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伊那市の小学校、2学期始業式
伊那市の小学校で19日、2学期の終業式が行われ、学校に元気な子供達の姿が戻ってきました。
伊那東小学校では、日焼けした 人の児童が体育館に集まり始業式が行われました。
式の中で山本かずお校長は、勉強など毎日コツコツと取り組み実りのある2学期にしましょうと児童たちに呼びかけました。
また、2年生と5年生の児童が2学期の目標を発表しました。
2年の中村恵さんは今年、漢字検定があるので国語の時間にしっかり覚えて合格したい。
5年生のふりはたゆいさんは、授業中は先生の話を聞き、目標を持って2学期を楽しく過ごしたいと発表していました。
教室に戻った子供達は休み中の課題を提出したり、夏休み中の思い出を話し合っていました。 -
原久夫元伊那市長の葬儀、しめやかに
今月14日に亡くなった元伊那市長の原久夫さんの葬儀が19日、伊那市でしめやかに行われました。89歳でした。
原久夫さんは1974年から旧西箕輪村役場に勤務。町村合併後1970年7月伊那市収入役・翌年は助役を勤めました。昭和61年2月から平成6年2月までの2期8年市長を勤めました。
在任中は、市役所新庁舎開庁・市内の下水道整備・権兵衛トンネルの道路計画開始から建設への道筋をつくるなど市の発展に尽力しました。
19日は、伊那市の平安祭典伊那斎場で葬儀が行われ市役所や友人知人など180人が参列しました。
会場にはメモリアルコーナーが設けられ当時の写真などが飾られていました。
小坂樫男伊那市長は「あなたの生前の数々の功績と高い人徳に経緯と感謝の意を表し、ひたすらご冥福を祈るばかり。偉大なるあなたの業績をついで今後とも伊那市の発展に全力を尽くす事を誓います」と弔辞を述べた。
参列者は、祭壇のまえで手を合わせていました。 -
南箕輪で、村の民話おはなし会
南箕輪村図書館で20日、村の民話、童話のおはなし会が開かれました。
これは南箕輪村の図書館に新設された世代間交流施設の有効活用を図ろうと、村教育委員会と図書館が開いたものです。
村内のおはなしボランティアグループがスライドを使って村に伝わる、昔話を読みました。
話しを聞いたのは村公民館活動の高齢者学級のメンバーで昔話をなつかしそうに聞いていました。
図書館は世代間交流施設建設工事事業として、およそ100平方メートルを増設し、今年、7月にリニューアルオープンしています。
おはなし会を企画した村図書館では本や読書会などを通して高齢者同士や親子が交流できる場所として活用し、地域文化の拠点にしていきたいと話しています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市高遠総合支所で打ち水大作戦
ヒートアイランドをおさえようと20日、伊那市高遠町総合支所で打ち水大作戦がおこなわれました。
打ち水大作戦は環境問題への意識を高めようとおこなわれたもので、職員およそ15人が参加しました。
今日は支所近くの井戸から汲んできた水、およそ370リットルを支所前の駐車場に手分けしてまいていました。
打ち水は3分ほどおこなわれ、しばらくすると水でぬれたアスファルトから涼しい空気が流れてきました。
打ち水の結果、始める前は31度あった気温が3度下がり、28度になりました。
この打ち水大作戦は22日にも伊那市役所でおこなわれるということです。
市民ならびに市職員の環境意識向上につながるか、関心が寄せられるところです。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
天山の末裔伊賀焼寄贈
高遠藩士、阪本天山の末裔で陶芸家の坂本としひとさんが20日、伊那市に伊賀焼きの壺を寄贈しました。坂本さんが伊那市役所を訪れ北原明教育長に壺を手渡しました。
坂本さんは高遠藩士、阪本天山の7代目にあたります。
三重県に生まれ伊賀焼きの3代目として県展にも入選するなど陶芸家として活躍しています。
今回、阪本天山の縁で、「伊賀耳つき花いれ」を伊那市に寄贈しました。
坂本さんによりますと、伊賀焼きは「歪みの美」また「ひずみの美」といわれているほか、作品に耳をつけ全体のバランスを整えるところが特徴だということです。
伊賀焼きは一次途絶えていたということですが、坂本さんのおじいさんが復活させ、受け継いでいます。
坂本さんはあすから、伊那市のベルシャイン伊那店で作陶展を開くということで、伊賀焼きの素晴らしさを、多くの人に知ってもらう機会にしたいと話しています。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町で長寿者訪問始まる
9月15日の敬老の日を前に、箕輪町では長寿を祝う長寿者訪問が、20日から始まりました。
20日は、箕輪町木下の渕井明(ふちいあきら)さん宅を平沢豊満町長が訪れ、長寿を祝いました。
長寿者訪問は、今年度88歳以上となるお年寄りを対象に毎年行われていて、米寿を迎える88歳の人には記念にヒノキのお椀が贈られます。
渕井さんは、大正9年8月11日生まれの88歳、健康の秘訣は、沢山たべて、気楽に過ごす事だという事です。
箕輪町の長寿者訪問は、来月4日まで、約300人を対象に行われる事になっています。 -
伊那市天使幼稚園でシャボン玉ショー
伊那市の天使幼稚園で今日シャボン玉ショーが行われました。
ショーを行ったのは、愛知県豊田市で活動している、「夢広場」の代表、鈴木(すずき)和明(かずあき)さんです。
夢広場は、愛知県の保育園を中心に活動していますが、活動の場を広げようと、今日は長野県で2回目のショーを天使幼稚園で行いました。
鈴木さんが、保育士と一緒に、うちわやサンダルなど少し変わったものでシャボン玉を作ると、子供達から歓声が上がっていました
この後全員が一人ずつ大きなシャボン玉の中に入って遊びました。
鈴木さんは「子供達が喜んでくれるのがうれしい。今後は全国の子供達にシャボン玉を見せたい」と話していました。 -
上農高校盆花市、今年も盛況
上伊那農業高校恒例の花市が12日、いなっせ多目的広場で行なわれました。販売開始となる午前9時30分まえから、100人を超える列ができていました。
手頃な価格で良質な花が販売されるとあって毎年人気を呼んでいます。訪れた人達は人束500円の花を買い求めていました。 -
防げ、医療崩壊竏著A携・機能分担のあり方検討へ
上伊那地域の医療問題を話し合う医療検討会が12日、県伊那合同庁舎で開かれ、上伊那の公立病院の連携・機能分担の可能性について検討していくことが決まりました。
連携・機能分担の可能性についての検討は、医療崩壊を避け、地域の必要な医療体制を確保するため、辰野総合病院、伊那中央病院、昭和伊南総合病院を対象として行われます。
具体的な検討内容や、組織の構成などについてはまだ白紙で、今後、病院の事務長レベルでの話し合いなどを経て固めていくことになります。
また、12日は、各病院の現状について報告がありました。
伊那中央病院での分娩の取扱については、7月で去年に比べ26件多い111件を扱っており、伊那中央病院では、「このままでは産科医が倒れてしまう。あまり無理強いをしないで欲しい。」と話していました。
里帰り出産については、伊那中央病院では依然として受け入れは不可能だということで、7月から近隣の木曽病院で受入れがはじまりました。
7月には1件の分娩があり、8月以降にも2件の予約があるということです。
検討会では、医師確保が最大の問題だとし、また、現在いるスタッフをいかに支えていくべきかを検討していきたいとしています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南箕輪村南原団地の焼却灰除去作業は平成24年から
南箕輪村の南原住宅団地から焼却灰が見つかった問題について、除去作業は平成24年の6月頃からとするスケジュールが12日、示されました。
南箕輪村役場で開かれた村土地開発公社の理事会で、焼却灰問題についての中間報告で触れられたものです。
南原団地では、平成19年2月に下水道工事を行っていたところ焼却灰が埋設されていた事が発覚しました。
開発公社では、焼却灰を取り除く作業のため、影響のある地権者7軒と、土地や住宅の買い上げ、移転先について協議してきました。
今日の理事会で、該当する地権者全てから移転の合意が得られ、順次契約を結んでいる事が報告されました。
斡旋する移転先として、開発公社では、新しい南原住宅団地を、現在の団地近くに造成したい考えも示しています。
関係する土地・家屋の買収を進め、関係する住宅を取り壊し、平成24年6月頃から焼却灰の除去工事に入りたいとしています。
土地開発公社理事長の唐木一直村長は、「公社だけでなく村最大の課題と認識している。解決に向け着実に進んでいきたい」と話していました。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南ア北部の救助活動がんばって、救助隊副隊長3人と班長4人任命
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の新たな救助隊副隊長と班長が12日、任命されました。山岳遭難防止対策協会会長の小坂樫男市長から、副隊長3人、班長4人に任命書が手渡されました。
現在、救助隊は民間・市の職員・警察官など87人が務めています。登山シーズンは、登山道のパトロールなどを行っていて、救助への出動は今年6月以降2件あったということです。
小坂市長は、「隊長を中心に一糸乱れぬ行動をとり、いざという時には活躍していただきたい」と激励しました。
新たな副隊長は、西村安司さん(55)=伊那市長谷、横田進さん(53)=伊那市高遠、三井栄二さん(50)=伊那市御園も3人(班長から昇格)。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
恒例の上農花市、準備盛ん 12日開催へ
上伊那各地でお盆に向けた準備が進んでいる。南箕輪村の上伊那農業高校では、恒例の花市が12日開かれます。11日には、生徒達が花束作りなどの準備に汗を流した。
上農の花市は、お盆に合わせて行われる毎年恒例のイベントで、手頃な価格で良質な花が販売されるとあって、地域住民にも好評。
花の栽培は、上農高校の農林委員会のメンバーを中心に、苗の定植や水やり、草取りなど生徒全員が関っている。今年は、雨が少なかった為、アスターの茎が少し短いということですが、他の花は例年並みの出来だという。
花市を12日に、農林委員ら生徒50人ほどが、花の刈り取りや、選別、花束づくりを行った。今年の花束は、アスターやオミナエシ、菊、ガマノホ、カーネーションなど。6種類、10本を集めたもので、一束、500円で販売される。
農林委員の原敦美(アツミ)さんは、「お盆に向け、心をこめて育てた花、多くの人に喜んでもらえれば」と話していた。
上伊那農業高校の花市は、12日午前9時30分から、伊那市のJR伊那北駅前といなっせ多目的広場で開かれる予定。 -
伊那市役所食堂にアマランサスソバ
伊那市役所の食堂「アザレア」のメニューに11日から「冷やしアマランサスそば」が季節限定で加わった。
お昼時になると、職員が次々と食堂を訪れ、冷やしアマランサスそばを買い求めていた。味は、和風と中華風の2種類が用意され、値段は600円。
去年の暮れに年越しそばとして暖かい麺での提供をしていたが、冷たい麺での提供は今回が初めてです。
酒井茂副市長は「アマランサスは体によいということなので、毎日食べたい」と意気込みを語った。
カルシウム、鉄分を多く含んでいる雑穀アマランサスは、伊那市の新しい地域食材として定着させようと、信大や地域住民も一緒になって研究を進めている。
食堂は一般の人も利用ができ、伊那市では、夏バテ防止に是非一度味わってほしい言っている。 -
信大農学部で夏の林業教室始まる
信州大学農学部の公開講座「林業教室」が11日から3日間の日程で始まった。林業教室は森林に関する知識や技術を一般の人に身につけてもらおうと、平成11年から始めたもので今回で7回目。
今年のテーマは「地球環境と森の機能」で、県内外から25人が参加。将来林業に携わりたいという高校生や、自分の仕事に付加価値をつけたい林業関係者、森林公園でボランティアを行っている人など、年齢や職業も様々。
一日目の11日は、大学キャンパス内を歩き、樹木の種類や生き物などを見て身近な自然に触れた。
参加者は3日間の講座の中で、間伐作業や木材の加工を行いながら、森林の持つ役割について知識を深めていく。 -
箕輪町でウィルス肝炎検査
箕輪町は、町主催の健康教室で、血糖値の検査をした人を対象に、ウィルス肝炎の検査を行う。11日開かれた、臨時町議会で、報告されたもので、110人が検査を申し込んでいる。
箕輪町では、満65歳の人を対象に健康教室を開いて、平成18年4月から平成20年5月まで、糖尿病の早期予防の観点から、血糖値の測定をおこなってきた。
測定の際、血液を採取するための器具の使用方法が、本来、針と共に、キャップを個人毎、交換しなければならなかった。
しかし、箕輪町では、針は交換していたが、キャップは、アルコール消毒をして複数の人に使用していたということで、感染症を発症する恐れがあると言われている。
箕輪町では7月上旬までに、対象者340人を訪問し、謝罪と説明をし、検査を希望する110人に対し、無料で肝炎検査を行う。
箕輪町は、「住民の皆さんを不安にさせ申しわけありませんでした。2度とこの様な事が起こらないよう再発防止努めたい」としている。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
広域連合、伊那市富県でごみ処理説学習会
上伊那広域連合が建設を計画している新しいごみ中間処理施設について、地元住民らに理解を深めてもらう学習会が10日、伊那市の富県ふるさと館であった。
候補地となっている富県地区などから150人ほどが参加した。
講師は、ごみ処理施設の機能の検査や、ごみ処理計画・建設の指導にあたっている㈶日本環境衛生センター常務理事の藤吉(ふじよし) 秀昭(ひであき)さん。
藤吉さんは、ごみ焼却施設の排出ガスの処理技術や、現在のダイオキシン対策などについて説明した。
「ダイオキシンについては、9割は食物から摂取しているので、食材を問題にするべき。現在の施設は、高温で燃やす、排出ガスをろ過するなど様々な手法でダイオキシンの発生を抑制しているので、安全面ではまず問題がない」と説明した。
また、受け入れ地区との合意形成が重要だと話し、施設のイメージアップにつとめ、情報公開された施設を作る必要があるとした。
講演会の後には、参加者から提出された質問に藤吉さんが答えた。
候補地付近では、井戸水を利用しているほか、マツタケの山地でもあるとして、ダイオキシンなどの残留を心配する質問には、「国の定める基準をクリアしないと施設の設置も運用も出来ない。排ガスを20年分足し合わせたとしても環境への影響はまずないと考える」と応えていた。
また「いつも心配で監視しなければならないような施設ではダメ。これくらいしっかり管理されていれば大丈夫と、時々確認すればよい程度の施設でなくてはならない」と話した。
候補地の近くに住む男性は、「ダイオキシンについては安心したが、候補地は、過去に堤防が決壊したりと水害もあった場所。悪臭も心配だ」と話していた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
お産について考える 信毎WAの会
信濃毎日新聞主催の、上伊那のお産について考える会が10日、伊那市のいなっせで開かれた。
信濃毎日新聞は、今年度から地域活動部を立ち上げ、地域へ出向いていき、様々な問題を話し合う企画を始めた。第1回となる今回は、全県でも大きな問題となっている産科医療について、特に状況が大きく変わった上伊那地域で開催された。
信毎紙面でも、この問題について連載し、呼びかけたところ昨日は、上伊那地域から70人が参加した。
座談会では、伊那中央病院の産科医師や、昭和伊南総合病院の助産師など、4人が、現状について話をした。
伊那中央病院産婦人科部長の上田典胤医師は、「産科医師は5人がいるが、年間1000件の出産を受け入れていて、事故を起こさないようにするのに精一杯だ。朝から晩まで一日に8人が出産した例があるが、休日だったら対応できなかった。今後、途方にくれる場合があるのではないかと心配している」と切実な実情を話した。
座談会の後には、分科会がひらかれ、参加者らが、お産の場をどう守るか、こんなお産がしたい、などをテーマに話した。
2人目を希望しているという駒ヶ根市の夫婦は、「状況が厳しいことは改めて分かったが、専門的な話も聴けて勉強になったし参加者同士が正直にいろいろ話せた。こんな機会を今後も作ってもらいたい」と語った。
企画した信濃毎日新聞の井上裕子さんは、「記者としても医療問題について何もしないわけにいかないと感じていた。紙面で、また企画を通して、参加者と共に問題に向けて知恵を出していきたい」と話していた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
高遠湖で無料カヌー体験 無料は12日まで
夏休みを利用した、無料のカヌー体験が伊那市の高遠湖で行われている。11日は、上伊那の親子連れなどが高遠湖を訪れ、カヌーを体験した。
体験会を開いているのは、伊那市高遠町にあるB&G海洋センター。施設のPRを兼ねて、夏休みの子供達に湖に親しんでみもらおうと、毎年行っている。
子供達は、職員からバドルの使い方などを教わってから湖へ。最初は怖がった子供も、すぐに慣れ、楽しそうに漕いでいた。
無料でカヌーを貸し出すのは12日までで、時間は午前9時から午後5時まで。
(テロップ 問い合わせ伊那市高遠町総合支所 電話94-2551) -
坂下区がAED講習会
伊那市坂下区の住民は、万が一に備えて、10日、AED・自動体外式除細同器を使った救急救命法を学んだ。坂下区の住民20人ほどが参加し、伊那消防署の署員から指導を受けた。
坂下区では、今年7月に区の予算を使ってAEDを導入した。伊那市の区の中で、自治会費を使って導入するのは坂下区が初とのこと。
参加者らは、スイッチを入れるときは、患者から離れる、体がぬれているときは水分をふき取るなどアドバイスを受けながら、実際にAEDを使って訓練した。
有賀昭洋坂下区長は、「坂下公会堂は、公民館活動も活発で人の出入りも多いので万が一のときに、人の命を救えるならと導入した。宝の持ち腐れ手にならないよう、使えるようにしておきたい」と話していた。
なお、AEDは2階の目に付きやすい場所に設置されていて、いつでも使えるようにしているほか、野外イベントには携帯して、活用するという -
赤そば、豊作祈り種まき 箕輪町上古田
赤そばの里として知られる箕輪町上古田の畑で10日、種まきが行われた。古田の里赤そばの会のメンバー10人が参加し、トラクターで4.2ヘクタールの畑を耕し、種を蒔いた。
用意されたのは、高嶺ルビーとよばれる品種の赤そば・200キロ。
上古田の畑では、もともとトウモロコシなどの作物を育てていた。しかし猪などにより食い荒らされてしまうため、9年前から鳥獣対策で赤そばを植えるようになった。
広大な面積に赤そばが咲き乱れるとあって、絶好の撮影スポットと、カメラ愛好者らが集まるようになり、口コミで情報が広がった。
中箕輪ソバ組合が管理を行ってきましたが、3年前から古田の里赤そばの会が管理するようになった。
会では、花の見頃にあわせて9月20日から10月10日までの20日間、花祭りを開く予定で、農作物の販売などの出店を出店する。
赤そばの会の唐澤清光会長は、「今年は、初日に赤そばの試食を行う予定。地域の活性化につながるよう、そばまんじゅうといった加工品の生産も行いたい」と話していた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
三峰川サマーピクニック86 美和湖南アルプス公園で
水と緑にふれあう上伊那の夏のイベント・「三峰川サマーピクニック2008」が10日、伊那市長谷の美和湖と南アルプス公園を会場に行なわれた。
このイベントは、ダムを管理する国・森を管理する県・伊那市などで組織する実行委員会が行っているもので、今回で17回目。
今年は、事業の見直しを行い、キャラクターショーなどを廃止して、より、水と緑に親しむに重点をおいてイベントが開始された。
また、高遠ダムと美和湖の2会場で行われていたが、今年は、全てのイベントが美和湖で行われた。
美和湖では、カヌーや、水上サイクリングが用意され、集まった人達が楽しんでいた。
サマーピクニックのメインイベント・10人乗りの手漕ぎボートでタイムを競うEボート大会には、10チームが参加した。
二艘により予選を行い、好タイムのチームが決勝に進出。参加者らは息を合わせてボートをこいでいた。
伊那市からイベントに参加したある母親は、「夫がEボートに参加しているので応援に来ました。子どもが遊べるものがたくさんあるのがいいですね」と話していた。
実行委員会では、「踊りや花火が多い中で、水と遊べる上伊那唯一のお祭り。楽しみにしている参加者も多い」と話していた。
イベントには600人ほどの人が集まったという。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市の行革推進にむけ、新たな審議会委員委嘱
委員の任期満了に伴う改選後初めての伊那市行政改革審議会が8日市役所で開かれた。審議会の委員13人に小坂樫男市長から委嘱書が交付された。
行政改革審議会は、簡素で効率的な市政の実現を目指し関係する団体の代表などで組織されているもので、委員の任期は2年。審議会会長には、伊藤泰雄伊那市議会副議長が決まった。
小坂樫男市長は「行革はこれでいいということはない。遠慮なく意見を承りたい」とあいさつし、伊藤会長は「行革はさけては通れない道だ」と話した。
審議会では、伊那市が取り組んでいる行政改革の進み具合などをチェックし、更なる改善点などを提言していく。
現在伊那市が進めている行政改革91項目のうち、実施されているものは27項目、一部実施されているものが44項目、検討・準備段階の項目は19となっている。市がまとめた平成19年度の行政改革による効果は、補助金の見直し、企業立地推進などにより4億3,200万円。
平成20年度は、さくらまつりの現状分析と課題への対応、保育園の運営、学校給食の運営などに取り組んでいる。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那中央病院で高校生一日看護体験
高校生の1日看護師体験が8日、伊那中央病院であった。上伊那を中心に8つの高校の男女49人が体験した。
1日体験は、看護の現場に触れて将来の職業選択の一つにしてもらおうと毎年行われているもの。8日は、看護師17人が指導にあたり、包帯の巻き方や足などの洗い方、患者とのコミュニケーションのとり方などを学んだ後、実際に病室で実習した。
高校生は「お湯の加減はどうですか?」などと声をかけながら丁寧に洗っていた。足を洗ってもらったお年寄りは「とても気持ちいい。今日は、気持ちよさと嬉しさで、しっかり眠れそうだよ」と満足そうだった。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那ロータリー杯上伊那中学野球 9日準決勝・決勝
伊那ロータリー杯をかけた上伊那中学校野球大会が、8日と9日の二日間伊那市営球場などを会場に開かれている。大会には、辰野から中川までの13校が参加し、暑い日差しの中、熱戦を繰り広げている。
8日は、9試合がおこなわれ、9日の準決勝に進む4校が決まった。
伊那市営球場の第1試合、伊那市の春富中学対中川村の中川中学の試合は、序盤に長短打で3点ずつを得点した春富が継投で逃げ切り6対3で中川を下した。
2回戦は西箕輪中との対戦で、9対2で春富が勝ち明日の準決勝進出を決めました。
春富中、箕輪中、南箕輪中、辰野中が準決勝へと駒を進めた。9日は、準決勝と決勝、3位決定戦が行なわれで、上伊那ナンバー1が決定する。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
上伊那観光プラン、中高年女性をターゲットに
上伊那地域の魅力を女性の視点から再発見して、中高年女性向け観光コースを企画する上伊那観光レディースサロンの初会合が8日伊那市東部地区を会場に開かれました。
上伊那観光レディースサロンは、上伊那地方事務所が一般に呼びかけ組織したもので、40代から60代までの主婦を中心に19人が参加している。
8日は、長谷総合支所、高遠町総合支所をまわり地域の観光資源を確認、長谷黒河内の農家民宿「みらい塾」を視察した。
「みらい塾」は、蔵の宿泊が評判の宿で、都会から多くの人たちが訪れている。日本のおかみさん100選にも選ばれた女将の市ノ羽幸子(ゆきこ)さんから観光の秘訣を聞いた。
レディースサロンでは、今後1月に1回から2回、こうした学習を重ね12月から中高年女性向けのお勧め観光コースをテーマ別にまとめていく。上伊那地方事務所では、「企画者の顔が見える観光コースにしていきたい」としている。
年度末までにコースを決定し、チラシやインターネットで県内外に情報発信する。
元気があり、時間があり、お金があり、決定権がある中高年女性をターゲットにした今回の取り組み。どのようなコースが誕生するか楽しみだ。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
小学校教諭対象に林業体験
地元の小中学校の教諭を対象にした林業体験会が、8日、伊那市手良にある国有林で行われた。上伊那の小学校の教諭3人が参加した。
先生たちに林業体験をしてもらい、学校の授業などで生かしてもらおうと、林野庁の中部森林管理局と県が開いたもの。森林の役割や鹿による食害などについて学び、実際に山に入り、ヒノキの間伐作業をした。
指導したのは、南信森林管理署の森林官で、「のこぎりを大きく動かして切る」「切ったものは、次の作業がしやすいように置いておく」などアドバイスをしていた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市シニア大学のお年寄りが長谷保育園をと交流
伊那市の長谷保育園でこのほど、園児とお年寄りがお手玉などをして交流した。
伊那市などで活動するシニア大学のお年寄り二〇人が長谷保育園を訪れた。シニア大学は60歳以上の人に生きがい・健康づくりなどをしてもらおうと県が実施しているもの。今回はボランティアの一環で長谷保育園を訪れた。
お年寄り達からは、手作りのお手玉やお菓子の箱などをつかった手づくのつみきがプレゼントされた。
園児たちはさっそくもらったお手玉を使って遊んだり、折り紙をお年寄り達から教わったりして楽しく交流していた。
また、外ではお年寄り達が草取りのボランティア作業をおこなった。
長谷保育園の伊藤すみこ園長は、「広い庭の草取り作業を好意でやっていただきありがたい。園児たちも楽しく交流ができうれしかったです」と話していました。 -
信大で青少年のための科学の祭典
子ども達が体験しながら科学を学ぶ、青少年のための科学の祭典が9日から、南箕輪村の信州大学農学部で始まった。
子ども達に自然の不思議や大切さを、科学を通じて感じてもらうことを目的に、毎年信州大学で開かれているもので、農学部での開催は6年振り2回目。
子ども達が研究発表するブースもあったほか、夏休みの自由研究の課題を見つけようと、多くの小学生が保護者が訪れた。
南箕輪村南部小の理科実験クラブは、酸性やアルカリ性を利用した色水の科学についてブースを出展。赤ジソからとった色水に石灰水やレモン汁を入れて、なぜ色が変化するのかを説明していた。
千曲市立更埴西中学校のブースでは、鉄板をこすって振動を起こすことで、鉄板に乗せてある砂が音を発しながら一定の方向に移動する仕組みが説明されていた。
訪れていたある子どもは「見たことのない実験や、びっくりするような実験がたくさんあって楽しい。」と目を輝かせていました。
この青少年のための科学の祭典は、明日午後3時まで南箕輪村の信州大学農学部で開かれています。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那市東春近で、田んぼの生物調査
近所の田んぼや水路にいる水生生物を捕まえ、観察する「田んぼ生き物調査」が9日、伊那市の東春近で行われた。小中学生や保護者など、およそ90人が参加し、東春近の3ヶ所で調査をした。
主催は東春近の住民でつくる「東春近の農地・水・環境を守る会」。今回初めて開催した。
同会は、東春近地域全体の環境保全向上を目的に、国や県、市の補助を受け07年に発足しました。今回は、子供たちにも、60年以上前から地区に残る水路に親しみ、水の大切さをしってもらおうと調査会を企画した。
このうち、田原区の一級河川の保谷沢川と田原沼排水の合流点では、水質調査等をした後、網を使い川にいる虫を捕まえた。
調査の結果、奇麗な川に生息するヘビトンボや沢ガニ、また、ザザムシやヤゴなど沢山の水生生物が見つかりった。
小学1年生の、坂井華恋(カレン)さんは、「水が冷たく気持ちよかった。沢山虫が捕れて楽しかった」と楽しそうに感想を述べた。
東春近の農地・水・環境を守る会の伊東由和(ヨシカズ)会長は、「自然を理解し、たくましい子供に育ってほしい」と話していた。 -
南アルプスに鹿防護ネット 仙丈ケ岳馬ノ背ヒュッテ周辺
南アルプス仙丈ケ岳の馬ノ背ヒュッテ周辺に7日、高山植物を鹿の食害から守る、防護柵が設置された。
防護柵は、県や南アルプスに接している市町村、信州大学などで作る南アルプス食害対策協議会や南信森林管理署、環境省が連携し、出来る事から始めようと、行われた。
設置作業は、7日と8日の2日間かけ行われ、およそ60人が参加した。
馬ノ背周辺は高山植物の名所だったが、ここ数年、鹿による食害が深刻化している。
柵は、3ヶ所のお花畑を囲うように設置され、広さ、約1千8百平方メートル、柵の総延長は325メートル。ネットは、鹿が飛び越えないよう高さは2メートルの高さがあり、また、0・47ミリのステンレスが3本、網込まれていて丈夫な作りになっている。
南アルプス食害対策協議会会長の小坂樫男伊那市長は、現地を視察し、「鹿の食害被害防止のテストパターンなので、今後の高山植物をまもれるかどうかの試金石になると思う」と述べた。
協議会や国では、柵の効果などを検証し、今後も高山植物の保護むけ、取り組みを進めていきたいとしている。