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伊那シルバー人材が総会
伊那広域シルバー人材センターの通常総会が29日、伊那市民会館であった。06年度の契約金額は過去最高の5億250万円(前年度比5・9%増)で、会員一人当たりの平均配分金は60万6千円となった。
会員は伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の700人。平均年齢69・3歳。
受託件数は、前年度比5・9%増の1万540件。公共は1400万円減ったが、民間企業や一般家庭の利用が増えた。内容は草刈り・除草、庭木のせん定を中心に、屋外清掃・ごみ処分、施設の管理業務、消毒・防除作業、網戸・ふすま・障子の張り替えなどだった。
総会には、会員504人が出席。
春日博人理事長は「就業率は13年間、100%を超え、県内20シルバー人材で上位にランクされる。受注件数の増加は、会員の日ごろの誠実な仕事ぶりによる。早くて安くて良い仕事をモットーに、活力ある活動にしたい」とあいさつ。本年度の重点に▽仕事の現場で注意事項を確認するなどすべてに安全を優先する▽会員の増強竏窒フ2点を掲げた。
本年度事業では、受注者に信頼されるための知識・技能講習の実施、資質向上のための研修会、会員総参加による地域への奉仕活動などを決めた。
席上、10年勤続の会員42人を表彰した。 -
不法滞在の中国人ら15人を摘発
伊那署と駒ヶ根署、県警察本部警備部は、東京入国管理局と合同で29日早朝、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで、伊那、駒ヶ根市内のアパートなどに住む不法滞在外国人15人を摘発した。
調べによると、摘発人員は中国人8人(男2人、女6人)、フィリピン人5人(同2人、同3人)とインドネシア男性1人、マレーシア男性1人の計15人。年齢は23縲・3歳で、不法滞在期間は3カ月縲・年11カ月。いずれも同市内のアパートなど8カ所で摘発した。
住民から「不法滞在の外国人が伊那市や駒ヶ根市のアパートなどに住んでいる」との通報を受け、東京入国管理局と合同で摘発した。 -
東春近公民館「おっとこ塾」開講
中高年の男性の人づくり、物づくりの場「おっとこ塾」は25日、伊那市東春近の公民館「春近郷ふれ愛館」で始まった。同公民館の新規事業に地元の60歳竏・0歳代の男性10人がが参加。年間活動を通じ、交流を深めながら会員同士で生きがいを見つけていく。
団塊世代をはじめとする男性住民に公民館を利用してもらおう竏窒ニ計画した事業。この日は開講式の後、早速、料理実習があり、アジやイカなどを自分たちでさばき、刺身やたたきにして味わった。
会員の一人である、飲食店「鮮海」の内藤安彦さんの指導でアジを3枚に下す方法などを学んだ=写真。内藤さんの手本を見た後にそれぞれが挑戦するも「見るとやるとではえらい違い」の様子。四苦八苦しながらも出来上がった料理がテーブルに並ぶと笑みを見せていた。
講座は12月までの年間5回を計画。竹垣づくりや武田信玄が亡くなった場所と伝えられる園原の視察研修、そば打ち体験などの内容で今年度は活動する。
東春近公民館では、「おっとこ塾」の会員を募集している。問い合わせは(TEL72・3202)へ。 -
伊那交通安全協会 総会
伊那交通安全協会は23日、伊那市役所1階の多目的ホールで、第47回定期総会を開いた。交通事故防止の活動に長年携わった功労者、事業所、団体などの伝達表彰のほか、本年度事業計画などを決めた。
表彰は山崎喜美夫さん(72)=南箕輪村=に関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰を贈ったほか、県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰などを伝達した。
本年度の事業計画によると、活動の重点推進事項は▽高齢者の交通事故防止対策の推進▽後部席を含むシートベルト・チャイルドシート着用の徹底▽飲酒運転の根絶・夜間の交通事故防止対策の推進竏窒ネどとした。
受賞者は次の皆さん。
▽関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰=山崎喜美夫(南箕輪村)
▽関東交通安全協会連合会長表彰=山崎雅子(南箕輪村)
▽県警察本部長・県交通安全協会長連名表彰=イトウ電産(伊那市)笠原シルバークラブ(同)沢保育園交通安全クラブ(箕輪町)大明化学工業(南箕輪村)
▽伊那警察署長・伊那交通安全協会長連名表彰=御園老人クラブ(伊那市)大萱保育園(同)上古田長寿クラブ(箕輪町)ジェルモ(南箕輪村)
関東管区警察局長などの表彰を受け取る山崎さん -
上伊那北部消防 恒例の水防訓練
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる上伊那北部消防連絡協議会(宮島忠夫会長)は20日、恒例の水防訓練を同村の大芝公園陸上競技場で開いた。伊那建設事務所職員を講師に招き、水防技術の向上と水防意識の高揚を図った。
梅雨や台風などの出水期を前に実施する訓練で、各団から部長以上の幹部団員133人が参加。例年は関係町村の持ち回りで開き、天竜川沿いで実施していたが本年は、昨年の豪雨災害で河川の形状が変り、合同訓練できる広い場所で行った。
団員らは命綱の結び方など数種類のロープの結束方法を学習。その後は3小隊に分かれ、土のうを結びつけた木を川に沈めて決壊場所に設置する「木流し工法」のほか「シート張り工法」、「積み土のう工法」などを講義と実習で学んだ。
宮島忠夫会長は「梅雨を前に団員が取り組む事前訓練。昨年は豪雨災害が発生したが本年は起きないことを願う。もし、発生したとしても対応できるよう、訓練に一人ひとりが真剣に取り組んでほしい」とあいさつした。
積み土のう工法を学ぶ団員ら -
みはらしの湯に新メニュー登場
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設・みはらしの湯の食堂メニューに「コーヒーパフェ」が仲間入りした=写真。季節限定の・スみはらしパフェシリーズ・スの新商品。5月中旬から試作品として売り出していたが好評のため正式メニューに加わった。価格は450円で9月下旬までの販売。
苦味のあるエスプレッソアイスと、甘いバニラアイスが乗ったコーヒーゼリーのパフェ。これまであった夏場の商品「とうふパフェ」は傷みが早かったため、厨房チーフの高沢尚人さん(29)=辰野町=が代わりとなる新パフェを考案した。
暑い時期にはコーヒーゼリーが食べたい竏窒ニの女性スタッフの意見から生まれた、「大人の女性をターゲット」とした商品だ。高沢さんは「苦味がある分、ボリュームがあってもさっぱりと食べれる。くどくない」と評価する。
また、同施設初の入浴・食事のセットメニュー「星に願いをセット」を6月1日から販売する。そばや天ぷら、十五穀米などの5品に短冊を付けた・ス七夕・スに向けた限定メニュー。1日20食を平日のみ販売。価格は、入浴料込みの1400円。
休館は第1・3火曜日。入浴時間は午前10時縲恁゚後9時30分、食事時間は午前11時縲恁゚後7時。 -
おはなしを楽しむつどい「下沢洋子さんによるおはなし会」
箕輪町の住民有志による、おはなしを楽しむつどい実行委員会は28日、「上郷図書館長下沢洋子さんによるおはなし会」を町文化センターで開いた。
子ども夢基金助成活動の助成を受けて開く07年度の第1回。おはなし会は0・1歳児向け、2歳児向けの2回。大人向け講座で下沢さんによる「絵本の選び方・読み聞かせについて」もあった。
2歳児向けおはなし会は15組の親子や一般の大人が集まった。下沢さんは、「おかあちゃん あそぼ!」「おにぎり」などの絵本を読んで聞かせた。手遊びなども紹介し、親子も一緒になって楽しんだ。
下沢さんは、「子どもは、聞いて言葉を覚える。機械の音ではなく、肉声だと心に響く」とし、肉声で語りかけ読み聞かせる大切さを話した。 -
【記者室】レンゲ畑で
南箕輪村南殿の隣組がレンゲ畑で花見をした。休耕田で3年前から有志が栽培しているレンゲが、8年前に3つに分かれた隣組の交流の場として一役買っている▼世帯数の増加などにより分かれた隣組が集まって交流することが、他の地域で行われているかは分からない。この隣組も普段は一緒に活動することはないという。満開のレンゲにぐるりと囲まれた中での花見。交流を深める場が花畑というのは、なんとものどかでいい▼地域の力、住民の力が必要と言われる今の時代に、たとえ年1回であっても住民が顔を合わせ、地域のつながりを強める上で花見は有意義な集まりに思える。「来年以降もやりたい」。幹事の熱い思いは、地域を愛する思いに通じるのだろう。(村上裕子)
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重要水防カ所合同巡視
国土交通省天竜川上流河川事務所・飯島町は出水期を前に29日、天竜川天王橋縲恃ム沼橋までの7カ所で、重要水防カ所合同巡視を行なった=写真。同事務所や町、消防、駒ケ根署など関係者20人が参加し、昨年7月豪雨災害の復旧カ所を中心に、水防資材置き場も見て回った。
天王橋右岸、田切中平地籍に集合した参加者は堤防から、コンクリートブロックによる復旧カ所を見たり、6脚ブロック、コーケン、土砂など水防資材を確認した。
引き続き、天王橋を渡り、日曽利では、カゴマット施工による復旧工事の説明を受けた。
重要水防カ所は堤防高、堤防断面、工作物、水衝洗掘、漏水など6種別で、一定の基準を満たしていない区間をA、Bとランク付けしている。飯島町は水防上最も重要な区間とされるAランクが10カ所、重要な区間のBランク11カ所あり、予想される状況は堤防高不足、堤防断面不足、水衝洗掘-など。 -
西小5年生が田植え経験
総合的学習で米づくりを進める中川村西小学校5年生(斉藤圭子教諭、30人)は28日、学校東側の水田7・5アールで、保護者の手を借りながら、手植えによる田植え体験をした。
短パン、裸足で、田の畦に集合した児童らは、児童の祖父、久保田幸男さんから「3、4本ずつ、15-18センチ間隔で、深植えしないように」と指導を受け、15センチ前後に生育した「モチヒカリ」の中苗を持ち、田に張られた綱に沿って植えはじめた。
児童らは「カエルがいた!」「虫がいる」などとにぎやかに作業を進めた。
また、田の畦にお茶道具を持ち込み、野良のお茶も楽しんだ。
今後、水管理は地域の水守に依頼し、秋には稲刈りを楽しみ、収穫した米でもちをついて収穫祭を行う計画とか。 -
【漆芸作家 竹内義浩さん】
東京都日野市出身。日本画に魅せられ、美術大を目指したが果たせずにいた20歳のころ、共通する美しさを伝統的な漆工芸品に感じて漆芸作家を志した。
「修行するならやっぱり木曽だ」と現地の作家や工房などを訪ねて頼み込んだが「弟子は取らない」「雇えない」と断られ続けた。一時はあきらめかけたが、職安で木製品・家具製造会社を紹介されて何とか就職。だが仕事は机、いす、たんすなどの家具や建築材の加工ばかりで、漆塗りにはほとんど手を出させてもらえなかった。1年ほどたったある日、香川県に漆芸研究所があることをテレビで知り、矢も盾もたまらずに出願して合格。ようやく漆の世界の一角に手をかけた。
「うれしくて夢中でした。初めての世界だったのでただ必死だったが、教えるというより作品を作らせながら指導するという実践的な方針のおかげで、今振り返ってみても、ああこういうことだったのか竏窒ニ思い当たることが多い」
3年間で基礎的な技法を習得。再び木曽の会社に戻り、学んだ技を生かして仕事に励んだ。5年間働いたが「このままでいいのか」との思いは消えなかった。
「目指すものが違う気がした。会社の中での仕事しかないことが物足りないというか…。自分でやりたいという気持ちが抑えられなかったんです」
04年、妻の実家にも近い駒ケ根に一戸建て住宅を手に入れ、念願の工房を開いた。特に気に入ったのは土蔵があることだった。漆塗りにはほこりが大敵だ。蔵は独立していて密閉性が高い上、温度と湿気の保持にも良いことから仕事場として最適なのだという。
もう一つの大きな理由は、近くでウルシの木を育てられる自然の豊かさだ。工房の庭で育てている数十本の苗木を3年ほどたって山に移植すると、10年後には樹液が取れるまでに成長するはずだ。
「塗りは人によって全然違う。自分なりの作品を仕上げるためには自分で漆を取り、気に入ったものに精製して使いたい。それには自分で育てた木の方がいいから」
◇ ◇
漆芸には時間と手間がかかる。作品によっても違うが工程は60縲・00にもなるため、一つの品を仕上げるのに半年はかかる。多量に制作するのは難しい。
「もっとたくさん作りたい思いはあるが、今は実用品も、美術展に出品する創作品も一つひとつ心をこめて丁寧に作りたい。漆だけでなく、ほかの自然素材を使った作品にもこだわりたい」
一方で古い漆製品の修理も手掛けている。
「昔の仕事には丁寧なものが多い。とても参考になります」
「漆のことをもっと知りたい」と、日本有数の漆産地、岩手県二戸市の浄法寺町に6月から半年間赴き・ス漆掻(か)き・スと呼ばれる樹液の採取の修行をする。
「職人の後継者育成のために募集する研修で、年に2人しか採用しない。貴重な機会なので頑張って技を学んできたい」
(白鳥文男)
問い合わせは竹内工芸研究所(TEL83・4543)へ。 -
伊那市小中学生陸上競技記録会
第12回伊那市小中学生陸上競技記録会が27日、伊那市陸上競技場であった。小学生333人、中学生80人が各種目に出場し、自己記録に挑んだ=写真。市教育委員会など主催。
大会は市内の小学4年生以上を対象に例年この時期に開催しているもの。小学生は千メートル走以外(100メートル、走幅跳、ボール投げ、400メートルリレー)を学年別に実施。中学生は5種目(100メートル、800メートル、走幅跳、砲丸投げ、400メートルリレー)すべてが学年共通となっている。
今大会では、小学4年生の女子100メートルに出場した向山加菜さん(伊那東)、松沢亜耶さん(伊那北)、鈴木麻琴さん(美篶)がこれまでの大会記録15秒71を超える新記録を樹立した。
結果は次の通り。
【小学生】
◇男子▼4年・100メートル(1)兼子周平(伊那北)15秒79(2)新井隼人(西春近南)16秒12(3)向山翔夢(伊那北)16秒22▼5年・100メートル(1)細田耕太(東春近)14秒88(2)湯沢佑(東春近)15秒39(3)松浦慶季(西春近南)15秒42▼6年・100メートル堀内悠樹(伊那)14秒31(2)伊藤友輝(同)15秒00(3)北林大地(西春近南)15秒00▼千メートル(1)中山裕樹(伊那東6)3分23秒37(2)佐々木哲也(伊那東5)3分27秒36(3)高嶋亮太(美篶6)3分29秒64▼4年・走幅跳(1)滝沢岬希(手良)3メートル13(2)小椋凱斗(伊那東)3メートル12(3)飯塚奏(西春近南)3メートル08▼5年・走幅跳(1)鹿野紘彰(富県)3メートル65(2)飯島裕貴(東春近)3メートル58(3)池上裕騎(高遠)3メートル22▼6年・走幅跳(1)橋爪彼方(富県)3メートル80(2)田中秀憲(伊那)3メートル72(3)伊藤成弥(東春近)3メートル64▼4年・ボール投げ(1)北沢仁志(西春近南)42メートル15(2)中斉芽我(伊那東)41メートル20(3)植田翔吾(伊那東)40メートル60▼5年・ボール投げ(1)名和竜矢(手良)49メートル81(2)中島大地(手良)48メートル09(3)伊藤魁世(西箕輪)46メートル66▼6年・ボール投げ(1)登内翔太(富県)55メートル50(2)酒井悠馬(同)53メートル13(3)武田達也(伊那西)49メートル89
◇女子▼4年・100メートル(1)向山加菜(伊那東)14秒93=大会新=(2)松沢亜耶(伊那北)15秒39=大会新=(3)鈴木麻琴(美篶)15秒64=大会新=▼5年・100メートル(1)田中優衣(東春近)15秒31(2)三沢絢湖(伊那北)15秒32(3)倉田さやか(伊那)15秒41▼6年・100メートル(1)大脇愛菜(東春近)14秒61(2)唐沢はるか(伊那北)14秒69(3)佐々木奈央(西春近南)15秒04▼千メートル(1)加納菜々子(西春近南5)3分41秒93(2)北原明香里(美篶4)3分47秒68(3)増沢里奈(高遠5)3分51秒73▼4年・走幅跳(1)武田菜奈(美篶)2メートル97(2)寺本聡美(西春近北)2メートル81(3)伊藤冴(美篶)2メートル80▼5年・走幅跳(1)小嶋沙季(伊那)3メートル26(2)清水涼香(西春近南)3メートル03(3)下平梨夏子(伊那北)2メートル95▼6年・走幅跳(1)成沢のぞみ(東春近)3メートル40(2)宮下静玲菜(西春近北)3メートル40(3)保科友希(西春近北)3メートル19▼4年・ボール投げ(1)石川遥香(西春近南)30メートル43(2)菊池美菜(西箕輪)29メートル56(3)春日祐香里(西春近南)15メートル71▼5年・ボール投げ(1)平沢瞳(西春近北)29メートル44(2)山口花音(西箕輪)29メートル30(3)田中彩(伊那北)27メートル52▼6年・ボール投げ(1)伊沢桃(富県)45メートル49(2)鈴木美菜(伊那)35メートル64(3)唐沢佳瑚(西箕輪)34メートル72
【中学生】
◇男子▼100メートル(1)原翔太(伊那3)11秒87(2)田畑勇貴(同)12秒09(3)蟹沢恭吾(東部3)12秒24▼1500メートル(1)原田遊(伊那3)4分41秒71(2)畑竜平(東部2)5分00秒23(3)小林賢人(東部3)5分00秒30▼走幅跳(1)竹松高彬(春富2)5メートル31(2)小田部宙(同)5メートル05(3)春日太陽(春富3)4メートル83▼砲丸投(1)吉岡真之介(東部3)7メートル78(2)フジウラアキオ(東部2)6メートル79(3)林佑季(東部3)6メートル39
◇女子▼100メートル(1)伊藤美智花(伊那3)14秒08(2)金子美穂(伊那2)14秒14(3)中原里奈(春富3)14秒22▼800メートル(1)鈴木麗央奈(東部3)2分41秒07(2)鹿野知世(春富2)2分42秒54(3)御子柴恵子(伊那3)2分44秒67▼走幅跳(1)春日智香(伊那3)4メートル48(2)有賀楓子(春富2)4メートル40(3)唐沢由実(春富3)4メートル30▼砲丸投(1)上野綾乃(春富1)8メートル30(2)森本若菜(伊那3)7メートル82(3)伊沢楓(春富2)7メートル46
【400メートルリレー】
◇男子▼4年(1)美篶(橋爪倫、高嶋俊介、伊沢翔、中村謙介)66秒41(2)手良(登内理哉、柴田拓美、那須野亨、滝沢岬希)67秒41(3)東春近(松本峻、二ツ木優太、小森翔矢、原一希)67秒09▼5年(1)東春近(北原史也、井上友広、小笠原渉、松沢勝治)61秒15(2)伊那東(荻原湧雅、伊藤俊平、梅垣亮介、守谷渉)62秒21(3)手良(渡辺天、宮原敦也、中島大地、入江奎介)64秒23▼6年(1)伊那(藤川孝太郎、田中秀憲、伊藤友輝、堀内悠樹)59秒57(2)手良(向山宣伯、登内惇平、酒井拓也、矢沢大典)64秒01(3)伊那東(中村麗央、草間一輝、唐沢拓也、春日拓磨)64秒39▼中学(1)伊那(林義隆、広田裕貴、田畑勇貴、原翔太)49秒48(2)東部B(中島和希、蟹沢恭吾、蟹沢勇斗、富田将平)50秒1(3)春富A(白鳥周作、春日太陽、竹松高彬、小田部宙)50秒71
【400メートルリレー】
◇女子▼4年(1)美篶(北原明香里、鈴木麻琴、武田菜奈、伊沢冴)68秒26(2)伊那北(唐沢希、水谷朋香、伊藤優美香、松沢亜耶)68秒63(3)伊那東(唐木玲菜、黒河内咲、高嶋亜美、畑桃香)69秒06▼5年(1)伊那東(中村美和、飯島栞、山岸佳代、小沢佳奈子)64秒02(2)伊那北(下平梨夏子、城倉亜衣、佐野聖佳、三沢絢湖)65秒05(3)手良(神林楓、蟹沢優衣、大槻あこ、登内彩香)66秒48▼6年(1)伊那東(矢沢夏美、掛川鈴月、徳武萌子、北原紗良)60秒04(2)西春近南(柳沢英子、尾沢理紗、春日小雪、佐々木奈央)62秒99(3)東春近(唐沢歩実、松岡加奈、酒井綾乃、成沢のぞみ)63秒71▼中学(1)伊那(伊藤楓、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)55秒57(2)春富A(下島鈴花、有賀みづき、有賀楓子、中原里奈)55秒87(3)東部A(根橋優美子、馬場和香子、梅垣里沙、大久保萌花)56秒99 -
伊那市職員労働組合現業評議会がごみ拾い
伊那市職員労働組合現業評議会(池上盛正議長)は26日、伊那市西箕輪の経ヶ岳植物園周辺でごみ拾いをした=写真。
ごみ拾いは地域貢献への取り組みと組合員同士の親ぼくを深める目的で毎年行っているもの。今回は市観光課にごみのある場所を聞き、経ヶ岳植物園周辺でごみ拾いをすることとなった。
この日の作業には約35人が参加。3班に分かれて経ヶ岳植物園に続く林道沿いや駐車場などのごみを収集。参加者は協力しながら約1時間半、美化活動に汗を流した。 -
天竜川漁業協同組合3区支部のマス釣り大会
天竜川漁業協同組合3区支部(桐生善男支部長)は27日、「ます釣り大会」を伊那市内の天竜川と三峰川の合流点で開いた。親子連れなど約100人以上が集まり、マス釣りを楽しんだ=写真。
同大会は組合員や一般に楽しんでもらう目的で例年9月に開催してきたもの。今年は宮田村と飯島町にある養魚場が5月末に閉鎖となることを受けてこの時期に開催することとなった。
今回は約300キロのマスを放流。前々日の雨による増水が懸念されたが、水位も戻り、無事に大会を開くことができた。
参加者は開始の合図とともに一斉に釣り糸を川へ投入。早い人はものの数秒で1匹目を釣り上げ、周囲を驚かせていた。そのほかにも、小学生を対象としたマスのつかみ取りもあり、訪れた人を楽しませていた。
今後はほかの養魚場からマスを仕入れて大会を続けていきたいとしている。 -
伊那おやこ劇場のおやこまつり開催
伊那おやこ劇場による「おやこまつり」が27日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館であった。家族連れなど100人以上が集まり、ウルトラマンにちなんだ工作や体験などを楽しんだ=写真。
取り組みは会員だけでなく、一般の人にも気軽に楽しんでもらおう竏窒ニ毎年母親らがアイディアを出し合いながら企画しているもの。今回は6月の低学年例会で観劇する舞台劇「おとうさんはウルトラマン」にちなみ、ウルトラマンをテーマとした。
子どもたちは、ウルトラマンの胸元にあるカラータイマーを手作りしたり、新聞で作った紙筒ロケットを使ってさまざまな怪獣の絵を貼り付けたペットボトルを倒すゲームなどに挑戦。また、市内のパン製造業者に製作してもらったウルトラマンやバルタン星人のパンも好評で訪れた親子を楽しませていた。
春日伸子代表は「『親子だけでも楽しいけど、みんなでやるともっと楽しい』と思える会を続けていきたい」と話していた。
また、劇団うりんこによる舞台劇「おとうさんはウルトラマン」は6月14日、伊那市の県伊那文化会館で上演する。
たろうのお父さんはみんなのヒーロー・ウルトラマン。怪獣との戦いで毎日忙しいウルトラマンに、たろうは「遊園地に連れて行ってほしい」とお願いする。しかし、約束当日に突然怪獣が現れた。ウルトラマンはたろうとの約束を守るのか、怪獣と戦いに行くのか竏秩B
開演は午後6時45分。観劇は会員制。前日までに入会金400円、月会費1100円を持って事務所で申し込むこと(当日入会の場合は3カ月分の会費が必要)。
問い合わせは伊那おやこ劇場(TEL72・7447)へ。 -
スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜第20回記念大会開催
第21回スーパートライアル/エンデューロ・イン天竜が27日、伊那市の天竜川中洲広場特設会場であった。約200人のライダーが集まり、バイクの技と体力を競い合った=写真。
天竜川の親水などを目的として地元バイク店などでつくる実行委員会が始めたもので今回が20回目。競技には高低差のある場所や難所をクリアしながらレースを競うトライアルと2時間耐久のエンデューロがあり、その中でレベル別に参加できるようにクラス分けしている。今回はトライアルに30人、エンデューロに184人がエントリー。地元を中心に愛知、静岡、山梨などからの参加もあった。
レーサー車輌ではない一般的なバイクで競うファミリービジネスバイククラスは、普段はバイクレースに参加しないような一般の参加も多く、和やかなムードでレースを展開。一方スポーツバイククラスでは、腕に自身のあるレーサーが集い、迫力のある走りを見せていた。
中村昇実行委員長は「バイクの普及と安全運転につながれば」と話していた。 -
高遠美術館入館者45万人達成
今年10月で開館15年となる伊那市の信州高遠美術館は27日、入館者数45万人を達成した=写真。
高遠町出身の画家・原田政雄氏が近現代作家の作品を寄贈したことに伴ない建設された同美術館には、原田氏か譲り受けた作品のほか、中村不折、池上秀畝などといった高遠町にゆかりのある作家らの作品など約900点が収蔵されている。歓桜期を中心に年間で約3万人の入館者が訪れており、05年4月27日には入館者40万人を達成。入館者の中心は県外者だが、イベントや企画展の時には伊那市や駒ヶ根市などから訪れる人も多くなるという。
45万人目の入館者となった岡谷市の宮坂道さん(74)は「桜の名所として高遠城址に来ることはあったが、美術館は初めて。風林火山が話題となり、高遠城址もこれからもっと浮上してくると思う。それとともに美術館も発展するように願いたい」と話していた。
また、宮坂さんの孫で小学5年生の優希ちゃんが44万9999人目に、伊那市富県の池田明宏さんが45万1人目となり、それぞれ記念品を受け取った。 -
駒ケ根市の南原工業団地に企業立地へ
駒ケ根市は28日、駒ケ根市土地開発公社が所有する同市南割、南原工業団地の約2340平方メートルの用地に新たに精密機械を製造、販売するハーモニック・ドライブ・システムズ(本社東京都、熊谷信生社長)が進出することを明らかにした。調印は6月1日に市役所で行われる。
同社は同工業団地で操業するウィンベルと資本提携していることなどから、同地への進出を決めた。中原正純市長は、地域への波及効果を含めて期待している竏窒ニ話している。
同工業団地は総面積3万7830平方メートル。86年に分譲を開始し、現在7事業所が操業中で、今回の契約により全区画完売となる。
同社は70年10月設立。資本金6億6680万円。05年度売上高(連結)は144億円。従業員数270人(同)。 -
駒ケ根市住基カードに新機能搭載へ
発行枚数が伸び悩む住民基本台帳カードの普及を図ろうと駒ケ根市は本年度、伊南4市町村の商店など約160事業所が加盟する「つれてってカード」(運営・つれてってカード協同組合)のポイントと電子マネー機能を新たに住基カードに搭載して運用を始める。
同市の住基カード発行枚数は約310枚(3月末現在)と、近隣の伊那市(9200枚)や箕輪町(2800枚)宮田村(1380枚)などに比べ極端に少ない。これに対し「つれてってカード」は同市内で約1万4600枚が発行され、世帯数当たりの保有率は120%超と高い普及率を示している。機能拡大により、市は住基カードの発行目標を7500枚とするなど、状況の打開に大きな期待を寄せている。
運用開始は08年1月の見通し。経費4千万円は地方自治情報センターの「ICカード標準システム実証実験事業」から全額補助を受けることが決まっている。6月市議会で関係条例の改正と補正予算の議決を経た上で、システム開発や設備調整などの作業に入る。 -
東伊那小でプール清掃
本格的な夏を前に28日、駒ケ根市の東伊那小学校(小川清美校長)で児童らがプールの清掃を行った。明るい日差しの下、水着の上にTシャツなどを着た児童らは水を抜いたプールに入り、たわしやぞうきんを手にして底や内壁にこびりついた泥や落ち葉などをきれいに取り除いた=写真。児童らは時折水の掛け合いっこなどをして歓声を上げながら「まだ少し寒いね」「暑くなったら思い切り泳ぎたいな」などと明るい笑顔で話し合っていた。
同小のプール開きは6月14日の予定。 -
箕輪町北小河内で土砂災害の全国統一防災訓練
土砂災害に対する全国統一防災訓練で27日、06年7月の豪雨災害で土石流被害のあった箕輪町北小河内地区で北小河内自主防災会を中心とする防災訓練があった。避難準備、避難勧告などの情報発令に基づいて住民が避難し、情報伝達手段や迅速な避難体制を確認した。
長野県内では27日に10市町村、別の日程で10市町村の計20市町村が実施する。
北小河内地区では自主防災会、住民、消防団、赤十字奉仕団、町職員、伊那建設事務所職員の総勢250人が参加。中の沢で土石流の前兆現象が発生したという情報を基に避難準備の呼びかけ、避難勧告発令、消防団に要援護者避難支援の指示、小規模な土石流発生の想定で避難指示発令の流れで有事に備えて情報伝達手段を確認。住民は避難勧告、避難指示に従って北小河内公民館に避難した。
公民館駐車場に07年3月に完成した防災倉庫に備えた投光機、手動式浄水器、折りたたみリアカーなどの取り扱いも学んだ。
北小河内自主防災会の坂井国明会長は、「意思疎通を図って有事には住民が助け合い、迅速な行動をとってほしい」と話した。
中の沢では砂防えん堤工事の掘削が始まっている。仮えん堤のかさ上げや土石流センターの強化をし、雨量計設置も検討しており、防災訓練後に伊那建設事務所から住民に説明があった。 -
南殿隣組会がレンゲ花見会
南箕輪村南殿の住民有志が栽培しているレンゲ畑で27日、隣組会が地域の交流を深めようとレンゲ花見会を開いた。約30人が花畑の中で料理や酒を味わい楽しいひと時を過ごした。
休耕田を借りて山崎正純さんらがレンゲを栽培し3年目。隣組は元10組で8年前に3つに分かれた。一緒に活動していた元10組が集まる機会を持ちたい-と花見会を計画。今回が2回目となる。
レンゲ畑は約10アール。昨年9月20日に種をまき今年5月10日ころから咲き始めた。満開のレンゲ、一部には菜の花も咲き、花に囲まれての宴に会話も弾んでいた。花見会の幹事長を務めた山崎さんは、「皆が集まって懐かしいし楽しい。来年以降もやりたいという熱い思いがある。れんげ米作りもしたい」と話していた。
畑の一部は中部保育園の園児が遊べるよう開放もした。 -
上伊那卓球選手権箕輪大会
上伊那卓球連盟主催の第34回上伊那卓球選手権箕輪大会は27日、箕輪町民体育館であった。
一般男女シングルス1部・2部、中学生男女シングルス、小学生男女シングルスで、昨年並の283人が出場し、予選リーグ、決勝トーナメントで競った。
結果は次の通り。
▽一般男子1部 (1)沖村貴弘(伊那少年)(2)下島博人(駒ヶ根クラブ)(3)矢沢拓斗(辰野JSC)、藤井弘史(箕輪卓)
▽一般男子2部 (1)福沢大悟(伊那北高)(2)山下澄人(伊那弥生ケ丘高)(3)丸山温(箕輪卓)、田中和也(伊那弥生ケ丘高)
▽一般女子1部 (1)宮崎愛子(伊那西レディース)(2)宮沢真紀(辰野高)(3)篠田桃子、中山由美(伊那北高)
▽一般女子2部 (1)原田恵理(南箕輪ママ)(2)新城奈美(伊那弥生ケ丘高)(3)石井あけみ(伊那ママ)、上田順子(箕輪母親卓)
▽中学生男子 (1)山岡孝太(わくわくクラブ)(2)諏訪宝(辰野JSC)(3)上原良太(伊那少年)、下平晋也(箕輪卓)
▽中学生女子 (1)松下ゆかり(中川中)(2)吉岡綾乃(東部中)(3)根津彩香(東部中)、巣山愛(辰野中)
▽小学生男子 (1)平石聖亜(わくわくクラブ)(2)伊藤力斗(わくわくクラブ)(3)福沢秀平、川井達也(飯島少年卓)
▽小学生女子 (1)中村詩穂(2)小原穂乃佳(3)小原緋奈乃(以上伊那少年卓) -
伊那市事業所・社員親ぼくソフトボール大会
伊那商工会議所、伊那市主催の第39回伊那市事業所・社員親ぼくソフトボール大会は27日、伊那市営球場など3会場で開いた。19チームがトーナメントで戦い、伊那バスグループが優勝した。
事業所に働く社員がスポーツを通じて仲間の親ぼくを深め、日常生活をより楽しく豊かにし職場の能率向上を図るねらい。
女性3人以上を含むチーム編成で、親ぼく大会ではあるがベンチから激も飛び、熱の入った試合を繰り広げた。
結果は次の通り(敬称略)。
(1)伊那バスグループ(2)ルビコンエンジニアリングB(3)ニチロフィルターズ、IJKドランカーズ
▽最優秀選手賞=佐々木華代(伊那バスグループ)▽敢闘賞=向山ひろみ(ルビコンエンジニアリングB) -
伊那青年会議所40周年記念式典
伊那青年会議所(斉藤明理事長)は27日、創立40周年記念式典を伊那市の県伊那文化会館で開き、節目を祝い今後の活動に決意を新たにした。記念事業で家田荘子の講演会もあった。
斉藤理事長は、「40周年の節目にもう一度原点に立ち、当初の志を再認識すると共に、先輩方が築いてきた歴史を振り返り、一人ひとりがそれを誇りに思い、今後のまちづくりのあるべき姿を考え、今後の運動につなげていく。この地が少しでも豊かになるよう変革の能動者として英知、勇気、情熱をもってチャレンジしていく」とあいさつした。
式典では歴代理事長の紹介、スポンサーJCへの感謝状贈呈などもあった。
今後の事業は経営フォーラム開催、「市民のプロ」化計画事業、実践!原点体感学習事業、伊那まつりへの参加、公開例会など。 -
まちづくりワークショップを企画している伊那北高校ペン祭地域スタッフが地元住民とともに伊那北駅前の池を清掃
地元の人とともに伊那北地域のまちづくりについて考えよう竏秩B6月24日にある伊那北高校の文化祭「第54回ペン祭」で「まちづくりワークショップ」を開くペン祭地域スタッフなど約25人が27日、地元住民らとともに伊那北駅前にある池の掃除に取り組んだ=写真。
地元の人たちにもペン祭に足を運んでもらうとともにまちづくりへの関心を高めてもらおう竏窒ニ今年同校では、ペン祭地域スタッフ(宮沢俊太郎スタッフ長)が発足。より地域に密着したテーマに取り組みながら、子どもからお年寄りまで参加してもらえるイベントを考えた。
その一つとして、伊那北駅前に再開発ビル「いなきたヒルズ」があると仮定してその駅ビルにどんな店があったらいいかを参加者に考えてもらうまちづくりワークショップを企画。また、現在伊那北駅前には維持費の問題で今後の利用方法が話し合われている池があることを知り、その池の利用アイディアを地域の人から募集し、利用方法を模索したいと考えた。
今回はそのイベントに先駆けて池掃除を実施。当日はこの池に何匹のコイがいるかを当ててもらうゲームも行うため、生徒たちはブラシで壁面をこすり、緑色の苔を丁寧に洗い流していた。
地域スタッフ長の宮沢君は「今年初めての取り組み。できるだけ多くの人に来ていただき、地域のことを一緒に考えてもらえれば」と参加を呼びかけている。
池の活用アイディアは6月に入ってから広く一般から募集し、ペン祭当日に発表する。 -
伊那市平沢で子熊を発見
28日午後2時ごろ、伊那市平沢の平沢運動公園東側付近で体長約50センチのツキノワグマ(子熊)を発見したと、近くを車で運転中の男性から伊那署に通報があった。同署は、下校中の児童らの安全を見守るなどの処置を実施。被害は今のところない。県、市などがクマの行方を探している。
県上伊那地方事務所林務課によると、クマの目撃情報は本年度に入って10件目(前年度は4月末で2件)。駒ヶ根市、飯島町の林内での情報はあるが、今回のような山里付近での発見は初めて。狩猟などで入山する人がいずれも子熊を見かけているという。
昨年度はツキノワグマの異常発生で上伊那管内では約80頭を捕獲。同課林務係の竹松清志主査は「昨年度に親熊を大量捕獲したので、親から離れた子熊が出没している可能性がある。山に入る時はラジオやスズなど複数の音の出るものを見につけて」と呼びかけている。
体長約50センチの子熊の姿を発見した平沢運動公園付近 -
◆県高校総合体育大会結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(25竏・7日・松本平広域公園陸上競技場)
☆男子
▽200メートル (7)三村瑞樹(伊那北1)23秒83
▽棒高跳び (2)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル40(5)城取寛幸(高遠3)3メートル80(7)小沢聖(高遠3)3メートル40▽走り幅跳び (5)三村瑞樹(伊那北1)6メートル28(6)野溝亮太(高遠3)6メートル24▽三段跳び (7)野溝亮太(高遠3)12メートル87▽砲丸投げ (5)加納拓馬(伊那北3)11メートル18▽やり投げ (4)加納拓馬(伊那北3)44メートル69▽400メートルリレー (6)伊那弥生(安藤太郎、唐沢和也、平沢快嗣、春日徹也)43秒90▽1600メートルリレー (2)伊那弥生(中平英貴、春日徹也、平沢快嗣、唐沢和也)3分28秒54
☆女子
▽400メートル障害 (7)林恵理香(伊那西3)70秒16▽3000メートル競歩 (6)水上八恵子(伊那西3)16分02秒70▽走り幅跳び (6)下平侑美(伊那西2)5メートル02▽砲丸投げ (5)征矢絵莉奈(上伊那農業3)9メートル40▽400メートルリレー (7)伊那西(平沢成美、下平侑美、青木亜由美、林恵理香)51秒09▽1600メートルリレー (8)伊那弥生(大久保涼花、青木美智子、鹿野恵理、中村茜)4分19秒02▽7種競技 (7)小沢智代(伊那弥生2)2686(8)大倉未来(伊那西2)2652▽棒高跳び(オープン) (1)保科早紀(伊那北3)3メートル20
※各種目上位6人(競歩・混成競技は3位まで)は北信越大会(6月15竏・7日・石川県)に出場
【サッカー】(26日・上田西高校グラウンドなど)
◇1回戦▽中野西1竏・辰野▽長野吉田1竏・伊那弥生
【ラグビー】(26日・上田市、菅平高原サニアパーク)
◇2回戦▽飯田長姫19竏・0伊那北 -
宮田観光開発4期連続の赤字
宮田観光ホテルなど経営する宮田村の第三セクター宮田観光開発(社長・清水靖夫村長)は27日、2007年3月期決算を株主総会で発表。当期損失1550万円を計上し、4期連続の赤字となった。売上高は前期比10・2%減の3億2600万円。人件費を1千万円減らすなど固定費の削減に努めたが、7月豪雨災害による客数減や経営改善に向けたコンサルタント会社との契約費用などが影響。改善の効果は出ているとして、08年3月期は黒字への転換を図る。
主力の観光ホテルは売上高が前期比9・8%減。燃料高騰によりこまゆき荘も5・5%減らした。
豪雨災害により学校集団登山の中止など影響をまともに受けた中央アルプス3つの山荘の売上は、14・2%の大幅減。
当期損失を補うため利益準備金1050万円は全額取り崩した。
懸案の長期債務は計画通りに返済し、当期だけで3千万円ほどを償還。残高は4億6千万円となった。
役員人事は3月31日付で清水忠夫副社長が退職。200万円の退職金と、コンサルタント会社との契約費用総額930万円のうち470万円を当期に計上した。
同社はソフト面の改革を断行。社員が担当の職場以外もこなすなど、コンサルタントも入れて業務改善を図っている。
ディナーショーの開催や宴会食事の見直しなど、地元ニーズの掘り起しにも着手。学校の合宿利用などを積極的に呼び込む営業活動も強化する。
こまゆき荘は、入浴料を現状で維持。ホテルよりも安い宿泊をアピールするなど、サービス充実で対応する。
株主総会では、多額に及ぶコンサルタント費用や今後の経営見通しなどが質問にあがったが、清水社長、小田切英夫副社長は「数字を示すなかで経営方針を明らかにしていく」とした。 -
子どもたちが地域を・ス探検・スして危険な場所もチェック
宮田村大原区の小学生が27日、同地区内をスタンプラリー方式で探検しながら危険な場所も確認する「大原探検」を行った。同地区PTAと同育成会の主催。水路や道路、広場など、防犯や安全面に懸念がある5カ所にチェックポイントを設定。ゲーム感覚も取り入れながら、自分の身を守る意識を高めた。
40人ほどが6年生をリーダーに5班に分かれて探検開始。地区公民館を出発し、地図を頼りに地区内を歩いた。
チェックポイントにはPTAの役員が待機し、たどりついた子どもたちに危険性を指導。通学時や遊ぶ時には注意するよう呼びかけた。
また、各ポイントにはパターゴルフや輪投げなどのゲームを用意。見事にクリアすると、役員からスタンプを押してもらいゴールを目指した。
下平隆地区PTA会長らは「近年はこの方式で実施している。何がおきるか分からない世の中。口で教えるのには限界もあり、楽しみを取り入れながら意識の向上につながれば」と話していた。