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南箕輪村戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人達の霊を慰める、南箕輪村の戦没者慰霊祭が、11日に行われました。 日清・日露戦争から太平洋戦争までに命を落とした170の御霊に、黙とうを捧げました。 慰霊祭は、南箕輪村社会福祉協議会と村が毎年行っているものです。 村社協の孕石勝市会長は「戦争を知らない世代が増える中、尊い犠牲を語り継ぎ悲しみの歴史を繰り返さないよう誓います」と祭祀を読み上げました。 参列した遺族らは、花を手向け冥福を祈っていました。 南箕輪村遺族会の山口一男会長は謝辞で、「終戦から69年、家族と生き別れて75年ほどになる。それだけ平和な日本が続いてきたという事かもしれないが、集団的自衛権の問題や特定秘密保護法の成立など、今の日本は戦争前夜であるような気持すらする。あの悲しみを経験した者として永久の平和を望みたい」と話していました。
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上農生 雑穀・アマランサスの活用考える
信州大学農学部大学院の根本和洋助教は南箕輪村の上伊那農業高校で「アマランサスの特産品化について講義をしました。 講義を受けたのは上伊那農業高校生産環境科2年A組の生徒41人です。 生産環境科では、雑穀について勉強していて3年の時には各種雑穀の栽培を行う事にしています。 根本さんは「農産物の中には、昔から地域で作られ、地元では気づかない良さが隠れている場合がある。今まで気づいていない価値を見い出す事が、特産化につながると」話していました。 また、南米原産の雑穀・アマランサスを活かした地域活性化の取組について説明しました。 生徒達からは、アマランサスのピーアールや栽培について意見が出されていました。 根本さんは「生徒達から出された意見を参考にし、コマーシャルの制作に取り組んでみたい」と話していました。
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信大農学部でキャンドルナイト
ろうそくの明かりで七夕の夜を楽しむキャンドルナイトが7日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。 これは、信大農学部の環境ISO学生委員会などが開いたものです。 7日は、午後6時15分に部屋の電灯が消されました。 伊那市でキャンドルを扱っているワイルドツリーの協力を得て200個のキャンドルに火が灯されました。 会場には、学生を始め一般からの参加者もあり多くの人で賑わいました。 信大生によるアカペラやマンドリンなどの演奏が行われました。 また、伊那市長谷で鹿を使った料理を提供している長谷部晃さんが、鹿カレーと鹿バーガーを販売し学生から好評でした。 ローソクの光が幻想的に輝き、訪れた人たちは音楽を聞きながら食事を楽しんでいました。
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各地の保育園で七夕集会
七夕のこの日は、各地の保育園で七夕集会が開かれました。 このうち、南箕輪村の南原保育園では、園児が七夕の歌を歌っていました。 南原保育園の橋爪喜代子園長は「できないとあきらめず、まいにちつづけよう」と園児たちに向け、願い事をしていました。
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消しゴムはんこづくり
消しゴムを使ってオリジナルのはんこを作る講座が4日、南箕輪村図書館で開かれました。 講座は村図書館が開いたもので、12人が参加しました。 去年12月に子どもを対象にした消しゴムはんこのイベントを開いたところ、保護者から作り方を知りたいという声が多くあがったということです。 そこで今回は、大人を対象にした講座を初めて企画しました。 村内で絵手紙の講師をしている内山千恵子さんが、作り方を指導しました。 トレーシングペーパーに描いたデザインを消しゴムに写し、それを彫刻刀やカッターナイフで彫っていきます。 参加者らは、アジサイや朝顔など季節の花のはんこを作っていました。 内山さんは「手紙にワンポイント加えるだけで相手に思いが伝わりやすくなると思います。暑中見舞いに使ってみてください」と話していました。
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南部小増築工事請負契約締結の議案可決
南箕輪村議会臨時会が30日村役場で開かれ、南部小学校増築工事請負契約締結に関する議案が可決されました。 南部小学校は児童数増加にともない教室を2つ増やし職員室を増築します。 工事費はおよそ9,600万円で鉄筋コンクリート2階建て延床面積295平方メートルを増築し職員室は14平方メートル広げます。 現在児童数は188人で9つある教室は空きが無い状態ですが来年度には200人ほどになり再来年度以降も増加する見通しです。 増築工事は来年2月完了を目指し進められます。 ほかには南箕輪中学校増築の調査測量委託費200万円を追加する補正予算案も可決されています。
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優秀安全運転事業所表彰 伊那警察署管内2事業所が銀賞受賞
従業員の安全運転や違反・事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の2つの事業所が優秀安全運転事業所表彰の銀賞を受賞しました。 表彰されたのは、伊那市西箕輪の佐川急便㈱伊那営業所と、南箕輪村大芝の㈱マシンエンジニアリングです。 優秀安全運転事業所表彰は、自動車安全運転センターと長野県警が行っているもので、従業員の安全運転や違反・事故防止に努めた事業所を表彰するものです。 佐川急便㈱伊那営業所の橋立貞夫所長は「事故で悲しむ人がいない環境づくりを1人1人意識を持ってこれからも取り組んでいきたい」と話しました。 ㈱マシンエンジニアリングの伊藤忠治代表取締役は「社員の意識向上のためにやってきたことは無駄ではなかった。引き続き全社員一丸となって取り組んでいきたい」と話しました。 表彰は年に3回行われていて、今回は県内の124事業所から申請があり、このうち18の事業所が表彰されました。
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森林税上伊那地域会議
森林税を活用して行う施策について住民の意見を聞く上伊那地域会議が4日伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、委員に委嘱されている関係する団体の代表など9人が出席しました。 森林税は、平成20年度から導入されていて、間伐や里山の集約化などが進められています。 25年度からは間伐した木材の搬出支援も始まりました。 税収規模は、毎年6億円ほどです。 委員からは、近年のゲリラ豪雨で山における作業道整備が崩壊をもたらす危険があるとして、県の指導強化を求める意見や森林を伐採してのメガソーラー開発を危惧する意見がありました。 会議では、市町村の申請により配分される総額1,328万円の森林づくり推進支援金の配分案が示されました。 伊那市は、松くい虫の被害木の処理などに420万円、箕輪町も松くい虫対策などに151万円、南箕輪村は、大芝高原関連などに116万円が配分される見通しです。
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上伊那の観光 じゃらんに
上伊那8市町村と鉄道やバス会社などで組織している上伊那観光連盟は、さらなる誘客をはかるため、アンケート調査を実施し、リクルートが発行している旅行専門雑誌じゃらんの無料ガイドブックを作成します。 アンケートは、消費者ニーズを把握するためGAP調査と言われる手法で行います。 上伊那地域にある観光施設や食を中心に50項目を聞きます。 調査は、インターネットで行い、関東・中京それぞれ400人ずつと県内200人の合わせて1,000人が対象です。 7月中に行い、そのアンケート結果に基づきじゃらんの無料ガイドブックを8月中をめどに作成します。 この事業は、県の元気づくり支援金を活用するもので、665万4,000円の予算案が4日の総会で承認されました。 観光連盟会長の白鳥孝伊那市長は、「伊那谷は全国に知られておらず、上手に情報発信をする必要がある。もうかる観光を目指し、広域一丸となって進めたい」とあいさつしました。 また、「具体的な目標値を掲げてとりくまなければ成果はあがらない」として、各市町村単位で将来に向けた観光消費額の目標を定めることも確認しました。 平成25年度の上伊那の観光消費額は、111億円で県内10広域中下から3番目、1人あたりの観光消費額は、1人あたり2,427円で最も低くなっています。
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伊那消防組合 規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が2日伊那市の市民体育館で行われました。 訓練は、消防活動の基礎となる動作を迅速かつ的確に出来ることを目的としています。 この日は、伊那消防組合管内の署員合せて68人が参加しました。 署員らは、回れ右や整列などの基本動作や30人程で構成するグループから8人程のグループに構成し直す動作などを確認していました。 この訓練は3日も行われる事になっています。
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南箕輪村消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
南箕輪村消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が、29日、大芝の湯駐車場で開かれました。 大会には、村内5つの分団から、それぞれの競技に代表チームが出場しました。 チームによっては、4月から大会に向け訓練を行ってきたということです。 大会の結果、ポンプ車操法の部は第3分団第1部・田畑Aが、小型ポンプ操法の部は南殿の第2分団第2部が、ラッパ吹奏の部は沢尻・南原の 第4分団が優勝しました。 優勝チームは、7月13日(日)に飯島町で開かれる上伊那大会へ出場する事になっています。 なお、伊那ケーブルテレビでは、南箕輪村消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会の模様を7月3日から放送します。
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力作30作品を審査
伊那ビデオクラブの作品審査会が29日美篶公民館で開かれました。 上伊那地域を中心にビデオ愛好家が集う伊那ビデオクラブは、毎年作品コンクールを開いて撮影技術や編集テクニックの向上を目指しています。 今年で17回目になるコンクールには、会員から30の作品が寄せられました。 審査は、クラブ員のほか、映画監督の後藤俊夫さんや伊那市、地域の報道機関があたり、10点満点で点数をつけていきます。 作品は、地域の風景や出来事、伝統文化や技術をテーマにしたものなど様々です。 中には、社会問題を反映した特殊詐欺被害に関するものもありました。 表彰式は、7月13日にいなっせで行われる予定で、各賞が発表されることになっています。
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田畑半沢川ほたる祭り
南箕輪村田畑の半沢川では、25日まで、ほたる祭りが行われています。 半沢川周辺では、ゲンジボタルの柔らかな光が暗闇の中で光っていました。 住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」のメンバーおよそ50人は、21年前から草取りやホタルの餌となるカワニナの採取など環境整備に取り組んでいます。 ほたる祭り期間中は、手づくりの行燈50基を設置している他、交通誘導や会員の敷地を駐車場として無料で開放しています。 23日夜は、村内外から家族連れなどが訪れていました。 メンバーらは「毎年楽しみにしているという声を多く聞く。地域の人の交流の場にもなっているので楽しいです」と話していました。 ほたる祭りは25日までですが、来週以降も楽しめるということです。
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死亡事故ゼロ最長記録更新 269日に
過去50年間の伊那市・箕輪町・南箕輪村の交通死亡事故ゼロの最長記録は268日でしたが、27日、最長記録を更新し、269日を達成しました。 伊那交通安全協会によりますと、伊那市、箕輪町、南箕輪村で、過去50年間の死亡事故ゼロの最長記録をきのう更新し、269日を達成しました。 平成25年10月1日に、伊那市西春近で発生した事故で76歳の女性が死亡して以来、交通死亡事故の発生はありません。 なお、これまでの過去最長記録は、平成18年12月17日から、平成19年9月10日までの268日でした。 伊那交通安全協会では、各種会合や、講習会で、交通死亡事故ゼロの継続を訴えていくとしています。
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献血に貢献 伊那食品工業が表彰
上伊那郡市献血推進対策協議会の総会が南箕輪村役場で開かれ、献血に貢献した伊那食品工業が表彰されました。 総会では、安全な血液製剤の供給体制の構築に尽力することの確認などが行われ、献血に貢献した事業所が表彰されました。 このうち、伊那食品工業株式会社が長野県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 伊那食品工業は、昭和54年から30年以上にわたり組織的に献血に協力してきたことが評価されました。 伊那食品工業の小口知彦取締役管理本部長は、「地域のために協力できて嬉しい。これからも献血の輪の拡大に協力していきたい」と話していました。 平成25年度、管内の献血者数は4,490人で、目標に対しの116.6%でした。 地域別では、伊那市が1,203人で目標値に対し120・3%、箕輪町が638人で111%、南箕輪村が567人で113.4%でした。 協議会では、「若年層の献血離れが激しい。イベントなどで献血を呼びかけたい」としています。
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メディカルシミュレーションセンター本格運用開始
特殊な機器を使って若い医師などが訓練する伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターが、27日から本格的な運用を始めました。 県内で導入されるのは初という内視鏡検査シミュレーターです。 実際の人体データから得た3次元のコンピューターイメージを使い、手触り感などの現実感を備えた内視鏡検査のトレーニングを行う機器です。 組織の変形など生体反応をリアルに表現しています。 シミュレーションセンターは、①心肺蘇生エリア②内視鏡手術・検査・超音波検査エリア③脳・心臓血管内手術エリア④診療・看護基本エリアに分かれていて、あわせて40の機器が配置されています。 さらに、シミュレーション演習は、ライブで見たり、録画することができるようになっていて、演習の振り返りや教育材料としても活用できます。 病院を運営する伊那中央行政組合組合長の白鳥孝伊那市長は、「若い医師や地域医療従事者の研修の拠点として、中心的な役割を担う施設」とあいさつしました。 伊那中央病院メディカルシミュレーションセンターは、県の地域医療再生基金を活用し、1億4,000万円をかけ病院南側に整備されました。
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村長杯 ゲートボール大会
南箕輪村ゲートボール連盟は村長杯をかけた大会を25日、大芝高原屋内運動場で開きました。 今年の大会には、新たに初心者の合同チームが加わり、全7チーム、およそ40人が参加しました。 南箕輪村ゲートボール連盟は区ごとに6つのクラブがあり、交流や健康づくりを目的に週に2回練習をしています。 ルールは、1チーム5人で30分の制限時間内に、順番にボールを打ち、ゲートを通すことで、得点が入ります。 参加者は、慎重に狙いを定めボールを打っていました。 参加者のひとりは、「ゲートボールは家族でできるスポーツ、親子3世代での参加者が増えれば」と話していました。 大会の結果、優勝は久保A、2位は田畑、3位は久保Bでした。
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伊那中央病院に病理診断科新設
伊那中央病院は7月1日から人体から採取した細胞などから病気を診断する、病理診断科を新設します。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会6月臨時会で組合側から提出され、可決されました。 病理診断科は、病気の治療方針を決めるため、採取した細胞などを顕微鏡で検査する最終機関です。 これまでも病理診断医はいましたが、法の改正により、病理診断科を設置することが必要になりました。 また、伊那中央行政組合議会全員協議会も開かれ、平成25年度の決算見込みが報告されました。 平成25年度の支出は103億2,200万円、収入が106億9,000万円で、3億6,800万円の黒字となっています。 伊那中央病院は、平成21年度から5年連続の黒字となる見通しです。 また、現在も不足することのある駐車場が、北棟の建設でさらに不足する見通しで、ドクターヘリのヘリポート、南北に1万平方メートルの用地を駐車場として取得する計画が示されました。
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第17回 日本墨絵展
上下伊那の水墨画を描いている人たちでつくる日本墨絵会の第17回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、会員の作品71点が並んでいます。 作品展は、1年に1回作品の発表の場として開かれています。 今年は、サイズが30号以上の大きな作品に挑戦した会員が多いということです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市長賞に伊那市美篶の栗田絢子さんの作品「春近し」と、 日本墨絵会大賞に伊那市長谷非持の中山玉峰さんの作品「乗鞍淨晨」が選ばれました。 ある会員は、「年に1回の作品展なので多くの人に見てもらい、水墨画に興味を持ってもらいたい」と話していました。 第17回日本墨絵展は、29日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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中学校登山 消防署職員同行へ
中学校が行う集団登山の安全確保に向け、伊那市教育委員会は今年度から消防署職員を同行させます。 これは25日伊那市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が話をしたものです。 市内の中学校では、毎年7月から8月にかけ、学校毎に中央アルプスの西駒ヶ岳か南アルプスの仙丈ヶ岳で集団登山を行っています。 市教委では、生徒の病気やケガの対処、また防災ヘリの出動が必要な事態に備え、消防署職員を同行させることにしました。 今年度は、市内6つの中学校と南箕輪中学校の集団登山に伊那消防署か高遠消防署の職員1人が同行する予定です。 白鳥市長は、「登山に備え、学校では、事前のトレーニングや、医師に同行させる場合もある。消防署職員が同行する事でより、安全確保につなげていきたい」と話していました。
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信大 山ぶどうジュース販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうで作ったジュースの販売が24日から始まりました。 ジュースは、信大農学部の食料生産科学科の学生が去年10月に収穫したぶどうを使っています。 今年は、完熟するまで収穫を待ったことにより、去年と比べて糖度が高く、深い味わいになっているということです。 ジュースは果汁100%で、価格は500ml800円。 信大農学部の敷地内にある生産品販売所で購入できます。 1,300本程用意していて、去年は1か月程で売り切れたということです。
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「南箕輪村の日」制定記念式典
南箕輪村は、2月18日を南箕輪村の日として制定した事を記念して、初めての式典を、22日、村民センターで行いました。 南箕輪村は、今年、村を築きあげてきた先人達に感謝し、郷土への理解と関心を深めてもらおうと2月18日を「南箕輪村の日」として制定しました。 当初は2月に記念式典を予定していましたが、大雪のため6月22日に延期となりました。 唐木一直村長は「2月18日が将来に渡り広く村民に親しまれるよう努力していきたいと」と式辞を述べました。 南箕輪村は、約140年前の明治8年、1875年2月18日に、久保村、大泉村、北殿村など6つの村が合併し誕生しました。発足当時は419戸人口2,333人の村でしたが、去年9月、村の人口は1万5千人を突破しました。発足した明治8年以降は、他の自治体と合併する事なく今日に至っています。 記念式典には、村関係者や村民など250人が出席し、村の日制定を祝っていました。
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株式会社サンティアが経ヶ岳で森林整備作業
南箕輪村と森林の里親協定を結んでいる株式会社サンティアは、19日、経ヶ岳登山道の村有林で、今年度1回目の整備作業を行いました。 この日は、サンティアの従業員など15人が参加し、林業の専門家から指導を受けながら下草刈りや枝打ちを行いました。 ホテルやパチンコ店を経営しているサンティアは諏訪市に本社を置き、南箕輪村にも事業所があります。 2012年に、企業と地域、行政が協力して森林整備を行う森林の里親協定を結びました。 この日はその協定に基づく作業で、今回で3回目になります。 参加するメンバーが毎回異なるため、初めて作業に参加する従業員もいます。 サンティアでは、今年秋にも、ここで森林整備作業を行う予定です。
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バングラデシュの駐日大使が信大農学部で留学生の研究を視察
信州大学農学部と留学生の交流協定を結んでいるバングラデシュの駐日大使が、19日、南箕輪村の信大農学部を訪れ、留学生の研究の様子を視察しました。 この日は、モメン駐日大使とファミーダ婦人が信大農学部を訪れ、農学部教授やバングラデシュの留学生の案内で研究の様子を視察しました。 留学生は、バングラデシュでエビを輸出する際に大量に廃棄される殻を使ってニワトリのエサを作る研究をしている事などを大使に説明していました。 信大農学部とバングラデシュの2つの大学は留学生の交流協定を結んでいます。 これまで27人が大学や大学院で学び、現在は6人が留学しているということです。
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信大の新商品りんご・ナイアガラワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部は17日から新商品ナイアガラワインとりんごワインの販売を始めました。 新商品販売初日の17日は、朝からワインを買い求める人の姿が見られました。 農学部では、教育実習の一環として食料生産科学科の2、3年生が農場で農作物を栽培、加工し商品化しています。 今回初めて、去年11月に収穫したりんごフジで作ったワインと試験的に作ったぶどうナイアガラのワインを生産しました。 フジ、ナイアガラ共に、フルーティーで飲みやすい味に仕上がったということです。 また17日は、りんごワインのラベルをデザインした食料生産科学科3年の前田沙綾香さんに記念品が贈られました。 ワインはともに720ml入り1500円となっています。 りんごワイン730本、ナイアガラワイン160本のみの限定販売となります。 平日の午前8時45分から午後5時まで信大農学部の生産品販売所で販売されています。
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上伊那一斉に道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは16日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う、「道路クリーン作戦」を行いました。 道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っているものです。 このうち南箕輪村では、建設業関連団体などの約40人が参加し道路に落ちているゴミを拾いました。 国道361号の権兵衛トンネル付近では、ペットボトルや空き缶などトラックいっぱいのゴミが集まりました。 中には車のタイヤやオイルの空き缶など大きなものもありました。 伊那建設事務所によると、この日の清掃活動で空き缶51.5袋、ビン20.5袋、可燃ゴミ123袋、不燃ごみ254袋、ペットボトル20袋のゴミが回収されたということです。
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父の日前に お父さんとピザづくり
あすの父の日を前に、家族一緒に料理を楽しんでもらおうとピザ作りの体験講座が14日、南箕輪村公民館で開かれました。 講座には4家族14人が参加し、じゃがいもを生地にしたピザを作りました。 この講座は、父の日を前に家族で料理を楽しんでもらおうと南箕輪村公民館開いたものです。 ジャガイモをゆでてつぶした生地の上に、トマトやピーマン、シメジなどをトッピングしました。 父親も、慣れない手つきで料理に挑戦していました。 ピザが焼きあがると、全員で味わいました。 ある父親は、「普段家族で料理をすることはないので楽しめた。これを機会にまた家でも作りたい」と話していました。
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民謡発表交流会 10団体が出演
第六回民謡発表交流会が14日、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで開かれました。 発表会には、県内を中心に東京や埼玉などから10団体が参加し40曲を披露しました。 地元から参加したのは、伊那市の伊那節保存会、南箕輪村のみつわ会と伊那谷民謡会の3団体です。 交流会は、発表の場として2年に1回開かれているものです。 伊那谷民謡会の伊藤てつ子さんは「多くの人に聞いてもらい民謡の良さを知ってもらいたい」と話していました。
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150種のバラ オープンガーデン
南箕輪村南原のvidaFeliz(ビダフェリース)一級建築士事務所、辻井俊恵さんは、14日と15日の2日間、事務所の庭を一般に開放するオープンガーデンを行います。 450坪の辻井さんの事務所周辺の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられていて、この時期に見ごろを迎えます。 場所は南原保育園の西側です。 辻井さんは、2005年から庭を開放するオープンガーデンをおこなっていて、今回で8回目です。 2007年には、主婦の友社の全国ガーデニングコンテストでグランプリを受賞しています。 事務所の改築のため、去年と一昨年は、行わなかったため、3年ぶりとなります。 今年は、5月末からの暑さでいっきに花が進みました。 3年前に比べ、バラの背丈も伸びて、見ごたえある空間へと変化しました。 辻井さんは、『「庭に住まう」をテーマにつくってきている庭なので、ハーブティーや手作りのクッキーでゆっくりと過ごして欲しい』と話しています。 オープンガーデンは、14日と15日 午前10時から午後3時半までとなっています。
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集団的自衛権 憲法解釈変更はNO
南箕輪村議会は、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しないことを衆議院議長などに求める意見書の提出を13日賛成多数で可決しました。 意見書では、「集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更する性格のものではない。政府見解を変更することは、憲法のみならず、歴代の国会答弁をも形骸化させるものと言わざるを得ない。」などとして、集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持し、集団的自衛権の行使につながる憲法解釈の変更を行わないよう要望しています。 採決の結果、この意見書の衆議院議長などへの提出は、賛成7、反対2の賛成多数で可決されました。