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高遠小学校2年生 蚕の飼育学習発表
伊那市の高遠小学校の2年生は27日、1学期に蚕を飼育した学習の成果を、地域の人達に発表しました。
この日は、伊那市高遠町の旧馬島家住宅で、高遠小の2年生45人が地域の人達を招いて発表会を開きました。
2年生は今年6月に駒ヶ根市のシルクミュージアムを見学した事がきっかけで蚕の飼育をしてきました。
発表会では、グループごと、繭の指人形劇や、蚕の替え唄、俳句などを披露しました。
子ども達は、「最初は触る事ができなかったけれど、エサやりをしているうちに触れるようになった」「糸を吐いて繭を作り始めた時はうれしかった」と話していました。
高遠小学校では、「子供と地元の人が関わりながら学習する事で地域を賑やかにしていきたい」と話していました。 -
阿部知事と上伊那市町村長 意見交換
阿部守一知事と、上伊那の市町村長の意見交換会が、10月31日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
意見交換会は、地域の課題などについて、市町村と県が情報を共有し、今後の施策に生かそうと開かれました。
伊那市の白鳥孝市長は、「伊那市には多くの河川があり、豊富な水資源を有効活用する、小水力発電の研究を進めている。
災害時には、必要最小限の電力をまかなう事ができる一方、初期投資や電気事業法など法的にクリアしなければならない課題も多い」と説明し、県に協力を求めました。
阿部知事は、「小水力発電は県も一緒になって取り組んでいきたい」と答え、「具体的な形にしていく事が次へのステップ」と話していました。
また、木曽看護専門学校の2年制の廃止が検討されている事について、市町村長からは「上伊那の看護師不足に繋がるに問題。
上伊那の医療体制を維持するためにも存続してほしい」と要望しました。
これに対し阿部知事は、「廃止は色々なところで課題がある。問題意識をもち、県全体を見てトータルで判断し、対応していきたい。」と答えていました。 -
森林づくり県民税の活用について 現地調査会
県は、森林づくり県民税を活用して行う施策について、地域住民の代表者から意見を聞こうと現地調査会を1日、駒ヶ根市と飯島町で開きました。
現地調査会には、地域住民の代表者でつくるみんなで支える森林づくり上伊那地域会議の委員10人と県の職員など合わせて23人が参加しました。
調査会ではまず、委員に森林税を活用した事業を視察してもらい、今後の参考にしてもらおうと現地視察が行われました。
このうち、飯島町田切地区では小規模な山林を集約し組織で管理する「間伐集約化団地」の施行地を視察しました。
この地区では、28.3haの山林を、89人で所有しています。
組織的に管理することで、間伐にかかる経費削減と1人ひとりの負担が減るメリットがあります。
委員らは、現場の間伐を担当している上伊那森林組合の酒井政喜技師から、集約化に関する今後の対応や課題について説明を受けました。
酒井技師は「複数の樹種が存在するので搬出した材の供給先を確保し、所有者にどう還元していくかが課題」「複数の人が管理するため、明確な境界が必要」などと話していました。 -
伊那食品工業野村さん 電話応対コンクール全国大会で優秀賞入賞
伊那市の伊那食品工業株式会社に務める野村静香さんは、電話応対の技術を競う「電話応対コンクール全国大会」で優秀賞入賞を果たしました。
10月28日に札幌市で開かれた全国大会には、県大会を勝ち抜いた60人が出場し、野村さんは見事6位入賞を果たしました。
電話応対の技術の向上を目的に開かれているコンクールには、地区予選から数えるとおよそ1万2千人が参加しました。
飯島町出身の野村さんは、伊那食品工業株式会社に入社して2年目で、主に通信販売の受注業務に携わっています。
野村さんは電話応対について「お客様の立場にたって対応することを第一に考えている」と話します。
伊那地区協会からは全国大会への出場も、初めてとなっています。 -
県民の8割が森林税を継続すべき
長野県は、平成20年度に導入した県森林づくり県民税に関するアンケート結果を公表しました。
アンケートでは、県民の8割が森林税を継続すべきと回答しています。
アンケートは県内在住の20歳上、2000人に無作為抽出で行い、822人が回答、回収率は41.1%でした。
森林税の認知度については、名称、税額、使い道を知っている、ある程度知っているが33%。
まったく知らないが、23%でした。
平成25年度以降も森林税を継続すべきが79%でした。
継続理由については、森林には洪水・土砂災害、地球温暖化の防止などの大切な働きがあることなどが挙げられています。
一方、継続すべきではないと答えたのが5%で理由については、森林づくりは森林所有者が行うべきなどとしています。
結果については、今後の森林づくり県民税のあり方の検討資料として活用するということです。 -
年賀はがき販売始まる
来年のお年玉付き年賀ハガキの販売が1日から全国一斉に始まりました。
伊那市の伊那郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、朝から多くの人が買い求めていました。
来年の干支がデザインされたものや色つきのものなど11種類が販売されています。
販売初日は、年賀ハガキを50枚以上購入した人に先着で地元産のリンゴなどがプレゼントされていました。
パソコンでオリジナルの年賀状が作れるインクジェットプリンター用や、色つきの年賀ハガキが人気だということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、伊那郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話していました。 -
ラーメンで地域を盛り上げる
ラーメンで地域を盛り上げようと、上伊那のラーメン店8店でつくる組織が31日、発足しました。
発起人となったのは、伊那市や南箕輪村でラーメン屋を経営する矢野浩文さんです。
ラーメンで地域を盛り上げようと発足させました。
31日は、参加するラーメン店の店主など8人が出席しました。
参加店が11月末から今年いっぱいまで地元産の食材を使ったオリジナルのラーメンを提供します。
31日の会議では、オリジナルラーメンの食材について意見を交わしました。
メンバーからは、雑穀アマラランサスを練り込んだ麺などを使うといった意見が出されていました。
また、各ラーメン屋を回るスタンプラリーなども計画しています。
会の名前については11月14日の会議で決定する予定です。 -
箕輪町松島の山口武勇さんの絵画展
箕輪町松島の山口武勇さんの絵画展が、箕輪町のながたの湯で開かれています。
会場には、西天竜幹線水路をテーマにした油絵、14点が並んでいます。
絵画展は、11月19日まで箕輪町のながたの湯で開かれています。 -
上伊那医師会准看護学院戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で26日戴帽式が行われ、学生が看護の道への誓いを新たにしました。
1年生28人にナースキャップが与えられました。
戴帽式は、入学から半年間に基礎的な学習をし、今後の実習に適した学力や資質を身に着けてきた学生にナースキャップを与える節目の式です。
ナースキャップをかぶせてもらった学生は、ろうそくを手に、看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生を代表して下條村の清水達朗さんは、「今日の感動を胸に刻み、力が十分発揮できるように日々努力を重ねていきたい」と謝辞を述べました。
1年生は18歳から50歳までの男性4人、女性24人です。
今後さらに学習を進め、来年2月から伊那中央病院と昭和伊南総合病院で実習を行うことになっています。 -
新山小 地域公開参観
小規模特認校の指定を受けている伊那市の新山小学校で29日、地域公開参観が行われました。
この日は、祖父母参観に合わせて1時間目の授業が地域にも公開され、訪れた人たちが授業の様子を見学しました。
新山小学校は、児童数の減少などから平成21年度に市内のどこからでも通うことができる小規模特認校の指定を受けました。
地域公開参観は、小規模学校ならではの授業風景を見学してもらおうと開かれていて、この日は祖父母を中心におよそ50人が訪れました。
1年生のクラスでは、子ども達が自分で拾ってきたどんぐりを使って、コマやヤジロベーを作りました。
地域外から訪れた人もいて、各クラスの授業の様子を見て回っていました。
岩崎勝幸校長は「小規模ならではの特性を生かした地域との交流や自然学習など、様々な魅力がある。多くの人にそれを感じてもらいたい」と話していました。
現在、新山小学校は全校で31人の児童がいて、そのうち小規模特認校制度を利用して通っている児童が7人います。
新山小学校では「地域の子どもも少しずつ減ってきているので、新山小学校がどんな学校なのか大勢の人に知ってもらいたい」と話していました。 -
親子であそぼう・あそびの広場
親子で楽しく遊んでもらおうと、伊那市の保育園職員によるあそびの広場が30日、美篶きらめき館で開かれました。
あそびの広場には市内の親子およそ250人が訪れました。
この広場は、伊那市職員労働組合の保育園部会が開いたもので、今年で5年目です。
身近な自然と触れ合うコーナーでは、子どもたちが松ぼっくりを重石にしたパラシュートを投げて遊んでいました。
香り当てクイズでは、小さいケースの穴から香りをかぎ、何が中に入っているか当てていました。
正解を教えてもらうと、ケースの中に入っているものと同じ木の枝の香りを確認していました。
保育園部会では、「あそびの広場を、より良い保育のために地域や保護者と一緒に考えていくきっかけにしたい」と話していました。 -
阿部知事 リニア活性化策はビジョン必要
阿部知事は、31日午前に伊那合同庁舎で行なわれた地元記者との懇談会で、リニア新幹線は、南信地域活性化の起爆剤になるとの考えを示した上で、新しいビジョン作りが必要との認識を示しました。
阿部知事は、企業局の民営化計画に基づき中部電力への売却交渉が行なわれている伊那市東春近の県営春近発電所について、再度検証する考えも示しました。
福島第一原発事故を受け、電力に対する考え方も変わってきている中、企業局が担当する電力事業を見直そうというものです。
県営春近発電所は、4月に冠水事故があり、9月までに2機ある発電機の運転が再開されています。
企業局によりますと、春近発電所の発電量は、県全体の電力使用量の0.6パーセントにあたるということです。 -
救急隊員と医師 救急車同乗実習
伊那消防署の救急隊員と伊那中央病院地域救急医療センターの医師との救急車同乗実習が31日から、始まりました。
実習は、医師に救急現場について知ってもらい、救急隊員は医師から対応を学ぶことで今後に活かしていこうと、毎年行われているものです。
31日は、伊那中央病院地域救急医療センターの丹野翔五医師が実習をしました。
署内で行われた訓練では、救急車の中に装備されている機材を確認したり、動く車内での胸骨圧迫を体験しました。
丹野医師は、「足場が不安定で体重がかけにくく、現場の難しさを実感した」と話していました。
実習を開始して15分。
突然の救急要請が入り、救急車に同乗し現場へ向かいました。
実習は、医師3人が3日間ずつ、9日間に渡って行われます。 -
阿部知事 伊那市を訪問
阿部守一長野県知事は31日、伊那市を訪れ、上伊那8市町村長との意見交換や、教育現場を視察しました。
阿部知事は、4年間で50校を目標に県内の小中学校や高校を視察する事を公約に掲げていて、上伊那で初めてとなる今回は、長年総合学習に取り組んでいる伊那小学校を訪れました。
阿部知事は2年夏組と5年仁組の授業を見学。
夏組は、去年9月から豚を飼育しています。
阿部知事は「休みの日の飼育はどうしているんですか」などと児童に質問していました。
西天について学んでいる仁組の児童は「西天は命の水ということを伝えていきたい」「地産地消の心を忘れないようにしたい」などと発表しました。 -
イ~ナちゃんハイシニア 全国3位に
伊那市を会場に開かれた65歳以上のソフトボール、第6回全日本ハイシニア大会で、地元のイーナちゃんハイシニアは、3位入賞を果たしました。
30日の準決勝で愛知代表に6対1で破れ、決勝進出はなりませんでした。
長野代表のイーナちゃんハイシニアは、初戦山形を6対2、2回戦で滋賀を10対4、3回戦山口を5対2、4回戦富山を6対3で下し、準決勝に進みました。
決勝戦は、愛知の名古屋ハイシニア鯱対山梨のじょうほく物流クラブの対戦で、山梨が4対1で愛知を下し優勝を果たしました。
第6回全日本ハイシニア大会は、全国から46チームが参加して、28日から市内6会場で行なわれてきました。
来春には、全国から64チームが参加するハイシニアの大会も伊那を会場に予定されていて、伊那市ソフトボール協会では、ソフトボールを通じて地域活性化にもつなげていきたいとしています。 -
上牧で常会対抗駅伝大会
伊那市上牧区の文化祭が30日公民館で行なわれました。
恒例の常会対抗駅伝大会では、老若男女が区内をかけぬけました。
常会対抗駅伝大会は、今回が20回目の節目です。
上牧区の中部・北部・西部・清水町・東部の5つの常会が、区内8キロ、8区間のコースで健脚を競いました。
北に向かってスタートした選手たちは、タスキをつなぎ、折り返します。
公民館前の地下歩道を今度は南に向かい、再度地下歩道戻ってゴールとなります。
レースの結果、1位は、中部常会で、タイムは、16分56秒。
2位は、北部常会、3位は、西部常会でした。
文化祭の会場となつた公民館では、マグロと豚肉、大根、たまねぎを大がまで煮る伝統のにこぐりと呼ばれる煮物も会場を訪れた区民らにふるまわれていました。 -
ツルツル・ピチピチデー新そば祭り
伊那市西春近で、ツルツル・ピチピチデーと題した新そば祭りが30日に行なわれ、多くの区民らで賑わいました。
祭りを開いた区民有志でつくる西春近みんな元気会によりますと、ツルツルは、そばを、ピチピチは、鮮魚をイメージしているということです。
そばは、地元産の新そばを春近そばの会が手打ちで1,000食用意しました。
あじやさんま、サケなどの鮮魚は、会が市場から仕入れ、格安価格で販売しました。
このイベントは、旧Aコープ西春近店を活用し、にぎわいの場にしようと去年から行なわれています。
会場には、地域の人たちが大勢訪れ、新そばの味を堪能していました。
近くの伊那西高校の吹奏楽クラブもかけつけ、イベントに花を添えていました。
西春近みんな元気会では、「地域の人たちの交流の場、笑顔のあふれる場にしていきたい」
と話しています。 -
ますみヶ丘平地林で森を楽しむイベント
伊那市が市民の森として整備しているますみヶ丘平地林で、森を楽しむイベントが30日、開かれました。
イベント「いつもとちょっと違う森」は伊那市などが行っていて、今年で5年目です。
親子およそ100人が参加しました。
あいにくの雨模様となりましたが、参加者は間伐材を使った工作などを楽しみました。
木のおもちゃ作りのコーナーは、今年発足した、伊那市内の木工職人などでつくる組織、ウッドフォーラム伊那が開いたものです。
子どもたちは、のこぎりで間伐材を切ったり、木に開けた穴に紐を通してコマを作っていました。
会場では、平地林内で採れたキノコが入ったきのこ汁がふるまわれ、参加者が味わっていました。 -
第1回箕輪町町民マレットゴルフ大会
箕輪町で、マレットゴルフの第1回町民大会が30日、ながたの森マレットゴルフ場で開かれました。
町内のマレットゴルフクラブに所属する113人が参加し、36ホールを回りました。
箕輪町にはマレットゴルフのクラブが13団体あり、これまで全ての団体が集まってプレーする大会が無かったことから今回、町民大会が初めて計画されました。
参加者は慎重にコースを読んで、ボールを打っていました。
町民大会実行委員会では、「マレットゴルフの愛好者が親睦を深め、健康づくりに役立つ大会になるように毎年実施していきたい」と話していました。 -
伊那千秋会 菊花大展示会
伊那市と南箕輪村の菊の愛好会でつくる、伊那千秋会の大菊花展示会が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれています。
会場には、およそ450点の作品が並んでいます。
最高賞となる千秋会賞には、南箕輪村大芝区の松沢政文さんの菊が選ばれています。
千秋会の菊花大展示会は、11月3日まで大芝高原屋内運動場で開かれています。 -
伊那市荒井室町のタイムカプセル掘り起こし
10年前の県道の拡幅工事に合わせて伊那市荒井室町に埋められていたタイムカプセルが29日、掘り起こされました。
タイムカプセルの掘り起こし作業が行われたのは、10年前に造成された室町ミニパークの一角です。
ミニパークは、平成13年にJR伊那市駅から南箕輪村沢尻方面へ伸びる県道の拡幅工事に合わせて造成されました。
地域住民で作る「室町ミニパークを育てる会」が草取りや花壇の整備を行なっていて、この日は会のメンバーがタイムカプセルを掘り起こしました。
タイムカプセルには、当時の会のメンバーや地区の子ども達が、写真や自分で書いた絵、ビデオレターなど思い出の品を入れました。
穴の中からタイムカプセルが姿を現すと、メンバーが入っていた思い出の品を取り出し、中身を確認していました。
ある男性は自分の思い出の品を取り出し「孫が書いてくれた絵を入れました。当時小さかった孫も今では高校生。懐かしいこの絵をぜひ見せてあげたい」と話していました。
北原作男会長は「たまて箱を開けるような気持ちで掘り出した。今では普通に通っているこの道も10年前は細い道だったと思うと10年前というのは懐かしいものだと感じた」と話していました。
今回掘り出したタイムカプセルの中身は11月5日から開かれる地区の文化祭で展示するということです。 -
伊那市 一泊で避難所開設・運営管理初訓練
伊那市は、地震の発生を想定した避難所の開設と運営管理をする初めての訓練を、春富中学校体育館で28日夜から29日朝までの一泊の日程で行いました。
訓練には市職員と市民およそ50人が参加しました。
震度5の地震が発生し、停電と断水になっているとの想定で、28日夜、職員が春富中学校の体育館に集まり避難所を開設しました。
発電機により投光機で明かりを確保し、避難してくる住民を受け入れて、毛布を配ったり、非常食を用意するなどしていました。
市には避難所開設のマニュアルがありますが実践は初めてで、職員は役割分担をして訓練にあたっていました。
反省会では、住民から「受付で住所、氏名のほかに特技や職種などを書く欄があると避難所運営に役立つと思う」などの意見が出ていました。
夜は職員と住民あわせて21人が避難所に泊まり、朝を迎えました。
伊那市では、今回の訓練で明らかになった課題や住民の意見をマニュアルに反映させていくということです。 -
いなまちハッピーハロウィン
10月31日のハロウィンに合わせて伊那市の中心市街地を巡るイベント「いなまちハッピーハロウィン」が29日、伊那市内で行われました。
イベントを通じて多くの人に商店街に足を運んでもらおうと毎年開かれていましたが、この名称になったのは今回からです。
今回は、伊那まちの再生やるじゃん会が八幡町、坂下、入舟、荒井、西町の5地区共同でイベントを行いました。
初めて行われたパレードでは、仮装した子ども達が、伊那バスターミナルから伊那北駅までを練り歩きました。
2人の子どもと参加したある父親は「普段あまり歩くことのない道もこうして歩いてみるととても賑やかで楽しい街。また商店街に出かけてみたい」と話していました。
内山和夫会長は「去年よりも参加者がかなり増え、地域のイベントとして定着してきたと思う。さらに地域の人たちが足を運ぶようなイベント」
また、伊那北駅前を主会場にスタンプラリーやフェイスペインティングも行われ、会場は親子連れで賑わっていました。
ある商店主は「仮装した可愛い子ども達がたくさん街にあふれ、とても賑やかな雰囲気になった」と話していました。 -
TPP反対 伊那市・南箕輪村地区総決起集会
JA上伊那と上伊那農政対策委員会などは28日夜、環太平洋連携協定、TPPへの交渉参加に反対する伊那市、南箕輪村地区の総決起集会を伊那市のJA上伊那本所で開きました。
集会には、TPP交渉への参加に反対する市民およそ160人が集まりました。
総決起集会は、TPP参加について反対の意思を確認し、賛同者を増やすため、上伊那農政対策委員会などが各地区で開いています。
28日の夜は、JA上伊那と上伊那農政対策委員会が、白鳥孝伊那市長と加藤久樹南箕輪村副村長に、TPPへは参加しないことなどを盛り込んだ要請書を手渡しました。
また、伊那市と南箕輪村の議会議長には請願書をそれぞれ手渡しました。
参加者は、関税撤廃の例外措置を認めないTPPは農林水産を含む地域経済・社会の崩壊を招く恐れがあるとして、TPPへは参加しないことなどを決議し、「がんばろう」を三唱していました。 -
特別展「戦国時代のみのわ」
箕輪町郷土博物館で29日から、特別展「戦国時代のみのわ」が始まりました。
戦国時代から江戸時代へ向かう激動の時代の箕輪地方を、当時の領主だった藤沢頼親の足跡をたどりながら紹介する特別展です。
今回、藤沢頼親の位牌と、頼親が書いたとされる古文書が初めて展示されています。
これらは山形村の宝積寺が所蔵しているものです。
頼親は、時の高遠城主、保科正直に攻められ、松本へ逃げたとも、自害したとも伝えられていて、これらの所蔵品は松本へ逃げたのではないかと推測できる貴重な資料ということです。
このほか、福与城周辺を再現したジオラマや刀のほか、城跡や戦があったとされる場所などを撮影した写真も展示しています。
郷土博物館では、「地域の歴史を知るきっかけにしてほしい」と話しています。
特別展「戦国時代のみのわ」は11月20日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。 -
伊那合同庁舎 職員非常参集訓練
上伊那地方事務所は、東海地震が発生したとの想定で、職員の非常参集訓練を、27日朝、行いました。
午前7時、抜き打ちで、対象となっている職員に電話をし、参集する訓練が行われました。
駿河湾沖を震源地とする東海地震が発生し、伊那地域でも、震度6弱を観測したとの想定です。
震度6弱は、5段階のうち上から2番目の緊急体制の招集レベルになるということで、地方事務所に勤務する267人中、80人に情報伝達されました。
担当者が各課の第一連絡者に連絡し、その後、緊急連絡網を使って、情報伝達されました。
電話回線が使用できなくなることも想定し、携帯電話のeメールを使った伝達も同時に行われました。
上伊那地方事務所では、災害時、市町村と連絡が取れないことを想定し、今年8月、独自の取り組みとして、市町村に直接出向き、情報を収集する応急連絡員の体制を整備していて、今日は、その体制の訓練も行われました。
連絡から15分ほどで招集された職員が集まりはじめ、7時45分には75%が揃いました。
午前8時からは災害対策連絡会議が開かれ、初動の活動についての確認が行われていました。
上伊那で震度6弱の地震が発生した場合、およそ3000人の人的被害が予想されていて、地方事務所では、訓練などを行い、万が一に備えたいとしています。 -
耕作放棄地で焼酎芋の収穫体験
伊那市東春近田原で22日、県外から訪れた人たちが焼酎芋の収穫作業を体験しました。
この日は、伊那市と交流のある東京都新宿区などからおよそ10人が参加しました。
これは、耕作放棄地を農業体験の場として活用していこうと、農事組合法人田原が新しく始めた取り組みです。
今年6月に苗植え作業が行われていて、再生を目指す耕作放棄地16ヘクタールのうち、2アールに300本の苗を植えました。
土を掘って芋が姿を現すと、周りからは「折らないように」と声があがり、慎重に掘り出していました。
新宿区から参加した参加者は「耕作放棄地でこんなに大きい芋が獲れると思わなかった。農業体験を通じてこれからも交流を深めていきたい」と話していました。
芋は焼酎に加工され、来年3月に参加者に送られる他、販売も実施する予定です。
焼酎には新宿区との交流の証として「友好」という名前が付けられることになっています。 -
まほらいな市民大学同窓会創立十周年記念式典
まほらいな市民大学を卒業した学生でつくる同窓会の創立10周年記念式典が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
記念式典には、会員およそ100人が参加しました。
まほらいな市民大学は、市民の生涯学習の場として、伊那市が2年制で開いているもので、これまでにおよそ780人が卒業しています。
同窓会は、卒業生の交流の場として平成12年に発足し、以来300人以上の会員が趣味や健康づくりの活動を行っています。
久保村通男会長は「市民として地域の力になれるよう今後も精力的に活動していきたい」と話していました。
学長の白鳥孝伊那市長は「市民大学とは違った視点で生涯学習をし、地域の為に発揮してほしい」と激励しました。 -
第8回 秋の呑みあるき
辰野から飯田までの酒造メーカー12社が参加する第8回秋の呑みあるきが28日伊那市通り町商店街特設会場で行われました。
前売り1,000円で販売された道中手形を首からさげ、呑みあるきがスタート。
12蔵の日本酒やワイン、ビールなどの試飲が自由にできます。
午後4時を過ぎると各蔵のブースでは、訪れた人たちが美味しそうに味わっていました。
8種類の日本酒の銘柄を当てる銘柄当てコンテストでは、参加者がにわか利き酒師となって、お酒を吟味していました。
今回で8回目となる秋の呑みあるきは、地域の酒販店などでつくる実行委員会が毎年この時期に開いていて、秋の恒例イベントとして定着しています。
実行委員長では、「前売りも600枚売れ、秋の恒例イベントとして定着してきた。お酒がおいしい時期になったので、心ゆくまで味わってもらいたい」と話していました。 -
ねんりんピック 入賞者表彰式
信州ねんりんピック、長野県高齢者作品展の入賞者に28日賞状が授与されました。
伊那合同庁舎で、上伊那で入賞した8人に、寺井直樹保健福祉事務所長から賞状が手渡されました。
伊那市の松澤芳郎さん76歳は、彫刻の部で長野県知事賞を受賞しました。
伊那市の小坂洋一さん69歳は、手工芸の部で長野県長寿社会開発センター理事長賞を受賞しました。
南箕輪村の高橋修司さん71歳は、手工芸の部で長野県老人クラブ連合会会長賞を受賞しました。
伊那市の福澤久子さん65歳は、手工芸の部で長野県老人福祉施設事業連盟理事長賞を受賞しました。
今年の信州ねんりんピック長野県高齢者作品展は、9月にホクト文化ホールで開催されました。
木彫の観音像で県知事賞を受賞した松澤さんは、「今回の受賞を励みに、気合を入れてこれからも彫り続けたい」と話していました。