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上伊那26人含む県内新たに253人新型コロナ感染確認
長野県内で11日に新たに、上伊那地域の26人を含む253人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は26人で、伊那市で7人、駒ヶ根市で9人、辰野町で1人、中川村で7人、宮田村で2人、松本保健所管内で40人、佐久保健所管内で30人、長野保健所管内で27人、飯田保健所管内で25人、諏訪保健所管内で13人、上田保健所管内で10人、北信保健所管内で9人、大町保健所管内で3人、木曽保健所管内で2人、長野市49人、松本市19人の合わせて253人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは80,424人で入院は56人、死亡は205人です。
また県は、伊那保健所管内の3つの小学校あわせて教職員5人と児童30人、合計35人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。
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辰野町の女性が熱中症で搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の疑いで1人が搬送されたということです。
辰野町の70代の女性1人が岡谷市内の病院に搬送されたということです。
症状の程度は中等症だという事です。
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上伊那広域消防が水難救助訓練
上伊那広域消防本部は河川での水難事故に備えた救助訓練を11日に行いました。
訓練は伊那市の水神橋付近で行われました。
上伊那の6つの消防署から救助隊20人が参加しました。
中州に残された要救助者をボートで救助する訓練では、ボートに結んだロープで隊員が舵を取りながら救助を行いました。
ほかには消防車に積まれているハシゴとボートを使った救助訓練も行われました。
岸まで遠い救助の場合は8メートルまで伸ばすことができるハシゴを押し出して救助するということです。
水難救助訓練は12日と13日も行われ、3日間で合わせて、およそ60人の救助隊員が参加するということです。
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内藤家 現当主に寒晒蕎麦を献上
伊那市の信州そば発祥の地 伊那そば振興会は、東京都を訪れ、高遠藩主だった内藤家の当主に、暑中信州寒晒蕎麦を献上しました。
10日は、信州そば発祥の地 伊那そば振興会の飯島 進会長が白装束に身を包み、内藤家17代当主の内藤 頼誼さんと、次期当主の頼克さんに寒晒蕎麦を渡しました。
献上式は、内藤家の屋敷があった新宿御苑近くの四谷区民ホールで行われました。
内藤家の二人は、寒晒蕎麦をじっくりと味わっていました。
江戸時代・8代将軍徳川吉宗の時代に、高遠藩主2代目当主の内藤頼卿が、暑中のご機嫌伺いとして、寒晒蕎麦の献上を始めてから、今年、300年の節目の年となりました。
その記念の年に、内藤藩主の子孫にそばを味わってもらいたいと、そばの献上式が行われました。
寒晒蕎麦は小寒から立春まで川の水に実を浸し、寒風で乾かす昔ながらの方法で作られています。
高遠での寒晒蕎麦の復活の取り組みは2000年から始まり、そのきっかけは山形県にありました。
高遠藩主・保科正之が転封したことで高遠から山形に伝わった寒晒の技法を、山形では一足先に復活させていました。
高遠での復活のきっかけとなった山形県の工藤 一夫さんも献上式にかけつけました。
無事に献上することができ、伊那そば振興会の飯島会長は安堵した様子でした。
寒晒蕎麦は、高遠町の7軒のそば店で23日から提供が始まります。
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風景画家 (故)犬塚勉さん作品展
神奈川県出身で美術教師として働きながら風景画家として活躍し38歳で亡くなった犬塚勉さんの作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、登山が好きだった犬塚さんが好んで描いたという「山」をテーマにした作品などおよそ40点が展示されています。
犬塚さんは、東京学芸大学大学院を修了後、美術教師をしながら画家として作品づくりに励みました。
自然を題材にした作品が多く、特定の場所を精密に描いている点が特徴です。
表現方法の変化を経て画風を確立した矢先の1988年に、作品制作のため登山をしていたところ遭難し、38歳で亡くなりました。
こちらは絶筆となった作品「暗く深き渓谷の入口(Ⅰ・Ⅱ)」です。
期待と不安を感じさせる山の入り口、そこから険しい山道を経て開放的な山頂に至るという山の三部作を構想していたということです。
会場には、犬塚さんが描いたスケッチの他、使用していた筆や絵の具、カメラなども展示されています。
作品展「自然とともに生きる」は、9月18日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
大規模災害に備え 合同火災訓練
箕輪町消防団と上伊那広域消防本部による合同火災訓練が5日、箕輪町の垣外児童公園で行われました。
訓練は民家から火が出たとの想定で行われ、箕輪町消防団35人、上伊那広域消防本部4人の合わせて39人が参加しました。
団員と署員は連携しながらホースを伸ばし、放水していました。
合同訓練は互いに顔の見える関係性をつくることで円滑な消火活動につなげようと行われたもので、今回で2回目です。
上伊那広域消防本部は「大規模災害が発生したときは協力しなければ対応できない。」
箕輪町消防団は「訓練を通して1秒でも早く放水できるようにしていきたい。」と話していました。 -
新型コロナ 上伊那30人県内365人感染確認
長野県内で10日新たに上伊那地域の30人を含む365人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。県内の累計感染者数は8万人を超えました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は30人で、
伊那市で15人、箕輪町で2人、南箕輪村で1人、駒ヶ根市で8人、辰野町・宮田村でそれぞれ1人、中川村で2人、佐久保健所管内で43人、松本保健所管内で40人、飯田保健所管内で25人、長野保健所管内で21人、諏訪保健所管内で18人、上田保健所管内で17人、北信保健所管内で8人、木曽保健所管内で7人、大町保健所管内で4人、県外1人、長野市88人、松本市63人の合わせて365人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは80,171人で入院は55人、死亡は205人です。
また県は、北信圏域の県独自の感染警戒レベルを1から2に引き上げました。
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高校野球 上伊那勢の試合結果
第104回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の10日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで上伊那勢の試合3試合が行われました。
高遠対更級農業は、11対1の6回コールドで高遠が勝ちました。
箕輪進修対佐久長聖の試合は、0対11の5回コールドで箕輪進修が敗れました。
駒ヶ根工業対須坂は、7対3で駒ヶ根工業が勝ちました。
11日は、しんきん諏訪湖スタジアムで行われる伊那北対梓川の試合を121chで生中継します。
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伊那市通り町でファミリーフェスタ 3年ぶりの歩行者天国
伊那市荒井の通り町商店街で、「伊那まちファミリーフェスタ2022」が10日に開かれました。
会場は3年ぶりに歩行者天国が行われ、親子連れで賑わいました。
会場には、おもちゃの魚釣りや射的などのブースの他、飲食の出店などが設けられ、多くの親子連れなどで賑わいました。
伊那まちファミリーフェスタは、長年荒井から山寺までの商店街で開かれてきた「ちびっこ駅伝」に変わるイベントとして初めて開かれたものです。
子どもから大人まで楽しく1日を過ごすことができるイベントにしようと、伊那商工会議所と地元商店街が実行委員会をつくり進めてきました。
いなっせ北側には、「街なかde森マルシェ」と題し、伊那の森に触れるブースが設けられました。
訪れた人は、端材を使って作品を作ったり、木質ペレットに触れたりして楽しんでいました。
実行委員会では、イベントをきっかけに商店街を知ってもらい足を運ぶきっかけになればうれしいと話していました。 -
駒ヶ根市30代の男性が熱中症で搬送
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の疑いで1人が搬送されたということです。
駒ヶ根市の30代の男性1人が駒ヶ根市内の病院に搬送されましたが症状は軽症だという事です。
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上伊那26人含む県内新たに414人新型コロナ感染確認
長野県内で9日新たに、上伊那地域の26人を含む414人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の感染者数が400人を超えるのは、5月25日以来です。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は26人で、伊那市で13人、箕輪町で9人、駒ヶ根市で4人、松本保健所管内で56人、長野保健所管内で42人、佐久保健所管内で37人、飯田保健所管内で32人、諏訪保健所管内で21人、上田保健所管内で19人、木曽保健所管内で16人、北信保健所管内で5人、大町保健所管内で4人、県外2人、長野市85人、松本市69人の合わせて414人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは79,806人で入院は51人、死亡は205人です。
また県は、木曽圏域の県独自の感染警戒レベルを1から2に引き上げました。
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伊那市営プール 今シーズンの営業スタート
伊那市民プールの今シーズンの営業が9日から始まりました。
初日の9日は、無料開放され、親子連れなどで賑わっていました。
この日の伊那地域の最高気温は、午後2時48分に31.7度と、4日連続真夏日となりました。
市民プールは、7月26日から8月21日の夏休み期間を除き、土日祝日のみの営業で、8月28日までとなっています。
利用料は、大人500円、小中学生200円です。
また、高遠スポーツ公園プールの3年ぶりの営業も9日から始まっていて、8月28日までの営業となっています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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第104回全国高校野球長野大会が開幕
夏の甲子園への出場権をかけた高校野球長野大会が9日に開幕しました。
松本市の松本市野球場で開会式が行われ、3年ぶりに観客を入れての開催となりました。
2021年の優勝校の松商学園を先頭に86校76チームの選手たちが入場行進を行いました。
茅野・岡谷東・辰野・阿南連合チームです。
12日の午後2時からしんきん諏訪湖スタジアムで長野南高校と対戦します。
箕輪進修高校です。
10日の午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで佐久長聖高校と対戦します。
上伊那農業高校です。
12日の午前11時30分から県営上田野球場で地球環境高校と対戦します。
高遠高校です。
10日の午前9時からしんきん諏訪湖スタジアムで更級農業高校と対戦します。
伊那北高校です。
11日の午前11時30分からしんきん諏訪湖スタジアムで梓川高校と対戦します。
伊那弥生ケ丘高校です。
12日の午前9時から長野オリンピックスタジアムで長野工業高校と対戦します。
赤穂高校です。
12日の午前9時から松本市野球場で松本第一高校と対戦します。
駒ヶ根工業高校です。
10日の午後2時からしんきん諏訪湖スタジアムで須坂高校と対戦します。
9日は生前、駒ヶ根工業や赤穂高校などで監督を歴任し、上伊那野球の技術向上などに尽力したとして、山岸智昭さんに育成功労賞が贈られました。
表彰式には妻の洋子さんが出席しました。
伊那ケーブルテレビでは高校野球期間中、1回戦から4回戦まで4チャンネルを活用し、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネル番号は、121chがしんきん諏訪湖スタジアム、122chが長野オリンピックスタジアム、J501が松本市野球場、J507が県営上田野球場です。
10日は上伊那勢の3試合がしんきん諏訪湖スタジアムで予定されています。
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暑中信州寒晒蕎麦 奉納祈願祭
江戸時代、高遠藩が将軍家に寒晒蕎麦の献上を始めてから今年が300年の節目の年となることを記念し、伊那市高遠町の高遠閣で奉納祈願祭が8日行われました。
祈願祭は、高遠町内のそば店などでつくる高遠そば組合が企画したもので関係者や一般など60人が出席しました。
祈願祭では、そばの豊作を願う神事が行われ、その後、そば店店主3人が奉納する「そば」を打ちました。
3人が「こね」「のし」「きり」を順番に担当して行いました。
寒晒蕎麦は、そばの実を小寒から立春までの間川に浸し、寒風にさらして乾かします。
極寒の川に浸け、寒風にさらす事で、あくが抜け、甘味と粘りが増すという事です。
奉納を終えると、会場の出席者に打ち立てのそばが振る舞われました。
高遠そば組合では、10日に東京新宿区を訪れ、高遠藩藩主だった内藤家17代目当主の内藤頼誼さんに寒晒蕎麦を献上する予定です。
高遠そば組合では、寒晒蕎麦が将軍家に献上され、今年で300年を迎えた事から、この節目を記念し祈願祭を行いました。
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上伊那27人含む317人感染
長野県内で8日新たに、上伊那地域の27人を含む317人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は27人で、伊那市で14人、箕輪町で4人、駒ヶ根市で6人、辰野町・中川村・宮田村でそれぞれ1人
松本保健所管内で48人、佐久保健所管内で34人、飯田保健所管内で26人、上田保健所管内で23人、諏訪保健所管内で22人、長野保健所管内で19人、木曽保健所管内で5人、北信保健所管内で4人、大町保健所管内で2人、県外2人、長野市58人、松本市47人の合わせて317人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは79,392人で入院は52人、死亡は205人です。
また県は、上田・諏訪・南信州圏域の県独自の感染警戒レベルを2から3に引き上げました。
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伊那消防署 水難救助訓練
夏の行楽シーズンを前に、伊那消防署の特別救助隊は、水難事故に備えた救助訓練を、伊那市の天竜川で8日行いました。
この日は、伊那消防署の特別救助隊員13人が、川で人が流される事故を想定した救助訓練を行いました。
訓練では初めに、救助後に流されてしまわないように、下流にロープを張りました。
ボートを使った救助では、橋の上から隊員がロープで舵を取り、流れてきた要救助者をボートの上にのせて助け出していました。
伊那消防署では「救助方法などをしっかり確認し、水難事故が増える行楽シーズンに備えたい」と話していました。
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上伊那網の目平和大行進 平和願う
核兵器の廃絶や反戦・平和を願う「上伊那網の目平和大行進」が8日から始まりました。
この日は、長谷から伊那市街を目指すルートに15人が参加しました。
上伊那網の目平和大行進は、上伊那医療生協や県教職員組合などでつくる実行委員会が核兵器の廃絶や反戦、平和を願い、毎年行っているものです。
新型コロナの影響で、3年ぶりの行進となりました。
ことしは、ロシアのウクライナ侵攻を受け、停戦とロシア軍の撤退への願いも込めているということです。
網の目平和大行進は全国で行われていて、8月4日に広島でゴールを迎えます。
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箕輪北小5年生 キャンプ前に飯ごう炊さん体験
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は、学校の校庭で飯ごう炊さんを8日行いました。
8日は5年生の児童60人がグループ毎に別れ、深さ20センチ程の穴を掘り、間伐材をくみ上げ、火をつけていました。
1時間程で火が安定すると、飯ごうでご飯を炊いたたり、鍋でカレーを作りました。
5年生は、来週、茅野市の車山高原でキャンプなどの自然学習を行う予定です。
今回は、キャンプを前に子ども達に、飯ごうでの調理に慣れてもらおうと行われたものです。
正午頃、ご飯が炊け、カレーが出来上がると、子ども達は校舎に移動しグループ毎に味わっていました。
箕輪北小の5年生は13日と14日に車山高原でキャンプをする予定です。
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ハッチョウトンボ観察会
日本で最も小さいハッチョウトンボの観察会が、伊那市新山のトンボの楽園で2日に開かれました。
この日は、市内を中心としたトンボ愛好家が集まり、観察したり写真を撮ったりしていました。
この観察会は、トンボの楽園を管理する「新山トンボの楽園を育てる会」が、毎年ハッチョウトンボが多くみられるこの時期に開いています。
ハッチョウトンボは、全長2センチほどで、日本で一番小さいといわれていて、赤いのがオス、黄色と黒の縞模様がメスです。
毎年5月上旬から羽化が始まり、7月初旬に生息数がピークを迎えるということです。
トンボの楽園では、ほかに国の準絶滅危惧種に指定されている全長3センチほどのモートンイトトンボなど、様々な種類のトンボを見ることができます。
会では「ハッチョウトンボをはじめ、1年を通して40種類以上のトンボを見ることができるので、多くの人に来てもらいたい」と話していました。
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南信工科短大 VR技術体験
南箕輪村の南信工科短期大学校の2年生は、最新の技術を身につけようと、VR技術を6月29日に体験しました。
この日は、機械システム科と電気システム科の2年生20人がVR技術を体験しました。
VR技術は、製品の使用感などのシミュレーションや機械操作のトレーニングなど、製造業での活用が広がっています。
また、コストと時間がかかる製品の試作も仮想空間の中で行うことができるため、より効率的に作業を進めることができるということです。
学生たちは、仮想空間の中で移動したり、ものを動かしたりしていました。
南信工科短期大学校では「最新の技術に触れることで、今後どのように活用できるかを考えながら学んでほしい」と話していました。
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伊那RCが留学生に教育助成金
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部で学ぶ留学生に5日助成金を贈りました。
伊那市内で開かれた伊那中央ロータリークラブの例会の中で助成金を贈る留学生のアミン・エムディ・アルさんが紹介されました。
アミンさんは信州大学大学院の総合理工学専攻で年齢は29歳、国籍はバングラデシュです。
生物の個体発生を研究する発生学を学んでいて、日本の大学教員を目指しています。
この活動は伊那中央ロータリークラブが1993年から行っていて今回アミンさんには42万円が贈られたということです。
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伊那新校の校名について意見交換
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校を再編統合する新校の学校名についての意見交換が6日に行われました。
伊那新校再編実施計画懇話会が伊那合同庁舎で開かれ、再編統合する学校名についての意見交換が行われました。
学校関係者およそ30人は6グループに分かれて、選考方法や時期について意見を交わしました。
出席者からは「地域が想像できない名前はつけないほうがいい」や「両校の伝統にとらわれないシンプルでわかりやすい名前にしたほうがいい」などと意見が出ていました。
また、委員構成は懇話会と同様であることから、校名選考委員会は設置しない方針も報告されました。
令和4年度から令和5年度の懇話会で学校名の候補を決定するとしています。
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西春近南小児童が遺跡見学
伊那市の西春近南小学校の6年生は学校近くにある遺跡の発掘現場を6月27日に見学しました。
6月27日は6年生児童16人が西春近南小学校遺跡を訪れ、伊那市創造館の学芸員 濵慎一さんから説明を受けました。
今回の調査は伊那市教育委員会が5月から住宅建設に伴う事前発掘調査として行っているもので、新たに古墳時代や奈良・平安時代の住居跡と高床倉庫の合わせて6軒が発見されました。
この付近では令和元年に古墳時代の住居跡が1軒見つかっていて、今回の調査で新たに2軒見つかったことから、1,500年前から集落が広がっていたと考えられています。
また、複数の穴が見つかっていて、物を保管するのに使われていた高床倉庫の柱が立っていたことが分かったということです。
見学会ではこれまでに出土した縄文時代から奈良・平安時代の土器や壺なども展示されました。
調査は7月中旬まで行われるということです。
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JA上伊那が価格高騰対策を南箕輪村に要請
畜産農家などの声を受けて、JA上伊那の倉田明彦理事らが7日に南箕輪村役場を訪れ、燃油・肥料・飼料高騰対策と食肉処理施設の整備に関する要請を行いました。
JA上伊那では、南箕輪村を含む上伊那8市町村で要請を行いました。
肥料となるリン酸はロシアなどからの輸入に頼っています。
肥料価格は去年6月から7月と比べて価格は2倍ほど値上がりしているということです。
JA上伊那では秋に使用する肥料の窒素やリン酸などの価格を20パーセント値引きする独自の支援策を行うとしています。
また、上伊那の生産者が牛や豚を出荷している松本市の株式会社長野県食肉公社の、ごみ処理施設建設に伴う移設について、情報提供や協力を求めました。
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飼料価格高騰で酪農家の経営に打撃
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により飼料価格が高騰し、畜産農家は経営に大きな打撃を受けています。
南箕輪村大芝にある城田牧場です。
乳牛およそ125頭を飼育しています。
城田裕也さんです。
家族5人で牧場を経営しています。
牛のエサには、牧草とトウモロコシ、配合飼料を使っています。
配合飼料は100パーセント海外からの輸入に頼っています。
新型コロナの影響やロシアのウクライナ侵攻により配合飼料の価格が高騰していて、確保するのも難しくなってきているということです。
品質の良い牛乳を出荷するためには、たんぱく質やミネラルなどの栄養素が入っている配合飼料が必要だということで、1日に500キロを消費するということです。
売り上げは2021年に比べて半分ほどに減っていますが、エサ代は月に65万円ほど増えているということです。
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南原保育園 七夕集会
七夕の7日、南箕輪村の南原保育園では、七夕集会が開かれました。
7日は、南原保育園のおよそ120人が「たなばたさまのうた」を歌うなどして七夕を祝いました。
また園児達は短冊に書いた願い事を発表しました。
集会では、彦星と織姫の物語を、保育士が演じました。
教室の外には、願い事を書いた短冊が飾られていました。
笹は、地元の企業から毎年もらっているということです。
南原保育園では8日に、願い事が叶うように七夕送りが行われ、飾りを燃やすということです。
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二十四節気 小暑
7日は、二十四節気のひとつ、小暑です。暑さが次第に強くなり、梅雨明けが近い頃とされています。
かんてんぱぱガーデン内の池では、メダカが涼しげに泳いでいました。
梅雨がすでに明けている伊那地域のきょうの最高気温は33・4度と、真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域は明日も晴れ、きょうと同じくらい暑くなるということです。
また、週末からは変わりやすい天気になり、南部を中心に雨が降りやすくなるということです。
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長野県内で上伊那の26人を含む327人の新型コロナウイルス感染確認
長野県内で7日、新たに上伊那地域の26人を含む327人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は26人で、伊那市で7人、箕輪町で3人、南箕輪村で4人、駒ヶ根市で4人、辰野町で5人、飯島町で1人、宮田村で2人、諏訪保健所管内で39人、松本保健所管内で33人、佐久保健所管内で29人、上田保健所管内で22人、長野保健所管内で19人、飯田保健所管内で17人、北信保健所管内で5人、木曽保健所管内で4人、大町保健所管内で2人、県外3人、長野市61人、松本市67人の合わせて327人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは7万9,075人で入院は47人、死亡は205人です。
また県は、長野圏域の県独自の感染警戒レベルを2から3に引き上げました。 -
伊那駅伝 来年3月19日開催
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が5日伊那市役所で開かれ今年度の大会は来年3月19日に開催されることが承認されました。
総会には伊那市など関係者約20人が出席し今年度の事業計画が承認されました。
大会は来年3月19日に開催され前回大会同様、伊那市陸上競技場を発着に男子は6区間42.195キロ、女子は5区間21.0975キロのコースを走ります。
出場校数については制限はしませんが新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念される場合には対応策として制限を行う場合があるとしています。
実行委員長の白鳥孝伊那市長は、「コロナ禍以前の活気ある大会にしてきたい」と話していました。
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そば名称 商標登録申請
臨時総会では、高遠そばと入野谷在来そばの名称を、特許庁に地域団体商標登録の申請をしたことを明らかにしました。
商標登録をする事により、地域ブランドを守り、新たな地域活性化が期待できるということです。
2021年の1月に「入野谷在来そば」などが、振興会が知らないところで商標登録の出願をされていたことなどから登録について検討していました。
登録には法人格が必要なため、高遠そば組合と入野谷そば振興会が伊那市商工会に加入し、商工会として6月8日付で出願しました。
今後、1年ほどかけて、特許庁による審査が行われるということです。