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箕輪南宮神社で雨乞い行事「鹿頭行列」
約450年前から伝わる雨乞いの行事、鹿頭踊りの奉納が18日、箕輪町の箕輪南宮神社で行われた。
この行事は約450年前、干ばつに苦しんでいた人々が、箕輪町木下の南宮神社に雨乞い祈願のため鹿の頭を奉納したことが始まりといわれている。
18日は箕輪町福与と伊那市福島の保育園児や小学生25人が鹿の頭の形をした鹿頭をかぶり町内や神社境内を練り歩いた。
この踊りは昔の箕輪郷のうち天竜川をはさんで、東の福与、福島、西の大泉、大泉新田、大萱、富田の東西が1年おきに行っている。
子どもたちは頭にかぶった鹿頭を重そうにしながらも、しっかりとその大役をこなし地区に伝わる伝統行事に触れていた。 -
箕輪町消防団 ポンプ車操法の部で県大会へ
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が18日、伊那市の富士塚運動公園で開かれ、ポンプ車操法の部で箕輪町が県大会出場を決めた。
大会には、上伊那8市町村の消防団の代表が出場した。
競技はポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏の3種目。
選手たちは、日頃の練習の成果を存分に発揮し、優勝目指して競技に臨んでいた。
大会の結果、優勝はポンプ車操法の部は箕輪町、小型ポンプ操法の部は辰野町、ラッパ吹奏の部は辰野町。
優勝した団は8月1日に塩尻市で開かれる県大会に出場する。 -
夢ぽっけ歌謡教室が村に寄付
カラオケ愛好者が通う夢ぽっけ歌謡教室のメンバーが15日、コンサートで集めた寄付金10万円を南箕輪村に寄付した。
歌謡教室を主宰する久保田陽子さんと、教室に通うメンバー6人が村役場を訪れ、加藤久樹副村長に10万円を手渡した。
夢ぽっけ歌謡教室は、南箕輪村南原のうたごえ喫茶を拠点に現在活動していて、上伊那から80人ほどが通っている。
昨年と今年6月にチャリティコンサートを開き、会場に募金箱を設置したところ10万円集まり、今回、村に寄付することにした。
メンバーは、「カラオケは健康によい。高齢者福祉施設のカラオケ機材の充実に活用してほしい」と話していた。 -
南中生ホームステイ壮行会
夏休みにニュージーランドでホームステイする南箕輪中学校の生徒の壮行会が15日夜、南箕輪村民センターで開かれた。
ニュージーランドでのホームステイ・語学研修に参加するのは、南箕輪中学校の2、3年生8人。
壮行会には、生徒7人と保護者が出席した。
ホームステイ・語学研修は、南箕輪村の人材育成村民国外派遣研修事業の一つで、平成10年から行われている。
参加する中学生は、一人ひとり自己紹介し、「外国の文化や語学を学べるよう頑張りたい」「一つでも多くのことを学んできたい」と抱負を話した。
南箕輪村の加藤久樹副村長は、「目的のためにしっかり勉強し、元気な姿で帰ってきて、報告してもらうことを楽しみにしています」と激励していた。
中学生は、8月1日から12日までの12日間の日程でニュージーランドを訪れ、ホームステイをしながら現地の学校で語学研修などをするという。 -
箕輪中部小で読育講演会
箕輪町の箕輪中部小学校で16日、昔話をテーマとした読育講演会が開かれた。
これは、箕輪中部小学校のPTA教養部が保護者や地域住民を対象に開いた。
教養部では、毎年この時期に講演会を開いているが、今年は箕輪町で力を入れている読むことで豊かな心をはぐくむ取り組み「読育」の講演会を企画した。
講師には、筑波大学名誉教授で昔話を研究している小澤俊夫さんを迎えた。
小澤さんは、実際に昔話を話しながら、その構成や歴史などを説明した。
小澤さんは、昔話はお年寄りから子どもに語り伝えられてきたことを説明し、「昔話にはお年寄りの知恵と子どもが成長する過程で支えとなる大切な要素がたくさん詰まっている」と話した。
また、「昔話を子どもに話す時には、お父さん、お母さんの生の声で読んであげてほしい。そうすることで、子供は自分が愛されていると実感する。それが将来の糧になる」と話していた。 -
市民有志の会「のぞみ(希望)の会」発足
市民が豊かに生きるために、伊那市の行政などについて勉強する市民有志の会「のぞみ(希望)の会」が16日夜、発足した。
市民有志約40人が参加し、伊那市のいなっせで設立総会が開かれた。
この会は、今年4月の伊那市長選挙に出馬した野口俊邦さんを支援した団体「みんなの会」が中心となり、設立準備を進めてきた。
新たな会として広く市民に参加を呼び掛け、市民が地域の主人公として豊かに生きるために、生活にかかわる情報を集め、勉強していくことを目的としている。
会長は小林史麿さん、副会長2人のうちの1人は野口俊邦さんが務める。
小林会長は、「地域の民主的発展のため何をなすべきか論議できる意義は非常に大きい。会合や情報交換をしながらより実のある会にしていきたい」と話していた。
のぞみの会では今後、住民のネットワーク作りや勉強会、住民要求などの事業を行う。
今月29日には、第1回政策研究会として「市長選総括・政策編」を開く予定。 -
関東甲信越梅雨明け
気象庁は17日、関東甲信地域が梅雨明けしたとみられると発表した。
長野地方気象台によると、今年の梅雨明けは、昨年に比べて3日遅いものの、平年より3日早いという。
梅雨明けとなった17日、伊那地域は最高気温が30度を超す真夏日となった。
そんな中、南箕輪村の大芝高原味工房では、17日から一風変わった涼しげなサービスが始まった。
子ども達が足を浸けている水槽の中には魚が泳いでいる。
味工房が新たに始めたのは、魚を使った癒しのサービス「フィッシュセラピー」。水槽に入っているこの魚は、トルコ原産の熱帯魚「ガラ・ルア」、通称ドクターフィッシュ。
ガラ・ルアは、人間の古い角質を食べることから、トルコやドイツでは皮膚病の治療に使われている。
水温は30度ほどと冷たすぎず、約800匹の魚が足に寄って来ては角質をついばむ。
このフィッシュセラピーは、8月いっぱい実施する予定で、15分間500円で体験することができる。 -
箕輪手筒会が花火を打ち上げ練習
みのわ祭りで手筒花火を披露する箕輪手筒会は、16日夜、箕輪中学校のグラウンドで打ち上げ練習を行った。
この日は、松島保育園の園児を招待して、手筒花火や仕掛け花火などの練習を行った。
箕輪手筒会は、地域の活性化を目的に平成14年に発足し、毎年みのわ祭りで花火を披露するほか、全国各地でも活動をしている。
手筒花火13本とミニスターマインやナイヤガラなどの打ち上げ練習をした。
招待された子ども達は、本番よりも規模は小さいものの、迫力ある花火に大きな歓声をあげていた。
箕輪手筒会は、31日のみのわ祭り当日、午後8時頃からみのわ天竜公園で、今回の10倍近い規模の花火を披露する予定で、手筒会では「多くの人にきてほしい」と呼びかけている。 -
伊那ファイターズ全国大会へ
中学生の硬式野球チーム、伊那ファイターズは、8月に開かれる全国大会に出場する。
17日は、伊那市ますみヶ丘の信英球場で練習試合が行われた。
伊那ファイターズは、主に伊那市内の中学生を対象にしたリトルシニアの野球チームで、現在35人が所属している。
6月から7月にかけて開かれた日本選手権信越大会で準優勝し、16年ぶり2度目となる日本選手権出場を決めた。
伊那ファイターズが出場するリトルシニア日本選手権大会は8月2日から東京都の神宮球場で開かれる。
伊那ファイターズは、初戦、北海道代表のチームと対戦することになっている。 -
インド・ネパール料理店でフラメンコライブ
南箕輪村久保のインド、ネパール料理店、アンナプルナで17日、フラメンコライブが開かれた。
フラメンコライブは、伊那市高遠町のフラメンコグループ「ラス・デュエンデス」で講師をしている羽生田 由佳さんが開いた。
17日は羽生田さんと娘の希規(きき)さんが踊った。
グループの中に、この店で働いているメンバーがいたことからライブが実現した。
店には、フラメンコファンや、常連客などおよそ30人が訪れた。
娘の希規さんも4年ほどフラメンコを習っていて、難しい振付の踊りを披露していた。
グループ名のラス・デュエンデスは小悪魔な女達という意味で、見ている人を引きつける様な踊りでお客さんを魅了していた。
フラメンコグループ「ラスデュエンデス」は、来月開かれる伊那まつりでも、フラメンコの衣装で踊りに参加するという。 -
駒ヶ根市中沢の郷土学習会が美篶小資料館視察
駒ヶ根市中沢の中沢公民館を拠点に郷土の歴史や文化を学んでいる「郷土学習会」の会員16人が15日、伊那市の美篶小学校資料館の視察に訪れた。
この会は上伊那地域の歴史や文化などを学んでいる。
中沢地区には、美篶小資料館と同様に、中沢小学校の敷地内に旧中沢小の木造校舎を利用した民俗資料館がある。
中沢の資料館は駒ヶ根市が管理しているが、美篶小資料館の運営方法を学ぼうと視察に訪れた。
美篶小資料館の赤羽仁館長は、地区住民で組織する運営委員会で管理運営していることなどを説明し、「自主管理、自主運営をし、古いものを今に生かす努力をしている」と話していた。
訪れた学習会の人たちは、副館長の矢島信之さんの説明を聞きながら、資料館を見学していた。 -
懇談会「市長と語りた伊那」始まる
地域の活性化や振興策について、市長と地域住民が話し合う懇談会「市長と語りた伊那(いな)」が、伊那市長谷地区を皮切りにスタートした。
初回となった15日夜は、長谷の気の里ヘルスセンター栃の木を会場に、地区住民70人が集まった。
テーマは、定住対策と鳥獣対策。
白鳥孝市長は、定住対策について、「長谷の良さを子どもに伝えていくことが、いづれこの地に戻ってきてくれることにつながる」と口火を切ると、参加者からは、「市が家主との間に入って空き家対策を進めるべき」「高齢者が携わる地域密着型の観光を進めるべき」といった意見が出された。
これに対して白鳥市長は、「空き家対策は大賛成。ゼロ地場人気で大勢の人が来ているので、今のチャンスを上手に使って積極的な提案をしてもらえれば、市も後押しをしたい」と答えた。
一方、長谷地区に温泉が必要との意見に対しては、今あるものを上手に発信していくことが大切竏窒ニして反対の考えを示した。
ある参加者は、「空気と環境が良いだけでは人は定住しない。働く場所の確保が必要」と話した。
これに対し市長は、「企業誘致はトップセールスで積極的に行なうが、製造業だけが働く場所ではない。観光が今の10倍になれば、産業として働く場所の確保につながる」と述べた。
有害鳥獣対策について、白鳥市長は、「緑が減ると災害につながる恐れがある」として、固体数調整の必要性を訴えた。
参加者からは、「北海道犬は有効。全国の成功事例を収集してほしい」とする意見があった。
また、市の公式ホームページの更新の遅れや情報量不足を指摘する声に対しては、「早急に対応を検討したい」と述べた。
この懇談会「市長と語りた伊那」は、現場主義と対話重視の市政を公約に掲げ当選した白鳥市長の想いでスタートしたもので、年内に市内12カ所で計画されている。
次回は、28日に高遠地区で開催されることになっている。 -
大芝高原音頭ニューヴァージョン振付講習会
8月の大芝高原まつりに向け、パレードで踊る大芝高原音頭ニューヴァージョン2006の振付講習会が、15日夜から始まった。
南箕輪小学校の体育館で振付講習会が開かれ、小学生や保護者ら約90人が熱心に練習した。
振付講習会は、振付を覚えて多くの村民にパレードに参加してもらおうと、まつり実行委員会が開いた。
参加者は、インストラクターから振付を教わり、音楽に合わせて練習した。
小学生たちは、竹の鳴り物を手に、元気に踊っていた。
振付講習会は全2回の予定で、次は8月5日午後7時から、南箕輪小学校体育館で開かれる。
まつり実行委員会では、「多くの人に参加してほしい」と話していた。 -
倒産予防と再起への道を説く
経営者に倒産予防と再起への道を説く「八起会」会長の野口誠一さんの講演会が15日、伊那商工会館で開かれた。
講演会は、伊那法人会主催で、上伊那の経営者ら約100人が訪れた。
野口さんは、25歳で輸出玩具メーカーを設立し、年商12億円企業の社長となった。しかし1971年のドルショックにより会社が倒産した。
倒産の苦しみを糧に、再び立ち上がろうと倒産者の会「八起会」を興し、54歳の時には経営の指導やサポートを行う会社を設立して再起を果たした。
講演の中で野口さんは、「倒産は経営の失敗であって、人生の失敗ではない。1番恥ずかしいのは、転んで立ち上がれないこと。自分の苦手と思うことをやり、自分自身を変えていくことが大切」と話した。
最後に、「企業3社のうち1社は、倒産予備軍だということを忘れないで下さい」と、訪れた人達に訴えていた。 -
伊那西部保育園の園児が箸づくり
伊那市の伊那西部保育園の園児27人が16日、地元のヒノキを使って自分の箸づくりに挑戦した。
園児たちには、棒状になっているヒノキが配られた。
東春近にある「井上木工所」の井上賢一さんが、箸のもととなるヒノキを準備し、作り方を指導した。
園児たちは、やすりを使って棒の表面のざらつきをなくし、形を整える作業をした。
やすりをかけることで、仕上げに塗る漆がのりやすくなるという。
やすりをかけた箸には、漆を塗り、3カ月ほどかけてにおいを抜く。
出来上がった箸は、10月に開く収穫祭で初おろしする予定。 -
天竜橋さらに橋脚沈下
伊那市福島と南箕輪村北殿を結ぶ天竜橋の橋脚が更に15センチ沈下したことがわかった。
15日の時点で35センチ沈下していて、16日までに更に15センチ沈み、トータルの沈下幅は、50センチとなった。
こうした事態を受け、国土交通省天竜川上流河川事務所は、天竜川左岸に一つ1トンの土のうを264個、右岸には、500個を超える量を15日午後6時から設置し、17日までに作業を終えた。
これは、万が一、橋が落ちた場合、周辺の水位が上昇し氾濫する可能性があるためで、土のうは1メートル50センチほどの高さになっている。
村では、通行不能となった天竜橋の上流に建設中の新しい天竜橋の、歩行者に限った暫定的な利用について、村内全戸への案内の送付を初めた。
NTT東日本は、万が一の橋の落下に備え、天竜橋を通していた2,600回線分の電話やインターネット回線用の光ファイバーケーブルを新しい橋に移す作業を終え、20日位までに切り替え作業を終わらせる予定。現場には、電話が不通になった場合に備えて、衛生通信移動無線車が待機している。
尚、もともと新しい橋が出来た時点で撤去される予定だった天竜橋は、危険防止のため、撤去時期を予定より早めることになった。 -
伊那市が飯田市に給水車派遣
伊那市は、大雨により大きな被害が出ている飯田市からの要請に応え、16日救援部隊を送った。
今回の大雨による被害で、飯田市では、給水停止になる可能性が出てきたため、伊那市は、災害救援派遣として、給水車2台と水道部職員4人を派遣した。
出発を前に、原秀夫水道部長は、「十分注意をして、期待に応えられるようがんばってきて欲しい」と職員を激励した。
伊那市からの救援部隊は、飯田市内に飲料水を供給している浄水場が被害をうけたため、別の浄水場からピストン輸送で水を運ぶ任務に就いたという。 -
わが家のセーフティーリーダー委嘱式
小学生の防犯意識を高めてもらうための取り組み「わが家のセーフティーリーダー」の委嘱式が14日、伊那市の伊那東小学校で行われた。
この取り組みは、子どもたちの健全育成などを目的に伊那警察署などが行っている。
伊那東小学校の6年生100人がセーフティーリーダーに委嘱され、伊那警察署の依田公雄署長が児童1人1人の首にリーダー証を掛けた。
伊那署の署員は「学校や社会のルールを守り、守らない人には注意をしよう。友だちや家族が安心して暮らすためには、どうすればよいか考え、行動しよう」と児童に呼びかけていた。
式では児童代表の上島千枝さんが「一人ひとりの力は小さいですが、6年生全員が自覚を持ちがんばります」と誓いの言葉を述べた。
セーフティーリーダーとなった6年生は、決まりを守るなど下級生の見本となるような学校生活を送ると共に、犯罪や事故に巻き込まれないため防犯意識を高めていきたいとしている。 -
読育ボラ養成講座開講
絵本の読み聞かせや読書によって子供の豊かな心を育む「読育」を進める箕輪町で14日、読み聞かせボランティアを養成する講座が開講した。
講座は読み聞かせをしたことがない初心者を対象に箕輪町図書館が初めて開いたもので、28人の申し込みがあった。
初回は、飯田市の上郷図書館の元館長下沢洋子さんが、ボランティアの心構えや絵本の持ち方、ページのめくり方など読み聞かせの基本を指導した。
下沢さんは、絵本はまっすぐ立てて持ち揺らさないこと、物語に合わせて読む速度やページをめくる速さを変えることなどをアドバイスしていた。
箕輪町図書館では、50人の読育ボランティアが活動しているが、小中学校や保育園からの要望が増えていることから、本年度は新たに30人程度ボランティアを増やしたいという。
講座は8月まであと2回開かれ、読み聞かせに適した絵本の選び方やグループ実習などを行うことになっている。 -
天竜橋が陥没 通行止めに
今回の長雨で、伊那市の福島と南箕輪村北殿をつなぐ天竜橋が陥没し、通行止めとなっている。
天竜川の川底が削られ、6本あるうちの伊那市側から数えて4本目の橋脚が14日夜から15日朝にかけて35センチほど沈下していて、橋が陥没した。
天竜橋は昭和9年の建設から76年がたち、老朽化が進んでいた。
14日の夜6時半ごろ、天竜川の隣で建設中の新しい天竜橋の施工に携わる業者が気付き、伊那建設事務所に連絡があった。午後6時40分には天竜橋を管理している南箕輪村が橋を全面通行止めにした。
15日は、今後の対応について、国や県、伊那市、南箕輪村の4者が協議をし、記者会見を開いた。
天竜橋を補強して、活用する事は不可能で、新しい橋が出来るまでは、新箕輪橋や明神橋などへの迂回が余儀なくされる。
伊那市の福島から、橋を渡ってJR北殿駅から通勤通学する人もいることから、26日からは歩行者のみ、朝夕の通勤の時間帯だけ、建設中の新しい天竜橋を活用できるようにする。
また、8月18日からは、歩行者に加えて、自転車の通行も出来るようにしていきたいとしている。
新しい天竜橋は、今年10月中下旬完成予定だが、県などでは、橋が使用可能になれば、供用開始時期を早めたい考え。 -
県知事選ポスター掲示板設置
今月22日告示、来月8日投票の長野県知事選挙のポスター掲示板の設置作業が15日、伊那市内で行われた。
15日は伊那市役所付近で掲示板の設置作業が行われた。
県知事選挙には現在、3人が立候補を予定している。
ポスター掲示板は伊那市全体で297カ所に設置されることになっている。
高遠町、長谷地区の設置作業は14日までに終了していて、旧伊那市内は15日と16日の2日間で設置するという。
長野県知事選挙は今月22日告示、来月8日に投開票が行われる。 -
芝平山絵図虫干し
伊那市の指定無形文化財に指定されている、芝平山絵図の虫干し行事が15日、高遠町の北原(きたばら)農業生活改善センターで行われた。
芝平山絵図の虫干し行事には、地区長や総代ら20人が参加し、保管されていた木箱の中から絵図を取り出していた。
芝平山絵図は、302年前の宝永5年に作られたもので、高遠と諏訪の芝平山での境界線を示したもの。
当時は食料など、山から受ける恩恵が今以上だった為、杖突峠から入笠山にかけて山の所有に関する紛争が絶えなかったといわれている。
虫干しの行事は毎年1回、7月15日に、北原、御堂垣外(みどがいと)、荒町、栗田、四日市場、芝平(しびら)の旧6カ村が持ち回りでおこなっている。
最後に確認のハンコが木箱におされ、今日から1年間北原で管理されることになっている。 -
アンガールズが珍味に挑戦
お笑いタレント「アンガールズ」が、番組の収録で伊那市に訪れ、珍味に挑戦した。
14日は、アンガールズの二人が、伊那市山寺の川魚店「塚原信州珍味」に訪れた。
番組は、長野県の食を味わうというもので、二人は、伊那谷の珍味、ザザムシや蜂の子などに挑戦した。
二人が、何故、長野県の人は虫を食べるのかと質問すると、塚原信州珍味の塚原 保治社長は「海を持たない長野県民の貴重なタンパク源だった。食べると精力が付きます」などと、紹介していた。
この番組は、テレビ東京の番組・仮称・イモトアヤコの食アドベンチャーで、8月10日の午後7時半から放送される予定。 -
King of King杯 ソフトバレー大会
ソフトバレーボールの大会、king of king杯が11日、伊那市民体育館などで行われた。
大会は、ソフトバレーを通じて親睦を図ろうと、伊那市で活動するソフトバレーボールチームBee kingが開いた。
大会には、県内をはじめ遠くは京都や千葉などから92チームが参加し熱戦を繰り広げた。
大会は4人制で行われ、決勝トーナメントを目指し、リーグ戦を戦った。
また、コート内に立つ4人の年齢の合計が160歳以上のチームが参加するリーグ戦も行われた。
各チームともスパイクとブロックの激しい攻防を展開していた。
大会関係者によりますと年々県内外からの参加チームも増え、大きな大会になっているということで、ソフトバレー人口の拡大につなげていきたいと話している。 -
シルバー・スワン・アクセサリー展
南箕輪村の白鳥(しらとり) 麻都香(まどか)さんが主宰するアクセサリー教室の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
教室では、銀やビーズなどを使ってアクセサリーを作っていて、白鳥さんが開いているので、名前も「シルバー・スワン・アクセサリー教室」。
今回は、白鳥さんが指導している20人の作品300点ほどが並んでいる。
銀の粘土で形を作り、電気炉で焼き上げてつくるシルバーアクセサリーに、ビーズを組み合わせて作るものなど力作が並んでいる。
この展示会は、19日(月)まで開かれていて、開催中は、アクセサリーの手づくり体験会も予定されている。 -
伊那市環境審議会
伊那市環境審議会の本年度初めての会合が13日開かれ、昨年3月に策定された環境基本計画の取り組み状況が報告された。
環境基本計画では、平成21度から平成30年度の取り組み目標を、短期、中期、長期に分け示している。
昨年度達成すべきとした短期目標が、どの程度達成できたか説明があった。
そのうち、目標が達成できた取り組みとしては、地域の里山の集約化と整備、ごみの減量化・資源化の推進などを挙げた。
一方、目標が達成できなかったものとしては、小学校でのCO2排出量削減の取り組み、ポイ捨て禁止条例の制定などを挙げた。
ポイ捨て禁止条例については、昨年度制定出来なかったことを受け、本年度、引き続き策定を目標としているが、「条例という形をとる前に、するべきことがあるのでは」などといった声も多くあった。
そのため伊那市では、審議会の意見を聞きながら検討していきたいとしている。 -
特養グレイスフル箕輪起工式
箕輪町上古田に建設される特別養護老人ホーム「グレイスフル箕輪」の地鎮祭・起工式が13日、現地で行われた。
地鎮祭・起工式には、関係者約30人が出席した。
新たに建設される特別養護老人ホームの定員は30人で、そのほかにショートステイで10人が利用できる。
鉄筋コンクリート構造3階建てで、延床面積は約2千平方メートル。総事業費は約4億4千万円で、そのうち2億3千万円ほどが国からの補助金でまかなわれる。
箕輪町の平沢豊満町長は「高齢化が進む中、町には80人ほどの施設待機者がいるため、大変ありがたい」と話していた。
また、施設を運営する社会福祉法人サン・ビジョンの杢野輝尚理事長は、「高齢者に元気になってもらう介護を目指していきたい」と話した。
施設は、既存のデイサービスセンターや生活支援センターの隣りに建てられ、一帯は自立者から介護が必要な人まで対応できる老人複合施設として整備される。
オープンは来年5月を予定していて、上伊那地域の住民を対象に年明けぐらいから入所者の募集を行っていく予定。 -
村民ゴルフ大会チャリティー寄付
11日に開かれた南箕輪村民ゴルフ大会で集められた寄付金7万4665円が14日、南箕輪村に贈られた。
副大会長の田中秀明さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。
南箕輪村民ゴルフ大会は、今月11日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれ、174人が参加した。
大会は、村民の親睦を目的に毎年開かれていて、今年7回目。
白樺コースの6番ホールに募金箱を置き参加者に呼びかけたところ7万4665円が集まった。
唐木村長は、「福祉などに有効に使わせて頂きたい」と感謝していた。 -
高齢者教室で白鳥伊那市長が講演
伊那公民館の高齢者教室で14日、白鳥孝市長が市政について講演した。
7月の高齢者教室で、80人ほどが参加した。
伊那公民館の高齢者教室では、毎年この時期に、市長を講師に招き伊那市政について学んでいる。
白鳥市長は、参加者からの質問を受けながら対話形式で市政について話した。
最初に質問が出た高齢者福祉については、福祉入浴券を3枚から4枚にしたこと、高齢者を対象に南アルプス林道バスを使った食事と入浴付きのツアーがあることを説明し、「友人を誘ってぜひ利用してもらいたい」と呼びかけた。
また、自身が力を入れてきた公民館活動にもふれ「高齢者の知恵や経験を若い世代が学べる場所が公民館活動。伊那市全体としてもそういった活動に力を入れていきたい」と話していた。 -
伊那小児童 補助犬の仕事学ぶ
伊那小学校の児童が13日、宮田村の日本聴導犬協会を訪れ、犬との触れ合い方や障害者の生活をサポートする補助犬の仕事について学んだ。
伊那小児童14人が宮田村の日本聴導犬協会訓練ホームを訪れ、耳や体の不自由な人の生活をサポートする補助犬の役割についてスタッフから教わった。
伊那小学校では、協会のスタッフやボランティアを講師にむかえ月に1回「犬のしつけクラブ」を行っていて、犬と人との触れ合いについて学習している。
この日もその一環で協会を訪れ、犬のマッサージやブラッシングを体験した。
犬と直接触れることは、人間と犬の信頼関係を築き、絆を深めるという。
日本聴導犬協会ではクラブを通して、犬について理解してもらい、人と動物とのやさしい関係づくりを進めていくという。