪村の伊那技術専門校の校舎を改修し利用する計画で、来年度に実施設計に入りたいとしています。 名称は、南信工科短期大学校で、既にある上田市の県工科短大と同等の位置づけとし、専任の校長を配置するとしています。 学科は、機械システムと電気電子システムの2つの学科を設置し、より高度で専門的な教育を行うと共に、現在技術専門校で行っている短期の離職者を対象とした6か月間の訓練は、継続する予定です。 工科短大については、上伊那の自治体や商工団体などが、人材の育成による地域活性化や、若い世代の人口定着などを目的に設置を求めていました。 県では、これらの計画の内容を記した設置概要案を今月中に示す予定です。
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酒井一さん 伊那中央病院に来年の干支馬の作品寄贈
伊那市西春近の酒井一さんは、来年の干支「馬」の木工作品を21日、伊那市の伊那中央病院に寄贈しました。 この日は、酒井さんが伊那中央病院を訪れ、制作した来年の干支馬の作品を10個寄贈しました。 酒井さんは、5年前に入院したことがきっかけで、平成21年から、病院翌年の干支の作品を寄贈しています。 酒井さんは、大工の仕事の合間に余った木材で校歌や俳句の作品を作っていて、市役所や小学校などに寄贈しています。 今年は馬の作品を160個制作し、残りの150個は伊那市の産直市場グリーンファームで販売するということです。 受け取った職員は「今年もありがとうございます」とお礼を言っていました。
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箕輪西小学校4年生 間伐材で本棚作り
1年間を通して森林づくりについての学習を行っている箕輪西小学校の4年生の児童は27日、間伐材を使って本棚を作りました。 この日は、箕輪西小学校の4年生12人が、上伊那地域で間伐したスギを使って本棚を作りました。 指導したのは、役場職員や組合関係者などでつくるみんなで支えるふるさとの森林づくり上古田団地推進協議会のメンバー7人です。 箕輪西小学校の4年生は、ヒノキの植樹や間伐など、1年を通して森林づくりについて学習を行っています。 本棚の制作は、木がどのように活用されているかを知ってもらおうと行われました。 協議会のメンバーは、「森林の役割や木を育てる意味を分かってもらえたら嬉しい」と話していました。 制作した本棚は、児童が家に持ち帰るということです。
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保科さん飯塚さんナチュラルドライフラワー第4回二人展
伊那市の保科容子さんと飯塚智子さんのドライフラワー展示即売会「第4回二人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、2人の作品およそ150点が並んでいて、購入も可能です。 保科さんと飯塚さんは伊那市在住で、別々のドライフラワー教室を自宅で開いています。 20年前にドライフラワー教室で出会ったことがきっかけで仲良くなり、4年前から2人で展示即売会を開いています。 並んでいる作品は、着色や脱色をあまりせずに素材そのままの色を活かす技法で、ナチュラルドライフラワーと呼ばれています。 2人は「身近な素材を使っていて、さりげなく生活の一部として飾れる作品です」と話していました。 保科容子さんと飯塚智子さんのナチュラルドライフラワー展示即売会「第4回二人展」は、29日金曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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第6回信州伊那高遠の四季展 短期集中開催
3年に1度全国公募で開かれる「信州伊那高遠の四季展」について、平成27年開催の第6回は会場数を少なくし、短期集中で行うことが決まりました。 27日は伊那市役所で第6回の四季展に向けた初めての実行委員会が開かれ、開催概要が決まりました。 それによると、開催期間は前回と比べ20日間少ない17日間で、平成27年10月10日から10月25日まで。 会場は市内6か所から、信州高遠美術館とかんてんぱぱホールの2か所となります。 これは、出品者・来場者の意見をもとに、会場に足を運びやすくし、短期集中で開催する狙いがあります。 また、作品の応募資格は、これまでは高校生を除く18歳以上でしたが、第6回からは高校生まで年齢を広げたらどうかという意見が出されました。 信州伊那高遠の四季展は、伊那を全国にPRし通年観光へつなげようと平成12年から3年に一度のペースで開かれています。 なお作品の募集は平成27年5月から行われます。
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江崎孝坪没後50年展
旧高遠町出身の日本画家江崎孝坪の没後50年展が27日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 会場には美術館が所蔵する江崎孝坪の作品7点が展示されています。 江崎孝坪は旧高遠町出身で、昭和初期から昭和30年頃に活躍した日本画家です。 時代に忠実に、服装や儀式などを再現する「歴史画」を得意としていて、黒沢明監督の映画「七人の侍」では衣装考証を担当しました。 ある作品は、奈良時代に鷹を使って狩りをしていた「鷹匠(たかじょう)」の姿を再現しているということです。 江崎孝坪は一般的な日本画に比べ輪郭線が太く、単純化したデザインで描いている点が特徴といわれています。 江崎孝坪没後50年展は来年3月30日まで、信州高遠美術館で開かれています。 入館料は一般500円、小中学生は150円です。
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信州型コミュニティスクール推進
伊那市教育委員会は、学校・家庭・地域が連携協力し、地域に開かれた学校づくりを進める県の信州型コミュニティスクール事業に取り組む考えを示しました。 26日は、伊那市教育委員会11月定例会が市役所で開かれ久保村清一教育長が概要について説明しました。 信州型コミュニティスクールは、学校、保護者、地域が一体となり子どもを育てる仕組みをもった学校のことです。 伊那市の推進計画によりますと各学校に今年度中に関係者による運営支援委員会を設置するとしています。 委員は、同窓会や子ども見守り隊などの代表や学校3役を含めた10人から15人で組織します。 委員会は学校の目標や課題について話し合う学校運営参画、見守り隊などボランティア活動を行う学校支援、地域との連携などについて評価する関係者評価を行います。 伊那市教育委員会は、モデル校として今年度、東部中学校、伊那東小学校、伊那北小学校にコーディネーターを配置し来年度出来る小中学校から支援委員会を設置していくということです。 また、教育委員会では成人式のあり方についての報告もありました。 委員からは「現状のやりかたをすぐ変える必要はない」「記念品など出来ることから統一していく必要がある」などの意見が出されていました。
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伊那谷演劇研究所設立へ
伊那市の伊那文化会館は地域で活動する演劇団体などに対し支援する伊那谷演劇研究所を設立します。 これに伴い付属劇団「南信協同」は来年3月をもって解散となります。 伊那谷演劇研究所は、南信協同で培われたノウハウを地域に還元し、演劇人口の増加につなげるとともに地域で活動する団体に対支援を行う目的で設立されます。 主に、演劇に関するワークショップの開催や地域の演劇に関する情報発信、演技や演出方法の指導を行う演劇アドバイザーの登録・派遣などを行います。 設立にともない伊那文化会館の付属劇団「南信協同」は来年3月をもって解散となります。 伊那文化会館の2階にある倉庫には、衣装や小道具が数多く置かれています。 南信協同は伊那文化会館の付属劇団として平成6年11月に発足し南信地域の演劇愛好者が集い活動してきました。 伊那文化会館の舞台スタッフが裏方としてサポートし、多い時には20人ほどが所属していたということです。 今年の9月まで劇団の代表を務めてきた阿部裕吉さんです。 阿部さんは平成8年から劇団員として活動してきました。 阿部さんは今後、小学校などで指導する演劇アドバイザー第1号として活動するということです。 伊那谷演劇研究所は12月1日に設立することになっています。
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伊那松島駅舎利活用検討委 提言書提出
伊那松島駅舎利活用検討委員会は駅舎の利活用についてまとめた、提言書を平澤豊満町長に提出しました。 今後は出された提言をもとに、箕輪町地域公共交通会議で方針を決めていくということです。 25日は、伊那松島駅舎利活用検討委員会の竹腰公夫座長が箕輪町役場を訪れ提言書を平澤町長に手渡しました。 駅舎を活用した作品展示やJRとタイアップした飯田線の歴史展などが上げられています。 竹腰座長は「一過性のものでなく、持続的に活用してほしい」と要望していました。 平澤町長は「前向きに検討していきたい」と話していました。 今後は出された提言をもとに、箕輪町地域公共交通会議で方針を決めていくということです。
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上伊那地域観光戦略会議 おもてなし向上分科会初会合
上伊那地域の観光サービスの向上に力を入れようと、上伊那地域観光戦略会議のおもてなし向上分科会の初会合が26日、伊那合同庁舎で開かれました。 26日は、上伊那の商工団体や観光関係者などでつくる委員9人が集まり、ボランティアガイドの育成支援などの取り組みについて話し合いました。 委員からは、「ボランティアガイドが地域の歴史や文化を工夫して発信するとリピーターも増えるのでは」といった意見や、「おもてなしとは訪れた人が感じ取るもの。訪れた人がおもてなしを感じ取れるシーンを創りだすことが必要」といった意見が出ました。 平成24年の上伊那の観光客数はおよそ440万人、観光消費額はおよそ100億円で、ともに県内10広域中、下から3番目となっています。 また、観光客1人の1日あたりの観光消費額はおよそ2,000円で最下位となっています。 2回目の分科会は来年2月に開かれる予定で、施策展開などを話し合う予定です。
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長谷小で副読本を使った授業
伊那市社会福祉協議会が作成した、福祉教育の副読本を使った授業が26日、長谷小学校5年生を対象に行われました。 伊那市社協では、将来自主的に地域の福祉活動に取り組む人材育成や、福祉教育の推進を図るため副読本の作成を進めています。 伊那市社協によりますと、福祉の分野は幅が広く、明確な指導書が現在無いことから、学習しづらい状況になっているということです。 副読本は「障害者に対して自分たちに何ができるか」などが記されています。 副読本は小学校の高学年を対象に作られていて福祉授業で使用しました。 授業では、障害者について「見た目では判断できない障害があること」が説明されていました。 このほかに、聴覚障害がある箕輪町の江口功さんが絵を使って手話の指導をしました。 伊那市社協では学校などから意見を聞き、副読本の改良を進め、福祉教育を広めていきたいとしています。
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北新区 新ごみ中間処理施設建設同意
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元区のひとつ伊那市富県の北新区は、施設建設に同意することを決めました。 25日は北新区の間澤傳区長ら役員3人が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合の白鳥孝連合長に建設同意を伝えました。 広域連合は建設候補地となっている伊那市富県天伯水源付近の地元北新区と桜井区に建設同意の申し入れをしていました。 このうち北新区からは施設建設にあたり地元からの要望が出されていました。 協議により地域の道路改良や定住対策のほか、建設期間と稼働期間を合わせた33年間の環境保全協定を締結し、この間の協力費を8,500万円とすることなどが決まりました。 北新区では建設同意について各世帯から賛成反対の意向調査を行い結果は賛成多数だったということです。 広域連合が建設同意を求めているもうひとつの地元区、桜井区は、近日中に要望書を提出する予定です。 また施設建設の協力を依頼している隣接区の上山田区からはすでに要望書が出されていて現在、区役員とのあいだで協議が行われているということです。 広域連合では今後北新区との協議を基本に桜井区と協議し早い時期に建設同意を得たいとしています
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東みのわ保育園建築工事費550万円増額
来年6月の開園を目指す箕輪町の東みのわ保育園は、擁壁工や法面工などの工事内容に変更があるため、契約金額を増額します。 25日は箕輪町役場で臨時議会が開かれ、東みのわ保育園の契約金額について550万円を増額することが全会一致で可決されました。 契約金額の増額は、建物と地面に生じた段差をなくす擁壁工や法面工を追加で行うなどの変更があるためです。 工事内容の変更に伴う増額分は550万円で、建築工事全体では3億3,919万円となります。
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伊那市移住定住促進プログラムまとまる
伊那市は人口減少に少しでも歯止めをかける取り組みとして伊那市移住定住促進プログラムをまとめました。 25日の記者会見で白鳥孝伊那市長がプログラムの概要について説明しました。 プログラムの計画期間は平成26年度からの10年間で、信州大学農学部の卒業生の定住を10人、新規就農者の受け入れを50人など年間の人口増の目標を120人としています。 人口増を進めるうえでの基本方針として地域の魅力アップや独自性のある支援策をあげています。 また都市住民を受け入れ地域おこしや生活支援などを行う地域おこし協力隊を募集し来年度から取り組みを進めていくことにしています。 記者会見ではほかに休園している新山保育園について、白鳥市長は再開のための条件となる園児数の定数の半分にあたる20人が確保できる見込みであることから再開を前提で準備を進めていることを明らかにしました。
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県内最大電力平成22年度比で5%削減目標
長野県地域別温暖化対策会議が19日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、この冬の県内最大電力の節電目標を平成22年度と比べて5%削減することが確認されました。 会議には県地球温暖化防止活動推進員など17人が出席しました。 冬は暖房器具の使用が増えることや日照時間が短く照明器具を使う時間が長いことから夏と比べ一日の中で電力需要が大きい時間帯が長いことが特徴だということです。会議ではこの冬の県内最大電力の節電目標を平成22年度の296.9万キロワットから5%、およそ15万キロワットを削減するとしています。 取り組み期間は12月1日から来年3月31日までで、目標達成の取り組みとして電力使用量を削減するカット、電力使用量が多い時間帯を避けるシフト、省エネ型製品に切り替えるチェンジの3つの手法を掲げています。 県では「冬は午前9時から11時と午後5時から7時の二つの電力需要がある」として、この時間帯の節電を呼びかける県民運動を展開するとしています。
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華やかなステージ ジャズフェスティバル
地元のアマチュアや中学生が演奏を披露するジャズフェスティバルが24日、伊那市のいなっせで開かれました。 ジャズフェスティバルには地元のアマチュアなど4団体が出演しました。 このうち伊那中学校吹奏楽部はジャズの名曲「シング・シング・シング」などをパフォーマンスを交えて披露しました。 フェスティバルではほかに地元の愛好家で結成した伊那ウィンドジャズオーケストラと子どもたちのダンスチーム、スタジオビーチハウスのコラボレーションもありました。 ジャズフェスティバルでは華やかなステージが繰り広げられ訪れた人たちは演奏とパフォーマンスを楽しんでいました。
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トンボの楽園に児童が植樹
伊那市の新山小学校の児童が23日、新山のトンボの楽園でヤマボウシの苗木を植えました。 23日は新山小学校6年生の児童3人がヤマボウシの苗木2本を植えました。 これはトンボの楽園を管理している新山山野草等保護育成会が一帯の整備作業に合わせて行ったものです。 育成会では子どもたちの思い出づくりとして毎年植樹を行っていてこれまでに桜や紅葉などが植えられています。 今年はヤマボウシで木が大きいことから重機を使って穴を堀りそこに苗木を入れ子どもたちがスコップで土をかけていました。 育成会では、「新山は子どもの数は少ないが古里を忘れず、いつまでも大事に思ってもらいたい。」と話していました。 植えたヤマボウシは花の色が赤と白の2種類だということで、子どもたちは花の咲いたところを見てみたいと楽しみにしていました。
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伊那小学校の給食で初めて雑穀カレー
地産地消や食育の活動を地域に広げようと、上伊那農業高校作物班が取り組みを続ける、伊那雑穀カレーが25日、伊那小学校の給食に初めて出されました。 これは伊那市のい〜な雑穀ネットワークの呼びかけで給食に採用されたもので、伊那小では初めての雑穀カレーになります。 給食室では、栄養士が給食用にアレンジした雑穀カレーを調理していました。 雑穀カレーには栄養価の高いとされるもちきび、アマランサスの2種類の雑穀が使われています。 この日は上伊那農業高校作物班の生徒4人が児童に雑穀について説明しました。 子どもたちは「いただきます」の挨拶を済ませるとカレーをほおばっていました。 栄養士の服部幸教諭は「児童からの要望があれば、今後も雑穀カレーを出したい。雑穀を使ったメニューをこれからも増やしていきたい」と話していました。
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上伊那郡縦断駅伝大会 伊那市2連覇
第61回上伊那郡縦断駅伝競走大会が24日開かれ、伊那市が2年連続8回目の優勝を果たしました。 大会には上伊那8市町村の代表チームに加え、10チームがオープン参加し、駒ヶ根市から辰野町までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。 この大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が主催していて今年で61回目です。 一区は伊那市の北原崇志さんがトップでタスキを渡します。 難所の火山峠を越える2区では宮田村の宮下竣さんがトップで通過します。 伊那市はその後、安定した走りを見せ3区で2位、4区で1位、5区、6区でそのリードを守りゴールしました。 大会は、1区から6区までの総合タイムで順位が決まり、優勝は伊那市でタイムは2時間10分5秒、準優勝は駒ヶ根市で2時間10分17秒、3位は箕輪町で2時間16分19秒でした。 南箕輪村は8位でした
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伊那市民吹奏楽団定期演奏会
伊那市を中心に活動する伊那市民吹奏楽団の定期演奏会が24日伊那文化会館で開かれました。 コンサートでは、テレビドラマや映画のテーマソングなど、9曲を演奏しました。 会場には250人ほどが訪れ、演奏に耳を傾けていました。
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ゆるキャラグランプリ2013 イーナちゃんは360位
ゆるキャラグランプリ2013の投票結果が24日公開されました。 24日はインターネット上で投票結果が公開されました。 エントリーした1580体中、伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんは5260ポイントを獲得し360位、箕輪町のイメージキャラクターもみじちゃんは687ポイントを獲得し、1028位でした。 南箕輪村のイメージキャラクターまっくんは、今回は出場していません。 1位は120万4255ポイントを獲得した栃木県佐野市(さのし)の「さのまる」でした。
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牛乳を使った製品づくりなどを体験 酪農祭
子牛に触れたり、牛乳を使った製品づくりなどを体験する酪農祭が24日、南箕輪村の上伊那農業高校で行われました。 これは、酪農について知ってもらい消費者との交流の場にしようとJA上伊那酪農部会青年部が初めて開いたものです。 会場には、牛のエサを丸めたロールに絵を書くロールアート体験や子牛と触れ合うコーナーなどが設けられ親子連れで賑わいました。 校舎内には、チーズやアイスリーム作りの体験コーナーもあり、上伊那農業高校生物科学科の3年生が訪れた人たちに作り方の指導をしていました。 この他にも、搾乳の実演も行われ子どもたちは夢中になって作業を見ていました。 酪農部会青年部では「予想を上回る人出だった。今後も継続してイベントを企画していきたい」と話していました。
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西町で初の収穫感謝祭
住民が持ち寄った新米や野菜をともに味わう収穫感謝祭が24日、伊那市の西町公民館で行われました。 伊那市西町では毎年この時期に収穫した農作物を地区にある春日神社に供える新嘗祭を行っています。 これまでは地区役員だけで行っていたことから、住民参加によるお祭りにしようと今年初めて収穫感謝祭を実施しました。 会場には大きな釜が用意されおよそ200食分の芋煮汁とご飯が作られました。 これらは訪れた人たちに振る舞われ住民らが味わっていました。 感謝祭では神事も行われ、地区役員や氏子役員らが収穫に感謝していました。 西町区では「住民が集まりともに食事をすることで地域の親睦を深めていきたい。」と話していました。
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女の子がソフトボールに親しむ
女の子にソフトボールに親しんでもらう女子小学生ソフトボール教室が17日、伊那市の伊那公園屋内運動場で開かれました。 教室は小さなうちからソフトボールの楽しさを知ってもらおうと伊那市スポーツ推進委員会が開いたものです。 教室では女子児童のソフトボールチーム、アルプスいーなちゃんソフトクラブの選手に混じり初めて教室に参加した6人がボールを投げたり、キャッチしたりしていました。 はじめのうちは楽しく慣れてもらうためグローブがいらない柔らかいボールが使われます。 この教室は年末年始を除く来年2月2日までの毎週日曜日開かれることになっていて、クラブでは興味のある人はいつでも参加してほしいと話しています