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ローズパーティー好評
さまざまなバラに囲まれ、優雅に食事を楽しむ至福のひととき-。駒ケ根市北割五十鈴神社下の手づくりガーデン・喫茶プチ(中城澄子店主)で、「ローズパーティー」が開かれている。
中城さんが設計から土づくり、植栽まで全て手作りしたガーデンは、200種類のバラ、ベル型を中心にした30種類のクレマチス、早春から晩秋まで咲き続ける様々な山野草などを無農薬で栽培するこだわりの庭。数年前から「花を見ながら、ほっとできれば」と庭を開放し、喫茶「プチ」をオープンした。
ツルバラやミニバラ、オールドローズ、スタンダード仕立てなど多彩なバラが庭を彩る6月。「ローズパーティー」と銘打ち、通年のランチやディナーのほか、セットメニューを用意。内容は地元産の材料、ヘルシー志向にこだわった、サラダスパゲティー、季節の野菜料理、ごま豆腐、ケーキとドリンクで1300円。
また、13日午後6時から、グリーンオックス料理長、宮下学さんによるディナー「バラを楽しむ会」もある。
水、日曜日休業、営業時間午前10時から、詳細・予約は(TEL83・3829) -
アグリネーチャーは出産ラッシュ
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飯島町上の原のアグリーネーチャーいいじまは今春、出産ラッシュ。4月初めにサフォークが全身真っ黒の雄2頭を出産。続いて、トラネコの「ミーちゃん」が縞模様の5匹を産んだ。2匹はもらわれたが、残る3匹は里親募集中。
5月中旬にはポニーの「アイちゃん」が雌を出産。「メイちゃん」と名付けられ、お母さん馬の後について、一緒に草を食み、一緒におしっこもする。
かわいい盛りの「メイちゃん」に哀れ、ナンバーワンアイドルの座を奪われたのが、日本で1頭しかいないといわれている「テキサスロングホール(牛)」の「トニー君」。
昨年6月、生後3カ月で、同施設の動物たちに仲間入り。豹柄で名の通り、角が長いのが特徴。1歳になった現在、自慢の角も伸びて、つぶらな瞳で「かわいさ」アピール。 -
サツマイモの苗植え
中川村のおおくさ保育園では6日、全園児が近くの畑に繰り出し、サツマイモ「ベニアズマ」の苗百本を植え付けた。
園児らは城田瑞穂保育士から、「茎からたくさんの根が出るので、苗を寝かせて、土をしっかり掛けて」と、植え方の説明を受けた後、うねに沿って並び、横長に穴を掘り、苗を植付け、土を丁寧にかぶせた。
植え付け終了後、「大きく、大きくなりますように」と、近くの用水路から汲んできた水をたっぷりと掛けた。
潅水や草取りなどの管理は、年長組が担当し、秋には全員で芋掘りを楽しむ。 -
箕輪町でさわやかパートナー講座
箕輪町教育委員会主催の「さわやかパートナー講座」が8日、町文化センターであった。行政関係者や区長など約50人が参加。長野県男女共同参画センターの井澤和子所長の話から、男女共同参画社会について考えた。
井澤さんは、少子高齢化が進む中、子育てしやすい労働環境や女性労働者が働き続けられる社会の必要性を訴え、老後を元気に暮らすためにも、それぞれが経済的、精神的、身体的に自立していることが重要であることを説明。
しかし、現実には男性が外で働き、女性が家事、地域活動などの無償労働を担う家庭が多く「構造を変えるには男性の働き方自体も見直す必要がある」と提言した。
また、住んでいる地域ごと抱える課題は異なるため、まずは周囲を見回し、ワークショップなどによりさまざまな人の意見や知恵を提案してもらい、輪を広げていくことが重要であることを語った。 -
千人塚城ケ池にフナ放流
飯島町振興公社は5日から9日ころまでに、七久保千人塚の城ケ池に諏訪湖産のフナ約百キロを放流する。初日は3人の職員がバケツなどで、体長10-30センチのフナ30キロを放した。
フナは諏訪漁協が前日、投網で諏訪湖から捕獲した。
諏訪からトラックで運ばれた大小のマブナ、ヘラブナは湖の岸から放たれると、銀鱗を踊らせ、たちまち、エメラルドグリーンの水の中に消えていった。
城ケ池ではフナやコイ、ボラ、シナノユキマスなどが釣れ、土日曜日は家族連れでにぎわう人気の釣り場。
公社職員は「城ケ池に子どもや大人など多くの釣り人が訪れ、楽しんでもらえれば」と話していた。 -
箕輪町水防協議会
箕輪町水防協議会(会長・平沢豊満町長)は2日夜、町役場で開き、06年度町水防計画書案を協議し承認した。今後、県に申請し承認を受けて完成する。
水防協議会は、町の水防に関する重要事項を協議する。水防関係団体代表者や知識経験者を委員に委嘱した。
町水防計画は、県水防計画と町地域防災計画に従い、水防事務の円滑な実施に必要な事項を定める。町内の河川などの洪水による水災害を警戒、防御し、被害の軽減を目的とし、毎年作成する。
計画書は水防事務の処理、水防本部の設置・組織・事務分担、水防本部係員の非常参集、出動及び防災作業、消防団の受持ち河川区域、水防警報、水防信号、通信連絡、水防資器材、重要水防個所などを盛り込んでいる。
水防本部の活動体制が警戒、非常、緊急の3体制に変わったほか、05年7月1日の水防法改正に伴い設けられた天竜川伊那富水位観測所の新たな特別警戒数位2・6メートルを追加掲載した。
町の重要水防個所は昨年度と同じで、ランク重要1カ所、ランクA(水防上最も重要な区間)5カ所、ランクB(重要な区間)23カ所。地図も載せている。 -
南箕輪村6団体親ぼくマレットゴルフ大会
南箕輪村の6団体親ぼくマレットゴルフ大会は3日、大芝公園マレットゴルフ場であった。関係者73人が団体対抗でプレーして心地よい汗を流し、バーベキューで親ぼくを深めた。
村議会、区長会、教育委員会、農業委員会、生産森林組合、村理事者管理職会の6団体が親ぼくを図る恒例のイベント。昨年まではソフトボールだったが、今年は皆が無理なく楽しめるようにとマレットゴルフにした。
各団体混合で3、4人ずつのグループに分かれ18ホールを回った。照りつける日差しをさえぎる林間での大会は「涼しくていい」と好評。大会後のバーベキューを楽しみに、和気あいあいとプレーしていた。 -
彫塑講座開講
南箕輪村公民館の06年度新講座「彫塑講座」が3日、開講した。頭像などを制作する講座で、3人が楽しく作品づくりに取り組んだ。
講師は、彫塑歴40年以上という小倉孝一さん=北殿。「彫刻に比べ彫塑のほうが初心者が取り組みやすい。彫塑に楽しく取り組むことでほかのものを見る目が違ってくる」と話した。
初回は彫塑の基礎から勉強。支柱の棒に頭の芯になるようにビニールひもを丸く巻き付け、その上に粘土をつけて頭を形作っていく。参加者は、耳が中心にくるようにして顔が前に出ていることを意識しながら、目や鼻の位置を決め、粘土を着けたり、へらで削ったりして制作に熱中した。
講座は全14回。焼いて仕上げる粘土、ブロンズ粘土の2種類で人物の頭像を学び、動物なども作る。作品は村の文化祭に出品する。受講者は随時募集。問い合わせは村公民館(TEL76・7007)へ。 -
箕輪町赤十字奉仕団研修総会
家庭看護法学ぶ箕輪町赤十字奉仕団(小林節子委員長)は4日、06年度研修総会を松島コミュニティセンターで開き、家庭看護法を学んだ。
正副分団長を中心に約70人が参加。小林委員長は、「6月から救急講習、奉仕活動が始まっているが、人々の幸せを願い、有事のときには先頭に立って活動してもらうことに通じる。家庭看護法は、すぐに役立つ講習。しっかり学び覚えて、各分団で機会があったら団員に教えてあげてほしい」とあいさつした。
家庭看護法は、諏訪赤十字病院の浜さつきさん、諏訪赤十字看護専門学校の小栗ひろみさんが指導。日常生活での介助で、片まひの人が一人でベッドから起き上がる方法、部分的に介助して移動する方法を教えた。講師は、「移動が介護の基本。自立への第1歩で、介護者の負担減にもつながる」とし、「介助は自分の力ですべてやろうとせず、要介護者の力をうまく活用し、必ず声をかけてから動かして」と話した。
団員はベッドから起き上がる、ペアになって要介護者を手前に向けるなどの方法を練習して覚えた。 -
森林(もり)に親しむ講座開講
大芝高原みんなの森を散策南箕輪村大芝高原の「みんなの森」で森林について学ぶ村公民館の新講座「森林(もり)に親しむ講座」が4日、始まった。14人が参加し、森林インストラクターの説明を聞きながら、さわやかな「みんなの森」の中を歩いた。
森林セラピーロードに認定された「みんなの森」で、散策しながら森林の働き、樹木の名前などを学ぶ全8回の講座。島・ス山林塾で学んだ森林インストラクターの平林和彦さん=大泉=が講師を務める。
初回は赤松を中心に森林のしくみ、効用を紹介。「尾根松、谷杉、中ヒノキ」という特徴を説明。「松は日当たりのいい開けた場所を好み、種からどんどん生えてくる」と話し、実生の赤松を観察し松の年齢の数え方を教えた。森林の水源涵養機能と水の浄化機能も説明した。
平林さんは、「森林に関心をもってもらうことが一番。月1回森林に入るのが2回に増えるというように、興味が増えてくれたらうれしい」と話した。 -
明るい県政を進める会
知事選について県議と懇談上伊那の住民有志でつくる市民団体「明るい県政を進める会」(桜井伝一郎会長)は5日夜、伊那市内で開いた役員会で県知事選候補について伊那市と上伊那郡選出の県議4人と懇談し、県議が候補擁立に動くことを要請した。
向山公人氏(政信会)は「個人的には県政の正常化には阿部さんがいい」と、総務官僚で前県副知事の阿部守一氏(45)の名を挙げた。阿部氏について、清水洋氏(志昴会)は「意欲はある」、小原勇氏(県民協働・無所属ネット)は「県政に対する思いは強い」とした。木下茂人氏(緑のフォーラム)は「個人的に思っている人はいる」としたが具体的な氏名は言及しなかった。
桜井会長は、「県議が前面に出て(候補擁立を)やってもらいたい」と強く要請した。 -
伊南金融機関防犯連絡協議会
伊南地区の銀行、郵便局などの金融機関37店舗でつくる伊南金融機関防犯連絡協議会は5日、駒ケ根警察署で研修会を開いた。各店舗の代表者ら24人が参加し、強盗事件などが発生した際に犯人や車などに投げつけるカラーボールの実技体験を行ったほか、実際に起きた強盗事件を元に制作されたビデオを見て事件発生の対応などについて学んだ。
カラーボールの実技体験では、参加者が代わる代わるボールを手にして目標に向かって投げた=写真。ボールが地面や人形に当たって砕けると鮮やかなオレンジ色の塗料が辺りに飛散。強烈な色に、見守る参加者からは「おおー」と驚きの声が上がった。参加者らは「実際に投げたこともないし割れたところを見たこともなかったが、こんなに目立つ色なら確かに有効だろうね」などとうなずきながら話し合っていた。
防犯用カラーボールは野球のボール程度の大きさの薄いプラスチック製で、中には洗っても落ちにくい性質を持った鮮やかな色の蛍光塗料が入っている。 -
駒ケ根市環境市民会議
駒ケ根市は5日、06年度第1回の環境市民会議を市役所南庁舎で開いた。一般市民からの公募6人を含む30人の委員のうち約20人が出席し、市の担当者から各種関係条例や会議の位置付け、今後の進め方などについて説明を受けた。互選により座長に小原茂幸さん、副座長に水野益男さんと木下さちゑさんが選出された。
協議に先立ち、新委員7人を代表して牧野郁生さんが中原正純市長から委嘱状を受け取った=写真。
会議は来年3月まで月に1回程度の割合で開かれ、市環境基本計画などについて審議していく。
新委員は次の皆さん。
牧野郁生、宮脇正武、小原茂幸、水野益男、赤須昌子、大沼光明、堺澤政江、城田嘉一 -
日系2世女性 着物、ドレスなど寄贈
日系2世で米国カリフォルニア州立大教授の伊奈さつきさん(62)が5日、駒ケ根市の駒ケ根シルクミュージアムを訪れ、母の故静子さんが絹業博覧会(1939年、米サンフランシスコ)で着用した着物5着、ドレス2着などを駒ケ根市に寄贈した=写真。3年前に制作した日系人収容所のドキュメンタリー映像を収めたDVDも寄贈し「戦争のため、収容所で苦しんだ日系人がいたことを知ってほしい」と話した。
岡谷市の片倉製糸に数年間勤務していた静子さんは博覧会でファッションモデルと座繰りの実演を務めるために渡米。博覧会で出会ったいたるさんと結婚したが太平洋戦争が起きたため米国内の強制収容所に入れられ、終戦までを過ごした。さつきさんも収容所内で生まれたことなどからドキュメンタリーを制作した。
シルクミュージアムは寄贈された品を今後順次公開していきたいとしている。 -
入笠牧場で入牧
丈夫な乳牛の育成や、畜産農家の労力軽減などを目的とした夏場の放牧が6日、伊那市高遠町の入笠牧場で始まり、標高1655メートル、約305ヘクタールの草地に、ホルスタインや黒毛和牛など約40頭を放牧した=写真。最終的には約160頭を放牧する予定。牛たちは秋までの約4カ月をここで過ごす。
寒い時期が続いた今年は、5月に入っても残雪があったため、例年より1週間ほど入牧が遅れた。放牧を希望したのは上伊那、飯田地域の農家42件。作業には、牧場を管理する上伊那農業協同組合(JA上伊那)の職員や、行政担当者など約30人が参加した。
体重測定や駆虫剤の投与をした牛は、種付けをする「まき牛」と、そうでない「一般牛」とに分けて放牧。中には、急な斜面を登れずに座り込んでしまう牛もいたが、担当者は「こうした牛も最後には、人間では捕まえられないくらいになる」と話していた。 -
富県でサツキの盆栽展
伊那市富県の橋爪謙司さん(71)が育てるサツキ、約20種類が並ぶ展示会が11日まで、同地区北和田集会所前にあるコミュニティー広場「ひなたぼっこ」で開かれている。赤や白、ピンク色などに咲きそろった盆栽、約60点が、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
「ひなたぼっこ」は田畑昌彦さん(72)が地元の人のために開放している自宅の一画。橋爪さんの素晴らしい盆栽を、多くの人に見てもらいたい竏窒ニ3年前から展示会を開いてきた。来場者は年々増加しており、昨年は約270人が訪れた。中には、何度も足を運ぶ人もいるという。
展示する鉢は、橋爪さんが育てる約100鉢の中から、その年に状態の良いものを選りすぐっている。寒さの影響を受けた今年は、1週間ほど花咲きが遅れ、赤と白の盆栽が若干少なめ。しかし、星型の花をつける「寿光」などが見ごろを迎えている。ハウスに入れるなどして開花時期を調節しており、橋爪さんは「展示期間中に、ちょうど満開となるのでは」と話している。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時。
問い合わせは富県さつき会(TEL78・1726)へ。 -
伊那市で手作りパン教室開催
普段は中々つくる機会の少ないパン作りに挑戦しよう竏窒ニ4日、手作りパン教室が伊那市駅前ビル・いなっせであった。親子連れなど約20人が集まり、パン作りの基礎を楽しく学んだ。
伊那市西春近のミサワ燃料(三澤いさを社長)が年に何度か企画する催しの一環。今回は、西春近で唐木グリーンパン教室を開く唐木芳子さんを講師に迎え、代表的なパンの一つ、「テーブルロール」を作った。
参加者は、正確な計量や温度管理などが大切であることを学び、生地づくりに挑戦。初めてパンを作ったという中村麻理さん(26)は「今まで触ったことのない触感だった」と話していた。
また、パン生地を休ませている時間を使い、ムースやグリーンサラダづくりに取り組み、全員で出来上がった料理を味わった。 -
伊那市・西箕輪小でプール清掃
伊那市の西箕輪小学校で6日、2年生(2クラス・計56人)によるプール清掃があった。児童たちは一年間の汚れを流し、プール開きに向けて準備。照りつける日差しの下、早くも泳ぎたい様子だった。
プール清掃は3日から始まり、各学年が順番に担当している。2年生はプール内をタワシやスポンジでこすり、プールサイドの雑草を抜き取るなどの作業に一生懸命。水の掛け合いも楽しみ、「泳ぎたいな」と笑顔で話し合っていた。
2年けやき組の原佳輝君(7)の本年の目標は25メートルを泳ぐこと。「去年は半分ぐらいまでだったけど、今年はいっぱい泳ぎたい」と、プール開きが待ち遠しいようだ。
8日に5年生が掃除を終えると、水を溜め始め、22日にプール開きをする予定だ。
夏休み開けに各学年ごとの水泳記録会があり、児童たちが授業の成果を保護者に披露することになっている。 -
伊那署 振り込め詐欺に注意して
伊那市内で5月下旬縲・月上旬、11件の振り込め詐欺の未遂事件が集中発生しているため、伊那署は、管内の住民に被害防止を呼びかけている。
手口は午前中、一般家庭へ、息子や甥などの親族を装った男が「彼氏(夫)のいる女性と付き合ってしまい慰謝料が必要だ」「仕事上のトラブルでお金が必要だ」などと電話をかけ、100縲・00万円を都内の指定の銀行口座に振り込みませようとする。
同署では▽すぐに金の要求をしたり、振り込むように言ってくる電話は疑ってかかる(家族や親族しか知らない質問をする)▽すぐに金を振り込まず、必ず家族や知人などに相談する▽不審に思った電話については、警察署や交番に相談、通報する竏窒ネどの対応をするよう注意を促している。
05年に伊那署管内で被害のあった振り込め詐欺は34件で、被害総額は約5700万円。そのうち、被害額が多い順に、オレオレ詐欺が4件(約2200万円)、融資保証金詐欺が23件(2千万円)、架空請求詐欺が7件(1500万円)だった。 -
上島泰芳(74)・上島松男さん(67)、伊那市美篶
今年4月、兄弟で初めて、飯島町七久保の道の駅、花の里いいじまで2人展を開催。2人は「日本でただ1人、それぞれのオリジナル作品を広々と飾り、多くの人に鑑賞していただいた」と成功を喜ぶ。
上島泰芳さんは井月や一茶の俳句や芭蕉の「奥の細道」「信濃の国」、各宗派の本尊と般若心経を記した銘竹彫刻を並べた。手製本会社美篶堂代表で、紙の断面で絵を描く、上島松男さんは「雲上の富士」「赤富士」や抽象画など断面アートのほか、美篶堂が製本した書籍など合わせて300点余展示した。
◇◇
泰芳さんは20代の頃から、祖父、上島不六さんの見よう見真似で、小刀で竹に絵や字を彫って楽しんでいたが、定年退職後、本格的に銘竹彫刻に道に。「竹は固く、滑りやすい。彫刻刀以外で何か彫れる工具はないものか」と研究し、ドリルで彫ることを思いつき試した。しかし、ドリル彫りには危険はつきもの「滑ってけがをし、親指をなくした。痛さよりも、この後、ドリルが握れるどうかの方が心配だった。退院後、執念でけがを治し、復帰した」という。
数多い作品の中で、特に苦労したのは「歴代横綱の一覧」。「独特の相撲字で太字のため、ドリルが使えず、半年ががりで制作し、国技館相撲博物館に寄贈した」。
「竹の良さは温かみ、割った瞬間の快感。苦労した作品が完成し、依頼主に喜ばれることが1番うれしい」。
◇◇
製本業を営み様々な色紙を扱う松男さんは、色とりどりの裁断屑を利用し、何かできないかと考え、最初はきれいな色紙を重ねたグラデーションを額に入れて「グラデーションアート」として楽しんでいた。10年前、東京銀座で開いた製本展に、10数点を並べたところ、著名なデザイナーの目に止まり「断裁アート」と名付けてもらった。以後、さらに発展させ、絵や写真を参考にして「屋久杉」「赤富士」「雲上の富士」など具象的作品、抽象的作品も手掛ける。 「1枚1枚の紙の美しさが何10枚も重なり、絵の具でも出させない、新鮮な色が生まれる。今後はマーブル技術によるアートづくりにも挑戦したい」と意欲を。
2人は「本格的な合同展ができるとは、夢にも思わなかった。多くの人が来場していただき、うれしかった」と口をそろえる(大口国江) -
記者室
先月下旬から相次いで、大手製紙メーカーがテッシュペーパーなど家庭紙の値上げを発表。1973年の第1次オイルショック経験者は敏感に反応し、スーパーやドラッグストアに走り、トイレットペーパーやティッシュペーパーを買い込んだ。原油高による燃料費高騰が原因で、在庫は十分あり、供給不足はないと言っているが、ОPECの原油生産枠は据置きで不安要因は尽きない▼毎月のように2円、3円と値上がりし天井知らずのガソリン価格。「家庭紙、お前もか」と言いたくなる。石油を原料とする製品は多い、次々と値上げ現象が拡大するのではと思うと不安だ▼「地球規模」とか「グローバル」という言葉は、世界経済が家計を直撃することと覚えたり(大口記者)
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ドッジボールクラブ2年目で、上位進出にも意欲
宮田村の小学校3年から6年のの男女約40人でつくる「宮田ドッジボールクラブ」は設立2年目を迎え、上位進出を狙おうと、意欲的に練習を積んでいる。3日も南箕輪村や飯田市のチームを招き、同小体育館で練習試合をした。
2年前、宮田小の6年生がドッジボールの各種大会で大活躍。その盛りあがりを受け継ぐなどして、同クラブも発足した。
現在は男子20人余り、女子も10数人が加入。毎週火曜日と隔週の土曜日に集まり、練習している。
昨年は1年目で大会でも思うような成績は残せなかったが、今年は上位に食い込みたいと、意欲も満々。
関係者も「だんだんチームとしてのまとまりが出てきている」と、期待を高めている。 -
西保育園児がプラムの里へ
宮田村西保育園の年長園児33人が6日、同村新田区の介護老人保健施設「プラムの里」を訪問。高齢者とじかにふれあい、スキンシップを図った。
保育園で練習している歌や踊り、縄とび、折り紙などを披露。
さらに高齢者の元へ駆けよって、肩をトントンたたいたり、背中をなでたりもした。
「気持ちいいねぇ。本当にありがとう」。目を細めて喜ぶおじいちゃん、おばあちゃん。園児も「いつまでも長生きしてね」と返した。
毎年年長園児が同施設を訪問。交流を深めているが、吉川美幸園長は「家庭に高齢者がいない世帯も多くなった。じかに接することで、感じたり、新たに学ぶことも多いと思う」と話していた。 -
箕輪西小でデジタルカメラ教室
箕輪町の箕輪西小学校(湯本明雄校長)で5日、カメラメーカー「キャノン」(本社・東京都)が主催するデジタルカメラ教室「ジュニアフォトグラファーズ」があり、3年生以上の児童77人が野外で実際に撮影を体験した。
カメラ撮影を通じて子どもの感性を育むとともに、環境保全への意識の高揚を図るプロジェクトで、3年目。これまでは同社グループやNPO法人を通じて各地域で開いてきたが、今回初めて全国の小中学校を対象に募集した。
児童たちは社員らからカメラの基本操作について学び、一人一人に貸し出されたデジタルカメラを使って、近くを流れる深沢川周辺に広がる自然を撮影。草花や木々、遠望の山々、花のみつを吸う昆虫や水たまりで泳ぐオタマジャクシなど、思い思いにカメラを向けた。
被写体を上下左右あらゆる視点からとらえるなど工夫してシャッターを切る児童の姿もあった。
カメラ撮影が初めてという4年生の上野香音さん(9)と牧田愛香さん(9)は「ぼやけたりしてなかなか難しいけど、光の差し込み加減や、撮る位置によって写す物が違って見えるから楽しい」と夢中になっていた。
撮影した写真はプリントし、お気に入りの1枚に付けたフレームの余白にタイトルやコメントを記してオリジナル作品に仕立てた。
児童たちの写真は、11月に都内で予定している、プロジェクトへの参加者全員の作品を飾る展示会で紹介される。また、同校では12月に町文化センターに並べて披露する。 -
夏さきどり、宮田中でプール開き
宮田村の宮田中学校は5日、上伊那地方のトップをきってプール開きした。水温が低く初泳ぎは中止したものの、改修できれいになったプールに生徒たちが集まり、シーズンの安全を祈願した。
生徒会役員、体育委員、水泳部の約30人がプールサイドに集合。松澤祐希生徒会長は「安全面に気をつけ、水泳を楽しもう」とあいさつした。
同中プールはさびた鉄の土台の表面が露出したため、村は昨年度1600万円余りかけて改修した。
6月中は中体連を控える水泳部が主に練習。7月から2カ月間は体育の授業でも使われる。 -
上穂町区敬老文化祭、恒例の人情劇で高齢者をおもてなし
駒ヶ根市上穂町区(氣賀澤徳義区長)の敬老文化祭は4日、赤穂公民館で開いた。分館役員の間で30年以上受け継がれている人情劇芝居などで、高齢者の長寿を祝った。
69歳以上450人ほどのうち、約150人が出席。12の個人、団体らが演芸で盛り上げ、楽しませた。
そのうち分館役員は人情劇「関の弥太郎笠」、「矢切の渡し」を公演。
1カ月前から毎日積んできた稽古の成果を披露し、熱演した。
笑いあり、涙ありの内容に、会場からはヤンヤの歓声も。地域がひとつになって、高齢者をもてなしていた。 -
ハッチョウトンボ観察会
世界最小のトンボ「ハッチョウトンボ」の観察会が3、4日、繁殖地の駒ヶ根市南割公園で開かれた。親子連れなどで賑わい、羽化したばかりの体長2センチに満たないトンボに目を凝らした。
羽化の時期にあわせ、地元のハッチョウトンボを育む会(小川周次会長)が開いたもの。
今年は1週間ほど成育が遅いというが、3日朝で65匹が羽化。
4日はそれ以上の個体数になったが、訪れた人たちは草かげにとまる最小トンボを凝視した。
会メンバーの解説もあり、親子で熱心に目と耳を傾ける姿も。「あんな所にいた」「本当に小さい」など歓声をあげていた。 -
生活全般を見直そうと、宮田中で頭髪集会
宮田村の宮田中学校生徒会生活委員会(大下直人委員長)は2日、身だしなみやや原則自由の髪型を考える「頭髪集会」を開いた。同校では11年前の生徒が議論して頭髪が自由になった経緯があり、普段の生活についても幅広く見つめ直した。
各学年の代表者が作文を発表。石倉みか副委員長は「個人のおしゃれというが、集団で生活していることを忘れないで」と呼びかけた。
小松陵太君(1年)福村悠君(2年)田口奈美さん(3年)も「宮田中の名前に恥じない身だしなみにしよう」と話した。
同校は1995年まで男子は丸刈り、女子は肩までと髪型を規定。当時の生徒会が1年かけて議論し、「生活に適した清潔的で活動的な髪型」に変更した。
以来、頭髪集会を年2回実施。新津吉明校長は「改めて先輩の願いを受け止めなければ。外見も内面も進歩するよう期待しています」と話していた。 -
分館対抗春季スポーツ大会
宮田村公民館は4日、分館対抗春季スポーツ大会を開いた。ソフトボール、バレーボール、ゲートボールの3種目で、各区が激戦を展開。優勝目指して隣近所の仲間が力あわせて戦った。
ソフトボールはウインドミル投法を禁止し、誰でも楽しめる試合方式に。結果、打撃戦を制した大田切区が優勝した。
バレーボールを制したのは息のあった試合運びをした新田区。決勝はフルセットの接戦となったが逆転した。
ゲートボールの優勝はつつじが丘区。昨年は3位までに入らなかったが、躍進した。
上位結果は次の通り。
【ソフトボール】(1)大田切区(2)北割区(3)南割区、大久保区【バレーボール】(1)新田区(2)町3区(3)つつじが丘区、大田切区【ゲートボール】(1)つつじが丘区(2)大原区(3)町3区、町2区 -
連覇ならずも、全国に宮田をアピール
宮田村の40歳以上の中高年世代でつくる野球チーム「大昭クラブ」は3、4日、上田市で開かれた全日本生涯野球大会に出場した。村のシンボルである「梅」をデザインに取り入れた新ユニフォームを着用。惜しくも敗退して、連覇はならなかったが・ス元気な宮田・スを全国にアピールした。
開会式では真新しいユニフォームに身を包み、優勝旗を手に誇らしげに行進。50、60代主体部門の前年度覇者として、千葉や新潟の3チームと対戦した。
結果は逆転負けなどで惜しくも連覇はならず。それでも精かんな新ユニフォームは大会でも注目を浴び、メンバーは村の名前を背負って好試合を演出した。
同チームは・スお父さんの甲子園・スと呼ばれる同大会に18年連続で出場。昨年の優勝を契機に今大会前にユニフォームを新調した。
「残念な結果に終わったが、宮田の名前は多くの人にアピールできたのでは」と、メンバーは満足そうだった。