-
寺田ユースケさん車いすで南箕輪村を旅行
生まれつきの脳性麻痺で首から下に麻痺があり、車いすで生活をしている長野市在住のYouTuber、寺田ユースケさんは、ユニバーサルツーリズムの普及を目指して、5日と6日の2日間、南箕輪村を訪れ旅行しています。
寺田ユースケさん34歳です。
先天性の脳性麻痺により、首から下に麻痺があるため、車いすを使い生活しています。
元芸人で、現在はYouTuberとして自身の活動や日常を配信しています。
5日に長野市から南箕輪村に訪れ、6日までの2日間で妻の真弓さんと長男、愛知県名古屋市から来た両親の5人で南箕輪村内を巡っています。
5日は、大芝で貸し出しをしている、電動カートを父親が運転して車いすをけん引し、大芝高原内の散策を行いました。
これまでも全国各地を周り、声をかけた人に車いすを押してもらう旅を行ってきたということです。
障害のある人にも村内の旅行を楽しんでもらう、ユニバーサルツ―リズムの推進に向け村観光協会が寺田さんに声をかけ村内の観光地を旅してもらいました。
大芝湖の周辺を周りながら、配信用の動画を撮っていました。
昼食では村内の飲食店を訪れました。
店では大芝高原のアカマツの炭を使ったブラメシなどを味わっていました。
寺田さん家族は、5日に村内のコテージに宿泊し、6日はファーマーズあじ~なで買い物をする予定です。
撮影した動画は、寺田さんのYouTubeチャンネルで後日、配信されるということです。
-
市内小中学生が秀畝の魅力伝える展示会
明治から昭和にかけて活躍した伊那市高遠町出身の日本画家、池上秀畝の魅力を市内小中学生が伝える、展示会が5日から、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、市内小中学校8校の児童、生徒の作品およそ520点が展示されています。
秀畝作品を模写したものやタブレット端末を使って制作した、デジタル作品が展示されています。
こちらのテレビ画面に映し出しているのは、伊那中学校3年生がタブレット端末を使って秀畝の魅力をチラシにした作品です。
高遠町出身の日本画家、池上秀畝は去年生誕150周年を迎えました。
市では、秀畝について知ってもらおうと作品を児童、生徒が授業で使うタブレット端末で見られるようにしました。
その教材を活用して子どもたちは作品を制作したということです。
小中学生が感じた池上秀畝の魅力展は来月2日(日)まで伊那市高遠町の信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
市民ギャラリーのみの入場は無料です。
-
高校入試 前期選抜志願者数
長野県教育委員会は、令和7年度の高校入試前期選抜試験の志願者数を5日発表しました。
辰野普通は67人で1.40倍、商業は28人で1.17倍です。
-
災害時外国人支援サポーター養成講座 実践方式で対応学ぶ
上伊那北部の辰野町・箕輪町・南箕輪村が共同で開く災害時の外国人支援サポーター養成講座が、2日に開かれました。
会場となった産業支援センターみのわを避難所と想定し、避難者の役を務める箕輪町在住の外国人が入場してきました。
大雨の影響で土砂崩れの可能性が高まり、箕輪町松島区に避難指示が発令されたとの想定です。
避難所で過ごす外国人に対し、サポーターが困ったことはないかなど、聞き取り調査を行いました。
参加したのは、養成講座の受講生30人、通訳ボランティア10人、箕輪町在住の外国人16人、3町村の職員15人です。
サポーターは、質問する人、書き込む人と役割を分担し、通訳を交えて、困りごとや、住所や家族構成などを確認していました。
通訳がいない場合でも聞き取りができるように、翻訳アプリを使ってやりとりをしていました。
サポーター養成講座の受講者は、「実際にやってみると何を質問したらよいのかわからずうまくできなかった」「訓練を通していざというときに備えたい」などと話していました。
この講座は、災害時に孤立しがちな外国人住民の支援について考えようと、辰野町・箕輪町・南箕輪村の3町村が共同で、今年度初めて開かれました。
災害時の外国人支援についてサポーターを養成する事業は、県内でも先進的な事例だということです。
先月26日に開かれたやさしい日本語を学ぶ入門編に続き、この日は具体的な支援方法を学ぶ実践編が開かれました。
-
コロナ週報
5日発表の新型コロナウイルス感染症の先月27日から2日の週報です。
上伊那は120人、全県は758人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり8.61人で減少しています。
-
伊那地域 最高気温0.7度寒い一日
5日の伊那地域の最低気温は氷点下4.7度、日中の最高気温は0.7度と寒い一日となりました。
5日の伊那地域の最高気温は、午前11時37分の0.7度までしか上がらず寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、上伊那では6日の午後6時までに5センチの積雪を予想しています。
また寒気の影響で10日ころまでは最高、最低気温がきょう並みか下回る日が続くとしています。 -
石吾さん 内面の美を競う世界大会で優勝
東洋の女性が持つやさしさ、賢さなど内面的な美しさを競う「アジア シュプリーム ページェント」の世界大会で、南箕輪村の石吾瞳さんがグランドチャンピオンに選ばれました。
4日は石吾さんが南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に優勝を報告しました。
去年12月にマレーシアで開かれた世界大会で、45歳の石吾さんは、20人が出場した20歳から45歳までのミスミセス部門に出場しました。
大会では、ウォーキングやポージング、面接などが行われ、石吾さんは着物をアレンジしたドレスを身にまとい、コンテストに挑みました。
小学生の子ども二人も現地に応援に駆け付けたということです。
審査の結果、ミスミセス部門のグランドチャンピオンに選ばれました。
世界大会でチャンピオンに選ばれた石吾さん。
次の目標に向け動き出しています。
石吾さんは県内の女性にも関心を持ってもらいたいと長野県に大会を誘致しました。
大会は、6月に松本市で開かれます。
-
伊那新校 校名来年度中に決定へ
伊那新校再編実施計画懇話会が3日に伊那合同庁舎で開かれ、伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の校名について来年度中に決めるなど、開校までのスケジュール案が示されました。
伊那新校は、2028年度の開校を予定しています。
校名は来年度はじめに募集し、選考を経て来年度中に決定する予定です。
校章や校歌は、2027年度に決めるということです。
出席者からは「高校生も応募しやすい方法を考えてほしい」などの意見が出ていました。
制服やクラブ活動などについては、小部会を設置し検討していくとしています。
次回の懇話会は5月を予定しています。
-
上伊那 多いところで10センチの降雪
長野地方気象台によりますと、4日の午後6時から、5日午後6時までの24時間の降雪量は、上伊那の多いところで10センチと予想しています。
路面の凍結などによる交通障害に注意するよう呼び掛けています。
-
伊那市とバイウィル協定 森林資源で環境価値を創出
伊那市は、カーボンニュートラルに関する事業を行う東京都の株式会社バイウィルと、森林資源を活用した環境価値の創出に関する連携協定を4日締結しました。
4日は、市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とバイウィルの下村雄一郎社長が協定書を取り交わしました。
協定は、森林が二酸化炭素を吸収した量などを「クレジット」として国が認証し売買する「Jクレジット制度」を推進し、カーボンニュートラルを目指すものです。
バイウィルの算出では、市有林のうち、Jクレジット化の対象候補となる整備された森林は1,185haで、初年度で2,580トンのCO2削減が見込まれます。
値段は変動しますが、おおむね1トンで1万円分の価値が創出できるということです。
Jクレジット販売で得た収益は市の森林整備に充てる計画です。
バイウィルは、ノウハウの提供や販売の仲介などを行う予定です。
式には仲介した八十二銀行が立ち合いました。
バイウィルとの連携協定は県内で初めてだということです。
バイウィルは、4日、箕輪町とも施設のLED化などの取り組みを環境価値化する同様の連携協定を締結しました。
-
寒ざらしそばの実を引き上げ
立春の3日、約1か月間、川の冷水に晒したそばの実が引き上げられました。
高遠そば組合のメンバーおよそ10人が小寒の1月5日に伊那市長谷の粟沢川に入れたそばの実、約250キロを引き上げました。
そばの実を引き上げた後、高遠町にある組合の加工施設に運びこみました。
そばの実を袋から取り出すと、木枠に広げていました。
そばの実は寒風にさらし、1か月かけて乾燥させます。
組合によりますと寒ざらしすることで、甘味が増すほか、そばの風味が強くなるということです。
寒ざらしそばは7月19日から高遠町のそば店7店舗と東京都の1店舗で提供されます。
-
伊那ロータリークラブ主催上伊那中学女子バレーボール大会
伊那ロータリークラブが主催する上伊那の中学校女子バレーボール大会が伊那市の春富中学校で開かれました。
大会は、1日と2日の2日間の日程で行われました。
会場には合同チームを含む、上伊那の中学校女子バレーボール部、9チームが集まりました。
大会2日目の2日は3チームごとのリーグ戦が行われました。
結果は、中川中が優勝、2位が赤穂中、3位が伊那市の東部中でした。
この大会は、伊那ロータリークラブが主催したものです。
女子スポーツ振興にも力を入れていこうと、初めて開きました。
伊那ロータリークラブでは「試行錯誤しながら5年後、10年後もこの大会を継続させていきたい」と話していました。 -
伊那市国保税率「据え置き」答申
伊那市国民健康保険運営協議会は来年度の国民保険税の税率を諮問どおり現行のまま据え置くよう3日、白鳥孝市長に答申しました。
協議会の小林眞由美会長と山岸眞由美副会長が市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。
国保の税率が据え置きとなるのは6年連続で物価高騰の影響に配慮したとしています。
また国民健康保険加入者が対象のがん検診の補助についても諮問通り、2026年度からの廃止としています。
-
みんなの基地 豆まきで鬼撃退
箕輪町木下の民家を開放して行っているこどもの居場所拠点「みんなの基地」で節分に合わせて、3日に豆まきが行われました。
「みんなの基地」で保育園児から中学生まで40人程が放課後を自由に過ごしていると鬼が登場しました。
こどもたちは豆に見立てて丸めた新聞紙を鬼に投げていました。
中には机の下に隠れるこどももいました。
鬼はボランティアスタッフの知り合いで豆まきの為に新潟県から駆け付けたということです。
豆まきをした後は優しくなった鬼と記念撮影をしていました。
みんなの基地は2年前に設立された箕輪町の任意団体Purみんなの学校が運営しています。
こどもの居場所として南箕輪村の社会福祉法人が借りた民家を活用して、毎週月曜日に年齢や地域に制限なく部屋を無料で開放しているほか、不定期でこども食堂を開いています。
この日のこども食堂では恵方巻や肉じゃがなどが子どもたちに無料でふるまわれました。 -
東春近小4年西組 学習を劇で発表
伊那市の東春近小学校で参観日が開かれ、4年西組の児童が水について学んだ成果を劇にして4日に発表しました。
4年西組の児童27人は総合学習の時間に水をテーマに学習しました。
劇は1年間の活動をまとめたオリジナルのものです。
保護者の他にお世話になった地域の人も見に来ていました。
学習では学校から歩いて富県の名水を汲みに行きました。
汲んだ水を使ってかき氷やそうめんを作ったエピソードが盛り込まれました。
劇では流しそうめんで実際に使われた竹も使用されました。
劇は今年に入ってから練習したということです。
東春近小学校では「児童が面白いと感じたことや学んだことが詰め込まれた劇になった」と話していました。 -
南箕輪村 14年ぶり人口減
長野県は、毎月人口異動調査に基づく2024年中の年間人口増減を公表しました。
それによりますと、南箕輪村では14年ぶりに減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の年間の人口増減は、伊那市が453人減の6万3,758人、箕輪町が65人減の2万4,517人、南箕輪村が55人減の1万6,179人でした。
ただ南箕輪村は、出生児数が死亡者数を下回る「自然減」の減少率が0.15%と県内で最も低くなっています。
村では、「14年ぶりの人口の減少については、新築住宅の着工戸数が落ち込み、転入者の減少につながったためだとみている。それでも年間の出生数は依然として140人前後で推移しているので、今後もこれを維持していきたい」と話していました。 -
災害時の避難生活環境向上研修会
内閣府の災害時の避難生活の環境向上に貢献できる地域の人材育成を目的とする研修会が1日と2日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれました。
1日は、箕輪町民を中心におよそ40人が参加しました。
研修会では、災害時の避難所の課題と生活環境の整備をテーマに被災者の心情や状況を話し合いました。
避難所に足の悪い高齢者がいた場合について話し合ったグループは「トイレの場所や距離、寝る場所に配慮する必要がある」などと意見を出していました。
リウマチを持つ60代の女性がいた場合について話し合ったグループは「体調が悪い時に相談できるような雰囲気づくりが大切だ」などと意見を出していました。
研修会は、内閣府が主催するもので箕輪町を含む全国9地区で開かれているものです。
災害時の避難生活が長期化することで起こりうる課題や被災者とのコミュニケーションスキルを学ぶことで地域が一体となり災害に強いまちづくりを目指します。
研修では避難所の環境向上のためのスキルやコミュニケーションの基礎などを学んだということです。
-
第18回伊那谷伝統文化公演
第18回伊那谷伝統文化公演が2日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれ、現代風にアレンジした新しい伊那節を高校生が披露しました。
公演は2部構成で行われました。
第1部で踊りを披露したのは、伊那北高校ダンス部のメンバー13人です。
与地の伊那節を中川村出身のシンガーが現代風のアップテンポな曲にアレンジしました。
伊那芸術文化協会が振付を伊那北高校ダンス部に依頼しました。
曲は3分30秒あり、振付を担当した部員3人は、去年10月から分担して2週間かけて振付を完成させました。
若い世代にも楽しく踊ってもらえるように工夫した振付になっているということです。
第1部では、伊那節保存会と、与地伊那節保存会が踊りを披露しました。
第2部では、富山県民謡越中八尾おわら保存会によるおよそ300年の歴史をもつ「おわら風の盆」などが披露されました。
-
宮島酒店 立春朝搾り出荷
3日は立春。
伊那市荒井の蔵元宮島酒店では、絞りたての新酒「立春朝搾り」の出荷が、3日に行われました。
今朝は、宮島敏社長の他、酒販店の店主などおよそ20人が集まり、店先で新酒の祈願を行いました。
立春朝搾りは、暦の上で春となる「立春」の朝に搾りたての新酒を瓶詰し、その日のうちに消費者に届けるものです。
1998年に始まり、現在は北海道から熊本県まで、全国の41の蔵元が参加しています。
宮島酒店は、今年で25年目となります。
今朝は、雪が舞っていましたが、伊那地域の最低気温は0.6度と、氷点下にはなりませんでした。
立春当日に最高の状態にするため、「大吟醸よりも神経を使う」と言わせるほどの杜氏泣かせの仕込みが、およそ1か月間行われてきました。
1月5日から作りはじめ、「ほどほどの甘みがあり吟醸の香りを感じる良い酒に仕上がった」ということです。
今年は、720mL換算で去年並みの1,800本分を作ったということです。
価格は、720mLが1,980円、一升瓶が3,960円となっています。
放送エリア内では、伊那市日影の酒文化いたやで購入できます。 -
伊那北保育園で節分豆まき 心の中の鬼も退治
伊那市内の全ての保育園で、1日遅れの節分のイベントが、3日に行われました。
このうち、伊那北保育園では、保育士が扮する赤鬼と青鬼が各部屋に現れました。
園児たちは、勇気を振り絞り豆にみたてて丸めた新聞紙を、鬼に向かってまいていました。
未満児室では優しかった鬼ですが、年少児以上の部屋では子どもたちを追い回し、外に連れ出そうとします。
最後は全員で「鬼は外、福は内」と元気いっぱいに声を響かせ、鬼を追い払いました。
伊那北保育園では、「心の中にいる弱虫鬼、泣き虫鬼、いじわる鬼も追い出せたと思う」と話していました。 -
おしごと相談会2025
長野県は、合同企業説明会、おしごと相談会2025を伊那市のいなっせで3日開きました。
この相談会には、製造や運輸、販売業など上伊那の19社がブースを出展しました。
会場には子育て中の人からシニアまでおよそ20人が訪れ、企業の担当者から話を聞きました。
この相談会は、県内で働きたいという人を支援しようと県の「地域就労支援センター・Jobサポ」が開いたものです。
企業ブース会場の外には、jobサポが力を入れている支援、県内の運輸業界の個別説明コーナーや履歴書の添削をしてもらえるコーナーもありました。
jobサポでは「相談者に合ったサポートをしながら、働き方の選択肢を広げてもらいたい」と話していました。
おしごと相談会2025は、伊那地域を含め、諏訪市や松本市など県内7か所で開かれています。 -
立春3月中旬の気温 あしたからは冬型の気圧配置
立春の3日、伊那地域の最高気温は3月中旬並みの10.7度まであがりました。
伊那市ますみヶ丘では、フキノトウが顔を出していました。
3日の伊那地域の最低気温は0.6度、日中の最高気温は10.7度でした。
しかし、4日からは強い冬型の気圧配置となります。
長野地方気象台によりますと、県南部はこの先1週間、最高気温は2度~5度、最低気温は4日は冷え込み、5日からは-5度から-9度で推移するとみています。 -
上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
-
VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの2日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント3対2で勝ちました。
次は8日に、アウェイで大阪ブルテオンと対戦します。
-
みはらしファーム 豆まきで鬼退治
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが2日に行われ、家族連れなどで賑わいました。
豆まきは、とれたて市場前の駐車場で行われ、スタッフが扮したゴジラや鬼が登場しました。
訪れた人たちは、合図にあわせて一斉に豆をぶつけて鬼を退治していきました。
みはらしファームでは節分の伝統を後世に残すため、毎年豆まきイベントを開催しています。
続いて行われた福まきでは、菓子と一緒に、みはらしの湯の利用券やドライいちごなどと交換できる当たり券がまかれ、訪れた人たちは手を伸ばしてつかんでいました。
-
恩徳寺で厄除け 節分会
今年の節分は2月2日です。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
雑念を焼きつくし願いを叶えてくれるとされる炎に僧侶が御札や参拝者のバッグなどをかざしていきました。
なかには、子どもを抱えて炎にかざす姿も見られました。
豆まきは感染症対策のため行われませんでした。
炎にかざし願いが込められた御札は、求めた人に手渡されていました。
-
伊那北高校野球部と伊那スターズが交流会
伊那市の伊那北高校野球部と地元の少年野球チーム、伊那スターズの野球交流会が2日、開かれました。
2日は雪が舞う中、伊那北高校のグラウンドで選手24人が伊那スターズの児童28人に技術指導をしました。
最初に、鬼ごっこをして楽しみながら、体を温めました。
その後は高校生と小学生がペアを組みキャッチボールをしました。
キャッチボールが終わると、ポジションごとに分かれて練習をしました。
練習メニューは高校生が計画したということです。
バッティング練習では、バットを強く振るコツを児童に伝えていました。
交流会は、子どもたちに競技継続のきっかけにしてもらおうと、3年前から開かれています。 -
上伊那子ども科学工作教室
上伊那地域の製造業などが主催する科学工作教室が1日に開かれ、子どもたちが歩行ロボットづくりに挑戦しました。
1日は、伊那市防災コミュニティセンターで科学工作教室が開かれ、上伊那の小学4年生から6年生80人が参加しました。
作ったのは、赤外線センサーで障害物を感知して動く歩行ロボットです。
駒ケ根工業高校の生徒が子どもたちの組み立てを手伝いました。
科学工作教室は、上伊那の製造業などの企業13社でつくる上伊那子ども科学工作教室実行委員会が開いたものです。
子どもに科学に興味を持ってもらい、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと開かれ、今回で24回目です。
-
富県桜井の伝統行事「なーめーだ」
伊那市富県桜井の各戸を数珠を回して無病息災を願う伝統行事「なーめーだ」が1日、4年ぶりに行われました。
10メートルほどの数珠を持った園児と小学生15人が地域の家を訪ね、数珠を回して無病息災を願いました。
各家庭では玄関の外に出てその様子を見守りました。
数珠は、江戸時代に疫病が広がった際に立ち寄った僧侶が住民に与え勇気づけたのが始まりとされ、明治の初めころから子どもの行事として受け継がれています。
唱える念仏「なーめーだ」は南無阿弥陀仏が転じたものだと言われています。
もともとは、地域の男子小学生が行っていた行事ですが、人数が減ってきたこともあり、今は園児も一緒に行っているということです。
1日は桜井区にある77戸を歩いて回りました。
「なーめーだ」は、新型コロナの影響で中止していましたが、4年ぶりに行われました。
-
VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの1日の試合結果です。
VC長野トライデンツは1日、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
2日も、ホームで東京グレートベアーズと対戦します。