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箕輪町食生活改善推進協議会
箕輪町食生活改善推進協議会は21日、07年度総会を町保健センターで開き、本年度の事業計画、予算案などを承認した。
事業計画は視察研修や大会、「食と健康を考えるつどい」への参加。地域での日常活動は伝達講習会、ファミリークッキング、ヘルスサポーター21、男の料理教室、ボランティア(ふれあい広場、離乳食教室)。町への協力は保健センター栄養指導室の清掃、健康づくり推進週間など各種事業への参加など。
予算は収入、支出の各総額が8万3162円。
会員67人。07年度役員は会長が小林節子さん、副会長が前川紀美子さん。小林会長は、「食育、メタボリックシンドロームなど食の問題が言われている。各種講習や大会に参加し、自分の健康、家族の健康、地域の皆さんの健康と、輪を広げていきたい」とあいさつした。 -
箕輪町振興計画審議会
箕輪町振興計画審議会(柴寿会長)は21日、町役場で会議を開き、町が第4次振興計画実施計画(17縲・8年度)の実施状況を報告した。
07年度は、第4次振興計画の前期基本計画(05-09年度)の中間年で、07-09年度の実施計画策定の年でもある。このため、町は05、06年度の実施計画に基づく事務事業の進ちょく状況を審議会に報告。今後、委員の意見を聞いて実施計画(07-09年度)の素案を作成し、9月初旬ころ審議会に示し修正などを経て策定する計画をしている。
報告では、7章からなる計画のうち各地区の地域づくりの章を除く6章について、担当課長が資料に沿って取り組みと成果を説明した。
審議会委員の3年任期が23日で満了になるため、委員再任も了承した。 -
古い木材に新たな命を注ぎ込む
伊那市西箕輪
木村深雪さん(58)大工の夫を手伝いながら、生活家具を中心とした木工製作に取り組んでいる。使用する木材はできる限り地域の気候風土に合った地の材。また、古くなった木材に丁寧にカンナを掛け、別の形で再生する取り組みもしている。
「木は木材となってからも木として生きた分だけ生きるって言われているから、良い板ならカンナをかけ直してあげることでまたそこから10年、20年って使ってあげることができる。この机も古い家の床の間に使われていたクリの木なんですよ」と目の前のテーブルを示す。
◇ ◇
夫とともに東京から伊那へIターンしたのは20年ほど前。その後、夫は伊那技術専門校へ通い、大工として独立。木工に携わるようになったのは、その副産物として、木材の端切れをどうにかしたいと考えたことがきっかけだった。
「最初はそれをたき物にしていたのだけど、『ただ燃してしまうのはもったいない。どうにかできないかな』って考えるようになって」
その後、自身も伊那技専に入学。さまざまな年代の学生と一緒にカンナの研ぎ方から木の性質まで、木工に関する基礎的な知識と技術を習得した。
卒業後は夫の大工仕事を手伝う傍ら、新しい家のキッチンや水周りを設計。女性の目線に立った安全で使い易い設計を心掛けてきた。
◇ ◇
新しい家の建設に携わる一方、古い民家が取り壊される場面に立ち会う機会も増える。しかし、そうした取り壊されようとしている家の中には昔の職人が手掛けた素晴らしい技術や年月を経ても生命力を失わない立派な木材が眠っている事実を知り、それも一緒に取り壊されてしまうことのもったいなさを実感した。
「昔の人の造った家なんか見ると、『すごい!こんなのどうやったの?』って思うようなこともよくある。今は釘を使って打ち込んでいるけど、こういうのを見ると『これでいいのかな』って考える。取り壊される家であっても、その時までその家は生きていたのだから、ただ壊してしまうのはもったいない。命のあるものだからこそ、きちんと使って生かしてあげたい」
今後は、こうした古民家に手を入れて住める状態にする「古民家再生」にも力を入れていきたいと考えている。
古民家再生などに関心のある人はきむら工房(TEL78・1056)へ。 -
伊那市高齢者クラブ連合会単位クラブ役員会
伊那市高齢者クラブ連合会単位クラブ役員会が21日、伊那公民館であった。各地区での単位クラブ育成を最重点課題として昨年4月に発足した同連合会だが、この1年で7単位クラブが休会。役員になった場合、各種研修会や会合に参加しなければいけないことなどが負担となり、休会を選択した単位クラブなどもあることが明らかとなった。
今年の4月以降、休会することとなった単位クラブは旧伊那地区で3つ、高遠地区で2つ、長谷地区で1つ。その主な要因の一つが「役員の引き受け手がいない」といったもので、特に遠隔地や交通の便の悪い地域に住む高齢者には、役員となった場合に参加しなければならない各種研修会や役員会が負担となっている状況。この日の役員会も、役員がまったく参加していない単位クラブがいくつもあった。
こうした負担への配慮から、地区によっては市高連に入らず自分たちの地区で活動しているクラブも出てきている。
また、本年度は前任の会長が退任したことに伴ない有賀千篤さん(西春近)が会長を務めることとなった。 -
こだわりみそパッケージ・ツアーを企画
伊那市長谷の気の里入野谷郷の宿「入野谷」は6月、1泊2日の「こだわりみそパッケージ・ツアー」を初めて企画した。「長谷の良いとこ」を詰めたツアーで、長谷ファンを作る。定員25人で、31日まで参加者を募集している。
地元の食材を使い、加工品などを製造・販売する「気の里工房」とタイアップ。地元のみそ造り体験を柱に、長谷の伝統文化や自然を満喫し、心身をいやせるようなメニューとした。
ツアーは6月9縲・0日。昔ながらのみそ玉づくりをはじめ、長谷の民話「孝行猿」(切り絵紙芝居)、太鼓グループ「創龍会」の演奏などを組んでいる。鹿嶺高原で南・中央アルプスの眺望も楽しむ。食事には、気の里工房で作ったこんにゃく、天菜漬け、地元の玄米や野菜を使った料理を用意する。
参加費は1万5千円。宿泊は入野谷で3食付き。
主催者は「四季折々のすばらしさを見ていただき、長谷を好きになってもらいたい」と話し、施設の利用者増加にも期待する。
問い合わせは、入野谷(TEL98・1030)へ。 -
ローターアクトクラブ年次大会
「国際ロータリー第2600地区ローターアクト第30回年次大会」は19、20日の両日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。本大会の20日は、県内のローターアクトクラブ全7クラブの役員のほか、県内各地のロータリークラブ役員ら約200人が集まり、同地区ローターアクトの活動を振り返った。
ローターアクトクラブは、地域のロータリークラブ傘下の18歳竏・0歳の会員組織。本年度(06年7月竏・7年6月)は、伊那ローターアクトクラブが県内クラブのまとめ役となり、奉仕と親ぼくを掲げて活動してきた。
本大会では、前年度地区役員へ感謝した後、次年度地区ローターアクト代表と地区ホストクラブを長野ローターアクトクラブに決定した。地区事業報告では、各クラブや全体活動を代表者が発表し、海外・国内研修などを振り返り思い出を語った。
地区事業報告ではスライドを使って思い出を振り返った -
天竜川水系環境ピクニック
環境問題に関心の高い事業所などが活動する、恒例の河川一斉清掃「天竜川水系環境ピクニック」は20日、上・下伊那の6地区であり、100事業所・団体から計4756人が参加した。上・下伊那の民間企業でつくるリサイクルシステム研究会(向山孝一会長)などの主催。14回目。
企業や団体が連携して環境美化に努め、天竜川の現状を認識し、ごみ分別の意識やモラルの向上を目指す清掃活動。上伊那からは、64事業所・団体、3171人が参加した。子ども連れの家族や地域住民らの姿も多く、拾ってきたごみを分別する際には、大人が子どもに分別指導する姿も見られた。
収集したごみは、空き缶3601個、空きびん1118個、ペットボトル2378個など。収集量は年々減少しているが、空きびんに代わってペットボトルの数が増えてきているという。
伊那市役所近くの天竜川でごみ拾いをする参加者ら -
高遠、長谷中で不審者対応訓練
伊那市の高遠中学校(唐沢正吉校長、182人)と長谷中学校(西巻健史校長、50人)は16日、不審者侵入を想定した対応訓練を開いた。伊那署の協力を得て訓練を実施。生徒や教員らは対処方法などを確認し、緊急時に備えた。
高遠中では、授業中、2階の教室に同署職員が扮(ふん)する不審者が侵入した想定で実施。摸造の刃物を振りかざした不審者を担任の男性教諭が椅子などで動きを止めている間、生徒らは避難した。その後、3階へ逃げた不審者は、連絡を受けて駆け付けた他の男性職員らによって取り押さえられた。その間に全校生徒は体育館に避難した。
反省会で高遠町交番の岩井智昭交番所長は「不審者はどこから侵入してくるか分からないので臨機応変な対応をして。不審者の行動には決まりがない」と注意。唐沢校長は「自分の命は自分で守るための方法を普段の生活の中で、いつでも対応できるように意識し、考えることが必要」と話した。
本年の4月末現在、同署管内で発生した児童・生徒が被害を受けた犯罪の認知件数は7件(前年比同)で、そのうち声掛け事案は3件(同2件減)、わいせつ行為は4件(同2件増)。校内への侵入事件は発生していない。
##(写真)
不審者をサスマタなどを使って取り押さえる職員ら(長谷中学校) -
カレーづくり楽しむ 西春近南小飯ごう炊さん
伊那市の西春近南小学校(唐沢武彦校長、163人)は21日、同地区の休み平キャンプ場で全校参加の飯ごう炊さんを開いた。全学年の児童が混じった班割り構成でそれぞれがカレーライスを作り、味わった。
同小学校で恒例の班ごう炊さん。5月中旬に企画したが降雨の影響で延期になっていたが、この日は待ちに待った晴天。児童たちは、学校からキャンプ場への約1時間半の道も楽しみながら歩いていった。
キャンプ場に着くとそれぞれの班でカレーライスづくりに挑戦。高学年の児童が中心となって役割を果す中で1年生も野菜の皮むきなどを分担する活躍をみせた。料理が完成するとそれぞれが舌鼓を打ちながら会食した。
6年生の宮下永輝君(12)は「低学年につくり方を教えるのは難しかったけど皆で料理したカレーの味はおいしい」と話していた。
完成したカレーをご飯の上に盛って完成 -
梅雨前に確認 伊那合同防災訓練
伊那市と国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)、県伊那建設事務所の3機関は22日、出水期を控え、大規模な洪水や土砂災害を想定した初の合同防災訓練を市内各所で開いた。関係職員や陸上自衛隊、伊那署、消防団など約20団体から550人が参加。ヘリコプターによる現地調査や災害現場の衛生中継のほか、地元住民の避難誘導などの模擬訓練を実施し、それぞれの役割分担や情報の共有方法などについて確認した。
伊那市役所を主会場に午前10時から開いた訓練では、次々と本部に寄せられる災害情報を各職員らが共有しながら対策を講じる「ロールプレイング方式」で実施。中南部に停滞した前線の影響で3日間の総降雨量が400ミリとなったとの昨年、7月豪雨災害と同様の規模を想定した。
高遠町、長谷地区では土砂災害(前兆現象)のある場所が4カ所確認されたとして実動訓練を実施。長谷保育園、小学校の園児・児童ら約140人が午前11時ごろから消防団らの誘導で長谷公民館へ避難した。同公民館には、市と災害応援協定を結んだ団体による救援物資が届いた。
訓練が終了すると関係機関の代表者があいさつ。小坂樫男市長は「昨年の7月豪雨災害でも天竜川と諏訪湖がそれぞれ違う管轄のため情報の共有化が必要との反省点が出た。梅雨期を前に合同訓練が実施できたことは意義のあること」と話した。
伊那市は今後も規模を変えて合同防災訓練を開いていくことを検討している。
伊那市役所を中心に実施した合同訓練の本部会場の様子
天竜川の堤防侵食を想定した実動訓練で関係者が大型土のうを積む(市役所前の天竜川) -
巨大なマダイが入荷
宮田村町三区のスーパーこいちに22日朝、体長90センチ、重さ10キロにも及ぶ巨大なマダイが入荷した。
新潟県能生(のう)沖から直送されたもので、長年魚をさばくベテラン店員も「これだけ大きいタイは初めてみた」とビックリ。
同店で販売する通常のマダイは1・5キロほど。その7倍近くにも及ぶ巨大な魚体は壮観で、店頭に並ぶと「立派だねぇ」と足を止めて見入る買い物客の姿もみられた。
午前中のうちに地元の料理店が購入したが、「これだけ大きいと何だかめでたい気分がしますね」と同店の前林裕一専務は話した。 -
公民館子育て学級開講
宮田村公民館子育て学級は22日、本年度の開講式を行った。親子で体験できる活動を中心に多彩な内容で交流。この日もさっそく屋外に出て、サツマイモの苗植えに挑戦した。
同学級は毎年秋に焼きいも会を開くのが恒例。例年はサツマイモを購入したり分けてもらっていたが、今年は自分たちで育ててみようと計画した。
町三区斎藤診療所近くの畑の一角を借り、親子で苗植え。ワイワイにぎやかに秋の収獲を夢見て土にふれた。
本年度の同学級は昨年よりも2組ほど多い33組が参加。来年3月まで年10回開き、同年代の若い親子がふれあいの輪を広げる。
役員も決め、会長には増田淳子さん、副会長には三枝香織さん、会計には平澤由美子さん、田村沙織さんを選んだ。 -
宮田中で防犯訓練と護身術講習会
宮田村の宮田中学校は22日、不審者の校内侵入を想定した防犯訓練と護身術講習会を開いた。全校生徒が参加して不審者に手をつかまれたり、抱きつかれた場合などの対処法も学習した。
駒ケ根署員の指導で安全に逃げるための護身術を体験。友達同士2人1組になって、自分よりも力が強い人にどう対処するか実践法式で学んだ。
「護身術は相手を撃退するものではありません」と同署員。生徒たちは繰り返し練習し、万が一の心構えも強くした。
防犯訓練は署員扮する不審者が校内に侵入したと想定。教諭数人が駆けつけたが、暴れる相手に手こずり緊迫した内容に。
ようやく取り抑え、息を切らせる職員もいたが「昨年の訓練よりも適切に対応できた」と話した。
各学級は教室入口に机などでバリケードをつくり、不審者が侵入できないように訓練。校内放送で不審者確保を確認してから、全校生徒は無言で体育館に避難した。
同校では近年、防犯訓練と護身術講習会を組み合わせる形で、生徒、教職員の安全対策と意識向上を図っている。 -
箕輪町商工会総代会
箕輪町商工会(小林紀玄会長)の07年度総代会は22日、町産業会館で開き、07年度事業計画、一般会計収支予算、定款及び運営規約の一部改正などの議案を承認した。
07年度事業計画の概要は▽新規会員の拡大、支部活動や地域商工業者組織、TMO活動の支援により基礎体力の充実を図る▽行政とのパイプを一層強め、町はじめ経済関係団体、関係機関とより緊密な連携を図り、異業種間の交流など密度の濃い活動を展開する▽福利厚生事業や学習など会員の交流の機会を充実し、魅力を感じる活動を展開する-。
主要事業は機械要素技術展出展、諏訪圏工業メッセ出展、ものづくりセミナー、TMO事業(花いっぱい運動、街中インフォメーション整備、七夕祭り、空き店舗対策、イルミネーション)、プレミアム商品券発行、経営実務講習、研修視察、みのわ祭りなど。
役員の補欠選任は、青年部長に小林宏幸さんを選任した。任期は07年5月22日から09年度総代会開催日まで。 -
中川村教育長、松村正明さん(62)
「教育長の仕事は公民館や文化財、学校教育と多岐に渡っている。頭の中に常に入れておく内容、目を届かせる範囲が各段に広い」と就任1カ月の感想を。
1944年中川村片桐田島に生まれ。「子どもが好きで、創造し作り出すことに関心があり、教員になろう」と、信州大学教育学部に進み、卒業後は上田二中学校に社会科教諭として赴任「学級経営の難しさを痛感し、先輩教諭から社会科指導のあり方を徹底的にたたきこまれ、鍛えられた」。
隣村の大鹿村大河原中学校では小規模校のため、社会科、国語、英語、体育、美術と、色々の教科を教えることでき、楽しかったとか。
伊那中学校を経て、松本市の信大附属中学校へ「全県から意欲ある人々が集まり、人との巡り会い、関わりの中で刺激を受け、人的財産を蓄積できた」。
その後、長谷小学校へ、初めての小学校で5年生を受け持った。「初めは中学校のくせが抜けず、言葉遣いに気を使ったが、慣れるに従い、思いきり自由にやらせてもらった。炭焼きに挑戦したが失敗、いろいろな人に助けられ、経験者に教わりながら、焼けるようになった。5年間もいたので、児童ばかりでなく、家族もわかるようになった」とか。
87年、赤穂小学校に転任し、初めて1年生を受け持ったり、教務主任として、赤穂南小学校への分離も経験した。
94年、赤穂南小学校の開校に合わせ、教頭として多くの同僚と一緒に南小に移った。「開校準備は時間との競争で大変だった。寝る間も惜しんで、動きまわった。開校に出くわすなんて、一生に1度あるかどうかの巡り合わせ、貴重な体験をした。開校し、子どもたちが登校してきて、初めて、学校に魂が入ったと感じた」とか。
研究校と言われる長野市三輪小学校に校長として赴任「どのように足が地についた研究をするか考え、公開研究会を行なわず、地道な発表会にした」。 続いて、伊那市東春近小学校長に「地区協の力が大きく、学校からの要望はものの見事に実現した。地域が学校を大切に思い、支えてくれていることを痛感した3年間だった」。
隣町の飯島中学校では再び、中学校に戻り「数学をさんすうと言ったり、優しく、丁寧に話したりと、中学の感覚に戻るのに、少し時間が掛かった。あいさつ、清掃、歌声、読書を根づかせることに心を砕いた」
退職後、05年10月から、村公民館長を務め、07年4月教育長に就任した。
「『人は人によって人となる』に言い尽くされるが、教育のいきつくところは『人』。教える側も、教わる側も一方通行でなく、信頼関係を築き、相互に高まる関係であってほしい」と希望する。母と妻の3人暮らし -
「Beauty-美しきもの」が撮影終了で関係者慰労会
飯島町在住の後藤俊夫監督(67)がメガホンを取る「Beauty-美しきもの」の撮影がほぼ終了し、21日夜、飯島町のJA上伊那Aコープ飯島店で、後藤監督をはじめ、主演の片岡孝太郎さん、片岡愛之助さんら俳優、スタッフ、地元関係者ら百人余が参加し、関係者慰労会を開いた。村歌舞伎保存会主催。全ての撮影は22日で終了、7月末までに完成させ、公開は秋以降の予定。
後藤監督は「秋、冬、春の3シーズンのロケは明日1日を残すところとなった。スタッフやキャスト、地元の皆さんの協力でここまで進めることができた。特に『成功させる会』を中心に、5千万円余のカンパをいただいた」と感謝し、関係者の労を労った。
主役の片岡孝太郎さんは「自然の中で健康的に仕事ができた。ぼくにとって、最高に楽しいかった」。片岡愛之助さんは「200人縲・00人のエキストラが集まっていただき、映画を盛り上げてくれた」。歌子役の麻生久美子さんは「歌子は魅力的な女性。この役を演じられて幸せ」と、それぞれ感想を交えながら、感謝の気持ちを伝えた。
この後、伊那市の白鳥副市長の発声で乾杯。撮影中の苦労話や楽しい話をさかなにおいしいお酒を酌み交わし、互いに労を労い、充実感を味わった。 -
いのち」をテーマに南信合唱祭
駒ケ根文化館で20日、「いのち」をテーマに、第63回南信合唱祭があった。南信各地から23団体が出演、混声、女声合唱など特長あるハーモニーを披露し、歌う喜び、聴く楽しさをたん能した。南信合唱連盟主催。
全員で「大地讃頌」でオープニング。アフリカンドラム・ジュボー・ド・コマガネの勇壮な響きで盛り上げ、、すずらん少年少女合唱団はさわやかに「瑠璃色の地球」を歌った。
混声合唱団明日歌は「最上川舟歌」を洗練されたハーモニーでつづり、飯島女声コーラスは祈りの歌「アメイジング・グレース」をしっとりと歌い共感を呼んだ。
最後に伊那女声コーラスが「こんな美しい朝に」を披露、余韻を残して、合唱祭の幕は下りた。 -
上伊那地区PTA指導者研修会
上伊那地区PTA連合会は20日、07年度PTA指導者研修会を赤穂小学校で行なった。上伊那の37小学校14中学校から同会理事ら約80人が参加し、「子どもの笑顔のために、自らいきいきと光り輝く、PTA活動を実現するために」をテーマに、全体会と分科会で意見交換した。
全体会で、伊那教育事務所の佐々木光男所長は「児童生徒の学力や体力低下、いじめ、不登校、子どもの安全確保など、教育現場は諸問題が山積している」と現状に触れ「教え込む教育から、自ら学び、自ら考える教育への転換に向け、家庭と学校、地域がますます連携しなくてはならない。その中心的役割を担うのがPTA」と述べ、有意義な研修会になるように期待した。 この後、前年度のPTA役員3人が、PTA活動を通して、感じたこと、課題、要望などを発表した。
また、8会場に分かれ、各学校のPTA活動やメディアリテラシー、学校図書館、PTA新聞、遊びとスポーツ-など8テーマで真剣に話しあった。 -
信大で里山、動物、人間の関係について考えるシンポジウム「人と、森と、動物と竏註l里への出現と森林整備竏秩v開催
里山、動物、人間の関係について考える第1回田園環境工学研究会シンポジウム「人と、森と、動物と竏註l里への出現と森林整備竏秩vが19日、南箕輪村の信州大学農学部であった。同学部教授陣による基調講演やパネルディスカッションがあり、人間の活動が里山に与えてきた影響と今後の課題、あり方について考えた=写真。信州大学田園環境工学研究会、山岳科総合研究所主催。
同シンポジウムは人間活動と里山の関係を見つめながら中山間地の抱えるさまざまな問題の解決方法を模索することを目的として開催したもの。学生や一般など約50人が集まった。
パネルディスカッションで泉山茂之助教授は「昔は里山に動物の入り込む隙がなく、人と動物の住み分けができていたが、戦後、里山に人の手が入らなくなったために動物の入り込む隙でき、人間のすぐそばまで動物が出没するようになった」と指摘。また、これまで動物がすみかとしていた奥山の深刻なエサ不足も動物の出没を促す要因となっていることを示した。
また、中村寛志教授は人の手によって里山整備が成されていた結果、昆虫の生物多様性が保たれてきた経過を示す一方「昔は農業を基盤とした生活があったため、今の希少種が栄えていた。しかし、生活そのものが変化する中、そういう環境を維持していくのは無理。どうすれば保護できるかを考えていかなければならない」と指摘。木村和弘教授は中山間地における過疎化、農業者の高齢化がこうした状況に拍車をかけている現状から「山とまったく関係のない若い人たちを巻き込んでいくような取り組みも必要では」と提言した。
一方で会場からは「人間の活動の結果として里山が維持されてきたという話だが、今は人がいないため集落が維持できない状況。大学ではもっと農業生産で生きていくための方法を教えてほしい」などといった地域の現状を切実に訴える声もあった。 -
上伊那地区更生保護女性の会総会
上伊那地区更生保護女性の会(会員約300人、豊島フミ子会長)の総会が19日、伊那市役所であり、本年度事業を承認した。
同会では本年度、各地区ごとにミニ集会を開催したり小学校訪問を行いながら子育て支援に重点を置いた活動を展開する。
豊島会長は「子育て支援は全国的にも更生保護女性の活動として盛んになってきている。母性愛的感覚だけでなく、時には子どもを励まし認め、核家族の母親の支えとなってがんばってほしい」と語った。
また、榛名女子学院の中野レイ子院長による講演「子どもたちの健やかな成長を願って」もあり、少年院における教育と子どもたちの関係について理解を深めた。 -
伊那米試験地で水稲布マルチ直は栽培の栽培試験
JA上伊那や関係行政で組織する伊那米総合試験地運営協議会(会長・白鳥健一JA上伊那米穀課長)は21日、伊那市美篶の試験田約4・5で水稲布マルチ直播(は)栽培の栽培実験を開始した。この日は約30人が参加。幅110センチの布マルチを乾いたほ場に敷き詰めた=写真。
環境に優しい農業の実現を目指す同協議会では、本年度初めて除草効果の高い布マルチの試験栽培に着手。発芽率、生育状態、収量などを検証しながら、この手法を上伊那地域で普及するための可能性を模索する。
布マルチは不織布の間に種もみを挟んだもの。この布を田んぼに敷き、水を入れると、日射により温度が上昇した布の間にある種もみは発芽。地中に根をはるが、地中から発芽した水生雑草はマルチを突き抜けることができないため枯れてしまう。また、布マルチも水を入れてから70日から80日ほどで分解されてなくなる。
布に種もみを仕込む費用は苗代よりもじゃっかん安め。農薬はまったく必要ないため、その分のコストも節約できる。収量は苗で植えた場合よりは15縲・0パーセントほど落ちる。
上伊那地区では数軒の農家が先進的にマルチ栽培に取り組んでいるが、全県でも布マルチ栽培に取り組んでいる農家は少ないという。 -
布マルチ研究会
環境問題に取り組んでいる「地球の会」(寺平秀行代表)は21日、無農薬で環境に優しく、省力、低コストの布マルチを使った米づくりを広く知ってもらおうと、会員で駒ケ根市東伊那の天然素材家具製造業牧野郁生さん方の水田で布マルチの研究会を開いた。JAや市の職員など約10人が参加し、布マルチを敷き詰めた水田を見ながら画期的な農法について詳しく学んだ=写真。昨年初めて布マルチ農法に挑戦したという牧野さんは「予想以上の収量があったし、味も有名産地のブランド米よりも良かった。経験がなくても米づくりができることが分かって自信になった」と話した。その上で昨年苦労した反省を生かし、今年は水温を上げる工夫を加えたことなどを説明。白色のマルチに炭をまいて表面を黒くし、太陽熱の吸収効果を上げているほか、水の流入口にため池を作るなどして品質のさらなる向上を目指している。
布マルチは本来廃棄物となるくず綿で作った不職布シート。幅約1メートルのシート2枚を重ねた中に4列に並べた種もみを挟みこんであり、田に敷くことでもみが発芽して成長する。育苗、田植えの手間と費用が省ける上、約50日で分解されて有機肥料にもなるほか、雑草も生えにくいなどの利点がある。 -
駒ケ根市町三区敬老会
駒ケ根市の町三区(中坪兼吉区長)は20日、07年度の敬老会を同市のアイ・パルいなんで開いた。招待された75歳以上のお年寄り223人のうち約90人が出席し、長寿と健康を共に喜び合った。喜寿を迎えた人たちには原寛恒副市長が記念品を手渡した=写真。代表者の林朝昭さんは「これからもPPK(ピンピンコロリ)を目標に精いっぱい生きたい」と礼を述べた。
演芸会では有志のグループや個人がステージに登場し、歌や踊りのほか駒ケ根太鼓や大正琴の演奏などを次々に披露。お年寄りたちは芸をさかなに和やかに歓談しながら楽しいひとときを過ごした。
中坪区長はあいさつで「皆さんの努力が今の長寿国日本を築き上げた。これからもますます元気でわれわれ後輩に手本を見せてほしい」と呼び掛けた。
喜寿を迎えたのは次の皆さん。
松下三末、玉置英文、玉木睦次、今井利代、今井忠保、山本夏子、宮沢五百子、平沢国夫、浦野利雄、浦野稔、林朝昭、桐生文子、小林勝美、小田原良雄、松下二郎、西田恵子、伊藤豊子、宮沢政吉、小林早苗、松崎正喬、北村三男、小林正人、堀内良政 -
天竜川流域の仲間たちのフォーラム
NPO法人天竜川ゆめ会議(福沢浩代表理事)は19日、第5回「天竜川流域の仲間たちのフォーラム」を駒ケ根市文化会館で開いた。南信各地から天竜川にかかわる活動をしている市民団体や学校など約20団体が参加し、さまざまな活動や研究の成果を発表し合った=写真。諏訪建設事務所は昨年7月の豪雨災害で起こった諏訪湖周辺の災害と復旧について、三峰川総合開発工事事務所は美和ダムに建設した洪水バイパストンネルについて報告した。主催者の天竜川ゆめ会議は、天竜川について楽しく学ぶきっかけにしてもらおうと「天竜川の知識認定試験」を新たに行うことなどを発表した。
同会議は国土交通省天竜川上流工事事務所などが天竜川の未来像をまとめようと策定した『天竜川みらい計画』のメンバーらが計画の行方を見守ろうと02年に発足させた市民団体が母体となっている。 -
森林セラピーロード グランドオープン
南箕輪村の大芝高原「みんなの森」森林セラピーロードが20日、グランドオープンした。元マラソン選手・松野明美さんと一緒に、参加者200人余は2キロ弱のコースを歩き、森林浴効果や自然環境のすばらしさを体感した。
セレモニーで、唐木村長は「大芝高原は先人の努力で守り育てられてきた。宿泊や温泉施設の利用と合わせ、心身をリフレッシュしてほしい」と村の活性化に期待した。
唐木村長ら5人がテープカットしたあと、参加者は赤松などが広がる森内コースを楽しみながら歩いた。
松野さんは「ひんやりとした空気が気持ちよかった」と話した。
保育園児や文化団体による踊りなどのステージ発表、健康チェックなども組まれ、オープニングを盛り上げた。
森林セラピーロードの認定は全国10カ所。「みんなの森」は広さ38ヘクタール。道全長4・7キロで、3つのお薦めコースがある。林望台などを設けたり、70種ある樹木に銘板をつけたりと森林学習ができるようになっている。砕石、ウッドチップ舗装で、車いすで散策もできる。
森を活用した健康づくり推進や観光振興に取り組む森林セラピー協議会の荻原文博会長は、都会からのバスツアーを企画したいとし、大芝高原の認知度アップを図っていく。 -
イーナちゃんマレットゴルフクラブ伊那毎杯熱戦
伊那市のイーナちゃんマレットゴルフクラブの「第9回伊那毎日新聞社杯」が20日、同市西箕輪のマレットパークはびろであった。市内からクラブ員88人が集まり、36ホール、パー144のコースで熱戦を展開した。
結果は次の通り。
▽男性 (1)大沢昭人115(2)浅井和夫116(3)松川幸夫116(4)林茂良(5)伊坪寿勝(6)小沢恒二郎(7)飯沢章男(8)小松正直(9)松下豊美(10)向山崇志
▽女性 (1)向山元子121(2)吉沢富佐子121(3)林清子122(4)渋谷香代子(5)網野さだ子(6)白鳥栄子
▽ホールインワン 小沢恒二郎、平沢義郎、山田文人、小平治男、橋爪次男、下山啓一、登内保雄、須山昭吾、向山元子、林清子、浅井フミ子
1位の大沢昭人さん、向山元子さん
2位の浅井和夫さん、吉沢富佐子さん
3位の松川幸夫さん、林清子さん -
上伊那小学生陸上大会・結果
◆上伊那小学生陸上競技大会(19日・伊那市陸上競技場)
【男子】▼5年100メートル (1)上田和矢(辰野西)14秒57(2)柴貫太(箕輪西)(3)榎本康亮(赤穂)(4)細田耕太(東春近)(5)望月秀樹(赤穂南)(6)井上友広(東春近)(7)吉村颯也(伊那東)(8)丸山徹(辰野東)▼6年100メートル (1)下平大輝(宮田)13秒71(2)冨田将貴(両小野)(3)宮脇常嘉(中沢)(4)竹村新吾(伊那)(5)板倉裕矢(辰野南)(6)栗原宏樹(箕輪北)(7)井上卓也(西箕輪)(8)堺沢辰弥(赤穂南)▼千メートル (1)蟹沢淳平(赤穂東6)3分16秒39(2)木下諒(宮田6)(3)春日千速(赤穂東6)(4)丸山修平(赤穂東6)(5)中山裕樹(伊那東6)(6)加藤航太(伊那6)(7)唐沢恭平(辰野南6)(8)二ツ木亮(東春近6)▼80メートル障害 (1)中島瑞樹(中川西6)14秒09=大会新(2)堀内悠樹(伊那6)14秒13=大会新(3)小林英和(高遠北6)(4)藤沢将人(高遠北6)(5)渋谷勇輝(赤穂南6)(6)松沢勝治(東春近5)▼走り高跳び (1)中嶋健太(南箕輪南部6)1メートル30=大会タイ(2)漆沢直人(南箕輪南部6)(3)松沢圭介(南箕輪6)(4)武居憲吾(両小野6)(5)関大地(南箕輪南部6)(6)林廉人(南箕輪5)(7)原志門(南箕輪5)(8)小森大樹(東伊那陸上クラブ)▼走り幅跳び (1)橋爪彼方(富県6)3メートル73(2)栗林諒(辰野東5)(3)伊藤成弥(東春近6)(4)鹿野紘彰(富県5)(5)中原愼二(赤穂東6)(6)赤羽勇真(辰野西6)(7)福島大輝(赤穂東6)(8)飯島裕貴(東春近5)▼ソフトボール投げ (1)成瀬幸大(辰野西6)69メートル51(2)登内翔太(富県6)(3)三浦英希(辰野西6)(4)相馬優介(東春近6)(5)酒井悠馬(富県6)(6)富永凌平(中川東5)(7)山本一希(辰野西6)(8)高井ジュリアン(南箕輪南部5)
【女子】▼5年100メートル (1)畑瑠衣菜(辰野西)15秒11(2)鈴木幸恵(辰野東)(3)小林沙里奈(西春近南)(4)三沢絢湖(伊那北)(5)倉田さやか(伊那)(6)伊東知香(長谷)(7)廣野朱美(赤穂南)(8)清水涼香(西春近南)▼6年100メートル (1)武井祐里香(宮田)13秒92=大会新(2)大脇愛菜(東春近)(3)唐沢はるか(伊那北)(4)今井美月(赤穂東)(5)アルッガマゲ未美利(赤穂)(6)佐々木奈央(西春近南)(7)蟹沢由貴(手良)(8)酒井咲希(西春近北)▼千メートル (1)宮下順奈(伊那東6)3分22秒30(2)春日ともえ(赤穂東6)(3)片桐萌々香(中川少年陸上クラブ)(4)加納菜々子(西春近南5)(5)坂本祥子(箕輪中部6)(6)後沢佳鈴(伊那東5)(7)桐山はるか(飯島6)(8)一ノ瀬菜奈(川島6)▼80メートル障害 (1)高橋美佳(箕輪中部6)15秒24(2)根橋文女(南箕輪6)(3)二宮萌々(赤穂南6)(4)大島佳純(南箕輪南部6)(5)有賀菜央(辰野西6)(6)白鳥葵(箕輪中部6)▼走り高跳び (1)那須凪瑳(辰野東6)1メートル20(2)林美香(南箕輪6)(3)小田切春華(南箕輪6)(4)山口みずき(箕輪北6)(5)竹内華奈子(東伊那陸上クラブ)(6)小平美穂(箕輪北6)、増沢里奈(高遠5)(8)前原陽南乃(赤穂6)▼走り幅跳び (1)高井ユージン(南箕輪南部6)4メートル01(2)宮脇由衣(南箕輪南部6)(3)成沢のぞみ(東春近6)(4)中村日香(飯島6)(5)横沢なつみ(南箕輪6)(6)小島久実(南箕輪6)(7)赤羽里香(川島6)(8)倉田美咲(南箕輪6)▼ソフトボール投げ (1)伊沢桃(富県6)50メートル45(2)吉川美樹(赤穂6)(3)小松華恵(南箕輪南部5)(4)丸山りか(飯島5)(5)鈴木美菜(伊那6)(6)唐沢佳瑚(西箕輪6)(7)加藤美沙貴(南箕輪南部6)(8)高嶋瑛梨奈(高遠北6)
【リレー】▼男女混合400メートル (1)南箕輪A(堀咲良、竹松秋美、村上晴彦、唐木洋輔)60秒29(2)伊那東A(小沢佳奈子、飯島栞、守谷渉、小松郁也)(3)南箕輪B(北沢千佳、駒瀬史織、福沢悠貴、宮原浩二郎)(4)箕輪中部X(田中晴菜、小池裕希、大沼尚平、日野和真)(5)箕輪南A(小甲亜季、浦野楓花、中谷康平、登内大地)(6)伊那東B(植田麻衣、向山加菜、中斉芽我、伊藤俊平)(7)飯島A(杉原美穂、鷲野友香、大林龍弘、山谷聖也)(8)両小野B(小野和希、山本ななみ、小野雄平、高橋郁翔)▼男子400メートル (1)飯島(宮沢卓巳、森脇知弥、新井義季、高坂亮介)58秒34(2)辰野西(白上勘太、青木俊太郎、中村亮太、根橋孝明)(3)箕輪北A(井沢佑、瀬戸美成、高橋大、田中壮汰)(4)南箕輪A(中島諒、岡村也寸志、中野健太、佐藤崇弘)(5)赤穂東(高坂丈一郎、小林将輝、松崎稀一、小林翔太)(6)西箕輪(白鳥克哉、橋爪亮太、有賀巧、原貴久)(7)伊那東(中村麗央、畑翔平、春日拓磨、白鳥奨)(8)東伊那陸上クラブ(福沢弘樹、馬場信介、藤井直輝、竹内基裕)▼女子400メートル (1)南箕輪A(根津みなみ、永井舞華、征矢希、金山文佳)58秒04(2)伊那東A(矢沢夏美、掛川鈴月、徳武萌子、北原紗良)(3)飯島A(茅野紗苗、小林里香、伊藤心、湯沢みなみ)(4)東伊那陸上クラブ(鈴木夢花、竹村みのり、村上ゆき乃、北沢茉里乃)(5)赤穂(桂川志織、田畑野乃夏、伊藤汐理、倉田楓)(6)西箕輪A(有賀友理、山口鈴佳、山口雅、唐沢萌衣)(7)飯島B(池上美和、大沢七美、佐々木有沙、白鳥知佳)(8)両小野(矢彦沢千夏、遠藤愛、小沢夏子、熊倉晴美)
※各種目の上位5人(チーム)は県大会(6月17日・松本市)に出場 -
宮田村商工会青年部の春日さん、主張発表南信予選で優勝
商工会青年部主張発表大会南信地区予選は19日に伊那市で開き、宮田村商工会青年部の春日真一さん(35)が優勝した。同青年部が地域を巻き込み誕生にこぎつけた・ス名物丼・スを題材に発表。南信代表として25日の県大会に出場し、夢に向って取り組むことの素晴らしさを再び伝える。
春日さんは昨年度、宮田村商工会青年部ふるさと創造委員長を務め、名物丼開発の責任者として奔走。
青年部活動について主張発表するこの日の大会では、途方もなく想えた計画が多くの協力で実現していく過程を10分間に凝縮して発表した。
名物丼に寄せる強い想いをそのままぶつけた本番。「言いたいことが一杯ありすぎて。まとめるのに苦労しました」と振り返るが、堂々とした発表は高い評価となった。
同村商工会青年部は2004、05年度の主張発表大会で、2年連続して北関東大会に県代表として出場した実績を持つ。
「先輩2人に追いつく気持ちで県大会も臨む。勝ち進めば主張を聞いてくれる人も自然と増えるので、名物丼をさらに多くの人に伝えていければ」と春日さん。同僚の青年部員も熱い期待を寄せている。 -
新田区班対抗ソフトバレーボール大会
宮田村新田区の班対抗ソフトバレーボール大会は20日、村農業者体育館で開いた。区内8つの班全てが出場し、3班が優勝。試合を通じて地域の絆も深めた。
分館の主催で各班は成年(35歳まで)壮年(50歳まで)熟年(50歳以上)の3チームを構成。2勝したチームが勝ちあがるトーナメント方式で争った。
中学生から年配の人たちまで出来るだけ多くの人が出場できるように配慮。隣近所が息をあわせてトスを回し、心地良い汗を流した。
結果は次の通り。
(1)3班(2)5班(3)8班(4)2班(5)6班(6)1班(7)4班(8)7班 -
箕工で新高校のための新校舎建設始まる
高校改革プランに伴い08年4月、新しい多部制・単位制高校に移行する箕輪町の箕輪工業高校で新館の建設が始まる。22日から遺跡の発掘調査に入り、建設開始は8月。来年8月下旬の完成予定で、新しい高校の生徒たちは2学期から新しい校舎を使用する。
新しい学校の進ちょく状況は、19日夜あった箕輪工業高校同窓会の総会で学校側から示された。
新館は現在空き地となっている構内の一角に建設する予定で鉄骨造3階建。1階に科学室、食堂、2階に普通教室、職員室、3階には特別講義室、普通教室、保健相談室を設置する予定。延べ床面積は1397ヘクタール。総事業費3億1729万円。
ほかにも、現在の箕工には電気科棟、管理棟本館などがあるが、新館の建設後に電気科棟の全面改築に着手する。また、管理棟改修も県に要望していく予定で、生徒の学習への影響は最小限に抑えたいとしている。
校名については昨年末にホームページで公募し、現在3つの候補に絞り込んだ。校章、校歌もホームページで意見を募った結果、校章は新しいものを、校歌は現在の箕工のものを用いる方針。