-
高遠そば博物館 今年度中に開設へ
信州そば発祥の地 伊那そば振興会は、そばについて知り、学ぶことが出来る高遠そば博物館の開設を計画しています。
これは、7日に伊那市の防災コミュニティーセンターで開かれた臨時総会で報告されたものです。
高遠そば博物館は、振興会のアドバイザーで信州大学の井上直人名誉教授が構想を明らかにしました。
伊那市高遠町の商店街の蔵を活用し、世界のそばに関する資料や道具・種などを展示する予定です。
また、創業を目指す人向けに、そば打ちが学べる「そば大学」も博物館内に設ける予定だということです。
具体的な運営などは、まだ未定ですが、今年度中には開設をしたいとしています。
-
長野県児童福祉施設大会 伊那市で開催
長野県内の児童福祉の関係者が集い、児童虐待や子どもの権利について考える大会が、6/30に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
この日は、新型コロナの感染対策のため、例年の1割ほどの60人が参加しました。
大会では、伊那市にある児童養護施設たかずやの里の保育士、中川 奈美江さんが、児童憲章を朗読しました。
主催した長野県児童福祉施設連盟の川瀬勝敏会長は、「子どもを取り巻く環境が変化し、新しい支援が求められている。子どもたちの受け皿としての役割を多くの方に理解してもらいたい」とあいさつしました。
県内には、21の児童福祉施設があり、大会は、東北信と中南信の持ち回りで毎年開かれているということです。
-
村消防団 備品など盗難相次ぐ
南箕輪村の消防団の屯所で発電機やチェーンソーなどの備品が盗まれていたことがわかりました。
南箕輪村管理防災係によりますと1日の夜に、団員が被害に気付き調査したところ、5日までに村内の屯所3カ所で合わせて発電機2台とチェーンソー、充電器などが盗まれていたことがわかっています。
管理防災係では他に被害がないか確認を進めています。
村では伊那警察署に被害届を提出しました。
被害総額は現段階でおよそ30万円にのぼるということです。
伊那市と箕輪町では、確認したところ現段階では被害の報告はないということです。
-
箕輪町日輪寺あじさい見ごろ
箕輪町南小河内の日輪寺では、アジサイが見ごろとなっています。
上ノ平城跡の北にある日輪寺は1191年に開創された真言宗の寺です。
長い間住職が不在で空き家となっていましたが2016年に松本市から関野浩さんが移住してきました。
境内には数種類のアジサイおよそ100株が植えられています。
関野さんによりますとアジサイは今月いっぱい楽しめそうだということです。
-
高遠高校生徒 SDGsの催しを企画
伊那市高遠町の高遠高校の文化祭「兜陵祭」が8日から行われます。
今年は、持続可能な開発目標SDGsをテーマにした催しを企画しています。
高遠高校の生徒会は、今年度SDGsを柱に取り組んでいて、文化祭では、開発途上国アフリカ・セネガル産の布を使ったうちわとタンブラーを製作します。
5日は、各クラスの代表生徒が、布をうちわの大きさに切る作業を行いました。
講師は、国際協力機構JICAの協力隊員として2019年から2020年までセネガルに派遣されていた山田理恵さんです。
山田さんによるとセネガルでは、自分たちで好きな布を買って服を作る文化があり、余った布が道端に捨てられているということです。
その布を有効活用する動きがあり今回、生徒たちも取り組むことにしました。
文化祭では、全校生徒が布を貼ってうちわを作り、各自が使用します。
また、端切れをタンブラーに貼って販売する予定です。
布の購入費とタンブラーの売上金の一部は、セネガルの子どもたちのサッカーシューズなどの購入費に役立てられることになっています。
高遠高校の文化祭は8日から10日まで行われます。
-
モバイル公民館の運用へ プロジェクト開始
伊那市新産業技術推進協議会の今年度初会合が、いなっせで5日に開かれ、今年度新たにモバイル公民館の運用に向けた取り組みを行うことなどが報告されました。
この日は、会場とオンラインで開かれ、委員やアドバイザーおよそ50人が出席しました。
協議会では、路線バスを活用したモバイル公民館の運用に向けたプロジェクトなど、今年度の事業計画が報告されました。
伊那市では、今年4月からモバイル市役所の運用を開始していて、それに続く路線バスを活用した行政サービスとなります。
モバイル市役所同様、朝と夕方はスクール便として運行し、日中は、市内の主要公民館以外の69の公民館に出向き、移動型交流サービスを提供します。
映画鑑賞や軽い体操、講演会など、基本的にはバスの車内でリモートでできるプログラムを行うということです。
伊那市新産業技術推進協議会は、人工知能AIやドローンなど最新技術を活用して地域の課題解決などに取り組むものです。
伊那市では、来年度から令和9年度までの施策などをまとめた、「第2期伊那市新産業技術推進ビジョン」について、今年度中に策定し、公表するとしています。
-
第19回マザーグースパッチワークキルト展
伊那市や辰野町で教室を開いている、マザーグースパッチワークスクールの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで6日から始まりました。
会場には、タペストリーや小物などおよそ50点が並べられています。
マザーグースパッチワークスクールは、伊那市や辰野町などで5つの教室を開いていて、現在80人が活動しています。
大きいもので縦横2メートルにもなる作品は、1年以上制作に時間がかかり、ほとんど手縫いで完成させるということです。
作品展は2年に1度開いていて、次の作品展で20回、40周年を迎えることから、今回は「懐かしのキルト」をテーマに、これまでに作った作品を中心に展示しているということです。
会場では1部の作品の展示販売も行っていて、訪れた人が手に取り購入していました。
第19回マザーグースパッチワークキルト展「懐かしのキルト」は11日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
長野県内で上伊那の37人を含む303人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で6日、新たに上伊那地域の37人を含む303人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の感染者数が300人を超えるのは、5月26日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は37人で、伊那市で16人、箕輪町で7人、南箕輪村で1人、駒ヶ根市で6人、飯島町・中川村・宮田村でそれぞれ2人、辰野町で1人、佐久保健所管内で39人、松本保健所管内で32人、上田保健所管内で27人、飯田保健所管内で25人、諏訪・長野保健所管内でそれぞれ21人、北信保健所管内で3人、木曽・大町保健所管内でそれぞれ2人、県外1人、長野市44人、松本市49人の合わせて303人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは78,748人で入院は46人、死亡は205人です。
また県は、県独自の感染警戒レベルを佐久圏域は2から3に、諏訪圏域は1から2にそれぞれ引き上げました。 -
浅川建設工業 箕輪町に電気自動車寄贈
箕輪町に本社を置く、浅川建設工業株式会社は、創業100周年を記念して町に電気自動車1台を4日に、寄贈しました。
4日は、浅川建設工業株式会社の創業100周年記念式典が行われ、その中で浅川孝二社長が白鳥政徳町長にレプリカキーを手渡しました。
贈ったのは日産リーフ1台です。
車のナンバーは100周年を記念して100になっています。
町が2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行ったこともあり、電気自動車を寄贈しました。
浅川社長は「二酸化炭素実質ゼロを目指し、有効に活用してください」と話していました。
白鳥町長は「ゼロカーボンシティにふさわしいものを頂いた、ありがたく使わせていただきます」と話していました。
浅川建設工業は1922年に天竜川の改修工事を行う、土木工事事業者として創業しました。
現在はトンネル工事や公共施設の建築なども行っています。
なお、贈られた車は今後、町の公用車として使っていくということです。
-
全国安全週間に合わせ園児が家族の絵を描く
7月1日から始まっている全国安全週間に合わせ、箕輪町の松島保育園の園児が5日、家族の絵を描きました。
5日は、松島保育園の園児が、家族が無事帰ってくることを願い、クレヨンで絵を描きました。
園児達は、親の似顔絵や仕事をしている様子などを描いていました。
これは、7月1日から始まっている「全国安全週間」に合わせ、伊那労働基準監督署が企画したものです。
労働基準監督署では「子どもが描いた絵を見て、無事に家に帰ろうという気持ちを再認識してほしい」と話していました。
完成した絵は園児が自宅に持ち帰り、手紙を添えて家族に渡すということです。
-
高遠ダム 取水制限解除
農業用水を確保するため行われていた伊那市高遠町の高遠ダムの取水制限は、4日解除されました。
高遠ダム管理所が、高遠ダムの農業用水を利用している三峰川沿岸土地改良区連合の依頼を受け取水制限をしていました。
晴天が続き降雨量が見込めなかったためで、6月28日から、取水量を毎秒8トンのところ毎秒7.8トンとしていました。
その後まとまった雨が降ったことから、4日取水制限を解除し、通常の毎秒8トンとしました。
高遠ダム管理所では「今後も状況を注視し、情報を提供していきたい」としています。
-
宮内彩香さん 剣道で全国大会へ
塩尻市在住で、伊那市スポーツ協会剣道部に所属する宮内彩香さんは、10日に東京都で開かれる剣道の全国大会に長野県代表として出場します。
5日は、宮内さんと指導者2人が市役所を訪れ、伊藤徹副市長に出場を報告しました。
宮内さんは、伊那市山寺出身の30歳で、現在は塩尻市在住です。
小学2年生の時から剣道をはじめ、20年以上続けています。
現在は仕事終わりに伊那市武道館に通い稽古をしているということです。
宮内さんは、4月24日に開かれた長野県予選会で、30代が対象の中堅・三将の部で準優勝しました。
全国大会は都道府県対抗で、1チーム7人の団体戦です。
宮内さんは4人目の中堅として出場します。
伊藤副市長は「体に気を付けて、大会での活躍を期待しています」と激励していました。
第14回全日本都道府県対抗女子剣道優勝大会は10日に日本武道館で開かれ、長野県は初戦山梨県と対戦します。
-
西春近南小学校で音楽会
伊那市の西春近南小学校で24日音楽会が開かれ、児童たちが練習してきた成果を披露しました。
音楽会では1年生から6年生までおよそ120人がステージに立ちました。
このうち2年生はクラス21人による音楽劇21ぴきのネコを披露しました。
音楽会で使われたピアノは創立150周年記念として地域住民などからの募金により購入されたものです。
音楽会では合唱や合奏、合わせて15曲が披露され訪れた保護者が演奏に聞き入っていました。
-
志水君 全国小学生テニス大会出場へ
南箕輪小学校6年生で伊那市を拠点に活動するSTT下平テニスチームに所属する志水陽奏君が来月東京都で開かれる全国小学生テニス大会に出場します。
志水君は小学2年生のときにSTT下平テニスチームに入り硬式テニスを始めました。
4日は伊那市高遠町のほりでいドームで練習に汗を流していました。
48人が出場した5月の長野県予選で準優勝し北信越大会出場を決めました。
上位5人が全国へ進める北信越大会には県予選を勝ち抜いた32人が出場しました。
志水君は5位入賞し自身初で県内唯一となる全国への切符を手にしました。
志水君が出場する第40回第一生命全国小学生テニス大会はこれまでにプロテニスの錦織圭選手など世界で活躍する選手が出場しています。
志水君のヘッドコーチ、下平亜由美さんはチーム発足16年で初めての全国小学生大会に期待を寄せています。
第40回第一生命全国小学生テニス大会は来月3日から東京都で開かれることになっていて男子シングルスには64人が出場を予定しています。
-
長野県内で新たに上伊那の29人を含む267人感染確認
長野県内で5日、新たに上伊那地域の29人を含む267人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、県は上伊那圏域の県独自の感染警戒レベルを2から3に引き上げました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は29人で、
伊那市で14人、箕輪町で7人、駒ヶ根市で5人、辰野町で3人、松本保健所管内で40人、長野保健所管内で29人、飯田保健所管内で24人、佐久保健所管内で23人、上田保健所管内で13人、諏訪保健所管内で11人、大町保健所管内で5人、木曽・北信保健所管内でそれぞれ3人、県外2人、長野市39人、松本市46人の合わせて267人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは78,445人で入院は39人、死亡は205人です。
また県は、県独自の感染警戒レベルを上伊那圏域は2から3に、長野圏域は1から2にそれぞれ引き上げました。 -
月間有効求人倍率 5月1.47倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント下回る1.47倍となりました。
5月の月間有効求人数は
3,941人、月間有効求職者数は2,674人で、月間有効求人倍率は1.47倍となりました。
全国は1.24倍、県は1.55倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが続いているものの、着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
ハローワーク伊那では「新規求人数について、建設業は改善されつつあるが安定せず、製造業の減少も懸念されるため、求人の確保に力を入れたい」と話していました。
-
伊那防犯協会連合会 電話でお金詐欺の被害防止対策を推進へ
伊那市、箕輪町、南箕輪村の防犯協会などでつくる「伊那防犯協会連合会」の総会が4日に、伊那市役所で開かれ、電話でお金詐欺に対する被害防止対策を推進していくことなど、今年度の事業計画が承認されました。
総会では、防犯意識の普及を図り、高齢者等社会的弱者を守る活動を推進していくことなどを掲げた重点計画が示されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は300件でした。
これは、前の年と比べて221件、率にして42%の減少となっています。
一方で、電話でお金詐欺は、前年比10件増の16件で、被害額は551万円でした。
今年は先月末までに8件316万円の被害が発生していることから、高齢者対象の出前講座を開き被害防止を呼び掛けていくとしています。
総会では他に、昨年度防犯功労者に選ばれた美篶地区防犯協会の赤羽今男さんに表彰状が伝達されました。 -
深妙寺のアジサイ 六分咲き 23日まで楽しめる
アジサイ寺として知られている伊那市西春近の深妙寺では、アジサイ祭りが行われています。
先週までの猛暑日から一転、戻り梅雨のような天気となりアジサイにとっては恵の雨となっています。
伊那市西春近の広域農道沿いにある深妙寺の境内には、およそ200種類2,500株のアジサイが植えられています。
現在の住職の祖母が、昭和55年にアジサイを植えたのがきっかけで、株分けしながら徐々に増やしてきました。
アジサイ祭りは、毎年7月1日から1週間行われています。
例年この時期には見ごろを迎えますが、今年は花の生育が1週間ほど遅く、現在六部咲きとなっています。
4日は、雨が降る中市内外から見物客が訪れ、しっとりとした雰囲気の中で写真を撮るなどして楽しんでいました。
祭りに合わせて深妙寺では、3年ぶりに客殿を休憩所として開放しています。
室内から違った雰囲気でアジサイを楽しめる他、西春近北小学校の卒業生が描いた絵が展示されています。
深妙寺のアジサイ祭りは7日までですが、花を摘み取る前日の23日土曜日までは楽しめるということです。 -
台風4号 最新の情報に注意
台風4号は6日の午前9時頃長野県南部に最も近づく見込みで、長野地方気象台では今後発表する情報に注意するよう呼び掛けています。
-
伊那市在住外国人 七夕交流会
伊那市在住の外国人に日本の文化を知ってもらおうと、長谷黒河内の「蔵の宿みらい塾」で、七夕交流会が4日に、開かれました。
4日は、伊那市などでALTをしているジャマイカ人の女性3人と地域おこし協力隊ら合わせて8人が交流会に参加しました。
七夕交流会ではゆかたを着て短冊に英語で願い事を書き、笹の葉に吊るしていました。
この交流会は伊那市の地域おこし協力隊の金子麻未さんが日本の文化を知ってもらおうと企画し、開いたものです。
金子さんは「日頃できない経験をしてもらい、日本をもっと知ってもらえたらうれしい」と話していました。
飾り付けられた笹は、伊那市役所1階のロビーに今週いっぱい飾られるということです。
-
「寒ざらしそば」献上300年で8日に奉納祈願祭
江戸時代に高遠藩が将軍家に「寒ざらしそば」を献上し始めてから今年で300年になります。それを記念し、そば店の店主らでつくる高遠そば組合は、奉納祈願祭を8日に高遠閣で行います。
1日は、高遠そば組合の守屋豊組合長と相談役で信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長が概要を説明しました。
寒ざらしそばは、そばの実を小寒から立春まで川に浸し、寒風にさらして乾かすものです。
それにより甘味が増し、保存性が高まるということです。
高遠藩では、1722年から暑中の御機嫌伺いとして将軍に献上していたとされています。
高遠そば組合では、献上開始から今年で300年になることを記念し、寒ざらしそばを多くの人にPRしようと奉納祈願祭を企画しました。
祈願祭は、8日の午後3時から高遠閣で行います。
そばの豊作を祈願し、組合の職人がそばを奉納して参加者に振舞います。
10日には旧高遠藩主の内藤家にそばを贈る献上式を東京都新宿区で行う予定です。
23日からは、高遠町内の7店舗で寒ざらしそばの提供が始まります。
奉納祈願祭への参加は定員50人で、一般社団法人環屋で申し込みを受け付けています。
-
モバイル市役所 高校に移動期日前投票所
伊那市選挙管理委員会は、10日投開票の参院選のモバイル市役所を活用した移動期日前投票所を、伊那市の伊那弥生ケ丘高校に1日開設しました。
伊那市選挙管理委員会では、若者の投票率向上につなげようと今回初めて高校に出向き移動投票所を設置しました。
生徒たちは、バスの中に入り投票をしていました。
モバイル市役所は路線バスを活用して行政サービスを各地に出向いて行うものです。
この日は4人が利用したということです。
移動期日前投票所は、4日に高遠高校、7日に伊那西高校と伊那北高校で開設する予定です。
市内の有権者は誰でも投票できます。
-
箕輪町の芸術文化団体が成果を披露
箕輪町の芸術文化団体や個人が発表を行う「芸術文化のつどい」が箕輪町の松島コミュニティセンターで3日に開かれました。
町内で活動する団体など9グループが舞踊や詩吟などを発表しました。
箕輪吟詠会扇舞の会は会員の2人が踊りを披露しました。
箕輪詩吟会は一人ずつ吟じていきました。
この発表会は、みのわ芸術文化協会が地域で活動する芸術団体や個人の交流を深めようと開いているものです。
新型コロナウイルスの影響により規模を縮小して3年ぶりの開催となりました。
-
新型コロナ 上伊那10人県内96人感染確認
長野県内できょう新たに、上伊那地域の10人を含む94人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は10人で、伊那市で9人、辰野町で1人、松本保健所管内で14人、佐久・諏訪保健所管内でそれぞれ7人、上田保健所管内で6人、長野保健所管内で5人、飯田保健所管内で4人、北信保健所管内で2人、大町保健所管内で1人、長野市13人、松本市25人の合わせて94人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは78,178人で入院は39人、死亡は205人です。
また県は、伊那保健所管内の児童福祉施設で職員2人、利用者10人の合わせて12人の集団的な感染の発生が疑われる事例があったと発表しました。
-
境区 住民が困窮者へ食糧を寄付
伊那市の境区の住民は新型コロナなどの影響で困窮する人に役立ててもらいたいと、3日、食糧の寄付を行いました。
3日は、境区公民館に受付場所が設けられ、区民が、米や乾麺などを持ち込んでいました。
これは、境区と境区社会福祉協議会が、令和2年度から行っていて、今回で3年目です。
新型コロナで困窮している世帯に役立ててほしいと始まったもので、市内では境区が地区として初めて取り組みました。
回覧板などで区民に寄付を呼びかけました。
24人から、米、カップ麺など、合わせて170キロほどが集まりました。
集まった食糧は、4日、伊那市社会福祉協議会に届けられます。
-
木下五郎さん 彫鍛作品展
駒ヶ根市在住の彫鍛金作家、木下五郎さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで3日から開かれています。
会場には、木下さんの作風が固まってきた1998年から近作までの40点が展示されています。
木下さんの作品「彫鍛金」は金属を彫る「彫金」と、叩いて形を作る「鍛金」の2つの技法が使われています。
金属の持つ独特の色をどう発色させ作品として表現するかを大切にしているということです。
こちらの作品は、2019年から現在製作途中の「羅盈」です。
大自然のエネルギーが連なっている様子を表現しています。
7枚で構成され、あと1枚は今年に完成予定です。
木下さんは「金属表現の多様性をぜひ見て欲しい」と話していました。
この展示会は今年3月に伊那食品工業施設内にオープンした複合商業施設「モンテリイナ」のオープン記念として開かれました。
木下さんの展示会は、かんてんぱぱ西ホールで18日まで開かれています。
-
箕輪町がゼロカーボンシティ宣言
箕輪町は2050年までに町内の二酸化炭素排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ宣言を3日に行いました。
箕輪町文化センターで3日に開かれた2050ゼロカーボンみのわキックオフイベントで白鳥政徳町長がゼロカーボンシティ宣言をしました。
箕輪町は2050年までに町民・事業者・行政が連携協力して、二酸化炭素排出量の実質ゼロを目指すとしています。
宣言の後には、俳優で気象予報士の石原良純さんによる基調講演が行われました。
石原さんは1997年に気象予報士試験に合格し、お天気キャスターとしての経歴もあります。
講演の中で石原さんは「日本は世界の中でも四季折々の面白い雲が見られる国です。空の楽しさを視聴者に伝えたいとお天気キャスターを務めた」と話していました。
-
上伊那11人含む県内新たに134人新型コロナ感染確認
長野県内で3日に新たに、上伊那地域の11人を含む134人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は11人で、伊那市で7人、箕輪町・駒ヶ根市でそれぞれ2人、佐久保健所管内で18人、飯田保健所管内で13人、
松本・長野保健所管内でそれぞれ12人、上田保健所管内で11人、諏訪保健所管内で10人、大町・北信保健所管内でそれぞれ2人、長野市27人、松本市16人の合わせて134人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは78,084人で入院は39人、死亡は205人です。
-
移動診療車で妊産婦健診
伊那市が取り組んでいる遠隔医療・モバイルクリニックの利用拡大に向け、新たな機器を導入し安定期妊産婦の定期健診が始まります。
1日は、市役所で報道発表が行われ、新たに搭載した機器とその利用について説明がありました。
新たに導入した車載遠隔超音波検査装置モバイルエコーです。
助産師が、遠隔により体内の妊娠経過などをリアルタイムで見ることができます。
1日は、モバイルエコーで、模型の体内の様子をスキャンし、そのデータを車両に搭載した通信機器で送る手順を実演しました。
現在は、伊那市の菜の花マタニティクリニックのみが対応していていて、検査技師と助産師が乗車した車両が自宅に訪問し遠隔で妊産婦の定期健診や産後2週間健診を実施します。
モバイルクリニックを活用した妊産婦健診は7日から始まる予定です。
-
伊那北高校文化祭 ペン祭
伊那市の伊那北高校の文化祭ペン祭が始まり2日は、校内祭が行われました。
今年で68回目を数えるペン祭のテーマは「sublimate」。
文化祭を精一杯取り組むことで、日ごろの不安や悩みを昇華させ最高の思い出を作ってほしいという願いが込められています。
体育館のステージでは、ダンス部の発表などが行われていました。
新型コロナ感染拡大防止のため一般公開はなく、保護者には動画投稿サイトユーチューブでライブ配信されました。
文化祭はコロナ禍を受けて去年と一昨年は、規模を縮小して行いました。
今年は、感染対策を重視し、クラス企画やクラブ活動の展示などを充実させました。
このうち、3年生の教室では、ヨーヨー釣りや謎解き脱出ゲームなどが行われ、生徒たちが楽しんでいました。
2年生は、修学旅行の目的地に関する展示をしています。
この他に各部活の生徒が、日ごろ取り組んでいる活動を紹介していました。
最終日の3日は、書道部による書道パフォーマンスや吹奏楽部の演奏などが予定されています。