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箕輪町図書館で朗読講座
箕輪町図書館で17日、第1回朗読講座があった。伊那朗読の会会長・小林豊子さんを講師に迎え、朗読の基礎的な技術と口のトレーニング方法などを学んだ。
同講座は朗読の基礎的な技術を習得するとともに町の朗読ボランティアなどとして活躍してもらうことなどを目的として毎年開催しているもの。今年は幅広い年齢層の主婦など17人からの応募があり、初心者も多かった。
受講者は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」や太宰治の「富獄百景」などの一節を使って読み方を練習。小林さんは息の使い方や語尾を延ばさないように意識することなどを指摘し「朗読は聞く耳を肥やすことが大切。人の読みを聞いて『こういう読みが素敵だな』と感じたら、次に自分が読む時にそれをイメージしながら読んでほしい」とアドバイスした。
講座は8月までの間に全3回開かれる。 -
伊那市ママさんバレーボール夢気球杯大会
第31回伊那市ママさんバレーボール夢気球杯大会が17日、伊那市の県勤労者福祉センター体育館であった。伊那市ママさんバレーボール協議会に登録する市内8チームが出場し、白熱した試合を展開。結果、マザーズが2年連続優勝を飾った。伊那市体育協会バレーボール部主催。
中部電力の協賛で毎年開催している大会で、予選ブロックの上位チームがトーナメント戦に進み、1位から3位までを決める。
決勝戦では、一昨年の優勝チームコスモスが優勝旗奪還を目指しマザーズと対戦。結果、2竏・でマザーズが勝利し、優勝を勝ち取った。また、3位決定戦はめぐみと東春近が対戦。2竏・で勝利しためぐみが3位となった。
結果は次の通り。
▽優勝=マザーズ▽準優勝=コスモス▽3位=めぐみ -
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会
第4回長野県食と農業農村振興審議会上伊那地区部会が18日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。事務局側は前回の協議結果を受けて調整した生産努力目標案と「産業として成り立つ農業」に重点を置いた上伊那地域の発展方向を掲示。生産努力目標は前回案より1億円下方修正して257億円とした。
今回の案では、麦、大豆、そばの生産目標数量を現実的な範囲内に修正。また、ブロッコリー、アスパラ、シロネギなどといった主要品目の10アール収量も微調整した。
また、産業として成り立つ農業を目指す取り組みとしては▽新規就農者支援などによる担い手の確保▽付加価値の高い農産加工品の開発支援▽都市部の大手量販店との提携による上伊那産農畜産物の販売促進竏窒ネどを掲示。
委員からは耕作放棄地の検証と優良農地を確保していくための具体的施策を求める声があったほか、畜産飼料やエネルギー燃料などといった外的要因に大きく左右されている現状から、生産努力目標に対する外的要因の積算を問う声もあった。
7月13日に開く第5回部会で地域別展開方向案の意見集約を行う。 -
【記者室】タクシーも全面禁煙
15日から県内のタクシーが全面禁煙となった。一斉に導入したのは全国で大分県に次いで2番目。今後ほかの都道府県にも広がる動きがあるようだ。最近の嫌煙の流れは愛煙家にとって落ち武者が追い討ちをかけられるかのごとくだが、それも無理はない▼筆者も以前たばこを吸っていたが十数年前、結婚を機にやめた。やめてみて初めて、服や体に染みついたヤニの臭みに気がついた。吸わない人にとってそれがいかに嫌なにおいであるのかも…▼たばこの害については今更言うまでもないし、雑踏での喫煙や道路へのポイ捨ても相変わらず。迷惑をまき散らすのはごく少数の人かもしれないが、周囲への配慮がもう少しあったらここまで嫌われずに済んだのではないか。(白鳥文男)
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コンサートと講演会
「歌声喫茶in駒ケ根」を主催する駒ケ根ともしび歌声喫茶実行委員会は16日、2007初夏の歌声喫茶として「花と緑と歌を愛するあなたへ」と題してソプラノ歌手清水正美さんのコンサート「金子みすゞの心を歌う」と、ガーデンプランナー本橋奈津子さんの講演会「イングリッシュ・ガーデンに学ぶ」を駒ケ根市の駒ケ根高原美術館で開いた。「みんなで歌おう歌声喫茶花の歌オンパレード」も開かれ、参加者は花にちなんだ数々の歌を歌って楽しんだ。
コンサートでは昭和初期の童謡詩人金子みすゞの詩に作曲家大西進が曲をつけた十数曲を清水さんが熱唱=写真。つやのある透き通った歌声をホールに響かせた。 -
小学生大活躍 全国大会へ
小学生対象の全日本少年サッカー県大会は17日、決勝などが松本市のアルウィンであり、宮田村のトップストーンジュニアがPK戦を制して初優勝。伊那谷勢として初めて全国大会(8月8日縲恤沒⑪ヴィレッジ)への切符を手にした。将来を見すえて幼児から取り組む長期の強化策が花開き、常に高い目標を掲げたイレブンの夢が結実した。
決勝の相手は優勝候補の豊科南を撃破した長野市の裾花。再三のピンチも古河原主将が統率する守備陣が踏ん張り、ゴールを割らせずPK戦に突入した。
思いきりの良いシュートが連続して決まり、この日好セーブを連発したGK宮下は、PK戦でも反応良く得点を止める活躍で勝利の原動力になった。
「きょうのMVPは宮下とDF陣。技術もタレント性もある攻撃陣に比べると目立たないが、本当に気持ちを高めて努力した」。幼少のころから、彼らを見守ってきたトップストーンの杉本雅史理事は笑顔でたたえた。
トップストーンは、サッカーの総合クラブチームとして、幼少から社会人まで各カテゴリーのチームを持つ。
優勝を果たしたイレブンの主力は、保育園の「キッズ」や小学校低学年から加入。常に上の学年と競い合いながら、長期的な視野で実力をつけてきた。
県内64チームが出場した昨年の新人戦で優勝。イレブンは「全国」をとらえ、今大会に臨んでいた。
県のトレセンにも選ばれる得点力のあるFW木下、MF下平、三好の攻撃陣は魅力的だが、ボランチと3バックの強固な守備陣は今大会も6試合で失点2と実力を証明した。
上手なチームメイトに追いつけ、追い越せと練習を続けてきた選手たち。「集中力が高く、夢を実現させる力が彼らにはある」と細田文徳総監督は、全国の舞台でも得意のつなぐサッカーで勝機を見出す。 -
県小学生陸上 上伊那勢5人全国へ
第24回県小学生陸上競技大会(長野陸上競技協会主催)は17日、松本平広域公園陸上競技場であり、上伊那勢は女子80メートル障害の有賀菜央(辰野西6)が県小学生タイ記録を生んだ。そのほか男子は、80メートル障害女の小林英和(高遠北6)が13秒61、ボール投げの成瀬幸大(辰野西6)が64メートル43、5年100メートルの上田和矢(辰野西)が13秒71の記録でそれぞれ優勝。女子は、走り幅跳びの高井ユージン(南箕輪南部6)が圧勝した。
同大会は、県内各地区・支部の予選を勝ち上がった約1500人が出場し、全19種目で競った。男女千メートルとオープン100メートル、混合リレーを除く各種目1位は全国大会(7月27竏・9日・大阪府)、400メートルリレーの男女2縲・位と混合リレーの1縲・位は東海大会(9月9日・三重県)の出場権を獲得した。
○…女子80メートル障害・有賀菜央(辰野西6)
女子80メートル障害で13秒34の県小学生タイ記録を樹立した。上伊那大会は、予選で大会新記録を生むも決勝で転倒し、結果5位。「この間の悔しさを晴らせた」と、念願だった1位の表彰台に上った有賀の顔に笑顔が弾けた。
レースは、得意の後半の伸び上がりで他を引き離す展開。前回は隣りの選手の好スタートに動揺してしまったが、今回は「自分の走りに集中できた」と納得の走りを見せた。
県大会で自信を取り戻し、初の全国大会に臨む。「今まで頑張ってきた練習の成果が出た。全国では12秒台の記録を出したい」と気合が入る。
○…女子走り幅跳び・高井ユージン(南箕輪南部6)
高井は、あと1センチで県小学生タイ記録となる4メートル49の跳躍で優勝した。これまでの自己ベストは上伊那大会でマークした4メートル01。記録の大幅更新に「偶然かな?!」と照れ笑いを見せて喜んだ。
1回目の跳躍は緊張したため、利き足の右足で踏み切ることが出来なかった。しかし、緊張もほぐれた2回目で優勝を決める。力強く右足で踏み切ったジャンプは大きな弧を描いた。
同競技は、今春から取り組み始めたという。初めての全国大会出場にうれしさが表情にあふれる。「次の大会では(県小学生)記録を目指したい」と自信を口にする。
○…男子80メートル障害・小林英和(高遠北6)
上伊那大会で3位(14秒34)だった小林は、県大会で実力を発揮。決勝では13秒61の自己ベストを記録し「納得いく走りだった」と笑顔を見せた。
今大会予選で13秒96をマークするなど、レースを積み重ねるたびに自己ベストを更新している。「全国大会では12秒台前半を目指す」と力強く意気込む。
○…男子ボール投げ・成瀬幸大(辰野西6)
地元少年野球で投手の成瀬は、向かい風を突く、64メートル43の遠投で優勝。上伊那大会でマークした自己ベスト69メートル51には及ばなかったものの結果に満足する。
身長は147センチと小柄だが全身を使った大きな手の振りが魅力。「全国にいったら70メートル以上を投げ、3位以内を目指す」と上を見据える。
○…男子5年100メートル・上田和矢(辰野西)
13秒71の記録で全国大会初出場を決めた。予選でも一人だけ13秒台の快走に「決勝はリラックスして臨めた」と分析。前半からトップスピードに乗って、優勝を獲得した。
小学生陸上は初参加となる上田。持ち味は・ス後半の伸び・ス。「全国大会では、まずは予選突破し、13秒前半のタイムを目指す」と意欲を見せる。 -
北信越高校総体各競技結果
◆北信越高校総体各競技結果(上伊那関係分)
【陸上競技】(15竏・7日・石川県西部緑地公園陸上競技場)
◇男子▽棒高跳び (4)松沢ジアン成治(高遠1)4メートル50
※松沢は全国大会(8月2竏・日・佐賀県)に出場
【ソフトボール】(16竏・7日・地球環境高校など)
◇男子▽1部1回戦=武生東(福井)8竏・伊那弥生▽同代表決定戦=伊那弥生17竏・雄山(富山)
※伊那弥生は全国大会(7月28日竏・月1日・佐賀県)に出場
【新体操】(16竏・7日・富山県射水市新湊総合体育館)
◇女子▽個人総合 (4)中沢歩(伊那西)23・075点▽同種目別ロープ (4)中沢歩(同)11・525点▽同種目別フープ (4)中沢歩(同)11・550▽団体 (1)伊那西11・125点
【フェンシング】(16竏・7日・石川県白山市若宮公園体育館)
◇男子▽団体 (1)伊那北▽個人フルーレ (4)白鳥佑弥(伊那北)▽個人サーブル (2)白鳥佑弥(伊那北)
◇女子▽団体 (3)赤穂▽個人エペ (4)三沢杏奈(赤穂)▽個人サーブル (4)北原彰子(赤穂)
【弓道】(16竏・7日・福井県立武道館)
◇女子▽団体 (1)伊那西▽個人 (3)富永芽依(伊那西)
【ホッケー】(16竏・7日・石川県立ホッケー場など)
◇男子▽リーグ戦=(5)赤穂4敗 -
箕輪町議会一般質問(1)
箕輪町議会一般質問が18日始まった。副町長2人制について平出政敏議員、寺平秀行議員が質問した。
現副町長の任期は9月30日まで。平出議員は、10月1日付の副町長の任命の人数を質問。平沢豊満町長は、「これから町民がどんな町を求めるのか確認していくつもりだが、ほかに負けない強靭なまちづくりをしないといけないと思っている。私としては現行と同じ体制で進めたい」と答えた。
寺平議員は、町民の意志確認の方法を質問。町長は、「CSアンケートを取る予定。行政施策についてもご意見を聞き、町民がしたいまちづくりを聞く予定。アンケートは具体的にはまだだが、9月に間に合うようにしたい」と述べた。
経営企画課によると、住民満足度アンケートは05年6縲・月、無作為抽出の千人を対象に実施した。今回は、町民満足度の設問27、まちづくりに関する設問1の合計28を基本に設問内容を含め実施方法など詳細を今後検討するという。 -
救助訓練班を消防長が査察
伊南行政組合消防本部は18日、飯島町本郷の南署で第26回県消防救助技術大会(23日長野市)に出場する救助訓練班(小原克幸班長、7人)の消防長査察を行なった。
査察を受けたのは、はしご登はんの浦上英穂消防士(北署)とロープ応用登はんの森岡将雄消防副士長(北署)・宮下隼消防士(南署)の3人。このほか、ロープ応用登はんに倉田祐次消防士(南署)・高柳盛一消防士(北署)も出場する。
はしご登はんはロープで命綱を作り、垂直はしご15メートル登はんする。ロープ応用登はんは、地上高15メートルの到達点まで、器具を使わずロープのみで登る。両種目とも安全確実性と所要時間を評価するもの。
査察終了後、竹上消防長は「春以来の訓練でりっぱに仕上がった。若手が新しいことに挑戦すること有意義、体に気をつけ、精いっぱい頑張って悔いのない大会に」と期待を込めた。
小原班長は「残りわずかな日数だが、最終調整して大会に臨み、訓練の成果を十分発揮したい」と決意表明した。 -
村の通知封筒とホームページに企業広告導入
宮田村は7月から、住民通知用の封筒と村のホームページに企業広告の掲載を導入する。2005年度から村の広報紙やケーブルテレビの行政チャンネルで先行導入しているが、利用が少ないため、より企業のニーズにあった媒体として拡大。「少しでも財源の助けになれば」と村総務課は話している。
当初は、住民にあてる水道料通知用の封筒で、裏面に広告を掲載する。その後は他の封筒へも順次拡大を予定。料金は枚数や使用期間によって変わる。
ホームページに掲載するのはバナー広告で料金は1カ月5千円。
厳しい村の財政状況に役立てようと導入した企業広告だが、2年間で広報紙への掲載はわずか3件で、行政チャンネルに至っては1件の利用もない状況だ。
「広報紙や行政チャンネルは企業側にとっては広告を出しにくい面があったのだと思う。封筒やホームページは、より利用しやすいと思う」と村総務課企画情報係は説明。
また、広報紙、行政チャンネルでは村内企業のみと限定していたが、封筒、ホームページは村外企業からも幅広く募る。
問い合わせは同係85・3181まで。 -
地域づくり支援事業2次分6件認定
宮田村は18日、地域づくり支援事業の第2次分の認定審査を行い、申請があった6件全てを認定した。
認定団体の内訳は昨年度からの継続事業が2件、新規が4件。
新規のうち3件は行政区でいずれも区内の安全対策。新田区の住民有志による「区有林整備等に関する有志の会」は、多目的な利活用の可能も視野に区有林、里山の整備を行う。
今回6件の交付総額は73万9千円で、予算は約40万円ほど残っている。
村総務課は「今後は予算範囲内で募っていきたい」としている。問い合わせは同課85・3181まで。認定団体や内容は次の通り。
▽ともいきの会=助け合いの地域づくりで交流会など開催▽信州みやだ梅舞会=よさこいソーラン踊りで人づくり▽町三区=危険個所の修繕など交通安全対策▽中越区=公園の木の伐採など安全確保▽南割区=川への転落防止フェンス設置による安全対策▽区有林整備等に関する有志の会=除伐や植樹、遊歩道整備など自然環境保全 -
写仏に勝利の願い込めて、河原町リバース合宿
宮田村の少年野球チーム「河原町リバース」は16、17日、町二区の白心寺で合宿を行った。写仏なども体験。寝食をともにするなかで、友情の絆を深め、心身を鍛練した。
心を静めて写仏に取り組む子どもたち。「試合に勝つ」「ホームラン打つぞ」などそれぞれ目標も書き込み、筆に神経を集中させた。
同寺での合宿は3年目。山田弘之住職からはあいさつや根性についての講話を聞き、忘れてはならない人間としての基本についても考えた。
風呂では汗を流し合い、野球談義などに花を咲かせる姿も。
4年生以上の25人はそのまま宿泊して枕を並べ、翌朝は6時に起床。みんなで体操し、つつじグラウンドに場所を移して練習を続けた。
先日の村少年野球大会で4年ぶりに優勝を果たしたリバース。24日の箕輪大会は、合宿でより一層深めた団結力で勝利を目指す。 -
かかし隊かかし手作り
宮田村公民館の親子体験教室「われら、かかし隊」は16日、25人が参加してかかしづくりに挑戦した。
各種農作物の栽培を行っている同隊。借りている田畑が鳥などの被害に遭わないようにと、昨年に引き続きかかしを手作りすることに。
古着を再利用し、子どもたちが顔などをデザイン。色なども塗ったりして、ユーモラスな2体が完成した。
「ちょっと細身だけど、強そうだ」と出来映えにも満足げ。さっそく設置した手作りのかかしに見守られながら、タマネギの収獲に歓声をあげた。 -
消防操法大会で女性団員が初披露
駒ケ根市消防団の操法大会は17日開き、女性団員8人が初めて小型ポンプ操法を披露した。審査対象ではなかったが、男性団員顔負けの高い技術力を見せつけた。
女性団員は3年前に発足し、現在は会社員や市職員など20歳代の10人。
普段は広報業務が主だが「4年目を迎え私たちにできることを自分たちで探そう」と、ポンプ操法の挑戦を決意。5月17日から平日の早朝と週末、都合がつく夜間にも練習を積んできた。
2チームを構成して出場した本番では気合十分。本来の競技では女性は軽量のホースを用いるが、この日は男性と同じ装備にも関わらず、見劣りしないキビキビとした連携を発揮した。
会場からは「放水時も体のブレもなく素晴らしい」など、どよめきも。
指揮者を務めた斉藤穂奈美さん(24)は「朝早く起きてのダッシュなど練習はつらかったが、それ以上の感動があった」と話した。
女性の消防ポンプ操法大会の県大会は今年下伊那郡喬木村が会場。8人は出場するか決めていないが、滝澤稔副団長は「練習を続けていけば好成績も期待できる。今回の披露は男性団員にとっても良い刺激になったはず」と、女性団員の生き生きとした姿を見守っていた。
操法大会各部門優勝は次の通り。
▽ポンプ車=1分団2部(北割)▽小型ポンプ=1分団3部(同)▽ラッパ=5分団▽救護=5分団 -
上伊那産の竜峡小梅で梅酒仕込み
宮田村新田区の本坊酒造信州工場で18日、地元上伊那産の竜峡小梅のみを使用した梅酒の仕込み作業が始まった。
4年目の梅酒生産を迎え、今年は4トンの小梅を使用。ホワイトリカーに約3カ月間浸けて、熟成期間を経て製品化される。
この日はもぎたての小梅が選果場から持ち込まれ、手作業で丁寧に洗浄。乾燥させてホワイトリカーが入るタンクに投入した。
仕上りにブランデーを調合する「伊那谷の梅酒」は今まで県内限定発売だったが、竜峡小梅特有のフレッシュな味わいが好評のため7月中旬からは全国発売も予定。
生産量も3縲・倍増の年間2万本程度を見込んでおり、同じく首都圏などを中心に出荷する「竜峡梅酒」とともに伊那谷発信の梅酒として展開していく。 -
トップストーンJr伊那谷初の栄冠、全国へ
小学生サッカーの全日本少年サッカー県大会は17日に決勝戦などを松本市のアルウィンで開き、宮田村のトップストーンジュニアがPK戦を制して初優勝。伊那谷勢として初めて全国大会(8月8日縲恤沒⑪ヴィレッジ)への切符を手にした。将来を見すえて幼児から取り組む長期の強化策が花開き、常に高い目標を掲げたイレブンの夢が結実した。
決勝の相手は優勝候補の豊科南を2ゴールで撃破した長野市の裾花。再三のピンチも古河原主将が統率する守備陣が踏ん張り、ゴールを割らせずPK戦に突入した。
思いっきりの良いシュートが連続して決まり、この日好セーブを連発したGK宮下はPK戦でも反応して得点を止める活躍で勝利の原動力に。
「きょうのMVPは宮下とDF陣。技術もタレント性もある攻撃陣に比べると目立たないが、本当に気持ちを高めて努力した」。幼少の頃から、彼らを見守ってきたトップストーンの杉本雅史理事は笑顔でたたえた。
トップストーンはサッカーの総合クラブチームとして、幼少から社会人まで各カテゴリーのチームを持つ。
優勝を果たしたイレブンの主力は、保育園の「キッズ」や小学校低学年から加入。常に上の学年と競い合いながら、長期的な視野で実力をつけてきた。
県下64チームが出場した昨年の新人戦は優勝。イレブンは「全国」をとらえ、今大会に臨んでいた。
県のトレセンにも選ばれる得点力のあるFW木下、MF下平、三好の攻撃陣は魅力的だが、ボランチと3バックの強固な守備陣は今大会も6試合で失点2点と実力を証明した。
上手なチームメイトに追いつけ、追い越せと練習を続けてきた選手たち。「集中力が高く、夢を実現させる力が彼らにはある」と細田文徳総監督は、全国の舞台でも得意のつなぐサッカーで勝機を見出す。 -
おてて倶楽部が黒沢集落探検
伊那市高遠町長藤で17日、河川状況などを調査する「黒沢集落探検」があった。田舎生活体験を企画する「おてて倶楽部(クラブ)」主催。県内外から8人が集まり、地元住民から農具の説明を受けたり、水源を上流にたどった。
ある農家では、水田の草刈り機やあぜたたきなどの農具、養蚕で使った道具を見学。「ここら辺は水田が広がっていた。なかなか水を見に行けず、上段にヒエを植え、下段に米を作っていた」「養蚕は盛んで、現金収入の唯一のものだった。終戦当時、綿よりも絹のほうが身近にあった」と生活の様子を交えながら、道具の使い方などを説明した。
奈良県の女性(62)は、住民の知恵が生活に生かされていることに感心していた。
そのあと、参加者は「鉢伏」「鎌立」の2グループに分かれ、水源の上流を歩きながら、川の様子や身近な地域資源などを調査した。
おてて倶楽部は、黒沢集落をフィールドに、年間を通して月1回(1泊2日)、川遊びやキノコ狩り、しめ縄作りなどを計画。次回は7月7、8日で、漆くい塗り・藍生葉染めに挑戦する。
月会員の場合、会費は大学生以上3200円、中高生2300円、小学生1600円、小学生未満無料。
問い合わせは、おてて倶楽部の宇野俊輔代表(TEL96・2207)へ。 -
手づくりの演奏会「レクイエム」合唱団発足
来年6月の手づくりの演奏会「レクイエム」に向け、17日夜、伊那市生涯学習センターで発足式があった。公募した団員が顔をそろえ、早速、練習に入った。
団員は伊那谷をはじめ、昨年の「第九」演奏会で交流のあった木曽など約180人。地元出身で千葉県在住者もいる。「第九」の影響から、これまでに比べて参加者は40人ほど増えたという。
レクイエムはフォーレ作曲で、伊那谷では初演となる。今回、オーケストラの要望も取り入れて選曲した。
発足式に続き、参加者は楽譜を見ながら、ピアノ伴奏に合わせて練習。ラテン語の歌詞を区切り、指導を受けて歌った。
練習は08年1月まで月1回のペースで開き、2月からは月2回となる。5月からオーケストラやソリストとの合同練習に入る。
手づくりの演奏会は、県伊那文化会館開館記念で演奏した「第九」以来、2縲・年に1度、演奏会を開いている。 -
駒ケ根市で深夜物置火災
18日午前零時ごろ、駒ケ根市赤穂福岡の公務員伊藤泉さん(44)方のスチール製簡易物置(約4平方メートル)から出火。物置内のごみなどの一部を焼いて零時13分に鎮火した。
物置には火の気はないことなどから、駒ケ根署は不審火の疑いもあるとみて捜査している。 -
竹とんぼ競技大会IN駒ケ根
「第6回竹とんぼ競技大会IN駒ケ根」が16日、駒ケ根市の東伊那小学校グラウンドで開かれた。農林業体験宿泊施設「駒ケ根ふるさとの家」主催。上伊那各地や遠く県外から子ども31人、大人32人が参加し、青空の下でそれぞれの手製の竹とんぼを手に飛距離と滞空時間を競った。
出場者は緊張した表情で位置につき、時折吹く気まぐれな風も味方につけようと慎重にタイミングと方向を見計らって思い切り竹とんぼを飛ばした=写真。竹とんぼが風に乗って高く舞い上がると、見つめる人たちから「もっと飛べ」「行け」などと大きな声援がわき起こっていた。
競技前には竹とんぼ作り講座が開かれ、参加者は材料の竹を微妙にねじったり削ったりして自分だけの竹とんぼを作っていた。
上位は次の皆さん。
◆子どもの部(純竹)▼飛距離(1)牧野円佳16メートル78(2)小牧弘季(3)小林悠▼滞空時間(1)田中しんご6秒80大会新(2)北沢久遠(3)清水千晶
◆女性(純竹)の部▼飛距離(1)下島秀子21メートル74(2)北沢光恵(3)小林祐子▼滞空時間(1)下島秀子4秒53(2)北沢光恵(3)小林祐子
◆大人(純竹)の部▼飛距離(1)田幸重彦58メートル15大会新(2)三浦征則(3)山田敏雄▼滞空時間(1)田幸重彦12秒08(2)三浦征則(3)清水克之
◆大人(象嵌)の部▼飛距離(1)小池信治68メートル17大会新(2)三浦征則(3)清水克之▼滞空時間(1)三浦征則19秒38(2)清水克之(3)久保村隆 -
上伊那地区の県税収入が4年連続で増収
県はこのほど、06年度県税決算見込み額をまとめた。上伊那地方事務所管内では、前年を14億7382万円(16・1パーセント)上回る106億5406万円となり、03年度から4年連続で増収となった。
内訳で見ると、最も大きいウエートを占める法人二税(法人県民税、法人事業税)で、製造業を中心とした企業の収益増に伴なって10億4533万円(19・1パーセント)伸び、65億2427万円となったほか、個人県民税(32億531万円)、不動産取得税(5億2387万円)も増収となっている。一方、個人事業税、ゴルフ場利用税、軽油取引税などは減収。
収入歩合は前年度を0・4パーセント上回る95・7パーセントとなったが、未収金は3億2339万円となっており、累積未収金は3億円を超えている。
県全体では前年度比で6・4パーセント増の2246億2527万円となる。 -
亀万が新製品「梅大福」を発売
伊那市高遠町の和菓子店「老舗亀まん」はこのほど、大粒の梅を使った新製品「梅大福」を発売した=写真。
これから迎える暑い季節にさっぱりとした味と触感を楽しんでもらおう竏窒ニ、粒あんの大福の中に、歯ごたえのある甘酸っぱい大粒の梅を種を抜いて1粒まるごと包んだ。
大粒のものをまるごと包んでいるため、通常の大福よりサイズは大きめ。しかし、梅の酸味を加えることであっさりとした甘さとなっている。また、皮には粘りとコシのある白毛もちの粉を使用。皮と粒あんの柔らかさと梅のかりかり感が一体となった絶妙な触感も楽しめる。
同店の平沢智美さんは「大粒の梅を使った食べごたえのある一品。暑い時期にも清涼感を感じながら和菓子を楽しめるのでぜひ味わってみてほしい」と話していた。
価格は1個180円。
本店のほか、伊那市日影の支店「万壽庵」でも購入できる。
問い合わせは亀まん(TEL94・2185)へ。 -
8月に南大東島の子どもたちが再伊して大東太鼓、島唄のコンサートを開催
伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが、今年も伊那市にやってくる。メンバーは05年に伊那市を訪問し、大東太鼓と島唄を披露した「大東太鼓碧会」とボロジノ娘たち30数人。もう一度伊那で演奏したい竏窒ニ太鼓練習を続けてきた高校生と、今年初めて来伊する小、中学生が伊那を訪れ、コンサートに臨む。碧会の川満広司会長は「台風でもまれた島の子の明るさを見てもらえれば」と来場を呼びかけている。
青パパイヤが取り持つ縁で始まった南大東島民と伊那市民との交流も今年で3年目。昨年は南大東村の事業として島の小学生たちのホームステイと伊那西小学校児童らとの交流が実現。子どもたちにとって島とはまったく異なる伊那で生活した経験が、その後の人生の励みとなるような貴重な体験となっているという。
一昨年も伊那でコンサートをした高校生たちは現在、南大東島を出て沖縄本島にある高校へ通っている。別々の高校へ進学し、離れ離れとなってしまったが、「もう一度伊那に行こう」という思いで練習を重ね、渡航費もためてきた。また、これまでの舞台公演でためたお金の一部を渡航費に充てる予定で、南大東島、伊那市双方の住民でつくるコンサート実行委員会のスタッフらは、経済的な面からもさまざまなことを学んでほしいとしている。
両面打ちの八丈太鼓を使う大東太鼓は、演奏者の感性によって曲を展開していくため、その時々で曲の長さも雰囲気も異なる。子どもたちが熱のこもったステージを繰り広げた一昨年は、感動して帰る観客も多かったという。また、島唄を披露するボロジノ娘は前回、インフルエンザのためにこれなかったメンバーも多かったが、今回は3年前に来れなかったメンバーと新しいメンバーがパワーアップしたステージを繰り広げる。
コンサートは8月3日の午後7時(開演は午後6時半)から、伊那市の県伊那文化会館で開く予定で、チケットは前売りで大人(中学生以上)千円、小人500円(当日は大人1500円、小人700円)。伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームなどで取り扱っている。
問い合わせはグリーンファーム(TEL74・5351)へ。 -
よりあい東春近会議がウォーキングロード創設に向けた選定作業
堤防を歩きながら地域の魅力を再発見しよう竏窒ニ、三峰川・天竜川堤防沿いから東春近上段地区に続く「ウォーキングロード」創設に取り組む「よりあい東春近会議」(戸田政光代表)は16日、コースの選定作業をした。地域住民約20人が参加し、自転車や徒歩で想定コースを移動。景色の良いスポットや利用方法などを模索しながら、地区内を1週した。
住民主体の地域づくりを目指して東春近地区に関するさまざまな活動を展開している同会議。今年、地区内に流れる天竜川、三峰川沿いの堤防に着目し、健康増進とともに多くの人に東春近地区にある美しい景色の魅力を伝えていくためのコースを創設する。
この日は、実際に想定コースを下見。500メートル間隔で印を付けながら、景色の良い場所などを確認。
「ここには桜を植えたらいいんじゃないか」などと思い思いの意見を出し合った。
また、松くい虫被害が進行する東春近上段地区では、その被害状況を確認。同会議は今後、松くい虫被害対策として「オオムラサキの郷づくり」を構想しており、アカマツの代わりにオオムラサキの幼虫がえさとするエノキなどの広葉樹を植えていきたいと考えている。
今後は、コース内に案内板などを設置する予定で、選定したコースは同会議が発行する「よりあい通信」で、地域住民にも紹介していく。 -
しんわの丘ローズガーデン見ごろ
伊那市高遠町の「高遠しんわの丘ローズガーデン」で、赤や黄、オレンジなど色鮮やかなバラが見ごろを迎えた。1日のグランドオープンから日を追うごとに、夫婦連れやアマチュアカメラマンなど入園者が増えている。
園内では「アンネのバラ」をはじめ、大輪が咲きそろい、バラの香りが漂う。中央アルプスや市街も望むことができ、入園者は写真を撮るなどゆっくりと散策。
市内美篶の主婦(57)は「花の丘公園の桜に続いてバラが咲く。花を見ながら周辺をウォーキングし、温泉に入るのが楽しみで来ている」と話す。
ローズガーデンは花の丘公園西側(敷地面積8千平方メートル)。園内には108種、4380本あり、開花は例年並み。多品種のため、10月ごろまで楽しめる。今月20日ごろには、国道152号線から赤やピンクに染まるのが見えるという。
高遠町上山田に工場を構える精密機器メーカーが整備。伊那市へ引き渡し、市振興公社が管理している。04縲・5年度に整備した第1期分は見ごたえがあるが、第2期分(06縲・7年度)の木はまだ小さい。
入園無料。 -
父の日贈り物作り
南箕輪村図書館と村公民館は16日、「父の日のおはなしむらと贈り物作り」を村民センターで開いた。親子33人が「お父さんビックリ!マジックカード」作りに熱中した。
カードは両側から開くことができる。開いたときに右側にお父さんの絵、左側にメッセージがある場合、反対側から開くと絵とメッセージが入れ替わる。
子ども達は堀薫公民館長に教わりながら、カードの画用紙と不思議な仕組みの“種”となる細長い紙を1カ所ずつ丁寧にのり付けした。
どんな仕上がりになるのか不思議そうにしていた子ども達は、自分で両側から交互に開き、「開いた」「おもしろい」と満足した様子。緑、オレンジ、黄色など7色の紙から好きな色を選んでメッセージと絵を書き、カードにはって完成させた。
1人で参加した小学生の女の子は、「お父さん、びっくりすると思う」とうれしそうに話していた。 -
南信高校総体水泳競技大会決勝記録
南信高校総体水泳競技大会決勝記録(16日・諏訪市すわっこランド屋外プール)=上伊那関係分
【男子】
◇個人▽50メートル自由形 (7)小林稔(伊那北3)29秒51(8)荒木優輔(赤穂1)29秒61▽100メートル自由形 (6)荒木優輔(赤穂1)1分02秒97▽200メートル自由形 (6)阿部智之(箕輪工業1)2分20秒60▽100メートル背泳ぎ (2)中村航平(伊那弥生1)1分08秒73▽200メートル背泳ぎ (2)中村航平(伊那弥生1)2分31秒38▽200メートル平泳ぎ (8)田畑涼介(伊那弥生1)3分48秒31▽100メートルバタフライ (3)小野貴史(伊那北2)1分08秒86(4)北村歩(伊那北2)1分08秒97(6)石川猛(上伊那農業2)1分14秒07▽200メートルバタフライ (1)北村歩(伊那北2)2分41秒94(2)小野貴史(伊那北2)2分41秒97(3)宮坂光男(上伊那農業2)2分58秒99▽200メートルメドレー (3)阿部智之(箕輪工業1)2分30秒30(5)増沢匠(伊那弥生3)2分38秒06
◇リレー▽400メートル (5)伊那北(北村歩、小野貴史、小林稔、中島航太朗)4分24秒38(6)上伊那農業(宮坂光男、小沢遼、石川猛、清水匠)4分54秒87▽400メートルメドレー (5)伊那北(小野貴史、小林稔、北村歩、中島航太朗)4分56秒10(6)伊那弥生(中村航平、堀尚樹、増沢匠、桃沢雄輝)5分03秒93
◇総合順位 (5)伊那北44点(6)伊那弥生25点
【女子】
◇個人▽50メートル自由形 (1)伊沢彩美(上伊那農業2)30秒01▽400メートル自由形 (3)春日悠乃(伊那弥生3)5分13秒96▽800メートル自由形 (2)春日悠乃(伊那弥生3)10分47秒91▽100メートル背泳ぎ (1)宮沢春菜(赤穂2)1分15秒64(2)伊沢彩美(上伊那農業2)1分15秒87▽200メートル背泳ぎ (1)宮沢春菜(赤穂2)2分43秒37▽100メートル平泳ぎ (1)高見奏(伊那北2)1分22秒51(2)麻野裕絹(赤穂3)1分25秒24(8)田辺澄(伊那北1)1分34秒56▽200メートル平泳ぎ (1)高見奏(伊那北2)2分54秒02(2)麻野裕絹(赤穂3)2分55秒27(8)田辺澄(伊那北1)3分28秒25▽100メートルバタフライ (1)小松原彩香(赤穂2)1分05秒08=大会新(2)松田理緒(赤穂1)1分14秒97▽200メートルバタフライ (1)小松原彩香(赤穂2)2分25秒77▽200メートルメドレー (2)名和かすみ(伊那弥生3)2分39秒23(4)松田理緒(赤穂1)2分54秒68▽400メートルメドレー (2)名和かすみ(伊那弥生3)5分41秒40
◇リレー▽400メートル (1)赤穂(小松原彩香、松田理緒、麻野裕絹、宮沢春菜)4分23秒93=大会新▽400メートルメドレー (1)赤穂(宮沢春菜、麻野裕絹、小松原彩香、松田理緒)4分54秒02
◇総合順位 (1)赤穂90点(7)伊那弥生27点(8)伊那北18点
※各競技の上位4位内、又は標準記録を突破した選手らは県大会(30日竏・月1日、飯田市・アクアパーク飯田)に出場 -
南信高校総体水泳 上伊那勢は女子大活躍
南信高校総体水泳競技大会は16日、諏訪市のすわっこランド屋外プールであった。上伊那勢は、女子の100メートルバタフライで小松原彩香(赤穂2)が1分05秒08、女子400メートルリレーで赤穂(小松原、松田、麻野、宮沢)が4分23秒93のタイムでそれぞれ大会新記録を樹立した。
同地区から19校、108人(男子65人、女子43人)が30種目に出場。各種目の上位4位、または標準記録を突破した選手は、県大会(30日竏・月1日、飯田市・アクアパーク飯田)に出場する。 -
伊那まつりやる気会議が提言
伊那市の市民有志でつくる「伊那まつりやる気会議」(小池真一座長)は15日、伊那まつりの活性化を目的とした「伊那まつり提言書」を同祭実行委員会の宮嶋次郎委員長に手渡した=写真。同実行委員会は、提言された内容を検討し、祭に生かしていく。
同会議は、自由な立場から祭を盛り上げるために集まった有志15人ほどで構成。本年度2回の会議で、市民おどりの活性化、行燈による祭の演出などについて話し合った。小池座長は「(前年は中止だったため)市町村合併後初の祭に目玉イベントを盛り込みたい」と話した。
提言内容は、市民おどりコースの変更、市民おどりコンテスト実施、手作り行燈へ企業名表示、循環バスの利用促進など24項目。祭の35回記念イベントとして、NHK大河ドラマ「風林火山」で由布姫役の柴本幸さんの招待も提言に盛り込んだ。