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第46回上伊那陸上選手権 あす
第46回上伊那陸上競技選手権大会が20日、伊那市陸上競技場である。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催、伊那市、伊那市教育委員会後援、KOA協賛。
100メートル、4×100メートルリレー、砲丸投げなど、一般男子13、一般女子8、中学男子8、中学女子7、共通男子1、共通女子3の合計40種目を展開。前年より108人多い、350(男子203、女子147)人がエントリーする。
全国大会でトップ選手のエントリーはないが、400メートルなどに出場の大野裕紀(赤穂中2)、加藤一樹(同)ら中体連北信越大会で活躍した中学生アスリートに注目。赤穂の男子リレーは記録更新に期待が持てそうだ。
共通男子の棒高跳びでは、高遠高校教諭の上杉丈夫が久しぶりの大会参加。同種目には同校の教え子3人が出場するため、師弟対決が見物になりそうだ。
8月上旬にあった全国高校総体で1年生で女子200メートル6位入賞の今井沙緒里(辰野中出身)ら、至学館(愛知県)6選手もオープン参加。4×100メートルリレーでは3年仲田千秋が率いる伊那弥生との熱戦に注目が集まる。
午前8時30分から開会式。競技開始は9時から。
去年の写真から -
【記者室】盆正月
南箕輪村田畑の「盆正月」。区長ら役員宅は、もう1日盆休みを求める有志の手で見事に封鎖された。時代が変わり、1日休むように-との連絡は形式だけだが、100年以上の歴史ある行事は、こうして続いている▼「盆正月」は初めて見ると、とても驚く。2年目は、今年はどんなだろうと楽しみになる。封鎖は、正月というだけあって鏡もち、しめ飾りなどもあり、見た目も考慮してか“きれい”に飾られる▼行事は、地区PTAなど有志でつくる「伝統行事を守る会」が継承している。封鎖される側にとっては“受難”だろうが、「だれかが怒ったら終わってしまう。温かく見守られて続いてるんだろうね」。伝統を重んじる温かな心で、盆正月は守られている。(村上記者)
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ゆずり葉学級
大芝高原音頭Newヴァージョンを体験
南箕輪村公民館の高齢者学級「ゆずり葉学級」は17日、今年完成した大芝高原音頭のアレンジ曲「大芝高原音頭Newヴァージョン2006」の踊りを体験した。
学級として大芝高原祭りへの参加は予定していないが、新しくできた大芝高原音頭にふれ、地元区などで祭りに参加した場合に楽しく踊れるように-と計画した。
インストラクター2人が指導。手の振り、足の動きなど少しずつ手本を見ながらまねをして練習したあと、音楽に合わせて踊った。わずかな練習時間だったが、ほとんどの人がインストラクターの踊りを見ながらリズムに乗って踊ることができた。
受講者は、「初めてやったけど、踊りやすい」と楽しそうに話し、公民館で竹を切って準備した踊りに使う竹「舞竹」を軽快に打ち鳴らしながら踊った。 -
箕工、多部制・単位制の校名を募集
高校改革プランの実施計画に基づき、09年度から移行する新しい多部制・単位制高校の設置準備を進める箕輪工業高校将来計画準備委員会は、新しい学校の校名と校歌、校章に関する意見を広く一般から募集している。 新知事に代わり、高校改革についてもさまざまな議論が取りざたされている。しかし、箕輪工業高校では従来から、新しい形態である「多部制・単位制高校」を理解してもらうには周知に時間をかける必要があるとして、速やかな準備を進めている。
校名などを一般から募集する背景には「新しい学校を地域の声によってつくっていきたい」という願いが込められており、これまでの箕輪工業高校同様、地域と共に根ざした学校づくりを目指す。
校名は、校名案とその命名の理由を明記し21日から9月19日までに、校歌・校章については具体的意見を明記して21日から12月29日まで募集する。
応募は郵送、FAX、電子メールで行い、住所、氏名を明記すること。
応募は、学校関係者と箕輪工業高等学校の未来を育てる会の小委員会が審査・選考する。
問い合わせは箕輪工業高校内将来計画準備委員会(TEL79・2140)へ。 -
新成人が保育園に遊具
などを寄贈
飯島町の今年20歳を迎えた新成人でつくる成人式実行委員会は17日、町内の飯島、七久保、東部の3保育園に成人記念として、遊具などを寄贈した。
新成人111人が参加した15日の式典で1人千円の寄付を募り、飯島保育園と七久保保育園には戸外用テーブル、東部保育園には室内用滑り台を贈った。 このうち、飯島保育園では、実行委員の有志5人を迎え、贈呈式。園児らは声をそろえ、「20歳おめでとうございます」と祝福、実行委員を代表し、鈴木和幸さんは「みんなで仲良く、楽しく使って」とあいさつした。
この後、贈られた遊具を使って、園児と新成人は交流を深めた。 -
豪雨被災者のために
夏の夜店で義援活動、実行委が善意託しに
7月の集中豪雨被災者の支援に役立ててほしいと、宮田村商工会商業部会などを中心に構成する夏の夜店実行委員会は18日、募金活動で集めた2万5500円余りを村社会福祉協議会に託した。日赤県支部を通じて被災地に届ける。
今月4日に多彩なイベントを用意して河原町商店街で開いた夏の夜店。数日前に発生した豪雨災害を受け、急きょ3つの募金箱を会場内に設けた。
この日は、中谷俊治実行委員長と商業部会の宮下進八郎部会長が役場を訪問。「皆さんの温かな気持ちです」と来場者から集まった善意を、小林修助役に手渡した。
中谷さん、宮下さんは「今回の災害は宮田村としても他人事ではなかったが、幸い夏の夜店には多くの人に来てもらえた。今後も良い形で続けていければ」と話した。 -
新エネ、省エネ融合の新工場9月竣工へ
浦野紙器、環境配慮に徹底した理念で
ダンボールや金属加工の浦野紙器(宮田村新田区、浦野勇社長)は、県内最大の太陽光発電システムや徹底的な断熱効果を施した新工場を建設している。地球的規模の環境に配慮する理念を持った工場で、同社や工事関係者は「新エネルギーと省エネルギーを融合したこれだけの工場は全国にも例がないのでは」と胸を張る。利益優先の企業風土が強まるなかで、大手企業も二の足を踏む課題に宮田村の中小企業が果敢に挑んでいる。
本社に隣接する形で建設が進む新工場。屋根には840枚もの太陽光パネルが並ぶ。
完成すれば出力は150キロワット。新工場の電気量の多くを賄うことができ、同社全体の年間電気消費量に換算すれば約15%をカバーする計算だ。
また、太陽光という新エネルギーを導入するだけでなく、省エネ対策にも万全を期す。
屋根だけでなく、コンクリート敷きの床下にまで断熱材を敷設。
断熱効果をさらに向上させるため、窓には全てペアガラスを使用する徹底ぶり。
工場内の機械熱の影響で冬は暖房費をほぼ使わず、夏の冷房費も4割削減を見込む。
設計に関する基本的なコンセプトは浦野社長が自ら立案。「100年、200年先の地球環境を考え、真剣に企業が取り組む時。損得だけではない。我々の新工場が、その起爆剤になれば」と説明する。
国の優遇制度を利用して昨年あたりから、太陽光発電を設ける企業が増加。今年は全国で460社、県内でも約10社が制度を利用して導入するが、大手に比べて中小企業の積極性が目立つ。
事情に詳しい工事関係者によると、アピールとして導入する企業も多く、根本からエネルギー対策に乗り出している企業は全国的にも数少ないという。
新工場は本社隣接地に1750平方メートルの平屋建てで建設中。9月末に竣工し、金属加工部門が操業する。 -
夏を彩る野菜を収獲
かかし隊、天の恵み実感しながら
農作物の栽培を通じて季節の行事にもふれる宮田村公民館の親子学級「われら、かかし隊」はこのほど、野菜の一部を収獲した。たわわに実った天の恵みに「豊作だァ」と歓声をあげた。
この日は当初の事業計画に入っていなかったが、順調な生育で収獲期を迎えたことから、希望した家族が栽培している町3区の畑を訪れた。
トマトにキュウリ、ナスにおくら、枝豆、ジャガイモ。春に植えた種や苗は、夏を彩る豊かな実へと変身し、子どもたちは大喜び。
吉澤小百合さん=大久保区=の協力で、食べ頃を迎えた野菜を次々ともぎ取った。
井沢明歩さん(7)=同区=も目を輝かして収獲。吉澤さんから野菜の話しも聞きつつ、汗を流した。
父親の輝彦さんは「自宅で家庭菜園をやっていますが、かかし隊にはただ植えて収獲するだけではない違った魅力がありますね。子どもたちも喜んでいます」と話した。
真夏の陽射しが照りつけたが、参加した親子は暑さも忘れて畑仕事を楽しんでいた。 -
南アルプスふるさと祭り10月8日に
伊那市長谷の第23回「南アルプスふるさと祭り」の第1回実行委員会が17日夜、老人福祉センターであった。新市発足後最初の祭りとあって「濃い内容で楽しい祭りにする」ことを確認。長谷総合グラウンドを主会場に10月8日にすることを決めた。
祭りのイベント内容は、事務局が提示した素案によると、新市発足にあたって、市消防団の音楽隊による演奏を新たに加え、地域間交流として昨年同様、伊那の伊那節やダンシング・オン・ザ・ロード、高遠の高遠ばやしの披露も盛り込んだ。
各地区の子ども御輿(みこし)による練り歩き、長谷音頭・ざんざ節、地場産品の販売など多彩なイベントを企画。別会場の長谷中学校グラウンドで、市民有志団体による太鼓演奏、約100発の大花火大会も予定する。
会合では実行委員長に宮下自治区長を選任。催事、販売展示、花火など6部会で、正副部会長を決めて協議した。今後は9月下旬までに3回の会合を設けて詳細を詰めていく。 -
小中学校で2学期始まる
上伊那の小中学校の一部で18日、2学期始業式があった。伊那市の長谷小学校(原孝壽校長、86人)は、児童たちがこんがりと日焼けした顔で臨み、気持ちを新たに新学期のスタートを切った。
クラスごと、児童たちが夏休み中の課題や自由研究を提出。1年生はアサガオの観察記録やコガネムシの幼虫の調査など思い思いに取り組んだ研究成果を堂々と発表した。
式では2、4、6年生の代表5人が2学期の抱負を発表。2年の宮下郁美さんは計算や漢字の習得に向けて勉強に励むことを目標に上げ、「家では自分のことは自分でできるようになりたい」と話した。
原校長はあいさつで「2学期は1学期からこつこつと取り組んできたことを自分のものにする学期。立派な実を成らせるように頑張って」と呼びかけ、最後に全校で校歌を歌って気持ちを引き締めた。
この日は、伊那中、高遠中、箕輪西小で新学期が始まった。 -
ハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」
デイサービスで演奏
南箕輪村のハーモニカクラブ「ポコリットみなみみのわ」(16人、高嶋一人代表)はこのほど、村社会福祉協議会のデイサービスセンターを訪れ、ハーモニカを演奏して利用者を楽しませた。
同クラブは、村公民館の初心者ハーモニカ教室で学んだ仲間が集まり、毎週公民館で練習を重ねている。活動目標の一つである地域貢献活動の一環で、04年から8月と12月の年2回、センターを訪問している。
この日は会員12人が訪れ、合奏で「南箕輪村民歌」「赤いくつ」「千曲川」などを演奏し、独奏も披露し、どこか懐かしいハーモニカの音色を響かせた。
利用者に演奏に合わせて一緒に歌ってもらおうと歌詞を書いた用紙も準備。利用者は、手拍子しながら一緒に歌い、演奏が終わるたびに大きな拍手をして楽しんでいた。 -
駒ケ根市が来春採用職員募集
駒ケ根市は07年4月採用の職員を31日まで募集している。職種は一般行政織と保健師で人数はそれぞれ若干名。
一般行政職は1981(昭和56)4月2日縲・5(同60)年4月1日に生まれた人で、大学卒業もしくは来春卒業見込み、または同程度の学力を持つ人。06年8月1日現在、駒ケ根市に住所を有するか、両親などが市内に住んでいて、採用後に市内に住むことが確実なことが必要。
保健師は77(昭和52)年4月2日以降に生まれた人で、保健師の資格を持つか、06年度実施の国家試験で資格取得見込みの人。
第1次試験は9月17日に行われる。問い合わせ、申し込みは市役所(TEL83・2111)庶務課人材育成担当(内線212)へ。 -
武蔵野音大管弦楽団演奏会9月に
武蔵野音楽大学管弦楽団の演奏会が9月9日に駒ケ根市文化会館大ホールで開かれる(主催・同大、駒ケ根音楽文化協会など)。指揮者は同大客員教授でハンガリー国立劇場、ザルツブルク祝祭管弦楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団で指揮をするカールマン・ベルケシュ。ピアノ独奏は同大4年の園田紘子。演奏曲目はビゼー『カルメン』から第1、第2組曲、ショパン『ピアノ協奏曲第2番』、ムソルグスキー『展覧会の絵』。
午後6時30分開演。全席自由、一般2千円、小・中・高校生1500円。チケット取り扱いは駒ケ根市文化会館(TEL83・1130)など。 -
シニア海外ボランティア入所式
国際協力機構(JICA)は17日、途上国の発展のため海外に派遣する40縲・9歳までのシニア海外ボランティアの派遣前訓練入所式を駒ケ根市の駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)で開いた。シニアボランティアの訓練はこれまで東京・広尾の訓練所で通所で行なってきたが、語学教育の一層の充実を図るため、今回始めて35日間にわたる合宿制を導入する。加藤所長はあいさつで「それぞれの動機を持って試験をクリアした皆さんにおめでとうと言いたい。この訓練の中心となる語学教育の時間は中学校の3年間で学ぶ英語の授業時間の約半分にも及ぶ。得意な人もそうでない人もぜひ頑張って習得してほしい。有意義な研修生活になることを祈る」と激励した。
訓練に臨むボランティアは試験に合格して全国各地から集まった135人(男性112、女性23)。9月20日までの訓練を終了した後、アジア、アフリカ、中南米など39カ国に1縲・年間派遣され、教育や技術指導などのボランティア活動に当たる。
青年海外協力隊の訓練・派遣はこれまで年3回だったが、07年度からシニアボランティアと統合し、年4回行う見通し。 -
南箕輪村田畑の「盆正月」
南箕輪村田畑の100年以上続く伝統行事「盆正月」で16日深夜から17日未明にかけ、松沢亨区長ら役員の自宅を、区内の男性たちがしめ縄や車、農機具などを飾り立てて封鎖し、もう1日盆休みがほしい-と要求した。役員宅では朝から片付け作業に追われた。
封鎖するのは区3役と公民館3役の6軒。地区PTAなどでつくる「伝統行事を守る会」が、深夜に作戦を決行した。
区長宅は、玄関前に板やはしごを立てかけ、物干し竿にくわなどの農具を下げ、植木鉢や肥料、タイヤなどが並べられた。松の枝としめ縄を飾り、鏡もち、スイカ、トウモロコシなどの野菜も供えられた。
道路からの入り口には「お正月」の文字が白字で大きく書いてあり、玄関まで自転車やヘルメットを飾った脚立、軽トラックと、段階的にバリケードを築き、軽トラックは車庫から移動しタイヤの空気が抜かれていた。
松沢区長は、玄関から出ることができず裏口から外に出た。区の会計をしたときにも封鎖を経験。2度目の“受難”で、「歴史的な流れがある行事だけど、これは大変だ。片付けに1日かかるかな」と苦笑。「盆正月なので1日休むように」と、区内の組長に電話連絡した。家族も、「やいやい…と言いながらも、温かく見守られて伝統が続いてるんだろうね」と話していた。 -
箕輪町で夏ソバ刈り取り
箕輪町水田農業推進協議会の夏ソバ部会(日野国章部会長)が栽培している夏ソバの刈り取り作業が終盤を迎えている。
町内では今年、従来から夏ソバを栽培している中部営農組合に加え、2営農組合が新規参入し、夏ソバ部会を設立。町水田農業推進協議会が乾燥機など一式を購入した。
17日は、中部営農組合と東箕輪営農組合長岡支部が作業した。長岡支部は9人が刈り取り、乾燥、秋ソバ播種に取り組んだ。箕輪ダム下の1ヘクタールの畑では、コンバインを運転する人、トラクターをかける人など分業し、作業に精を出した。19日ころまでに刈り取りを済ませ、秋ソバの播種を終わらせる予定。
夏ソバの蒔きつけ面積は中部6ヘクタール、南部1・2ヘクタール、東箕輪2ヘクタール。今年は雨の影響で少し生育が遅れ、わずかに品質が低下したという。刈り取りは今月7日から始まっており、JAに出荷し販売する。 -
精霊を送り出す火祭り「百八灯」
伊那市西箕輪の大萱公園で16日夜、盆行事「百八灯(ひゃくはってい)」があった。精霊を送り出す火祭りで、公園を囲むように布玉108個が炎を上げて燃えた。
「百八灯」は、ぼろ布を直径15センチほどに丸めた玉を針金で巻き、灯油をしみ込ませて燃やすもの。江戸時代に始まったのではないかとされる。
地元の中学生らが公園西・南側い張ったワイヤー延長100メートルに布玉を取り付け、午後8時半ごろ、点火。布玉は約30分間、めらめらと燃え、訪れた家族連れなどがじっと様子を見守った。
布玉数は、地区内の当番に当たった組が用意。中学生が各戸を回って回収するなど準備に当たっている。
百八灯に合わせ、公園内では盆踊り、手持ち花火、振りまんどがあったほか、ビールやかき氷の屋台も並んだ。 -
坂下で精霊流し
伊那市坂下区の天竜川で16日夜、第53回精霊流しがあった。新盆を迎えた家族ら約250人が集まり、故人のめい福を祈った。
灯ろうは、地元を中心に、市内外から170基の申し込みがあった。
天竜川右岸にある坂下駐車場で大法要を済ませたあと、参列者は戒名を書き入れた灯ろうにロウソクをともし、天竜川にかかる大橋上流から天竜川に流した。
7月の梅雨前線豪雨の影響で、河川敷が荒れ、河床がえぐられた天竜川。参列者は川の流れに沿って、ゆらゆらと揺れる灯ろうを見守りながら、手を合わせた。
精霊流しは伊那市仏教会主催、坂下商工会主管。戦争や交通事故などの災害犠牲者の供養と、世界平和も合わせて祈願した。 -
箕輪町無形民俗文化財「おさんやり」
箕輪町の南小河内で16日、町無形民俗文化財「おさんやり」があった。地元の青年約60人が交代で柴舟を担ぎ、集落を回って、1年間の災厄を払った。
柴舟は高さ3メートル、長さ8メートル、重さ600キロ。30縲・0代を中心に、白い衣装を着た男性が20人ずつ担いだ。担ぎ手は盆太鼓の音に合わせ、気合いを入れ、足早に進んだ。
青年層の減少で、重い柴舟を担いで体を痛める人が出たことから、本年は一部をキャスター付きの台車で引いた。
集落を巡航し、夜になってから、舟を壊した。その破片を持ち帰り、家の門口に掲げると、厄除けになるといわれている。
おさんやりに合わせ、南小河内盆祭実行委員会の文化財保護功労者表彰(県文化財保護協会)の報告、盆祭の拠点となる旧屯所の改築披露があった。 -
箕輪町松島区で夏祭り用のちょうちんを新調
箕輪町松島区で16日、「夏祭りin松島」があり、祭りに向けて新調した55基の提灯(ちょうちん)が、集った区民に初披露された=写真。
松島区はこれまで、商店街の店舗名などが書かれた提灯を使用していたが、すでに営業を止めた店の名前が残っているなどしたため、松島分館が主体となり、祭り用提灯を新調。町の地域活性化事業交付金の助成を受け、音響設備も新たに購入した。
松島区には39の常会があるが、改めてそれを確認する機会も少ない。そこで、提灯を見て改めて松島区への認識を深めてもらおう竏窒ニ、55基のうち39基には、地区内の常会名を一つ一つ明記。残り16基は、8基ずつ「松島区」「松島分館」と書いた。
祭りでは、流しそうめんやヨーヨー釣り、かき氷などといったさまざまな催しが並び、みのわ祭りが中止となったことで踊ることができなかった「箕輪天竜音頭」なども実施。伊那市富県の歌舞劇団「田楽座」の公演もあり、訪れた親子連れなどを楽しませていた。 -
上農高校小澤君、ダチョウの人工ふ化に成功
上伊那農業高校生物工学科3年の小澤眞也君(18)がこのほど、ダチョウの人工ふ化に成功した=写真。最初にふ化した一羽は、生後15日で死んでしまったが、次にかえったもう一羽は順調に成長している。ダチョウの研究は始まったばかりで、ふ化も確立していないため、ニワトリなどと比べ、人工ふ化は難しいという。同校での成功は3例目。小澤君は「ふ化機の卵を毎日チェックするのは大変だったが、生まれた時は達成感があった」と語り、無事な成長を願う。
上伊那でも、経済的価値の高いダチョウの飼育に取り組む施設などが増えているが、その管理方法などは確立されておらず、未知の部分が多い。これらの実情に着目した小澤君は「飼育環境や管理方法を確立し、地域に少しでも貢献できれば」と研究を始めた。
6月から、伊那市西箕輪の「信州オーストリッチランドダチョウ牧場」から提供してもらった2つの卵をふ化機に入れ、毎日の状態を記録。そのうち一つは、無精卵だったためかえらなかったが、もう一つは7月にふ化した。しかし、もともと群れで暮らすダチョウを1匹で飼育したことによるストレスと、高温による脱水症などで死んでしまった。
その後、新たに卵を提供してもらい、現在のヒナが今月6日にふ化した。今回は、八ヶ岳ダチョウ牧場から借りてきた3羽のヒナと一緒に飼育したり、温度管理に気を配りながらストレスの軽減を図っている。
昨年は別の生徒が人工ふ化に成功し、約140日間、生きていたが、飼育小屋に移した時、環境の変化からくるストレスで死んでしまったため、早い段階から外の環境にも慣れさせていく。
現在も別の2つを人工ふ化させており、成功すれば9月縲・0月にヒナがかえる。 -
春近郷ふれ愛館10周年記念 東春近関連の歌CDに
伊那市の東春近公民館(春近郷ふれ愛館)は新築移転10年を記念し、地域にまつわる歌を集録したCDを制作・発売する。旧市合併前には親しまれていた「東春近村」の村歌など計6曲を集め、歌い継がれる郷土の宝として、後世に残そうとしている。
1980(昭和55)年、同館制作のレコード「伊那市東春近・郷土のうた」から、「東春近の歌」「東春近音頭」など全4曲をCD化。残る「(旧)伊那市の歌」「春富中学校校歌」は著作権の許可を得て音源を加える。
「東春近村竏秩vは23(大正12)年ころ、村歌に制定され、54年の旧伊那市との合併までは親しまれた歌。現在は地元でも70代以上の高齢者でないと知らない曲のため、関係者は「CDにして多くの人に聞く機会を増やしてもらいたい」としている。
東春近公民館は敷地が狭い竏窒ネどの理由で、旧施設(現・東春近子育て支援センター)から現在の場所へ移転、新施設は1996年10月に完成した。施設運用からこれまでの利用者は延べ33万余人。60以上のサークル・クラブ活動、各種会合の場として、幅広い利用がある。
記念CDは1枚千円で販売。21日まで申し込みを受け付け、9月15日以降に引き渡す。問い合わせは、東春近公民館(TEL72・3202)へ。 -
中学生伝統の夜店今年も
大田切区納涼祭賑やかに
宮田村大田切区納涼祭は15日夜、同区集落センターで開いた。区と分館、育成会でつくる実行委員会の共催。20数年前に住民が手づくりで始めた祭りだが、今年も地元の中学生が軽食や金魚すくいなどの夜店を出店し、夏の夕べを盛り上げた。
中学生による夜店は祭りが始まった当初から続く伝統。今年も育成会と一緒になって、祭りを盛り上げようと準備段階から協力した。
焼きそばに五平もち、フランクフルト。金魚すくいやヨーヨーなどはチビッコの人気も集めた。
買い求める客に「ありがとうございました」と元気良くあいさつする生徒たち。多くの住民とふれあいながら、一生懸命に汗を流していた。
盆踊りや有志によるハーモニカの演奏などもあり、子どもから高齢者まで誰もが満喫。夏の思い出を地域みんなでつくり、田畑睦夫区長は「今後も末永く祭りを続け、親睦を図っていきたい」と話した。 -
もみじ会のバーベキュー
宮田村を拠点に伊那谷各地の聴覚障害者が集まるミニデイサービス「もみじ会」はこのほど、暑気払いを兼ねてバーベキューを同村福祉交流施設なごみ家で開いた。20人ほどが出席。モリモリ食べて、暑さを吹き飛ばした。
肉や野菜などふんだんに。焼け具合をみながら楽しく会食した。
「食事したり運動したり、月に3回集まっているけど、今回はバーベキューにしてみました」と、代表の樋口絹子さん=同村町1区=。
普段とは違った屋外の料理にみんな大満足。笑顔もはじけ、真夏の1日を満喫した。 -
南割区の子どもたちがソバの種まき
宮田村南割区の小学生45人がこのほど、区内2カ所の畑でソバの種まきを行った。年末には収獲した実でそば打ちを計画しており、「元気に育って」と願いを込めて汗を流した。
同区の小学生は愛知県田原市吉胡地区と児童交歓しているが「子どもたち自身が打ったソバで交歓会をもてなそう」と始まったのがきっかけ。
同区育成会(浦野宗明会長)の主催。6年目を迎えた種まきは4縲・年の地元児童が参加した。
5アールほどの畑に、子どもたちは一列に整列。暑さにもめげす、均等に種をまいていた。 -
新田区盆踊り
宮田村新田区の盆踊りは14日夜、農業者体育館駐車場で開いた。老若男女が踊りの輪をつくり、伝統の行事に親しんだ。
公民館分館(春日豊分館長)の主催で約200人ほどの区民が参加。新宮田音頭のほか、伊那節、木曽節などを輪をつくって踊った。
子どもたちには綿菓子やかき氷、大人にはビールやお酒のサービスもあり、祭り風情も満喫。ご近所同士、ふれあいも深めていた。
15日夜には北割区でも盆踊りがあった。 -
原爆と人間展
箕輪町教育委員会は31日まで、「原爆と人間展」を町文化センター展示コーナーで開いている。原爆が投下された広島と長崎、被爆者の様子などを伝える写真や絵などのパネルを展示している。
町教委は毎年この時期に、同展をしている。被爆し背中全面が焼けただれ「殺してくれ」と叫ぶ少年、死の灰で遊び髪の毛が抜け皮膚がただれた子ども、首のない子どもを背負って歩く母親、死者を焼く炎の前で立ち尽くす家族、アメリカの原爆傷害調査委員会の検査を受ける被爆者などパネルは34枚。
地獄絵のようなパネルとともに、原爆の恐怖、被爆者の訴え、平和への願いを伝えている。 -
池を埋めて花壇に
南箕輪村教育委員会はこのほど、村図書館前にあった池に土を入れ、花壇を作った。
コンクリートの池は循環が難しく管理の大変さなどから、水を抜き、池としては利用していなかった。深さがあり子どもが万一落ちた場合は危険なため、埋めることにした。
村内業者から土を無償で提供してもらい、2トントラック6台分の土を入れ、コンクリートの縁と同じ高さまで埋めた。
今後、ハーブなどの植物を植え、図書館や村民センターを訪れる利用者に楽しんでもらう予定だ。 -
郷土史クラブで土鈴作り
箕輪町内の小学生が学ぶ郷土史クラブはこのほど、縄文時代に思いをはせながら、土鈴作りを楽しんだ。
クラブは小学4年生から6年生を対象に月1回、町郷土博物館で開いている。本年度は21人が活動している。
三日町御射山遺跡から出土した縄文時代中期の「土笛」や資料を見たあと、各自が作りたい土鈴や土笛の図案を描き、制作に取りかかった。
土鈴は、お椀の形を二つ作り、小石を新聞紙に包んでお椀の中に入れ、二つを合わせて球形にし、竹べらなどで好きな文様を描く。
子どもたちは野焼き陶土をこね、きれいな丸みが出るようにお椀の形を作り、サッカーボールやネコ、時計など好きな模様を描いた。鈴を作るのは初めてで、「おもしろい」「うまく鈴ができるか楽しみ」と話していた。
残った陶土で土笛も作った。作品は1カ月ほど乾燥させてから焼いて仕上げる。 -
駒ケ根ベンチャーズライブ
駒ケ根市近郊在住の50歳代男性5人でつくるオヤジバンド「駒ケ根ベンチャーズ」のライブが14・15日夜、駒ケ根市中央の野外特設ステージで行われた。1960年代に世界的なエレキブームを巻き起こしたベンチャーズの往年の名曲をはじめ、加山雄三のヒット曲や演歌など38曲を次々に演奏=写真。得意の「テケテケ」サウンドを商店街に響かせた。
同バンドは少年時代にベンチャーズにあこがれたメンバーが約10年前に結成。今や各地のイベントなどに引っ張りだこの人気バンドとなっている。駒ケ根の商店街でのライブはお盆の定番となっている。