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箕輪町成人式
箕輪町では、15日町文化センターで成人式が行なわれました。
佐久長聖高校から駒澤大学に進学し、箱根駅伝でも活躍している千葉健太さんも、今年成人式を迎えました。
成人式では、みのわ太鼓保存会とみのわ太鼓ジュニアによる祝い太鼓も披露されました。
平澤豊満町長は、「若く、力強く、行動力のある皆さんと一緒に、魅力溢れる箕輪町を作り上げたい」と挨拶しました。
新成人を代表して、二人が、意見発表をしました。
今井 裕士さんは「大人としての自覚を持ち社会人として貢献できるよう努力する事を誓う」
渡邊 真奈美さんは、「恵まれたふるさとに感謝し、自分らしく夢を持った人生を歩んでいきたい」と発表しました。
箕輪町では、今年男性121人、女性140人の合わせて261人が成人を迎えています。 -
インターハイフェンシング競技男子サーブルの部 平松竜成君が3位入賞
インターハイフェンシング競技男子サーブルの部で、箕輪進修高校2年の平松竜成君が3位入賞を果たしました。
18日は、平松君と顧問の大槻高範教諭が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に3位入賞を報告しました。
平松君は、先月30日から青森県で開かれたインターハイに2年連続で出場しました。
予選を4戦全勝で勝ちあがると勢いにのり、トーナメント戦でも3勝し、ベスト4入りを決めました。
準決勝では、鹿児島県の相手に惜しくも負けましたが、3位決定戦で勝利し、3位入賞を果たしました。
平松君は「緊張したが攻撃と守備でバランスよく戦えた。来年はさらにいい結果が残せるようがんばりたい」と話していました。
平澤町長は「オリンピック出場を目指して、これからもがんばってください」と3位入賞を称えました。 -
沖縄の島の子どもたち 来伊
伊那文化会館で沖縄の大東太鼓などのコンサートを行う島の子どもたちが、交流のある伊那市の西箕輪小学校を19日に訪れました。
20日、伊那文化会館で行われるのは、大東太鼓と島唄、沖縄エイサーコンサートで、沖縄県の南大東島と北大東島、久米島の子どもたちが、太鼓や島唄、エイサーを披露します。
始業式を前に紹介された島の子どもたちは、一緒に給食を食べた後、西小の児童たちと演目を練習し、その後明日のコンサートに備えていました。
中高生の代表は、市役所を訪れ白鳥孝市長を表敬訪問しコンサートの見所をアピールしました。
市役所を訪れたのは、コンサートに出演する中学生と高校生6人と、指導者です。
「力強く、感動を与える太鼓を披露したい。」「感謝の気持ちを込めてたたきます。」「心に響く演奏をしたい」などとそれぞれが抱負を話すと、白鳥市長は、「同じ島国に暮らす私たちなので、この交流が長く続くことを願います。みなさんは、どうしてそんなに太鼓が上手なの」と聞くと、指導者で南大東村教育委員会の川満廣司さんは、「とにかく太鼓が好きだからです」と答えていました。
コンサートは、20日の午後7時から、県伊那文化会館大ホールで行われます。 -
田楽座が盆踊りナイト
伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」は、全国各地に伝わる伝統の踊りを3時間踊り続けるイベント「盆踊りナイト」を13日と15日に行いました。
2日間で約60人が参加し、八木節など6曲を踊りました。
関東や関西、九州からの参加があり、田楽座のメンバーの歌と演奏で心ゆくまで盆踊りを楽しんでいました。
大阪から家族連れで参加したというある男性は、「この雰囲気がとても楽しい」と話していました。
田楽座では、「それぞれが主役になることができる盆踊りの楽しさを存分に味わってほしい」と話していました。
周りには、焼きそばや飲み物の屋台も出て祭り気分を盛り上げていました。 -
信州育メンズ子育て講演会
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズが20日、父親の子育てを学ぶ講演会を開きました。
講演会は南箕輪村の村民センターで開かれ、およそ20人が参加しました。
講師は、神戸常盤大学短期大学部准教授の小崎恭弘さんです。
「わが家の子育てパパしだい」と題して講演しました。
小崎さんは、父親が子育てに関わることで、社会に適応できる子どもや、ストレスにうまく対応できる子どもが育ちやすいと話していました。
子どもに遊びなど興味や関心を与える役はパパの出番で、「10歳までに子どもと遊び、関わってほしい」と話しました。
また、「子育ては、まず夫婦間の思いや考えを理解し、子どもに豊かな環境を作ってあげてください」と呼びかけていました。 -
伊那図書館で縄文式火起こし体験
伊那図書館で13日、縄文式の火起こしワークショップが開かれ、夏休み中の小学生たちが体験しました。
伊那図書館が行っている夏の読書イベントの一環で、くらしに欠かすことができない火を自力で起こすことによって、エネルギーについて考えるきっかけにしてもらおうというものです。
ワークショップには、保護者も含めて15人ほどが参加し、火にまつわるインディアンの話を聞いたあと、早速火起こしに挑戦しました。
悪戦苦闘しながら煙が起きると、火種を麻のひもをほぐしたかたまりの中に入れ、風を送りこむと、見事に火が起きていました。
平賀研也図書館長は、「苦労して火を起こすことで、普段何気なく使っているエネルギーについて考えるきっかけにしてもらえれば」と話していました。 -
恩徳寺でサギソウ見頃
南箕輪村の恩徳寺でサギソウが見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には鉢植えのサギソウが涼しげに咲いています。
サギソウは先代の住職が栽培を始め、年々増えて今年はおよそ2千本が咲いています。
例年より5日ほど開花が遅れましたが、この数日で一気に咲きました。
サギソウは1週間ほど楽しめるということで、続いて斑入りのものも咲くということです。 -
南小河内伝統 おさんやり
箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている、おさんやりが16日に行われました。
おさんやりは、区内を流れる、「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れている為、疫病や災いの原因とされ、その厄を払う目的で始まったといわれています。
夕方、白い服を身に纏った、地区の男達が、およそ700キロの舟を担ぎ上げると、お舟の巡航がはじまります。
地区の災いを舟にのせ、地区外へ運び出すものとされ、およそ2時間かけ地区内を練り歩きます。
また練り歩きの途中の辻では、舟をおろし民踊ヨイソレを披露していました。
日が沈み、暗くなると、おさんやりもクライマックスを迎えます。
男達は、広場に置かれた、舟を担ぎ上げると、木の回りを3周し、その後、左右に揺らしながら、舟を壊しました。
舟の破片は、玄関に飾ると、厄除けになると言われ、集まった人達は1年間の無事を祈りながら、破片を拾い集めていました。 -
先祖の霊を供養 精霊流し大法要
灯ろうを流して祖先の霊を供養する「精霊流し大法要」が、16日、伊那市の坂下駐車場で行われました。
16日は、伊那市内の新盆を迎えた家族を中心に、先祖代々の霊や戦没者の霊を供養しようと、およそ100人が集まりました。
精霊流し大法要は、毎年送り盆に合わせて伊那仏教会や坂下区商工会が行っているものです。
法要が終わると、参加者は天竜川の岸まで下りて行き、灯ろうを流していました。
流された灯篭は静かに川を下っていき、参加者らはその様子をずっと見つめていました。 -
西箕輪の男性クマに襲われ重傷
18日午前5時20分頃、伊那市西箕輪中条で、80代の男性が農作業中にクマに襲われ負傷しました。
男性は、50針を縫う全治2縲・ヶ月の重傷を負いました。
80代男性が、18日午前5時20分頃、自宅付近の畑で農作業をしていたところ、突然、体長160センチ程度のクマに襲われたものです。
男性は、市内の病院へ救急車で運ばれましたが、頭部や顔面へのキズ、左肩の打撲など、50針を縫う全治2縲・ヶ月の重傷を負いました。
男性の畑には熊の足跡が残っていました。
18日は、伊那市の職員が見回りをしていたほか、伊那警察署の署員が、近隣住民に外出を控えるよう注意を呼びかけていました。
伊那市によると、事故を受けて、上伊那猟友会が、西箕輪に2基の捕獲おりを設置したほか、県と市が朝晩の見回りを行っています。
近くに住む男性は、「小さい頃から住んでいるが、クマが出始めたのは、ここ10年くらいの事。本当に不安です」と話していました。 -
伊那谷デザイン会議がジオラマ制作
上伊那出身の大学生などでつくる伊那谷デザイン会議は、辰野から飯島までの地形を模した巨大ジオラマを18日、伊那市西箕輪で制作しました。
伊那市西箕輪の空き地には、土やビニール紐などをつかって、画面右手に中央アルプス、左に南アルプス、中央部分には、天竜川などが作られています。
伊那谷デザイン会議は、伊那北高校出身の大学生を中心に、2009年から活動しているグループです。
帰省中の8月と1月にイベントなどを行っていて、30年後の伊那谷を見据えて、よりよい地域を作ろうと活動しています。
今回は、県の元気づくり支援金140万円を受けて、2000分の1の縮尺の伊那谷のジオラマの制作を企画しました。
ジオラマ作りには、伊那谷から全国各地の大学に進学した学生のほか、インターネットなどでの呼びかけに応じた学生など20人ほどが参加しました。
オレンジの紐は中央道、白い紐は国道153号、黄色と黒のまだらの紐は飯田線などとジオラマを作っていきました。
19日は、5縲・人ずつのグループに分かれて、ジオラマで造った場所にツアーに出かけるということです。
20日には、ジオラマを使ったワークショップを午前10時縲恁゚後4時まで計画しています。 -
東箕輪の新保育園の場所は箕輪東小近くへ
箕輪町は、長岡保育園とおごち保育園を統合した東箕輪地区の新しい保育園を、箕輪東小学校と隣接する場所に整備したい考えを18日に示しました。
18日は、箕輪町役場で町議会全員協議会が開かれ、保育園の場所について報告がありました。
箕輪町では、長岡保育園とおごち保育園を統合し、新しい保育園を建設する計画です。
場所は、箕輪東小学校の東側で、現在はJA上伊那東箕輪支所の倉庫がある場所です。
住民からの要望が多かった駐車場についても2箇所整備する予定で、100台程度が駐車できる3千平方mを確保する計画です。
建設する保育園は120人ほどの規模を予定していて、総事業費は6億円ほどを予定しています。
箕輪町では、新しい保育園について平成25年4月の開園を目指すとしています。 -
手良小で2学期始まる
夏休みが終わり、伊那市の手良小学校などでは18日から、2学期が始まりました。
1年生の教室では、児童が夏休みの楽しかった思い出などを発表しました。
また、工作など夏休み中の宿題を提出していました。
始業式は、全校児童が体育館に集まって行われ、児童の代表が2学期の目標を発表しました。
1年生の・ス井ゆづきさんは、「音読がスラスラできるようにしたい」と話していました。
4年生の児童は、「気持ちのよいあいさつをしたい」「忘れ物をしないようにしたい」などと発表しました。
柴田惇校長は、「良さを見つけ、良く噛んで自分の体、心の栄養にして周りに表して下さい。本物を見つけていく2学期にしましょう」と呼びかけていました。
上伊那地域の小中学校では19日、始業式のピークを迎えます。 -
箕輪中と庄内中が部活で交流
箕輪町の箕輪中学校と静岡県浜松市庄内地区の庄内中学校の生徒が11日、交流しました。
庄内中の生徒らおよそ80人が箕輪中を訪れました。
箕輪町と浜松市庄内地区は友好交流推進協定を結んでいて、中学校の交流は今年で13年目になります。
夏休み中に1年ごと交代に訪問しあっていて、3年前から部活動の交流をしています。
今年は、両方の中学校にある5つの部活が交流試合をしました。
男子と女子のバレーボール部は、社会体育館で試合をしました。
県外の部との交流試合は貴重な機会ということで、両チームとも気合い十分に試合に臨んでいました。
箕輪中学校では、「年に1回だけの交流だが、県外の同じ世代の人達と仲良くなる機会。伝統的な交流を今後も続けていきたい」と話していました。 -
伊那市中学生サミット初開催
伊那市内すべての6つの中学校の生徒会役員が集う第1回伊那市中学生サミットが12日伊那市役所で開かれ、グループ討議や全体討議で意見交換しました。
参加したのは、伊那中学校、東部中学校、西箕輪中学校、春富中学校、高遠中学校、長谷中学校の市内6校の生徒会正副会長18人です。
学校紹介では、生徒会の重点事項や文化祭の特徴、地域などとのかかわりについてプレゼンテーションしました。
グループ討議では、3つのグループに別れて、あいさつ運動や文化祭、地区の奉仕活動などについて話しあいました。
はじめは、初対面どうし緊張気味でしたが、次第に積極的に発言し、各校が抱える課題や悩みについて、助言を求めていました。
全体討議では、各校が取り組んでいる節電対策や震災の復興支援についての取り組みについて話しあっていました。
サミットを企画した伊那市教育委員会では、今後もこうした交流の場を設定していきたいとしています。 -
わがまち探検ぐるりん号
伊那市内の公共施設を見学する夏休み恒例のイベント「わがまち探検ぐるりん号」が12日行われました。
この施設見学会には、市内の小学1年から3年までの27人とその保護者、合わせて51人が参加しました。
市政に対する関心を高めてもらおうと伊那市が毎年、夏休みにあわせて実施しています。
12日は、市役所や消防署、長谷の化石資料館などをバス2台で回りました。
このうち、市役所では、市長室を見学。
白鳥孝市長から、南アルプスの説明などを聞きました。
白鳥市長は、「夏休みは家の手伝いをして、読書をしてください」と子どもたちに呼びかけていました。
最後に市長を囲んで写真撮影をして、次の見学場所へと移動していきました。
伊那市の担当者は、「伊那市は、長野、松本についで3番目に大きな市。見学を通じてその大きさを実感してもらいたい」と参加者に呼びかけていました。 -
上戸埋立廃棄物 地盤の汚染なし
伊那市は、西箕輪の上戸地籍に埋め立てられていた廃棄物の分析結果を10日に地権者に報告しました。
分析結果によりますと、住宅地に不適格となる物質は、検出されなかったということです。
土壌汚染調査は、7月に現地で掘削を行い、掘り出された廃棄物は、東京に本社がある地質探査会社で分析されました。
分析結果によりますと、埋め立てられた廃棄物は、ビン類、ビニール類、金属類を主体とする家庭ごみということです。
指定基準値を超えて検出されたのは、鉛の含有量のみでした。
探査会社では、鉛による健康被害は、長期間汚染された土壌に直接触れることで起きるとしていて、今回のように土に覆われた状態では、可能性はないとしています。
またダイオキシン類の検出量も通常の値ということで、廃棄物による周辺の地盤が汚染された可能性はなく、人への健康被害もないと結論づけています。
伊那市では、この報告書を10日に地権者に報告していて、今後、それぞれの状況に応じた協議を進めたいとしています。 -
伊那市の中高生 全国大会に
全国大会に出場する伊那市の中高生が12日、市長を表敬訪問しました。
伊那北高校3年の後沢秀至君は、17日から岩手県盛岡市で開かれる全国高校総合体育大会の競泳に出場します。
後沢君は、100メートルと200メートルの平泳ぎに出場します。
北信越大会では、200メートルで自己ベストとなる2分17秒89の大会新記録で優勝しました。
100メートルでも県高校新記録で2位になっています。
去年に引き続き2年連続でのインターハイ出場で、前回27位の雪辱を果たすべく決勝進出を狙います。
伊那市の酒井茂副市長は、「被災地で開催される大会なので、交流し競い合い特別な大会にしてほしい。伊那市、長野県の代表としてがんばってきてください。」
と激励しました。
また、全国中学校体育大会に出場する中学生6人が12日市役所を訪れ、活躍を誓いました。
伊那中学校の東條樹君と埋橋啓君は、ソフトテニスに出場します。
中村詩穂さんは、卓球です。
春富中学校の松沢勝治君と細田耕太君は、棒高跳び、伊東佑理さんは、柔道です。
北信越大会で4メートル35センチで優勝し全国大会に臨む棒高跳びの松澤君は、「4メートル70センチを跳んで、確実に優勝を狙っていきたい」と抱負を話し、大会での健闘を誓っていました。の奈良県や和歌山県など各地で開催されることになっています。
全国中学校体育大会は、8月中旬に西日本 -
上農高校盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の盆花市が12日、伊那市内の2か所で開かれました。
いなっせ横の広場では、販売開始の9時半を前に、およそ80人が列を作りました。
今年で59回目となる上農高校の盆花市は、毎年8月12日に開かれています。
12日は、いなっせと伊那北駅前の2か所で、合わせておよそ600束が販売されました。
花は、アスターやカーネーション、菊など様々で、毎年買いに来る人も多いということです。
用意した花は、販売開始から1時間ほどで完売したということです。 -
第10回写真展なんじゃもんじゃ
これはなんだろう?と思わず言ってしまうような写真を展示した「第10回写真展なんじゃもんじゃ」が12日から、伊那市の伊那図書館で開かれています。
写真展は、愛好家でつくるなんじゃもんじゃ写真サークルが毎年開いているもので、メンバー60人が1人1点出品しました。
作品の中には、蛇がモグラを飲み込む瞬間や、鹿が集まって話をしているように見えるものなど、日常生活で出くわした場面を写しています。
なんじゃもんじゃ写真サークル事務局の向山世男さんは「腕前を競うのではなく面白さを競った写真展なので多くの人に足を運んでもらいたい」と話していました。
写真展は、21日日曜日まで伊那図書館で開かれています。 -
新風会 義援金を市に寄託
木下茂人長野県議会議員の後援会「新風会」は9日、伊那市に義援金15万円を届けました。
9日は、木下県議会議員と上柳一夫実行委員長、赤羽定事務局長の3人が伊那市役所を訪れ、義援金を白鳥孝市長に手渡しました。
新風会は、会員の交流の場として先月28日に開いたチャリティーゴルフ大会で、参加者から義援金を募りました。
参加した274人全員から寄付金が寄せられ、総額15万円になりました。
上柳実行委員長は「会員全員の気持ちです。1日でも早い被災地の復興を願っています」と話していました。
義援金は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に届けらるということです。 -
国道153号バイパス 関係地区が希望ルート案決定
整備が検討されている伊那市と駒ヶ根市を結ぶ国道153号バイパスについて、伊那市の関係地域の協議会が、地区内のバイパス希望ルートを決定しました。
国道153号春富バイパス促進連絡協議会は、伊那市美篶から先の関係地域として、富県、東春近、西春近の地区内の希望ルートを決定しました。
ルート案は、すでに決定している美篶青島から三峰川を渡り、宮田村境まで南西にほぼ直線で結びます。
富県、東春近、西春近の3地区役員全員一致で決まりました。
今後、伊那建設事務所に地元案として要望していくということです。 -
山岸吉雄さん木版画展
趣味で木版画に取り組んでいる伊那市長谷の山岸吉雄さんの木版画展が11日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には多色摺りの木版画およそ60点が展示されています。
作品のほとんどは、身近にある山と民家を題材にしています。
山岸さんは、およそ30年前から、独学で木版画に取り組んでいます。
作品にする絵を部分ごとに板に彫り、色を変えて何回も摺るため、時間と根気のいる作業だということです。
作品の一つ「月照仙丈」は、月の光で山が浮かび上がった光景を見て、どうしても作品にしたいと取り組んだ、お気に入りの1枚ということです。
山岸さんは、「作品に自分の色の世界を出せることが魅力。板から絵ができる、日本の伝統美術を知ってほしい」と話していました。
山岸さんの木版画展は20日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
地域ブランドフレーズ 「い縲怩セに」決定
伊那市、箕輪町、南箕輪村を統一のイメージで表そうと、伊那青年会議所が検討してきた地域ブランドフレーズが、「い縲怩セに」に決まりました。
10日夜、伊那商工会館で開かれた伊那青年会議所8月公開例会で、伊那北高校書道部の生徒によるパフォーマンスで発表されました。
地域ブランドフレーズは「い縲怩セに」です。
これは、伊那谷と、伊那の方言「いーんだに」をかけています。
地域ブランドフレーズは、伊那市、箕輪町、南箕輪村の3市町村統一イメージのフレーズを作り、活用していくことで地域を活性化させようというものです。
伊那青年会議所の地域ブランド確立委員会の取り組みで、地域住民と考えた7つのフレーズの中から、街頭などで行ったアンケート結果を基に決定しました。
同日はフレーズの活用方法も検討され、ロゴシールを作って活用してもらう、キャラクターを作るなどの意見が出ていました。
地域ブランド確立委員会では今後、ブランドフレーズを地域に浸透させるため、同日の意見を参考に活用方法を実行していくということです。 -
被災地の子ども支援コンサート
南箕輪村・こども地球サミットの舞台制作業務を担当している辰野町のイベント会社「イマジー」は、東日本大震災にあった子供たちを支援するコンサートを11日、南箕輪村民センターで開きました。
「明日(あした)はきっとやってくる」と名付けられたコンサートには、元宝塚歌劇団の但馬(たじま)久美さんらが出演しました。
子ども地球サミット・キッズエコロジーコンサートは、今年8月に予定されていましたが、震災を受けて中止となりました。
主催するイマジーなどはキッズエコロジーコンサートに変わるものとして、被災地の子ども達を支援する目的でこのコンサートを開きました。
コンサートの中では、陸前高田市で被災し、母親をなくしたカメラマン、上田聡さんが撮影した被災地の様子などが上映されました。
東日本大震災からちょうど5ヶ月となる11日午後2時46分には、会場全員で黙祷しました。
イマジーでは、今後も、継続的に被災地支援の活動を行なっていきたいとしています。
また、県内の子ども達がレコーディングに参加した曲を10月上旬にインターネットで配信し、売上金の一部を支援金としたいとしています。 -
上農高校生徒 盆花市準備
南箕輪村の上伊那農業高校で、12日の盆花市で販売する花の準備が11日行われました。
11日は、全校生徒が加盟する農業クラブのクラス代表や、生徒会役員など60人ほどが作業にあたりました。
花は、菊やアスター・トルコキキョウなどです。
生徒達は、机に並べられた花を組み合わせて花束を作っていました。
盆花市は、59回を数える恒例行事で毎年楽しみにしているファンが多くいます。
12日は、伊那市のいなっせ多目的広場と伊那北駅前で午前9時半縲恃フ売する予定です。
盆花は1束500円で販売されます。 -
春近発電所 1号機が復旧
冠水事故により発電ができなくなっていた伊那市の県営春近発電所の1号機の復旧工事が完了し、11日から運転が再開されました。
伊那市東春近にある長野県企業局の県営春近発電所です。
復旧工事が続けられ、10日は、試運転で問題がないかどうかの確認が行われていました。
発電所では高遠ダムから取水した水で水力発電を行っています。
今年4月に、配管が破断し、2つある発電機が水に浸かる事故がありました。
これにより、1号機、2号機ともに故障し運転できなくなっていました。
春近発電所は最大2万3600キロワットを発電する事ができ、中部電力に売電しています。これは伊那市全域をまかなえる程度の発電量で、高遠町、長谷、駒ヶ根市の一部などで利用されているということです。
2号機の復旧は12月上旬を予定していて、全体の復旧費用は、およそ3億円となる見込みです。
長野県企業局南信発電所の山寺晴雄管理課長は、「浜岡原発が停止している今、電力が必要とされる中での故障で申し訳なかった。電力消費量のピークには少し間に合わなかったが、ようやく稼動でき、ほっとしている。」と話していました。
長野県企業局によりますと2号機の復旧は12月上旬を予定していて、全体の復旧費用は、およそ3億円7500万円となる見込みです。
また、運転できなかった期間の損害額は3億円程度と見込んでいます。
長野県企業局では、配管の溶接に問題があったと見て、施行業者と、損害賠償請求を含めて協議していきたいとしています。 -
ふれあいバザールinアピタ伊那店
障害者施設の製品の販売会、ふれあいバザールinアピタ伊那店が12日、開かれました。
アピタ伊那店で開かれた販売会では、上伊那の障害者就労センター6施設で作った織物やお菓子などが並べられました。
ふれあいバザールは、障害者の作る製品と活動について多くの人に知ってもらおうと、長野県セルプセンター協議会が開いているものです。
協議会では、障害者の工賃アップなどを目的に、販売の機会の促進に努めています。
訪れた人達は、手にとって気に入った物を買い求めていました。
利用者が作った製品は、この他にも月に1回、伊那中央病院と伊那市福祉まちづくりセンターで販売しているということです。 -
高遠しんわの丘ローズガーデンバラ祭りフォトコンテストの最優秀賞 蜷川さん
今年の高遠しんわの丘ローズガーデンバラ祭りフォトコンテストの最優秀賞に、伊那市の蜷川靖子さんの作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれたのは、蜷川さんの作品「バレリーナの花揺れて」です。
蜷川さんの写真は、手前にピンクの花が、奥に人と中央アルプスが配置されていて、立体感があることなどが評価され最優秀賞となりました。
今年は、32人から112作品の応募があり、入賞した作品は市内の公共施設などで展示されるということです。 -
高校生が看護の仕事を体験
高校生を対象とした1日看護体験学習が10日、伊那中央病院で行われました。
これは高校生が今後の進路を決めるうえで参考にしてもらおうと伊那中央病院が行ったものです。
体験学習は9日、10日の2日に分けて行われ、上伊那の6つの高校から看護師を目指す学生など、合わせておよそ50人が参加しました。
高校生は患者の足を洗うなど直接触れあいながら看護師の仕事について学んでいました。
体験学習では車イス介助や血圧測定などが行われ、高校生が看護の仕事について理解を深めていました。