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弥生の卒業生 匿名で100万円を寄付
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の卒業生が、コロナ禍で活動が制限されている生徒たちのために使ってもらおうと、100万円を匿名で同窓会に14日寄付しました。
14日は、伊那弥生ケ丘高校同窓会常任理事の塩澤康一さんが学校を訪れ、下島典子同窓会長と松村明校長に、預かった100万円を手渡しました。
「コロナ禍でクラブ活動や行事に制限がかかる中、生徒たちのために役立ててもらいたい」と、面識のある塩澤さんに寄付金を託したということです。
匿名での寄付は去年に続き2年目で、寄付金額は合わせて200万円となります。
寄付金の使い道は、同窓会と高校で話し合って決めるということです。
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信大農学部 2種類のワインを発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた、ブドウとリンゴのワインの販売が、14日から始まりました。
ワインに使われているぶどうのナイアガラとリンゴのフジは、農学部の植物資源科学コースの学生が栽培したものです。
ナイアガラワインが618本、濃厚リンゴワインが351本作られました。
そのうち濃厚リンゴワインは、一度ジュースにして凍らせ、解凍する時に出る濃い果汁で作ったワインなので、甘みが強くりんごの味がしっかりと感じられるということです。
栽培に携わった学生は「フルーティーな味で飲みやすいので、ぜひ飲んでみてください」と話していました。
ナイアガラワインは1本720ミリリットル入りで1,500円、
濃厚リンゴワインは1本375ミリリットル入りで2,000円です。
信大農学部内にある、生産品販売所で購入できます。
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白鳥市長「羽広荘これ以上の投資は困難」
伊那市の白鳥孝市長は、西箕輪の羽広荘西山亭について「耐震化も含めこれ以上投資していくことは困難だ。早急に方向性を出したい」と答弁しました。
14日開かれた市議会一般質問の中で、伊那市観光㈱が運営している羽広荘西山亭の業務継続の可否の質問に対し白鳥市長は次のように答弁しました。
昭和51年に完成した羽広荘は、建設から46年が経過し、施設が老朽化しています。
令和2年11月からは「西山亭」として、食事をメインとした営業となっています。
白鳥市長は、「市内の観光施設全体の今後もあり方も含め早急に方向性を出していきたい」としています。
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南小の児童と上農生がマリーゴールドを植え付け
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南箕輪小学校の児童は大芝の湯駐車場入口の花壇に、マリーゴールドの苗を14日、植えました。
14日は、上農の3年生17人と、南小の3年4組の児童32人が大芝の湯駐車場入口
にあるおよそ100平方メートルの花壇にマリーゴールドの苗を植えました。
花の苗およそ900株は、信州大学農学部が育てたものです。
上農生と南小の児童は、オレンジと黄色の花が交互になるように植えていました。
花壇の整備は、南箕輪村花いっぱい推進協議会の活動の一環で行われたもので、7月に見ごろを迎えるということです。
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長野県内で新たに上伊那の10人を含む177人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で14日新たに上伊那地域の10人を含む177人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は10人で、伊那市で5人、箕輪町・南箕輪村でそれぞれ1人、駒ヶ根市・飯島町・宮田村でそれぞれ1人、佐久保健所管内で23人、松本保健所管内で20人、飯田保健所管内で15人、諏訪保健所管内で14人、大町保健所管内で11人、上田保健所管内で8人、北信保健所管内で7人、長野保健所管内で6人、木曽保健所管内で4人、県外1人、長野市32人、松本市26人の合わせて177人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは7万5,801人で入院は86人、死亡は203人です。
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平澤真希さん ウクライナ支援でリサイタル8月に
伊那市出身のピアニスト平澤真希さんによるウクライナ支援のピアノリサイタルが8月27日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれます。
収益はウクライナ難民を受け入れているポーランドに贈る計画です。
11日は、平澤さんとリサイタルを企画したNPO法人クラシックワールド事務局長の北沢理光さんが記者会見を開き来場を呼び掛けました。
平澤さんは、1993年から16年間ポーランドを拠点に音楽活動を行っていました。
ウクライナでも地元のオーケストラと一緒に演奏をしたことがあるということです。
今回ウクライナの支援につなげようと、難民を受け入れているポーランドに収益を贈ることにしました。
リサイタルでは、ポーランドの作曲家ショパンやシマノフスキの曲などを演奏します。
リサイタルは、8月27日(土)午後2時から、場所はニシザワいなっせホールです。
入場料は一般2,000円、高校生以下1,000円で、収益はポーランドに贈られます。
(チケット:伊那市生涯学習センター78-5801)
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第97回伊那美術展
伊那美術協会の「第97回伊那美術展」が、伊那文化会館で12日から始まっています。
会場には、会員や一般、高校生の作品110点が並べられています。
伊那美術展は、日本画・洋画・彫刻・工芸の作品発表の場として毎年開かれていて、出品作品を審査し、大賞などを決めています。
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箕輪町地域総合活性化事業交付に55件 総額1120万円
箕輪町の地域総合活性化事業交付金の事業と金額が決まりました。
事業件数は55件、金額は1120万円となっています。
これは13日に箕輪町役場で開かれた町議会全員協議会の中で報告されたものです。
区の事業は北小河内区の「写真で見る北小河内の歴史写真集編集事業」に65万円など合わせて、41件、964万円となっています。
団体事業は天竜健康ウォーク実行委員会の「天竜健康ウォーク」に20万円など合わせて、14件158万円となっています。
地域総合活性化事業交付金は、地域コミュニティの活性化や公益性、実現性が期待できる区や団体の事業が対象となっています。
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西山神社で建御柱
伊那市西箕輪の西山神社で7年に一度行われる建て御柱の行事が11日行われました。
11日は、西山神社に地区住民約100人が集まり建て御柱が行われました。
西山神社では、7年に1度、諏訪の御柱と同じ年に御柱祭を行っています。
上戸と中条が2本ずつ担当し、それぞれの区の住民が切り出しから建て御柱までを行います。
柱はすべてヒノキで、長さは7m77cmです。
上戸が担当するです。
ラッパの吹奏に合わせ、一気に建てていきました。
中条が担当する柱です。
地区の子どもたちも一緒になって縄を引き、柱を立てていきました。
柱が建てられると、訪れた人たちはご利益を求めて柱に触れていました。
次回、西山神社の御柱祭が行われるのは2028年の予定です。
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高校3年生対象の企業視察会
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした企業視察会を、5月30日と31日の2日間の日程で行いました。
30日は、約190人の生徒が13台のバスに分かれて製造業や建設業など希望する企業2社を訪れました。
このうち、メッキ処理加工などを手掛ける伊那市西箕輪のサン工業には、生徒6人が訪れました。
建物内に入ると製造ラインなどを見学し、「独自の技術でゴルフのシャフトはしなるようにめっき処理をしています」などと説明を受けていました。
視察会は、新型コロナの影響で2年続けて中止となっていて、3年ぶりの開催となりました。
今年度は26社が視察を受け入れ、2日間で約360人の高校3年生が参加しました。
高校生の就職活動は、7月1日から始まり、内定がでるのは9月16日からとなっています。 -
JR東海 南アルプスの高山植物保全に交付金
JR東海は、伊那市や南信森林管理署、信州大学農学部などでつくる「南アルプス食害対策協議会」に対し、高山植物保全のための支援金を、13日に贈りました。
13日は、支援金の納付式が伊那市役所で行われ、JR東海中央新幹線長野工事事務所の杉浦禎信所長から南アルプス食害対策協議会会長の白鳥孝伊那市長に目録が手渡されました。
JR東海と県、南ア食害対策協議会は、南アルプスの自然環境保全を推進することを目的に「生物多様性保全パートナーシップ協定」を今年3月に結びました。
支援金は、協定期間の令和9年3月末までの5年間、毎年度贈られるもので、金額は非公表となっています。
杉浦所長は、「南アルプスでの環境保全活動は、地域の財産を守り活かすための大切な取り組みだと考えている。支援を通じて貢献していきたい」と挨拶しました。 -
上伊那5人含む県内75人の新型コロナウイルスへの感染確認
長野県内で13日新たに、上伊那地域の5人を含む75人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は5人で、
伊那市で1人、箕輪町で2人駒ヶ根市で2人佐久・諏訪保健所管内でそれぞれ12人、
松本保健所管内で8人上田・飯田・北信保健所管内でそれぞれ6人大町保健所管内で2人、
長野保健所管内で1人、長野市7人、松本市10人の、合わせて75人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,624人で入院は96人、死亡は203人です。
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図書館で手話に親しむイベント
絵本や手遊びを楽しみながら手話に親しむイベント「しゅわたいむ」が伊那市の伊那図書館で、きょう行われました。
12日は絵本「おおきなかぶ」の手話での読み聞かせなどが行われました。
図書館の職員が本を朗読したあと、その内容を手話で表現し、手話単語の解説が行われました。
このイベントしゅわたいむは、伊那図書館が主催しているもので、上伊那聴覚障害者協会の協力を得て行っています。
昨年度から始まり、年間に5回の開催を予定しています。
この日は今年度1回目となります。
聴覚障害者協会の田中みえさんと鈴木洋美さんが、わかりやすく説明し、参加者がまねをしていました。
次回のしゅわたいむは、8月28日(日)に伊那図書館で開かれる予定で、手話による寄席が行われます。
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諏訪形区御柱祭で斧入れ式
7年目に1度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭で御柱を伐採する斧入れ式が12日行われました。
こちらが一の柱となる杉の木です。
12日は区有林に諏訪形区諏訪神社御柱祭実行委員会のおよそ50人が集まり、祭りの安全を祈願する神事が行われました。
浦野紀和実行委員長が清めの塩とお神酒を捧げました。
その後、斧入れ班の浦野明由班長が一の柱に切り込みを入れました。
木遣りが行われると、それを合図に伐採が始まりました。
幹の周りが1メートル68センチ、長さおよそ35メートルの一の柱は、樹齢およそ60年だということです。
木が倒れると枝を落として、皮をむいていきました。
12日は一の柱から四の柱までと子供御柱を倒しました。
9月4日に山出し、10月1日に里曳きが行われ御柱が諏訪神社に建てられます。
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上伊那6人含む県内新たに142人新型コロナ感染確認
長野県内で12日新たに、上伊那地域の6人を含む142人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は6人で、伊那市で4人、箕輪町で1人、駒ヶ根市で1人、松本保健所管内で26人、佐久保健所管内で15人、諏訪保健所管内で13人、上田・飯田保健所管内でそれぞれ10人、長野保健所管内で7人、北信保健所管内で4人、大町保健所管内で3人、県外1人、長野市25人、松本市22人の、合わせて142人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,549人で入院は97人、死亡は203人です。
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ルートインBCリーグ 信濃が新潟に勝利
ルートインBCリーグ、信濃グランセローズ対新潟アルビレックスBCの公式戦が、伊那市の伊那スタジアムで今日行われました。
11日は、去年までキャンプ地となっていたことが縁で南箕輪村デーとして行われ、村のイメージキャラクターまっくんがグラウンドに駆け付けました。
始球式は、南小ドラゴンズの清水亮太郎君がマウンドに上がりました。
信濃グランセローズの10日までの成績は、16勝9敗で、所属エリア4チーム中1位となっています。
試合は9対3で信濃グランセローズが勝利しました。
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榛原花の会 苗植え作業
伊那市東春近榛原の住民でつくる榛原花の会は、地区内を通る県道18号の歩道沿いにマリーゴールドとサルビアの苗を植えました。
11日は、会のメンバーら6人が参加し花の苗を植えました。
会の活動は今年で28年目になります。
11日植えた花は、来月中旬に見ごろになるということです。
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ユウキ食品伊那工場 起工式
伊那市が企業誘致した調味料などの販売・製造を行う東京都のユウキ食品株式会社の伊那工場の起工式が11日、行われました。
起工式には、ユウキ食品株式会社や市の職員などおよそ20人が出席しました。
伊那工場は、小黒川スマートICから400mほど西側にある小黒原産業適地に建設されます。
ユウキ食品は、1974年に東京都で創業し調味料やドレッシングなど800種類を超える商品を製造・販売しています。
コロナ禍で家庭で過ごす時間が増え需要が高まっていることから生産体制を拡大しようと伊那市に進出を決めました。
工場は国内に、協力工場を含めて7か所あり、伊那工場は県内3か所目です。
建物は、鉄骨4階建て、延べ床面積は2260平方メートル、総事業費は22億円となっています。
伊那工場では顆粒スープを製造する計画で、来年7月の完成を予定しています。
起工式に出席した、田中秀和社長は「豊富できれいな水が進出の決め手になった。景観に配慮した建物にして見学も受け入れていきたい」と話していました。
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横山バイクパークオープン
伊那市が横山の最終処分場跡地に整備していた自転車専用コース「横山バイクパーク」が完成し11日、日本トップ選手によるデモンストレーションが行われました。
11日は、市の関係者らがテープカットをしてオープンを祝いました。
マウンテンバイクコースは、平成29年に閉場した鳩吹クリーンセンターと横山最終処分場の跡地に伊那市が整備したもので、総事業費は1億1200万円です。
11日は、4大会連続で五輪のマウンテンバイク競技に出場した山本幸平選手らによるデモンストレーションが行われ、訪れた人たちは、迫力あるプロの走行を楽しんでいました。
横山バイクパークには広さおよそ1ヘクタールの平地に初心者から上級者までが楽しめる8つのエリアが設けられています。
横山でアクティビィスポットASOBINAを運営する株式会社ERUKが委託を受けて管理・運営します。
利用料は、初回の講習料が大人4500円、小学生以下が3500円となっていて2回目以降はそれぞれ1000円引きで利用できます。
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新型コロナ 上伊那9人県内170人 感染確認
長野県内で11日、新たに上伊那地域の9人を含む170人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は9人で、伊那市で4人、箕輪町で2人、駒ヶ根市、飯島町、宮田村でそれぞれ1人、松本保健所管内で26人、大町保健所管内で22人、佐久保健所管内で15人、諏訪保健所管内で13人、飯田保健所管内で11人、
上田保健所管内で9人、長野保健所管内で8人、北信保健所管内で4人、県外1人、長野市33人、松本市19人の、合わせて170人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,407人で入院は91人、死亡は203人です。
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伊藤権司さんマジックショー
伊那市のマジック愛好家、伊藤権司さんのマジックショーが伊那市富県の田楽座稽古場で5日、開かれました。
951回目の公演は、子どもから大人までおよそ70人が集まり、マジックショーを楽しんでいました。
現在80歳となる伊藤さんは33年前から趣味でマジックを始めました。
80歳までに1000回を目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で記録が途絶えてしまいました。
今回は、およそ2年半振りの公演になりました。
伊藤さんは「1000回を目指して続けていきたい」と話していました。 -
こじぞう’の世界展
伊那市東春近の造形アーティスト、こじぞう‘さんの個展「こじぞう‘の世界」展が、伊那市駅近くの雑貨店オモマルシェで10日から始まっています。
会場には、うるしを使った絵や立体作品などが並べられています。
こじぞう‘さんは、伊那市在住の59歳で、これまでジャンルを問わず様々な絵画や立体作品を製作してきました。 -
巣の成長が見られる巣箱製作
地蜂を追って巣を探す伊那谷の文化スガレ追いは7月から本番を迎えます。
山で捕ってきた蜂の巣の成長を見ることができる巣箱を伊那市手良の有賀幸雄さんが考案しました。
扉がついていて巣の大きさを見ることができます。
有賀さんは、伊那市地蜂愛好会の前会長で、現在は全国地蜂連合会の副会長を務めています。
伊那谷では、毎年7月から8月にかけて蜂を追って巣を探すスガレ追いが行われています。
見つけた巣を自宅に持ち帰り餌をあたえて育てます。
これまで使っていた巣箱は、秋まで開けることができないため、巣の成長を見ることができませんでした。
蜂追いは、来月からはじまるということで、有賀さんは「地蜂は湿気に弱いので雨が少ない6月に期待したい」と話していました。 -
新型コロナ 上伊那5人県内149人 感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の5人を含む149人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は5人で、
伊那市で3人、南箕輪村1人、駒ヶ根市1人、松本保健所管内で18人、大町保健所管内で16人、諏訪保健所管内で14人
上田保健所管内で13人、飯田保健所管内で11人、佐久・長野保健所管内でそれぞれ10人、北信保健所管内で7人、長野市24人、松本市21人の、合わせて149人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,237人で入院は92人、死亡は203人です。
また県は、北アルプス圏域の県独自の感染警レベルを2から3に引き上げました。
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消防救助技術大会に向け 訓練の成果披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、6月18日に長野市で開かれる消防救助技術大会に向けた訓練の成果を10日、消防長に披露しました。
箕輪町の箕輪消防署では、ロープを使った渡過訓練と救助訓練を、上伊那広域消防本部の柿木淳一消防長に披露しました。
渡過訓練は、水平に張られた20メートルのロープを往復して渡る綱渡り訓練です。
救助訓練は、火災ビルの屋上や河川の中州に取り残された人を救出するものです。 -
イベント中止情報 高遠城下まつり
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
9月3日(土)に予定されていた「第51回高遠城下まつり」は中止となりました。
中止となるのは、2020年から3年連続です。
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伊那市と北カルヤラ県が覚書の期間更新
林業分野で協力の覚書を締結している伊那市と北欧フィンランドの北カルヤラ県は、覚書の期間を2024年まで延長します。
8日は、伊那市の白鳥孝市長とフィンランドの北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン知事が南箕輪村の信州大学農学部で覚書きの期間更新の調印を行いました。
伊那市と北カルヤラ県は、林業やバイオエコノミーなどの分野で協力関係を促進・強化することを目的とした覚書を2022年まで締結しています。
北カルヤラ県は長野県とは森林分野で協力していく覚書を2024年まで締結していることから、伊那市は県と合わせるために、協力期間を2年更新しました。
調印式の後にはマルクス知事から白鳥市長に北カルヤラ県の旗とシラカバから作ったウォッカなどがプレゼントされました。
伊那市は調印式後のレセプションで法被や手ぬぐいなどを贈ったということです。
また覚書の期間更新と友好を記念して、フィンランドの国の木で長野県の県木でもあるシラカバを植樹しました。
植樹したシラカバは今後、西箕輪に整備している伊那市の産学官連携拠点施設に植えられるということです。
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村内小中学校のLGBTQによる環境整備を検討
南箕輪村教育委員会は小中学校の性の多様性LGBTQの生徒への対応について、必要に応じてプールの更衣室などの環境を整備したい考えを示しました。
南箕輪村議会6月定例会の一般質問が9日、役場で行われ、小中学生を対象にした性の多様性LGBTQの教育について議員からの質問がありました。
それに対し、清水閣成教育長は「小中学校の多目的トイレやプールの更衣室の整備など状況に応じて環境を整えていきたい」と答弁しました。
清水教育長はLGBTQについて「小学校では道徳の授業で、中学校では性教育や人権教育の中で学習している。生徒には、性の多様性を認め合うことを学んでいってほしい」と話していました。
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連続ドラマW 鵜頭川村事件の情報解禁
伊那谷フィルムコミッションの全面協力により長野県内で撮影が行われた、WOWOWの「連続ドラマW鵜頭川村事件」が2022年8月に放送されることが9日、情報解禁されました。
WOWOWの「連続ドラマW鵜頭川村事件」は2021年10月からおよそ2か月間、長野県内で撮影が行われました。
伊那市高遠町の旧河南小学校グラウンドでも、2021年12月にクライマックスシーンの撮影が行われました。
作家の櫛木理宇さんの小説が原作で、監督は神奈川県出身の入江悠さんです。
旧河南小グラウンドの他、市内20か所で撮影が行われました。
撮影は伊那谷フィルムコミッションが全面協力をしました。
主演は俳優の松田龍平さんです。
入江監督とは11年ぶりにタッグを組んだということです。
WOWOWの「連続ドラマW鵜頭川村事件」は全6話で、8月28日午後10時からWOWOWにて放送・配信がスタートします。
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上伊那9人を含む県内195人のコロナ感染を確認
長野県内で9日新たに、上伊那地域の9人を含む195人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は、上伊那圏域の県独自の感染警戒レベルを3から2に引き下げました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は9人で、
伊那市で4人、箕輪町で2人、辰野町で2人、宮田村で1人、
松本保健所管内で32人、佐久保健所管内で27人、諏訪保健所管内で23人
上田・大町保健所管内でそれぞれ16人、飯田保健所管内で14人、長野保健所管内で9人、
北信保健所管内で2人、長野市24人、松本市23人の、合わせて195人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,088人で入院は91人、死亡は203人です。
また県は、上伊那・諏訪・長野圏域の県独自の感染警戒レベルを3から2に引き下げました。