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諏訪形諏訪神社御柱まであと一週間
伊那市西春近諏訪形区の御柱祭。
10月2日に行われる里曳きや建て御柱に向け、地区では準備が進んでいます。
26日は集落センターに地区住民およそ60人が集まり、祭りで行われる騎馬行列や獅子曳きの練習が行われました。
獅子曳きは、子供たちが踊りながら獅子を神社へと導くもので、地区の保育園児から中学生までが参加して行われます。
子供たちはグループ毎に分かれ、扇子や足の運びなどを教わっていました。
市の無形文化財に指定されている騎馬行列は、時代衣装に身を包み地区内を練り歩くもので、御柱祭の中心的な行事として行われています。
メンバーは廊下に並び、繰り返し手や足の動きを確認していました。
練習は本番まで毎晩行われるということです。
諏訪形諏訪神社の御柱祭は、10月2日に里曳きと建て御柱が行われる予定で、伊那ケーブルテレビでは、祭りの模様を午前11時半から生中継します。 -
伊那市が金融業者を提訴
伊那市は27日、滞納分の税金を回収するため、長野市の金融業者に対し、訴訟を起こしました。
27日は、伊那市代理人の長谷川洋二弁護士が長野地方裁判所伊那支部に訴状を提出しました。
訴訟は伊那市が長野市の金融業者、株式会社コムレイドに対し起こしたもので、およそ434万円の支払いを求めています。
これは、住民税などを滞納していた市民がコムレイドに払い過ぎていた利息を、この市民に代わって伊那市が請求するものです。
長谷川弁護士によりますとこの市民は40代後半の男性ということで滞納していた金額は、およそ37万円です。
伊那市が勝訴した場合、滞納額以外のおよそ395万円は、この市民に返されるということです。
伊那市では訴訟を起こしたことについて、「何もしなければ、税収にはならない。納税対策として手をつくしたい。」と話しています。
一方コムレイドは「訴状を見ていないのでコメントできない」としています。 -
トップストーンJrが2年ぶり3度目優勝
上伊那ケーブルテレビ協議会の第4回ケーブルテレビ杯少年サッカー大会が26日、伊那市の富士塚スポーツ公園で開かれ、宮田村のトップストーンジュニアが2年振り3度目の優勝を果たしました。
ケーブルテレビ杯には上伊那の10チームが参加し、決勝は青のユニフォーム宮田村のトップストーンジュニアと黄色のユニフォーム伊那市の伊那少年サッカースクールスポーツ少年団の対戦となりました。
試合は前半4分トップストーンの藤澤圭佑が右サイドからシュートを決め1点を先制します。
その直後トップストーンの伊藤真輝が2点目のゴール。
3対0で迎えた後半、伊那少年の池上新がループシュートを決め、1点を返します。
後半18分内田悠介がドリブルで相手ゴール前にボールを持ち込みファールを誘います。
その内田がペナルティーキックを決めもう1点追加。
しかし試合は5対2でトップストーンジュニアが勝ち、この大会2年ぶり3度目の優勝を果たしました。 -
新ごみ中間処理施設 残さ処理溶融方式で
上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会が27日開かれ、新ごみ中間処理施設での焼却後の灰、残さの処理を溶融方式にする委員会としての方針が決まりました。
新ごみ中間処理施設から出る残さは、箕輪町にあるクリーンセンター八乙女最終処分場を再生し、埋め立てることが確認されています。
残さの処理は、焼却方式ですべてを埋め立てる場合と、溶融方式で残さの一部を資源化し、残りのすすを埋め立てる場合の2通りあります。
広域連合から、焼却方式の場合、埋め立て処理能力はおよそ12年間、施設整備と運転の費用合計は年間およそ1億4千万円、溶融方式の場合、処理能力はおよそ40年間、費用合計はおよそ4千万円になることなどが示されました。
広域連合からは、「溶融方式の方が優位」との説明がありました。
委員会では、上伊那の廃棄物は上伊那で最終処分まで行う完結型を目指すという基本方針と、八乙女最終処分場の延命の観点から、残さ処理を溶融方式にすることが決まりました。
委員会の決定については、白鳥孝上伊那広域連合長に報告されます。
今後は、来年度設置する施設整備基本計画策定の専門委員会で、新ごみ中間処理施設の処理方式について、焼却と灰溶融方式、ガス化溶融方式の中から複数の方式を絞り込むということです。 -
伊那市中心市街地再生へアンケート調査実施
伊那市の中心市街地再生プラン策定委員会は、プラン策定の参考にしようとアンケート調査を実施します。
27日は、第3回の委員会が伊那商工開館で開かれ、アンケート調査の実施を決めました。
アンケートは、中心市街地を構成する山寺、坂下、荒井、西町などの住民を対称にするものと、商店主を対象にするものの2種類を実施します。
住民アンケートは、約500人で、信大生や市内5つの高校生180人にも聞きます。
内容は、中心商店街に行く目的や主な購入先、頻度、交通手段、滞在時間などです。
一方商店主アンケートは、約200人を予定し、店の形態や後継者の有無、課題などを聞きます。
実施時期は、10月で、11月中にまとめをして、プラン策定の参考にしていくことにしています。
伊那市の中心市街地の再生事業は、今年度から3年間の県の支援事業を活用し、中心市街地再生協議会が取り組むもので、委員会は、来年1月末をめどにプランをまとめる計画です。
プランに基づく具体的な事業は、2011年度と2012年度に実施する計画です。 -
第6回三峰川天国
三峰川みらい会議は、26日伊那市高遠町の山田河原河川敷で第6回三峰川まつりを開きました。
子どもたちに人気のつり天国は、川を釣堀状に囲い、中ににじますを放して、思う存分釣りの醍醐味を味わってもらおうというものです。
開始の合図で一斉に釣り糸を垂れると、次々と魚がかかっていました。
まつりでは、この他、魚のつかみどりや下駄飛ばし大会など楽しい催しが行なわれました。 -
秋晴れに恵まれ各地で歴史に触れるイベント
さわやかな秋晴れに恵まれた26日は、上伊那各地で地域の歴史に触れるイベントが行なわれました。
伊那市では、西町公民館主催の「歴史の道 伊那街道を歩こう」が行なわれ、区民らが市内9箇所の史跡などを徒歩でまわりました。
伊那市文化財審議委員で古文書研究会会長の久保村覚人さんが講師をつとめ、一般的な歴史書には出てこない、伊那地域の研究者ならではの視点から解説していました。
一行は、西町公民館を出発し、伊那橋を見学。
伊那橋を通る国道153号は、明治7年当時、長野県が南信地域で最初に取り組んだ大事業だったことなどが説明されました。
入舟の天竜川舟着場では、竜東方面の荷物を扱う舟着場が、左岸の中央区側にもあったことや下流まで流れていった舟を回収する仕事が大変だったことなどを話していました。
関係者は、「健康づくりも兼ねて地域の歴史を再発見してもらえたら」と話していました。 -
明音寺で平澤真希さんピアノコンサート
箕輪町の明音寺本堂で、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんのピアノコンサートが26日、開かれました。
明音寺の本堂にはおよそ170人が集まり、平澤さんのピアノ演奏に聞き入っていました。
明音寺では、ヨーロッパの教会でコンサートが行われるように、寺でコンサートがあってもいいのではと、8年前に初めて平澤さんのピアノコンサートを開きました。
それ以後、人形浄瑠璃や落語、バンド演奏などを本堂で行っています。
平澤さんは伊那市出身で、ポーランドのショパン音楽大学を最優秀主席で卒業しています。
今回は明音寺で4回目のコンサートで、ショパン生誕200年に合わせショパンの曲13曲が演奏されました。
訪れた人たちは、コンサートホールとは違った空間で奏でられるピアノの音色にじっと耳を傾けていました。 -
ふるさと歴史ウォーキング
箕輪町では26日、東山山麓の歴史遺産を訪ねる「ふるさと歴史ウォーキング」が行われました。
これは、箕輪町郷土博物館が行ったもので、およそ20人が参加しました。
町では、北小河内から三日町までの東山山麓に歴史コースを整備しています。
今回は、整備が終わった南小河内のコースの一部を歩きました。
コースには、案内看板が設置されていて、参加者は博物館の学芸員の説明を聞いていました。
コースの一つ、臨済宗の寺、普済寺では、町の有形文化財に指定されている参道を歩きました。
普済寺の参道の両側にはスギ、ヒノキ、カヤの木が茂り、町内でもこれだけ立派な参道の並木は珍しいということです。
町郷土博物館では、「自然と歴史豊かな東山山麓の歴史コースを皆さんに歩いてほしい」と話していました。 -
伊那ナイターソフトボールリーグ戦閉会
伊那ナイターソフトボールの今シーズンのリーグ戦閉会式が22日、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で開かれました。
閉会式では成績発表が行われ、Aリーグはインターフェアが優勝しました。
インターフェアは、リーグ戦の結果アスターと同率首位となりましたが、優勝決定戦でアスターを4対3で下し2年ぶり9回目の優勝を果たしました。
リーグ戦は上位のAリーグと下位のBリーグに分かれ、4月16日から今月22日まで総あたり戦で行われました。
伊那ナイターソフトボール連盟の春日利男会長は「来年度もこの25のチーム数を減らすことなく、ソフトボールの町伊那市に貢献していきたいと思う」と話していました。
今シーズンの結果でAリーグ下位とBリーグ上位の3チームが入れ替わり、来期も4月からリーグ戦が行われることになっています。 -
美篶地区の子ども達 稲刈り体験
さわやかな秋晴れとなった25日、伊那市の美篶地区の子ども達が食について学ぶ「おやこあおぞら教室」で、稲刈り体験が行われました。
あおぞら教室は、美篶公民館などが子ども達に楽しみながら食育について学んでもらおうと開いているものです。
25日は、公民館近くの田んぼで5月下旬に子ども達が植えたもち米の稲刈りを体験しました。 -
伊那市美篶地区 戦没者慰霊祭
伊那市美篶地区の戦没者慰霊祭が22日に行われ、遺族らが戦争で命を落とした人の冥福を祈りました。
この日は美篶小学校グラウンド横にある忠魂碑の前で慰霊祭が行われ、遺族や関係者70人が集まり焼香などをして犠牲者の冥福を祈りました。
慰霊祭は、毎年9月の彼岸の時期に美篶社会福祉協議会が行っているものです。
美篶社協の後藤郁会長は「祖国に帰ることなく亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します」と祭文を読みあげました。
遺族を代表して美篶遺族会会長の矢野源嗣さんは、「遺族も戦争の被害者として長年労してきた。悲惨な戦争が二度と起こらない事を願っている」と話していました。
美篶地区の忠魂碑には、日清・日露戦争から第二次世界大戦までに戦争で命を落とした244人の名前が納められています。
戦後65年が経過し遺族も高齢化している事から美篶社協では「地域から尊い犠牲がでたことを風化させないよう、これかれも続けていきたい」と話していました -
伊那市議長らが要請書を市長に提出
伊藤泰雄伊那市議会議長らは24日、NECライティングの伊那工場閉鎖に関する要請書などを白鳥孝市長に提出しました。
24日は、伊那市議会正副議長など6人が、白鳥市長に要請書を提出しました。
要請書の提出は、9月定例市議会で可決されたものです。
提出した要請書はNECライティング伊那工場閉鎖についてと、子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成についてです。
NECライティングの工場閉鎖については「従業員の希望に沿った勤務先を確保すること」「伊那市が交付した商工業振興補助金の返還を求めること」の2点を要請しました。
それに対し白鳥孝市長は「NECライティングからは早い段階で返事をもらえると思う.紳士的な返答を待っている」と話しました。 -
十五夜 旧井澤家住宅にオカラコお供え
伊那市西町の旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会は25日、十五夜の行事としてオカラコを供えました。
伊那部宿を考える会では、地域の伝統を伝えていくため、毎年オカラコ作りをしています。
オカラコは、もち米から作る団子で、2晩水に浸けたもち米を丸めて団子にします。
上伊那地域では、昔、多くの家庭で十五夜に合わせてオカラコが作られていました。
この日は、伊那部宿を考える会の会員が作ったオカラコと、カボチャやサトイモなどの野菜を縁側に並べ、月に供えていました。
オカラコは26日、会員に配り、各家庭でオカラコ汁にして味わうということです。 -
ドームの中でお茶を楽しむ
子ども達に心地良さを感じてもらおうと伊那市の伊那図書館で23日、手作りのドームの中の空間を楽しむイベントが行われました。
これは、現在伊那図書館で開かれている伊那谷住宅建築展のイベントの一つとして行われたものです。
建築展は「ここち」をテーマに伊那市などに住む建築家が提案する住宅の写真などを展示しています。
ドームは、上伊那の建築士と地元の子ども達が竹を骨組みにして和紙を張りつけて完成させました。
ドームは、直径4m、高さ2メートルで中は4畳半ほどのスペースとなっています。
夕方、館内の電気が消され、ドームの中では、キャンドルが灯されました。
訪れた子ども達は、話をしたりお茶を飲んだりしてドームの中の空間を楽しんでいました。
このドームは今月26日まで伊那図書館に設置されています。 -
川シンポジウム「川を美しくする集い」
河川などの水環境について考える川シンポジウム「川を美しくする集い」が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
川シンポジウムは伊那市などが行っていて、今日は実践発表などがありました。
実践発表では、美篶小学校4年1組が三峰川堤防の桜並木復活の取り組みを発表しました。
堤防の歴史のほか、桜の苗木を植えていること、ベンチを作って設置したことなどを紹介しました。
児童は、「桜並木を見るために多くの人に三峰川堤防に来てほしい」と話していました。
また、気象予報士でNHK気象キャスターの高田斉さんによる講演がありました。
高田さんは、地球温暖化など気候変動が起こると、台風が強い勢力のまま北上したり、集中豪雨が起きやすくなると話しました。
また、地球温暖化が進むと安全な飲料水や地下水の不足が考えられるとして、「水は限られた資源。皆で大切な水について考えていきましょう」と呼びかけていました。 -
箕輪町でマルメロの選果作業
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で25日、マルメロの選果作業が行われました。
今年は酷暑の影響で例年よりサイズが小さめとなっています。
この日は生産農家やJA職員などが選果作業にあたりました。
箕輪町では、毎年20トン以上のマルメロを出荷しています。
今年は夏の酷暑の影響で例年よりサイズが小さく、去年の3分の2のおよそ15トンの出荷を見込んでいます。
箕輪町マルメロ専門部会の大槻昭治部会長は「今年は全般的に小物が多い。いくら手を加えても天気だけにはかなわない」と話していました。
作業にあたった人たちは、大きさや形、傷がないかなどを確認しながら、マルメロをベルトコンベアに乗せていました。
この日選果したマルメロは、主に諏訪地域の加工業者に出荷され、シロップやのど飴、ジュースなどに加工されるということです。 -
信州みのわ山野草クラブ 秋の山野草展
箕輪町の山野草愛好家でつくる「信州みのわ山野草クラブ」の秋の山野草展が、25日から木下公民館で開かれています。
会場には会員19人の作品、およそ230点が並んでいます。
信州みのわ山野草クラブは、8年前に木下公民館のクラブとして発足して以来、毎年展示会を開いています。
会場には、石の上に植える「石付け」や、ひとつの鉢に様々な種類の草花を植える「寄せ植え」などの作品が並んでいます。
今年は夏に暑い日が続いたため、秋の花の咲きが遅く、展示に間に合わせるのに苦労したということです。
白鳥征男会長は「難しい気候条件の中で、会員が丹精込めて作った作品が並んでいるので是非見に来てください」と来場を呼びかけていました。
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展は木下公民館で26日(日)まで開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。 -
AFC祭で信大の農場一般開放
信州大学農学部の付属農場を一般開放するAFC祭が、25日に開かれ、多くの人で賑わいました。
信州大学農学部の付属施設「アルプス圏フィールド科学教育研究センター」通称AFCでは、農場などを使って農産物の生産や研究を行っています。
AFCでは、地域の人たちに活動を知ってもらおうと、毎年AFC祭を開いています。
会場には、実習で作られている農産物や生産品が並んだ他、様々な体験コーナーが設置されました。
毎年恒例となっているぶどう狩りには多くの人たちが訪れ、もぎたてのぶどうの味を楽しんでいました。
今年は雨の日が少なかったため、大粒で甘いブドウができているということです。
演習林では丸太切りや、バームクーヘン作りなどの体験コーナーが設けられ多くの人たちで賑わっていました。
あるスタッフは「地域の人たちに楽しんでもらいながら、大学でどんな活動をしているのかを知ってもらえたらうれしい」と話していました。 -
伊那東小学校の伝統 すもう大会
伊那東小学校の秋の伝統行事すもう大会が22日に開かれました。
この日は学年ごとに団体戦や個人戦を行いました。
子ども達は2週間ほど前から朝の時間や休み時間を利用して練習をしてきたという事で、力強い押し出しや土俵際のねばりをみせていました。
伊那東小学校では、お互いに触れ合って遊ぶことの楽しさを知って欲しいと話していました。 -
箕輪町役場人事異動
箕輪町は10月1日付の人事異動を24日、内示しました。
異動総数は18人で小規模の異動となっています。
課長には3人が昇格します。
経営企画課長には、住民環境課生活環境係長の唐澤紀朗さん。
住民環境課長には建設水道課建設管理係長の倉田祐ニさん。
建設水道課工事担当課長には建設水道課建設工事係長の柴敏夫さんが昇格します。 -
美咲さんコンサート
松本市出身のシンガーソングライター美咲さんのコンサートが22日、伊那市高遠町のさくらホテルで開かれました。
コンサートは、高遠ブックフェスティバルのイベントひとつとして開かれたものです。
美咲さんは松本市出身で、自然をテーマに全国各地でライブを行っています。
22日は、CMソングとなっている曲などを演奏しました。
会場にはおよそ30人が訪れ美咲さんの歌声に聞き入っていました。 -
廃校の音楽祭
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭」が19日、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれました。
会場には、地元や東京などからおよそ40人が集まりました。
音楽祭は、10年ほど前に東京からこの地域に移り住み、芝平分校の保存活動をしている飯島忠義さんが中心となり開いたものです。
廃校を利用しながら保存していこうというもので、セットやチラシなどは全て手作りです。
東京で活動しているプロのミュージシャンによる、ジャズやポップスの演奏の他、飯島さんの妻茉鈴さんは、カンツォーネを披露しました。
飯島さんは「今後もこの場所を有効利用できるようなイベントを企画していきたい」と話していました。 -
最高気温17.7度 10月下旬並みの肌寒い一日
24日の伊那地域の日中の最高気温は、17.7度となり、9月に入って初めて20度を下回りました。
10月下旬並みの、肌寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、24日の伊那地域の最高気温は17.7度となりました。
これは、平年の最高気温より4.4度ほど低く、10月下旬並みの気温となります。
今年は9月に入ってからも最高気温が30度前後で推移する暑い日が続いていましたが、一気に秋の装いとなりました。
伊那地域では、5月27日からきのうまで、20度を超える日が続いていて、20度以下となるのは120日ぶりとなります。
長野地方気象台によりますと、この寒さは26日頃まで続き、その後は平年並みの気温に戻るということです。 -
箕輪町駅伝大会
箕輪町内東と西の2コースを走る駅伝大会が23日行われました。
大会には、小学生から一般までの39チームが出場しました。
これまでは町内を一周する形でしたが今年から東と西のコースにわけ、コース別優勝と合計タイムの総合優勝を競う形で開催しました。
東コースは北河内公民館をスタートし福与公民館までの4区間8,8キロです。
昨日は、激しい雨の中選手たちは声援を受けながら力走していました。
東コースの優勝は、木下Aでした。
西コースは、沢グラウンド南側をスタートし西部地域を通り、役場隣の地域交流広場までの6区間13,4キロです。
沿道には多くの住民がのぼり旗を持って声援を送っていました。
西コースの優勝は松島Aでした。
合計タイムの総合優勝は、木下Aで、大会15連覇を達成しました。 -
燈籠祭
五穀豊穣に感謝する燈籠まつりが伊那市高遠町で開かれ、22日のよい祭りでは高遠囃子の演奏などが行われました。
商店街には稲穂にみたてた「ほおずきちょうちん」が飾られました。
22日は、高遠囃子を保存継承している桜奏会による巡行が行われました。
桜奏会のメンバー22人が提灯を先頭に、太鼓や笛、三味線などを演奏しながら町内を巡行しました。
メンバーらは、清水町を出発し行きはゆっくりとしたテンポの本囃子、帰りはテンポが速く賑やかなかえり囃子でおよそ3キロを巡行しました。
町内には、三味線や笛の音色が響き渡り訪れた人たちは、提灯の明りに灯された町並みを楽しみながら演奏に聞き入っていました。
また、商店街では、仲町の住民有志6人が浴衣姿で高遠囃子などを演奏し、地域住民が腰を下ろして曲を楽しんでいました。 -
森林と木質バイオマス活用講演会
間伐材などの木質バイオマスの利活用について考える講演会が24日に伊那市役所で開かれ、参加者たちが、その可能性を探りました。
長野県の森林面積は、78%を占め、豊富な森林資源から生み出される木質バイオマスは、地球温暖化防止の観点から有望な産業振興の一つと期待されています。
財団法人長野県テクノ財団 伊那テクノバレー地域センターは、木質バイオマスについて学び関連技術のビジネス化への取組みや地域活性化につなげようと講演会を開きました。
講演は、三部構成で、森林エネルギーの利用と現状、今後の展望などについて、それぞれの専門家が講師を務めました。
「長野県の森林を取り巻く現状と今後の木材活用の展望」のテーマで講演した信州大学農学部森林科学科の植木達人教授は、「利活用する出口の部分は、これからのびるだろうが、原料をどうするかという入り口の部分は課題が多い。造林から流通、加工までトータルでみないと、コスト的に不利な森林資源の利用は困難になってくる」と話しました。
会場には、林業・木材・建設関係者や木質バイオマスに関心がある市民など60人が訪れ、講師の話に耳を傾けていました。 -
南信地区高校定時制生活体験発表
南信地区の高校定時制に通う生徒達の生活体験発表会が18日、駒ヶ根市の総合文化センターで開かれました。
生活体験発表会は全国大会へと続くもので、南信地区大会には上伊那農業高校、箕輪進修高校など6校から7人が出場しました。
このうち、今年度末で定時制課程が終了となる上伊那農業高校の4年生、森本夏希さんは、「4年目の思い」と題して話しました。
森本さんは、在校生の入学がなく生徒数が減っていく中で、皆で工夫して活動してきたことなどを話しました。
発表は制限時間7分で、発表の内容や態度などが審査されました。
審査の結果、最優秀賞には赤穂高校4年の林和弥さんが選ばれました。
県大会は10月9日に松本市で開かれ、南信地区からは上位3人が出場することになっています。 -
聴覚障害者の長寿を祝う会
上伊那聴覚障害者協会は、75歳以上の聴覚障害者の長寿を祝う会を、21日に開きました。
21日は、宮田村の介護予防拠点施設「なごみ家」で、長寿を祝う会が開かれました。
これは、上伊那聴覚障害者協会が毎年開いていて、今年は、75歳以上の5人を招きました。
会場となった「なごみ家」は障害者や高齢者が、気軽に集まる場所として設置されています。
毎週火曜日に、上伊那地域の高齢な聴覚障害者のミニデイサービス・もみじ会が会合を開いていて、イベントを行うなどして交流しています。
「長寿を祝う会」も、もみじ会の開催にあわせて開かれました。
長寿を祝う会では、食事などを楽しんだほか、駒ヶ根市の堀口 邦子さんによるマジックショーも行われました。
宮田村の原 忠弘さんは、「みんなと一緒に長寿を祝ってもらってとても良かった」と話していました。 -
写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部による写真展「貌・季節の中で」が伊那文化会館で開かれています。
会場には南信支部の会員が写した、中央アルプスや南アルプスなどの山岳写真55点が並んでいます。
写真は会員がこの1年間に撮影した新作で山の姿や色合いなど季節ごとの表情が写しだされています。
山の写真は天候など気象条件によって出来栄えに違いが出てくるということで、会員らは、何時間もシャッターチャンスを待って写真を撮るということです。
会場を訪れた人たちは、自然がつくりだす、一瞬の表情を撮らえた写真に見入っていました。
日本山岳写真協会はプロ、アマ含め国内外におよそ400人の会員がいて、そのうち南信支部には18人が所属し、活動しています。
南信支部では「この写真展で人の目に触れることの少ない山の姿を楽しんでもらいたい」と話しています。
山岳写真展「貌・季節の中で」は26日まで伊那文化会館で開かれています。