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11月4日に県文で第37回長野県高校ギターマンドリンフェスティバル
県内高校のギター・マンドリン専門部が一堂に会する「第37回長野県高校ギターマンドリンフェスティバル」が11月4日、伊那市の県伊那文化会館である。今年で37回目となるが、中南信地区での開催は初めて。フェスティバルに出場する伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブ部長の広瀬紗恵花さん(17)は「毎日頑張って練習しており、今年は優勝を狙っている。弥生の持っている素晴らしいものを出していきたいので、ぜひその成果を多くのみなさんに聞いてほしい」と呼びかける。
ギターマンドリンクラブに所属する県内の高校生が日ごろの成果を発表するとともに親ぼく、交流を深めている同フェスティバルは、全日本高等学校ギターマンドリン音楽振興会長野県支部などが毎年開催しているもので、全国フェスティバル出場校の選抜を兼ねている。
上伊那からは、昨年2位となった伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブのほか、赤穂高校器楽部が出場。全国フェスティバル出場を目指してこれまでの成果を披露する。
演奏会は一般にも公開され、開演は午後1時(開場は午後12時半)。入場料500円となる。
問い合わせは長野県高等学校文化連盟ギター・マンドリン専門部事務局赤穂高校器楽部顧問(TEL0265・82・3221)へ。 -
東春近地区協議会 シダレザクラ苗木20本植樹
伊那市の東春近地区協議会は27日、同市が本年度から取り組み始めた「地域づくり活動支援金」の交付を受け、地区の景観づくり事業の一環でシダレザクラの苗木20本を三峰川や天竜川の堤防沿いなどに植えた。
地域住民でつくる「よりあい東春近会議」が進める、地元の堤防沿い道路を利用したウォーキングロードづくりに呼応した活動。協議会は特色ある景観づくりに向け、支援金50万円を使いシダレザクラの苗木を購入したり、植床整備をしたりした。
ウォーキングロードを構想する三峰川、天竜川沿いの「川コース」と河岸段丘上下道を巡る「山コース」の7個所で作業。協議会理事、よりあい会議、地元マレットゴルフクラブメンバーら約70人が参加し、来春の花の開花を期待し、丁寧に植えていった。 -
こころの病気について学ぶフォーラム
精神障害と心の健康について理解を深めてもらおうと県伊那保健所、上伊那郡市精神保健福祉協議会と駒ケ根市は27日「こころの講演会 社会復帰推進フォーラム」を駒ケ根市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。保健補導員、民生委員など約100人が集まり、精神科医で上田市の滝沢病院院長吉田朋孝さんの講演「こころの病気について学びましょう うつ病について、メンタルヘルスって」を聴いたほか、駒ケ根市の精神保健福祉施設の発表を聞いた。
精神鑑定が専門という吉田さんは「現代のようにストレスの要因が多い時代では誰もが心の病気を持つ可能性がある」とした上で「一番大切なのは予防。ストレスを発散してリラックスした生活を送ることが重要」と話した=写真。
フォーラムは伊那保健所管内で年2回行われていて、11月には箕輪町でも同様の内容で開く。 -
赤穂文化祭
第40回記念赤穂文化祭が28日まで駒ケ根市の赤穂公民館で開かれている。赤穂公民館と同館文化団体協議会主催。陶芸、写真、絵画、書道、工芸、生け花など、各種文化団体らによる見事な作品が会場いっぱいに展示されている=写真。訪れた市民らは「すごいね」「大したもんだ」「よくできてるね」などと感心しながら作品を鑑賞していた。27日には煎茶、そば打ち、針金細工などの無料ワンポイント体験コーナーが設けられ、連れ立って訪れた親子などでにぎわった。
28日は午前10時から古田人形芝居が上演されるほか、午後1時からは歌や踊り、詩吟などのステージ発表が行われる。 -
中学生サッカー「上伊那フェスティバル」
第6回中学生サッカー「KAMIINA FESTIVAL」は27日、伊那市陸上競技場や赤穂中学校グラウンドなど上伊那地区9会場で始まった。地元10チームを含む県内外の計37チームが熱戦交流を繰り広げている。市総合型地域スポーツクラブ東部地区クラブ、上伊那サッカー協会主催。
大会は他地区との親ぼくや上伊那サッカーのレベルアップなどを目的とし、県外から東京、新潟、岐阜、愛知の5チームなどが参加。28日までの2日間の日程で交流試合が組まれ、全チームが一日2試合ずつ戦う。
初日は雨が降りしきる中、選手たちが足元を滑らせながらフィールドを縦横無尽に駆け回った。体を張ったゴール前の競り合いや相手ゴールを目指したドリブル突破など、気迫のプレーを見せた。 -
箕輪町郷土博物館特別展「道~みのわの古道をめぐって~」始まる
箕輪町郷土博物館で27日、特別展「道縲怩ンのわの古道をめぐって縲怐vが始まった。「道」をテーマに、村人や旅人が行き交った町内の古道や道にまつわるエピソードなどを紹介している。
コーナー「町内の街道をたどってみよう」では、伊那街道や岡谷街道を模造紙に記し、本陣や問屋、薬師堂、道標などを、現存するものは写真付きで説明。「歩いてみよう おすすめスポット」で清水庵(観音堂)、松島神社、大出城跡なども紹介している。
「道にまつわる4つの話」コーナーは(1)十辺舎一九、みのわに来たる!縲恤カ政2年の大出書画会縲・2)御荷物争奪戦縲恍・nと宿場の争い縲・3)幕末みのわの一大事縲恊・ヒ浪士通過と松島宿縲・4)貞十郎、伊勢へ行く!縲恪]戸時代のお伊勢参り縲・で、十辺舎一九の書画、松島宿問屋の看板、水戸浪士所持の槍と陣笠なども展示している。
「道行く人々を見守って縲恊g近な石造物縲怐vのコーナーもある。
会期は11月25日まで。期間中の祝日(11月3日、23日)は開館。入館無料 -
木下区民文化祭きょうまで
箕輪町木下区の第17回区民文化祭が27日、木下公民館で始まった。「広めよう!夢と仲間と郷土の文化」をキャッチフレーズに、区民の作品展示や音楽芸能ステージなどでにぎわった。28日まで。
展示は、小学生と中学生の書道や絵画、子育てサークルの幼児の写真、手芸品、ちぎり絵、陶芸、刻字、写真、山野草、山車飾り、箕輪工業高校生徒作品など多彩にそろった。区民が鑑賞に訪れ、会場内のお茶席も体験して楽しんだ。
夜は音楽芸能ステージで、コーラスや民謡、舞踊、ダンスなど23プログラムで盛り上がった。
28日は午前9時半縲恁゚後3時。子どもの広場(午前9時半縲恊ウ午)、とん汁サービス(午前11時縲恁゚後2時)、演芸のステージ(午後1時縲・時半)。箕輪特産品、切花、おやき、シクラメンの販売コーナーなどもある。 -
美空ひばり歌の里まつり出演
箕輪町
工藤志づ子さん
箕輪町の伊那プリンスホテルであった第10回美空ひばり歌の里まつりで、「ひばり&スカイ」の生演奏で「長崎の蝶々さん」を熱唱した。
「ステージに上がるまではドキドキだけど、上がったら最高に幸せ。緊張することなど忘れて、うれしいほうが先。ひばりちゃんの演奏をしていた人の演奏で歌えるんだから、本当にハッピーで、気持ちよく歌えました」
全国各地からひばりファンが集まるまつり。地元上伊那からの出演は数人と少ないが、第1回から欠かさず美声を披露している。
「ちょっとだけど声が似てると言われる。決してまねしてるわけじゃないけど、自然とひばりちゃんになっちゃう」。当初はカラオケで歌ったが、まつりでバンドを招くようになってからは、「生は全然違う。気持ちの入り方が違ってしまう」と、ずっと生演奏で歌っている。
箕輪町三日町にある美空ひばり歌の里資料館の館長と、趣味の民謡を通して知り合いだった縁で、同館が開館してまもなく県内在住者でつくったひばりファンの集まり「アルプス会」に参加。皆で美空ひばりの曲を歌ったり、イベントに参加するなどしていた。
ファン活動だけでなく多趣味で、民謡は唄と三味線を習い、これまでに日本武道館での全国郷土民謡大会に2度出場した。歌うのも健康にいいけど体が大事-とスイミングも続け、今年からはジムにも通っている。
カラオケサークルにも所属し、5年ほど前からボランティアで福祉施設を訪問。お年寄りも知っている「柔」「港町十三番地」などを歌う。「歌は、ひばりちゃんオンリーでいこうと思って。これからは年10回くらいは行くと思う」。町内をはじめ伊那市、駒ヶ根市、下諏訪町などの施設訪問は、ライフワークの一つになっている。
「加齢と共に趣味を見つけないと老けちゃう。趣味があれば気持ちも若くいられる。好きなことができて、人一倍幸せだと思ってる。家族が理解してくれるからできるのね」
口ずさむくらいならいいが、実際に歌うとなると何を歌っても難しいという美空ひばりの歌だが、「まつりが続く限りはステージに出たい。1年間楽しみにしているから」。好きな曲は「車屋さん」「関東春雨傘」「ある女の詩」など。これらの曲も今後ステージで歌いたいと考えている。(村上裕子) -
いいちゃん文化祭
飯島町中央公民館主催の07年度いいちゃん文化祭が27、28日、飯島文化館で開かれている。初日は町内文化団体、公民館講座受講生の書道や陶芸、俳句、短歌、絵画、バッチワークキルト、写真など数百点を展示し、日ごろの精進の成果を披露したほか、囲碁や折り紙、お手玉、染色など各種体験も行われた。
激しい雨の中、続々と訪れた町民は生花や盆栽に深まりゆく秋を実感したり、各会場に並べられた会員や受講生がらが製作した絵画、手芸、木目込人形、書道などの力作を鑑賞。「すばらしい出来映え」「手のこんだ作品だ」としきりに感心していた。
また、映画会「それでもボクはやってない」は午前、午後2回上映され、数百人が鑑賞。深刻な社会問題になっている痴漢冤罪事件を通して、日本の刑事裁判制度の問題点について考えを深めた。
28日は展示のほか、イラスト道場、折り紙、木工、ミニリースづくり、冠バッチ、機織など各種体験。21団体が出演する芸能祭は午前9時30分から行なわれる。 -
飯島中学校統合50周年記念式典盛大に
飯島町の飯島中学校で27日、統合50周年記念式典が生徒や保護者、同窓会員、実行委員ら約500人が出席し、盛大に開かれた。同窓生の思い出話で50年の歴史を振り返り、テーマソング「光のらせん」で節目を祝い、さらなる発展を誓いあった。
大人(実行委員)と生徒が協力して進行した式典は、吹奏楽部の「ファンファーレ」で開式。織田信行実行委員長は「昭和33年(1958年)の統合から8450人の優れた卒業生を輩出し、地域や県内外で活躍している。飯島中は地域の心を育む拠点、学校と地域、保護者の力で飯島中に輝かしい未来を」とあいさつ。
生徒を代表し、松村知明生徒会長は「多くの人々の努力、協力、支えあいがあって、今日の飯島中があることを胸に、飯島中の生徒として誇りを持ち、地域に貢献できる人間になりたい」と述べた。
この後、時代を変えて、同窓生4人が映像を交えて思い出を語った。このうち、統合時2年生だった伊藤章男さんは「校舎は今のグラントの位置にあり、げたばき、白布かばんで通学した」。また、統合30周年に節目に在学していた宮下衛さんは「30周年記念として、文化祭の名称を公募し、清龍祭にした」と話し、生徒らの興味を誘った。
この後、生徒代表が多額寄付者や絵画などの寄贈者へ感謝状を贈呈。テーマソング「光のらせん」の披露、最後に全員で「ふるさと」を響かせ、感動的な式典を締めくくった。 -
伊沢修二先生記念音楽祭
高遠町出身で、東京音楽学校(現東京芸術大学)初代校長・伊沢修二の偉業を顕彰する記念音楽祭(実行委員会主催)が27日、伊那市であった。地元の小中高生、芸大音楽学部4年生オーケストラらが出演。会場に響き渡る音色と歌声で観客を魅了した。
音楽祭は21回目。本年は一人でも多くの市民に演奏を聞いてもらい、郷土が誇る偉人・伊沢修二を学ぶきっかけにしたいと高遠町文化体育館、県伊那文化会館の2会場に分けた。
バイオリン、ビオラ、チェロ、トランペットなど約80人で構成する芸大オーケストラは「フィガロの結婚序曲」「連作交響詩『わが祖国』よりヴルタヴァ(モルダウ)」などを演奏。「レクイエム」に地元のコーラスグループなどでつくる伊沢修二先生記念音楽祭合唱団、「大地讃頌」に市内中学校合唱団がそれぞれ加わった。会場から「ブラボー」の声とともに、大きな拍手が沸いた。
高遠会場では、高遠小5年生のオペレッタ、高遠北小5年生の戦争を題材にした朗読劇、高遠中や高遠高の合唱などがあった。 -
「八幡町ハロウィン」 カボチャちょうちん幻想的
伊那市の八幡町ロマン通り商店会(尾崎晃一会長・45店)は27日、伊那北地域活性化センターきたっせなどでハロウィーンの催しを開いた。会場に並んだ100個の「ジャック・オ・ランタン」(カボチャちょうちん)に灯りが入ると幻想的な世界が広がった。
午後6時すぎに点灯。伊那小学校2年孝組の児童35人や来場者が作った高さ30センチほどのカボチャちょうちんが、ロウソクの揺らめく灯でさまざまな表情をした・ス顔・スを浮かび上がらせ、集まった家族連れなどを楽しませた。
「八幡町ハロウィン」と題した同イベントは6回目で、商店街を楽しくにぎやかにしようと始まった。この日は台風の影響であいにくの雨だったが会場などでは、魔女や吸血鬼にふんした子どもたちの仮装コンテストや商店会に加入する34店で菓子をもらうスタンプラリーなどでにぎわった。 -
むらづくり協議会提言、村政への反映を検証開始
2年前に宮田村の自立の村づくりについて幅広い分野で村に提言した・スむらづくり協議会・スを前身とする村民グループ「むらづくりネット宮田」(保科治男代表)は26日夜、提言内容がどのように村の施策に反映されているか検証を開始した。現状の課題も含めて精査。住民と行政の協働による村づくりのアイデアも盛り込みながら来年1月中をめどにまとめ、村へ新たな提言を行う考えだ。
検証初日のこの日は、元協議会メンバー10人に加え、呼びかけに応じた村議4人も参加。さっそく現状の村政について意見を交換する姿もあり「自立を決めた直後の熱が冷めてきている」などの声もあった。
むらづくり協議会は当時の村長が私的諮問機関として2004年6月に設置し、公募を含め住民、村職員58人で構成。財政、福祉、教育、産業などあらゆる村づくりを・ス官民協働・スで議論した。
05年5月の提言後は、協議会有志が継続団体として「むらづくりネット宮田」を設立。
福祉マップや地域健全育成のシンボルとなるトーテムポールを作成したりと、住民側から村づくりを支えようと活動を行っている。
今後は「行財政、産業」と「福祉環境、教育文化」の2グループに分かれ提言内容の反映具合を評価。現状把握するなかで議論を深め、新たな課題やアイデアもまとめていく。
保科会長は「知恵がなければ自立は困難。それを出し合える機会にしたい」と話した。 -
南箕輪村駅伝大会28日
南箕輪村の第20回駅伝大会は28日、村内1周の13区間、23・085キロである。
今年は20回を記念し、第1区で園児らが南箕輪小学校校庭の0・185キロを走り、第2区の小学生女子にたすきをつなぐ。
参加は地区対抗で10チームとオープンの2チーム。南箕輪小校庭を午前9時スタート。ゴールは役場駐車場。
コースは次の通り。
▽1区=南箕輪小校庭0・185キロ▽2区=南箕輪小校庭縲怏麻m井公民館1・61キロ▽3区=塩ノ井公民館縲恚v保コミュニティセンター1・49キロ▽4区=久保コミュニティセンター縲恍・梃ッ館1・26キロ▽5区=中込公民館縲恂k原公民館1・94キロ▽6区=北原公民館縲恆蜷シ部地区館1・94キロ▽7区=大泉西部地区館縲恆蜴ナ公民館1・97キロ▽8区=大芝公民館縲恣・拍ャ3・89キロ▽9区=南部小縲恣・エコミュニティセンター1・15キロ▽10区=南原コミュニティセンター縲恆Kコミュニティセンター1・66キロ▽11区=沢尻コミュニティセンター縲恊_子柴原集会所1・14キロ▽12区=神子柴原集会所縲恣・舶ロ育園3・10キロ▽13区=南部保育園縲恂齟梼ヤ場1・75キロ -
【記者室】あぁ、星に願いを…
見てしまった。「火球」なるものを。23日夜のこと。一瞬、飛行機?と思ったが、すぐにこれは違うとわかった。とても明るくて、青色のような線を引いていた。西から東へ意外と長い時間見ることができたが、残念ながら建物が邪魔して最後までは観察できなかった▼これまで、流星群はおろか流れ星一つすらみたことがない。流れ星だったのかな、なんだったのかな?と疑問だらけだったが、翌朝、他紙に「火球か」の文字。これだったのねと納得した▼調べたところ、流星の中で特に明るいものを火球と呼ぶそうだ。流れ星を見たら願い事を-という。偶然にも火球を見たというのに、あれは何?何?と思っている間に見えなくなった。星への願いは、星屑と消えた。(村上裕子)
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健康づくり運動教室
生活の中に運動を取り入れて市民に健康な生活を送ってもらおうと駒ケ根市教育委員会は26日、健康づくり運動教室の第1回を開いた。事前に申し込んだ中高年の男女9人が参加し、健康運動指導士の指導でストレッチやウォーキングに取り組んだ=写真。参加者は普段運動の必要性を感じながらも「きっかけがない」、「どんな運動をすればいいのか分からない」などの理由で運動不足を実感している人たちが中心。「血圧が高めなので、教室で教わることをこれからの健康づくりに生かしたい」などと話し合いながら、指導に従ってきびきびと体を動かしていた。
教室は昼、夜、土曜日の3コースで、内容は同じ。それぞれ12月にかけて全5回開かれ、いすに座って行うエクササイズ、タオルやボールなどを使った体操などに順次取り組んでいく。 -
献血ルーム
秋の献血推進運動月間に合わせ、県、上伊那郡市献血推進対策協議会、県赤十字血液センターは臨時献血ルームを28日まで駒ケ根市のベルシャイン駒ケ根店の2階ニシザワギャラリーで開設している。上伊那地区ライオンズクラブもボランティアで参加している会場には献血の啓発ポスターが掲示され、担当者が啓発パンフレットや記念品などを配布するなどして献血への理解と協力を求めている。
初日の26日は午後1時から約2時間開設された。買い物に訪れた人たちは、献血への協力を訴える担当者らの呼び掛けに快く応じて積極的に採血に協力していた=写真。
同会場での開催は2000年以降6回目。県内では年に2、3回程度行っている。 -
赤石会文化展
飯田高校同窓会上伊那南部支部「赤石会」(高坂保会長、195人)は文化作品展「趣味悠遊」を駒ケ根市の市博物館で11月10日まで開いている。会員11人がそれぞれ腕を振るった得意の書、陶芸、刻字、写真、油絵など計36点を展示。訪れた人は個性あふれる作品の見事な出来栄えに感心しながらじっくりと眺めている=写真。
出品しているのは旧制中学45期縲恊V制高校43期生までと幅広い年齢層の同窓生ら。一昨年、駒ケ根市在住の有志3人で作品展を開いたのをきっかけに「これを機会に参加者を増やし、さらに輪を広げてもっと大きな展覧会を開こう」と意気投合し、趣味を持つ同窓生に呼び掛けて今回の開催にこぎつけた。
入場無料。午前9時30分縲恁゚後6時(最終日は4時)。月曜休館。問い合わせは同館(TEL83・1135)へ。 -
陶芸家の宮代さん 地元伊那で初の個展
伊那市中央区出身で埼玉県新座市に工房を構える陶芸家、宮代房子さん(60)=東京都練馬区=の地元初となる個展は11月7日まで、同市境東のギャラリーカフェ「カレッタ」で開いている。地元のツユクサ、ヤマアジサイなどの草花を題材に絵付けした湯のみや茶碗などの生活食器約400点を並べる。
素焼きにした器にちぎった和紙を張り、下絵具で染め付ける伝統手法の「和紙染め」を用いた陶器が中心。風合いや優しさなど、紙ににじんだ下絵具が器の表面に温かみのある色合いを写し出し、女性ならではの画風と手作業のよさがそれぞれに表れている。
還暦の記念に地元で個展を開きたかった竏窒ニいう宮代さん。高校卒業後に上京し、結婚後に趣味として陶芸を始めて20年が経つ。作品づくりでは、自然の表情を器に写し出すことを心がけていて、「地元で得た感動、古里の自然の魅力が表現できれば」と話している。
29、11月5日は休み。午前11時縲恁゚後6時。
地元で初めての個展を開く陶芸家の宮代さん -
上伊那広域ごみ処理基本計画推進委員会、検討スケジュールが延長する見込み、選定委員会の最終報告もずれ込む予想
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の施設規模や処理対象物などを検討するごみ処理基本計画推進委員会が26日、伊那市内であった。3グループに分かれ、検討課題となっている4項目の処理対象物を新施設で処理すべかを検討し、一定の方向性を見出した。一方、委員会の進行は当初スケジュールから遅れており、11月末を目途としてきた伊那市用地選定委員会への報告も遅れる見込み。用地選定委員会では同委員会からの報告を受け、12月末までに最終報告を行う予定だが、最終報告の時期もずれ込むことが予想される。
検討課題となっている4項目の処理対象物は(1)粗大ごみ、資源ごみの破砕分別後の残さ(2)箕輪町八乙女にある最終処分場の掘り起こし残さ(3)感染性を除く公立3病院の医療系廃棄物(4)公共下水道汚泥)竏秩Bメリット、デメリットを勘案しながら検討した結果、「自分たちのごみは自分たちで処理するべき」という認識から、2グループが「4項目すべてを処理べき」とし、残る1グループは「医療系廃棄物については保留」としたものの、ほか3項目は「処理すべき」とした。ただし最終処分場の掘り起こし残さは、掘り起こし時の飛散対策などに取り組む必要があること、最終処分場として活用していく場合、周辺住民への説明を行い、理解を求めることが重要とする声が多かった。
またこの日事務局は、ごみの減量化・資源化に向けた具体的目標値を設定するための住民アンケートの実施を提案したが、信憑性や回収率の点から疑問を呈する声も多く、再検討した上で次回の委員会で図ることにした。 -
JA上伊那年金友の会生きがい教室で倍賞千恵子さんが講演
上伊那農業協同組合(JA上伊那)「年金友の会」の第10回生きがい教室が25日、伊那市の県伊那文化会館であった。会員など約1400人が集まる中、映画や舞台を中心に活躍する女優・倍賞千恵子さん=写真=が「演じること、歌うこと、そして生きること」をテーマに講演。自身の歩みを振り返りながら、その中で感じたさまざまな思いを語った。
山田洋次監督の「男はつらいよ」で渥美清さんの演じる主人公「寅さん」の妹役「さくら」を全作通して演じた倍賞さん。自身が芸能界に入るきっかけとなった当時の出来事や芸能界、人生の基礎を学んだ松竹歌劇団時代の話を歌を交えたりしながら語った。また、26年で48作という長期シリーズとなった「男はつらいよ」については、その年月の中で俳優一人ひとりが自分が老いていく姿をスクリーンに映した作品であること、渥美清さんをはじめ素晴らしい俳優陣、スタッフ、監督の力と多くのファンの支えのもと、出来上がった作品であることを振り返った。
反面、渥美清さんが亡くなった当時は心に大きな穴が開いたような空しさ、悲しさが続いたことを語り「48作の中で血のつながった兄弟を演じる中で、『さくら』の兄だけではなく、倍賞千恵子の兄にもなっていた。その兄貴は芸能界というより、人間として生きていくうえでの愛とか、思いやりを教えてくれた大切な人だった」と思いを語った。
また、地元グループによるアトラクションもあり、来場者を楽しませた。 -
信大で11月2日に国際シンポジウム「持続的農業と環境:アジアネットワーク」開催
南箕輪村の信州大学農学部は11月2日、国際シンポジウム2007「持続的農業と環境:アジアネットワーク」を開催する。
世界人口が66億人を超え、さらに増加する中、化石燃料の大量消費、森林の消失などに伴なう温暖化、異常気象などが地球規模で発生し大きな変化を引き起こしている。これらの人口を養う食料の確保と、それと調和した農業の確立は緊急の課題であるため、今回は「農業と環境の調和をめざして」をテーマにかかげ、各国の農業事情について学ぶほか、今後の研究活動や人材教育などの面で協力し合う「アジアネットワーク」の構築を目指す内容とした。
「アジアにおける農業と生物資源」をテーマとする第1部では、東南アジア文相機構(インドネシア)のスロノ博士がインドネシアにおける生物多様性からみる「潜在的機能性食品としての微生物および薬草」について、フィリピン大学のモンサルッド博士がフィリピンにおける事例から「持続的作物生産への微生物開発利用」を発表。また、尚志大学(韓国)の郭泰淳教授は「韓国におけるイネ遺伝資源の重要性とイネの育種と栽培の現状について」、バングラデシュ農業大学のコンドカル教授は「バングラデシュにおける動物多様性保護のための生物工学的アプローチ」について言及する。
「アジアにおける農業と環境負荷」がテーマの第2部では、中国華南熱帯農業大学の楊重法教授が熱帯水田におけるメタン発生から「イネ栽培が大気に与える影響」をテーマに発表。信州大学の萩原素之教授は持続的で環境に優しい農業を目的とした「水稲栽培におけるリン酸施肥の減量」について発表する。また、チェンマイ大学(タイ)のスラムシリ准教授はタイ北部河川流域における研究開発の動向から「農薬使用と環境負荷の低減に向けて」と題して発表するほか、河南農業大学の楊喜田教授は「中国の景観劣化に対する森林の復元および自生植物とその多様性の回復」について言及する。
午前9時縲恁゚後5時(第1部は午前9時15分縲恁゚後12時半、第2部は午後1時半縲恁゚後4時45分)。当日の講演は英語で行われるが、日本語の通訳がつく。
問い合わせは信州大学農学部学務係(TEL77・1313)へ。 -
長野県経営者協会上伊那支部「職場リーダー交流研修会」
長野県経営者協会上伊那支部人材育成委員会は26日、第40回職場リーダー交流研修会を辰野町のたつのパークホテルで開いた。上伊那の21事業場から70人が参加し、「活気のある笑顔あふれる職場づくりのために」をテーマにグループに分かれて意見を交わした。
異業種の職場リーダーが集い相互啓発を目的とした交流研修会。27日までの2日間の日程でグループごとに討議し、2日目にグループ内の意見、行動目標などを発表する。
開会式でオリンパス辰野事業場の宮沢清事業場長は、「人を育てる明るい職場をつくるのは永遠のテーマ。簡単に答えが出るものではない。ぜひ皆の意見を出し合い、真摯に検討し、職場に帰って生かされる研修になるよう期待する」とあいさつした。
全体会で、人材育成委員長のオリンパス辰野営業場総務部長・金子唯義さんは、職場のあるべき姿・理想と現実のギャップを埋めるためPDCAを繰り返しスパイラルアップする大切さにふれ、「志あるところに道は開ける。答えはあなたの中にある」と話した。
参加者は研修会の最後に3カ月後の自分あてに各自が実践する目標を含む手紙を書く。来年2月にフォローアップ研修を開き、手紙を基に目標が実践できているか確認する。 -
第4次老人保健福祉、介護保健両計画の立案に向けて高齢社会等懇話会
宮田村高齢社会等懇話会は25日に役場で開き、介護者やサービス事業者、医師ら15人の委員を委嘱。今後2009年度末に策定する村の第4次老人保健福祉、介護保険事業両計画の立案に向けて意見を具申する。
委員の任期は09年度末までで、会長にボランティア連絡協議会長の仁科智弘さん、副会長に民生児童委員協議会長の浦野勝人さんを互選。
席上、仁科会長は「急激な高齢化社会をマイナスではなくプラスとして受け止め、行政と協働しながら福祉の一端を担っていきたい」とあいさつした
村の介護保険の現状について担当職員が説明。今年8月31日現在の介護保険認定者は245人で、65歳以上の高齢者全体に占める割合(認定率)は11・6%。2003年度に比べて1ポイント上昇している。 -
約百人が香り豊かな新そばを楽しむ
飯島町のそば処天七(伊藤昇志店主)は24日夜、成人大学センターで恒例の「新そばを楽しむ会」を開いた。町内外から家族連れなど約百人が来場、香り豊かな飯島産の新そばをたん能した。
この日は手打ちの二八そば、250食を用意、ざるで提供した。
そばのほか、同店の人気メニュー天ぷらの盛り合わせ、オードブル、各種飲物も並べられた。
乾杯に先立ち、伊藤店主は「おいしい飯島の新そばを食べながら、楽しいひとときを過ごして」とあいさつ。 この後、大皿でゆでたてのそばが次々と、テーブルに並べられると、参加者はおう盛な食欲を見せて、たちまち平らげていた。
町内から参加した男性は「新そばは香りがいい」「喉ごしも最高」と満足そう。
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新そばの舌鼓を打つ参加者
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千人塚マラソン大会
飯島町七久保の七久保小学校は23日、全校で千人塚マラソン大会を開いた。
高学年は千人塚公園まで往復5・2キロ、中学年は大宮神社から中央道を周回する2・8キロ、低学年は中央道まで1・3キロに挑戦した。
高学年は標高差が大きく、急な上り坂が続く、ハードなコースだったが、自己ペースを守りつつも、友だちと励ましあいながら、完走を目指した。
この日は秋晴れ、朝は気温も低く、マラソン日和。沿道には保護者や地域の人々が応援にかけ付け、最後まで走り抜くように声援を送っていた。 -
保育園で保護者が「保育参加」
宮田村の3保育園は25日までの3日間、普段の参観とは違って保護者が園の生活を体験する「保育参加」を行った。我が子以外の子どもたちや保育士、親たちと相互にふれあいを深めるなかで、幅広い視野で子育てを考えた。
運動を一緒にやったり、時には教えたり。散歩に出かけ、村の図書館で読書を楽しんだりと、多くの保護者が子どもたちの保育園の生活に肌でふれた。
「普段の参観日だと子どもたちも違った雰囲気になってしまうが、この保育参加だと本当の姿が見てもらえる。保護者の皆さんも積極的に動いてくれます」とある保育士は話す。 -
休み時間に抜き打ちで避難訓練
宮田村宮田小学校は25日、調理室から火災が発生した想定で休み時間に避難訓練を行った。児童には事前に知らせず・ス抜き打ち・スだったが、6分ほどで校庭に避難を完了。見守った伊南消防の署員も「落ち着いていて非常に良かった」と講評した。
教室から離れる場合もある休み時間などは、校内各所に設定した所定の避難場所に一時集合し、駆けつけた教諭の引率で校庭に避難するよう徹底している。
この日の訓練は全く児童に知らされていなかったが、自分の今いる場所を適切に判断して行動した。
教職員による初期消火の訓練もあり、全児童が見学。万が一に備え意識を高めた。 -
駒ケ根市の作業所兼住宅全焼
26日午後4時35分ごろ、駒ケ根市赤穂町四区の自営業宮下尚武さん(68)方から出火。木造一部2階建ての作業所兼住宅を全焼して午後6時9分に鎮火した。けが人はいなかった。
駒ケ根署は、家人がてんぷら油を火にかけたまま台所を離れている間に火が出たものとみて原因を詳しく調べている。 -
高齢者交流会
南箕輪村の70歳以上の村民を対象にした高齢者交流会が23日、大芝荘であった。北殿、塩ノ井、中込の住民が対象の日で、司法書士から相続の話を聞き、皆で食事をしたり、温泉に入ってゆっくり過ごした。
生きがいと健康づくり事業の一環。地区ごと4日間に分けて開き全体で約600人が参加した。
今年は「相続のおはなし縲怦竚セのすすめ縲怐vをテーマに司法書士の熊谷健さんが講演した。相続人の順番は、1番が子ども(子どもが亡くなっている場合は孫)、2番は子どもがいない場合に親、3番は兄弟と説明。配偶者と子ども、あるいは親などのように「配偶者は必ず相続人になるので安心して」と話し会場を笑わせた。
「遺言は簡単に書けて有効」と、遺言者が遺言の全文、日付、自分の名前を自分で書き押印する「自筆証書遺言」の書き方も紹介し、参加者も実際に遺言を書く体験をした。