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【記者室】民謡「御嶽山」
民謡「御嶽山」が縁で、南箕輪村の御嶽山保存会と木曽町の木曽節保存会の交流が始まった。木曽の保存会は「『御嶽山』は木曽にとっても重要。ぜひ覚えて残していきたい」と熱心。村の保存会も交流の発展に期待を寄せる▼村の無形文化財「御嶽山」は、元は木曽から伊那に伝わり村の大泉地区に残ったもの。1696年に伊那谷と木曽谷を結ぶ権兵衛峠が整備されてから広く伝播したといわれるが、300年以上の年月を経て権兵衛トンネルができ、今度は伊那から木曽への“里帰り”となった▼「御嶽山」は村内でも一時途絶えていたが、後世に残そうと組織された保存会が守り伝えてきた。その熱い想いが峠を越え、木曽の保存会を引き寄せたのかもしれない。(村上裕子)
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第14回伊那市長杯争奪ソフトボール大会
第14回伊那市長杯争奪ソフトボール大会(市ソフトボール協会など主催、KOAなど後援)が17日、市営球場、県営伊那球場など3会場であった=写真。一般男子、シニア男子、中学女子の3部門で優勝を決めた。
参加は一般男子の部13チーム、シニア男子の部4チーム、中学女子の部3チームの計20チーム。一般、シニアはトーナメントで、中学女子は総当りで勝負を決した。
結果は次の通り。
【一般男子】(1)アスター(2)パイレーツ(3)天竜ザザムシ、山本ジャイアンツ
【シニア男子】(1)手良球友(2)伊那勘太郎クラブ(3)アルプス美篶
【中学女子】(1)東部中学校A(2)伊那中学校(3)東部中学校B -
フラメンコフェスタ 熱気に包まれる
伊那市日影のカフェ・レスト「茶歩林(チャップリン)」で月1回、「フラメンコ・フェスタ」が開かれている。フラメンコ愛好者らが集い、生のギター演奏に合わせて楽しく踊り、店内は熱気に包まれる。
3年半のフラメンコ経験を持つ店主・田畑恵子さん。「おなかいっぱい食事を食べて、酒を飲んで、フラメンコを踊って楽しもう」と1年ほど前から閉店後の店を開放し、フェスタを開いている。
15日夜は地元をはじめ、駒ケ根市、諏訪市などから、フラメンコ教室に通う女性ら約30人が集まった。
店内に踊り場を設け、ギター演奏が響く中、「セビジャーナス」「タンギージョ」「タンゴ」などを踊った。来店者のリクエストにも応じ、徐々に踊りの輪が広がっていく。
フラメンコを始めて2年になる市内東春近の公務員女性(41)は「タップや腰の振りなど踊りを覚えるのが難しいけど、リズムに引き込まれ、感情が入って体が動く」とフラメンコの魅力を話す。
フラメンコを踊るほか、スペイン語の歌を練習したり、来店者同士で踊り方を確認し合ったり。ほかの人の踊りを見ることで「もっとうまく踊りたい」と思う人も少なくないという。
「レッスンを受けていても覚えるのに精一杯で、楽しむところまでいかない。楽しむことで、フラメンコ人口も増えると思う」と田畑さん。
開催日は土曜日で不定期。フェスタの日に次回の日程を決める。次回は10月27日午後7時から。
問い合わせは、同店(TEL78・7394)へ。営業時間は午前8時縲恁゚後5時。日曜日定休。 -
キルト仲間12人の作品展
伊那市生涯学習センター2階ギャラリーで18日、キルト展「秋の夜長の針仕事」が始まる。伊那市を中心としたキルト仲間12人(中学生含む)のパッチワークや小物約100点が並ぶ。23日まで。
展示会は初めてで、趣味として取り組むメンバーが作品を見てもらおうと自信作を持ち寄った。
作品は、花柄や幾何学模様、1縲・2月を表したひな人形やこいのぼり、クリスマスツリー、誕生日を祝うものなどほとんどがオリジナルデザイン。着物をほどいた布を使うなど配色も多彩で、作品にそれぞれ個性が出ている。一番大きなものは、2メートル四方ある。
井上みすず代表=伊那市東春近=は「糸と針があれば、どこでもできる。一針ずつ時間をかけて縫う大変さもあるけど、夢があって楽しい」と話す。
会場では、メンバーが型紙など作品作りのの相談に応じる。
開館時間は午前9時半縲恁゚後6時(最終日5時)。21、22日は延長する。 -
伊那・木曽地区少年野球大会 16チーム熱戦
第1回伊那・木曽地区少年野球大会が17日、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドと手良総合グラウンドの2会場であり、両地区の子どもたち約320人がスポーツ交流を楽しんだ。スポーツ少年団などでつくる「伊那・木曽地区少年野球」の主催、中川新聞店など後援。
伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルが開通し、昨年9月、両地区のチームによる交流試合を開いたのをきっかけに同大会運営組織を結成した。初回は伊那地区10チーム、木曽地区6チームの計16チームが参加した。
大会はトーナメントで、決勝と準決勝は10月上旬に開く予定。初日は1、2回戦を戦った。会場には保護者らが大勢かけつけ、わが子に熱い声援を送った。宮原崇大会長は「子どもたちだけでなく、親同士の交流を広げるきっかけにもなれば」と期待している。
大会初日の結果は次の通り。
【1回戦】▽西友クラブ13竏・福島クラブ▽南木曽学童野球クラブ8竏・富県スポ少▽上松クラブ14竏・西南ブルース▽長谷スポ少5竏・伊那ドリームズ▽伊那スターズ13竏・開田クラブ▽高遠スポ少6竏・三岳クラブ▽木祖村学童野球6(大会規則で勝利)竏・西春近スポ少▽手良スポ少4竏・伊那中部スポ少
【2回戦】▽西友クラブ16竏・南木曽学童野球クラブ▽上松クラブ8竏・長谷スポ少▽伊那スターズ4(大会規則で勝利)竏・高遠スポ少▽木祖村学童野球4竏・手良スポ少 -
秋のツキノワグマの出没予測
県林務部はこのほど、秋のツキノワグマの出没予測をまとめた。ツキノワグマのえさとなるコナラ、ミズナラなどの堅果類の豊凶調査結果は「並作から不作」で、凶作だった昨年と比べ、出没は少ないと推測しているが、キノコ取りなどで山に入る場合はクマと遭遇する可能性があるため、十分な注意が必要としている。
クマは冬眠に備え、秋に堅果類を食いだめするが、山の堅果類が不足の年は、えさを求めるクマが人里へ出没する傾向にある。
今年の堅果類の実り状況は、コナラ、ミズナラが並作から不作、ブナが不作(高標高地域で凶作傾向にあり)、クリが並作となっており、昨年よりはえさ不足にならないと考えられるが、昨年の異常出没で里に慣れてしまったクマが里に下りてくる可能性もあるとしている。
対策としては▽クマの出没が多い早朝、夕方に山ぎわに出かける時は徳に注意するとともに、鈴やラジオを携帯すること▽クマのえさとなるような不要な果実(柿など)や生ごみなどは適切な処理を行うこと▽山へ入る時は複数で行動すること▽遭遇した場合はクマから目を離さずにゆっくりとその場を離れること竏窒ネど。
また、目撃した場合は市町村役場か最寄りの地方事務所林務課に連絡するを呼びかけている。 -
ボーイスカウト伊那第1団が入隊式とカントリー大作戦を実施
「スカウトの日」に合わせてボーイスカウト伊那第1団(中村洋団委員長)は17日、「スカウトカントリー大作戦」を展開した。保育園、幼稚園の年長から大学生まで45人が参加。伊那公園周辺地域でごみ拾いに励んだ=写真。
「スカウトの日」は、地域貢献を目的として展開しているもので、この日に合わせて全国のスカウトらは一斉に清掃奉仕活動を行っている。
伊那第1団では、二手に分かれて伊那公園周辺から伊那市駅周辺までを2時間ほどかけて点検。ごみ袋を持ちながら歩道を見回り、落ちているごみをくまなく拾い集めていた。
また、スカウトの日に合わせて入隊式と上進式もあり、ビーバー隊に2人、カブ隊に1人の仲間が新しく入隊した。 -
赤そばが5分咲き
中川村田島の転作田約2・5ヘクタールに作付けされた赤そばが5分咲きになり、15日から「赤そば花まつり」が開かれ、近隣や関西、中京方面からのツア客でにぎわっている。
花まつりは10月8日まで、満開は9月下旬から10月上旬。祭り期間中はテント市を開催、中川村の農産物や農産加工品などを販売するほか、赤そば乾麺や赤そばクッキー、赤そば茶、赤そば豆腐、そばまんじゅうなども多彩なあかそば商品もそろった。
また、今年から村内7店舗で赤そばを使った手打ちそばを提供している。
祭り期間中の16日はバイオリンの演奏、23日アルプホルンの演奏、30日陣馬太鼓演奏などのイベントを予定する。時間はいずれも午後1時30分から2時30分まで。
赤そばは信大の氏家暉男元教授とタカノが共同で品種改良した高嶺ルビー。真紅の花を楽しむだけでなく、そばの味も良い。 -
飯島町2小学校で運動会
飯島町の2小学校で15日、秋の大運動会を開いた。短期間の集中練習で培った技と力、協力する心をグラウンドいっぱいに繰り広げた。
このうち、飯島小学校では、「赤勝て、白勝て」と互いにエールを交換し競技開始。力の限り走り抜いた5年生の短距離走、かわいらしい1年の表現「ゆうえんちにいこう」と続いた。
子どもとみまもり隊、来賓による玉入れ「これからもよろしく」、力と力がぶつかる、迫力満点の男子「棒倒し」、女子の「騎馬戦」など採点種目17種目を含む28プログラムの最期は全校ダンスで締めくくった。
一方、七久保小学校は「秋風をいっぱいうけて、やりぬこう!!」をスローガンに、運動会定番の短距離走、大玉送り、綱引と続いた。マラソン「秋風を切って」では高学年、低学年に分かれてスタート。長距離を懸命に走る姿に、応援にも熱が入った。このほか、4、5、6年が帽子を取り合う「七久保ケ原の合戦」、男女別の紅白リレーで盛り上がった。
保護者らはPTA種目に出場したり、ビデオカメラを回し、わが子のナイスショットを狙ってシャッターを押すなど家族で運動会を楽しんだ。 -
中川西小・東小で運動会
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中川村の2小学校で15日、さわやかな秋風が吹きぬける校庭で、秋の大運動会を開いた。
このうち、東小学校では1、2、3年生のかけっこに続き、1本の綱に力と心を合わせ全力で引いた4、5、6年の綱引。2回戦は走って、綱に飛びつき引き始めるというルール、力と敏しょうさで勝敗が決まった。祖父母と低学年児童が協力しあって玉を投げ入れる「大空に向かって」。迫力満点の騎馬戦「大草城の合戦」。練習の成果を披露した組体操「未来につなぐ橋」など、採点種目13を含む23プログラムのラストは全校による「豊年おどり」で飾った。
一方、西小学校は「西小風林火山みんな一丸勝利をつかめ!」をスローガンに、全力で走り抜けた5年の「音より早く」で競技スタート。1本の竹に群がり、懸命に引いた「竹取物語」。運動会定番の綱引や大玉送り、1、2年のかわいらしいダンス「さんらんぼーず」。迫力満点の「風林火山 牧ケ原の戦い」と続いた。最初は全騎馬が総掛り、2回戦は武田軍、上杉軍に分れ一騎打ちで盛り上がり、採点種目11種目を含む21プログラムを楽しんだ。 -
骨董(こっとう)「ゴリラ」の高橋晃史さん(63)飯島町七久保
「古い物は長い間受け継がれてきた、頑固もの。親父やお袋、ふるさとへの郷愁を感じさせる」。
1944年満州に生まれ、引揚後は父の実家、仙台市で育った。地元の高校卒業後、上京し、七宝焼の会社に入社。以来、15年間、七宝焼の創作に励む。「ガラスに金属を焼きつけ、貴石のような美しい作品を作る。窯から出した時の瞬間の輝き、物づくりの醍醐味を感じた」。物作りが好きで、七宝焼のほか、彫金、彫刻、額縁、菓子づくりも手掛けた。
12年前、山のある風景にひかれ、長野県に通っているうちに、飯島町七久保の千人塚公園に空き店舗を見つけ「池があり、桜があり、山並が見える。春夏秋冬、風景が変わる、県内でも1番いいところ」と、すっかり気に入り、借りることに。「この店舗でどんな商売をしようか」と考えている時に、長野五輪に合わせ、「長野の食材を世界に広めよう」という運動の一環で、料理コンクールの公募があった。「料理」「土産品」「軽食」の3部門があり、地元産のリンゴやブトウ、アンズなど果物を入れた、ハート形の創作焼菓子「ビーンズハート」で「軽食部門」に応募。千人以上の応募の中から見事3位入賞を果たした。
菓子のネーミングを社名にし、菓子販売に合わせ、借りた店舗で喫茶営業も始めた。7年間、喫茶と菓子の製造販売に精を出したが「物づくりはできても、商売は自分の性に合っていない」と、見切りをつけ、20年前に「古物商」の認可を受け、菓子製造の傍ら、細々と商っていた骨董一本に切り替えた。
8月下旬に「近くに道の駅もあり、商売には道便の良い方がいい」と千人塚公園から移転、広域農道沿いに、古布の店「にんじん」と共同店舗を構えた。
店内には家具類、特に時代たんすが好きで、仙台たんす、大江水屋たんす、最上たんす、二本松たんすなど様々なたんす30さおを展示する。蔵戸、火鉢、時計、ランプ、茶道具、つぼ、陶器、敷物、古民具、珍品など色々。「穴の開いた鉄びんは花生けに、蔵戸はテーブルにするなど、本来の用途にこだわらず、独自の使い方を見出すのが楽しい。新しい物は物としか見られないが、骨董はどんな人が使っていたのか、物のたどった履歴、ドラマをそれぞれの感性で見ることができる」と骨董の魅力を。
「ゴリラ」のネーミングは社名「ビーンズ・ハート」よりも、ユーモラスで骨董のイメージ「頑固もの」に合っているとか。
なお、広い駐車スペースを利用し、10月から、土日曜日に朝市広場を開催する計画で、現在、出店者を募集している。
「ゴリラ」の営業時間午前10時縲恁゚後6時。詳細はゴリラ(TEL86・6539)(大口国江) -
知事杯争奪卓球大会 中南信約400人で熱戦
第56回知事杯争奪卓球大会(上伊那卓球連盟主催)が17日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館であり、地元を中心に中南信地域から集まった約400人が熱戦を繰り広げた。
県卓球連盟所属の選手が参加するオープン戦。本年は小学3年生から60歳代の老若男女がエントリーし、男女別のシングルス、ダブルスのトーナメント戦で、それぞれ腕を競い合った=写真。
結果は次の通り。
【男子】
▽シングルス(1)内山大輔(松商学園高校)(2)児玉健人(松商学園高校)(3)田中学(楢川卓研)宮沢正起(松本市役所)
▽ダブルス(1)井岡雅彦・宮沢正起(岡谷市役所・松本市役所)(2)岡野研二・三宅博昭(鎌田クラブ)(3)内山大輔・児玉健人(松商学園高校)下島博人・宮嶋栄次(駒ヶ根クラブ・飯田市役所)
【女子】
▽シングルス(1)棚田裕美(松商学園高校)(2)土屋明日香(松商学園高校)(3)畠山裕圭(松商学園高校)松島沙季(松商学園高校)
▽ダブルス(1)畠山裕圭・土屋明日香(松商学園高校)(2)松島沙季・遠藤真梨(松商学園高校)(3)牛山雅美・柴美由紀(伊那西高校)棚田裕美・大西友紀(松商学園高校) -
不当要求に役場組織で対応、長崎市の事件教訓に
宮田村は不当要求行為等の防止に関する要項を20日付けで制定する。暴力団幹部の不当要求が市長の殺害にまで発展した長崎市の事件を教訓に、職員の安全と適正な職務執行を守るために役場組織として迅速な対応を図る。
村総務課によると、物品購入の強要を中心に呼び出しや嫌がらせ電話など、不当要求に準ずる行為が年に数件あるという。いずれも大きなトラブルには発展していないが、村長に対するものもある。
要項では行為が発生した場合に、副村長を会長とする対策委員会を召集すると盛り込んだ。緊急を要する時は、所属長が速やかに警察などへ通報するよう明記もしている。
要項の制定については14日の村議会総務文教委員会に報告した。 -
秋色満載、森の演奏会
宮田村の音楽指導者らでつくる宮田ミュージックサークル(MMC、瀧澤智恵子代表)は17日、森の演奏会を駒ケ根市福岡の養命酒駒ケ根工場ロビーで開いた。地元や工場見学の観光客ら100人余りが、趣向を凝らした・ス秋色・ス満載のコンサートを堪能した。
緑の木々に囲まれたガラス張りのロビーが会場。電子ピアノの伴奏で、吹き抜けの天井にも届く清らかな歌声も響き渡らせた。
モーツアルトからミュージカルの名曲まで多彩な演目。「千の風になって」は会場と一緒に歌ったほか、童謡の「里の秋」や「赤とんぼ」など秋を感じさせる曲も散りばめた。
各所で演奏活動を行っているMMCだが、同工場で開くのは初めてで、敬老の日にちなんで誰もが楽しめるようにと企画。訪れた人たちは風薫る初秋の風景に包まれながら、音楽の楽しさを五感で味わっていた。 -
秋季北信越高校野球県大会南信予選第5日
第117回秋季北信越高校野球県大会南信予選第5日の15日、県営飯田野球場で準決勝2試合があった。上伊那勢は辰野と伊那北が対戦し、6竏・で辰野が勝利した。第6日の16日は、同球場で辰野竏忠コ伊那農業の決勝、伊那北竏忠ェ谷南の3位決定戦がある。
▽準決勝【県営飯田野球場】
伊那北
003000000=3
00300003×=6
辰野 -
かんてんぱぱホールでキルトガッセ秋のフェスタ展
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで18日まで、「キルトガッセ秋のフェスタ」が開かれている。自然の素材でつくるのれんやバック、小物など約300点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
伊那市福島にある「キルトガッセ」のオーナー根津幸江さん(52)の作品展で2年目。 会場には「インテリアからお出掛けのファッションまで」をコンセプトにしたさまざまな作品が並んでおり、綿や絹、柿渋などの天然素材を使った普段の生活の中に溶け込むようなデザインが多い。
今回は小物のほか、のれんやタペストリーなどを前回より多めに展示。また、ちりめんを取り入れた小物もあり、訪れた人は「かわいいね」などと話しながら作品に見入っていた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。 -
【駒ケ根市社会福祉協議会ボランティア・コーディネーター 安部宏美さん】
山形県で生まれ育った。大学を出るまではずっと山形に住んでいたが、途上国の支援をボランティアで行うJICA(国際協力機構)青年海外協力隊に応募して合格したことが人生を大きく変えることになる。
派遣先はインド洋に浮かぶ熱帯の島国スリランカ。大学で家庭科の教員免許を取得していたことから、福祉センターで現地の女性の自立支援のために洋裁や手芸の指導に当たった。
「最初は言葉が通じなくて困りました。文化や生活習慣もまったく違うので、1年間ぐらいは慣れるのに精いっぱい。指導どころではなかった。でも現地の人たちはみな親切で、私のことをいろいろと心配して家に呼んでくれたり、困りごとはないかと気にしてくれたりしました」
2年間の海外生活を終えて帰国後、派遣が縁でJICA調整員と結婚。夫の転勤により、今度はネパールで生活することになった。その後も駒ケ根、バヌアツ、再びネパールと各地を転々。
結婚してからはずっと主婦として暮らしてきたが、さまざまな経験を重ねるうち、社会福祉に携わりたいとの思いがつのっていた。
「若い時は、福祉って自分と関係ない遠い世界という認識でしかなかったのが、さまざまな地域で人々の暮らしを見ているうちに、日常の生活と一体化した、みんなに関係ある身近なことだと思うようになったんです」
生まれた3人の子どものためにも生活の本拠が必要と、青年海外協力隊訓練所のある駒ケ根の地を選んで家を建てた。市役所の登録ヘルパーとして高齢者の世話などを始めたが、もっとレベルアップを図ろうと通信教育で社会福祉士の資格を取得。市社協で働き始めた。
◇ ◇
当時、駒ケ根近辺にたくさん住んでいる外国人らに対して、支援の手を差し伸べる必要があるのではないか竏窒ニいう声が市民の間から上がっていた。市社協には外国人支援を担当する部署はなかったが、関係者を集めて話を聞くなどして意見の調整に当たった。その後有志が集まって民間ボランティア団体を組織する運びとなったが、その設立過程に中心的にかかわった熱意が認められ、正式に国際ボランティアの担当者となった。現在もコーディネーターとしてさまざまなイベントの開催にかかわる一方、各方面からの相談や問い合わせに応じるなど、市民と外国人とのパイプ役として活躍している。
「海外生活では困ったことがたくさんありました。文書が読めないとか、システムが分からないとか、もう本当にいろいろ。日本人学校がなかったから子どもの教育についても心配でした。海外協力隊員としての経験がある自分でさえそうだったんですから、日本で暮らしている外国人はなおさらだと思います。今の仕事を通じてこれまで自分が受けた親切を返すつもり。少しでも彼らの役に立てればうれしいですね」
(白鳥文男) -
岡野兄弟津軽三味線コンサート
津軽三味線デュオとして人気の岡野将之(19)哲也(17)兄弟のコンサートが15日、駒ケ根市の市文化会館大ホールで開かれた。アルプス中央信用金庫年金友の会主催。ステージに登場した兄弟は津軽三味線特有の激しいばちさばきから大音量の迫力のある音を繰り出し、速い旋律が続く部分でもぴったりと息の合った演奏を聴かせた=写真。
兄弟は津軽三味線全国大会のジュニアの部優勝などの実績があり、国内外でコンサートを行うほか、テレビ、ラジオなどにも出演している人気、実力とも折り紙つきの2人とあって約900人の聴衆が客席を埋め、2人の見事な演奏に聴き入った。
津軽手踊り、津軽民謡の中野みち子も出演したほか、前座として地元駒ケ根太鼓の演奏も披露され、大きな拍手を受けていた。 -
駒ケ根市5小学校で運動会
秋晴れに恵まれた15日、駒ケ根市内の全5小学校で一斉に運動会が開かれた。児童らは玉入れ、綱引き、騎馬戦などのほか、かけっこやリレーなど次々に行われる競技に張り切って登場し、応援に訪れた保護者らの大きな声援を受けて精いっぱいの頑張りを見せた。
綱引きや騎馬戦など団体種目での楽しそうな笑顔とは打って変わって、各学年ごとに行われるかけっこでスタート順を待つ児童らの表情は一様に緊張気味だったが、号砲とともにスタートし、夢中で走ってゴールした後には、一転して満足感と達成感で輝く笑顔がこぼれていた。
訪れた保護者らは、懸命に競技に取り組む児童らの表情を残そうとカメラやビデオカメラを向けたり、頑張るわが子に届けとばかり「いけ」、「頑張れ」などと大きな声援を送っていた。 -
宮田小学校運動会
宮田村の宮田小学校はさわやかな秋晴れとなった15日、校庭で運動会を開いた。学年ごとのかけっこや綱引き、全校での大玉送りなどが次々に行われ、張り切って登場した児童らは応援に駆けつけた保護者らの大きな声援を受けながら懸命に競技に取り組んだ。
組体操「ふるさと宮田」では6年生児童が最上級生らしい見事な演技の数々を披露し、見詰める保護者や下級生らの大きな拍手を受けていた。
運動会の最後を飾る代表選手のリレーでは手に汗握る熱戦が展開され、校庭に大歓声が響いた。 -
西原ぶどう祭にぎわう
中川村片桐の西原ぶどう生産組合(15軒)のブドウ園内の農村交流施設で15、16日、ぶどう祭を開催。村内外からぶどう狩りに訪れた来場者でにぎわっている。
現在、早生系の藤稔(ふじみのり)、多摩ゆたか、安芸(あき)スイートが中心で、初日は関西、中京方面から観光バス17台が来場。ツア客らは大房をはさみで切り取り、園内でほおばったり、5キロ、10キロと買い求めていた。
施設内では豚汁が振舞われ、ブドウと豚汁で、「食欲の秋」をたん能していた。
浜松市から訪れた松本孝さん・小山直之さんの2家族10人はブドウをほおばり「甘くて最高においしい」と笑顔を向けた。
16日も豚汁サービス、焼肉コーナー(自費)を行う。ぶどう狩りは10月21日まで、早生系に続き、中性種のシナノスマイル、ピオーネ、ナガノパープル、晩生の高妻、ロザリオビアンコと続く。入園料(食べ放題)は大人千円、小学生未満半額。直売は1キロ900円。 -
飯沼の棚田で稲刈り
中川村大草飯沼地区の棚田で15日、稲刈りがあった。
飯沼地区農業活性化研究会(入田護会長)の会員ら約15人が2台のコンバインとバインダー1台で50アールに実った酒米ミヤマニシキを刈り取った。
同会は5月26日に手植えと田植え機で植え付け。順調に生育、秋陽気に恵まれ、上々の出来映え。
収穫した米は村内の米沢酒造に玄米で持ち込み、特別純米酒「おたまじゃくし」になる予定。
入田会長は「ずっしり重く、粒も大きい。昨年以上の豊作になりそう」と話していた。 -
全国高校サッカー選手権県大会第4日
第86回全国高校サッカー選手権県大会第4日の15日、松本平広域公園サッカー場など3会場で3回戦8試合があった。上伊那勢の伊那弥生は、伊那市陸上競技場で松本美須々と対戦し0竏・の大敗。県高校総体ベスト4を相手に、一矢を報いることができなかった。
伊那弥生は、格上の松本美須々に対し、前半から積極的に攻撃を仕掛ける。しかし、右サイドを中心に攻め込まれると前線と中盤の選手が引きずられ終始、防戦一方の展開を強いられる。個人技などでゴール前へ突破する場面もわずかにあったが、いずれも得点できなかった。
第5日の16日は、同陸上競技場で辰野が武蔵工大二と3回戦を戦う。 -
上伊那管内の100歳以上の高齢者は状況
敬老の日に合わせて上伊那地方事務所は、上伊那管内の100歳以上の高齢者は状況を公表した。上伊那管内で今年100歳以上となる高齢者の数は男性9人、女性59人の合計68人。昨年に比べ、20人の増加となった。
女性の100歳以上が男性の6倍以上となっているほか、市町村別では、伊那市が最も多い30人となっている。
男性の最高齢者は明治36年12月生まれで現在103歳の宮下貞美さん(伊那市)、女性の最高齢者は明治31年7月生まれで現在109歳の平沢由子さん(駒ケ根市)。平沢さんは県内でも最高齢者となる。
また、県内の100歳以上高齢者数は、男性105人、女性662人となっている。 -
稲刈り始まる
実りの秋を迎え上伊那各地の水田では、稲刈りが始まった。黄色く色付いた水田では、農業者らが協力し合いながら収穫時期を迎えた稲の刈り取り作業に励んでいる=写真。
15日から稲刈りを開始した箕輪町の南部営農組合では、午前10時ころからあきたこまちなどのほ場で作業を開始。約8アールをコンバインで収穫し、この日から稼動し始めた辰野町のライスセンターへと運んだ。コシヒカリは18日から刈り取りを始める予定だという。
上伊那農業協同組合(JA上伊那)によると、今年の生育状況は、7月の低温で出水の時期が4、5日ほど出遅れたが、その後、天候の良い日が多く、順調にきていた。しかし、9月に入ってからは曇天が続き、その影響でコシヒカリなどは刈り取りを3日ほど遅らせることとなった。
JA上伊那では、9月に行った坪刈りの結果から、本年度の作況指数を101・1と予測しており、ほぼ平年並みの収量を見込んでいる。 -
青少年ホームで赤ちゃん&ママビクスの後期が開講
伊那市青少年ホームで14日、「赤ちゃん&ママビクス」の後期講座が開講した。前期から参加する母親らなど約50人が集まり、マッサージなどを行いながら赤ちゃんと触れ合った=写真。
「赤ちゃん&ママビクス」は、ベビーマッサージやベビービクスなど、母親と赤ちゃんとのスキンシップを主体としたエクササイズに取り組む講座で、親子のきずなを強めたり母親らに幼児との接し方を学んでもらうことを目的としている。伊那市総合型地域スポーツクラブ中地区との共催で3年前から開講しているが、毎回50組以上の母子が参加する人気で、1回の講座を前半、後半に分けて実施している。
この日の前半の講座には、生後1カ月から1歳までの赤ちゃんを持つ約20組の母子が参加。インストラクターの根橋恵美さんの指導に従い、風邪防止のマッサージや寝返り準備の体操などを行いながら赤ちゃんに語りかけ、笑顔を見せていた。
前期講座から参加している伊那市の小山田美和さん(29)は「最初はどんな強さで接していいかなど分からなかったが、分かるようになった。家では覚えたものをアレンジしながらやったりしている。楽しい」と話していた。 -
上伊那の小学校で運動会
上伊那各市町村の小学校や保育園で15日、それぞれ運動会があった。児童や園児たちは秋晴れの空の下、元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。
伊那市の伊那小学校(北原和俊校長、738人)は、学年別のかけっこ、綱引き、棒倒し、大玉送り、ダンス「信濃の国」など26種目を展開。採点種目は、赤や青など4色対抗で競った。
5年生の「走れ!ひまわり号」は、リレーでタイヤを転がす速さを競うもの。スピードをつけてどんどん進む児童もいれば、タイヤが左右に揺れ、思うように前へ進まず、あせる児童もいて、会場から「頑張れー」と盛んに声援が飛んだ。
6年生の組体操は「ふるさとの四季」を表現。
最後は、全校で「勘太郎月夜唄」を踊って締めくくった。
会場には、多くの家族が詰めかけ、我が子の姿をビデオやカメラに収めていた。 -
災害危険区域の住宅移転に補助
伊那市は、土砂災害発生で住民に被害の恐れがある危険区域から、区域外の安全な場所に移転する場合の支援補助制度「災害危険住宅移転事業」を創設した。災害から住民の生命、財産を守るため、移転の促進を図る。
05縲・6年、土砂災害防止法に基づき、土砂災害特別警戒区域が指定され、市は「災害危険住宅移転事業補助金交付要綱」の制定と「災害危険住宅移転事業計画」を策定した。
土石流災害特別警戒区域区域には、西箕輪の与地1戸、中条4戸、羽広14戸が該当する。08年以降、県が順次、急傾斜地の崩壊など危険個所の調査をするため、指定区域は広がる可能性がある。
補助支援は、住宅の除去(跡地整備費、仮住居費など)と住宅建設(土地取得・造成含む)。いずれも補助率は国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1で、補助限度額は住宅の除去にかかわるものが78万円、住宅建設が708万円。
区域内での増築・新築は基本的にできないため、市は該当する各戸へ啓発していく。
希望者は、市役所監理課(TEL78・4111)へ申請する。 -
扇翔乃会が松寿荘で踊り披露
南箕輪村文化団体連絡協議会に所属する新日本舞踊の会「扇翔乃会」は10日から12日までの3日間、村のデイサービスセンター松寿荘を訪問して華麗な踊りを披露し、利用者を楽しませた。
施設の依頼を受けボランティアで訪問。会員6人が1人ずつ「城ヶ島雨情」「天命」「しあわせ坂」などを披露し、全員で「ああ上野駅」を踊った。「手拍子をお願いしますね」と声をかけると、利用者は楽しそうに手拍子しながら踊りに見入った。
最後は、簡単な振り付けの「大事な人だから」の曲に合わせて利用者も手を大きく振るなどして会員と一緒に笑顔で踊った。 -
【記者室】運動会
土曜日に運動会を開いた小学校が多かった。万国旗がはためくグラウンドで、本番に向けて練習を積んできた子どもたちが綱引きや大玉送り、組体操などの種目を次々と繰り広げた。地元でうたい踊り継がれている民謡も、住民から指導を受けて披露するところも▼会場には、多くの家族が詰めかけた。ビデオや望遠レンズの付いたカメラを構える父母が目立ち、かけっこのゴール地点は人垣ができるほど。人をかき分けて入るすき間すらなかった▼ビニールシートに座って応援していた祖父母が「何も見えんな」とぽつり。確かに、そうだ。頑張っている我が子の姿を近くで見たいし、撮りたい気持ちは大いにわかる。しかし、その一方で見られない人がいたのも事実。(湯沢康江)