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上伊那郷土館の閉館に合わせ、17日に特別公開
伊那市荒井区にある上伊那郷土館が秋、解体されるのに伴い、小中学校の教職員でつくる上伊那教育会は17日午後1縲・時、閉館式に合わせて館内を一般に特別公開する。
上伊那図書館後利用基本計画に沿い、郷土館を取り壊す。所蔵品は上伊那図書館へ移し、9月から工事に入る。跡地には空調設備のある収蔵庫棟(延べ床面積千平方メートル)を建設する。
すでに所蔵品をこん包するなど引っ越し準備が始まっているが、40年間にわたり、学術研究や郷土文化の発展の役割を担ってきた郷土館の閉館を知ってもらい、多くの人に足を運んでもらおうと企画。
当日は、南箕輪村の神子柴遺跡から出土した石器、笠原地区出土の元文小判、1913(大正2)年に駒ケ岳登山で遭難し、将棊頭山付近に遭難記念碑が建つ中箕輪尋常高等小学校長・故赤羽長重氏の遺品を展示。要望に応じ、教職員が説明する。
閉館式は午後1時から。移転の経過、展示出品者の話などがあり、一般参加できる。
郷土館は教職員らが寄付を募り、2千万円余をかけて建設、67(昭和42)年に開館した。鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積820平方メートル。館内には考古、民俗、自然、芸術など数多くの資料が保管・展示され、専門委員会を設けて研究を進めてきた。国の重要文化財指定の神子柴遺跡石器群をはじめ、動植物の標本、美術品、古文書など幅広く、東京音楽学校初代校長・伊沢修二の著書、翻訳書、ノート、日記などもある。
来館する場合は、郷土館前庭に駐車できないため「いなっせ」駐車場などの利用を呼びかけている。
問い合わせは、郷土館(TEL72・6066)へ。 -
中学校総体上伊那予選
◆県中学校総体上伊那予選各競技結果
【軟式野球】(10竏・1日・伊那市営球場など)
(1)中川(2)春富(3)辰野(4)南箕輪
※上位4校は南信大会(23竏・4日・県営伊那球場など)に出場
【ソフトテニス】(2、11日・伊那センターテニスコート)
◇男子▽個人 (1)城鳥・井上(伊那東部)(2)石川・伊藤(春富)(3)唐沢・伊東(赤穂)(4)瀧島・中條(辰野)(5)北原・武田(伊那)登内・小島(伊那東部)伊藤・植田(伊那東部)加藤・渡邊(赤穂)(9)小牧・島田(伊那)柴田・松沢(南箕輪)下嶋・保科(春富)高野・田畑(南箕輪)吉川・山岸(赤穂)白鳥・鵜飼(春富)伊藤・永田(箕輪)有賀・宮下(長谷)(17)征矢・白鳥(南箕輪)村上・飯塚(辰野)村瀬・小松(伊那東部)田中・下島(春富)橋爪・伊藤(長谷)福島・戸崎(辰野)田中・橋本(春富)那須・高阪(箕輪)▽団体 (1)春富(2)伊那東部(3)辰野(4)伊那(5)長谷(6)南箕輪(7)赤穂(8)箕輪
◇女子▽個人 (1)倉田・永井(南箕輪)(2)渡辺・唐沢(南箕輪)(3)小林・松本(飯島)(4)新井・熊谷(飯島)(5)池上・池上(長谷)白井・上沼(伊那)百瀬・清水(南箕輪)中山・中山(長谷)(9)岩崎・高橋(伊那東部)湯沢・廣田(赤穂)北沢・平沢(宮田)斉藤・神山(春富)登内・手塚(箕輪)唐木・吉沢(宮田)桑沢・桑沢(辰野)高橋・河合(伊那東部)(17)宇野・石倉(伊那東部)櫻井・北原(春富)伊藤・小池(南箕輪)白鳥・中村(箕輪)小林・三石(飯島)平沢・後沢(伊那東部)宮下・丸山(長谷)田渕・清水(南箕輪)▽団体 (1)飯島(2)南箕輪(3)長谷(4)箕輪 ※男女各個人上位24ペアと男子団体上位5校、女子団体上位4校は南信大会(23竏・4日・飯田市押洞テニスコート)に出場 -
図書館新イベント 館内探検
伊那市の市立伊那図書館(平賀研也館長)は11日、利用者との交流を広げるための館内見学企画「図書館島の探検」を開き、同市伊那東小学校の親子文庫会員が参加した。休館日の同図書館に児童と母親ら約40人が集合。受け取った指令書(宝の地図)をヒントに館内から目的の本を探すなどのゲームを楽しんだ。
気軽に図書館に親しんでもらおう竏窒ニ計画した新イベントで、以前から図書館見学に興味のあった同親子文庫が初参加。児童らは5人ほどのグループをつくり、それぞれが「1番大きな本」や「違う言語で書かれた同じ本」などを探しながら館内を探検した。普段は聞くことのできない笑い声が響き渡った。
児童たちは、1階の児童図書室の大型紙芝居コーナーから「大きな本」を探したり、2階のレファレンス室から参考書などの「厚い本」を探したりと奮闘。2年生の沖津瑠美ちゃん(8つ)は「たくさん絵本を見れたのがうれしかった。もっともっと本が好きになりそう」と目を輝かせた。
本探しのほか、関係者しか入室できない事務室や利用が少ない書籍が集まる「閉架書庫」の見学、図書館職員の紹介などもあった。
平賀館長は「図書館に親しみを持ってもらうのが狙い。(将来の自分のために役立つ)情報が図書館には広がっていて、それを自分で選択できることを知ってもらいたい」と話していた。
宝の地図をヒントに指令のあった本を探す児童たち -
ボランティア講習会
駒ケ根市県看護大学内のサンスポート駒ケ根で10日、ボランティア講習会を開いた。障害者のスポーツ支援に関心のある13人が参加し、重りやサポーター、特殊めがねなどを装着し、実際に体を動かしながら具体的に介助、支援方法を学んだ。 参加者はセンター職員からセンターの事業や障害者スポーツ活動の紹介、ボランティア登録制度について説明を受けた後、橋爪恵子さんを講師に、高齢者疑似体験セット「うらしま太郎」を用い、障害者の疑似体験をした=写真。
耳栓をつけ、ぼやけたり、視野が狭まる眼鏡をつけ、肘サポーターに重りを付け、荷重チョッキを着込み、75歳縲・0歳の高齢者に変身して、不自由さを体感した。
また、交替で介護者になって、身障者介護の留意点などを実習した。
市内からの参加者は「高齢者の不自由さが実感できた」。飯田市からの参加者は「ボランティアに登録し、学んだことを生かしたい」と話していた。 -
伊南事業場防犯協力会総会
伊南4市町村の126事業場でつくる伊南事業場防犯協力会は8日、総会を駒ケ根警察署で開いた。正副会長の改選が行われ、会長には91年度から会長を務めてきた山浦義人さんに代わって南信精機製作所(飯島町)の片桐光繁さんが選出された。片桐さんは「スムーズに運営できるよう精いっぱい努力したい」と抱負を述べた=写真。
副会長5人には上伊那農協駒ケ根支所(駒ケ根市)の春日一衛さん、帝国通信工業赤穂工場(駒ケ根市)の松田良一さん、タカノ(宮田村)の鷹野準さん、鈴木プレス工業(飯島町)の鈴木良男さん、宮下建設工業(中川村)の宮下進吾さんがそれぞれ選出された。任期はいずれも2年。
駒ケ根署の山本修作署長は「管内の犯罪は減少傾向にあるがまだまだ多い。伊南6万人の安全を守るため、防犯体制を確立して事件が起こりにくい環境を整えていってほしい」と呼び掛けた。 -
駒ケ根市社協会長就任式
9日の理事会で駒ケ根市社会福祉協議会の会長に選任された北沢洋氏(56)=上赤須=の就任式が11日、ふれあいセンターで開かれた。北沢会長はあいさつで「福祉を取り巻く環境は大変厳しい。誰もが安心して暮らせるまちをモットーに、皆さんとともに頑張っていきたい」と述べた=写真。職員を代表して堀勝福事務局長は「これまでも市議会議長として大所高所から指導をいただいてきた。豊富な経験を持つ新会長の方針の下、職員一丸となって一層精進したい」と歓迎の言葉を述べた。
任期は2年。北沢会長は市議会議長を2年間務めたが、今年4月の市議選には出馬しなかった。 -
家族で楽しむ萱野高原自然教室
箕輪町郷土博物館の07年度新事業「家族で楽しむ萱野高原自然教室」が10日、萱野高原で始まった。初回は昆虫の名前や標本の作り方などを学んだ。
町全体を大きな天然の博物館と考え町内各地をフィールドとしたさまざまな事業をする「町内まるごと博物館事業」の一環。豊かな自然に恵まれた萱野高原で、郷土の身近な自然に親しむ。
15組の家族が登録。第1回は「いろいろな昆虫の名前を覚えよう、昆虫採集の達人になろう」をテーマに、信州大学農学部の中村寛志教授が、標本やスライドを見せながら話をした。中村教授は「世界中の生物の4分の3は昆虫。まずは名前を覚え、次に自分で標本を作って観察しよう」とし、「標本を作るときは自分の手で昆虫を殺すことになる。自分で標本を作ることで、命の大切さが逆に分かる」とも話した。
あいにくの天気で昆虫採集の時間はわずかだったが、子どもたちはチョウや小さい虫を捕まえたり、標本作りの実演を見たり、昆虫採集でチョウ、トンボ、ガを捕まえたときに使う三角紙、甲虫類に使う四角紙の作り方などを覚えた。
教室は全4回。植物、鳥類の回は信大農学部の荒瀬輝夫准教授が担当する。 -
南箕輪村議会6月定例会開会
南箕輪村議会6月定例会は11日開会し、村印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正、07年度一般会計補正予算、下水道事業会計補正予算の3議案を提出した。下水道事業会計補正予算案は即決した。
下水道事業会計補正は、収益的収入及び支出で収入を5794万2千円減額し、支出を543万5千円増額。資本的収入及び支出で収入を5934万2千円、支出を2万円増額する。
報告は村土地開発公社の経営状況、村開発公社の経営状況、繰越明許費の繰越計算についての3件。
請願・陳情は次の通り。
◇請願 ▽「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める意見書提出に関する請願書▽35人学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書提出に関する請願書▽長野県独自の30人規模学級の拡大及び市町村における自由度の拡大と複式学級の解消、県独自に教職員配置増を求める意見書提出に関する請願書
◇陳情 ▽久保原地区の冬期、児童スクールバス利用陳情書▽日豪EPA交渉及びWTO農業交渉に関する陳情書 -
登内時計記念博物館「夢の時計お絵かき展」表彰式
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館(登内英夫館長)は「時の記念日」の10日、今年初めて企画した「夢の時計お絵かき展」の入賞者表彰式を博物館ラウンジで開いた。金賞から銅賞まで6人に賞状と記念品のキャラクター時計を贈った。
夢の時計お絵かき展は4月28日から6月30日まで開催。4月20日から5月8日までの募集に約200点が集まり、館内に展示している。
登内館長と職員で審査し、金賞に辰野町の辰野東小学校3年三輪竜誠君の「ロケットの発射台時計」を選んだ。銀賞と銅賞には、花が揺れる音や花の香りがする時計、音楽をイメージし楽器が出て音楽が鳴る時計、大好きなSLをカラフルに描いた時計などがあった。
表彰式では登内館長が一人ひとりに賞状と記念品を手渡し、記念撮影をした。
銀賞、銅賞受賞者は次の皆さん。
◇銀賞▽金美怜さん(東京都中野区丸山小2年)▽日比野太一君(両小野小2年)
◇銅賞▽川島大和君(西箕輪小1年)▽榊原望愛さん(伊那小2年)▽唐沢隼多君(南箕輪西部保育園年少) -
峰丈流護身武道第1回天竜杯
峰丈流護身武道第1回天竜杯は10日、伊那市高遠町文化体育館であった。活心術峰丈流護身武道連盟主催。伊那市で開く初の大会で、上伊那支部の約100人が日ごろの鍛錬の成果を発揮し合った。
試合は組手と型。組手は幼年から一般まで11部、型は小学生と一般の3部で競った。緊張感漂う中で選手は気合十分に試合に臨んでいた。
結果は次の通り(敬称略)。
◇組手部門▽幼年の部=(1)飯島啓斗(2)松村光志▽小学1年の部=(1)三沢駿一(2)若山昴大(3)小田切赳人、伊藤怜哉▽小学2年の部=(1)田中優太(2)坂本純也(3)片桐圭斗、森脇伶▽小学3年男子の部=(1)遠藤未来哉(2)塩沢紫園(3)久保田旭一、日下佑也▽小学4年男子の部=(1)加島俊弥(2)佐藤司(3)伊沢雄人、宮島佑弥▽小学校高学年の部=(1)池上拓也(2)有賀駿(3)岡部優聡、伊藤翼▽中学生男子の部=(1)白鳥浩太郎(2)掛川恭吾(3)矢沢大基、有賀優▽一般男子の部=(1)有賀一彦(2)金沢貴美智(3)森脇聡、漆山勝▽小学女子の部=(1)岡部真季(2)唐沢遥南▽一般女子の部=(1)松下亜理沙(2)平岩みづき
◇型部門▽小学校の部=(1)原茉莉子(2)塩沢紫園(3)赤羽颯、遠藤未来哉▽一般の部=白鳥浩太郎(2)掛川恭吾 -
親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園
JA上伊那と生活部会は10日、本年度最初の「親子で集まれ!わくわくカミーちゃん農園」を開いた。今回は牛乳がテーマで、30組80人の親子が乳牛の搾乳やアイスクリーム作りなどを体験した。
上伊那地域の農畜産業の現場を体験し、農産物を食べてもらおうと3年前から実施。今回は、上伊那が長野県内で一番の酪農地帯であることから、体験を通して上伊那の酪農や牛乳に親しみ理解してもらおうと計画した。
伊那市手良の酒井牧場で乳牛の搾乳を体験し、畜舎内や機械による搾乳を見学。子牛とも遊んだ。昼食は、牛乳を使った料理「ミルクファイバーライス」を味わった。米と麦を水と牛乳で炊きピラフのようにした料理で、「3杯食べた」と話す子どももいた。
アイスクリームはミキサーで混ぜた牛乳、卵、砂糖をビニール袋に入れ、氷と塩を入れた大きな袋の中に入れて冷やし固める。子どもたちは早く固まるように氷の袋を交代にもんで、アイスクリーム作りを楽しんでいた。 -
軒下コンサート07年度第1回
伊那北高校吹奏楽部が演奏伊那市の駅前再開発ビル「いなっせ」入り口で10日、NPO法人クラシックワールド主催の07年度第1回「軒下コンサート」があった。伊那北高校吹奏楽部が軽快な演奏を披露した。
軒下コンサートは一般公募の出演者による演奏会で、6月から9月まで開く。
1週間後に定期演奏会を控えた伊那北高校吹奏楽部が出演。「学園天国」「ディズニーマジカルマーチ」などを次々と演奏した。
会場周辺には開始前から人が集まり、手拍子をしながら演奏を聞き、拍手を送っていた。
次回のコンサートは22日午後7時から、「アエラトーロ」歌・浦野純子さん、フルート・松浦美恵子さんが出演する。 -
社交ダンスサークルひまわり
南箕輪村文化団体連絡協議会所属「社交ダンスは、広く皆と楽しく踊る。和気あいあいと明るく、楽しいサークルです」
南箕輪村文化団体連絡協議会に所属し、毎週水曜日の夜7時から、南箕輪村公民館で練習している。
母体は同じく村文化団体連絡協所属の「コスモダンスサークル」。「ひまわり」は初中級レベルで、ある程度踊れるようになると「コスモ」に入会する人もいる。
「ひまわり」は発足から5、6年が経ち、現在会員は12人。「コスモ」の会員で、社団法人全日本ダンス協会連合会公認教師の山本清彦さんと有賀かず子さんが指導している。
社交ダンスは、ソシアルダンスとボールルームダンスがある。「ひまわり」は、だれとでも踊って互いに親しくなる、楽しみを重視したソシアルダンスを基にしている。スタンダードとラテンで13種目あるが、ダンスパーティーで踊る6種目から8種目を中心に練習する。
「世界共通なので、一つ覚えると世界中の人と踊れる。だから一生懸命練習して、基準の形ができるようにする」と教師の山本さん。指導者が2人いるので、分からないところはマンツーマンで教えてもらえる利点もある。会員は基本のステップや振りを教わり、何度も何度も繰り返し練習する。時には笑い声も聞こえ、真剣さの中にも楽しい雰囲気がある。
交流を大切にし親ぼくを図ろうと、ダンスパーティーのほか1泊旅行、ガーデンパーティー、自由参加のワラビ狩りや潮干狩り、花見などお楽しみもある。ワラビ狩りが楽しみで入っている人、ダンスは二の次という人もいるとか。
「ソシアルダンスは一番近くにいる男性と女性が楽しく踊る非常に身近なもの。音楽さえあれば道具はいらない。こんな素晴らしいものがあるのに、どうして皆さんやらないのかなと思いますよ」と山本さん。会長の中村栄治さんも、「全然知らない人とダンスを通じて知り合いになり、仲間の輪が広がる」と魅力を語る。
今年は、ダンスの魅力を知ってもらい仲間を増やそうと、5月から全10回の初心者講習を開いている。男性会員が少ないため、「男性にも是非入ってほしい」という。入会は随時受け付けている。(村上裕子) -
上伊那中学校総体各種結果(1)
中学校総体上伊那予選会は9、10日、バスケットボール、サッカーなど7競技を各地で開き、南信大会に出場の選手、学校が決まった。雨の影響で残りの軟式野球、ソフトテニス(団体戦)は順延となり、11日に代表校が出が決定する。
結果は次の通り。
【バレーボール】(9竏・0日・飯島中学校体育館など)
◇男子 (1)箕輪(2)飯島(3)中川(4)辰野
◇女子 (1)辰野(2)中川(3)箕輪(4)伊那東部(5)赤穂(6)高遠
※男子上位4校、女子上位6校は南信大会(23竏・4日・茅野北部中学校体育館など)に出場
【バスケットボール】(9竏・0日・南箕輪村民体育館など)
◇男子 (1)赤穂(2)箕輪(3)春富(4)辰野(5)伊那
◇女子 (1)箕輪(2)赤穂(3)伊那(4)伊那東部(5)春富
※男女各上位5校は南信大会(23竏・4日・豊丘中学校体育館など)に出場
【サッカー】(9竏・0日・箕輪中学校グラウンドなど)
(1)箕輪(2)赤穂(3)飯島(4)南箕輪
※上位4校は南信大会(23、30日・長峰中学校グラウンドなど)に出場
【卓球】(9竏・0日・駒ヶ根市民体育館)
◇男子▽個人 (1)沖村貴弘(伊那東部)(2)諏訪宝(辰野)(3)下平晋也(南箕輪)山岡孝太(南箕輪)(5)太田誠(南箕輪)上原良太(伊那東部)涌島貴之(辰野)三沢拓也(伊那東部)(9)小林大悟(赤穂)伊藤雅康(南箕輪)伊藤亮介(伊那東部)志賀拓馬(伊那東部)桑沢慎一(辰野)小松祥太(南箕輪)伊藤敬幸(赤穂)伊藤直樹(箕輪)▽団体 (1)南箕輪(2)伊那東部(3)箕輪(4)辰野(5)赤穂
◇女子▽個人 (1)根津彩香(伊那東部)(2)吉岡彩乃(伊那東部)(3)下平咲(春富)松村祐奈(中川)(5)春日江梨子(伊那東部)松下ゆかり(中川)久保村美里(伊那東部)石川沙也加(伊那東部)(9)北沢響(赤穂)林千春(辰野)冨永紗希(赤穂)河上ゆい(赤穂)中島のぞみ(中川)小沢有紀子(伊那東部)野沢佳永(辰野)巣山愛(辰野)▽団体 (1)伊那東部(2)辰野(3)赤穂(4)中川(5)箕輪
※男女個人上位16人、男女団体上位3校は南信大会(30日・県伊那勤労者福祉センター体育館)に出場
【ソフトボール】(10日・伊那市美すずスポーツ公園)
(1)伊那東部(2)伊那
※上位2校は南信大会(23日・飯田市上郷グラウンドなど)に出場
【柔道】(9日・辰野中学校柔道場)
◇男子▽個人50キロ級 (1)住井洋太(赤穂)(2)中村健太(辰野)(3)小田切健太(赤穂)(4)畑浩樹(辰野)(5)小沢達也(辰野)(6)高橋勇人(赤穂)▽同55キロ級 (1)有賀大記(辰野)(2)根橋ひかる(辰野)(3)小口高義(辰野)(4)市田隼斗(辰野)(5)今溝翔登(辰野)(6)廣野正士(赤穂)▽同60キロ級 (1)市瀬高大(辰野)(2)宮下大輝(赤穂)▽同66キロ級 (1)柳沢翔矢(辰野)(2)西川稜(辰野)(3)尾名高慎也(辰野)(4)松崎勇樹(赤穂)(5)栗林良輔(辰野)▽同73キロ級 (1)根橋健(辰野)▽同81キロ級 (1)小沢岳正(赤穂)(2)横山利輝(赤穂)▽団体 (1)辰野A(2)辰野B(3)赤穂A(4)赤穂B
◇女子▽個人 (1)有賀詩織(辰野)(2)原寿々子(伊那)(3)岩崎真由(辰野)(4)中原由貴(赤穂)(5)樋口亜紀(辰野)▽団体 (1)辰野
※男子個人各階級上位6人と団体各校、女子個人上位5人と団体1校は南信大会(24日・辰野中学校柔道場)に出場
【剣道】(9日・駒ヶ根市武道館)
◇男子▽個人 (1)宮沢圭太朗(赤穂)(2)唐沢勇樹(伊那)(3)藤沢和敏(伊那東部)(4)湯沢卓哉(赤穂)(5)馬場義邦(高遠)(6)三村風馬(伊那)(7)小椋大輔(伊那東部)(8)田中優伎(伊那)▽団体 (1)伊那東部(2)伊那(3)赤穂(4)高遠(5)辰野(6)春富(7)南箕輪
◇女子▽個人 (1)福本なつみ(春富)(2)下井雪乃(赤穂)(3)板山香純(伊那東部)(4)宮沢夢美(赤穂)(5)伊藤菜月(春富)(6)大久保若葉(春富)(7)宮原里都子(高遠)(8)新井雅菜(赤穂)▽団体 (1)赤穂(2)春富(3)伊那(4)伊那東部(5)辰野(6)高遠
※男女個人上位8人、団体上位4校は南信大会(23日・松川中学校体育館)に出場 -
東高遠地区で地区社協発足
伊那市高遠町東高遠地区社会福祉協議会の設立総会が9日夜、東高遠二番郭内生活センターであり、会長に高齢者クラブ仲よし会の柿木邦夫さんを選出した。柿木会長は「これからは隣近所で助け合っていく町にしていかなければならない。どうしても手助けを借りなければ生活できない人もおり、そういう人たちを支えていくことが地区社協の役割だと思う」と語った。
地区ごとに小規模なボランティア団体がある高遠、長谷地区にはこれまで地区社協がなかった。しかし、市町村合併に伴ない市では、地区全体のボランティア活動を包括する地区社協を組織する要請。それを受け東高遠地区では、昨年9月ころから地区内で活動する各種ボランティア団体の代表者が中心となり、設立準備を進めてきた。高遠地区では最初の地区社協となる。
今後は、各団体が取り組んできた活動をすり合わせしながら事業を展開していきたいとしている。
そのほかの地域では当面地区社協を発足する予定の地区はない。
役員は次のみなさん。
会長=柿木邦夫
副会長=志賀良雄、小田中知文 -
南箕輪村水道指定業者組合が地域の高齢者宅で水周りの点検ボランティア
水周りの点検で困っていることはありませんか竏秩B南箕輪村水道指定業者組合(加藤悦美組合長)は11日、村内に住む一人暮らし高齢者宅を対象とした水周りの点検・修繕ボランティアをした。組合に加盟する9社9人が村内の高齢者宅約30軒を訪問。蛇口のパッキンや断熱用ヒーターなどの具合を確かめた。
地域奉仕の一環として今年から始めた取り組み。水周りに関して困っている人の助けになれば竏窒ニ、一人ではなかなか修理できない一人暮らし高齢者宅を対象に、簡単な修理や水周りの点検相談を行うことにした。
参加者は、3班に別れて一軒一軒を訪問。お年寄りから調子の悪い点を聞きながら、水周りの様子を丁寧にチェックしていた=写真。
加藤組合長は「今後も継続していければ」と話していた。 -
高山植物等保護対策協議会南信地区協議会が本年度からシカ、サルなどの被害状況把握と対策の検討開始
南アルプスや中央アルプスなどで高山植物のシカなどによる高山植物の食害が深刻化する中、高山植物等保護対策協議会南信地区協議会は本年度、シカ、サルなどの被害状況把握と対策の検討に取り組む。本年度は南アルプス南部におけるシカの、中央アルプス千畳敷カールでのサルの食害を調査。その後の対策については未定だが、必要性があれば関係機関の協力を得ながら進めていきたいとしている。
同協議会は従来、入山者による高山植物の踏み荒らし防止などに重点をおいた対策措置を講じてきたが、昨年南アルプス北部において実施した調査の結果、お花畑などにおいてシカの食害が深刻化していることが判明。また、人との距離が縮まったことに伴ない、近年目撃情報が増えていた中央アルプス千畳敷カールのサルについても昨年初めて生息を調査。7月末から10月下旬まで間、50縲・0頭の2つの群れが17日間出現し、タカネヨモギ、オンタデ、イワスゲなど10種類ほどの高山植物を食べていたのを確認。実際にはそのほかの植物を食べいるものだと思われるという。 今後は更なる追跡調査で被害状況の把握に務めるが、個体数管理は難しく、ロープや網で保護できる範囲も限られてしまうため、具体的な対処策がないのが現状だという。
また、入山者などの取締り件数は前年比114パーセントの972件と増加。主には写真撮影による踏み荒らしが目立ったため、入山者の保護意識高揚に向けた取り組みた保護パトロールなども強化していく。 -
「ザ・シワクチャーズ伊那」発足
伊那市名誉市民である故高木東六さんの遺志を引き継ごうとコーラスグループ「ザ・シワクチャーズ伊那」が11日、活動をスタートさせた。市生涯学習センター(市駅前ビルいなっせ内)であった発足式では、上伊那地区から集まったメンバー約80人が高木さんの長女・緑さんから指導を受け、早速歌声に磨きをかけた。今後、12月の「い縲怩ネ音楽祭」や、県外グループとの交流などを楽しんでいく。
すでに活動している横浜市と土岐市の交流会を伊那市で開催したいという希望が一昨年あったことを機に、NPO法人クラシックワールドが発足の準備をすすめてきた。60歳以上の女性を募ったところ、辰野町から飯島町までの86人から申し込みがあった。教室は月2回で、いなっせが主会場。駒ケ根市の合唱団を受け持つ音楽療法士・藤塚禮子さんが講師を務め、高木さんの作品であるテーマ曲「ザ・シワクチャーズ・SONG」や「おやすみなさい」などに取り組む。
緑さんは「嫌なことは忘れ、楽しむことを第一に練習してください」とあいさつし、歌詞を理解して言葉をリズムに乗せる方法などをアドバイスした。コーラスの経験があるメンバー最高齢の唐沢てる子さん(81)=伊那市山寺=は「自分の落ち着くところができてうれしい。続く限りやっていきたい」と抱負を話した。
##(写真)
初回の練習では、故高木東六さんの長女・緑さんが、合唱について楽しく指導した -
宮田こだわりのマスの燻製、養魚場閉鎖で・ス煙・ス消え
宮田村新田区の平沢秋人さん、明子さん夫妻が10年かけて村の特産品に育てたニジマスの燻製(くんせい)。マスを仕入れていた近くにある天竜川漁協の養魚場が5月末で閉鎖し、地元にこだわった逸品は姿を消そうとしている。養魚場の存廃の行方は宙に浮いた状態が続いているが「とりあえず今の段階ではこれで終わり」と夫妻は話す。
9日には仕入れた最後のマスの燻製も終了。ワイン樽を再利用して手作りした「燻製器」からも煙が消えた。
「淡々とした気持ちね。宮田の味だから、村のマスじゃなければ作れないだけ。今まで続けられたのは妻のおかげさ」。
仕上った最後のマスの燻製一枚一枚に目を配りながら秋人さんはつぶやいた。
毎年、特産品を集めた県内各地のイベントに燻製を出品。極力夫妻2人で会場に足を運び、接客した。
採算を度外視し、来てくれた人たちに「ありがとね」と気さくに声をかけてサービスした明子さん。
客とのかけあいの中で認知度は高まり、交流の広がりも。みやだの燻製を求めてリピーターは確実に増えた。
養魚場閉鎖の一報を聞いて「これからどうなるの」と心配して遠方から電話してくれる人も少なくない。
村内に南信州ビールの醸造所が建てられた時、「何かつまみになるものを」と作り始めた燻製。
忙しい農業のかたわらで困難にも直面したが「それ以上の感動」にも浸りつつ、夫妻のマスの燻製づくりはひとまず休止となる。 -
リンゴオーナー開園式
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中川村のリンゴオーナー開園式は10日、サンアリーナで開かれ、名古屋市を中心に関西、関東からオーナー361家族、550人が訪れ、約400本を契約した。
内訳はふじ371本、つがる14本、陽光4本。
式終了後、各園主の案内で、契約農家、24軒のリンゴ園に移動。リンゴの木の実の成り具合や実の大きさ、枝振りなどで、「自分の木」を決め、名札を下げた。
5年前から毎年、契約している沼田正江さん(横浜市)は「中川村のリンゴは、みつがしっかり乗って甘い」と話していた。
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コムスンのサービス利用者村内で2人
訪問介護大手のコムスンが厚生労働省から事業所指定の打ち切り処分を受けた問題で、宮田村内では2人が同社のサービスを受けていることが8日、同村議会全員協議会に報告された。
議員からの質問に小田切和美住民福祉課長が答弁し、上伊那管内には訪問介護ケアセンター、多機能型居宅介護施設、認知症型対応グループホームの3事業があると説明。「(担当職員には)最善を尽くして対応するように指示している」と話した。 -
竜南保育園で未就園児親子支援を目的としたふれあい広場開催
伊那市の竜南保育園(山本くにみ園長)で8日、ふれあい広場があった。入園前の子どもとその母ら24組が集まり、同園の園児と交流したり市の栄養士から幼児の食育について学んだ。
取り組みは未就園児親子の子育て支援などを目的として市内各園で年間を通じて行われているもの。竜南保育園では年間を通じて6回開く予定で、園児との交流を主にプール遊びなどを計画をしている。
初日のこの日は、園長園児とともに手遊びで交流。また、近年の傾向として好き嫌いの多い新入園児が多いことから、栄養士による食育講をも実施。集まった母親らに対し小口まゆみ栄養士は「子どもは自分で野菜育てたり料理したりすることで『食べみよう』という気持ちが育つので、ぜひそういう経験をさせてあげてほしい。また、職場環境の変化からなかなか食事の時間帯を合わせることが難しくなっているかもしれないが、できるだけ楽しい雰囲気の中で食卓を囲んでほしい」と語った。 -
中沢小炭出し
駒ケ根市の中沢小学校(北原三千生校長)の全校児童は8日、同校の一角に設置してある炭焼き窯で今年度最初の炭出しをした。炭の取り出し口の前に1列に並んだ児童らは1人ずつ中に入り、うれしそうな笑顔を見せながらこんがりと焼き上がった炭を大切そうに持ち出した=写真。
炭焼きを指導した宮下秀春さん(73)=中沢中割=は「いい炭に仕上がっている」と満足そうな笑顔を見せ、児童らは「心配だったけどうまく焼けていてよかった」とほっとした表情で話していた。
5月21日に原木のコナラ約1500キロを児童らが窯に入れ、火をつけた後は宮下さんと教職員らが交代で昼夜の温度管理を行ってきた。焼き上がった炭は各学年で教材として使うほか、バザーなどで販売される。
同小は児童らに中沢の伝統産業である炭焼きを受け継いでいってほしい竏窒ニ92年に窯を設置し、総合的な学習の時間などを利用して毎年炭焼きを行っている。現在の窯は05年にPTAが中心となって製作した2代目の物。 -
サツキと山野草展
盆栽の愛好クラブ「一鉢会」(飯田光晴会長)は「第9回サツキと山野草展」を駒ケ根駅前ビル・アルパ3階多目的ホールで10日まで開いている。約20人の会員が展示会に合わせて咲かせたサツキや、丹精込めて育てたさまざまな山野草の鉢植えなど約80席を展示=写真。訪れた人たちのため息を誘っている。会員らは「ちょうど見ごろに咲かせることができた。それぞれの花の彩りを楽しんでほしい」と話している。
会場では格安のチャリティ販売も行っている。
入場無料。午前9時縲恁゚後4時。 -
名水地ビール災害乗り越えて「梅が里麦酒」7月発売
豪雨災害乗り越えて名水地ビール今年も‐。宮田村の住民有志でつくる村おこし実行委員会は、村内の酒販店と協力して「梅が里麦酒(ビール)」を7月6日に発売する。昨年まで2年間は「伊勢滝の風」の銘柄で村内の山中にある同滝近くの湧き水を原料に用いたが、昨年7月の豪雨災害で取水困難に。しかし「定着してきた特産ビールを絶やすまい」と、村の伝説にちなみ誕生した梅公園(新田区)の湧き水を新たに用いて、再出発する。
9日は現地で採水祭を開き、関係者約20人が出席。梅伝説で交流のある奈良県五條市御霊(ごりょう)神社の藤井治宮司を招いて神事を行った。
村内に醸造所がある南信州ビールに製造委託。1000リットルを製造し、330ミリリットル瓶で3千本を村内酒販店6店のみで限定発売する。
中央アルプスの山麓にある梅公園の地下から湧出する水は「硬さもあり、ビール原料に適している」と同醸造所の竹平考輝さん。
ドイツ風ホップを用いて、今までの同社製品にないキレのあるタイプに仕上るという。
名水地ビールの火付け役となった「伊勢滝の風」。最初に立案した酒販店活性化委員会の細田健一委員長は「今年はどうなるかと考えていたが、また多くの人に飲んでもらえる」と新製品を歓迎。
水と梅をキーワードに村の活性化に取り組んできた村おこし実行委員会の平沢英夫会長、田中一男副委員長は「活動の集大成。素晴らしいビールになるはず」と期待を寄せた。 -
伊那のお産を考えるつどい
伊那中央病院で9日、「伊那のお産を考えるつどい」があった。午前の部には子育て中の母親や妊婦、医療関係者など約30人が参加。横浜市で出産・子育て支援活動に取り組みながら、「お産ネットワークREBON」のスタッフなどを務めている熊手麻紀子さんを迎え、支える家族や助産婦が妊婦のためにできることなどを考えた=写真。県看護協会伊那支部助産師職能主催。
熊手さんは産院を選ぶことができた以前と異なり、今は全国的な産科医不足から、帝王切開の妊婦が県を越えて搬送されることもあるひっ迫した状況を指摘。一方で「スタッフがいるうちに」と妊婦を説得し、薬や帝王切開で出産日を早めるなど、お産そのものをコントロールしようとする産科医が増えている現状を示し「こうした問題は国や行政がどうにかしてくれるというものでなく、市民の側からどうにかしていかなければならない状況になっていきている」と語った。その後、参加者一人ひとりがこの問題に対してできることを考えるワークショップを展開。また、不安を抱える妊婦を支える側の家族や助産師が抱きしめたりなでたりしてあげることで、気持ちが満たされ、不安を緩和させる効果があることなどを示し「妊娠中にあらゆるハグを受けた女性はその後、それを子どもや周りの妊婦さんに対しても伝えていくことができる」と語った。
参加した妊婦の一人は「実家にいるので甘えてばかりだったが、自分もしっかり頑張っていかないとと思った」と話していた。
また、午後は医療者や看護学生によるワークショップもあった。 -
高遠スポーツ公園の屋内プールがオープン
6月に入り9日、伊那市内ではいち早く高遠スポーツ公園の屋内プールがオープンした。初日の無料開放には小学生など約35人が訪れ、久々のプールを楽しんだ=写真。
天候の影響で2日の予定から1週間延期してオープンとなったが、この日もあいにくの曇り空。プールに入りたくなるような暑さはなかったが、午後からは町内の子どもたちが集まりはじめた。
初日としてはそれほど多い人数ではなかったが、多い時には500人以上が利用することもあり、18年目となった昨年は入場者30万人を突破している。
この日訪れた児童は「楽しいけど冷たい」と友人らとともに水中遊びを楽しんでいた。
営業時間は午前10時縲恁゚後9時(当面は午後6時まで)。入場料は一般200円、中学生以下100円、3歳未満は無料。営業は9月30日まで。
屋外の遊泳プールのオープンは7月7日の予定。 -
福与城と風林火山シンポジウム16日開催
箕輪町教育委員会は16日、「福与城と風林火山シンポジウム」を町文化センター学習室で開く。
シンポジウムは、戦国時代の箕輪町の歴史の中で重要な部分を占める福与城を取り巻く歴史を中心にした講演とパネルディスカッション。
講演は伊那市文化財保護審議委員の久保村覚人さんが「風林火山 伊那谷をゆく」と題して話す。
パネルディスカッションの内容は▽大河ドラマ「風林火山」を見て感じること▽歴史の復元時に用いる史料▽武田の伊那侵入について▽福与城の戦い-などを予定する。パネリストは研究者の小沢聡さん、市川脩三さん、文化財保護審議会長の蟹沢廣美さん、博物館学芸員の柴秀毅さん。助言者は久保村覚人さん。
午後1時開会。講演1時10分縲・時半、パネルディスカッション2時45分縲・時半。
パネルディスカッションで進行係を務める町公民館長の柴登巳夫さんは、「福与城の戦いは解釈がいくつもある。少しでも福与城に関心を持ち、理解を深めてもらう機会になれば」と話している。
◆NHK大河ドラマ「風林火山」巡回パネル展・福与城復元模型展
箕輪町文化センターで8日、NHK大河ドラマ「風林火山」巡回パネル展・福与城復元模型展が始まった。
巡回パネル展は、ドラマのアウトラインや登場人物関係図、メイキング、ストーリーなど作品紹介パネル8枚、千曲市と長野市で行われたロケの様子を紹介する長野県ロケ風景パネル12枚の計20枚。
福与城復元模型は、町郷土博物館職員が制作。16世紀中ごろの戦国時代の福与城を500分の1の縮尺で再現している。
展示は18日まで。 -
神子柴園芸クラブ
山野草盆栽展示会南箕輪村神子柴公民館で活動する神子柴園芸クラブ(20人、中山銀子郎会長)の山野草盆栽展示会が9日、神子柴公民館で始まった。サツキの盆栽、緑が美しい山野草などが並び、訪れた人々が熱心に観賞している。
作品は盆栽、寄せ植え、石付きなど約130点。会員が1人3、4点から多い人で15点ほどを持ち寄った。立派なサツキの盆栽をはじめ、ウマノスズクサ、枝垂れ桑、ハナイカダなど多彩にそろっている。石付きはサツキ、シャクナゲ、イワシバ、シノブなど7種類を挿した作品もある。
山野草の美しさだけでなく、見る人に総合的な美を-と、鉢や花台にも気を配って展示している。
同クラブは毎月1回の例会で各自が育てている植物を持ち寄って学ぶほか、植え替えや挿し芽の講習会、年1回の研修視察旅行などで楽しく学んでいる。
クラブ発足10周年の今年は、特別イベントとして会場で無料の包丁研ぎもしている。苗の販売もある。10日は午前9時から午後4時まで。 -
救急医療体制 上伊那医師会の応援を求める
伊那中央病院の地域救急医療センターに4月まで6人いた専従医師が7月から2人に減る。24時間の救急医療体制を維持するため、伊那中央行政組合は8日夜、救急医療体制に関する対策会議を開いた。上伊那医師会に、平日午後5時半縲・1時半、外来で済む第1次医療の診療に協力を求め、理解を得た。具体的な内容は今後、詰めていく。
救急医療センターは、第1次医療から救急処置が必要な第3次医療まで専従医師がみる体制をとっているが、マンパワーが必要となる。院内の他診療科医師が当直に当たる体制を調整中。市内の診療所医師も手伝う。
時間外の患者は平日が平均50人で、そのうち入院を必要とするのは1割程度という。「昼間は仕事で休めない」と夜間診療として受診するケースも目立ち、受け切れなくなる状況。
小川秋実院長は、センターの実情を踏まえ▽平日午後5時半以降の応援▽日曜当番医の夜間の拡大竏窒ネど対応策を提案した。
医師会の正副会長や常務理事などから、人員の確保や診療に対する不安などのほか、地域住民に対して救急センターと夜間診療の違いを徹底することも挙がった。
休日の充実については、できないと見解を示した。
開院当初から医師会の協力を得ているが、組合長の小坂樫男市長は「公共病院の使命から、24時間体制をやめることはできない」と協力を求め「医師の確保に努力するが、難しい。長期的な対策も模索したい」と述べた。
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救急医療体制に協力を求める