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南箕輪村の日 記念イベント
18日は南箕輪村の日です。
村民センターでは記念イベントが行われ、南箕輪小学校4年3組が長野県主催のゼロカーボンCMコンテストでの最優秀賞受賞の報告をしました。
この日は南箕輪小学校4年3組の代表児童が取り組みを発表しました。
4年3組は去年7月から辰野高校からもらったメダカを飼育し、11月には信州大学農学部の学生などとメダカを通して環境について考えました。
そのまとめとして、長野県が初めて行った今年度のゼロカーボンCMコンテストに応募し、26作品の中から最優秀賞を受賞しました。
記念イベントではほかに、和楽器の演奏や南箕輪村民の歌などが披露されました。
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伊那市消防団音楽隊 第10回定演
伊那市消防団音楽隊の第10回定期演奏会が、18日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会では、消防団音楽隊や、市内の中学校の吹奏楽部など6団体が、ポップスやアニメソングなど22曲を演奏しました。
消防団音楽隊は、火災予防・災害予防の広報を中心に活動していて結成36年目となります。
新型コロナの影響で、今回の第10回定期演奏会は4年ぶりとなりました。
演奏会の中では、災害時の情報収集や防災の時の行動に関する問題も出題され、訪れた人が、○×クイズに答えていました。
演奏に合わせて、消防団員や中学生が踊る企画もあり、来場した子どもたちも一緒になって踊っていました。
伊那市消防団の日下部 良也団長は、「演奏を楽しんでいただき、防火・防災に関心を持ち、いざというときへの備えをしてほしい」と話していました。
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伊藤久志さんペン彩画展
伊那市美篶の伊藤久志さんのペン彩画展が坂下のアートギャラリーミヤマで開かれています。
会場には伊藤さんが30年間かけて描いたヨーロッパやアジアの風景およそ120点が展示されています。
伊藤さんは第一美術協会の会員で、大学卒業後、中学校の教員となり、退職後の現在も上伊那の高校で美術講師を務める72歳です。
伊藤さんはペン画に水彩絵の具で色を付ける「ペン彩画」を描いています。
こちらは、スペイン中部の街を描いた作品です。
雨上がりの大晦日で、人通りが少ない様子を描いたということです。
伊藤久志さんのペン彩画展は25日(日)までアートギャラリーミヤマで開かれています。
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VC長野の試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの17日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーで東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
18日も、アウェーで東京グレートベアーズと対戦します。
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新年を語る会 玉置さん講演会
箕輪町商工会の新年を語る会が17日に地域交流センターで開かれ、看護師で僧侶の玉置妙憂さんの記念講演が行われました。
17日はおよそ70人が訪れました。
講師の玉置さんは、夫を在宅で看取ったことがきっかけで出家し僧侶となりました。
記念講演は「少し楽に生きられる考え方」と題して行われました。
玉置さんは「執着は自分自身が作っている。あれもこれもと苦しくなるので執着を捨てることが大切」と話していました。
玉置さんは現在、東京のクリニックで看護師として勤務する傍ら、ラジオ番組のパーソナリティとして、人生相談を行っています。
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洋らんを楽しむ会の展示
上伊那を中心とする愛好家でつくる「洋らんを楽しむ会」の展示会が18日まで箕輪町の木下公民館で開かれています。
会場には、シンビジウムやカトレアを中心におよそ15種類、210鉢の洋らんが並んでいます。
洋らんの花を楽しむ会は、上伊那を中心とする愛好者で作る会で、およそ30人が出品しています。
会では「会員が一年間勉強しながら育てた花を多くの人に見てほしい」と話していました。
展示会は18日まで、箕輪町の木下公民館で開かれています。
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昆虫食文化を未来へシンポジウム
伊那谷の昆虫食文化を未来へ残すためのシンポジウム「ざざ虫の未来を語ろう」が伊那市創造館で17日に開かれました。
会場にはおよそ40人が訪れました。
南箕輪村の上伊那農業高校グローカルコースは、昆虫食を未来へ残すための取り組みを紹介しました。
課題として漁を行う人が高齢化により減っていることや護岸工事など生育環境の変化からざざ虫が減ってきていることを挙げていました。
生態調査と保護を目的とした養殖の取り組みについて「専門家に話を聞いたりして水温の管理や巣をつくる場所の工夫を行った」と話していました。
発表後には、訪れた人が佃煮などのざざ虫を使ったメニューを試食しました。
他に40年近く、ざざ虫を研究している、牧田豊さんの講演が行われました。
ざざ虫の獲り方や道具、漁を行う時期などについて説明を行いました。
牧田さんは「ザアザアと流れる川に棲みつき食用にする虫を総称してざざ虫と呼んでいるが、本来はカワゲラの幼虫のことをざざ虫と呼んでいた」と話していました。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で16日、渓流釣りが解禁され、まちわびた釣り人が早速竿を下ろしていました。
解禁初日の16日、伊那市の小沢川では、午前6時頃から愛好家が釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合の理事で宮田村の平澤寿広さんです。
ルアー釣り歴およそ30年の平澤さんは、ポイントへ竿を下ろしていました。
朝のうちは、15日に降った雨や水温が低かったことなどから釣り上げるのにひと苦労していました。
一方、天竜川では、天竜川漁協の伊藤伸一組合長が釣りを楽しんでいました。
伊藤組合長は、魚の食いつきが良い脂ののったまぐろを餌に使っています。
体長36センチのニジマスを釣りあげました。
天竜川漁業協同組合では、解禁を前に上伊那地域の支流にアマゴの成魚およそ500キロを放流しました。
天竜川漁協によりますと解禁初日の16日、一般的な釣果は 5,6匹前後、多い人で15匹釣ったということです。
遊漁料は、年間券が6600円、1日券が1100円で天竜川漁協や釣具店などで販売しています。
渓流釣りの期間は9月30日までとなっています。 -
令和5年分の確定申告始まる
16日から全国一斉に令和5年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
初日の16日は午前中から多くの人が訪れ、職員のサポートを受けながらスマートフォンなどを使い手続きを行っていました。
確定申告は、自営業者や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
伊那税務署によりますと、去年長野県内で確定申告を行った人のうちおよそ30万人・85%人がe‐Taxで申告を行っていて、5年前の2018年と比べると人数で9万人、割合で20パーセント増加しているということです。
また今年は、去年10月から始まったインボイス制度の個別相談コーナーが新たに設けられています。
確定申告は3月15日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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東春近小3年東組が殿島城の歴史動画を制作
伊那市の東春近小学校3年東組は殿島城の歴史エピソードを再現した動画を制作しました。
16日は学校で授業参観が行われ子どもたちは保護者と一緒に制作した動画を視聴しました。
3年東組では、総合的な学習で学校近くの殿島城址について東春近公民館の野溝和人館長から話を聞き歴史について勉強してきました。
児童たちは教わったことを元に台本を作り8分の動画にまとめました。
物語は、戦国時代にこの地域を治めていた上伊那の八勇士の一人、殿島城主の殿島大和守重国を主人公にしたものです。
殿島大和守重国は、武田信玄の上伊那への侵攻に抵抗し、斬首されました。
それを悲しんだ農民が首を持ち帰り、長谷黒河内に墓をつくったというストーリーです。
児童はアイデアを出し合いながら台本や、小道具を分担して動画を完成させたということです。
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町教委 不登校児童の学び支援へ
箕輪町教育委員会は、不登校の児童、生徒の多様な学びを支援するコーディネーターを来年度から配置します。
16日は、箕輪町総合教育会議が地域交流センターで開かれ、概要が報告されました。
コーディネーターは不登校を未然に防ぐ学級づくりや校内での居場所づくりを充実させ、各校との情報共有により実態を把握し支援を進めます。
町教育委員会では、来年度から1人コーディネーターを配置します。
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きらら歯科 リップアートメイク導入
コロナ禍で定着したマスクを外すことに抵抗のある人をサポートしようと、伊那市坂下のきらら歯科クリニックは、唇に色素を入れ、血色の良い口元にするリップアートメイクを導入しました。
リップアートメイクは、唇に色素を入れ、メイクをしなくても血色の良い顔の印象を作るものです。
きらら歯科では、今月からその技術を導入しました。
施術を行うのは、県内外でリップアートなどを行う、上田市在住の看護師小牧美歩さんです。
リップアートは、針を使って行う医療アートメイクで、医師と看護師のみ行うことができます。
カウンセリングを行い、その人にあった色を調合します。
施術は全部で2回行い、1回目は、くすみを取るために土台となる色を入れます。
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伊那北高校課題研究発表会
伊那市の伊那北高校で課題研究発表会が1月27日に開かれ、普通科と理数科の1・2年生が、1年間の探究の成果を発表しました。
普通科の2年生は、各教室で、持ち時間15分間の発表を行いました。
テーマは自由で、それぞれが関心のあることについて、4月から探究を進めてきたということです。
生徒たちは、「犬派と猫派の性格の違い」や「記憶に適したペンの色」など、自分自身で調べたまとめを発表していました。
「折り紙の可能性」について発表した生徒は、宇宙開発や医療でも折り紙の技術が活用されていることを例に挙げ、折り紙が人工筋肉として活用できるか自作した折り紙を見せながら説明しました。
その結果、強度などに課題はあるが、材料や折り方に工夫をすれば可能性はあるとまとめていました。
伊那北高校では、以前から理数科が課題研究の発表会を開いてきましたが、4年前から普通科でも探究の発表を行うようになりました。
普通科1年生は、グループごと、地域活性化や外国人の受け入れ体制などについて調べ、まとめたポスターを展示しました。
発表会は、一般にも公開され、保護者や中学生が、自由に見学していました。
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少年警察ボランティア 小林さん表彰
箕輪町南小河内の小林悦郎さんは中高生の健全育成に貢献したとして、長野県少年警察ボランティア協会特別功労者会員表彰を受賞しました。
15日は伊那市の伊那警察署で伝達式が行われ小林雄二署長から表彰状が手渡されました。
表彰は長野県警察本部長と長野県少年警察ボランティア協会会長が連名で少年の非行防止や健全育成活動に貢献した個人や団体に対して行っています。
小林さんは2012年から伊那少年警察ボランティア協会の会員として、駅の駐輪場のパトロールや高校生に声掛けなどをおこなってきました。
功労者表彰は今年度、小林さんを含めて16人と1団体が受賞しました。
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南箕輪村の日特別給食
2月18日の南箕輪村の日を前に、「南箕輪村の日特別給食」が南箕輪小学校で15日に提供されました。
南箕輪村の日特別給食では村のキャラクター「まっくん」をイメージした「まっくん蒸し」などが提供されました。
肉団子を黄色く色づけたもち米で包み、黒豆で目をつけました。
1年3組の教室では、児童31人が味わっていました。
南箕輪村の日は、1875年2月18日に村が誕生したことから、2013年に制定されました。
毎年この時期に記念イベントなどで祝っています。
特別給食は19日までに村内の小中学校や保育園、高齢者施設で提供されます。
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伊那市 来年度予算案352億円
伊那市は、総額352億7,200万円の来年度・令和6年度の一般会計当初予算案を15日発表しました。
伊那市の白鳥孝市長が市役所で記者会見を開き来年度当初予算案の概要について説明しました。
白鳥市長は「伊那市ではこれまで地域内での食料や水、エネルギーの自給自足による持続可能なまちづくりの実現に向けて「伊那から減らそうCO2」や「50年の森林ビジョン」農林業への支援などの事業を複合的に実施し成果を上げている。今後はこれらにフィンランドに学び森林と教育との関わりなどを通じた人づくりを加え取り組みを深めていく。」と話していました。
来年度は「誰ひとり取り残さない、持続可能な未来都市」をテーマに、移住定住の取り組みの強化、福祉施策の充実、新産業技術の活用による地域課題の解決、企業誘致などを推進していくとしています。
主な新規事業は、高遠町総合支所建設に5億1,000万円。
パワースポットとして人気が高い分杭峠までのバス運行路線を新設する事業に7,600万円。
第2子の保育料半額など保育料軽減対象の拡大に1,600万円。
有機食材を学校給食へ導入するために関連団体との連携を担当する集落支援員配置に380万円などとなっています。
これまでの事業を充実させるものとして、ペレット工場への小型木質バイオマス発電設備導入など、CO2削減を促進する事業に4億1,000万円。
高遠さくらホテル改修工事に1億9,000万円などとなっています。
令和6年度の一般会計当初予算案は、今年度より14億8,300万円減の352億7,200万円となっています。
一般会計当初予算案は22日に開会する市議会3月定例会に提出されることになっています。
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令和6年度公立高校後期選抜 募集人員
長野県教育委員会は令和6年度入学の公立高校後期選抜の募集人員を15日に発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校は、普通48人、商業20人。
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伊那市地域公共交通計画素案示される
伊那市地域公共交通会議と伊那市地域公共交通協議会の合同会議が13日市役所で開かれ来年度から5年間の伊那市地域公共交通計画の素案が示されました。
伊那市地域公共交通計画は地域公共交通の利用者の減少やバス・タクシーの運転者不足が進む中、持続可能で利便性の高い公共交通体系を構築することを目的に策定するものです。
素案では前の年度より利用者が減少したバス路線のうち西箕輪線については、南箕輪村とも連携してより効果的な運行方策を検討していくことが望ましいとしています。
長谷循環バスについては当面は現状維持で問題ないとしています。
伊那市地域公共交通計画は今年度中に策定することにしています。
会議ではほかに令和4年8月から運行が始まった市街地に住む高齢者などのタクシー料金を補助するデジタルタクシーの利用状況が報告されました。
令和4年度は8月から12月末までの5か月間に5,635人。
令和5年度は4月から12月末までの9か月間に1万5,925人の利用があったということで伊那市では「期間に違いがあるため一概には言えないが増加傾向にある」としています。
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農業用の木質ペレット温風暖房機見学会
上伊那森林組合は、農業用の木質ペレット温風暖房機の見学会を14日に初めて開きました。
見学会は、伊那市高遠町下山田の農事組合法人らいふのハウスで開かれ、上伊那の園芸農家やJAの関係者などおよそ30人が訪れました。
この農事組合法人では、6棟のハウスでアルストロメリアの栽培を行っています。
原油価格高騰の影響もあり、去年12月に暖房機1台を石油を燃料とするものからペレットに切り替えました。
暖房機メーカーの担当者によりますと、木質ペレットは石油と比べ、燃料コストを3割程度抑えることができ、価格変動が少ないこともメリットだということです。
農事組合法人らいふの西村邦明さんは「ハウス内の温度がムラなく暖められるようになった」と話していました。
上伊那森林組合は、森林資源の有効活用や再生可能エネルギーの利用促進を図ろうと見学会を初めて開きました。
伊那市によりますと、農業用の木質ペレット暖房機は市内では5台導入されているということです。
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松本山雅 サポーターが横断幕制作
サッカーJ3の松本山雅を応援しようと上伊那のサポーターが集まり新加入選手の横断幕を箕輪町文化センターで10日に作りました。
この日はサポーターおよそ30人が集まり、縦1m横3mの布にペンキを塗っていました。
横断幕作りは山雅後援会南信州支部とサポーターで作るウルトラスマツモトが共同で開催し、4年ぶりに一般の人たちも参加しました。
デザインはウルトラスマツモトのメンバーが行いました。
新加入選手10人の内この日は大内一生選手、山本康裕選手、高井和馬選手、3人の横断幕を作りました。
完成した横断幕は25日の宮崎県での開幕戦でスタジアムに
設置されるということです。
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春富ふくじゅ園でレコード喫茶
伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園で15日にレコード喫茶が開かれ利用者が演歌を聞きながらコーヒーやケーキを楽しみました。
この日はレコード愛好者でつくる伊那まちレコード喫茶を楽しむ会のメンバー6人が春富ふくじゅ園を訪れ、演歌や歌謡曲のレコードを紹介しました。
利用者はスピーカーから流れる八代亜紀や石原裕次郎の曲を聞きながらコーヒーを飲んでいました。
レコード喫茶は、利用者からのリクエストを受け開かれたもので、今回が2回目です。
レコード喫茶を楽しむ会では、中心市街地にある伊那まちBASE に月に一度毎月第三水曜日に集まり、交流を行っています。 -
箕輪町 来年度予算案過去最高131億円
箕輪町は過去最高となる総額131億4,900万円の来年度 令和6年度の一般会計当初予算案を14日発表しました。
14日は箕輪町の白鳥政徳町長が役場で記者会見を開き来年度当初予算案の概要について説明しました。
白鳥町長は「人口減少、特に少子化の中で出生数の増加を狙う対策と、生まれてきた子ども達とその保護者に対する支援を積極的に取りいれた。公共施設の長寿命化 町民体育館と武道館の耐震改修リニューアルもあり最後の大型予算になった」と話していました。
来年度は「こどもまんなか みんなで挑戦 持続可能なまちづくり」をキャッチフレーズに、人口減少・少子化への対策やDX・ゼロカーボンの推進に積極的に取り組むとしています。
主な新規事業は、こども子育て支援を総合的に推進する「こども計画」の策定に780万円。
2歳までの乳幼児を対象に年間3万円分のおむつの購入券を支給する事業に1,100万円。
小中学校など町内27施設の7700基の照明をリースでLED化する事業に2,400万円などとなっています。
保育運営の拡充事業として未満児保育について「第2子の保育料の無償化」や「第1子の保育料を引き下げる事業」などに8億9,000万円。
町民体育館と武道館の耐震改修リニューアルに19億3,000万円などとなっています。
来年度・令和6年度の一般会計当初予算案は、今年度より7億5千万円多い131億4,900万円で過去最高となっています。
来年度の一般会計当初予算案は26日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。
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上伊那総合技術新校 2032年度以降に開校・7学級程度の方針
13日に開かれた、上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会で開校を2032年度以降の早い時期とすることや募集学級数は7学級程度にすることが示されました。
上伊那総合技術新校は、辰野高校商業科、箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ケ根工業高校の4校を再編統合するものです。
懇話会では、新校舎の整備に8年かかる見込みであることから、開校を2032年度以降の早い時期とする方針が県教育委員会から示されました。
設置学科については、農業科3学級、工業科3学級、商業科1学級の7学級程度を想定していますが、学科の枠を越え生徒が主体的にコースを選択して授業を受けられる学びを目指すとしています。
県教育委員会では、次回の懇話会でこれらを盛り込んだ再編実施基本計画案を示す予定で、県議会6月定例会で開校年度と4校を再編統合することについて同意を得たいとしています。
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高遠城歴史探訪ツアー 来月開催へ
伊那市観光協会などは戦国時代の武田軍と織田軍の戦いを題材にした劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に高遠城址公園で行います。
14日は伊那市観光協会の原未那美さんが市役所でイベントのPRを行いました。
このツアーは市観光協会と伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムが去年初めて行い、今回で2回目の開催となります。
題材となる高遠城の合戦は高遠城を守る武田信玄の五男・仁科五郎盛信と攻める織田軍の戦いで、1582年3月2日にありました。
ツアーは同じ日の3月2日に行われます。
合戦に合わせたストーリーとなっていて、当日にタイムトラベルしたという設定で参加者が公園内やその周辺を巡るとポイントでイベントが発生します。
上伊那の演劇経験者が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮します。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
募集受付は16日(金)までです。
参加費は伊那バスターミナル発着の専用バスの利用と昼食付きの午前の部は大人13,800円です。
現地集合で食事なしの午後の部は大人6,500円です。
定員は午前の部と午後の部それぞれ25人です。
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伊那市で入園準備品の販売会
伊那市の障害者就労支援施設で製作された絵本袋や弁当袋などの入園準備品の販売会が14日から市役所で開かれています。
入園準備品は伊那市の4つの障害者就労施設の利用者の工賃アップにつなげようと製作されました。
伊那市の公立保育園の指定サイズとなっていて、絵本袋や弁当袋、着替え袋などの5点セットは9,100円です。
単品での販売も行っています。
販売は、16日(金)まで伊那市役所1階市民ホールで行われています。
時間は午前10時から午後1時までとなっています。
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伊那安協 優良交通安全協会表彰を受賞
交通安全活動を積極的に推進し事故防止に全国的にも顕著な功績をあげたとして、伊那市と箕輪町、南箕輪村で活動する伊那交通安全協会が、優良交通安全協会表彰を受賞しました。
22日は、伊那安協の塩澤幸一さんが伊那警察署を訪れ、小林雄二署長に受賞の報告を行いました。
伊那交通安全協会は、全国一斉の交通安全運動の期間中の他、毎月17日を交通安全イナの日と定め、街頭啓発を行っています。
その功績に対し、全日本交通安全協会から「優良交通安全協会」として表彰されました。
小林署長は、「昼夜問わず活動された功績が認められたものです。今後も交通安全への協力をお願いします」と話していました。
今年度、優良交通安全協会表彰を受賞したのは、全国で57団体となっています。 -
新型コロナ週報 上伊那160人 全県1,537人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
14日発表の5日から11日までの届け出状況は、上伊那は160人で定点あたり20人、全県は1,537人で定点あたり17.47人でした。
14日発表となった5日から11日の保健所ごとの患者数は、伊那保健所は160人、上田保健所で213人、飯田保健所で193人、諏訪保健所で152人、松本保健所で126人、佐久保健所で115人、長野保健所で108人、北信保健所で79人、大町保健所で33人、木曽保健所で20人、長野市で149人、松本市で189人、全県で1,537人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の30人に対し20人で減少、全県は22.13人が17.47人で減少しています。
県内の13日午前0時時点の入院者数は361人でうち中等症は62人、重症は1人です。
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伊那北陸上部OB会 倉田さん祝う
伊那北高校陸上部OB会は伊那市のJA上伊那本所で総会をきょう開き、去年伊那北高校を卒業した倉田紗優加さんのインターハイ優勝を祝いました。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる総会には40代から80代のOB45人が出席しました。
倉田紗優加さんは2022年、高校3年生の時に出場したインターハイ女子やり投げで優勝しました。
伊那北高校陸上部のインターハイ優勝は倉田さんで3人目だということです。
慶応義塾大学に進学した現在もやり投げを続けていて、去年の全日本選手権では7位に入賞しました。
OB会の堀正秋会長は「3年ぶりにOB会を開けて嬉しい。倉田さんにはこれからも活躍してもらいたい」と話していました。
また総会では去年12月に亡くなった陸上部の元監督の城田忠承さんを偲び、教え子からの手紙が披露されました。
城田さんは長野県陸上競技協会理事長や名誉会長などを務め、春の高校伊那駅伝の発展に貢献しました。
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伊那小学校児童 市長に伊那北駅前について提案
伊那市の伊那小学校の児童は、高校の再編統合により多くの利用が予想されるJR伊那北駅前周辺についてどんな風にしてほしいかを13日に白鳥孝市長に提案しました。
この日は、伊那小の6年孝組の児童30人が、9グループに分かれ、検討してきたことを白鳥市長に提案しました。
JR伊那北駅は伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合する伊那新校、上伊那農業高校を校地に再編する上伊那総合技術新校が開校すると、1日に2,000人が利用すると予想されています。
伊那市では伊那北駅周辺の整備を検討していて、将来的に駅を利用する小学生の意見も参考にしようと、地域にある公園について学んできた6年孝組に提案をお願いしました。
現在の小学6年生は、伊那新校が開校する2028年度には高校2年生になっています。
あるグループは、伊那の名物をPRする公園としてローメン滑り台を提案しました。
ローメンのどんぶりからレンゲをつたってすべる滑り台です。
インパクトがあり、地域をPRできると考えたということです。
この他に、駅には日時計しか無いのでシンボルになる時計を置いてほしいという提案や、駅に直接つながる歩道橋を作ればどうかなどの提案をしていました。
伊那市では、この日に出た提案を今後のまちづくりの参考にしていきたいとしています。
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伊那市水道事業協同組合 被災地支援へ
能登半島地震の災害支援のため伊那市は、市水道事業協同組合の組合員と市役所の職員を現地に派遣しました。
13日は、市役所で出発式が開かれました。
派遣されるのは、市内の水道事業者でつくる伊那市水道事業協同組合の組合員4人と市役所の職員3人です。
現地では、水道管の漏水箇所の調査や修繕を行うということです。
白鳥孝市長は「被災地が少しでも前に進めるように作業をお願いします」と話していました。
被災地支援は日本水道協会長野県支部からの要請を受けて行われるものです。
市の職員以外が被災地に派遣されるのは初めてです。
作業は、14日から18日まで石川県七尾市で行う予定です。