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伊那市 「地域共生型福祉特区」の認定受ける
伊那市は、国の構造改革特別区域計画「地域共生型福祉特区」の認定などを受けた。高齢者のデイサービス、訪問介護などをする指定小規模多機能型居宅介護事業所で、障害者の生活介護事業サービスを受けることができる。
市社会福祉課によると、障害者自立支援法による福祉サービス体系が新たに変り、市内に一つの身体障害者療養施設「大萱の里」の受け皿が減少。法の規制が地域の現状に合わないため、介護保健法に基づく、指定小規模多機能型居宅介護事業所での受け入れができるように申請していた。
市はこれまでに、大萱の里以外の高齢者デイサービスなどをする市内5事業所でも生活介護事業ができるよう認め、受け皿を確保。今回の地域共生型福祉特区の認定により、障害者の生活介護事業サービスを受けられる施設は、6施設から7施設に増える。
また、市は国の地域再生計画「自然、歴史、文化等地域資源を活用した『人づくり』計画」の認定も受けた。支援事業「文化芸術による創造のまち」により、高遠町出身の伊沢修二が初代校長を務めた、東京音楽大学(現東京芸術大学)とのつながりを生かし、市民の音楽リーダーの養成を図り、人材を育てていく。
9月4日、東京都内で、いずれの認定書授与式がある。 -
第2回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会
上伊那広域連合の新しいごみ処理中間処理施設の機種とごみの減量化などについて検討するごみ処理基本計画推進委員会(小沢陽一委員長)の2回目の会合が24日、伊那市内であった。今後の日程と現在のごみ排出実態や減量化に向けた各市町村の取り組みについて確認。一部の委員から検討事項に応じた専門部会の設置を求める声もあったが、それぞれの検討事項には関連性があるという理由から、現状では部会を設置せず、必要となった場合に改めて設置を検討することとなった。
今後の委員会スケジュールとしては、ごみの減量化、資源化の検討を進めながら処理対象物を検討。それに合った施設規模、機種を選定していく。
ごみ排出量の現状については、燃やせるごみが全体の約65パーセント、資源ごみが約25パーセントと大きな割合を占めていることを説明。また、家庭から出る燃やせるごみの約40パーセントは台所などから出る生ごみで、事務局は「減量化のためにはこうしたごみの減量化を考えるのが効果的ではないか」とした。 次回はごみの減量化、資源化に向けた具体的な対策を模索するほか、処理対象物の検討を始める。 -
かんてんぱぱホールでホームクラブ御子柴教室のニットソーイング展
駒ヶ根市のホームクラブ御子柴教室(御子柴直美代表)による作品展「お気に入りの一着」展が26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。ニット生地で作った夏の洋服を中心とした作品約120点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
御子柴さんの教室受講者による作品展は2回目。前回は冬の装いを中心とした作品展だったため、今回は季節を変えて開催することにした。
御子柴さんの教室では「普段着をおしゃれに」をコンセプトとした作品づくりを展開しているが、今回は染色やステンシルなどとのアレンジを加えた作品も多く、受講者それぞれのオリジナルの一着が会場に並んでいる。
御子柴さんは「今は洋裁をされる機会も少なくなってしまったが、初めての人でも気軽にできるため、楽しさにはまる人も多い。少しでも興味がある人は、ぜひやってみてほしい」と話していた。
入場無料。午前9時半縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。
また、会期中は随時ニットソーイングの体験教室も行っている(半袖Tシャツ1枚で1050円)。 -
みはらしの湯で天体写真展
西箕輪在住の野口輝雄さん(56)による天体写真展が31日まで、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で開かれている。野口さんが過去10年にわたって撮影した彗星や月食などの天文写真約20点が、訪れた入浴客の目を楽しませている=写真。
市内の小学校に勤務する傍ら、伊那天文ボランティアサークル「すばるの会」の代表などを務め、上伊那から見える夜空の天体写真を撮影し続けている野口さん。昨年はシュワスマン・ワハマン第3周期彗星の撮影にも成功しており、今回はその写真も展示している。そのほかにもオリオン大星雲や獅子座流星群、アンドロメダ銀河などをとらえた天文写真が並んでおり、幻想的な世界が見る人の心をひき付けている。
野口さんは「上伊那は夜空が暗く、天体写真を撮影するには優れている。そんな環境をいつまでも守っていくことが私たちの責務ではないでしょうか」としている。 -
上の原保育園で地区社協と一緒にカレーパーティー
伊那市の上の原保育園(木下りつ古園長)の年長園児約60人が23日、上の原地区の社会福祉協議会(尾名高茂人会長)のお年寄りら12人を招いてカレーパーティーをした=写真。
開設3年目となる同園は昨年まで、園の畑がなかった。しかし今年は地区の協力があって、園の近くに畑を借りることができ、地区社協のメンバーとともにジャガイモやサツマイモを育ててきた。
そのジャガイモを7月末に収穫。お世話になった地域の人たちを招き、カレーパーティーを開くこととなった。
カレーの調理は年長園児らが担当。春にはジャム用のイチゴを包丁を使って切ったが、カレーの具材となるジャガイモやニンジンはイチゴよりも堅く、悪銭苦闘。パーティーに招いたお年寄りらの協力を得ながら、みんなでカレーを作り上げた。
その後、出来上がったカレーを試食。園児たちは「自分たちで作ったから余計おいしいよね」と語りかけるお年寄りの言葉にうなずきながら、自分たちで作ったカレーを口いっぱいにほうばっていた。 -
ししカレー・しし丼を一緒に
伊那市役所の食堂「アザレア」は24日、イノシシ肉を使った「ししカレー」と「しし丼」が一度に味わえるミニセットを試験的に提供した。客の反応を見て、定番メニューに取り入れていきたいという。
カレーは毎週火曜日、丼は毎週金曜日に登場するメニューで、利用客の「どちらも食べたい」という強い要望にこたえた。2つのメニューで一人前の量。20食分を用意したが、次々と注文が入り、好評だった。600円。
男性の一人は「同じシシ肉料理だが、それぞれにおいしい。丼のシシの脂がうまい。量もちょうどいい」と平らげた。
疲労回復に効果のあるビタミンB1が多く含まれるシシ肉料理で、食堂は「シシ肉を地元産で安心して違和感なく食べられるよう、伊那の名物的なものになれば」と話した。
7月、試験的に出したローメンとソースかつどんのミニセットは毎週水曜日に提供している。 -
柄山祐希さん 野草スケッチ原画展
伊那市の伊那公民館の野草講座講師を務める、柄山祐希さん(82)=同市中央区=の野草スケッチ原画展は31日まで、同公民館ロビーで開いている。同講座OBの会「われもこうの会」の賛助作品を含む29点を飾っている。
墨入れによる植物スケッチ原画は、彩色11点、無彩色12点、俳句誌「みすず」に投稿した原画に随筆を添付した作品は9点を出品した。学術的な観察記録を中心とした原画で、柄山さんにとって初めての展示会となった。
1950年代からの彩色作品「メヒシバ」「アブラススキ」、2000年代作品「オオバコ」「キンミズヒキ」など市内でスケッチした原画を展示。観察力、植物調査における専門的なスケッチ力が見る人の足を止めている。
柄山さんは野草講座の講師を20年余務め、現在も継続。野草スケッチ、随筆は野草講座の観察資料として長年用いられているという。 -
みはらしの湯で奥村憲さんのクレヨン・クレパス画展
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」の展示ロビーで31日まで、伊那市在住の奥村憲さんによる「クレヨン・クレパス画展竏鋳・宦E南アルプスの四季を描く」が開かれている=写真。
奥村さんは愛知県出身。公募団体「白日会」で油絵を中心とした制作活動を40年以上続けてきた。7年前、横浜から伊那へと移り住んでからはクレヨンやクレパスを使ったスケッチ制作にも精力的に取り組み、四季の移ろいや中央アルプス、南アルプスを望む情景などを描いてきた。
今回は二つのアルプスを望む四季の風景のほか、田園風景などを描いた作品17点を展示。クレヨンやクレパスが持つ独特な柔らかさが、雄大かつのどかに広がるこの地域の山や自然の雰囲気までを映し出している。
奥村さんは「夏休みの時期、子ども連れの家族や里帰りして温泉を訪れた人たちに二つのアルプスの四季をパノラマに描いたクレヨン、クレパスの世界を楽しんでいただければ」としている。
みはらしの湯の営業時間は午前10時縲恁゚後9時半。 -
伊那市と信州大学農学部との交流会
伊那市と信州大学農学部との交流会は23日、南箕輪村の信大農学部キャンパスであった。市の理事者や市議、信大の教授など約100人が参加。官学連携の取り組みとして進めているプロジェクトや新規連携課題について話し合った=写真。
毎年の懇談で今回が13回目。今年は市議も参加した。
懇談では、遊休農地の解消と特産品開発などを目的とする地域ブランドワインの開発プロジェクトや、有害鳥獣駆除プロジェクトなどといった現在進行中の連携課題について話し合ったほか、農学部側からは地元自治体と連携しながら地域ニーズに合った人材創出拠点の整備を図ることを目的とする「地域再生人材創出ユニット形成事業」の提案もあった。
唐沢豊学部長は「法人化し3年目となるが、運営経費の削減、人件費の抑制と厳しい状況にある。民間との共同研究をしながら成果を上げていきたい」とした。
また、懇談後は農学部の60周年記念として設けた食と緑の科学資料館などを見学した。 -
那須屋興産が伊那まつりの収益を伊那市に寄付
伊那市の産業廃棄物収集運搬などに取り組む那須屋興産(池上幸平社長)が22日、8月5日の伊那まつりで得た収益金の一部と従業員からの寄付金、合計5万円を伊那市に寄付した=写真。
5年ほど前から伊那まつりの伊那まつりの「遊ingビレッジ」に出店している同社では、今年のまつりにも金魚すくいとヨーヨー釣りの出店を出店した。結果、3万5千円の収益があったため、それに社員から募金1万5千円を加えて、同社がISO14001の環境方針として掲げる「21世紀の子どもたちのために美しい地球を残そう」に取り組んでもらうため、子育て支援事業に宛てて寄付をすることに決めた。
池上社長は「子どもたちに美しい環境を残してほしい」と話していた。 -
07年度電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が開催
電話応対のスキルを競う「07年度電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会」(日本電信電話ユーザー協会主催)が22日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールであった。伊那、駒ヶ根地区にある9事業所から27人が出場。的確かつ迅速な応対で模擬応対者からのクレームを処理したトヨタUグループの有賀加奈子さん(22)=伊那市西春近=が、優勝した。
同大会は電話応対のレベル向上などを目的として毎年開催している。今年の競技内容は昨年に続いて「クレーム処理」を想定。各選手は制限時間3分の中で模擬対応者と電話で応対し、それを審査員が声の大きさ、手際、丁寧な応対、好感度などいくつかのポイントで総合的に採点する。
今年は伊那市役所からも4人が出場し、一人が準優勝となる好成績を納めた。
優勝した有賀さんは「クレーム対応となると相手の気持ちを考えて応対しなければならないし、相手の顔も見えないので難しかった。相手の気持ちを逆なですることは絶対にないように心がけた。信越では優勝目指して頑張りたい」と話していた。
上位3人は10月に長野市で開く信越大会に出場する。
入賞者は次のみなさん。
◇優勝=有賀加奈子(トヨタUグループ)
◇準優勝=宮下威暁(伊那市役所)
◇第3位=宮井美保子(伊那食品工業)
◇優良賞=春日志穂(ルビコン)角剛彦(トヨタUグループ)林まゆみ(八十二銀行伊那支店) -
仲仙寺「仁王門」改築に向け 金剛力士像引越し
伊那市西箕輪の天台宗「仲仙寺」の仁王門の全面改築に伴い、22日、同門に安置する県宝・木造金剛力士像2体を一時、民間業者の倉庫に保管するための運搬作業があった。その際、像がまとった裙(もすそ)に描かれたボタンの花柄=写真=が発見されたほか、高さ約2メートル50センチの巨像を支える台座部分の仕組みなどが明らかになり、檀家らを驚かせた。
ボタンの絵柄は、2体の背面から見つかった。彩色が施されたのは100縲・50年前。像正面は、直射日光や風雨の影響で風化が進んでいるのに対し、背部は壁を背にしていたため、ボタンの白色や赤い肌色が鮮明に残っていることに驚きの声がわいた。
仁王像を固定した台座は、縦55センチ、横150センチ、高さ35センチの松の大木。それぞれの足の芯を台座に埋め込み、くさびで止めていることが分かった。「以前から、あの巨体をどうやって支えていたのか興味のあったこと」と檀家たちも目を輝かせて作業を見守った。
2体は、室町時代の1501(文亀元)年に、雲慶法印の10代目の弟子になる康忠法眼が製作。向かって右側が密迹金剛、左側は那羅延金剛。05年、「全体の調和、均衡が取れ、堂々としている」として、県宝の認定を受けた。 -
自分たちで作った安心・安全野菜を地元の直売所で販売
伊那市手良
あいの会自分たちで作った野菜を地元の手良直売所で地域の人たちに提供している。メンバーは70代を中心に50代縲・0代の女性15人。昔ながらのやり方で、化学肥料などはなるべく用いない安心・安全な野菜作りを心がけている。
「私は草取り好きだよ」「私も。きれいになるのはうれしいから」「女衆の方が根気があるからね」
何でも言い合える仲の良さと元気な笑顔は、直売所を始めた20年前から変わらない。
直売所が開く金曜日には、その日の朝に収穫した新鮮な旬の野菜が店頭を彩る。また、会の畑ではジャガイモや盆花などを育てており、盆前の8月中旬は大忙しとなる。
「今年はとっても盆花がきれいに咲いて、みんなも『きれいだね』って言って買ってくれたからうれしかったねえ」と笑顔を見せる。
◇ ◇
野菜を作っている家なら食べきれない野菜や、少し傷ついて出荷できない野菜があるもの。そんな野菜をただ捨ててしまうのはもったいない竏窒ニ、手良区で農業を営む女性たちが集まり、直売所を始めた。
まずは手良支所の近くに直売所を設置。決められた日に収穫できた野菜を出すようにし、価格も100円を基本に、高くてもせいぜい300円とした。
次第に「ぼつぼつカボチャも出るかな」と話しながら近所のおばあさんたちが足を運んでくれるようになり、時には列ができることもあった。
野菜づくりは長年やっていたが、消費者とじかにかかわるのは初めての経験。「おいしかった」と言いながら訪れてくれる客の姿を見られるのはうれしかった。
「(野菜が)売れるのもうれしいけど、『おいしかったよ』と言ってくれるとなおうれしいねえ」と話す。
◇ ◇
しかし、年月を重ねる中で直売所を訪れてくれていたお年寄りたちは高齢化し、来られなくなってしまった。若い母親らに利用してもらいたいという思いもあるが、若い女性は働いている場合が多く、「仕事帰りにスーパーに立ち寄ってまとめ買い」がパターン化しており、直売所利用にはつながっていない。
また、若い世代は曲がったキュウリや少し虫が食べたようなキャベツを好まないことも分かった。
「今の若いお母さんたちは少し曲がっていたり、虫が食っていたりすると買っていってくれないね。虫が食べている方がよっぽど安全なのにねえ」ともらす。
◇ ◇
昨年からは、地元の手良保育園の園児たちが食べる保育園給食に野菜の配給を始めた。毎日のメニューに合わせてさまざまな野菜を少量ずつ集めるのは骨の折れる作業だが、安心・安全な野菜を地元の子どもたちに食べてもらおう竏窒ニ頑張っている。
「『おいしかった』っていってもらえると励みになるね。この前は『特にカボチャは全然違う』って好評だった」「若いお母さんたちにも、少しぐらい曲がったり虫が食ったりしていても、安全・安心だし、おいしいんだってことを知ってもらえたら」 -
JA上伊那富県支所が「えがお見守り隊」ステッカーを公用車に貼付
富県地区児童の登下校時の安全確保を目的とする「えがお見守り隊」の活動に参加する上伊那農業協同組合(JA上伊那)富県支所に21日、公用車に張り付けるステッカーが届けられた。
「えがお見守り隊」は富県小学校、同PTA、地区育成会などが中心となって一昨年に発足したボランティア組織。昨年から本格的な活動を開始し、現在約25人のボランティアが「えがお見守り隊」と書かれた赤いステッカーを自家用車などに張って登下校時の児童らを見守っている。
富県支所は、登下校途中などの子どもが危険に遭遇した場合の緊急避難場所となる「子どもを守る安全の家」になっているが、今後は富県地区を巡回する公用車4台に同ステッカーを張り、児童の安全確保に一層貢献しようと考えた。
この日ステッカーを届けた中村一育成会長は「実際に子どもを思う気持ちからボランティアとして参加してもらえることはうれしいしありがたい」と話していた。 -
商店街の1店逸品運動
伊那商工会議所は本年度、商店街の「1店逸品運動」支援事業を盛った。各店を広く情報発信することで、商店街の活性化を図る。
「1店逸品運動」は魅力ある個店づくりを目指し、独自のサービスや商品を提供し、消費者にアピールするもので、全国各地で展開されている。
山寺縲恊シ町の商店主らでつくる商店街活性化イベント委員会が中心となり、検討に入った。
「逸品」のとらえ方について、個店の売りとするのか、他と比べて特化したものとするのか、考えを統一するため、まず「1店逸品運動」に成功した商店街の事例を学ぶ予定。
取り組み範囲やパンフレットなど情報発信の方法も、これからの検討課題。
伊那商議所では年度中に情報発信の形を整えたいとしている。 -
伊那市西箕輪の唐沢紀志子さん宅でサギソウ70鉢が見ごろ
伊那市西箕輪の唐沢紀志子さん(67)宅で「サギソウ」を植えた70鉢が見ごろを迎えている=写真。
シラサギが飛ぶ姿に似ていることからその名を持つ「サギソウ」はラン科の夏の山野草。唐沢さんがサギソウを育て始めたのは10年以上前。南箕輪村恩徳寺の当時の住職から鉢を譲り受けたことをきっかけに、サギソウを育て始め、毎年増えた分を鉢分けし、今では70鉢までになった。
今年は例年に比べ1週間ほど花の時期は遅めだが、しかし鉢数は過去最高。冬越しや土の入れ替えなどが大変な作業となるが、唐沢さんは「花が好きで育てきた。かわいいので、きれいに咲くと苦労も忘れて嬉しくなる」と話す。
花の見ごろは1週間ほどだという。 -
第3回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会で「立地を回避する地域」の条件を決定
第3回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会(伊藤精晤会長)が20日、伊那市役所であり、環境などへの配慮から、施設建設の候補地からあらかじめ除外する地域の条件を決定した。
この日事務局は、県の環境アセスメントの技術指針マニュアルを参考に設定した「立地を回避すべき地域」の条件を掲示。
(1)自然環境を保全すべき地域(2)生活環境の保全を図るべき地域(3)防災面で望ましくない地域竏窒フ3つを大枠に、▽自然公園地域▽鳥獣保護区▽水道水源保全地区(県指定)▽砂防指定地▽河川区域・河川保全区域▽土砂災害警戒区域竏窒ネど14項目のいずれかに該当する場合に、建設地対象から除外する。県のマニュアルは保安林もあらかじめ対象から除外しているが、保安林自体さまざまな種類があり、必要性が低いものについては保安林の解除をすることもできるため、今回は候補地に保安林が含まれていた場合に再度検討し、建設の是非を判断していく。また、委員から提案があった「教育・福祉施設・病院周辺」「集合住宅地域」「すでに廃棄物関連施設がある周辺地域」などは、具体的な基準を決めにくいという理由から、候補地の適正を評価する段階で評価項目の中に盛り込み、適宜に判断していくこととなった。そのほかでは、県のマニュアルには含まれていないが、防災面で望ましくない地域に「活断層の真上」という項目を追加した。
次回は候補地を評価するための項目設定を行うほか、伊那市や上伊那広域がこれまでに検討してきた候補地と、地元から働きかけのあった候補地、約12カ所が示される。 -
ガールスカウト長野第26団が和歌山県支部第10団と交流
伊那市、南箕輪村の小学生から高校生まででつくるガールスカウト長野第26団(木部則子団委員長)が18日、伊那市の国立信州高遠青少年自然の家を訪れている和歌山県支部第10団(平井侑子団委員長)と交流をした=写真。
和歌山県支部第10団が高遠青少年自然の家を訪れるのは2回目。前回訪れたのは冬だったため、夏の訪問は初めて。保育園の年長園児から高校生まで30人が16日から泊まり同施設に込んでいる。
今回は、地元のガールスカウトとの交流を通してこの地域に対する理解を更に深めよう竏窒ニ、長野第26団に話を持ちかけ、交流会が実現した。
双方のスカウトらは、初めに自己紹介や簡単なゲームをした後、「お国自慢」と題してそれぞれの地域のことを紹介。伊那まつりのドラゴン踊りを披露した26団に対し、10団は江戸時代に世界で初めて麻酔を使った乳がん手術を行った和歌山県を代表する外科医、華岡青洲をペープサートで紹介し、交流を深めるとともにそれぞれの地域への思いをはせていた。 -
三峰川釣り天国開催
昔の姿を取り戻した三峰川に親しんでもらおう竏窒ニ18日、小中学生を対象とした「第2回三峰川釣り天国」が伊那市の三峰川青島河原であった。約100人の小中学生が集まり、ニジマス300匹を放流した川で釣りに挑戦。夏の暑さを忘れて川に親しんだ。
市民団体の三峰川みらい会議(織井秀夫代表)が昨年から始めた小中学生を対象とした釣り教室。昨年12月から県営高遠ダムの維持放流が始まり、水の減少していた三峰川も本来の姿を取り戻しつつあるということで、子どもたちにも昔のようにもっと川と親しんでもらうおうと水生生物調査と同時開催した。 開始の合図とともに子どもたちはえさのついた針を一斉に川の中へ投入。しかし、午後になり水温が上がった影響で魚がえさを食べなくなっており、なかなか魚は釣れず、周囲の大人も「もっと竿をあげなきゃ」などとアドバイスしていた。
その後、連れ残った魚を使ってつかみ取り体験も行われた。
織井代表は「子どもたちにはこうした取り組みを通じて自然というものに対して敏感になってほしい」と話していた。
釣り天国は26日もある。 -
仲仙寺「仁王門」 全面改築へ起工式
伊那市西箕輪羽広の天台宗「仲仙寺」の県宝・木造金剛力士像を安置している仁王門の起工式が20日、同所であった。老朽化に伴う1世紀ぶりの新築工事。総代会を中心に組織する建設委員会(鈴木伸一郎委員長)ら約40人が集まり、本年12月末の完成を祈願した。
金剛力士像は室町時代の主流仏師の作で、05年に県宝の指定を受けた。仁王門は明治初期の建立と推定され、これまでにも改修が繰り返されたが、雨漏りや直射日光、風雨による同像への影響を心配し、昨年春の総代会で新改築を決定した。
新しい門は木造の本格的な一層式楼(ろう)門。銅板ぶき屋根の入母屋作りで、規模はこれまでとほぼ同じの幅7メートル、奥行3・5メートル、高さ7・3メートルほど。門と参道の石段などを現在地から南側へ2・4メートル移動する。事業費は、檀家450戸を中心とした寄付で約4千万円。
県宝の金剛力士像は専門家によって仲仙寺から運び出され、保管される。着工は8月末になる予定。師田香雪住職は「新しい仁王門を完成させ、先輩方が約500年間守ってきた金剛力士像をこれからも守り続けていきたい」と話している。 -
高遠高校文化祭に向け 生徒ら太鼓練習
伊那市の高遠高校生徒会執行部の36人は、同市富県を拠点に活動する歌舞劇団「田楽座」の指導で学んだ太鼓を同校文化祭・兜稜祭(9月1、2日)で披露する。17日、同校体育館で初練習があり、生徒たちは、ばちの握り方や太鼓のたたき方などを教わった。
10月14日、町文化体育館で4年ぶりの「高遠町公演」の開催を控え、田楽座が地元の高校生との交流を呼び掛けた。交流の成果は、文化祭初日の開会式で発表。田楽座の高遠町公演での特別出演も予定している。
本番で披露する演目は、神奈川県に伝わる「ぶちあわせ太鼓」。3人一組になって、一つの太鼓をたたくのが特徴だ。練習では、それぞれの組に分かれた生徒たちが座員の掛け声のリズムに合わせ、気持ちのよい太鼓の音を響かせた。
指導した田楽座の池光ねむかさんは「地域の人との出合いを作っていけたら」。高遠高校の北原直弥生徒会長は「交流の成果を文化祭にぶつけたい。今年の執行部は一味違うところを見せたい」と意気込んでいる。
練習は21日、文化祭前日の31日にもある。
初日の練習で基本的な太鼓のたたき方を学ぶ生徒たち -
まほら伊那地球元気村が10周年
伊那市の鳩吹公園で18日、10周年を迎えた野外イベント「まほら伊那地球元気村」(実行委員会主催)が始まった。県内外から120人が参加し、MTBツーリング、そば打ちなど18の野外教室メニューをそれぞれ楽しんだ。19日まで。
地球元気村は1泊2日のキャンプを基本に、自然の中で思い切り遊び、自然の大切さや人とのかかわりなどを感じてもらうねらい。地元をはじめ、静岡県、大阪府、九州などから家族連れを中心に集まった。
初めての和太鼓教室では、保育士でつくる太鼓グループ「美舞打」が太鼓の基本やオリジナル曲「濁中花(だっちゅうか)」を参加者5人に指導。曲の流れを口伝えで教え、子どもらはばちを握り、振りもまねしながら夢中になって太鼓をたたいた。
木工教室は子供用のベンチ作り。
市内美篶の橋爪健太郎君(12)は「のこぎりで板を切るときに線からずれたけど、まぁまぁうまくいった。家で使いたい」と親子で協力し合いながら、電動ドリルや金づちなどを使って仕上げた。
夜には、ウクレレのミニコンサートがあった。
有賀嗣宣実行委員長(33)は「イベントは人と人とのつながりが魅力。リピーターも多く、これからも続けていきたい」と話した。
19日は、初回から続いているすがれ追いをはじめ、ウクレレ教室、トウモロコシ収穫体験などがある。定員いっぱいの教室を除き、当日参加を受け付ける。入村料は大人3千円、小学生以下1500円、3歳以下無料。 -
第31回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会
上伊那から7人出場社団法人全日本ピアノ指導者協会が主催する第31回ピティナ・ピアノコンペティションの全国決勝大会(24-26日)に、上伊那から小・中学生、高校生の計7人が出場する。毎年県内から1人、多くても3人程度しか出場できないという難しい大会に今年は上伊那から7人という快挙。全員が全国初出場で、本番に向け最終調整に入っている。
出場者は、南箕輪村北殿の望月音楽教室から5人。ソロ部門A1級の伊那北小2年古畑夏音さん(8)は「ドイツ舞曲」「ポルカ」「ハロウィーンのおばけのダンス」を「きれいな音で弾きたい」という。箕輪西小4年の垣内夕さん(9)と箕輪中部小4年の三沢文香さん(9)は連弾初級Aで「はやおき」「3つのコントルダンス」を弾く。垣内さんは「聞いてる人が楽しい気持ちになるように弾きたい」。三沢さんは「聞いてる人が気持ちよく聞けるように弾きたい」と話す。
ソロ部門B級の伊那小4年唐沢佑季さん(10)は「リゴドン」「メヌエット ハ長調」「ウィンナーワルツ」を「賞も取りたいけど、聞いてる人が幸せになれるピアノを自分でも楽しんで弾いてきたい」。ソロ部門C級の箕輪東小6年小木曽真理さん(11)は「ソナチネ作品20-2」「ワルツエチュード」「夢」の3曲で、「聞いてる人が喜んでくれるような演奏をしたい」という。
伊那市の近藤音楽教室からは、兄妹で伊那北高校2年の湯沢亮さん(16)と春富中1年の遥さん(13)。デュオ部門連弾上級で「3つのプレリュード1番、3番」「小組曲『行列』」を弾く。「恥ずかしくない演奏をするため、最後まで自分たちらしい音楽を追求していきたい」と話した。
今回、それぞれが長野、名古屋、九州の地区予選、地区本選を通過し全国出場を決めた。全国大会は部門ごと都内5会場であり、7人は日本大学カザルスホール、津田ホールで演奏する。
指導者の望月音楽教室の望月玲子さん、平林千枝さん、近藤音楽教室の近藤恵子さんは、「音楽は私たちの心を優しく豊かにしてくれます。こんな小さな子どもたちでも、光輝く音を出せる瞬間があります。そのとき、私たちの魂が喜びます。全国大会ではそんな音が奏でられ、その感動を皆さんと共に分かち合えたら幸せです」と話している。 -
全中ソフトテニス大会に伊那東部生出場
21縲・3日、宮城県仙台市である全国中学校ソフトテニス大会の男子個人戦(ペア)に出場する、伊那市の伊那東部中3年の城鳥貴俊君(14)、井上泰希君(14)ペアが17日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に意気込みを語った。
2人は上伊那、南信大会で優勝し、県大会では3位。本大会出場を決める北信越大会では5位の好成績を勝ち取り、初の全国切符を手にした。後衛の城鳥君は左利きで力強いストローク、素早いフットワークが武器、前衛の井上君は堅実で頭脳敵なプレーや思い切りのよいポーチが持ち味だ。
テニス部の野沢嘉高顧問(46)は「精神的にも強く、ピンチの場面でも勝負強さがある2人。大会でも自分の力を発揮してほしい」と期待。大会に向け、城鳥君は「悔いの残らない試合をしてきたい」。井上君は「最後まで諦めず、自分のプレーを出したい」とそれぞれ抱負を述べた。
全国中学校ソフトテニス大会に出場の城鳥君(右)、井上君(左)ペアと顧問の野沢さん -
旧井沢家住宅で七絵会のちぎり絵展
伊那市伊那部の旧井沢家住宅で20日まで、
県老人大学の修了生らでつくる七絵会(中村早恵子代表)のちぎり絵展が開かれている。風景画や花、人物などをモチーフとした和紙のちぎり絵約30点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
中村さんの教室による作品展は3年目。3つの教室が交代で作品発表をしており、今回はその一つ、七絵会がこれまでに作りためた作品を出展。中村さんの手掛けた大作「駒ヶ根高原の夜」も並んでいる。
同教室では、花びらの微妙な色の違いや木々の葉っぱの重なりなどを裂く紙の厚さで表現しており、いずれの作品も1枚の紙から作られる微妙なグラデーションが、それぞれの作品に表情と奥行きを作り出している。
出展者の一人、小田原志ず江さん(76)は「一枚の紙の濃淡でつくる表現を見ていただければ」と話していた。
入場無料。午前9時縲恁゚後5時。 -
小林剛追悼展 写真仲間たちがしのんで企画
身近な花を題材としたマクロ写真で見る人を魅了した、伊那市西箕輪の農業小林剛さんが本年1月、56歳で亡くなったのをしのび、小林さんが所属した写真愛好者グループ「なんじゃもんじゃ」が17日、同市立伊那図書館1階の広域情報コーナーで追悼展を始めた。温厚だった小林さんの人柄が表れた作品20点が並んだ。入場無料。26日まで。
サックスやドラム、フルートなどを演奏し、仲間とともにバンド活動を続けていた小林さんは15年ほど前、新しい表現方法を求めて写真を学び始めたという。被写体の多くは、アジサイ、アカツメクサ、ゲンノショウコなどの草花。肺ガンで体が不自由だった晩年は、自宅周辺で撮影した写真を自分でデジタル加工し、プリントしていたという。
「あまり自分のことを多く語らない人だったが一本、芯が通った人だった」竏窒ニいう小林さん。自分に妥協しない性格でメキメキと写真の腕を上達させた。カメラ雑誌に投稿した写真は、数多く上位入賞を果した。小林さんは生前、「接写をやると、普段とは違った見方で花を見ることが出来ておもしろい」と話していたという。
昨年9月下旬に市駅前ビルいなっせであったグループ展が地元で最後の作品展となった。「あれが最後になるとは思わなかった」「どの写真も小林さんの心の優しさが表われていた」などと、故人との別れを惜しむ声は多い。
音楽活動でも活躍した小林さん。本年2月には、約40人の音楽仲間が集まり、追悼ライブを開いた。小林さんの等身大の遺影を囲み、生演奏は5時間にも及んだという。小林さんと同じバンドでベースを担当した西尾宏人さん(37)=同市西箕輪=は「一緒に同じステージに立っている不思議な感覚だった。気さくで、みんなに慕われていた人だった」と振り返る。
追悼展に並んだデジタル加工の写真「マリーゴールド」は、小林さんのお気に入りの一つだった。中学生時代から知り合いで、同追悼展を企画した一人のアンクルさん=箕輪町=は「私も好きな写真で、彼の病室にも飾られていた」。「作品を通じて小林君の・ス心・スを見てほしい」と来場を呼び掛けている。
20日は休館日。午前10時縲恁゚後7時。
小林さんが好きだったデジタル加工写真の「マリーゴールド」 -
榛原県道花の会が信州ふるさとの道ふれあい事業にかかる協定を締結
伊那市東春近の榛原県道花の会(伊藤忠朗代表、会員103人)と、伊那市、伊那建設事務所はこのほど、「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」にかかる協定を締結した。
アダプトシステムは道路環境の向上や住民同士の交流促進を目的とする制度。美化活動などにボランティアで取り組む団体に対して県が清掃用具や材料などを支給し、市町村が清掃活動などで生じたごみを処分することで団体の活動を支援する。
今回協定を結んだ榛原県道花の会は本年度発足したボランティア団体。96年から榛原バス停の前後約800メートルの花壇の維持管理や歩道の美化活動に努めてきた組織が母体となっているおり、99年には伊那市の花づくり大賞の最優秀賞を受賞している。
これで伊那建設事務所管内では13団体が同協定を締結していることになった。 -
長谷浦の「山の家」で東京の子どもたちが1週間泊まり込みで自然を学ぶ
伊那市長谷の浦にある「山の家」で16日から、東京少年少女センター(神代洋一会長)の中学生約15人が、1週間の泊まり込みでじかの自然に触れながらの体験学習に取り組んでいる。
東京少年少女センターは、東京に住む子どもたちの仲間づくりや異年齢間でのつながりづくりなどを促すための活動を展開しているNPOで、青空教室の開催、雪祭りなどさまざまなイベントを企画している。
中学生を対象とする「夏の学校」は、大学生や夏の学校の卒業生らが教師となり、自然をふんだんに取り入れた集団学習を行うもので、もともと浦の分校があったあと地を活用して毎年開催している。今年は「水」をテーマに、川遊びなどを行う予定で、期間中の食事は基本的に子どもたちが自炊して用意する。こうした取り組みを通じて、子どもたちは学ぶことの喜びを知り、本当の仲間を作って帰って行くという。
目的地に到着した中学生たちは、互いに自己紹介をしながら、これから始まる生活への期待を語っていた。 -
ミッドナイトにぎわう
伊那市の中心商店街で15日夜、恒例の「ふるさと歩行者天国」(ミッドナイト)があった。各商店が午後10時まで営業したほか、各種ゲームや屋台横丁、伊那節などの催し物を展開。日中のうだるような暑さが落ち着き、地域住民や帰省客らでにぎわった。
歩行者天国は県道南箕輪・沢渡線の駅前再開発ビル「いなっせ」竏谷R伊那北駅前の延長1・6キロ。各商店会など7団体が将棋、ヨーヨーつり、輪投げ、金魚すくいなど多彩な催し物を用意した。100円くじは、パイナップルやおもちゃなどが当たるとあって、長い列ができるほどの人気だった。
屋台横丁には、伊那名物ローメンやビール、アイスクリーム、桃などが並び、涼みがてら家族らでゆったりと夏の夜を過ごした。 -
「いなっせ」で中高生が勉強の追い込み
夏休み終盤を迎えた中学・高校生らが、伊那市駅前ビルいなっせで、勉強の追い込みに入っている=写真。臨時の学習コーナーを含めて全約70席が連日いっぱいの状態で、生徒たちが熱心に励む。
下校後も利用できるように36席の学習室が常設されているものの、学校が夏休みに入ってからは満席が続き、5階の臨時コーナーも開放された。利用しているのは伊那中学校や伊那弥生ケ丘高校、伊那北高校などの地元の中高生が中心。空調の効いた環境の良さなどに人気があり、午前8時半の開場前から廊下に列をつくる。
「家にいると、ついテレビとか見ちゃうけど、ここなら大丈夫」「静かなので、はかどります」と生徒たち。休み明けのテストに向けて参考書や教科書を開き、根気良く問題に取り組む。