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伊那中央病院 来年1月に施設改修へ
伊那中央病院運営審議会(北原敏久委員長)が19日夜、伊那市の伊那中病であった。医師不足に伴う産科問題対応で、伊那中病の施設改修について、諮問通り答申した。27日の中央行政組合議会で施設改修にかかわる補正予算を提案する。
来年4月、昭和伊南総合病院(駒ケ根市)の常勤産科医がいなくなることから、産科診療を休止せざるを得ない状況で、受け皿として伊那中病の施設改修が必要になっている。
上伊那の年間の分娩(ぶんべん)件数は1600件。内訳は伊那中病が千件、昭和病院が500件、民間・助産所が100件。
伊那中病の産婦人科医師は4人で、来年度に1人増員となる見込み。
小川秋実院長は「開院当初、分娩室は年間500件を想定していたが、千件を扱っている」と人的、施設的に足りない状況を説明。昭和病院分をカバーするために、里帰り出産の自粛などに理解を求め「来年度の分娩件数は年間1200件の見込み。何とか上伊那の需要にこたえたい」と述べた。
産科病棟の改修は、4階にある分娩室を2室から3室に増やす。分娩に必要な医療機器もそろえる。陣痛室1室が分娩室に変わるが、新たに陣痛室としても活用できる病室1室を設ける。
来年1月に着工し、3月上旬にしゅん工予定。
08年度には、1階の産婦人科外来の南側に、産婦人科外来診療棟を増築。初診は紹介状の持参を求めているが、外来が増える見込みで、産科と婦人科の診察室・内診室を1室から2室に増やすなど現在の2倍の広さにして対応する。
5月に着工し、8月中旬にしゅん工予定。
改修費は1億1700万円を見込む。
委員は上伊那医師会、住民代表ら15人で構成。施設を増改築する場合、審議会へ諮問することになっているため、臨時に開いた。 -
青い目のサンタが西保育園にやってきた
宮田村西保育園は21日、クリスマス会を開いた。豪州出身で宮田中学校ALT(外国語指導助手)のアダム・コラールさんがサンタクロースに扮して来薗。園児と握手を交わし、プレゼントを手渡した。
青い目のサンタさんの登場に、園児たちはビックリ。「どこに住んでいるの」「どうして夜に来るの」など次々と質問をぶつけた。
「食べ物は何が好きですか」の問いに、アダムサンタは「クッキーに牛乳、そしてワサビとチクワかな」と答え、子どもたちも親近感を覚えて大喜び。
学年ごとに歌やダンスを披露し、サンタも一緒に踊ったりふれあう姿もあった。
お待ちかねのプレゼント。大きくてあったかなアダムさんの手から受け取り、子どもたちは「サンキュー」と元気に英語で答えていた。 -
小さな親切作文コンクールで宮田小6年3組の6人が入賞
小さな親切運動作文コンクールで、宮田村宮田小学校6年3組の6人が入賞。そのうち若林和輝君(12)は、道を譲ってくれた親切なドライバーとの出会いを作文にして県本部表彰の金賞に輝いた。
中原彩香さん、佐々木亜里さんが銅賞、田中梨沙さん、奥原慎君、馬場清香さんは佳作に入賞。
21日に小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が同小を訪れ、一人ひとりに表彰状を手渡した。
金賞の若林君は「車が止まって譲ってくれた時は本当にうれしくて、自分も親切にしたいと思った。これからはあいさつなどもしていきたいです」と喜びを語った。
同コンクールは子どもたちの豊かな心づくりにと、社団法人小さな親切運動本部が毎年実施。
今年上伊那支部管内からは、宮田小を含め小学生の部には8校から40作品、中学生の部には8校145作品が寄せられた。
この日、山田支部長は飯島町飯島中学校も訪ね、県優秀賞の平野紗帆さん、銅賞の川村奈な美さん、佳作の紫芝名奈美さんにも表彰状を渡した。 -
ニッパツ労組寄付
ばね製造大手、日本発条の労働組合伊那支部(矢沢克己支部長、1060人)は19日、駒ケ根市と宮田村の3工場で働く組合員から募った10万円を駒ケ根市社会福祉協議会に寄付した。矢沢支部長と宮沢克美副支部長の2人が同市ふれあいセンターを訪れ「福祉のために使って」と寄付金を手渡した=写真。市社協の堀勝福事務局長は「毎年の善意に感謝する」と礼を述べた。
同労組は伊那市の児童養護施設「たかずやの里」にも寄付することにしている。 -
駒ケ根ライオンズクラブ寄付
駒ケ根ライオンズクラブ(井口美義会長)は19日、赤い羽根共同募金として5万円を駒ケ根市に寄付した。井口会長ら役員4人が市役所を訪れ「福祉のために役立ててほしい」と中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「精力的な取り組みに感謝する。善意が生かされるよう、弱い立場の人たちのために使いたい」と述べた。
同クラブは飯島町、宮田村に対しても各2万円を寄付した。 -
ナンテン出荷最盛期
中川村の特産品、ナンテン(南天)の出荷が最盛期を迎えた。23日までに、美里、南陽、渡場地区から数千本がJAを通じて、関東、関西に出荷される。
ナンテンは「難転」に通じ、枝物は正月の縁起物として生花や門松に、実ナンテン(房)は仏花として用いられる。
南斜面の畑(4アール)でナンテンを栽培する寺沢長五さん(85)=南陽=は「今年は花もよく咲き、実付きもいい。栽培に手間がかからず、軽作業で高齢者向き」と話していた。 -
善意の竹筒募金寄付
駒ケ根市北町の焼肉店「やぶ」の店主藪原勇さん(77)は19日、市役所を訪れ、店のカウンターに置いている「福祉善意の筒」に寄せられた現金2万3500円を「福祉のために役立てて」と市に寄付した=写真。「福祉善意の筒」は重い腎臓病にかかった薮原さんの長女弥生さんが介護者慰労金などで市に世話になったことへの感謝の思いを込めて始めたもの。弥生さんは13年前に亡くなったが、寄付はその後も続けられ、今年で25年目になる。藪原さんや家族のほか来店客が小銭を入れるなどして募金に協力している。
受け取った中原正純市長は「長年にわたる毎年毎年の善意に感謝の気持ちでいっぱい。福祉のために使いたい」と礼を述べた。募金は市社会福祉協議会の善意銀行に積み立てられる。 -
西箕輪「わんぱくおやこ塾」 クリスマス会
伊那市の西箕輪公民館の子育てサークル「わんぱくおやこ塾」は19日、同公民館講堂でクリスマス会を開いた。市内の15組約40人の親子が参加し、クリスマスツリーを囲んでクリスマスソングを歌い、ケーキを食べて楽しんだ。
グループごとに分かれ、クリームやチョコレート、バナナなどでデコレーションしたホットケーキ作りを満喫。各家庭で子どもの好みに合わせたトッピングを選んでケーキを完成させ、一足早いクリスマス料理を親子で味わった。
会の最後には、公民館の職員がふんしたサンタクロースが登場し、クリスマスプレゼントを配った。プレゼントは保護者が事前に、わが子のために用意した絵本やアニメキャラクターのおもちゃなどで、子どもたちは包装紙の中身に期待を膨らませた。
わんぱくおやこ塾は、保護者同士の交流などを目的とした公民館事業で年間12回を計画。クリスマス会のほか野菜作り、川遊びなどがあり、来年1月は餅つき大会を予定している。
サンタクロースからのプレゼントを喜ぶ子どもたち -
ジャスコ箕輪店 大萱の里にX´masプレゼント
ジャスコ箕輪店が19日、伊那市の身体障害者療護施設「大萱の里」の利用者らに恒例のクリスマスプレゼントを届けた。施設のクリスマス会に合わせて関係者が訪問し、ショートケーキ110食分のほか、加湿器と電気ポットをそれぞれ1台ずつプレゼントした。
社会福祉活動の一環で、ジャスコが98年長野パラリンピックの観戦に同施設利用者を招待したのをきっかけに交流が始まり、ケーキなどのプレゼントは今年で8年目。社員や会社で積み立てている「イオン社会福祉基金」をプレゼント費用にあてている。
ジャスコ箕輪店後方統括マネージャーの征矢紀子さんは「今年もあとわずかですが体に気をつけて、笑顔で新年を迎えてください」と施設の利用者代表にプレゼントを手渡した。堀川文英施設長は「有意義に使わせてもらいます」とあいさつし、感謝状を渡した。
利用者の代表にケーキを渡すジャスコ箕輪店の関係者 -
シカ肉を使った丼好評 伊那市役所食堂
伊那市役所の1階食堂「アザレア」で20日、シカ肉を使った「ジビエ料理提案!もみじ丼」限定20食が販売された。試食した職員によると、「思ったよりくせもなくおいしい」ようだ。今後は、客の反応を見て定番メニューに取り入れていきたいという。
アザレアでシカ肉を使ったメニューは初。職員からの提案を受け、みじ丼を考案した。豚や牛肉と比べて低脂肪、低カロリー、高鉄分のシカ肉をタマネギなどとじっくり甘辛く煮込んだ丼で、シカ肉のメンチカツとみそ汁、漬物を付けて550円販売、約1時間で完売した。
25縲・8日は、「年越しアマランサスそば」を提供する。伊那産の穀物アマランサスの実を使った生麺そばを使用。同穀物はタンパク質や鉄分、カルシウム、繊維質などを多く含んでいて栄養価が高いという。
限定20食の「もみじ丼」を試食する客 -
駒ケ根市長選立候補届け出手続き説明会
駒ケ根市選挙管理委員会(今福清二委員長)は20日、任期満了に伴う駒ケ根市長選(1月13日告示、20日投開票)の立候補予定者への届け出手続きなどの説明会を市役所で開いた。出席したのは、これまでに立候補を表明している前市議会議長の北沢洋氏(56)=無所属、上赤須=と、元県教育次長の杉本幸治氏(58)=無所属、上穂町=の陣営のほか、共産党も加わった「市民のくらしを守る駒ケ根みんなの会」の3派。同会は「引き続き候補者擁立に向けて調整している段階だ」と話し、出馬について明言を避けている。
渋谷光弘委員長職務代理はあいさつで「前回選は激しい選挙戦となり、双方の陣営からクレームがつけられた。中傷などがないよう、明るい選挙に努めてほしい」と呼び掛けた=写真。
立候補届け出書類の事前審査は1月8日に市役所で行われる。 -
地元産イモ焼酎発売祝い
伊那谷産イモ焼酎の「伊那八峰」の生産に協力する上伊那の有志でつくる「くつろぎ応援団」は19日夜、今季の新酒発売を祝う会を飯島町内の飲食店で開いた。団員十数人が集まり、14日に店頭発売を始めたばかりの焼酎の味をじっくりと楽しんだ=写真。ほとんどの団員が「味見はまだ」といい、「口当たりがさっぱりしていて香りも良い」、「今年はイモの出来が良かったからな」などと話し合いながら、満足そうな笑顔で杯を次々と空けていた。
伊那八峰は上伊那8市町村にちなんだシリーズで、それぞれ独自の名称がある。原料となるサツモイモのコガネセンガン(黄金千貫)は飯島町の畑で約1万8千本を栽培。10月末に収穫して飯田市の喜久水酒造に持ち込み、720ミリリットル入り瓶1万5千本の「伊那八峰」を製造した。14日にはこのうち6千本を発売。今後も順次発売していく。焼酎作りの仕掛け人で応援団長も務める池上酒店店主の池上明さん=飯島町南仲町=は「焼酎作りも今年で5年目になる。毎年さらに良い出来になるように頑張っていきたい」と話している。 -
宮田特産赤ワインと地元食材で新たな魅力を
宮田村で特産の山ぶどうワインを活用し、新たな食の魅力をつくりだそうと20日、地元産食材を使った料理の試食会が同村新田区の本坊酒造で開かれた。ワイン生産の関係者でつくる「山ぶどうの里づくり推進会議」が主催し、村の観光に関わる約30人が参加。山ぶどうワインにあう地元キノコを使った惣菜や、ワイン自体を調味料に用いた肉料理など独創的な8品を食べくらべた。今後はこのレシピも取り入れながら、ワインと料理の組み合わせで村への誘客につなげたい考えだ。
現在県内4市町村で地産地消の料理開発に携わる茅野市のフランス料理店エスポワールの藤木徳彦シェフ(36)が全面的に協力。村内産の食材を主に用いて調理した創作フレンチを会場で発表した。
特産ワイン「紫輝」を傾けながら、さっそく試食する参加者。
村内産のシメジ、エノキを具にしたパイや本坊酒造のウィスキーにニジマスとサラダを漬けこんだマリネなどに舌鼓を打ち「こんな食べ方もあるんだ。ワインとよくあう」と声があがった。
信州牛を「紫輝」で煮込んだ料理は「柔らかくて絶品」と好評。村内産キウイフルーツと「紫輝」をあわせたソースを信州地鶏にからめた料理もあった。
「宮田には良い食材があり、何といってもワインがある。地産地消の原点はうまい酒と料理。今ある食文化に新たなテイストを入れると、若い人など新たな客層にも受けるはず」と藤木シェフ。
参加した宮田観光ホテルの関係者は「一般の客を呼んでディナー形式でやってみたい」と意欲をみせていた。 -
南箕輪村が原油高騰対策
南箕輪村の唐木一直村長は20日、原油高騰対策で、生活弱者への「福祉灯油券」交付をはじめ、農業や商工業に対する燃料費補助などの対策を講じる考えを発表した。同日の庁議で決定し、26日に開く村議会臨時会に議案を提出する。
福祉灯油券は、原則として住民税非課税世帯で、収入額に上限枠を設け、70歳以上の高齢者など一定要件に該当する世帯に交付する。1世帯に灯油18リットル券6枚(約1万円分)。約400世帯が対象の見込みで予算額は約400万円。
農業関係は、施設園芸(野菜、キノコ、花)に対して燃料費1リットルあたり2円の補助。対象は17戸。酪農家の飼料補助は配合飼料購入費1トンあたり400円。対象は21戸。いずれも上限5万円。
商工業は、村商工業振興資金制度に借入限度額200万円の別枠の項目を追加し、利子2・6%のうち1・8%の利子補給をし、実質0・8%の利子で借入できるようにする。農業と商工業への対策予算は約250万円。
予算は予備費を充てる。いずれも申請が必要で、08年1月1日を基準日とし、年明けから受け付ける。福祉灯油券と農業対策の申請は3月31日まで。商工業対策は期限を切らず当面続ける考え。
村議会12月定例会での原油高騰対策の質問を受け検討。唐木村長は「緊急的な弱者対策はしていかなければならない。農業、商工業にも対策が必要で配慮した」と話した。
自治体独自の原油高騰対策は、上伊那では飯島町が低所得世帯への福祉灯油券配布の補正予算案を、20日の町議会12月定例会本会議で可決した。箕輪町は対策を検討中。残り5市町村は現段階では検討していない。 -
箕輪町と上伊那猟友会箕輪支部が行方不明者捜索などの協定締結
箕輪町と上伊那猟友会箕輪支部(64人、小林弘人支部長)は19日、「災害時における行方不明者の捜索及び情報の収集伝達に関する協定」を締結した。
協定は、町内や周辺地域での行方不明者の捜索や情報の収集伝達の活動に、ボランティア精神に基づき協力するもの。上伊那猟友会の各支部で市町村との協定締結に取り組んでいる。
役場での調印式で小林支部長は、「協定にご理解いただき締結できた。会員は山野に精通し、約半数がアマチュア無線局を開局しているため、お役に立てるのではと思う」とあいさつ。平沢豊満町長は、「猟友会の皆さんでなければ出来ない協定を結んでいただき、なお一層、安全安心のまちづくりが強化されたと思う」と話した。
災害時の捜索や情報の収集伝達は町が協力要請するが、箕輪支部では要請がなくても取り組む考えという。 -
みのわ温泉ながた荘企画「日本酒と和食を楽しむ会」
箕輪町長田のみのわ温泉ながた荘は18日夜、「日本酒と和食を楽しむ会」を開いた。40人が参加し、ながた荘の料理長が腕をふるった和食と、全国新酒鑑評会金賞受賞酒などを味わった。
恒例の企画第5弾。料理は、エビイモの魚介のせユズみそ焼き、キンキ煮付け、アワビ吉野揚げ肝しょう油ソースなど。日本酒は伊那市の漆戸醸造の協力で今年の新酒を中心に普段は飲めない「しぼりたて生原酒」、全国新酒鑑評会金賞受賞酒「大吟醸」など5種類が料理と共に出された。参加者は、酒の説明を聞きながら一口、また一口と味わい、美しく盛り付けられた料理にはしが進んでいた。 -
芋焼酎「大芝の華」完成祝う
いも焼酎南箕輪会初の取り組み南箕輪村に今年発足した「いも焼酎南箕輪会」(12人、藤沢久人会長)は19日夜、上伊那産サツマイモを原料にした芋焼酎「伊那八峰」の南箕輪ブランドとして初めて完成した芋焼酎「大芝の華」の試飲会を大芝荘で開いた。会員や作業に参加した有志、来賓ら35人が「飲みやすい」「うまい」と新酒を酌み交わした。
南箕輪開発公社が、大芝高原温泉の開湯10周年と大芝の湯・味工房オープン5周年記念事業の一環で、南箕輪ブランド作りを企画。芋焼酎「伊那八峰」への参画を計画し、有志で発会した。「大芝の華」の名称は、06年度に誕生している南箕輪ブランドの清酒「大芝の夢」との将来的なセット販売も考慮して決めた。
6月に村内の休耕田17アールに焼酎用サツマイモ「黄金千貫」の苗3200本を植え、除草や植え直しなどをして10月に4982キロ収穫。喜久水酒造(飯田市)で醸造した。
試飲会で藤沢会長は、「初めて焼酎用のイモを作ったが、皆様のおかげで、天候にも恵まれていい収穫ができた。今日は思う存分味わってほしい」とあいさつ。参加者は、「香りがよくて、甘みがある」「皆で畑で作ったイモから出来たと思うとうれしい」と話していた。
1本720ミリリットル入り1250円。村内では酒販売6店で扱っている。 -
伊那ビジネス専門学校来春 医療秘書コース新設
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校(三沢清美校長)は来春から、情報経理学科医療秘書コース(2年制)を新設する。医療保険の基礎知識や、診療報酬明細書の作成方法などの医療事務を学ぶことができる。
医事コンピューターの基礎知識、電子カルテの仕組みなどの学習や医療機関での体験実習をする。このほか、ビジネスマナーや簿記なども学び、病院事務職、薬局窓口、診療補助スタッフなどの就職を有利に進めることができるという。
同コースの募集定員は男女各15人。出願期間は来年4月3日まで。問い合わせは、伊那ビジネス専門学校(TEL76・2260)へ。
新設する「医療秘書コース」のパンフレット -
大地の恵みにありがとう
今年もあとわずか。この一年、どんな実りがあっただろうか。春から土を耕し、季節や日々の天候の折々に、作物の成長を感じながらの暮らしが当たり前だった頃には、秋の実りは、大地の恵みに感謝する実感として受け止めていただろう。しかし、暮らしが少しずつ土から離れ、大地の恵みを実感する機会は少なくなってきたようだ。
宮田村公民館が主催して、春から展開してきた「われら、かかし隊」は、そんな大地からの恵みを親子で実感しよう、昔の人たちの暮らしを実感してみよう竏窒ニ始まった。地元で農業を営む先達や、昔ながらの手作りを大切にしている先達の皆さんを「かかし協力隊」としてお願いして、親子で畑や田んぼの作業を体験し、季節と作物の成長を見守り、この秋、実りを迎えた。
今回の朝の学舎は、この「われら、かかし隊」の収穫の様子を中心に、親子で受け止めたさまざまな実りを追った。 -
駒ケ根市消防団旗授与式
1984年からの使用で団旗の傷みや色落ちなどが目立ってきたことから駒ケ根市は約70万円で市消防団(小平佳司団長)の団旗と旗棒、ベルトなど一式を新調。19日、中原正純市長が小平団長に真新しい団旗を授与した=写真。団旗はこれまでの物より二回りほど大きい縦80センチ、横1メートル17センチ。正絹つづれ地の生地に、団マークと団名が金銀糸により総手刺しゅうされている。棒は本樫製で青貝ちらしの七宝塗り。小平団長は「団旗は団員の魂が入った団の象徴。これを契機に今まで以上に心を一つにし、市民の生命、身体、財産を守るべく一致団結していきたい」と礼を述べた。
団旗の新調はこれまでもたびたび検討されてきたが、費用の問題などから実現に至らなかった。自治体消防が今年60周年の節目を迎えることから23年ぶりの更新となった。
団旗は1月6日の出初め式で一般市民に初披露される。 -
水防協力団体に指定書交付
水防管理者である市町村長の指定を受けて水防に関する啓発などの活動を行う水防協力団体に、駒ケ根市のNPO「天竜川ゆめ会議」(福沢浩代表理事)が全国で2番目、関東甲信越では初めて指定された。19日、市役所を訪れた福沢代表理事が中原正純市長から指定書を受けた=写真。福沢代表理事は「天竜川の怖さを市民に知らせるのは大事なこと。指定を契機に、今までにも増して会員一丸となり、市民の意識の高揚に向けて一生懸命活動したい」と述べた。中原市長は「駒ケ根市は過去に大きな水害や土砂災害があり、水防の必要性が高い。消防団や天竜川上流河川事務所などと連携して成果を上げていってほしい」と今後に期待を寄せた。
天竜川ゆめ会議は02年に天竜川の治水や環境改善などを目的に市民有志が中心となって設立。06年7月にNPOに認定された。水防協力団体は水防法の改正(05年7月)に伴って新たに創設された制度。 -
富貴屋建設親ぼく会が寄付
駒ケ根市の富貴屋建設に勤務する従業員らでつくる親ぼく会「吉和会」(佐々木浩人会長・20人)は19日、歳末助け合いの募金3万円を市を通じて駒ケ根市社会福祉協議会に寄付した。佐々木会長と井戸弘子副会長が市役所を訪れ、中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「厳しい業界の中で頑張っている皆さんの尊い寄付に心から感謝する。弱い立場の人のために有効に使っていきたい」と礼を述べた。寄付金は市社協の善意銀行に積み立てられる。
吉和会の寄付は12年目。95年の阪神大震災を契機に毎年行っている。 -
「池間哲郎を呼ぶ会」が本を伊那市に寄贈
4年前に当時中学生の息子を急性骨髄性白血病で亡くした伊那市西春近の樋口秀子さん(50)が中心となってつくる「池間哲郎を呼ぶ会」(織井常昭会長)は19日、池間さんの著書「あなたの夢はなんですか?私の夢は大人になるまで生きることです。」30冊などを同市に寄贈した。
貧困や病気に苦しむ子どもを支援するNPO法人「アジアチャイルドサポート」代表理事の池間さんの講演を樋口さんが聴いたのがきっかけ。生きるすばらしさを教えてくれた講演会を地元の人たちにも聴いてほしい竏窒ニの想いで会を発足、地元企業などからの協賛金や募金で池間さんを招き、10月初旬に市内で講演会を開いた。
この日は、樋口さんや織井会長らメンバー8人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に講演会の協賛金などの一部で購入した本を手渡した。このほか、4年前に病気で亡くなった樋口さんの4人姉弟の末っ子、寛君=当時14歳=の中学校の同級生たちが当時、自分たちで作詞した歌「生きる」のCDも寄贈。本などは市内の小中学校や図書館などに配布する予定だ。
樋口さんは「世界には生きたくても生きられない子どもがいるなか、日本では自ら命を絶つ子どもがいることは悲しい。この本を読んでもらい、もっと生きることに執着してもらいたい」と話していた。
同会では、アジアチャイルドサポートが取り組む、ミャンマーの貧しい地域に井戸を掘るための基金を集めるアジア井戸掘り基金「信州伊那谷命の泉」を設置、基金への協力を呼びかけている。詳しくはホームページ(http:/www.oriken.com/ikemaina/)へ。
命の大切さを訴えた本を伊那市に寄贈した樋口さん(左)ら「池間哲郎を呼ぶ会」 -
中沢バイパス地域開通
駒ケ根市中沢の主要地方道駒ケ根長谷線中沢地域バイパスが19日開通し、供用を始めた。開通に先立ってバイパス西端の道路上で完成を祝うセレモニーが行われた。バイパス改良促進委員会と駒ケ根市主催。関係者や地元の住民など約80人が出席し、テープカットやくす玉割りをするなどして開通を祝った=写真。地元の下割神楽保存会が獅子舞を披露して式典に花を添えた。
中原正純市長はあいさつで「幅が狭く、急カーブが続く区間にバイパスができたことで安全で安心できる交通体系が確立された。この道が中沢地域の一層の発展に寄与すると確信する」と述べた。
中沢バイパスの今回開通区間は延長1380メートル。愛称は住民から募集した結果「中沢大通り」に決まった。総事業費は15億5千万円。全体区間1730メートルのうち、天竜大橋から県道伊那生田飯田線との交差点までの第1期工区(延長350メートル)完成に続いて03年に着工し、今月完成した。 -
輝く!経営者~新たな挑戦~ キャリコ 小林正信社長
有限会社キャリコ
◆駒ケ根市上穂南4竏・
◆創立2001年6月
◆資本金300万円
◆従業員4人
◆TEL0265・81・5707
◆URL www.calico.jp
地元のユーザーの実情に即したコンピューター情報サービスを提供するキャリコ。ネットワークソフトウェア開発、システム構築、ホームページ制作、プログラム開発など、そのフィールドは幅広い。先見性と確かな技術で日々躍進するキャリコの新たな挑戦とは竏秩B
社名のキャリコは英語で「更紗」「まだら」などの意味だ。
「いろんな色が混ざり合っている。雑多なものが融合しているイメージからこれを社名にしました。創業から6年余りたち、主力の業務もネットワークやインターネット用サーバーの構築から、ネットワークソフトウェア開発へと広がってきたが、目指していることはまったく変わっていない。むしろ、周りの社会環境が変わってきて、自分が考えていた方向に少しずつ近づいてきたような印象も受けています。面白いと思った技術に取り組んでおくと、2、3年して実際に使えることが多い。点がつながって線になるような感じですね。技術や開発というのは、幹になるバックボーンがあって、いろんな局面に合わせていろんな切り口でやっていくことが重要だと思います。自分はただ好きでやっているだけですけどね」 -
ヤマウラ社長に山浦速夫氏復帰
ヤマウラ(本社・駒ケ根市)の定時株主総会、取締役会が18日にあり、代表取締役会長兼社長に山浦速夫氏(66)が選任された。
山浦氏は04年から社長を務めていたが、昨年12月の株主総会で取締役選任案が否決されたため、社長を退任して最高顧問会長の任に就いていた。
昨年12月から代表取締役社長を務めた沢田英明氏は代表権のない取締役副会長となり、首都圏不動産開発事業に専念する。
新たな取締役として保科茂雄、川田昌伸、山下良一の3氏が選任され、昨年の社長交代劇以前の体制にほぼ戻った形となった。
取締役の人数は新たに3人を加えて7人に。執行役員の若返りも図った。
同社では「迅速な意思決定と全社への経営意思の迅速な浸透、業務執行の強化を図るべく、執行役員体制の充実と執行役員会の機能強化を図った」としている。
関係者によると、今株主総会では取締役選任案について質問などはなかった。選任案にその意向が大きく影響すると見られている、個人筆頭株主で速夫氏の実兄義人氏(82)は欠席した。
昨年の突然の社長交代劇は業界、関係者のみならず市民らの大きな関心事にもなり、取締役選任が否決された理由などについてさまざまな憶測が飛び交った。
取締役・監査役・執行役員は次の通り。
◆取締役・監査役▽山浦速夫(代表取締役会長兼社長)▽沢田英明(取締役副会長)▽山浦恭民(取締役副社長)▽保科茂雄(専務取締役)▽中島光孝(常務取締役)▽川田昌伸(取締役)山下良一(同)▽関一重(常勤監査役)▽加藤正光(監査役)▽大和達之(同)
◆執行役員=保科茂雄、中島光孝、川田昌伸、山下良一、松沢勉、藤木公明、沢戸史樹、伊藤優一、清水元(新任)、小林寛勝、桜井豊、曽我明彦(新任)、宮島始、増沢信夫(新任)、吉池憲雄(新任)、熊谷英一(新任) -
上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会が検討結果を報告
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の規模やごみ減量化などを検討してきたごみ処理基本計画推進委員会の小沢陽一委員長らは19日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男連合長にこれまでの検討結果報告書を提出した=写真。
報告書にはごみの減量化、資源化への取り組み提案のほか、減量化、資源化推進後となる2013年度を試算年度とした一般ごみ量から算定した施設規模が1日当たり149トンとなることを報告。また、機種については広域連合があらかじめ機種を決めない入札方式を導入する方針を示したことに伴い、現時点で再評価を行わないこととした。
小沢委員長は「大変濃い内容となっている。ごみの問題は、行政、住民の連携が大切。市町村によって取り組みの温度差もあるが、広域で1施設をつくるなら、分別、収集などである程度統一した基準をつくることも必要」と語った。
小坂連合長は「多方面から検討していただいたということで、ぜひこれを19万市民にPRしていきたい」として、今計画を最大限尊重する意向を示した。
今後、同計画は各市町村の担当課などでつくるごみ処理広域化プロジェクトチームが各市町村に持ち帰り、次年度からの減量化施策を検討する。また、伊那市新ごみ中間処理用地選定委員会には同報告書を21日に示す。 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会小委員会、用地の適正を判断する点数評価項目25項目の評価方法を決定
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を検討する伊那市用地選定委員会の小委員会が19日、市役所であり、建設候補地の絞りこみを行う評価基準のうち、点数評価する25項目の評価方法を決定した。前回決定した各項目の優先順位を示す「補正係数」を参考に、各候補地の立地条件を加点、減点で評価。土地の購入、造成などを含む「施設コスト」の評価は例外的に、金額に応じて加点する方法をとるため、最大30点の差しか開かない他項目に対し、この項目では最大87点の差が生じる、コスト重視となっている。
小委員会では、事務局の示した2案のうち、より自由度のある今回の方法を選択。補正係数を参考に項目ごと、配点方法を決め、建設地に適さない場合は減点する。
具体的には、幹線道路までの距離に関する評価項目は、候補地13地点のうち、最大値と最小値を除いた11地点の平均値(215メートル)を「標準」とし10点を加点。そこより距離が近い場合は20点を加点するが、遠い場合は加点しない。また、活断層の有無を評価する項目では候補地の2キロ以内に活断層が存在した場合、マイナス30点となるなど、候補地ごとに点数化し、その合計点を算出する。
委員アンケートでは「住宅群への影響」「防災面への配慮」を重視する意見が多かったが、今回の方法では施設建設コストへの配点が最大。各候補地の建設標準金額の平均値(4億120万円)を標準金額に設定し、そこから2千万円増減するごとに評価点数を1点ずつ増減するため、施設建設費が約19億となる用地では51点の減点となる一方、最も安い2億1千万円の用地では36点が加点される。
今回の検討結果は21日の全体会で示し、意見があれば再度調整を図る。また、今回方向性を示さなかった点数評価できない項目についても、全体会の中で評価方法を模索し、点数評価項目と併せて最終判断をする。 -
伊那広域シルバー人材センター伊那地区が支え合い募金を伊那市に寄付
伊那広域シルバー人材センター伊那地区(三沢満男会長)は18日、地区会員288人から募った支え合い募金13万3020円を伊那市に寄付した=写真。
支え合い募金は1年間元気で活動できたことへの感謝と、地域福祉に貢献しようという思いから始まったもので、他地区でも会員から募った募金を当該市町村に寄付している。
そのうち伊那地区は例年、東部、竜西、竜東地区の3カ所で開く地区懇談会で募金を実施。集まった金額をこの日、小坂樫男市長のもとへ届けた。
三沢会長は「今年もお互い元気に活動できたが、地域にはそうでない人もいる。地域の高齢者福祉に役立てていただければ」と話していた。 -
箕輪町で福祉避難所設置協定調印
自治体と民間社会福祉施設の協定は上伊那初箕輪町は19日、災害時に要援護者の避難施設として民間社会福祉施設などを使用する協定を町内外の11施設と締結した。自治体が災害時の福祉避難所として民間施設と協定を結ぶのは上伊那地域で初になる。
町には福祉避難所がまだなく、指定避難所(公民館15カ所)や指定避難地(校庭など15カ所)などでは避難生活が困難と思われる要援護者が、災害時に安心できる生活環境を確保する目的。06年3月の国のガイドラインに基づき検討してきた経緯があり、昨年7月豪雨災害で体制作りの必要性を感じたことなども教訓に、各施設と協議し締結に至った。
締結先はデイサービスセンターや特別養護老人ホーム、宅老所などの高齢者施設9施設、障害者施設2施設。町外は、伊那市にある伊那養護学校と身体障害者療護施設「大萱の里」の2施設。
協定における「要援護者」は、介護保険の要介護認定者や、何らかの障害により援護を求める人など。町災害対策本部が避難勧告や避難指示を発した地域で、倒壊などで自宅が居住困難、指定避難所で対応が困難などの状況になった要援護者のために、町が締結先の施設に受け入れの協力要請をする。
役場での調印式で平沢豊満町長は、「社会的弱者が万一の時に安心して避難できるよう協力をお願いしたい」とあいさつ。各施設の代表者は「できる限りの受け入れをし安心していただけるようにしたい」などと話した。
町は今後、研修や受け入れ状況把握のための福祉避難所ネットワーク会議、要援護者避難支援マニュアルの作成などに取り組み、耐震構造でバリアフリーの公共施設の福祉避難所指定も検討していく。