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上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会が検討結果を報告
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の規模やごみ減量化などを検討してきたごみ処理基本計画推進委員会の小沢陽一委員長らは19日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男連合長にこれまでの検討結果報告書を提出した=写真。
報告書にはごみの減量化、資源化への取り組み提案のほか、減量化、資源化推進後となる2013年度を試算年度とした一般ごみ量から算定した施設規模が1日当たり149トンとなることを報告。また、機種については広域連合があらかじめ機種を決めない入札方式を導入する方針を示したことに伴い、現時点で再評価を行わないこととした。
小沢委員長は「大変濃い内容となっている。ごみの問題は、行政、住民の連携が大切。市町村によって取り組みの温度差もあるが、広域で1施設をつくるなら、分別、収集などである程度統一した基準をつくることも必要」と語った。
小坂連合長は「多方面から検討していただいたということで、ぜひこれを19万市民にPRしていきたい」として、今計画を最大限尊重する意向を示した。
今後、同計画は各市町村の担当課などでつくるごみ処理広域化プロジェクトチームが各市町村に持ち帰り、次年度からの減量化施策を検討する。また、伊那市新ごみ中間処理用地選定委員会には同報告書を21日に示す。 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会小委員会、用地の適正を判断する点数評価項目25項目の評価方法を決定
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を検討する伊那市用地選定委員会の小委員会が19日、市役所であり、建設候補地の絞りこみを行う評価基準のうち、点数評価する25項目の評価方法を決定した。前回決定した各項目の優先順位を示す「補正係数」を参考に、各候補地の立地条件を加点、減点で評価。土地の購入、造成などを含む「施設コスト」の評価は例外的に、金額に応じて加点する方法をとるため、最大30点の差しか開かない他項目に対し、この項目では最大87点の差が生じる、コスト重視となっている。
小委員会では、事務局の示した2案のうち、より自由度のある今回の方法を選択。補正係数を参考に項目ごと、配点方法を決め、建設地に適さない場合は減点する。
具体的には、幹線道路までの距離に関する評価項目は、候補地13地点のうち、最大値と最小値を除いた11地点の平均値(215メートル)を「標準」とし10点を加点。そこより距離が近い場合は20点を加点するが、遠い場合は加点しない。また、活断層の有無を評価する項目では候補地の2キロ以内に活断層が存在した場合、マイナス30点となるなど、候補地ごとに点数化し、その合計点を算出する。
委員アンケートでは「住宅群への影響」「防災面への配慮」を重視する意見が多かったが、今回の方法では施設建設コストへの配点が最大。各候補地の建設標準金額の平均値(4億120万円)を標準金額に設定し、そこから2千万円増減するごとに評価点数を1点ずつ増減するため、施設建設費が約19億となる用地では51点の減点となる一方、最も安い2億1千万円の用地では36点が加点される。
今回の検討結果は21日の全体会で示し、意見があれば再度調整を図る。また、今回方向性を示さなかった点数評価できない項目についても、全体会の中で評価方法を模索し、点数評価項目と併せて最終判断をする。 -
伊那広域シルバー人材センター伊那地区が支え合い募金を伊那市に寄付
伊那広域シルバー人材センター伊那地区(三沢満男会長)は18日、地区会員288人から募った支え合い募金13万3020円を伊那市に寄付した=写真。
支え合い募金は1年間元気で活動できたことへの感謝と、地域福祉に貢献しようという思いから始まったもので、他地区でも会員から募った募金を当該市町村に寄付している。
そのうち伊那地区は例年、東部、竜西、竜東地区の3カ所で開く地区懇談会で募金を実施。集まった金額をこの日、小坂樫男市長のもとへ届けた。
三沢会長は「今年もお互い元気に活動できたが、地域にはそうでない人もいる。地域の高齢者福祉に役立てていただければ」と話していた。 -
箕輪町で福祉避難所設置協定調印
自治体と民間社会福祉施設の協定は上伊那初箕輪町は19日、災害時に要援護者の避難施設として民間社会福祉施設などを使用する協定を町内外の11施設と締結した。自治体が災害時の福祉避難所として民間施設と協定を結ぶのは上伊那地域で初になる。
町には福祉避難所がまだなく、指定避難所(公民館15カ所)や指定避難地(校庭など15カ所)などでは避難生活が困難と思われる要援護者が、災害時に安心できる生活環境を確保する目的。06年3月の国のガイドラインに基づき検討してきた経緯があり、昨年7月豪雨災害で体制作りの必要性を感じたことなども教訓に、各施設と協議し締結に至った。
締結先はデイサービスセンターや特別養護老人ホーム、宅老所などの高齢者施設9施設、障害者施設2施設。町外は、伊那市にある伊那養護学校と身体障害者療護施設「大萱の里」の2施設。
協定における「要援護者」は、介護保険の要介護認定者や、何らかの障害により援護を求める人など。町災害対策本部が避難勧告や避難指示を発した地域で、倒壊などで自宅が居住困難、指定避難所で対応が困難などの状況になった要援護者のために、町が締結先の施設に受け入れの協力要請をする。
役場での調印式で平沢豊満町長は、「社会的弱者が万一の時に安心して避難できるよう協力をお願いしたい」とあいさつ。各施設の代表者は「できる限りの受け入れをし安心していただけるようにしたい」などと話した。
町は今後、研修や受け入れ状況把握のための福祉避難所ネットワーク会議、要援護者避難支援マニュアルの作成などに取り組み、耐震構造でバリアフリーの公共施設の福祉避難所指定も検討していく。 -
大芝荘にクリスマスオブジェ
南箕輪村の大芝荘ロビーに、「工房 銀の鳥」主宰の秋山かをるさん=北殿=が制作した銀世界とクリスマスをイメージしたクラフトアートが展示されている。
木々も大地も真っ白で、家にも雪が積もり、庭先にクリスマスツリーもある。雪遊びをしているウサギ、ギフトボックスに入ったクマ、雪だるまなども飾られ、ファンタジックな世界を演出している。
作品はロビーの中央にあり、利用者らの目を楽しませている。クリスマスを過ぎると正月バージョンに変わる予定。 -
箕輪町
みのわ太鼓ジュニアチーム03年5月、箕輪町子どもセンター内に、みのわ太鼓保存会の全面的な協力を得て発足した。学校週5日制の受け皿として子どもセンターが呼びかけ、町内の小学4年生から6年生まで24人でスタートし、町文化センターで毎月2回の練習を重ねてきた。
みのわ太鼓保存会の藤林正則さんを中心に2、3人から指導を受ける。全く経験のない子どもたちで始まったチームは、真新しいばちを手に、ばちの握り方から手首を使って太鼓を打つ、構えの姿勢、構えの姿勢から打つ基本打ちなど基礎から一つずつ学んだ。
発足した年の秋、町の行事で初舞台を踏み、それから1曲、また1曲とレパートリーを増やしてきた。箕輪中学校の文化祭で演奏するため、06年は「隼の舞」、07年は「疾風神楽」というオリジナル曲を作り、レパートリーは5曲になった。
現在のメンバーは小学5年生から中学3年生まで22人。発足時から参加し5年目を迎えた仲間も3人いる。練習も当初は午前中のみだったが、メンバーの中学進学に合わせ参加しやすいよう2回のうち1回は夜間になった。
発表の場は年々増え、みのわ祭り、町文化祭、子ども太鼓inみのわ、もみじ湖夢まつりのほか、地域のイベントに呼ばれたり、老人福祉施設を訪問したこともある。
「練習中は静かで、休み時間は元気。その元気を練習に生かしてほしいと思うけど、でも皆熱心にやっている」と指導者の藤林さん。「本番になると力が出るチーム」で、練習日を増やし10回近い練習を重ねて迎えた今年の中学校文化祭では、「いい演奏ができた」という。
太鼓を4、5年やってくると、太鼓の表現力、動きのスケールの大きさなどが身に付き、現場での対応力も備わる。リズム太鼓や鉄筒は、あえて苦手なメンバーを配置することもあり、練習を重ねて演奏できるようになった自信が次へと繋がっていく。
1年1年成長してきたチームから、主力メンバーの中学3年生5人がまもなく卒業。大きな痛手だが、来年中学生になる6年生が6人いるため、すでに新曲の練習も始めた。
さらなる飛躍を願うチームでは、一緒に太鼓を打つ仲間を募集している。対象は小学3年生から中学2年生まで。町生涯学習課で受け付けている。(村上裕子) -
わら細工体験会
箕輪町郷土博物館は16日、「わら細工体験会」を開いた。小学生から大人まで12人が、正月に飾る縁起物の「亀」を熱心に作った。
本年度の「町内まるごと博物館事業」の一環で、博物館を身近に感じてもらうための学習会「どきどき体験学習会」の一つ。わら細工を通じて郷土の身近な伝統技術に親しむ。
講師は南小河内の大槻博一さん(74)。「亀」は、甲羅部分がわらじ作りの応用で作ることができる。大槻さんが半分まで作って用意してあり、参加者は、わらの編み方を教わりながら残りを編んで体長約9センチの亀を作り上げた。
一つ完成すると、作り始めの部分からもう一度皆で体験。2度目になると少しずつ慣れて手つきも良くなり、「休憩も忘れてしまうね」などと話しながら夢中になって作っていた。
中曽根の女性は、「正月が来るので飾りたいと思って参加した。わら細工は初めてで難しい。形はどうであれ、出来上がってうれしい」と話していた。 -
上伊那高等学校美術展
伊那市の県伊那文化会館で19日、上伊那高等学校美術展が始まった。上伊那の8つの高校の美術クラブや授業で制作された作品171点が展示されている。22日まで。
同展は今回で47回目。美術クラブの生徒たちにとって、文化祭とともに作品を発表する大切な場となっている。
油絵やデザイン画、イラスト、ちぎり絵、陶芸など、どの作品からも生徒たちの情熱が伝わってくる。大きなものではF50号の作品もある。
展示時間は、午前9時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。 -
宮田村役場に証明書自動交付機
宮田村は役場玄関ロビーに証明書自動交付機を設置し、19日から稼動を始めた。住民基本(住基)台帳を活用した村民カードを交付機に挿入して所定の手数料を支払えば、住民票などの各種証明書が閉庁時の休日もその場で受け取れる。村民以外にも上伊那在住の住基カード保持者であれば利用でき、村住民福祉課は「利便性を高めカード交付も増やしていければ」と話す。
上伊那では7台目、伊南地域に限れば駒ケ根市役所に次いで2台目の導入となり、設置費は約1380万円。
交付手数料は住民票、印鑑登録、納税、資産、課税所得の各証明書が300円、戸籍証明(謄本・抄本)は450円、軽自動車納税証明書は無料となる。
年中無休で稼動し、午前7時から午後8時まで利用可能。事前に村民カードの発行を受けておけば、証明書交付のたびに窓口へ出向く手間も省くことができる。
同村民カードの発行有効枚数は1367枚で、住民の15%が保有している割合になる。県内では高い発行率だが、村では交付機の設置を契機にさらに住民への周知を図っていきたい考えだ。 -
直売加工施設検討など専門部会新たに、農業農村支援センター
宮田村農業農村支援センター(会長・清水靖夫村長)は18日夜、全体委員会を開き、6つの委員会で構成する専門部会を新たに設け構成を決めた。また、地代、作付けなどをコンピューターで一括管理する「地図情報システム」は年度内にもデータ整理を終えて本格稼動する見通しであると事務局が説明した。
昨年、地代の見直しにより改定した標準小作料については、10アールあたり7000円で据え置いた。
長年の懸案だった地図情報システムは、納入業者の経営破たんの関係から遅れていたが、新たな事業継承先のめども立ちデータ処理など進めている。役場と農協支所の2カ所に端末を設け農地の有効活用や流動化を図る。
専門部会は基本構想、資源循環、直売・加工施設、果樹、機械・労働、ブロックローテーションの6つの検討委員会を設け農業農村の活性化を模索する。
席上、認定農業者の承認もあり、施設園芸のRIN(林義人取締役)を個人から法人申請に切り替えて承認した。同村内の認定農業者はこれで、法人3、個人16となった。 -
税滞納者の通告書は赤色封筒に
宮田村は税金の滞納整理対策として、滞納者に送付する通告書の封筒を通常の茶色から赤色に変更した。見た目にも目立つ色を採用した背景には、通告書すら開封しない滞納者が存在することもあげられ、税務係は「警告の意味合いも強い赤色の封筒で、収納につなげたい」と話している。
同係によると県内では箕輪町、東御市に先進事例があり、それを手本に赤色を採用。12月から導入し、19日までに滞納者全員に送付を終えた。
滞納者以外が対象となる通常の納税通知書などの封筒は、茶色で今までと変わらない。
村は同じく滞納整理対策として、自動車の差し押さえに使うタイヤロック装置も導入。
昨年度は滞納による預貯金の差し押さえ件数が36件にものぼっており、警告のインパクトも与えながら収納改善を図っていきたい考えだ。 -
ドリームエンジェルスクリスマスパーティー
宮田村の園児、児童らを中心にするエアロビクスチーム「ドリームエンジェルス」は15日、クリスマスパーティーを同村民会館で開いた。伊那市の教室の子どもたちもあわせ約200人が参加。年代別に日ごろの練習の成果を披露し、ダンスステージで盛りあがった。
音楽にあわせて軽快にステップを刻み、全身を使って表現。踊る楽しさに、出演者以外も身を乗り出してリズムをとった。
ビンゴやゲームタイムもあり、雰囲気も満点。子どもたち、家族、スタッフが一緒になって、パーティー気分を満喫した。
パーティーは7、8年前から行っているが、村民会館のホールを使うのは3年目。
指導する加藤千代子さんは「お互いを刺激する機会。来年さらにレベルアップを図っていければ」と、子どもたちの躍動する姿に目を細めた。 -
年末バーゲンセール ベル伊那・29日まで
国内外の人気作家から物故巨匠までの日本画、洋画、版画などが集まる展示即売会「年末バーゲンセール」は29日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている=写真。
文化勲章作家の片岡球子の「富士に献花」、福王寺法林の「ヒマラヤの朝」、福沢一郎の「花」などの肉筆を出品。このほか、中島千波や東山魁夷、上村松園、小倉遊亀らの版画など計約100点が並ぶ。
また、地元出身の池上秀畝、中村不折の掛軸や、平沢喜之助の洋画などもある。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
「大根役者大根」を売り出し
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は19日、「大根役者大根」と名付けた辛み大根「からいね大根」を道の駅「南アルプスむら」の「ファームはせ」で売り出した。役者自身が作った大根だけに、買い物客らの話題を集めそうだ。
昨年、中尾歌舞伎をPRする商品が何かほしいと話が出たことから、本年、保存会員が試しに大根を栽培。大根は小ぶりで、1袋に3、4個ずつ詰めた。「ついに登場 中尾歌舞伎の大根役者大根」と札を立て、店頭に並べた。1袋300円。
大根は赤紫色で「甘酢づけにすると、色がきれいでおいしい。正月料理に、ぜひ使って」と呼びかける。
大根は商品化の第1弾で、今後も考えていきたいという。
中尾歌舞伎は、市無形文化財指定されている。 -
統計功労者表彰
長年にわたり各種の統計調査に協力したとして統計功労者表彰を受けた駒ケ根市の藤井フミ子さん=町二=と下村ひろ子さん=福岡=は18日、市役所を訪れ、中原正純市長に表彰を報告した。藤井さんは25年間にわたり、各種統計調査に48回従事して全国統計協会連合会会長表彰を、下村さんは7年間に10回従事して県統計協会長表彰を受けた。調査に関する事務に10回以上従事したなどとして市内の5人が経済産業省の感謝状の伝達を受けた。
中原市長は「調査は社会経済の進展に欠かすことができない大切なもの。苦労も多いことと思うが、今後も引き続きよろしくお願いしたい」と激励した。
感謝状を受けたのは次の皆さん。
小松冨士子(町二)加藤悦子(北割二)小林俊子(福岡)宮入美幸(下平)宮沢法子(中沢) -
農事組合法人「北の原」収穫祭
昨年9月に発足した駒ケ根市で最初の農事組合法人「北の原」(小原恒敏代表理事)は18日、初の収穫祭を市内のアイ・パルいなんで開いた。会員など約40人が出席し、1年間の苦労を語り合いながら収穫を祝った。小原代表理事はあいさつで「取り組んだ大麦、米、ネギの収穫も無事終わった。その間、一つの事故もなかったことに感謝する。反省しながらまた事業を積み重ねていきたい。来年も元気で作業しよう」と呼び掛けた=写真。
北の原は11月の県農業協同組合中央大会で、法人化に向けての取り組みが優秀だったとして表彰を受けている。 -
ミニ門松作り講座
駒ケ根市東伊那の農林業体験施設「駒ケ根ふるさとの家」は16日、ミニ門松作り講座を開いた。市民など10人が参加し、正月に飾る門松の手作りに挑戦した。門松は完成品の高さ約50センチ。作業は直径約20センチの空き缶にわらを巻く土台の「はかま」づくりからスタートした。指導に当たった東伊那の下平益三さんは「わらの巻き方が均一でないと仕上がりが悪くなるぞ」と助言。参加者は「それは分かっているんだが、なかなか難しいな」と首をひねりながら悪戦苦闘していた=写真。
ふるさとの家は例年しめ縄作り講座を開いてきたが、今年は利用者の要望に応え、初めて門松作り講座を開いた。 -
伊那西高校、老朽化に伴う校舎の建て替え完了
伊那市の伊那西高校はこのほど、老朽化に伴い建て替え工事を行っていた新校舎の建設工事をすべて完了した=写真。
同工事は昨年3月末から始まったもので、第1期工事として建設された新2号館は、昨年12月末に完成している。その後、今年1月から第2期工事として新1号館の建設を開始。9月末に新1号館も完成し、生徒らは10月から新校舎の使用をしている。
また、今月に入って新1号館が完成するまで生徒らが使っていた旧校舎の取り壊しも終了。今回の改築工事をすべて完了した。
新校舎は鉄骨造り2階建て。新1号館、2号館合わせての総事業費は約6億6千万円となる。
新1号館には生徒らが日常的に使用するホームルーム教室8部屋のほか、個別相談室2部屋、収容規模約200人の大会議室を設置。そのほかにも生徒会室、給湯室、購買スペースなどが完備されている。
新校舎は「安心安全」「温かさ」などをコンセプトとしており、耐震強度を強化。断熱素材を用いるなどしている。
今回の工事により、講堂、職員室を除くすべてが新しくなったが、残る2カ所についても、補修、新築を含めて今後のあり方を現在検討している。
塩沢文彦事務長は「授業は非常に快適にやっている様子です。生徒たちには新しい場所も古い場所も大切に使ってほしい」と話していた。 -
青年海外協力隊員が市長に出発のあいさつ
伊那市出身の青年海外協力隊員唐木拓さん(29歳)が08年1月7日に派遣先のアフリカ大陸の南部にあるナミビア共和国へ出発する。18日、伊那市役所を訪れ小坂市長に出発のあいさつをした。
市長は「がんばってください」と激励した。
唐木さんは青年海外協力隊に入った理由を「世界に出てみたいと思った。自分の持っている技術や知識を発展途上国で生かせれば」と話した。
筑波大学を卒業後、日本テレコムに入社して、情報システムの構築などの仕事に従事していた唐木さん。配属先の同国グルートフォンテイン町役場では、その技術を生かし、パソコンのトラブルシューティングとネットワークの構築、外部向けホームページの作成などを行う。派遣期間2年間。
伊那市出身の青年海外協力隊員は唐木さんで29人目となる。 -
「ポコリットみなみみのわ」松寿荘で演奏
南箕輪村のハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」(高嶋一人代表)は18日、同市のデイサービスセンター松寿荘を訪れ、ハーモニカ演奏を同施設の利用者たちに披露した。
松寿荘が14縲・9日に開いているクリスマス・忘年会に合わせたもので、15日と17日からの3日間、計4日間の訪問となる。
「ポコリットみなみみのわ」は地域貢献活動を会の目的のひとつとしており、今年度は南箕輪老人ホーム、ひまわりの家、南箕輪特別養護老人ホームなどを訪れ演奏会を開いている。
「南箕輪村民の歌」「冬の歌メドレー」「故郷」などの合奏や、独奏を披露。またクリスマス・忘年会ということで「きよしこの夜」「お正月」も演奏した。利用者たちは、ハーモニカに合わせて楽しそうに歌っていた。
「ポコリットみなみみのわ」は08年1月に伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園に6日間の訪問を予定している。 -
社会福祉施設などにおける感染症・食中毒などの発生防止及びまん延防止にかかる研修会
高齢者介護施設などにおけるインフルエンザや食中毒の集団感染防止を目的として伊那保健所は18日、社会福祉施設介護職員などを対象とした研修会を伊那市役所で開いた。約120人が集まり、インフルエンザやノロウイルスの感染予防対策などにつき、伊那保健所の保健師から指導を受けた=写真。
研修会はインフルエンザなどが発生しやすい季節に合わせて毎年開催している。
担当保健師は、感染対策としては(1)感染源の排除(2)感染経路の遮断(3)抵抗力向上竏窒ネどを挙げ、入所者の健康状態や栄養状態、食事の摂取量などに常に気を配り、異変があった場合に対応できるようにすることなどを呼びかけた。また、万が一インフルエンザなどが施設内で発生した場合、感染拡大を防ぐために、共同浴場での入浴を一時停止するなどといった措置を講じることを勧めた。
そのほかにも、長野県は人口当たりのエイズ感染者・エイズ患者の報告数の平均(04年から06年)が全国3位と、高いことから、今年はエイズの基礎知識に関する研修も実施。エイズは発症してから見つかるケースが多いことなどに触れ、伊那保健所でもエイズ検査の結果が当日にわかる「エイズ迅速検査」を実施していることなどを説明した。
伊那保健所によると、今年は11月から急激にインフルエンザが増えているという。また、ノロウイルスは例年1、2月がピークとなることから、今後の注意を呼びかている。 -
中・大型風力発電施設に関する影響想定地域マップ「桑沢山周辺版」 県が公表
県は18日、中・大型風力発電施設に関する影響想定地域マップで、箕輪町と辰野町の「桑沢山周辺版」を公表した。
地域マップは、中・大型風力発電施設に関し、山地災害や自然・景観などへの影響が想定される地域などをあらかじめ地図に表し、地域住民、市町村、事業者などが計画の早い段階で活用できるようにしている。マップで対象とする施設は、定格出力が50キロワット以上、地上から風車中心までの高さが25メートル以上、風車直径が15メートル以上のいずれかに該当するもの。
桑沢山の尾根筋には、東京の建設会社が風力発電施設の建設を検討しているが、マップでは事業計画地の大半がレベル2(立地については慎重に検討すべき地域)と示されている。
レベル2の4要素のうち、要素1(保安林、砂防指定地、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域)、要素4(希少猛きん類の行動圏及びその推定域)と、要素1と4の重複の地域がある。
県は伊那市、諏訪郡富士見町などの「入笠山周辺版」、須坂市などの「峰の原周辺版」を既に公表。県内他地域(全県版)も本年度内を目途に公表する予定。 -
箕輪町図書館でしおりのクリスマスプレゼント
箕輪町図書館は、利用者にしおりのクリスマスプレゼントをしている。
しおりは台紙が緑色で、町のキャラクター「もみじちゃん」のクリスマスバージョンのイラストがある。職員が1枚ずつ色塗りし、赤や緑色のリボンをつけた。しおりプレゼントはこれまでにもやっているが、「もみじちゃん」イラストのクリスマスプレゼントは昨年に続いて2年目になる。
しおりを目当てに来館する子どもたちもいて、うれしそうに受け取っている。
プレゼント期間は22日までだが、用意した300枚が終わり次第終了になる。 -
箕輪町交通安全協会などチラシ配布で交通安全啓発
箕輪町交通安全協会、町防犯協会、箕輪町警部交番は16日、町文化センターであった演奏会に併せ、入場者にチラシを配り交通安全や防犯を呼びかけた。
年末の交通安全運動期間中でもあり、多くの人が訪れる会場で啓発活動をしようと取り組んだ。
長野県警察音楽隊の演奏会で、家族連れら大勢が来場。文化センターの入口で執行部役員が「交通安全運動です。事故に遭いませんように」と、500セット用意したチラシとペン、交通安全反射シールのセットを手渡した。 -
南箕輪村役場庁舎ロビーを改修
南箕輪村の役場庁舎ロビーが、改修工事で明るく生まれ変わった。
86年の庁舎建設から26年が経過し、ポスターを掲示した跡がカウンターに残っていたり、ソファーが古くなるなど少しずつ施設に痛みが生じてきていたことから改修した。
床は通路を色分けし、黒色だったカウンターは白の布張りに変え、棚はニスを塗った。ロビー正面は、日本ピスコからのテレビ寄贈にあわせ、テレビをはめ込むように直し、温もりが感じられるよう壁は木を使っている。ソファーはカラーセラピーも考慮し緑系のツートンカラーで、背もたれのないタイプにした。
事業費は150万円。工期は約1カ月間で土・日曜日や夜間に行った。
村は、「庁舎に来た人が待っている間、いくらかでも安らぎのある環境になったのでは」と話している。 -
伊那市総合型地域スポーツクラブ合同発表会
伊那市総合型地域スポーツクラブの初の合同発表会が16日、伊那市民体育館であった。3クラブによる11プログラムで、子どもたちがダンスと器械体操を元気に発表した。
春富地区、中地区、東部地区の3クラブにある小学校低学年以下の教室が一緒に発表する場を設けることで、スポーツクラブを知ってもらい、新しい仲間の参加につなげたいと計画した。
親子体操教室やキッドビクスの園児、小学生は、軽快な音楽に乗ってダンスを発表。園児の器械体操は跳び箱をジャンプで飛び越えてポーズを決めるなどかわいい姿を披露した。
クラブは主に公民館、器械体操は小学校体育館を利用して活動。ここ1、2年でキッズの教室も盛んになってきているという。 -
子育て学級クリスマス会
宮田村公民館子育て学級は18日、クリスマス会を老人福祉センターで開いた。折り紙を使ってサンタとトナカイを工作。パネルシアターや読み聞かせなどもあり、年の瀬の1日を親子で楽しんだ。
学級長の増田淳子さんが折り紙指導。雰囲気満点に、子どもたちも顔を描いたり色を塗ったり。母親の紙を折る様子を見ながら、自身で挑戦するチビッコの姿もあった。
「かわいい」「家で飾れそう」など親子一緒の工作を満喫。クリスマスを待ち望んだ。 -
婦人学級が正月の料理、色彩豊かに
宮田村公民館婦人学級はこのほど、正月の食卓を飾るにふさわしい季節の料理に挑戦しようと学習会を開いた。ハクサイ、ゴボウ、小松菜など旬の野菜をとりいれながら、栄養満点の6品を色彩も豊かに調理した。
JA生活相談員の関敦子さんが指導。約30人の学級生はベテラン主婦の腕を発揮し、手際良く調理した。
ハクサイのシュウマイ、キノコのみぞれあん、サケとおからのふんわりバーグなど、アイデアも凝らした料理の数々。見た目もきれいに完成し、出来立てをさっそく会食した。
「いける。正月に家でつくってみたい」と歓声も。年末年始は何かと忙しい主婦たちだが「みんなで料理すると、また楽しさが違いますね」と、ひとときの休息を満喫していた。 -
日本聴導犬協会本部新施設来年8月完成へ、訓練士養成機関新たに開設し地域に根ざして
宮田村に本部がある日本聴導犬協会(有馬もと代表)は18日、同村町三区の村民会館隣接地に計画する新たな本部訓練施設(通称元気いっぱい訓練センター)の概要を発表した。日本自転車振興会の補助と一般からの寄付金で進めているもので来年3月に着工し、8月下旬に完成する。年間5頭ほどの聴導犬・介助犬(補助犬)を育成するほか、訓練士養成機関も設置。地域の人たちが犬を通じて交流するスペースも設け、補助犬の普及、啓もうに力を入れる。
新施設には本部、訓練、さらに訓練士養成の機能を持たせ、木造2階建ての建物と屋外の訓練場を併設する。
8人程度のスタッフと20頭ほどの訓練犬、補助犬を必要とするユーザー訓練者が滞在。
村土地開発公社から購入(一部賃借)した用地で、文教福祉ゾーンに立地する好環境も活用し「地域の子どもたちや高齢者の皆さんにも来てもらえる施設にしたい」と有馬代表は説明する。
補助犬訓練士の養成機関「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」は2009年2月の開校。学校法人ではないが、1年半のカリキュラムで福祉の使命感を持った人材を育成し、優秀修了者には協会スタッフの門戸も開く。
現在、国認定の聴導犬13頭のうち5頭は同協会所属。介助犬は38頭のうち3頭の実績を持つが、全国に45ケ所あるともいわれる補助犬の育成団体で、初めて本格的に犬と人双方の養成に乗り出す。
「訓練できる人数が増えれば、それだけ希望者の期待にも添えられる。補助犬を取り巻く環境改善のお手伝いができれば」と有馬代表は話した。
訓練士学校の入学受け付けは年明け1月から開始。詳しくは同協会FAX85・5088またはメールinf@hearingdog.or.jpまで。 -
漆戸醸造で東京農大生が酒造りの実習
酒造りが最盛期となった伊那市西町の漆戸醸造で12月下旬まで、東京農業大学の学生2人が泊まり込みの実習をしている。日本酒ができるまでの工程を学習することが目的。学生らは杜氏(とうじ)から直接指導を受け、酒造りの苦労や喜びを肌で感じ取っている。
同社の漆戸正彦社長(38)は東京農大の卒業生。実習生の受け入れは本年で6回目になるという。参加しているのは応用生物科学部醸造科学科の田中典子さん(21)、中島麻記さん(21)=ともに3年=の2人だ。
この日は室温36度、湿度80パーセントに管理された「麹室」の中で、蒸米に麹菌を繁殖させる作業を体験。カビが生える適当な水分を調整するため、2人は机の上に広げた蒸米を両手でかき混ぜながら麹を造っていった=写真。
2人は「学校で学んだことを実際の現場で確認することができ、一つひとつに感動している。造っている人たちの話も聞けるので、できるだけ多くのことを学んで持ち返りたい」と話している。