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第17回上伊那選手権水泳競技大会
第17回上伊那選手権水泳競技大会が26日、伊那市の東部中学校プールであった。小学生から一般まで133人が出場。15競技に臨み、自身の記録に挑戦した=写真。上伊那水泳協会主催。
上伊那地区のレベルの向上などを目的として開催しているもので、選手は自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、個人メドレー、メドレーリレー、フリーリレーの7種目を、年齢別、距離別で競い合う。
結果は次の通り。
小学生
【女子】
◆200メートル個人メドレー▽1、2年(1)金山結香(赤穂南)4分8秒7=大会新▽3、4年(1)松田汐梨(宮田)4分21秒58(2)菅原未奈(伊那)4分29秒44▽5、6年(1)浦野栞里(赤穂)3分1秒58(2)藤川彩夏(赤穂南)3分6秒18(3)倉田雅美(南箕輪)3分16秒81◆100メートルバタフライ▽3、4年(1)佐々木来那(赤穂東)1分37秒34=大会新▽5、6年(1)藤川彩夏(赤穂南)1分29秒2◆100メートル背泳ぎ▽3、4年(1)渋谷恵里佳(美篶)1分54秒99▽5、6年(1)三石友貴(中川東)1分18秒10=大会新(2)湯沢綾乃(宮田)1分30秒28(3)植田麻衣(伊那東)1分31秒12◆100メートル平泳ぎ▽3、4年(1)松田汐梨(宮田)2分3秒83(2)菅原未奈(伊那)2分18秒15▽5、6年(1)伊藤汐理(赤穂)1分32秒88(2)重盛美聡(西箕輪)1分37秒70(3)春日菜津美(伊那東)1分55秒61◆100メートル自由形▽1、2年(1)金山結香(赤穂南)1分44秒91(2)高橋佑果(高遠)2分8秒78▽3、4年(1)吉見花絵(中沢)1分27秒52(2)片桐彩花(七久保)1分46秒20▽5、6年(1)藤沢聡美(箕輪中部)1分10秒96(2)馬場友里子(赤穂)1分19秒16(3)赤羽董(辰野東)1分27秒71◆200メートルバタフライ▽3、4年(1)佐々木来那(赤穂東)3分45秒29=大会新▽5、6年(1)藤川彩夏(赤穂南)3分12秒54=大会新◆200メートル背泳ぎ▽5、6年(1)三石友貴(中川東)2分47秒31=大会新◆200メートル平泳ぎ▽5、6年(1)後沢佳鈴(伊那東)3分25秒18◆200メートル自由形▽5、6年(1)藤沢聡美(箕輪中部)2分30秒46=大会新(2)浦野栞里(赤穂)2分30秒52=大会新(3)倉田雅美(南箕輪)2分52秒92◆50メートルバタフライ▽1、2年(1)金山結香(赤穂南)57秒00=大会新▽3、4年(1)佐々木来那(赤穂東)37秒78=大会新(2)片桐彩花(七久保)58秒38▽5、6年(1)馬場友里子(赤穂)41秒33(2)春日菜津美(伊那東)46秒15(3)金山千桜(赤穂南)50秒58◆50メートル背泳ぎ▽1、2年(1)伊東未貴(宮田)1分9秒14(2)高橋佑果(高遠)1分11秒24(3)松島さら(伊那北)1分14秒58▽3、4年(1)渋谷恵里佳(美篶)56秒58▽5、6年(1)三石友貴(中川東)36秒10=大会新(2)湯沢綾乃(宮田)41秒54(3)植田麻衣(伊那東)41秒93◆50メートル平泳ぎ▽1、2年(1)メルガレホ・カレン(飯島)1分6秒4(2)高橋佑果(高遠)1分6秒98▽3、4年(1)松田汐梨(宮田)56秒52(2)本木多美(箕輪北)57秒6▽5、6年(1)伊藤汐理(赤穂)43秒61(2)後沢佳鈴(伊那東)44秒70(3)重盛美聡(西箕輪)46秒7◆50メートル自由形▽1、2年(1)金山結香(赤穂南)45秒11(2)メルガレホ・カレン(飯島)50秒67(3)伊東未貴(宮田)53秒89▽3、4年(1)佐々木来那(赤穂東)35秒72(2)吉見花絵(中沢)37秒62(3)渋谷恵里佳(美篶)41秒97▽5、6年(1)三石友貴(中川東)32秒60(2)藤沢聡美(箕輪中部)32秒82(3)伊藤汐理(赤穂)33秒47
◆200メートルメドレーリレー(1)ISC駒ヶ根(湯沢、伊藤、浦野、馬場)2分34秒67=大会新(2)AFAS伊那A(植田、重盛、後沢、春日)2分46秒79◆200メートルフリーリレー(1)ISC駒ヶ根2分17秒95(2)AFAS伊那A2分29秒8(3)AFAS伊南2分35秒53
【男子】
◆200メートル個人メドレー▽3、4年(1)福沢爽汰(東春近)3分11秒75=大会新(2)井口翔太(赤穂)3分19秒46▽5、6年(1)北島達成(赤穂)3分18秒7(2)松田滉也(宮田)3分35秒81◆100メートルバタフライ▽3、4年(1)福沢爽汰(東春近)1分39秒78▽5、6年(1)佐々木塁(赤穂東)1分23秒96(2)吉沢康太(赤穂東)1分51秒38◆100メートル背泳ぎ▽3、4年(1)酒井雄斗(赤穂南)1分36秒57(2)清水慧(赤穂)1分43秒05(3)水上優斗(赤穂)1分44秒23▽5、6年(1)大槻遼太(辰野東)1分26秒96(2)大前翔(赤穂)1分28秒63(3)藤川一樹(赤穂南)1分40秒2◆100メートル平泳ぎ▽3、4年(1)重盛俊弥(西箕輪)1分50秒61(2)那須拓実(箕輪南)1分50秒76(3)伊藤駿(赤穂)1分52秒92▽5、6年(1)宮脇翔磨(赤穂)1分31秒41(2)菅沼輝(赤穂南)1分37秒58(3)松井育海(赤穂)1分39秒87◆100メートル自由形▽1、2年(1)井口颯人(赤穂)1分47秒96▽3、4年(1)片桐弘貴(七久保)1分18秒68▽5、6年(1)大槻遼太(辰野東)1分13秒8(2)北島達成(赤穂)1分17秒34(3)松田滉也(宮田)1分29秒76◆200メートルバタフライ▽3、4年(1)井口翔太(赤穂)3分24秒99=大会新▽5、6年(1)佐々木塁(赤穂東)3分3秒39◆200メートル背泳ぎ▽1、2年(1)中村陸(赤穂南)4分40秒16=大会新▽3、4年(1)清水慧(赤穂)3分46秒92◆200メートル平泳ぎ▽5、6年(1)宮脇翔磨(赤穂)3分18秒79◆200メートル自由形▽5、6年(1)大槻遼太(辰野東)2分39秒49(2)大前翔(赤穂)2分50秒40◆50メートルバタフライ▽1、2年(1)井口颯人(赤穂)1分6秒48(2)奥村晃太(赤穂東)1分18秒13▽3、4年(1)井口翔太(赤穂)39秒7(2)福沢爽汰(東春近)39秒26(3)倉田武蔵(南箕輪)41秒9▽5、6年(1)白鳥唯人(箕輪中部)38秒93(2)吉沢健太(赤穂東)51秒7(3)渡辺竜也(辰野東)52秒35◆50メートル背泳ぎ▽1、2年(1)北島駿策(赤穂)1分11秒87(2)宮沢慶丞(箕輪東)1分21秒4▽3、4年(1)片桐弘貴(七久保)43秒96(2)酒井雄斗(赤穂南)47秒45(3)那須拓実(箕輪南)50秒34▽5、6年(1)米山拓登(赤穂)40秒97(2)大槻遼太(辰野東)41秒77(3)大前翔(赤穂)41秒93◆50メートル平泳ぎ▽1、2年(1)中村陸(赤穂)1分13秒58(2)北島駿策(赤穂)1分22秒36▽3、4年(1)重盛俊弥(西箕輪)52秒72(2)水上優斗(赤穂)53秒29(3)伊藤駿(赤穂)54秒36▽5、6年(1)宮脇翔磨(赤穂)41秒59(2)菅沼輝(赤穂南)44秒43(3)渡辺竜也(辰野東)1分00秒95◆50メートル自由形▽1、2年(1)井口颯人(赤穂)51秒90(2)北島駿策(赤穂)54秒28(3)奥村晃太(赤穂東)57秒64▽3、4年(1)片桐弘貴(七久保)34秒04=大会新(2)井口翔太(赤穂)35秒66(3)倉田武蔵(南箕輪)37秒42▽5、6年(1)大槻遼太(辰野東)33秒41(2)北島達成(赤穂)33秒92(3)松井育海(赤穂)34秒78
◆200メートルメドレーリレー(1)ISC駒ヶ根A(米山、宮脇、井口、北島)2分34秒28(2)AFAS伊南(大前、菅沼、佐々木、片桐)2分37秒56(3)AFAS伊那(渡部、重盛、福沢、松田)2分55秒75◆200メートルフリーリレー(1)ISC駒ヶ根A2分18秒80(2)AFAS伊南A2分20秒95(3)ISC駒ヶ根B2分36秒49
中学生
【女子】
▽200メートル個人メドレー(1)大前奈央(赤穂)3分16秒62(2)小田切美樹(宮田)3分41秒38(3)鈴木麗夢(東部)4分12秒90▽100メートルバタフライ(1)植田愛美(東部)1分16秒19▽背泳ぎ(1)春日みわ(春富)1分16秒2(2)大前侑未(赤穂)1分23秒61(3)小田切美樹(宮田)1分41秒51▽100メートル平泳ぎ(1)小原瑞季(赤穂)1分26秒53(2)宮島尚子(伊那)1分28秒40(3)蓑口ももこ(伊那)1分36秒76▽100メートル自由形(1)湯沢侑奈(宮田)1分8秒91(2)永井由夏(春富)1分11秒90(3)菅沼梢(赤穂)1分15秒17▽200メートル自由形(1)大前侑未(赤穂)2分48秒41▽50メートルバラフライ(1)植田愛美(東部)33秒45(2)湯沢侑奈(宮田)33秒90(3)永井由夏(春富)37秒26▽50メートル背泳ぎ(1)春日みわ(春富)35秒53(2)大前侑未(赤穂)39秒48(3)宮島咲子(伊那)41秒46▽50メートル平泳ぎ(1)宮島尚子(伊那)41秒71(2)馬場真衣子(赤穂)42秒24(3)増沢ひとみ(赤穂)43秒25▽50メートル自由形(1)春日みわ(春富)31秒88(2)植田愛美(東部)33秒20(3)菅沼梢(赤穂)33秒46
▽200メートルメドレーリレー(1)AFAS伊那(永井、宮島、春日、植田)2分24秒35(2)宮田中(池上、降旗、伊藤、福村)3分17秒79▽200メートルフリーリレー(1)AFAS伊那A2分19秒82(2)AFAS伊那B2分28秒88(3)宮田中2分37秒99
【男子】
▽200メートル個人メドレー(1)湯沢隼人(駒ヶ根東)2分29秒61(2)永井涼介(春富)2分37秒27(3)荒木駿輔(赤穂)2分46秒14▽100メートルバタフライ(1)宮脇雅弥(赤穂)1分33秒61▽100メートル背泳ぎ(1)山重拓太郎(赤穂)1分13秒23(2)福沢涼甫(春富)1分21秒96(3)小林侑樹(東部)1分22秒57▽100メートル平泳ぎ(1)倉田龍馬(南箕輪)1分25秒76(2)丹羽夏輝(飯島)1分28秒66▽100メートル自由形(1)小松原祐(赤穂)58秒12(2)松田優太(宮田)1分6秒1(3)荒木駿輔(赤穂)1分6秒8▽200メートル平泳ぎ(1)麻野雅史(赤穂)2分51秒79(2)倉田龍馬(南箕輪)2分58秒38(3)丹羽夏輝(飯島)3分8秒21▽200メートル自由形(1)小松原祐(赤穂)2分8秒50=大会新(2)松田優太(宮田)2分29秒46(3)福沢涼甫(春富)2分29秒66▽50メートルバタフライ(1)後沢秀至(東部)31秒70(2)荒木駿輔(赤穂)33秒88(3)玉木利哉(赤穂)34秒87▽50メートル背泳ぎ(1)山重拓太郎(赤穂)34秒97(2)小林侑樹(東部)36秒67(3)中村直樹(辰野)40秒53▽50メートル平泳ぎ(1)阪口寛(赤穂)34秒93(2)湯沢隼人(駒ヶ根東)36秒80(3)麻野雅史(赤穂)38秒51▽50メートル自由形(1)永井涼介(春富)27秒33(2)阪口寛(赤穂)30秒28(3)松田優太(宮田)30秒54
▽200メートルメドレーリレー(1)駒ヶ根A(山重、阪口、湯沢、小松原)2分4秒25=大会新(2)AFAS伊那(小林、後沢、永井、福沢)2分15秒45(3)宮田中(久保田、伊藤、松田、田中)3分5秒39
▽200メートルフリーリレー(1)駒ヶ根B1分59秒74(2)AFAS伊那2分14秒79(3)宮田中3分4秒46
高校生
【女子】
▽200メートル個人メドレー(1)田辺澄(伊那北)3分22秒98▽50メートルバタフライ(1)松田理緒(赤穂)32秒76▽50メートル平泳ぎ(1)田辺澄(伊那北)44秒50
【男子】
▽100メートル背泳ぎ(1)中村航平(伊那弥生ヶ丘)1分9秒34=大会新(2)中島航太朗(伊那北)1分21秒12▽100メートル自由形(1)三石淳貴(松川)1分00秒3(2)小野貴史(伊那北)1分00秒64(3)阿部智之(箕輪工業)1分00秒80▽50メートル背泳ぎ(1)中村航平(伊那弥生ヶ丘)32秒53(2)中島航太朗(伊那北)36秒50▽50メートル平泳ぎ(1)増田大起(伊那北)46秒89▽50メートル自由形(1)小野貴史(伊那北)26秒98(2)三石淳貴(松川)27秒52(3)阿部智之(箕輪工業)27秒74
▽200メートル自由形(1)三石淳貴(松川)2分13秒31=大会新▽50メートルバタフライ(1)阿部智之(箕輪工業)28秒82(2)小野貴史(伊那北)29秒22(3)北村歩(伊那北)31秒42
▽200メートルメドレーリレー(1)伊那北(中島、増田、北村、小野)2分25秒27▽200メートルフリーリレー(1)伊那北2分3秒74
一般
【女子】
▽200メートルメドレーリレー(1)あかほ(増沢、小原、松田、馬場)2分17秒58=大会新(2)倉田家(倉田家)2分36秒13▽50メートル自由形A(1)飯島友紀(AFAS伊南)44秒13▽50メートル自由形B(1)後沢みゆき38秒21(2)荒木美紀子(タカノ)38秒22
▽200メートルフリーリレー(1)あかほ2分5秒40=大会新(2)倉田家2分21秒77
【男子】
▽200メートル個人メドレー(1)金山天一(テルメリゾートINA)2分37秒79=大会新▽平泳ぎ(1)小池廣光1分29秒25▽200メートル平泳ぎ(1)百瀬隆正(AFAS伊北)3分12秒13=大会新▽200メートル自由形(1)金山天一(テルメリゾートINA)2分22秒45=大会新(2)荒井英昭2分38秒30▽50メートルバタフライA(1)林太志(AFAS伊南)32秒59(2)百瀬隆正(AFAS伊北)34秒48(3)北原正(AFAS伊北)35秒34▽50メートルバタフライB(1)金山天一(テルメリゾートINA)30秒73=大会新(2)倉田勝巳34秒48▽50メートル背泳ぎ(1)飯島広之(AFAS伊南)34秒25=大会新▽50メートル自由形A(1)北島孝純32秒84▽50メートル自由形B(1)金山天一(テルメリゾートINA)28秒42=大会新(2)倉田勝巳31秒25(3)山重俊男43秒42
▽200メートルメドレーリレー(1)駒ヶ根B(中村、麻野、荒木、荒木)2分9秒1(2)チーム伊北(大槻、阿部、釜谷、中村)2分21秒8▽200メートルフリーリレー(1)駒ヶ根A1分50秒11(2)チーム伊北2分2秒83(3)ISC駒ヶ根2分12秒98 -
【記者室】昭和伊南病院産科休診の危機
昭和伊南総合病院は信州大から派遣されている医師の引き揚げにより、来年3月で産婦人科が休診する危機に直面している。市内には産科医院もない。年間500件の出産をどうするのか、早急な対応が望まれる▼原因は産科医師の絶対数不足というごく単純なものだけに、かえって解決が難しい。信州大は「引き揚げは決定済み」として取り付く島もないが、大学病院も医師不足だから竏窒ナ済む問題ではない▼深刻化する一方の医師不足を受けて、政府は大学医学部の定員増を来年度から10年間に限って認める方針だ。最大2450人の増員ができるというが、医師は現在全国で27万人。1%に満たない増加でどうしようというのか。焼け石(医師)に水とはこのことだ。(白鳥文男)
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津島神社遷座祭
築後約110年が経過して傷みが進んできたことから社殿が今年改修されることになった宮田村町二区の津島神社で26日、工事開始に先立ち、社殿に安置されているご神体を仮社殿に移す遷座祭が行われた。ご神体は神職が恭しくささげ持ち、誰にも見えないように氏子総代らが白布で囲んで社殿からしずしずと運び出された=写真。神職と総代らは階段や段差などに気をつけながら地面に敷いた布の上をゆっくりと歩き、ご神体を約30メートル離れた境内の仮社殿に無事安置した。遷座を追えた総代らは「何事もなく済んで良かったな」、「ご神体を見たらばちが当たるからな」、「目もつぶれると言うぞ」などと笑顔で話しながらほっとした表情を見せていた。
隣接する恵比寿神社のご神体も同様に遷座された。
社殿の改修は雨漏りのひどい屋根などを中心に社殿内部も一部行う。来年夏までに完了する計画。事業費は約700万円を見込み、町一区、町二区、町三区の氏子約千戸から募った寄付金などで賄うことにしている。 -
小学生ふるさと教室で土器野焼き
中川村公民館(片桐充昭館長)の第28期小学生ふるさと教室の今年第4回講座が26日、開かれた。第2回(6月16日)で子どもたちが思い思いに粘土で作った土器や土鈴、犬の人形などの作品を集めて、中川西小学校の校庭の一角で野焼きをして完成させた。子どもたちは「近づくと顔が熱い」などと話し合いながら、自分の作品が火の中で焼けてゆく様子を興味深そうに眺めていた=写真。指導に当たったのは第2回に続いて伊那市の富県小学校教諭、小平和夫さん。小平さんは「窯で焼けば簡単だが、大昔の人たちがやっていたのと同じ方法で焼くことに意味がある」と子どもたちに話した。
焼き上がるのを待つ間、子どもたちは原始的な道具で火起こしに挑戦したり、おきの中にイモを埋めて焼いたりして楽しんでいた。 -
駒ケ根JCと宮田村商工会青年部親ぼく野球
駒ケ根青年会議所(北原和明理事長)と宮田村商工会青年部(小田切等部長)は26日、初の親ぼく野球大会を宮田村の宮田球場で開いた=写真。同じ地域でそれぞれまちづくりに取り組んでいるにもかかわらず、これまで目立った交流がなかったことから、今後の親ぼくを深めるきっかけにしようと初めて行った。
試合は申し合わせにより、互いのトップである理事長と部長が先発投手を務めた。両チームとも血気盛んな若いメンバーがそろっているとあって試合は乱打戦となったが、最後は8竏・で宮田村商工会青年部が制した。
試合後は宮田村の飲食店で懇親会。互いのプレーぶりをさかなに酒を酌み交わし、まちづくり談義にも花を咲かせた。 -
油絵と人形展
駒ケ根市に住む義理の姉妹が制作した油絵と人形を展示する「趣味の油絵とプチ・ドール展」が駒ケ根高原大沼湖畔の「森のギャラリーKomorebi(こもれび)」で9月3日まで開かれている。美しい山や家並みなどを透明感のある明るい筆致で描いた油絵10点、スケッチ1点と、娘や夫などをモデルに制作した愛らしい人形13体が展示されている=写真。
作者は油絵が同市上穂町の寺沢道子さん、人形が北割一区の槙平ちか子さん。2人は10年ほど前からそれぞれ趣味で作品を制作してきた。2人での作品展は今回が初めて。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時。問い合わせは喫茶エーデルワイス(TEL83・3900)へ。 -
ビーチバレー・ゼビオカップ
ビーチバレーの「2007ゼビオカップ」(県ビーチバレー連盟主催)が26日、駒ケ根市の「森と水のアウトドア体験広場」内のサンドグラウンドで開かれた。県内各地から20チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントを行った。
ビーチバレーは正式ルールでは2人制だが、初心者にもその魅力を知ってもらおうと今大会では男女混合の4人制も併せて開催した。出場者は砂の上でのプレーに悪戦苦闘しながらも、青空の下で開放的なバレーの楽しさを存分に味わっていた=写真。
大会は7月15日に開催の予定だったが、台風の影響で順延となっていた。 -
駒ケ根市地震総合防災訓練
駒ケ根市は26日、大地震を想定した総合防災訓練を市内各自主防災会などを中心に一斉に行った。一昨年まで市の対策本部が一括して市内全域の情報に対応していたのに対し、昨年からは小学校通学区を単位に市内5カ所に現地対策本部の役割を持たせた避難者支援拠点を設置して、情報処理や指示などの対応に当たっている。
メーン会場の東伊那小学校グラウンドでは、消火器やバケツリレーでの初期消火訓練、救助・救出訓練のほか、てんぷら油火災消火、水道復旧・飲料水確保、煙体通過体験などの各種訓練が行われた。訪れた多くの市民が参加し、いつ起こるか分からない災害に対する心構えを新たにしていた。
各自治会などでは早朝から消火器や消火栓などの使用方法について消防団員らが説明したり実演して見せたりした。 -
子ども向け雑穀料理教室を開催
栄養バランスの良い雑穀を子どもたちの食事にも取り入れてもらおう竏窒ニ26日、雑穀料理教室「雑穀でつくる子どものためのごはんとおやつ」が伊那市長谷の気の里ヘルスセンターであった。小学校入学前の子どもを持つ母親など11人が集まり、タカキビを使ったハンバーグとモチキビとリンゴのタルトに挑戦した。
条件の悪い農地の活用と雑穀の特産品化実現を目指す「雑穀プロジェクトin伊那」の一環として市とNPO法人の「南アルプス食と暮らしの研究舎」が催している料理教室で、今回が3回目。食育への関心の高まり、子どもたちののアトピー増加などを受け、今回は小さい子どもを持つ母親などに栄養バランスに優れた雑穀を知ってもらう目的で料理教室を企画。講師には穀菜・豆料理コーディネーターで現在道の駅南アルプスむらのレストラン「野のもの」の調理チーフである堀田麻衣子さん(30)を迎えた。
堀田さんはまず、雑穀にはタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの微量栄養素がバランス良く含まれていることなどを紹介。炊き方や料理への応用方法を示し、「雑穀というと面倒なイメージもあるが、まとめて炊いてけばいつものおかずに使うこともできる」と説明した。
料理教室を企画した南アルプス食と暮らしの研究舎代表、吉田洋介さん(40)は「アトピーの子どもを持つお母さんなどに関心を持ってもらえれば」と話していた。
今後もさまざまな形で料理教室を開催していく予定。 -
宝船(ほうせん)がたかずやの里の子どもたちを焼肉に招待
伊那市天竜町の焼肉・韓国レストラン「宝船(ほうせん)」(金光三郎社長)は26日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の子ども約40人を焼肉に招待した=写真。
全国焼肉協会の加盟店日ごろお世話になっている地域に恩返しを竏窒ニ、全国焼肉協会の「ヤキニクまつり」に合わせて行っている取り組みで13年目。焼肉の後は近くのカラオケ店でカラオケをするのが恒例となっており、この日を楽しみにする子どもたちも多いという。
子どもたちは、焼き具合をうかがいながら肉や野菜を次々に口へ運び、「おいしい」「こっちはまだ?」などと焼肉を楽しんだ。また、食べ終わった後は店の人たちに「ごちそう様でした」と感謝の気持ちを伝えていた。
金光社長は「BSE問題などがあって大変な時期もあったが、何とか乗り越えてくることができた。毎年楽しみにしてくれている子どもたちもいるので、今後も続けていきたい」と話していた。 -
中病の施設整備を検討
来年4月に昭和伊南総合病院(駒ケ根市)の産婦人科常勤医師がいなくなることを受け、伊那中央行政組合長の小坂伊那市長は27日の定例記者会見で、伊那中央病院(伊那市)の施設整備を検討していることを明らかにした。
上伊那の出産件数は年間1600件。内訳は中病が千件、昭和病院が500件、助産院など100件。医師の勤務体制のほか、診察室や分べん室など施設面からも、中病で昭和病院の出産をそのまま受け入れるのは難しい状況にある。
そのため、分娩室や陣痛待機室の改修、外来の診療室など部屋割りの変更などで、どう施設整備ができるかを検討している。
整備費用の負担について「中病を運営する3市町村だけで負担することに不満が出る。見積もりが出た時点で、県と協議し、助成をお願いしたい」と述べ、来年4月に間に合わせ、対応したいとする意向を示した。
医師の確保は、県に医師派遣を要望し、増員1人を見込む。検診など他病院にお願いして医療分担すれば、年間200縲・50人増の受け入れは可能とした。
上伊那の公立病院の連携体制について、小坂市長が救急救命センターの指定替えで県を批判した発言を、伊南行政組合議会定例会で、昭和病院から中病に替えなければ、協調できないというように受け止めていることに対し「指定替えの条件がなければ、産科を引き受けないとは言っていない。上伊那広域連合長の立場で、協力し合って上伊那の医療を考えていかなければならない」と述べた。 -
高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(5)箕輪工業
攻撃の起点となる主将の清水洋(2年)が最近、右足を骨折したため戦力は落ちた。しかし、3年生2人がその穴を埋め、精神的支柱となってチームを引っ張る。「気持ちを引き締め、悔いの残らない試合を」と飯島監督。1勝を目標に選手らは、最後まで諦めないサッカーを貫く。
メンバー19人中8人が高校から競技を始めた、発展途上のチーム。そのため、学年に関係なく選手同士の仲はよく、一丸となっている竏窒ニ監督は話す。大量失点を防ぐため守備重視のサッカー。守りからリズムをつくり、得点を手にしたい。
MF清水洋の抜けた穴を補うのは、MF矢島とDF関の3年生2人。本来DFの矢島は、攻撃的な姿勢を生かし清水のポジションへ。矢島が務めたセンターバックの位置に元MFの関(3年)を置いた。いずれもサッカー未経験者だが、3年間頑張ってきた2人への信頼は大きい。
攻撃は、矢島とトップ下の有賀(1年)が組み立て、瓜生(2年)、中村(1年)の両サイドハーフの折り返しをゴールにつなげたい。前線を任す、シュート力のある倉田(2年)に期待したい。
初戦は、2回戦からで、中野実業と対戦(9月9日午後3時、飯田風越高校)する。
清水洋平主将
メンバー全員がそろわず練習不足もあるが以前に比べて声が出るようになり、チームワークもよくなってきた。チームカラーの守備を堅め、チャンスでしっかり得点したい -
秋葉街道入門講座
南アルプス自然体験ネットワークは24日夜、伊那市長谷の南アルプス村メルシーで、秋葉街道入門講座の初回を開いた。市内の約10人が参加し、時代の流れの中で忘れさられた古道について、関心を高めた。
信仰の道、交易路として伊那谷から静岡県秋葉神社へ通じる道として用いた同街道に関して学ぶ講座。初回は、06年2月、地域に眠る観光資源を活用しようと発足した、秋葉街道発掘調査隊の高坂英雄隊長(60)=同市長谷市野瀬=が講師を務めた。
高坂さんは、江戸時代の絵図をもとに、地元公民館や県立図書館などに残る資料と照らし合わせ、道筋を確認。長谷の非持縲恪a口地籍は湖底に水没しているため、代替ルートを紹介するなど街道のルートと周辺の史跡、景観などを解説した。
黒河内縲恷s野瀬地籍の街道は、木々の緑の中を通っていて「さわやかな風、小鳥のさえずりが心を癒す場所」などと説明。豊かな景観を地域おこしへつなげ、県内外からも関心を持ってもらえる観光ルートになれば竏窒ニした。
第2回講座の日程は未定。 -
箕輪町文化財保護審議会長
蟹沢廣美さん
箕輪町文化財保護審議委員になって13年目。現在、会長を務める。「文化財をもっと知るべき。また、知らせるべき。現地に足を向けて見てもらう機会をとらえることが大事」という。保護だけでなく活用の大切さも強調し、「公開できることは公開し、地元の人が見聞きすることで大事だと気付き、子へ、孫へと知らしていくことで愛着、郷土愛ができる。それが大切」と語る。
昔から歴史や民俗学が好きだった。中部電力に勤め上下伊那を仕事で動いていたころから、神社や寺、墓や城跡を見て歩いた。
民俗学専門の学校時代の恩師に話を聞き、史跡を見に出かけた。「あそこに古い石塔があったけど…」と地元の人に話を聞いたことは数知れず。下伊那に化石が出ると聞けば出かけ、ミイラがご神体の神社を知ると、ご神体は見られないとわかっていても、見たくて見たくて神社まで行った。会社の出張所に泊めてもらい、伝統の祭りも見物した。
昭和30年代前半、県の未点灯部落解消政策により、山間部の電気のない地域で設計をしていた。測量で集落に数日滞在するが、平家の落人の家に泊まったときは鎧を置く床の間付きの広いトイレを見てますます興味が沸き、家人に話を聞かせてもらったこともあるという。
「現地を歩いて、見て、耳から聞いたら、自然に興味が出ちゃう。ますます面白くなって、その興味が今日まで続いているのかと思う」
学校時代の恩師、荻原貞利さんが関わった伊那市誌の編集を手伝い、箕輪町の木下区誌編集では編集委員を務めた。
戦時中に寺の鐘を供出を避けるため火の見櫓につけた話を聞き、91年から、消防署の許可を得て町内全29の半鐘を一人で調査。木下2基と中原、八乙女の計4基にお堂にあった鐘などの内容が寄付した人の名前と一緒に記されていることがわかり、この調査は「伊那路」に発表した。
95年に町文化財保護審議委員になり、最初の調査が大出上村と北小河内漆戸の「大文字」の町無形文化財指定。大文字を作る話し合い段階から記録を取り徹底的に調査した。
「現役時代、上司に凝り性だと言われた。文化的なことは1+1は2にならない。でも2にならないと気持ちが悪い。それは技術者の宿命。電気は答えが出ないとだめだからね」
箕輪町沢にある西光寺の延命地蔵の調査も、作った人物は向山重左衛門とわかっても、「名前だけでは価値がない」と通い続け、ついに名前、年代が書かれた石塔を見つけ出したほど。「何がある?、何かあると調べる。やってるときは夢中で面白いな」。筋金入りの凝り性だ。
「目先だけを捉えたのではだめ。本質を見ないと本当の歴史は出てこない」
これから調査したいことはいくつもある。木下南宮神社の鹿頭行列もその一つ。伊那市福島、あるいは南箕輪村大泉から行列が歩いたと思われる道を自分の足でたどり、400年も昔、子どもの足で何時間かけて歩いたのかなどを調べたいという。(村上裕子) -
村のホームページに・ス宮田中だより・ス開設
宮田村宮田中学校は、より多くの人に学校の様子を知ってもらおうと、村のホームページに「宮田中学校だより」を開設した。
同中は独自のホームページを持っているが、更新も簡単にでき、人目につきやすい村のホームページを活用することに。
既に、2年生の駒ケ岳集団登山や2学期の始業式の様子を写真ふんだんに用いて紹介している。
今後も随時、学校行事などを中心に掲載していく予定。担当の教員は「タイムリーに学校の様子を伝えていければ」と話している。 -
駒ケ根市の高齢男性交通事故
27日午後3時55分ごろ、駒ケ根市赤穂原垣外の無職吉沢正実さん(90)が自宅近くの市道の歩道でミニバイクを運転中、転倒した。市内の病院に運ばれたが脳こうそくで意識不明の状態。ヘルメットは装着していた。
駒ケ根署は事故の原因を調べているが、病状が事故によるものかどうかは不明。吉沢さんは同日午後、自宅で転倒して頭を打ち、病院に向かう途中だったらしい。 -
駒ケ根市ふれあい広場ポスター展
9月2日に開かれる駒ケ根市の第23回ふれあい広場をアピールするポスターの応募作品が市役所ロビーで展示されている=写真。作品は小学2年生縲恍・w2年生の34点。広場のテーマである「思いやりのある 共に生きる 心豊かなまちを」の趣旨に沿った優しさあふれるポスターの数々に、訪れた市民らは思わず足を止めて見入っている。
展示作品はふれあい広場開催当日には会場の文化会館小ホールに展示される。 -
ベル伊那 油絵画家ノブ・サチさんの個展
駒ヶ根市にアトリエを構える洋画家ノブ・サチさんの油絵展「夢の世界をのぞいてごらん」は23日、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで始まった。地球、子供たち、夢、希望をテーマとした、優しい色合いの詩情豊かな作品が並ぶ。28日まで。
2年前に続き、3度目の展示で、SM縲・0号までの新作を中心とした約40点を展示販売。ピンクやオレンジ色などの心温まる色使いで、人間と動物、自然が共存した世界を描いている。
地中の世界を自分のイメージで表現した50号の大作「ピコットの森の一日」は、ウサギなどの動物が地中で楽しそうに楽器を演奏。「いつまでもいろいろな動物が住める地球であってほしい」との思いを込めたという。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。会期中は作家が来場する。
ベルシャイン伊那店で3度目の個展を開くノブ・サチさん -
こまがね天竜ふるさとまつり
第19回こまがね天竜ふるさとまつりが25日、駒ケ根市のおもしろかっぱ館周辺のおまつり広場で開かれた。呼び物の「かっぱのいかだ下り大会」には15チームが趣向を凝らしたいかだで出場。川岸や橋の上に陣取った見物人が声援を送る中、それぞれ巧みなさおさばきで自在にいかだを操り、水面を渡る風を受けながらのんびりと天竜川を下った=写真。中には浅瀬に乗り上げたまま動けなくなってしまういかだもあり、見物たちの笑いを誘っていた。
多くの屋台が軒を並べた広場と周辺の会場では、演芸大会、もちつき大会やスイカ割り、金魚すくいのほか、マスのつかみ取り大会などが行われ、訪れた家族連れなどの歓声が一日中絶えなかった。
日中は強い日差しが容赦なく照りつけて真夏を思わせる陽気となったが、日が落ちて色とりどりの花火が夜空を華やかに彩るころになると涼しい風が川面を渡り、虫の鳴き声もあちこちから聞こえてくるなど、かすかに秋の気配が漂っていた。 -
シートベルトの県内着用率の調査結果
県は24日、シートベルトの県内着用率調査結果を発表した。上伊那では着用率99・1パーセントだった箕輪町がベスト・テン7位となった。
調査は7月25日から今月1日にかけて各市町村内の交通量の多い地点1カ所で実施(人口5万人以上の市は原則2カ所以上)。全96カ所で1万3393台を対象にした。
結果、運転席と助手席の着用率を合わせた総合的な平均着用率は96・1パーセントと前回より0・2ポイント上昇。運転席の平均着用率は97・1パーセントと前回より0・7ポイント上昇したが、助手席の平均着用率は91・4パーセントと前回を1・6ポイント下回った。
市町村別総合着用率では6つの町村が着用率100パーセントを達成。一方、着用率が最低だったのは朝日村の86・7パーセントだった。 -
かんてんぱぱホールでパン粘土の花ルナ・フローラ展
ルナ・フローラ伊那狐島教室(佐藤峰子代表)による「パン粘土の花2007ルナ・フローラ展」が27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。石けん粘土「ルナブランカ」や樹脂粘土などで作った四季折々の花や、フラワーケーキなど約100点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
開講2年目となる佐藤さんの教室による作品展は今回が初めて。パン粘土の楽しさを多くの人に知ってもらおう竏窒ニ企画した。
今回はバラを中心に、サクラ、シクラメンなどといった作品のほか、プレゼント用の花などを展示販売。色鮮やかな花々とともに会場には石けんの香りが漂い、来場者の心を和ませている。
佐藤さんは「四角の粘土から思い通りの形が作れ、本物よりも自分の好みの色が出せる。パンフラワーのかわいらしさなどを感じてもらえれば」話していた。 -
箕輪町猟友会が鳥獣慰霊祭
箕輪町猟友会(小林弘人会長)による鳥獣慰霊祭が25日、萱野高原の鳥獣供養塔前であった。猟友会会員や行政、JA上伊那の関係者など約30人が参列し、この1年で捕獲された鳥獣の供養をした=写真。
狩猟従事者などによる年に1度の慰霊祭で毎年この時期に開かれている。狩猟期間内の捕獲のほか、最近は有害鳥獣駆除も増えており、この1年では狩猟期間外におけるクマなどの捕獲もあった。
神事の後、小林会長は「趣味としての狩猟のほか、有害鳥獣駆除への協力の中で多くの鳥獣の命を絶ってきたが、自然と人間と動物が共存するための手段の一つだと考えている。ここに犠牲になった御霊の慰霊と、猟友会員の安全を願いたい」とあいさつ。その後、参列者一人ひとりが玉ぐしをささげた。 -
高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(4)赤穂
攻撃力が弱い分、きちんと守って粘り勝ちを目指す。「運動量の多い練習で鍛えてきた」と、就任1年目の伊東監督。昨秋の新人戦、今春の総体をすべて南信大会2回戦で落とし、悔しい思いをしてきたイレブン。結果が出ないもどかしさを胸に選手たちは、一丸となって上を見据える。
伊東監督は、試合中のメンバーの集中力の欠如を指摘。ボール、プレーヤーに対し、常に動く練習を心掛けることで、「へばっている時間も頑張れる力」を養ってきた。特に、ボールに触れていない時の選手たちの攻守の連動を、いつも考えながらプレーするよう伝えてきた。
ディフェンスラインは高めに位置する。主将のDF友野(3年)がラインを統率し、コンパクトなサッカーで相手にプレッシャーを掛ける。攻撃は、起点をつくるため、攻撃的センスのある元DF、木村(2年)をトップ下にコンバート。柔らかいボールタッチで右サイドを突破する、MF野溝(2年)との連携で得点チャンスをつくりたい。
初戦は、軽井沢と対戦(9月1日午前11時20分、岡谷東高校)。この試合を勝ち上がればシード校の松商学園と2回戦(9日午前11時20分、豊科高校)を戦う。
友野慎也主将
新人戦、高校総体と悔しい思いをしたので選手権大会では、どんな時も気を抜かず戦いたい。運動量豊富にしっかりと最後まで走り、ゲームを支配し、まずは1勝する -
第22回大芝高原まつり
南箕輪村の第22回大芝高原まつりが25日、大芝高原であった。名物のたらいレース、おまつりステージ、パレードなど多くの住民が参加して盛り上がり、出店が軒を連ねたふるさとの味コーナーは黒山の人だかりでにぎわった。
今年10周年のクラシックカーフェスティバルでは特別企画で、映画「007は二度死ぬ」で使われたボンド・カーの「TOYOTA2000GTオープン」(トヨタ博物館所蔵)を特別展示。祭り客は前から後ろからじっくりと眺めたり、写真を撮るなどしていた。
新企画の縁台将棋は、祭りのけん騒をしばし忘れて、子どもも大人も一緒になって木陰に据えた縁台で将棋を指した。
大芝高原音頭アレンジ曲「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」をメーン曲とするおまつりパレードには22団体約900人、ステージには22団体32チームの約700人が参加し、夏を締めくくる祭りで大いに盛り上がった。 -
伊南福祉会決算
伊南4市町村でつくる社会福祉法人伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)の06年度決算が23日の伊南行政組合議会全員協議会で報告された。全体の収支は2億1670万円の黒字で、繰越金は5億1080万円となった。
昨年12月に新築、移転した特別養護老人ホーム観成園は2億3800万円の黒字、救護施設順天寮は360万円の赤字だった。
老人保健施設フラワーハイツは3億1320万円の黒字、伊南訪問看護ステーションは870万円の黒字だった。 -
伊那市 「地域共生型福祉特区」の認定受ける
伊那市は、国の構造改革特別区域計画「地域共生型福祉特区」の認定などを受けた。高齢者のデイサービス、訪問介護などをする指定小規模多機能型居宅介護事業所で、障害者の生活介護事業サービスを受けることができる。
市社会福祉課によると、障害者自立支援法による福祉サービス体系が新たに変り、市内に一つの身体障害者療養施設「大萱の里」の受け皿が減少。法の規制が地域の現状に合わないため、介護保健法に基づく、指定小規模多機能型居宅介護事業所での受け入れができるように申請していた。
市はこれまでに、大萱の里以外の高齢者デイサービスなどをする市内5事業所でも生活介護事業ができるよう認め、受け皿を確保。今回の地域共生型福祉特区の認定により、障害者の生活介護事業サービスを受けられる施設は、6施設から7施設に増える。
また、市は国の地域再生計画「自然、歴史、文化等地域資源を活用した『人づくり』計画」の認定も受けた。支援事業「文化芸術による創造のまち」により、高遠町出身の伊沢修二が初代校長を務めた、東京音楽大学(現東京芸術大学)とのつながりを生かし、市民の音楽リーダーの養成を図り、人材を育てていく。
9月4日、東京都内で、いずれの認定書授与式がある。 -
中原市長高齢者学級で講演
駒ケ根市の中原正純市長は24日、赤穂公民館主催の高齢者学級の第5回定例会で講演した=写真。
5期目の任期が来年1月28日に満了となる中原市長は「市長として残された任期はわずかだが、最後まで誠心誠意務めたい」と述べるにとどまり、1月20日に行われることが決まっている市長選については特に言及しなかった。
伊那中央行政組合の小坂樫男組合長が昭和伊南総合病院の救急救命センター指定を伊那中央病院に変更してもらわなければ連携協力はできないなどと発言したとされる問題について中原市長は「本意ではないと思う。公の席で言ったことではないのでは」とした上で「指定の返上はするはずも、するつもりもなく、今後ともしっかり守っていきたい」と述べた。 -
伊南行政組合決算
伊南行政組合議会は23日、第4回定例会を開き、条例改正1、06年度決算2、07年度一般会計補正予算2の計5議案を原案通り可決、認定して閉会した。
昭和伊南総合病院(千葉茂俊院長)の06年度決算は総収益54億5670万円、総費用59億2500万円で、純損失はこの17年間で最大の4億6830万円となった。医業収益は外来、入院とも前年度に比べ微増だったが、収支を改善するまでには至らなかった。医業外収益は救急救命センター運営費補助金が廃止されたことなどにより、対前年度比8260万円(17%)の大幅減となった。
同病院は90年度から11期連続で赤字を計上し、01年度のみ黒字となったものの、02年度から再び5期連続の赤字経営を続けている。05年度末には資本剰余金を取り崩し、それまでの累積欠損金39億8千万円を解消する措置を取っている。
伊南行政組合の06年度一般会計決算は、歳入が18億8470万円で対前年度比2億1640万円(13%)増、歳出は17億8730万円で、同1億7720万円(11%)増。実質収支は9750万円の黒字となった。 -
第2回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会
上伊那広域連合の新しいごみ処理中間処理施設の機種とごみの減量化などについて検討するごみ処理基本計画推進委員会(小沢陽一委員長)の2回目の会合が24日、伊那市内であった。今後の日程と現在のごみ排出実態や減量化に向けた各市町村の取り組みについて確認。一部の委員から検討事項に応じた専門部会の設置を求める声もあったが、それぞれの検討事項には関連性があるという理由から、現状では部会を設置せず、必要となった場合に改めて設置を検討することとなった。
今後の委員会スケジュールとしては、ごみの減量化、資源化の検討を進めながら処理対象物を検討。それに合った施設規模、機種を選定していく。
ごみ排出量の現状については、燃やせるごみが全体の約65パーセント、資源ごみが約25パーセントと大きな割合を占めていることを説明。また、家庭から出る燃やせるごみの約40パーセントは台所などから出る生ごみで、事務局は「減量化のためにはこうしたごみの減量化を考えるのが効果的ではないか」とした。 次回はごみの減量化、資源化に向けた具体的な対策を模索するほか、処理対象物の検討を始める。 -
地域中小企業育成プロジェクト事業の対象企業にミカドテクノスが決定
長野県産業振興戦略プランの重点プロジェクト「地域中小企業育成プロジェクト事業」の対象企業が24日、決定し、「瞬間真空プレス新技術の開発と事業化」をテーマとした箕輪町のプレス加工・専用機製造、ミカドテクノス(伊藤英敏社長)が選ばれた。
同事業は次世代を担う中小企業の育成を目的とするもので、有望な固有技術や特徴を持つ企業を発掘し、その企業に対して必要な専門家からなるプロジェクトチームが集中的な支援を行っていく。
今回は候補企業22社の中から8社を選定された。