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美容室「アーク」県美容技術大会で入賞
伊那市の美容室「ヘアークラフト・アーク」が、9日に開かれた長野県美容技術選手権大会で、入賞を果たしました。
大会は、8部門あり、90人が出場しました。
ヘアークラフト・アークからは、6人が出場し、マネージャーの竹松 ひと美さんが、留袖の着付けで優勝、スタイリストの高坂 理江さんが、メイクで3位入賞を果たしました。
留袖の部は、基本の形が決まっており、正確さが求められます。
竹松さんは、紋や帯の位置、衿の幅などの正確さが評価されたほか、帯で柔らかさや味わいが表現できたということです。
メイクの部は、メイクの基本のほか、モデルの魅力を引き出すトータルのバランスが求められます。
高坂さんは、プリマドンナをテーマに、作品を仕上げたということです。
竹松さんは、6月は休み返上で練習を重ねたほか、仕事の合間を縫って、取り組んできたということです。
二人とも、この入賞を、今後の業務に生かしたいと話していました。 -
南箕輪ゴルフ大会実行委がたかずやの里に寄付
南箕輪村の村民ゴルフ大会実行委員会は、8日に開いた大会での募金を児童養護施設たかずやの里の移転改築費用にあててもらおうと13日南箕輪村に寄付しました。
13日は、村ゴルフクラブ会長の山口守夫さんらが役場を訪れ、唐木村長に現金7万5千円余りを手渡しました。
8日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれた第9回村民ゴルフ大会でチャリティーホールを設け、参加者153人に募金をよびかけたものです。
山口さんは、「たかずやの里の移転改築整備に活用してください」と唐木村長に現金を手渡すと、村長は、「建設には、多額な資金が必要なのでありがたい。
これを機に、他の皆さんへの波及効果に期待したい」と話していました。
児童擁護施設たかずやの里は、老朽化などにより来年度の着工を目指しています。
移転改築を支援している上伊那広域連合では、3,000万円を目標にした基金を創設し、広く協力を呼び掛けています。 -
市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会
上伊那地区と諏訪地区の市町村教育委員会と県教育委員会との懇談会が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、教員による不祥事の発生防止について意見を交換しました。
懇談会には、14市町村の教育委員長や教育長などおよそ40人が出席しました。
長野県では今年度に入り、わいせつ行為や体罰などで11人が懲戒処分を受けています。
県教委によりますと、ここ10年で最も多かったのは、平成18年度の25人ということです。
出席者からは「40代から50代半ばの教員による犯罪が多い。この世代が過ごした小中学校時代の環境に共通の問題はなかったか検証できないか」なという意見がありました。
県教委では、教員の資質向上などについて考える検討会議を7月10日に設置していて、今後、倫理向上部会など4つの部会を設け教育制度のあり方について検討していくということです。 -
伊那市長谷で土砂崩落
伊那市長谷の国道152号、分杭峠付近で土砂崩落が発生したことから伊那建設事務所は、13日から当分の間、監視員をたて警戒にあたることにしています。
土砂崩落が発生したのは、伊那市長谷の国道152号沿いの山で、現在、国道に沿って流れる粟沢川に土砂が流入しています。13日未明、近くの住民が見つけ
伊那市長谷総合支所に通報しました。
この土砂崩落による、ケガ人などはないということです。
伊那建設事務所では車など通行者が安全に通れるように警戒にあたることにしています。
また現在2次崩落の可能性があることから土砂を取り除く作業は行っていないということです。
長野地方気象台によりますと、この付近は、7月、1か月間の平均雨量180ミリに対し12日までに143ミリの降雨量を観測していて、平年より多くの雨が降っているということです。
伊那建設事務所では下流に民家があることから今後の雨の状況に注意をしていきたいとしています。 -
伊那まつり花火大会 今年も有料観覧席設置
伊那まつり実行委員会は、今年も、花火大会の有料観覧席を設けます。
観覧席のチケットの販売があすから始まります。
伊那まつり花火大会の有料観覧席は、東日本大震災の、復興に協力したいと、去年から始まりました。
伊那まつり実行委員会の中で、今年も復興支援を行う方針が確認されたため、今回も観覧席を設置することが決まりました。
観覧席は、全席自由の1席800円で、限定400席。売切れ次第終了です。設置場所は、伊那市役所庁舎西の天竜川沿いの駐車場です。
売り上げのうち、経費を除く全額が、東日本大震災の被災地に送られます。
観覧席のチケットは、あすから、伊那商工会議所と、タウンステーション伊那まちで販売されます。 -
樹種転換に向け大芝高原を視察
南箕輪村森林協議会は、松くい虫対策として、大芝高原にあるアカマツの樹種転換に向け、12日現地を視察しました。
12日は、協議会を構成する南箕輪村や、上伊那森林組合、信州大学農学部など10人ほどが大芝高原にあるセラピーロードみんなの森を視察しました。
南箕輪村は、去年策定した大芝村有林森林整備基本計画に基づき、松くい虫被害防止などを目的に、アカマツから広葉樹への樹種転換に来年度から取り組みます。
範囲は、セラピーロードみんなの森ゾーンのうちの12.5haで、平成27年度までに広葉樹を増やしていきます。
参加者は、樹種転換を計画している場所の植物の種類や、日光の入り具合などを視察していました。
参加者からは、「間伐をして自生しているモミジを育てていったらどうか」「苗が簡単に育てられるものを植えたらどうか」などという意見があがっていました。 -
伊那北保育園 園歌を書に 池上さんにお礼の会
伊那市の竜北保育園は、園の歌を書にしてくれた書道家池上 信子さんを招いて、12日、お礼の会を開きました。
12日は、池上さんが、竜北保育園に招かれました。
子どもたちは、園の歌を歌って池上さんに感謝していました。
竜北保育園の歌は、宮脇臻之助さん作詞・井口利夫さん作曲で、50年近く前から園で歌われてきました。
保育園では、歌詞を誰かに書いて欲しいと考えていたところ、書道家の池上さんを紹介してもらいました。
池上さんは、1番から3番までを書にしたため、額に入れて保育園に贈りました。
池上さんは、更にサプライズを用意していて、子ども達の前で書道を披露しました。
池上さんは、「げんき」「ありがとう」などと子どもたちに大切にしてほしい言葉を送りました。
子ども達のほとんどが書を書くのを見るのは初めてということで、貴重な経験に保育園も感謝していました。 -
伊那市景観計画策定へ 委員会発足
伊那市の自然豊かで歴史的文化的な景観を守り育てるための景観計画策定へ向け、12日、計画策定委員会が発足しました。
12日は、1回目の景観計画策定委員会が市役所で開かれました。
白鳥孝市長は、「県内、国内でも優れた取り組みにつながる計画策定をお願いしたい。」と挨拶しました。
委員には、有識者や景観づくり・地域づくりに取り組む関係団体の代表など19人が委嘱されました。
委員長には、信州大学名誉教授の伊藤精晤さんが、副委員長には、県内初の景観育成特区を実現した西箕輪景観住民協定者会会長の山口通之さんが選ばれました。
伊那市では昨年度から、現状の把握や住民の意識を調べるために、市民アンケートの実施や地域別の景観懇談会を開催するなどしてきました。
それを元に、策定委員会が景観計画案をまとめます。
委員会に示されたスケジュールによりますと、景観計画を策定するには、景観行政団体に移行することが必要なため、平成25年度中に行政団体に移行。
行政団体移行後、平成26年度中の景観計画の策定、景観条例の全面施行を目指します。
計画が策定されると、建物の建築などで、法的なルールが設けられることになります。
伊那市では、「計画を実行するのは市民。良好な景観を守るために、市民が取り組みやすい計画を作成したい」としています。
委員からは、「多くの事項を検討する必要があるため、委員から選出したワーキンググループを設置してはどうか」といった意見が出されました。
次回の委員会は、8月下旬を予定しています。 -
会員所蔵の書画屏風展
伊那市西町の住民などでつくる伊那部宿を考える会の会員が所蔵している屏風の展示会が13日から旧井澤家住宅で始まります。
屏風の展示会は、その美しさを見直してもらおうと伊那部宿を考える会が企画したものです。
会場には、6面ある六曲屏風や2面の二ツ折など26点が並べられています。
この屏風には明治の終わりから大正、昭和にかけて活動した西町の住民による俳句結社、観月社の会員42人の句が書かれた短冊が貼られています。
会員所蔵の書画屏風展は明日から29日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれます。 -
デイサービスに毛布カバー寄贈
伊那市高遠町在住の赤羽光子さんが9日、伊那市デイサービスセンターくつろぎの家に毛布カバーを寄贈しました。
9日は、高遠町長藤にあるくつろぎの家で贈呈式があり、赤羽さんが、くつろぎの家の佐藤雅子所長に毛布カバーを手渡しました。
くつろぎの家への寄贈は赤羽さんの夫で今年事故により亡くなった清さんがこれまでに5回ほど行っていました。
清さんは地元の施設を利用している人たちに喜んでもらおうとカラオケセットなどを贈っていて、今回はその遺志を継いだものです。
赤羽さんは、「利用者の皆さんが少しでも快適に過ごせてもらえればうれしいです。」と話していました。 -
どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那 9月1日に開催
伊那商工会議所青年部は、9月1日に、伊那市内の休耕田を使って「どろんこサッカー全国大会 どろカップ2012in伊那」を開催します。
10日、伊那商工会議所青年部は記者会見で大会の概要を発表しました。
9月1日(土)に開催される どろカップ2012in伊那は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場北の休耕田が会場です。
競技は、水をはった休耕田をピッチに、5分間の試合を行い、優勝を決めます。
サブイベントとして、小学生までを対象にした宝探しなどを企画しています。
参加条件は、1チーム10歳以上の5人から10人で、1人以上の女性を含む事、参加費は1万円となっています。
申し込みは、17日(火)からで、ファックスかメールで受け付けます。
募集チーム数は40チームで、定員に達した時点で受け付け終了となります。 -
東日本大震災復興支援リストバンドを販売
また、伊那商工会議所青年部は、今年も東日本大震災復興支援のためのリストバンドを販売します。
リストバンドは2千個製作し、収益は、東日本大震災の被災地へ贈るという事です。
価格は1つ500円、色は3色、サイズは3種類あり、「ヅヅケヨウ輪ノココロ ワスレナイ和ノココロ」と書かれています。
青年部では、このリストバンドを8月の伊那まつりや9月のどろカップなどのイベントで販売していく事にしています。 -
地域桜守育成講座修了 10人に修了証授与
日本一の桜の里づくりを進める、伊那市の地域桜守育成講座が11日修了し、1期生の10人の地域桜守に修了証が授与されました。
この日市役所で開かれた終了式で、白鳥孝市長から10人の受講生に修了証が手渡されました。
講座は、去年9月から6回開かれ、最終日の今日は、東春近下殿島の清水川公園で、枝の剪定などを行いました。
地域桜守育成講座は、地域で育てている桜の管理ができる人材を育成しようという伊那市の取組です。
市の調査によると、現在市内には、2,200か所に1万2千本の桜があり、行政と住民、桜守が連携しながら保護、育成を進める事が求められています。
講座では、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんが講師を努め、技術指導や地域の桜を見守る姿勢などを受講生に伝えてきました。
受講生を代表して、美篶の橋爪正昭さんは、「大きな目標である日本一の桜の里づくりに向かって、今後も地域の桜が立派に成長するよう管理していきたい」と挨拶しました。
1期生の10人は、今後、地域桜守として、中心的な立場で地元の桜の管理を行っていくという事です。 -
西箕輪中 中国の生徒と交流
修学旅行で、日本を訪れている中国の中学生が11日、伊那市の西箕輪中学校を訪れ、生徒と交流をしました。
西箕輪中学校を訪れたのは、東シナ海に面する、浙江省の中学生、50人です。
伊那市では、外国人観光客を誘客するインバウンド推進事業を昨年度から行っていて、中国からの修学旅行の受け入れは、その事業の一環として行われています。
この日は、剣道や箏、英会話に分かれ生徒たちは交流をしました。
このうち剣道体験では、西箕輪中の生徒による模範試合を見学した後、竹刀を手に、数人のグループに分かれ、素振りや打ち込みを行いました。
西箕輪中の生徒たちは、ジェスチャーを交えながら、すり足や、竹刀の使い方を教えていました。
長野県によりますと、県内を訪れた海外からの修学旅行の人数は、震災があった昨年度は41団体、1329人と、前の年に比べ4分の1程度まで落ち込んだという事です。
今年度は、今月だけで26団体、およそ1200人が訪れる事になっていて、伊那市には、4団体、およそ200人が訪れる予定だということです。 -
御園区とみその園 災害時応援体制協定締結
伊那市社会福祉協議会と伊那市の御園区は11日、災害時の協力応援体制に関する協定を締結しました。
この日は、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長と御園区の宮下武区長が協定書を取り交わしました。
協定は、社協が御園区で運営する「デイサービスセンターみその園」で、火災や地震などの災害が発生または、発生するおそれがある際に、相互に協力して必要な対応をとることなどを決めています。
災害時には協定に基づき、地区住民が施設の利用者の避難誘導や、非常持ち出し物資の搬出を行います。
社協の小池会長は「地元の協力の下、利用者の安全確保を図り、地域と、社協ともに向上していきたい」と話していました。
宮下御園区長は「明日災害が発生しても混乱しないよう、社協と協力しマニュアルを作っていきたい」と話していました。 -
さようなら 箕中体育館
取り壊しが決まっている箕輪中学校体育館のお別れ会が11日、箕輪中学校で開かれました。
お別れ会には、全校生徒、およそ750人が出席しました。
箕輪中学校体育館は、昭和31年に造られ、56年が経過しています。
生徒会長の上村昌博君は、「クラブ活動や授業など、50年以上、箕中生を支えてきてくれた、体育館への感謝の気持ちを忘れないでほしい」と話していました。
酒井秀樹校長は「先輩達の思いを、新しい体育館に繋ぎ、歴史を受け継いでいきたい」と話していました。
箕輪中学校の体育館は、今月17日から解体工事が行われ、同じ場所に大規模災害時に避難所としても使える新たな体育館が建設される事になっています。 -
長野県内ケーブルテレビと信州大学 協定締結
長野県内のケーブルテレビと信州大学が、放送活動を通じて様々な地域貢献策を共同で推し進めることになり、10日、協定の調印式が、松本市の信州大学で行われました。
松本市の信州大学本部で行われた調印式には、ケーブルテレビから長野県協議会の笠原秀次郎会長や小野雅生技術委員長らが、信大からは山沢清人学長らが出席し、地域貢献の実施に関する協定書に署名、調印しました。
今回の協定は、地域の大学として生き残りをかける信州大学が、地域密着路線を掲げるケーブルテレビに働きかけて実現したものです。
調印の後、笠原会長は、「もっとも住民に近いメディアとして信大と提携できることはありがたい。地域に役に立つ情報を発信したい」と述べました。
また山沢学長も「ケーブルテレビと実効性ある提携を進め地域に根差す大学として長野県民に貢献していきたい」と話しました。
長野県協議会は、長野県内の主なケーブルテレビ32社が加盟していてほぼ全県をカバーしています。
両者は今後、共同で番組を開発したり秋には、大災害をテーマとしたフォーラムのような催しを検討していくことになっており、いずれも息の長い協力関係を築きたいと話しています。 -
水銀灯の清掃作業
伊那市の電気工事会社などでつくる伊那市電設業協会と電気工事協力会は10日、春日公園などの水銀灯の清掃を行いました。
清掃活動は、伊那市電設業協会と電気工事協力会が毎年ボランティアで行っているもので、今年で12年目です。
10日は、参加者17人が班に分かれ、春日公園や伊那公園、高遠ほりでいパークの3か所の水銀灯の清掃を行いました。
参加者は、高所作業者や脚立を使い、電灯についた汚れやクモの巣を取り除いていました。
水銀灯を管理する伊那市では普段なかなか清掃できないのでとても助かります」と話していいました。 -
シャープが南箕輪村南部小学校で出前授業
総合家電メーカー・シャープは、南箕輪村の南部小学校で10日、地球環境についての出前授業を行いました。
10日は、6年1組がリサイクルと地球温暖化について学びました。
出前授業はシャープが子供たちに楽しく地球環境について学んでもらおうと全国の小学校で開いていて、10日は太陽光発電システムなどを取り扱うシャープの子会社から長岡宗さんと気象予報士の財目かおりさんが学校を訪れました。
長岡さんが、1家庭で1年間に出るごみの量を並べると地球1周分になると話すと、児童は驚いた様子でした。
実験では、身の回りに存在する空気と、二酸化炭素をそれぞれ密閉したものを電気で温め、温度の上がり方を調べました。
この結果、二酸化炭素の方が温度が高くなることがわかりました。
担任の宮原有美子教諭は、「子供たちが大人になった30年後、地球温暖化が進むと地球がどうなってしまうのか学んでもらえたら」と話していました。 -
作品展 上州からあかねと藍
障害を持つ人たちの作品などを並べた 上州からあかねと藍が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
群馬県にあるNPO法人工房あかねでは、障害者の芸術活動の支援を目的に、教室や展示会などを開いています。
会場には工房あかねの理事関礼子さんの藍染め作品と、工房の利用者約30人が制作した絵画など400点ほどが展示されています。
この作品は、統合失調症の画家が書いた油絵のキャンバス地を使い、健常者の布造形作家がバッグを制作しました。
藍染めでは、洋服やタペストリーの他、竹の皮を染めた作品が展示されています。
5日ほどかけて藍色に染めたものを使って工芸作家がコースターを制作しました。
作品展 上州からあかねと藍は12日木曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
深妙寺あじさい見ごろ
あじさい寺として知られる伊那市西春近の深妙寺ではあじさいが見ごろを迎えています。
訪れた人たちは散策しながらあじさいを楽しんでいます。
寺の裏山にはおよそ2500株のあじさいが植えられていて、今が見ごろとなっています。
あじさいは、今の住職の母親が多くの人が訪れる寺にしようと30年ほど前に植えたのがはじまりです。
今年は咲き始めがいつもより1週間ほど遅いということですが、色は鮮やかで訪れた人たちは写真に収めたりしながら楽しんでいました。
また境内には、33体の観音像が配置されていて観音像を巡りながらあじさいを楽しむことができます。
深妙寺によるとあじさいは今月中旬まで楽しめるということです。 -
INA国際交流フェスタ
地域に住んでいる外国人を支援しているNPO法人伊那国際交流協会は、INA国際交流フェスタを8日伊那市のいなっせで行いました。
伊那国際交流協会は、今年で20周年になります。
国際交流フェスタには、ブラジルやフィリピンなどおよそ10か国から270人ほどが訪れました。
会場では、日本語コンテストが行われ、インドネシア出身で箕輪北小学校3年のアンサ・コルトン・ナディさんは作文を発表し、校歌を歌いました。
1階の広場では、踊りや音楽の発表が行われました。
飛び入り参加もあり、参加者が音楽に合わせて踊り、盛り上がりを見せていました。
伊那国際交流協会理事長の小池美樹ルシアさんは、「20年の節目を迎え、たくさんの方の支えに感謝を忘れずこれからも活動していきたい」と話していました。 -
スポーツ指導者スキルアップ講演会
スポーツ指導者を対象とした講演会が7日、伊那市の創造館で開かれました。
講演会は、スポーツに関わる指導者のスキルアップを目的に伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
講師は、東京都杉並区立和田中学校でテニス部の外部講師務める深田悦之さんが務めました。
深田さんは1980年からロックシンガーとして活動していました。
2003年から和田中学校の音楽授業に外部講師として招かれ2004年から硬式テニス部のコーチに就任しました。
深田さんは、「生徒たちのオフの場所を作ることが大切。部活一番楽しい場所でなければならない」と話していました。
また「数値目標をたてず、みんなで協調して何かをつくる喜びを感じること」を心がけて指導していると話しました。
この日は他に、音楽の授業生徒たちに教えたブルースやロックを深田さんの音楽仲間と披露しました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは講演会などを通じ今後も指導者の意識を高めていきたいとしています。 -
池坊550年祭特別講座
華道の家元、池坊(いけのぼう)による550年祭特別講座が8日伊那市のいなっせで開かれました。
今年は池坊が歴史上の資料に記されて550年になります。
講座には、生け花を学ぶ人など320人ほどが訪れました。
講座では、京都にある池坊の研修学校の講師古川幸司さんが、11作品を実演しました。
その中の一つ、生花正風体とは、明治時代のはじめから伝わる庶民向けの伝統的な手法です。
古川さんは、「池坊の始まりは仏前に供える花だったが、時代と共に変化して生活に溶け込んでいった」と話していました。
池坊伊那支部では、「生け花は敷居が高いと思われがちたが、若い人に興味をもってもらえたら」と話していました。 -
一夜の城 出土品速報展
伊那市富県の一夜の城で行った発掘調査で出た出土品を展示する「発掘速報展」が1日から、伊那市の創造館で開かれています。
伊那市教育委員会では、今年1月から3月にかけ、一夜の城で発掘調査を行いました。
会場には、およそ300点の出土品のうち、作られた時代が分かるものなどが展示されています。
一夜の城は、今から400年以上前に織田信長の子信忠が、高遠城を攻略するために一夜にして築いたとされています。
伊那市創造館学芸員の濱慎一さんは、戦国時代のものと思われる出土品の中から興味深いものが出てきたと話します。
会場には他に、一夜の城がこの地域にどのように伝承されてきたかを、聞き取り調査や文献などからひも解いて説明したパネルなどが展示されています。
一夜の城発掘速報展は、30日月曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 -
児童が伊那まつりの歴史学ぶ
今年の伊那まつりに参加する伊那東小学校3年生の児童が9日伊那まつりの歴史について学びました。
伊那まつりについて学ぶ学習会は、祭りの歴史を知ってもらおうと、40回記念事業の一つとして伊那まつり実行委員会が開いたものです。
9日は祭りに参加する3年生の児童およそ100人が体育館に集まりドラゴン踊りの練習をしたほか講師の話を聞きました。
講師は、元伊那市役所職員として伊那まつりの企画や運営に携わった柘植晃さんが務めました。
柘植さんは、今から54年前の昭和33年に始まった勘太郎まつりが伊那まつりの前身になると話していました。
また勘太郎祭りは昭和18年にヒットした映画「伊那の勘太郎」にちなんだ祭りだと説明していました。
児童らは、伊那まつりの歴史について興味深げに話を聞いていました。
柘植さんは毎年、おはやし連として伊那まつりに参加していてこの日も児童とともにドラゴン踊りに合わせて鐘や太鼓を叩いていました。
40回の節目となる伊那まつりは8月4日と5日に開催されます。 -
チャリティー募金を寄付
伊那市体育協会ゴルフ部は、市民ゴルフ大会参加者から集めたチャリティー募金を伊那市に寄付しました。
2日は、ゴルフ部部長の鈴木一臣さんと副部長の鈴木恭一郎さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長に寄付金およそ7万2千円を手渡しました。
市民ゴルフ大会は、1日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれおよそ200人が参加しました。
ショートホールでワンオンできなかった人が1人500円を寄付したほか、有志も寄付したということです。
鈴木さんは、市の体育施設整備などに活用してほしいと話していました。 -
人・農地プラン策定へ向け研修会
箕輪町の今後の農業を考える「人・農地プラン」検討委員会の研修会が9日、地域交流センターで開かれました。
研修会には、委員の他、農業に携わる人などおよそ60人が参加しました。
人・農地プランは、農業の担い手不足や耕作放棄地の増加など、地域の農業が抱える問題の解決にむけ、今後の展開を描こうというものです。
農林水産省の呼びかけに応じた市町村が作成するもので、町は、今年3月に検討委員会を発足させました。
9日は、信州大学農学部食料生産科学科の加藤光一教授が講師を務めました。
加藤さんは「農地を広げたい人、辞めたい人などと、地域の中で徹底した話し合いを行い、プランを組み立てていく必要がある」と話しました。
町では、農地所有者や耕作している4,700世帯を対象に、農業に関する意向調査を今年3月から行いました。
現在集計中ということですが、回答のあった4割のうち、半数が5年ないし10年以内に農業を辞める、または縮小することを考えていることがわかりました。
今後は、町内各地区からあげられたプランの原案を検討委員会で図り、来年3月を目処にプランを策定する考えです。 -
西箕輪保育園の園児 お年寄りと交流
伊那市の西箕輪保育園の園児は9日、地域のお年寄りとお手玉などで交流を深めました。
9日は、大泉新田と吹上の高齢者およそ20人が西箕輪保育園を訪れ、年長園児22人と交流しました。
保育園では、地域のお年寄りと年に3回交流しています。
園児達は、お手玉や手遊びをお年寄りから教わっていました。
西箕輪保育園の下平緑園長は「核家族が増えていてお年寄りと触れあう機会が少なくなっている。子ども達も楽しみにしているので、今後も交流を続けていきたい」と話していました。 -
詐欺を防いだとして西箕輪郵便局の局長に感謝状
伊那警察署では、金融商品の取引を装った詐欺被害を未然に防いだとして、伊那市の西箕輪郵便局局長に10日感謝状を贈りました。
感謝状は、西箕輪郵便局の西村礼文局長に贈られました。
西村局長は、6月14日に70代の女性がATMを操作していたところ、言動が不自然だったことから、詐欺被害にあっているのではないかと気づき、警察に通報しました。
女性は、犯人の要求に従い、債券購入のための現金を用意しようとしていたということです。
西村さんは、「感謝状をいただき、身の引き締まる思いです。金融機関は詐欺防止の最後の砦なので、地元の皆さんに被害が出ないよう取り組んでいきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、県内で株や社債、外国通貨などの金融商品への投資に関して、高齢者を中心に「儲かります」と話を持ちかける利殖詐欺が増えているということで、注意を呼びかけています。
呼びかけています。