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井上計治さん統計功労者県知事表彰を受賞
箕輪町の井上計治さんは、長年統計調査に従事した人に贈られる統計功労者県知事表彰を受賞しました。
7日は、井上さんが箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に受賞を報告しました。
井上さんは77歳。
20歳だった昭和30年に初めて国税調査員に任命されて以来、57年間に渡って調査を行っています。
井上さんは、活動を振り返り「近年は核家族化が進み昼間留守の家庭が増えてきた。1軒に数回足を運ばなくてはならず、昔よりも難しくなった」と話していました。
平澤町長は「受賞を出発点にさらなる活躍を期待します」と話していました。 -
手良保育園 ポニー乗馬体験
伊那市の手良保育園の園児は、6日、ポニーの乗馬を体験しました。
この日は、手良保育園の園児81人が、園の庭で乗馬を体験しました。
これは、JA上伊那青壮年部手良支部が、子供達に農業や酪農などを体験してもらう「チャイルドファーム21」の取組として毎年おこなっているものです。
園児たちは、2人ずつポニーの背中に乗せてもらうと、ゆっくりと園の庭を半周しました。
伊藤澄子園長は、「大きな動物と触れ合う機会が少ないので、毎年、子供達も楽しみにしている。
動物をかわいがったり、命を大切にする心を養ってほしい」と話していました。 -
春の河川一斉パトロール
長野県などは、不法投棄されている廃棄物の実態を把握しようと4日、春の河川一斉パトロールを行いました。
パトロールは、毎年春と秋の2回行われていて、4日は県や市町村の職員、警察など32人が参加しました。
参加者は4つの班に分かれ上伊那8市町村の河川を見回りました。
このうち、伊那市の小沢川では伊那建設事務所と市の職員4人が、河川敷に捨てられているレジ袋やペットボトルなど7袋分のゴミを拾いました。
県では「ゴミはゴミ箱に捨てるという当たり前のことを守って欲しい」と呼びかけています。
今回のパトロールで集めたゴミはおよそ302キロで、テレビなどの電化製品は捨てられていなかったということです。 -
金星の太陽面通過観察会
金星が太陽の前を横切り、黒いほくろのようにみえる「金星の太陽面通過」の観察会が、6日、伊那市の西箕輪小学校で開かれました。
今朝の伊那地域は、曇りがちでしたが、金星の太陽面通過が始まる、午前7時15分頃になると、雲の切れ間から太陽が見え始めました。
通学してきた子供たちは、日食メガネや、モニターに写し出された天文ショーを興味深げに観測していました。
観察会は、西箕輪小学校の理科教諭の野口輝雄さんが開いたもので、子供たちは、休み時間や授業の合間に、理科室を訪れていました。
1年生が観測を予定していた、午前9時頃には、空は厚い雲に覆われ、太陽を見る事ができませんでした。
野口教諭は、朝、撮影した映像を使い、「小さく見えるが、金星は地球と同じ大きさです。240日程かけ自転するので、太陽側の表面温度は470度近くあるなど」と話してしていました。
20分ほどすると、雲の隙間から太陽が見え始め、子供たちは、興奮した様子で太陽をみていました。
次回、金星の太陽面通過が観測できるのは、105年後だということです。 -
伊那まつりTシャツデザイン決まる
8月に行われる伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが5日、決まりました。
5日は、伊那浄水管理センターで審査会が開かれました。
Tシャツのデザインは、33人から38点、うちわのデザインは、29人から32点が寄せられました。
審査の結果Tシャツのデザインは、伊那市の等々力心太朗さんの作品に決まりました。
デザインの工夫や祭りの楽しさが表現されていることなどが評価されました。 -
沖さんが鼻煙壺を寄贈
株式会社ファミリーマート代表取締役などを務めた東京都の沖正一郎さんが4日、嗅ぎタバコを保管する容器、鼻煙壺を伊那市に寄贈しました。
4日は、沖さんと友人で井上井月顕彰会会長の堀内功さんらが伊那市役所を訪れ、鼻煙壺100点を伊那市に寄贈しました。
沖さんが鼻煙壺を公共施設に寄贈したい希望があり友人の堀内さんを介して、伊那市への申し出がありました。
鼻煙壺は、嗅ぎタバコを保管する容器です。
嗅ぎタバコは鼻から吸う粉末状のタバコで、17世紀から18世紀にヨーロッパの貴族を中心に流行したということです。
素材にはガラス、陶器、金属などが使われていて、高度な工芸技術と多様な材料によって作られています。
沖さんが初めて鼻煙壺を手にしたのは25年ほど前に出張で出向いた上海のアーケードでした。
寄贈された作品は信州高遠美術館で保管し、展示会を行う計画です。 -
バラ祭り9日から
今月9日から伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラ祭りが始まります。
ガーデンでは、色とりどりのバラが咲きはじめ訪れた人たちの目を早くも楽しませています。
しんわの丘ローズガーデンは平成19年の6月にオープンしました。
8千平方メートルの敷地内におよそ130種類2600本のバラが植えられていて咲くタイミングや色など、様々なバラが楽しめます。
祭りがスタートする今週末を待たずに、ここ数日の暖かさで次々と花が咲き始めています。
現在は、葉に、ふが入っているのが特徴の紅。
咲き始めから先終わりまで花が色あせないソリドール。
イギリスのダイアナ妃にちなんで品種開発されたダイアナプリンセス オブ ウェールズなどが楽しめます。
5日は、訪れた人たちが、バラを写真に収めたり、香りを楽しんでいました。
しんわの丘ローズガーデンのバラ祭りは今週末の9日から7月の8日まで行われることになって
いて、5日は、伊那市振興公社の職員が祭りに向けて準備をしていました。
期間中はバラの苗木の販売やコンサートなどを計画していて、伊那市では多くの来場を呼び掛けています。 -
チョウゲンボウのひな換気扇の中で育つ
伊那市在住で松本大学地域総合研究センター研究員の建石繁明さんは、ビルの換気扇で、ふ化したチョウゲンボウのひなの観察を続けています。
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蒸し麺の語呂合わせ ローメンの日
6月4日は蒸した面の語呂に合わせたローメンの日。
4日は、それに合わせた割引サービスのほか、新キャラクターの投票が行われました。
日本記念日協会にも登録されているローメンの日。
今日は伊那ローメンズクラブ加盟店で並盛が400円で提供され、お昼時には多くのローメンファンが訪れていました。
蒸した麺を羊の肉やキャベツとともに煮込み、仕上げは、酢や七味、ソースなど自分好みの味つけをして食べる、伊那の名物。
ご当地グルメの祭典。B1グランプリにも出場しました。
伊那ローメンズクラブ会長の、正木金内衛さん。
ローメン一筋60年の大ベテランです。
4日は、ローメンをPRするための新キャラクターの投票も行われ、訪れた人たちが6つの候補の中から気にいったものを選んでいました。
ローメンの新キャラクターは8月の伊那まつりで、お披露目されることになっています。 -
夏山シーズン到来
6月に入り夏山シーズンが到来しました。
伊那市と富士見町境にある入笠山が2日、山開きとなり、多くの登山者が頂上を目指して山を登りました。
この日は入笠山登山口で山開きの式典が行われ、伊那市や富士見町の関係者、一般登山者など150人が参加しました。
白鳥孝伊那市長や一般登山者らが、神事で登山の安全を祈願しました。
入笠山は、標高1955メートル。登山口から頂上まで30分ほどと比較的登り易い山で、毎年多くの登山者が訪れています。
この日も県内外から多くの登山者が訪れ、頂上を目指して登って行きました。
静岡県から訪れた男性は「自分が生まれた年と標高が同じ数字だったので去年から登り始めている。短時間で誰でも気軽に登れるところが良い」と話していました。
入笠山観光連絡協議会会長の小林一彦富士見町長は「伊那市と連携しながら登山者が楽しめるようにおもてなしをしていきたい」と話していました。
入笠山は、これから秋にかけ、様々な花を楽しめるということです。 -
荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井区の少年少女球技大会が2日、伊那小学校のグラウンドで開かれ、子ども達がキックベースで地域の絆を深めました。
この日は、荒井区の11常会から9チーム、189人が参加し、キックベースをしました。
これは、学年の枠を越えて地域の絆を深めてもらおうと毎年開かれている荒井区の恒例行事で、今年で35回目になります。
参加した全員が楽しめるようにと、1・2年生はボールをホームベースの上に置いて蹴っていました。
荒井区の小松朝雄区長は子ども達の健全育成とともに、地域を中心に学校を盛り立てていきたい」と話していました。
大会の結果、室町Bチームが優勝しています。 -
衣替え 夏の装いで登校
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。
各地の学校などでは、生徒が装いを夏服に変えて登校していました。
このうち、伊那市の伊那西高校では、チェックのスカートと白い半袖のシャツの夏の制服をきて登校していました。
今朝7時頃の伊那地域の気温は15.3度でしたが、カーディガンを羽織っている生徒の姿が多く見られました。 -
信州書芸会展示会 274点ずらり
長野県内の書の愛好家でつくる信州書芸会の展示会が1日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、1年以内の近作274点が展示されています。
漢字だけのものや平仮名を取り入れた調和体と呼ばれるものなど様々です。
展示会は毎年、県内6地区が持ち回りで開いていて、伊那市では6年ぶりです。
信州書芸会では、審査を設けないため初心者からベテランまで会員なら誰でも出品できることが特徴ということです。
会員によると、これまでは漢詩の作品が多かったということですが、ここ数年は調和体の作品が増えているということです。
展示会は、3日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 -
追分公園ジャーマンアイリス見頃
箕輪町松島の追分公園のジャーマンアイリスが見頃を迎えています。
追分公園には、黄色やオレンジなど色とりどりのジャーマンアイリスが植えられ、見頃を迎えています。
公園横の、レストラン追分を営む丸山栄夫妻が、10年かけて株を増やしてきたということです。
31日は、レストランに訪れた客たちが、花を楽しんでいました。
ジャーマンアイリスは、6月中旬頃まで楽しめるということです。 -
伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会
事業所対抗のソフトボール大会が、27日、伊那市営球場などで開かれ、スポーツを通して、社員同士が交流を深めました。
伊那商工会議所と伊那市が主催する、「伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会」は、社員同士の親睦を深め職場の能率アップを図ろうと毎年開かれていて、今年で44回目となります。
今年の大会には、10事業所から12チームが参加しました。
1チーム25人以内で、2人以上女性を含む事を条件とし、トーナメント戦で優勝を決めます。
ベンチでは、参加者が、バッターボックスに立った仲間の社員を応援していました。
大会の結果、優勝は、日本濾過器伊那工場の「ニチロフィルターズ」となっています。 -
県知事杯 マレットゴルフ大会
第4回長野県知事杯マレットゴルフ選手権伊那はびろ大会が30日、伊那市西箕輪のマレットパークはびろで開かれました
大会には、上伊那を中心に県内各地から162人が参加しました。
長野県知事杯は、年に1回、県内の愛好家同士の交流を目的に県マレットゴルフ協会が行っているものです。
会場は、県内各地の持ち回りとなっていて、今回は初めて伊那市で行われました。
この日は、36ホール、パー144で競技が行われ参加者は優勝目指しプレーしていました。
諏訪から参加したある女性は、「慣れないコースだが、いつもとは違う環境でプレーできて楽しいです」と話していました。
大会の結果、男子は伊那市の小坂東洋さんが、女子は伊那市の浅野八重子さんが優勝しました。 -
太極拳協会「越百」 設立5周年で特別講師
南信地域の太極拳教室でつくる太極拳協会「越百」の設立5周年に合わせて26日、全国で2千人の生徒を抱える小池義則さんが指導を行いました。
小池さんは、全国100教室が加盟するTFA太極拳友好協会の会長で、埼玉県を中心に指導をしています。
「越百」は、岡谷市から飯島町までの20の太極拳教室でつくる太極拳協会で、この日はおよそ50人が小池さんから指導を受けました。
太極拳は中国武術のひとつで、いくつもの型を組み合わせることで連動した動作になります。
小池さんは、一定のリズムで型が崩れないようにと指導していました。
この日は他に、小池さんの協会に加盟するジュニアチームが、全国大会の合宿を兼ねて会場を訪れ練習を行いました。
越百の石田素子会長は「楽しく仲良くやってこれたことで5年を迎えられた。教わったことを少しでも身につけ、自分の理想に近づけてもらいたい」と話していました。 -
箕輪町上古田でアヤメが見ごろ
箕輪町上古田にある休耕田で、アヤメが見ごろを迎えています。
18アールの休耕田には、およそ2万株のアヤメが植えられています。
今年は5月に入ってから暖かい日が続いたため、例年より1週間ほど早く咲き始めたということです。 -
上荒井友愛クラブ 園児と花の苗植え
伊那市荒井の65歳以上の住民でつくる「上荒井友愛クラブ」は28日、近くの保育園児と一緒に花の苗を植えました。
28日は、上荒井友愛クラブのメンバーと近くの竜西保育園の年長園児あわせておよそ50人が、プランターに花の苗を植えました。
クラブでは、地域の美化や奉仕活動を行っていて、今回は、保育園と一緒に行いました。
肥料とワラを混ぜた土をプランターに入れた後、アスターと百日草の苗190本を園児らが交代で植えていきました。
長田伊三男会長は「子ども達と一緒に作業することで元気をもらえる。今後も交流を深めていきたい」と話していました。
花は8月頃咲き始め、保育園の散歩コースなどに飾られるということです。 -
救急医療情報キット配布
伊那市は、希望する一人暮らしの高齢者などを対象に緊急時に医療情報などを入れた容器、救急医療情報キットを配布しています。
容器救急医療情報キッドには、救急隊員が必要とする医療情報が記入されているため、万が一の際に、適切な処置を速やかに行えます。
容器の中に、薬剤情報の写しや本人確認ができる写真などを入れて冷蔵庫に保管します。
市内の一人暮らし世帯や高齢者のみの世帯などで各地区の民政委員が配布しています。
伊那市では、キットが必要な人は、各地区の民生委員か市の高齢者福祉課に問い合わせて欲しいと呼び掛けています。 -
弘妙寺でシャクナゲ見ごろ
伊那市高遠町荊口の弘妙寺でシャクナゲが見ごろを迎えています。
弘妙寺にはおよそ150株のシャクナゲが植えられています。
今年は例年より1週間ほど遅れて見ごろを迎えていて、現在は遅咲きの種類のものを楽しむことができます。 -
環境保全や省エネルギーに関するポスターの入選作品の展示会
環境保全や省エネルギーに関するポスターの入選作品の展示会が28日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
ポスターは、昨年度県が環境保全意識の普及を図ろうと小学生から高校生までを対象に募集したものです。
昨年度はこれまでの環境保全部門に加え、省エネルギー部門を新設し、県全体であわせて2,090点の応募がありました。
会場には、上伊那地域から応募のあった576点のうち入選した21点が展示されています。
県の環境課によると、昨年度は最優秀賞8点のうち、上伊那地域から4点が選ばれ、入選数も三分の一を占めるなど上伊那のレベルが高かったということです。
ポスターは、県内各地で展示されることになっていて、伊那合同庁舎では6月1日まで飾られます。 -
プロの漫画家と愛好家が交流
諏訪地方出身の漫画家、山田孝太郎さんと漫画愛好家の交流会が、27日箕輪町のカフェ・プラットで開かれました。
山田さんは諏訪清陵高校卒業後、東京造形大学に入学。
在学中の平成12年に漫画家としてデビューしました。
現在は月刊コミックアライブで「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」を連載中です。
交流会は山田さんの父親の友人でカフェ・プラットの経営者が企画したものです。
28日は山田さんのファンなど高校生およそ、15人が訪れ店内に飾られた作品を楽しんだり漫画に関する質問などをして交流していました。
訪れた人たちは、プロの漫画家山田さんの話を聞いたり作品に触れその世界観を味わっていました -
セーネンブ的伊那コンで街に賑わい
初めて会った人たちが伊那の街で食事やお酒を楽しむ催し、セーネンブ的伊那コンが27日、伊那市内で行われました。
この催しは、出会いの場づくりや、地域活性化などを目的に伊那商工会議所青年部が初めて企画したものです。
27日は、男性157人、女性108人、合わせて265人が参加し、受付会場のいなっせ北側広場では伊那の勘太郎にちなんで参加者の証明となる三度笠が配られました。
この企画は20歳以上なら未婚、既婚を問わず誰でも参加することができる街なかの合同コンパとして行われました。
伊那コンには、市内12店舗が加盟し集まった人たちは、グループに分かれ指定されたお店で会話や食事を楽しんでいました。
伊那コンは自由参加を含め三次会まで設定され、参加した人たちは、それぞれの店でお酒や料理を囲みながら会話を弾ませていました。 -
山本厚生さん「ひと裁ち折り」講座
東京の一級建築士、山本厚生さんによる「ひと裁ち折り」講座が28日、南箕輪村の大芝研修センターで開かれました。
講座は地域の歴史や文化などについて学んでいる伊那谷地域住民大学が開いたもので、会場にはおよそ30人が集まりました。
講師を務めたのは、東京の一級建築士、山本厚生さんで、「ひと裁ち折り」について話をしました。
「ひと裁ち折り」は、山本さんが考案したもので折り紙を折って一直線に切るだけで文字や図柄など様々な形をつくりだす紙遊びです。
参加者は、山本さんの指示通りに紙を折ったあと、1回ハサミを入れてハートの形を作っていました。
「ひと裁ち折り」では左右対称のものだけでなく折り方を工夫することでアルファベットなどの文字を作ることもできるということです。
山本さんは、「「ひと裁ち折り」は頭も使うし人とのコミュニケーションにも役立つ。世代を超え楽しめる遊びとして広めていきたい」と話していました。 -
福島県飯舘村酪農家、長谷川健一さん講演会
福島第一原発事故により村内全域が計画的避難区域となっている飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの講演会が、26日、伊那市のいなっせで開かれました。
講演会を開いたのは伊那市や箕輪町、南箕輪村に住む住民有志でつくる実行委員会です。
長谷川さんは、飯舘村の酪農家組合理事や区長などを務めていて、原発事故後、農家や住民の支援に奔走しました。
実行委員長で、長年チェルノブイリ原発事故の被災地で支援を行っている原富男さんは「福島の現状をもっと多くの人に知ってもらい、声をあげていきたい」と話していました。
委員会のメンバーは、今後、避難者の支援のほか、上伊那で栽培した野菜を福島の子どもたちに届けるなどの活動をしていきたいとしています。 -
伊那市消防団 出水期に備え水防訓練
梅雨や台風などの出水期に備え、伊那市消防団は、27日、伊那市高遠町の三峰川河川敷で水防訓練を行いました。
この日は、13分団の班長以上、227人が参加しました。
訓練は、長雨や台風などの河川の増水による堤防の決壊や氾濫を防ごうと、毎年この時期に行われています。
団員らは、班に分かれ、増水した際の対処方法を学びました。
このうち、「木流し工法」の実技では、木に重りの土のうをつける作業を行いました。
これは、葉の多い大きな木を川の中に投げ込むことで、急な流れで堤防が削られる事を防ぐものです。
また、鉄で編まれた筒の中に石をつめ、それを川の中に入れることで、水流を制御する蛇篭を作る実技も行われました。
また、この日は、消防団全員に、団員証が配られました。
これを提示すると、伊那市観光(株)の羽広荘や日帰り温泉施設で入浴料が100引きとなります。
伊那市では、優遇制度を設けることで、団員の意識高揚や団員確保へつなげていきたい考えです。 -
鳩吹公園のツツジ見頃
鳩吹公園には11種類およそ3万本のツツジが植えられています。
現在見頃を迎えていて、白や赤、オレンジなどの花を見ることができます。 -
五平餅と山菜を楽しむ会
伊那市の下小沢地区の高齢者クラブ、下小沢あかりの会のメンバーらが近くの小沢地域交流センターで五平餅と山菜を楽しむ会を26日に開き、持ち寄った食材で作った料理を味わいました。
メニューは山椒とくるみの味噌を使った五平餅、山菜の天ぷら、草餅、タケノコの煮物などです。
食材はすべて会員らが山で採ったり、自宅の畑から持ち寄ったものです。
下小沢あかりの会は去年結成され、会員は43人です。
五平餅と山菜を楽しむ会は一人暮らしのお年寄りが昔の料理を懐かしみながら仲間と話ができる場所を設けようと初めて開かれました。
メンバー達は楽しそうに会話をしながら料理を味わって いました。
会長の唐澤寿男さんは「これからも地域で交流できる活動をしていきたい」と話していました。 -
遠照寺 ぼたん見ごろに
ぼたん祭り開催中の伊那市高遠町山室の遠照寺でぼたんが25日見ごろを迎えています。
遠照寺の境内には、2,000株160種類のぼたんがあります。
先代の住職を弔うためにと昭和57年に3本のぼたんが植えられたのが始まりで、今ではぼたんの寺として多くの人たちが訪れるようになりました。
地域の人たちでつくる牡丹を守る会の協力で今年も見事な花を咲かせています。
中には、直径が30センチほどの大きなものもありました。
今年は、花の咲き始めがいつもの年より1週間ほど遅れましたが、このところの好天でペースが早まってきたということです。
遠照寺のボタンは、早咲きと遅咲きのものがあり現在は、600株ほどが見ごろとなつています。
25日は、小雨がふるあいにくの天候となりましたが、境内は多くの見物客でにぎわっていました。
花は、6月初旬まで見ごろということです。