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南箕輪村内の6地域が避難
南箕輪村は18日午後7時15分、災害警戒本部を設置し、19日朝までに4地域に避難指示、2地域に非難勧告を発令した。天竜川北殿水位観測所では19日午前6時、水位が8・10メートルに達したが、堤防決壊などの災害はなかった。
村は18日、災害警戒本部設置と同時に、北殿区と南殿区のJR線と天竜川の間の地域に避難準備勧告を発令。午後8時15分、避難勧告に切り替え、両地区の対象区民が避難を始めた。田畑、神子柴の下段地域は午後11時40分に避難勧告。11時50分に4地域に避難指示を出した。区民は各公民館に避難し、毛布にくるまって仮眠した。
19日午前6時40分、村は災害警戒本部を災害対策本部に切り替え、久保、塩ノ井のJR線と天竜川の間の地域に避難勧告した。
各避難所には毛布ほか米、キュウリ、パンなどを村が配布。日赤奉仕団が炊き出しでおにぎりを準備した。
19日午後3時、北殿・南殿・田畑・神子柴の避難支持を避難勧告に切り替え、久保、塩ノ井の避難勧告は解除した。3時現在の避難者は174世帯440人。村内では、神子柴下段地域の企業3社で浸水の被害があった。 -
大芝高原マップ改訂版
観光客らに配布
南箕輪村開発公社は、大芝高原のガイドマップ「信州大芝高原マップ」の改訂版を作り、公園を訪れる観光客らに配っている。
マップは数年前からあるが、多目的広場の整備や公園内のトイレ設置などに伴い、改訂版を作った。
大芝高原全体がわかる手書きのマップで、施設などを紹介。公園内で見ることのできるササユリ、ツルリンドウなどの花、シジュウカラやコガラなどの鳥の絵、中央アルプス、南アルプス、経ヶ岳、八ヶ岳も書いてある。
改訂版は、新デザインの村キャラクター「まっくん」、経ヶ岳の標高、フォレスト大芝、公園内のトイレ、多目的広場、権兵衛トンネルを新たに書き加えた。
大芝荘、大芝の湯、味工房、公園管理事務所で、施設の問い合わせがあったときに渡している。 -
大雨、各地で深刻な被害
15日から降り続いた記録的な大雨は19日、上伊那各地で土砂災害や床上・床下浸水をもたらした。避難勧告や避難指示が相次ぎ、多くの住民が眠れない一夜を過ごした。
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天竜川決壊の恐れ 避難場所で不安な時
天竜川堤防の決壊に備え、同河川沿岸の地域住民が避難した。伊那市は小中学校の体育館など14個所へ避難所を設置し、合計1884人が身を寄せ合った。
自主避難などの発令で住民らは飲料水や貯金通帳、印鑑などを小さなバックへ詰め、近くの小中学校などへ避難。伊那北小には避難の人が溢れ、市民体育館、県勤労者福祉センター体育館へ分散した。
硬い床の上に寝床をつくるが、時折屋根を激しく叩く雨音にそわそわと眠れない様子。家が浸水していたら竏窒ニ、一夜明けても降り続く雨に、市民らの表情は暗かった。
天竜川から約5メートルの近くの所に住む、久保田勇子さん(64)=中央区北町=は「30年間ここにいるがこんなに水位が増えたのは初めて」と驚きの表情。「家の中にいても水の音がいつもより大きく聞こえて怖かった」と話した。 -
立候補届出手続き説明会に12派
中川村選挙管理委員会は19日、8月23日の任期満了に伴う中川村議会議員選挙の立候補届出手続き説明会を役場で開いた。定数10に対し、中組から新たに新人(63、無所属)=自営業=が加わり、12派(現職8、新人4)が出席した。
定数16から10に大幅削減されて初めての選挙、告示の8月1日まで12日を残すのみとなったが、態度を明確にしていない現職もあり、新人擁立を模索している地区もあることからまだ流動的。
立候補予定者の地区別では、片桐地区では南田島が3人(現職2、新人1)、中央、田島を合わせると5人(現職4、新人1)と集中し、最大の激戦区となりそうだ。現在、隣接の針ケ平を加えると400近い、大票田を抱える横前地区では、新人擁立を模索しているが、関係者の話ではかなり厳しい。また、片桐と大草(南向)地区では、有権者数は80数人片桐地区が多いが、立候補予定者は大草地区が7人、片桐地区5人となっている。
党派別では共産党は現有3議席を1減で、2議席死守する構え。女性候補は現職2人。 従来の地域代表の新旧交替のほか、村内全域で得票を図る新人、現職など定数を2人程度上回る少数激戦が必至と見られている。
7月19日現在の有権者数は4393人(男2107、女2287)。
立候補予定者は次のみなさん(19日現在、現職、新人順)
◇現職(議席順)・前原茂之氏(63、無所属2期目、沖町)、松村隆一氏(57、無所属2期目、南田島)、竹沢久美子氏(58、共産2期目、美里)、桃沢時江氏(60、共産3期目、田島)、松下昌嵩氏(61、無所属1期目、中央)、大原孝芳氏(53、無所属1期目、三共)、村田豊氏(65、無所属1期目、南田島)、原勝一氏(63、無所属1期目、柏原)◇新人(五十音順)・斉藤登氏(57無所属、美里)=農業=、高橋昭夫氏(61無所属、柏原)=農業=、山崎啓造氏(61無所属、南田島)=会社役員=、湯沢賢一氏(63無所属、中組)=自営業=。 -
田畑の冠水や町道の通行止め
飯島町の梅雨前線豪雨の被害状況は、天竜川の増水による田畑の冠水や町道の通行止め、住民の自主避難などがあった。
被害状況は、住居関係は床下浸水1棟。通行止めは芝原垣外線(田切南割地区)、中川連絡線(本郷第3耕地)のほか、飯島飯田線の日影坂で倒木、日曽利地区では土砂崩れもあった。
天竜川の増水による田畑の冠水は飯沼橋南2ヘクタールのほか、板島地区でも冠水した。
自主避難は飯島鳥居原地区、本郷地区で4世帯14人が鳥居原集会所などに避難した。
学校関係では飯島中学校が休校、飯島小学校と七久保小学校が午後休校にした。 -
水田の冠水が41ヘクタール余
梅雨前線豪雨による中川村の被害状況は、天竜川の増水による水田の冠水が41ヘクタール余に及び、3集落で住民が避難するなど甚大な被害をもたらした。
被害状況は床下浸水6戸。天竜川増水による水田の冠水は4カ所で合わせて41ヘクタール余(小和田22・4ヘクタール、渡場15・03ヘクタール、飯沼2・55ヘクタール、南田島1・05ヘクタール)。
村道関係では路肩崩落、土砂崩れが5カ所、農林業関係では畦畔崩落2カ所、農業施設3カ所、山林の崩落3カ所あり、林道にも路肩崩落などの被害があった。
このほかの下水道施設や揚水施設も冠水した。また、中川橋は橋脚危険のため通行止め、天竜橋も道路閉鎖により通行止めになっている。
避難は自主、勧告を含め26世帯52人(桑原8世帯17人、渡場12世帯21人、小和田6世帯14人)で、各集落の集会所や社会体育館に避難した。 -
月見草、宵闇に明るく
飯島町本郷第3の町道や水路沿いで、夕べとなれば、月見草(オオマツヨイグサ)が咲き乱れ、辺りを明るくしている=写真。
近くの会社員、塩沢正治さんが、20年前、中学生の調査で町内では3カ所にしか自生していないことを知り、種を採取し、苗を育て、町路や水路沿いに植え、繁殖させた。今では、数百株に増え、見事に群生している。
花は午後7時過ぎから最初はゆっくりと、最後にはパッと開く。
塩沢さんは「子どものころ、ホタル狩りに行くと、月見草が明るくなるほど咲いていた」と話していた。 -
駒ケ根高原マラソン事務所開き
9月24日に行われる第24回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会の実行委員会(廣田喜宥委員長)は18日、事務局を駒ケ根市役所2階の一角に開いた=写真。今後事務職員が常駐し、2カ月後の大会に向けて準備を進めていく。
24日現在の出場申込者は約800人で、例年より多目という。担当者は「招待選手の弘山晴美さんの知名度の高さも一因ではないか」と分析している。
大会は駒ケ根高原の林間に設定された3キロ、6キロ、15キロのコースで男女年代別に行われる。参加料は3千円、3キロのみ出場可の小学生は500円。申し込みは8月18日まで。問い合わせは大会事務局(TEL83・2111)へ。 -
県看護大オープンキャンパス
駒ケ根市の県看護大(深山智代学長)は17日、入学希望者らに対し、大学について説明する「オープンキャンパス」を行った。県内外から高校生や保護者など、ほぼ例年並みの約330人が同大キャンパスを訪れ、教職員の説明を聞いたり、学内の施設を見学したりした。
深山学長は「小さい大学ならではのアットホームな雰囲気を感じてもらいたい。限られた時間ではあるが、何なりと質問して本学についての十分な情報を得てほしい」と呼び掛けた=写真。参加者らは教育内容、入試の概要や学生生活、就職状況などについて担当の教職員からそれぞれ説明を受けた後、小グループに分かれて学内を見学した。参加者らは「新しくてきれいな建物だね」「合格したいね」などと話し合っていた。 -
駒ケ根市国保運営協議会
駒ケ根市国民健康保険運営協議会(堀千代美会長)は18日、06年度第1回の会議を市役所南庁舎で開いた。委員ら約20人が出席し、05年度決算見込みと06年度予算などについて市担当者から説明を受けた。
05年度決算見込みは歳入24億2530万円に対し歳出24億2160万円で370万円の黒字。国保事業基金は2600万円を取り崩した結果、年度末残高は2億320万円となった。06年度予算は歳入・歳出とも23億6090万円で前年比4・35%増。
堀会長はあいさつで「景気の動向などに対応して国保の運営をしていかねばならないことに重い責任を感じる。一方、市の国保税収納率は県下19市の中で4位。関係者の努力の成果だ」と述べた。
構成団体の異動により、新たに委員となった県社会保険事務局伊那事務所総合相談室長の山田功さんに委嘱状が伝達された=写真。任期は07年6月30日まで。 -
梅雨前線の被害、各地で
停滞する梅雨前線による大雨の影響で18日、上伊那各地で被害が発生し、一部では04年10月の台風23号を上回る総雨量を記録した。
伊那市高遠町西高遠では、事業所の東南で土砂が崩落。午後4時に現地対策本部を設置、午後4時10分には災害警戒本部を伊那市役所に設置した。2世帯に避難勧告、1世帯2事業所に避難準備勧告した。また、振動による土砂崩れを防止するため、崖下の市道を全面通行止め、崖上の国道約50メートルを片側通行止めとした。
飯島町鳥伊原地区でも日曽利橋下流の1世帯が自主避難。
天竜川北殿水位観測所が出動水位に達した南箕輪村は、午後4時半に消防団が出動態勢をひき、警戒のための巡視を行った。
箕輪町は、長岡辰巳北で土手が幅5メートル、長さ10メートルにわたって崩れた。土手上の民家、住民に被害はない。
JR飯田線宮田駅では、線路が冠水。消防団が出動し、宮田小学校グラウンドに排水した。
15日午前6時から18日午後4時までの降水量は宮田高原で300ミリを超え、伊那市東春近、高遠町で200ミリを超えた。長野地方気象台は、18日夜から19日明け方にかけては1時間に30ミリから40ミリの激しい雨が降ると予想しており、19日午後6時までの降水量は多いところで180ミリになると見込んでいる。
記録的な雨の影響で、上伊那では過去数年で最も地盤が崩れやすくなっており、長野地方気象台は厳戒な警戒を呼びかけている。 -
二極化する集落営農組織の立ち上げ(1)
個人4ヘクタール、団体20ヘクタール以上の農業者を「担い手」として、これまでの助成措置を担い手のみに限定して講じていこうとする国の新しい「経営所得安定化対策」の07年度導入を前に、担い手となる「集落営農組織」発足に向けた協議が各地で進んでいる。伊那市の場合、各地区ごとで農家、市町村、上伊那農業協同組合(JA上伊那)などが組織づくりを進めている。地域事情はそれぞれ異なり、一元的な組織ではその後の運営が立ち行かない。そこで「地域の合意形成」を最優先課題として協議を進めてきた。迅速に合意形成を図り組織発足にこぎつけた地域がある反面、地理的条件や地域事情がしがらみとなり、協議が難航する地区も出てきている。
本年1月から各地で担い手育成説明会などをしてきた伊那市では、9地区それぞれで担い手組織発足の準備を進めている。発足形式が地区ごと異なるが、水田面積の占める割合の多い富県、東春近、美篶地区などでは、比較的迅速に協議が進んでいる。最も早く任意組織を発足した富県地区は、7月中に地区内5集落で任意組織を発足させ、その後に課せられている法人化の計画は地区単位で検討していく。同様に集落単位での発足を目指す東春近も、7月から8月上旬には最初の組織が発足する予定。美篶地区は、任意組織は地区で1つとし、実際の業務は地縁的つながりを重視した集落単位で行っていく。地区の基本合意は95%得て、今後は加入申請の手続きを進める。
もともと一人当たり水田面積の小さい上伊那の場合、個人で経営規模4ヘクタールを満たす担い手となれる農家はわずかしかいない。そのため、小規模経営の水田農家がこれまで通り助成を受けていくためには、任意組織として担い手になる必要がある。そうした認識のもと、水田地域での合意形成は比較的迅速に進んでいるようだ。 -
箕輪町まちづくり住民提案事業
審査結果を町長に報告箕輪町は、新規のまちづくり住民提案事業で、町民が自主的、主体的に取り組むまちづくり活動を助成する。住民提案事業審査委員会の丸山亮委員長、関嘉重副委員長は18日、住民から応募のあった事業10件すべてを採択する審査結果を平沢豊満町長に報告した。今後、「一部事業で補助金額の精査が必要」とする審査委員会の報告を尊重し、町長が精査し、交付決定する。
住民提案事業の対象は、まちづくりに熱意やアイデアを持つ住民が自主的に実施する事業。助成金額は最高10万円。5月25日から6月16日までの募集で10件の応募があり、いずれも補助金10万円を申請した。
審査委員会は委員7人で構成。2回開き、公益性、独創性、発展性、実現性、自立性を基準に点数化し補助金交付事業の採択、点数の高い順に推薦順位を決めた。
丸山委員長は、「住民の積極的なアプローチを評価した」とし、町長は、「十分なお金ではないと思うが、町の活性化につながるための取り組み。精査し、結果まで審査委員会にみてもらいたいと思う」と話した。
審査結果は次の通り(推薦順、かっこ内は団体名)。
▽地域活性化「観光農園」づくり事業(これからの農業林業を考えるEグループ)▽知的発達障害者自立支援事業(SOみのわ)▽もみじカップ第1回箕輪もみ児小学校かけっこ大会(ちいむもみじ)▽メタセコイヤの木でコカリナを作り演奏しよう(メタセコイヤの森の会)▽ひまわり畑「憩いの場」運営事業(ひまわり畑)▽有機農業研究・普及事業(箕輪町有機農業研究会)▽みのわダム周辺環境美化事業(みのわダム郷里を愛する会)▽みのわ御棒サ!里曳きタイムレース(箕輪まちづくり同友会)▽和やか。ふれあい「おそば作り」事業(漆戸共有財産管理組合おそば会▽星が輝く光のページェントIN花街道(西部花街道をつくる会上古田支部) -
美和ダム放流開始
伊那市長谷の美和ダムが18日午後3時から、洪水調節に活用する空容量を確保するため、毎秒35立方メートルの放流を始めた。19日午前7時ごろには毎秒300立方メートルまで増やす予定。関係者は「河川には近づかないように」と警戒を呼び掛けている。
洪水調節に備えて制限水位808メートルを維持するため、昨年5月に完成した堆砂対策の洪水バイパストンネルから放流を開始=写真。完成後の実質的運用は初めて。現在は試験運用期間のため、放流に不具合が出た時は主ゲートから流すこともあるという。 -
第42回県下弓道伊那大会 雨音気にせず的に集中
第42回県下弓道伊那大会が17日、伊那市武道館弓道場であった。交流を目的とした親善試合に中南信を中心に、高校生や一般選手ら約240人が集まった。市体育協会弓道部(萩原秀紀部長)の主催。
大会は個人戦(一人8射)と団体戦(3人一組で計24射)の2種目。個人は一般と高校生各男女で競い、団体は個人の結果による、上位8チームでトーナメントを戦い、順位を決めた。
この日は朝から雨が降り続いた。選手らは雨音に集中力をかくことなく試合を展開。周囲からは矢が的を得る度に大きな歓声が沸いていた。
結果は次の通り(上伊那関係者のみ)。
【個人】
▽一般(2)湯沢幸司(駒ヶ根市)(3)弥永まり子(信州大学)
▽高校男子(1)中原慶太(赤穂)(2)春日朋也(伊那弥生)
▽高校女子(1)織田梓(高遠)
【団体】
(1)伊那A(滋野一義、中田真也、久保田智恵)(3)伊那弥生男子A(登内政徳、樋通俊、清水一宏) -
みらい塾がカラマツ床に張り替え
伊那市長谷の農家民宿「未来塾」はこのほど、囲炉裏のある居間をカラマツ材の床に張り替えた=写真。木の温かさがじかに伝わる床は、宿泊客などの間で密かな話題を呼んでおり、自宅のリフォームなどにカラマツを使いたいとする声も挙がっているという。
みらい塾は築120年以上の蔵を改築した宿泊場と、囲炉裏(いろり)を囲んだ居間で、地元郷土料理などを提供する農家民宿。昔ながらの温かいもてなしに定評があり、県内外から多くの客が足を運んでいる。
囲炉裏の居間はこれまで、畳、フローリングとなっていたが、増築に合わせて床の張り替えも実施。長野県産のカラマツを使うことにした。
木の温もりがつくる居心地の良さは訪れる客にも好評で、来訪者も増加しているという。
女将の市ノ羽幸子さんは「植物や自然の温かさ、豊かさを感じてもらえれば」と話す。
また、庭では「アンネのバラ」など、季節の花が見ごろを迎えている。 -
B&G海洋センタープールがオープン
飯島町七久保柏木のB&G海洋センタープールは17日夜、オープンした。8月31日まで営業する。
初日は無料開放とあって、開場時間前から小学生ら約20人が並んだ。
梅雨末期の激しい雨降りで、午後6時の水温、室温ともに22度で、ちょっと寒かったが、家族連れや小中学生が次々と入場。広いプールで伸び伸びと夜間水泳を楽しんだ。
開場は午後6時から午後9時まで。入場料は大人200円(高校生以上)、子ども100円(小中学生) -
軽トラ荷台から転落
15日午後5時35分ごろ、飯島町七久保の県道交差点で、近くの農業紫芝俊胤さん(76)が運転する軽トラックの荷台に乗っていた七久保の自営業藤木道長さん(68)が道路に転落した。藤木さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが右の鎖骨を折るなどの重傷。紫芝さんにけがはなかった。
紫芝さんは七久保駅方面から県道の七久保駅入口交差点を右折しようとしたところ、荷台に乗っていた藤木さんが転落した。駒ケ根署が原因を調べている。 -
ふきはら大学院健康講座
箕輪町の町公民館学級「ふきはら大学院」は14日、健康講座を町文化センターで開き、食をテーマに食生活の変化、食に関する高齢者の身体的特徴などを学んだ。
町の保健師を講師に学生22人が受講した。
食に関する高齢者の身体的特徴として▽かむ力の低下▽唾液や消化液の分泌の減少▽飲み込む力が弱くなる▽腸のぜん動運動の低下-などを挙げた。
保健師は、唾液分泌の低下により口の中での糖質の消化が不十分で胃に負担をかけるためよくかんで食べる、のどの渇きに鈍くなるので脱水状態にならないよう水分をしっかり補給することなどをアドバイスした。
味覚は甘み、塩味、酸味、苦味などのすべてが年齢とともに低下し、特に塩味と甘みが感じにくくなるため濃い味を好むようになることを説明。塩味は最も衰えるため、塩分制限が必要な人は十分注意するよう話した。 -
ふれあい公園(仮称)について、現場で意見交換
チャオ周辺活性化事業を進める中川村は15日、ショッピングセンターチャオ東のふれあい公園(仮称)の具体的整備内容について、関係者による意見交換会をした。地域住民やチャオ関係者、公園利用者、役場職員ら20人余が現地に集まり、滝戸川から矢村沢川までの堤防沿いに予定される公園の遊具や東や、植栽について意見や要望を出し合った。
参加者からは「堤防はどこまで植栽ができるか」「桜の本数は何本を考えているか」「水路の水はどうするのか」などの質問のほか「特色ある桜の樹種を」「景色が見えるように、間隔を」などの要望が出された。
村は出された意見、要望を整備計画に反映させる。 -
信州縦断キッズスポーツキャラバンが飯島小に
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県教育委員会のスポーツの魅力を伝え、体力・運動機能の向上を図る「信州縦断キッズスポーツキャラバン(スポーツ教室)」が15日、飯島町の飯島小学校であった。町内2小学校を中心に上伊那の小学1、3、5年の児童、園児ら70人余と保護者や保育士、小学校教諭ら大人80人が参加した。
講師は運動保育援助プログラム(柳沢運動プログラム)を開発した松本短期大学幼児保育学科の柳沢秋孝教授。
子どもを対象にした実技では、遊び感覚で四つんばいで歩く「クマさん歩き」、片足を伸ばして歩く「片足クマさん」。両手をついて、ロープを超える運動など、側転に必要な支持力を養った。また、マットや跳び箱、鉄棒を使った演習では「支持」「跳躍」「懸垂」の運動の3要素を実習した。
大人対象の「脳の発達と運動遊び-柳沢運動プログラムの理論」と題した講演では、幼児教育と脳について解説した後、「運動嫌いの子どもを運動好きにしてやるには、一般的運動種目をマスターできるように援助してやることが大切。援助プログラムは今までの幼児教育を基盤にしながら、保育内容を遊び化するという大人側の援助である」とした。
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はびろ高原マラソン大会
第8回伊那市はびろ高原マラソン大会が16日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム発着であった。雨の中、約600人が参加。高原のコースを駆け抜けた。
みはらしファームのオープンを機に始まった大会で、例年県外からも多くの参加者が訪れている。種目は10キロ、5キロ、3キロ、3キロ親子の4部門。今年は、数々の日本記録を打ち立て、現在はカネボウ陸上競技部の監督を務める伊那市出身の伊藤国光さんをはじめ、カネボウの高岡寿成選手、末次巧幸選手、阿武優一コーチを招いた。末次選手と阿武コーチは、10キロ、5キロのコースで一般参加者と走った。
参加者は、合図と共に一斉にスタート。あいにくの天候をもろともしないさっそうした走りを見せ、気持ちのいい汗を流した。
上伊那関係分の入賞者(上位6位)は次の皆さん。
【10キロ】▼高校生縲・0歳未満男子(87人完走)(4)飯塚光輔(伊那市)36分36秒(5)永井公彦(伊那市)37分00秒▼一般40歳以上女子(28人完走)(5)武田順子(伊那市)44分31秒(6)伊藤一美(宮田村)50分44病)
【5キロ】▼高校生縲・0歳未満女子(31人完走)(1)滝澤恵美(駒ヶ根市)17分51秒(2)宮澤加奈(辰野町)18分25秒(4)伊東秀子(駒ヶ根市)19分52秒(5)井沢里紗(駒ヶ根市)20分25秒▼中学生男子(12人完走)(5)小林賢人(伊那市)19分16秒▼中学生女子(1)森田遥(駒ヶ根市)18分58秒(3)原美月(南箕輪村)25分24秒(4)新村萌(南箕輪村)26分50秒(5)高嶋莉奈(伊那市)27分04秒
【3キロ】▼小学生男子(50人完走)(1)小林侑樹(伊那市)10分37秒(3)藤木悠太(飯島町)11分04秒(4)丸山修平(駒ヶ根市)11分04秒(5)木村匡志(箕輪町)11分58秒▼小学生女子(41人完走)(1)伊東玲奈(駒ヶ根市)11分48秒(2)宮下優華(南箕輪村)12分38秒(4)青柳美咲(箕輪町)12分56秒(5)柳澤菜お(箕輪町)12分59秒
【3キロ親子ペア】(34ペア完走)(1)久保田博、隼(飯島町)11分29秒(3)網野泰年、幸大(伊那市)13分00秒(5)弾塚克彦、沙耶(伊那市)13分39秒 -
新山でハッチョウトンボの観察会
ハッチョウトンボを間近で観察してもらおう竏窒ニ16日、本年3月に遊歩道が整備された伊那市新山の「トンボ楽園」で、ハッチョウトンボの観察会が開かれた。悪天候の中、市内外から多くの人が訪れ、湿原のハッチョウトンボを探した。
遊歩道整備後、初めて開かれた観察会。あいにくの雨となったが、午前中だけでも約100人が訪れた。
今年は発生が遅れたが、現在は最盛期を迎えており、晴れた日はハッチョウトンボだけでなく、さまざまなトンボが見られるため、連日多くの人がカメラなどを持って訪れている。
ハッチョウトンボの体長は約2センチ。初めての人は、一般的なトンボを探す感覚でハッチョウトンボを探すため、1匹目を見つけるまでに苦戦することが多いという。この日初めて訪れた美篶の女性は「テレビなどで見て、一度来てみたいと思っていた。同じ市内でもこんなきれいなところがあることを初めて知った」と話し、小さなハッチョウトンボを探していた。
新山区は今後も、年に1度ほど観察会を開催したいとしている。 -
南箕輪村民ゴルフ大会
第3回南箕輪村民ゴルフ大会が16日、伊那市西箕輪の信州伊那国際ゴルフクラブであった。雨の中、約200人が参加し、日々の成果を披露すると共に交流を深めた=写真。
村民同士の親ぼくを深めることを目的とた取り組み。参加者は数人のグループに別れ、白樺コース全18コースで同時スタートした。
競技は新ぺリア方式とし、隠しホール6ホールを設置。また、チャリティーホールやニヤピンホールなども設けた。
あいにくの雨となったが、参加者は互いのボールの飛びを確認し合いながらプレーを楽しんでいた。20人ほどいた女性参加者の中には、男性に混じって上位40位以内に入る好プレーを見せる人もいた。
上位10位は次の皆さん。
(1)西澤啓治(2)原淳(3)丸山一英(4)井口孝夫(5)簗瀬正綱(6)橋爪貢(7)須田修也(8)織田陽一(9)広瀬三信(10)高島義章 -
きたっせオープン1周年イベント
伊那北地域活性化センター「きたっせ」で16日、オープン1周年記念イベントがあった。地元住民によるパフォーマンスや多彩な屋台があり、多くの人でにぎわった。きたっせ活性化委員会主催。
きたっせは、賑わいや人の流れをつくる市街地活性化の拠点となるべく昨年7月にオープンした文化施設。1周年を迎え、同施設を利用する地元の人への感謝を込めたイベントの開催を決めた。
午前中は市内にある緑ヶ丘幼稚園、敬愛幼稚園の園児らによる鼓笛隊を披露=写真。また、駒ヶ根市出身で伊那北高校を卒業した落語家・昔昔亭健太郎さんによる落語や、同施設を利用して練習をしているコーラスグループ「コマチーズ」による飛び入りの発表もあり、訪れた人を楽しませた。 -
前箕輪町消防団長退任慰労会
本年3月に退任した荻原利一前箕輪町消防団長の退任慰労会が16日、箕輪町の伊那プリンスホテルであった。消防団員や来賓など約120人が、前団長の長年の功績を称えると共に労をねぎらった。
30年近く消防団員として町民の安全を守ってきた荻原前団長は、98年に副団長に就任。その後、03年から団長として団を支えてきた。
平澤豊満町長は「ボランティア精神と“町を守る”という意志が無ければ務まらない仕事。消防に対する考え方、消防現場での活躍には感銘を受けた。今後は消防だけでなく、町のさまざまな面で活躍してほしい」と感謝の言葉を送った。
荻原前団長は「さまざまな人の支えがあり、ここまでやってくることができた。これからもご指導、ご鞭撻をお願いしたい」と語った=写真。
その後、有志らによる余興披露などもあり、会場を楽しませた。 -
箕輪南宮神社例大祭
箕輪町木下の箕輪南宮神社で16日、例大祭があった。色鮮やかな「鹿(しし)頭」を被った子ども38人が獅子踊りを奉納=写真。集った人たちを楽しませた。
五穀豊穣にむけ、雨降りを願う神事。鹿踊りは、昔は鹿75頭の頭を神前に奉納していたことに由来しており、町無形文化財でもある。
神事は、名前に特定の文字を含む集落が天竜川の東側と西側に別れて隔年で行っている。福与、福島地区が担当した今年は、総代らを含め総勢100人が行列をつくった。
保護者に付き添われた子どもたちは、太鼓の合図に合わせてゆっくりと境内を3周。子どもの晴れ姿をビデオやカメラに収めようとする見物客もいた。
行列に参加した福与の三澤亜優ちゃん(5)の母・紀子さんは「上の兄弟の時も参加した。鹿頭は子どもにとって重めなので、それをもって歩くのは結構大変だった」と話していた。 -
村長のアイデアで、軽油と水の新燃料が開発
金属表面処理の宮田アルマイト工業(宮田村大田切区)が提案し、化学プラントメーカーの日本テクノ(東京)と東京工業大学が共同研究している軽油に水を加える混合燃料について、分離せず安定した品質を得る技術の開発に成功したと発表した。17日に宮田村で行ったディーゼル市販車の実走実験にも成功。同村は今後、公用車に同燃料を試験導入したい考えも明らかにした。
数年前、宮田アルマイト工業の社長だった清水靖夫宮田村長が、日本テクノの攪拌(かくはん)による脱脂技術に着目。
発想を転換して、「油と水を混ぜて燃料化できないか」と持ちかけた。
その後、日本テクノと東京工業大学が共同研究。軽油7に対して水を3にする混合比や使用する界面活性体(洗剤)の種類、量などの技術を開発した。
宮田村役場で行った実走実験には、村職員や商工会員ら約30人が参加。混合燃料を搭載したディーゼル車が駐車場を走った。
軽油に水を混合すれば、油が硬直してエンジンは動かないのが常識だったが、日本テクノの大政龍晋社長は「分離せず安定する技術は世界初。研究により、二酸化炭素の削減や燃料効率のアップにもつながる」と説明した。
清水村長は「省エネを村から発信できれば」と話し、今後は公用車に新燃料を試験的に導入し、効果を見極めていく考えも示した。 -
祇園祭あばれ神輿の打ち壊し
宮田村津島神社祇園祭は15、16日、同神社と周辺商店街で開いた。宵祭りは重さ200キロに及ぶ神輿(みこし)を神社石段から投げ落とす「あばれ神輿の打ち壊し」で最高潮。宮田太鼓、阿波踊りも華を添え、本祭は町2区有志らが長持ち行列で練り歩いた。
5時間ほど練り歩き、午後10時前に神輿が神社前に到着。男衆は最後の力を振り絞り、高さ5メートルほどの石段から神輿を投げ落とした。
簡単には壊れず、何度も何度も繰り返し、踏みつけたり、叩いたりした。
壊れた木片は厄除けになるとされ、350年もの歴史ある祭りは、観客も巻き込んで熱気に満ちた。