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コロナ対策をして高遠城址もみじ祭り
伊那市高遠町の高遠城址公園で、10月31日から「高遠城址もみじ祭り」が始まりました。
高遠城址公園には、およそ250本のカエデが植えられていて、徐々に色づき始めています。
園内には、地元の特産品や地酒を販売するテントが並び、賑わっていました。
今年は、新型コロナ対策として、会場に入る際に検温や健康状態の確認などを行っています。
チェックを済ませた人には、目印となるリストバンドが付けられます。
高遠閣では、恒例の「高遠そば新そば祭り」が始まりました。
例年は、10月から11月にかけて市内各地で5つのそば祭りが行われていますが、今年は新型コロナの影響で他の4つが中止となり、このイベントのみの開催となりました。
もみじ祭りに合わせて、期間限定の御城印の販売が行われています。
もみじ祭りは、11月8日までで、見ごろは来週末だということです。 -
東春近の阿部さん宅でツワブキ見ごろ
伊那市東春近田原の阿部正則さん宅でツワブキの花が見ごろとなっています。
阿部さん宅の庭には、20年ほど前に静岡県伊豆市で採ってきて植えたというツワブキが黄色い花を咲かせています。
例年数輪の花が咲くということですが、これだけ多いのは初めてだということです。
阿部さんは、「暗いニュースが多い中で、きれいな花が沢山咲きうれしいです」と話していました。
花は、11月いっぱい楽しめそうだということです。 -
熊の出没を受けて小中学校で登下校 警戒
伊那市街地での熊の目撃情報や人が襲われたことを受け、小中学校では2日に集団で登下校することなど注意を呼び掛けました。
10月31日西箕輪の79歳の女性が熊に襲われ大けがを負ったことを受け、現場に近い西箕輪小学校では、メール配信で複数人での登校や各家庭での送迎を呼び掛けました。
西箕輪小では、昨年度全校児童に熊よけの鈴を配っていて、子ども達はカバンにつけて歩いていました。
2日は、外での活動を制限した他、下校時は1人にならないよう学年別に集団で歩いて家に帰ったということです。
目撃情報があった地区の市内の小中学校と、隣接する南箕輪村の小中学校では、警戒を呼びかけるメールを各家庭に送ったということです。
市によりますと、2日午後2時頃荒井の荒井橋交差点付近で、午後4時頃上荒井バス停付近で熊の目撃情報があったということです。
午後4時現在熊が捕まったという情報は入っていないということです。 -
来春卒業の学生を対象に緊急合同企業説明会
ハローワーク伊那などは、来春卒業の学生を対象にした対面方式での緊急合同企業説明会を、2日に伊那市の伊那合同庁舎で開きました。
説明会には、来年の春卒業予定で地元就職を希望する学生20人が参加しました。
製造業や建設業、サービス業など37の企業の人事担当者が、自社の製品や雇用形態などを説明していました。
伊那公共職業安定所などは、例年春に合同企業説明会を開いていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。
Web面接を中心に就職活動を進めてきた学生から不安の声が寄せられていることから、1度に複数の企業と直接話をする機会を提供しようと、今回開かれたものです。
ハローワーク伊那によりますと、来春卒業を予定している学生の内定率は、例年より低い状況が続いているということです。
都会での就職から地元就職に舵を切る学生が増加傾向にあるということで、企業側にとっては「厳しい状況は変わらないがいい方向に進んでいる」ということです。
ハローワーク伊那では、個別に情報提供をするなどし内定に繋げていきたいとしています。 -
春富中が歌唱「大樹のように」完成
伊那市の春富中学校合唱部の3年生が、長野県老人クラブ連合会の新しいテーマソング「大樹のように」を歌って収録したCDが完成しました。
こちらが会の新曲「大樹のように」です。
CDは1枚1,200円で300枚つくられました。
10月30日は、長野県老人クラブ連合会の松下隆志事務局長と、伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長が学校を訪れ、有賀泰司校長に感謝状を、合唱部の米山美音部長と坪木文佳副部長にCDを手渡しました。
来年4月に県老人クラブ連合会が、県シニアクラブ連合会に名称を変えることに合わせ、イメージアップを図ろうと、新曲をつくったということです。
1961年から歌い継がれた「老人クラブの歌」に代わって、新たに「大樹のように」が完成しました。
伊那市の広報番組で春富中合唱部の歌声が放送されたのを聞いた連合会が、収録の協力を呼び掛けました。
合唱部の3年生10人が8月から練習を重ね、9月に歌を収録したということです。
新曲「大樹のように」は、今後は式典や県の大会、各地区の総会などで歌われることになっています。
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県内でコロナ患者2人死亡 2人感染
長野県内で、新型コロナ患者2人の死亡と、新たに2人の感染確認が1日発表されました。
長野市は、10月21日に1人、10月27日に1人の、合わせて2人の新型コロナ感染症患者の死亡を発表しました。
死亡した2人は、ともに基礎疾患がありました。
遺族の意向により、年代・性別・経過は公表を差し控えるとしています。
長野県によりますと、新たに感染が確認されたのは、松本市の50代の医療従事者の女性と、大阪府から諏訪郡下諏訪町へ帰省していた20代の会社員の女性の3人です。
松本市の50代の女性は10月22日に感染が確認された松本市の20代の医療従事者の男性の濃厚接触者でした。
大阪府の20代女性は10月30日に大阪府から下諏訪町に帰省し、発熱や咳の症状が現れ、検査の結果昨日陽性が判明しました。
2人の濃厚接触者は合わせて5人となっています。
きょう午後2時現在、県内で感染が確認されたのは合わせて343人で、入院しているのは12人、死亡したのは6人です。
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上農吹奏楽部定演
南箕輪村の上伊那農業高校吹奏楽部の定期演奏会が、伊那市のニシザワいなっせホールで1日行われました。
定期演奏会は、1年間の発表の場として毎年行われています。
会場には、保護者らが訪れ演奏を楽しんでいました。
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林さん5.15キロで優勝
クロスズメバチ通称「地蜂」の巣の重さを競うコンテストが伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで1日、開かれました。
伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣が5.15キロで優勝しました。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年は新型コロナの影響で規模を縮小して行われました。
会員が夏場に蜂を追って巣を見つけ自宅に持ち帰り育ててきました。
コンテストでは、会員22人が持ち寄った自慢の巣の重さを競いました。
蜂が飛び出さないよう段ボール箱に入った巣に煙幕を焚いて眠らせます。
今年は、天候にも恵まれ蜂にとってはエサが豊富だったということで大きな巣が多くみられました。
巣が取り出されると重さを測ります。
コンテストの結果、優勝は伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣で、重さは5.15キロでした。
林さんは、平成26年に優勝して以来2回目です。
伊那市地蜂愛好会では、「伊那谷の伝統文化蜂追いを後世に伝えていきたい」と話していました。
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クマに襲われ大けが
31日の夕方、伊那市西箕輪で79歳の女性が自宅の敷地内でクマに襲われ大けがをしました。
1日の朝、伊那市猟友会や警察が近くを捜索しましたが、午後4時現在クマは見つかっていません。
伊那警察署の発表によりますと1日の午後4時15分頃伊那市西箕輪に住む藪原朝子さん79歳がクマに襲われました。
自宅外の灯油タンクに灯油を入れに行った藪原さんは、突然クマに襲われたということです。
藪原さんは市内の病院に搬送されましたが顔の骨を折るなどの大けがを負いました。
1日の朝は、伊那市猟友会西箕輪支部や警察、地元消防団がパトロールを行いました。
クマは成獣とみられ、伊那市では、不要な外出は控えるよう注意を呼び掛けています。
クマは午後4時現在見つかっていません。
伊那市教育委員会によりますと、クマの目撃があった地区の小中学校は2日、複数登校や保護者の送迎などで対応するということです。
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もみじ湖ドライブインシアター
新型コロナの感染防止策として車の中で映画を楽しむ「ドライブインシアター」が、31日、箕輪町のもみじ湖イベント広場で行われました。
時間になると、もみじ湖イベント広場に車が入ってきました。
会場には縦5m、横10メートルの大型スクリーンが設置されています。
もみじ湖ドライブインシアターは、車の中から映画を鑑賞するイベントです。
新しい生活様式を取り入れたイベントとして箕輪町観光協会が初めて行いました。
音声は、FMラジオを使って流し、訪れた人は聞こえ方などを確認していました。
箕輪町が制作した動画も放映されました。
会場には出店も並び、訪れた人たちが思い思いに過ごしていました。
なお上映したのはCGアニメーション映画の「シング」です。
イベントにはおよそ70台が参加したということです。
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市街地でクマ目撃相次ぐ
31日の未明から昼過ぎにかけ伊那市中央や御園でクマを目撃したとの情報が伊那市や警察などに寄せられ、隣接する南箕輪村の水路ではクマとみられる足跡が見つかっています。
南箕輪村神子柴の伊那電装株式会社近くの水路です。
20センチほどのクマとみられる足跡を従業員の男性が見つけたという事です。
連絡を受けた南箕輪村の職員と猟友会の会員がかけつけ、どの方向に向かったか確認していました。
伊那警察署の発表によりますと31日の午前1時30分頃、伊那市中央の伊那公民館近くで体長1メートルのクマ1頭が目撃されたという事です。
また午前4時頃に伊那市御園の新水神橋近くで、午後2時45分に伊那市西箕輪の西箕輪郵便局東側の大清水川沿いで目撃情報が寄せられました。
伊那市や南箕輪村では、クマの目撃情報があった場所への不要な外出は控えるよう注意を呼び掛けています。 -
シカナンソバ きょうから販売
伊那市のそばと鹿肉がコラボした商品「シカナンソバ」が完成し、31日からオンラインで数量限定で販売が始まりました。
こちらがシカナンソバです。
そばは入野谷在来種を粗びきにして風味を楽しめるようにしたという事です。
鹿のもも肉をそば麴味噌で味付けしローストしました。
スープは鹿の骨や鰹節、昆布などで出汁をとり、醤油やみりん、焼きみそで仕上げました。
付け合わせは山芋のすりおろしや伝統野菜の羽広菜かぶ、天然のキノコなどで食材はすべて地元産です。
シカナンソバを開発したのは伊那市高遠町のそば店「壱刻」の山根健司さんと、伊那市長谷でジビエ料理を提供する「ざんざ亭」の長谷部晃さんです。
2人は2018年に森に親しむイベント「森JOY」にあわせ、鹿南蛮そばを作り、今回は、究極の一杯をつくろうと春から試行錯誤を重ねてきたという事です。
シカナンソバは配送のみの販売で、専用サイトから予約できます。
価格は2人前1セット1万円(税・送料別)で20セット限定です。
11月販売分の受付は31日から11月13日までです。
伊那ケーブルテレビではあす、午後1時から122チャンネルで「森JOY」を中継し山根さんと長谷部さんも出演する予定です。
■■■シカナンソバ販売サイト https://sicanan.base.shop■■■ -
松本で女性2人感染確認
長野県は、新たに松本市で20代と50代の女性2人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたと31日発表しました。
長野県の発表によりますと感染が確認されたのは松本市の20代の無職の女性と、松本市の50代の自営業従業員の女性の2人です。
20代の女性は29日に感染が確認された20代男性の濃厚接触者で、50代の女性はおなじく29日に感染が確認された60代男性の濃厚接触者でした。
2人とも検査の結果、30日に陽性と判明しました。
濃厚接触者は合わせて13人となっています。
31日午後2時現在、県内で感染が確認されたのは合わせて341人で、入院しているのは11人、死亡したのは4人です。
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東春近文化祭 力作並ぶ
伊那市の東春近公民館で、地元で活動する団体やグループの作品が並ぶ、東春近文化祭が開かれています。
会場には、公民館の利用者のほか、園児や小中学生などの作品およそ900点が並んでいます。
例年は生け花の体験や人形劇の発表があるということですが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、展示のみとなりました。
公民館の関係者は「今年も多くの作品が集まった。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
文化祭は、11月1日まで開かれています。 -
あるしんレポート 景況感厳しさ増す
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向、中小企業景気レポートによりますと、今期の上伊那地区景況感は厳しさを増しています。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は、良かったとする企業が8%、悪かったとする企業は67.6%で、業況判断指数はマイナス59.7と前期を1.7ポイント下回り、景況感は厳しさを増しています。
さらに、来期の見通しについて、良いと予想する企業は5.7%、悪いと予想する企業は69.3%で、業況判断指数はマイナス63.6と、今期をさらに上回る悪化を予想しています。
また、新型コロナウイルスの対応についての特別調査では、売り上げ高がコロナ前の水準に回復する時期の見込みについて、すべての業種で3割以上が「わからない」と回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。 -
高遠城址もみじ祭りで新そば提供
31日から始まる高遠城址もみじ祭りに合わせて伊那市高遠町の高遠閣と一般社団法人環屋では新そばを提供します。
30日、高遠閣で高遠そば打ち愛好会のメンバーが新そば祭りで提供するそばを打っていました。
新そば祭りはもみじ祭りと同じ31日から来月8日まで行われ価格は1人前700円からとなっています。
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高校入学者第1回予定数調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ、30日に発表しました。
伊那北高校は募集人員200人に対し258人、伊那弥生ケ丘高校は200人に対し283人が志願しています。
辰野普通は、前期50人、後期63人です。
商業は、前期11人、後期15人です。
高遠は、前期50人、後期61人です。 -
9月有効求人倍率0.72倍
上伊那の9月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント上回る0.72倍でした。
新型コロナウイルスの影響で4か月連続の0.7倍台となっています。
9月の月間有効求人数は22,13人で、月間有効求職者数は3,076人でした。
月間有効求人倍率は0.72倍で、7月から4か月連続の0.7倍台となりました。
全国は1.03倍、長野県は1倍で、上伊那の0.72倍は県内最下位となっています。
雇用情勢については、「引き続き求職が求人を上回っており、求人が鈍化傾向にあるなど、弱い動きとなっている」として、7月と8月に続き判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「コロナの影響で依然として先行きの不透明感はあるが、製造業への派遣の求人が出始めるなど、徐々に明るい兆しが見えてきている」としています。
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環状南線の一部区間が開通
伊那市が整備を進めている環状南線の一部の区間が30日開通しました。
午前6時、平成大橋の交差点ではバリケードが撤去され通行が始まりました。
開通したのは国道153号から県道南箕輪沢渡線までの約300メートルで車道の幅は標準部分が3メートルとなっています。
また両側に幅3.5メートルの歩道が整備されています。
また環状南線には新しく小黒踏切が作られました。
踏切の舗装部分は騒音や振動が少ないゴム製となっています。
また踏切近くのアスファルトは右折と左折を分かりやすくするため青と赤に色分けして塗装されています。
新しい踏切が作られたことにともないこれまでの小黒北踏切と中村踏切、下島第三踏切が廃止され通行できなくなっています。
環状南線は2016年から工事が始まり国道153号から小黒川大橋の北側までを結ぶもので延長はおよそ1.3キロ、完成は来年3月を目指しています。
伊那市では市内の東西を結ぶ幹線道路が増えることで救急車などの緊急車両がスムーズに通ることができるほか、小黒川スマートインターチェンジからのアクセス向上が期待できるとしています。 -
長野市で新たに1人コロナ感染
長野市は、新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、30日に発表しました。
長野市によりますと、感染が確認されたのは70代の男性1人です。
男性は、長野市内で県外在住者と接触していて、その後この県外在住者が陽性と判明していたということです。
濃厚接触者は同居者6人となっています。
30日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは合わせて339人で、入院しているのは9人、死亡したのは4人です。
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高遠町商店街でハロウィン
伊那市高遠町の商店街では、主婦でつくるお家母会が、かぼちゃで作った飾りなどが並んでいます。
お家母会は、毎年ハロウィンのイベントを行っていましたが、今年は新型コロナの影響で中止としました。
雰囲気だけでも楽しんでもらおうとハロウィンの飾りを展示することにしました。
展示は31日までの予定です。 -
西春近北小学校 音楽発表会
伊那市の西春近北小学校で29日、音楽発表会が開かれ、全校児童170人が合唱や合奏を披露しました。
発表会は、4年生の和太鼓の演奏で始まりました。
各学年が先月から発表会に向けて練習を重ねてきたということです。
今年は新型コロナウイルスの影響で全校での合唱や合奏は行わず、規模を縮小しての実施となりました。
4年ひのき組は二部合唱「マイバラード」を披露しました。
続いて2年さくら組はオペレッタ「スイミー」を発表しました。
5年やまなし組の合奏は「ルパン三世のテーマ」です。
1年けやき組は斉唱「うちゅうへのたび」を披露しました。
3年まつ組はリコーダーで「世界に一つだけのまつ組リコーダー奏」を演奏しました。
最後は6年くぬぎ組です。
二部合唱「HEIWAの鐘」を歌いました。
西春近北小学校では「児童一人一人が活躍し、保護者や地域の人に演奏を披露することができた」と話していました。
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箕輪町議会が町民アンケート
箕輪町議会は去年4月に行われた町議会議員選挙が無投票だった事を受け議員定数やなり手不足について町民にアンケートを実施しました。
29日は、箕輪町役場で、中澤清明議長らが記者会見を開き、アンケート結果を報告しました。
町内に住む18歳以上の町民2000人にアンケートを行い883人から回答がありました。
町議会が議会に対する現状認識を調査し定数やなり手不足について考えるデータを収集しようと実施しました。
去年4月の町議会議員選挙が無投票となったが選挙になった方が良いか?の問いには、約7割が「選挙になったほうが良い」と回答しました。
議員定数については、「現行の15人」が47.8%「定数を減らす」が44.2%でした。
なり手不足の原因は何かとの問いには、「仕事と両立できない」が52.9%、「政治に関心がない」が41.3%となっています。
箕輪町議会では、今後アンケート結果をもとに、区長会や各種団体と懇談会を開催し、年度内に議会として議員定数を含め方向性を決めるということです。
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コーヒーと御守で合格祈願
受験生を応援しようと、伊那市内のコーヒーショップと神社がコラボした、合格祈願の商品が販売されています。
コーヒーのドリップバッグ4袋と御守がセットになった商品で、価格は1,600円です。
商品を取り扱っているのは、伊那市境のコーヒーショップ「カフェコーデ」です。
コーヒーは、カフェコーデで焙煎・ブレンドしたドリップバッグで、御守は伊那市東春近の春近神社のものです。
春近神社では、春が近いという縁起のよい神社名にちなんで、毎年多くの受験生やその保護者が参拝に訪れています。
春近神社では花畑樹彦宮司が定期的に祈祷しています。
受験勉強の時の飲み物として定番となっているコーヒーですが、海外では、昔から徹夜で修行などをする時に眠気覚ましとして飲まれていた歴史があるということです。
セットは4年前から販売していて、受験生からは合格の便りも寄せられているということです。今年は新たに疫病退散の御守をセットにした商品も2,100円で販売しています。
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ローメンズクラブがシールラリー
伊那ローメンズクラブは、加盟店で飲食をしてシールを集めると食事券として利用できるシールラリーのキャンペーンを、来月1日から開きます。
29日は、ローメンズクラブが伊那商工会館で、キャンペーンの記者会見を開きました。
キャンペーンの名前はGo To Eat 17(いな)キャンペーンです。
17のローメンズクラブ加盟店で、飲食をすると、千円毎にシールがもらえます。
20枚貯めると、千円分の食事券として使えるほか、ダブルチャンスとして豪華賞品が当たる可能性があります。
シールラリーは、11月1日から始まり、来年2月28日まで行われます。
おなじ店舗のシールが複数枚でも有効です。
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松本管内で3人コロナ感染
長野県は、新たに松本市の2人と、東京都から松本保健所管内を訪れていた1人の合わせて3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、29日に発表しました。
長野県の発表によりますと、感染が確認されたのは、松本市の30代会社員の女性1人、東京都から松本保健所管内を訪れていた60代の会社員の男性1人、松本市の20代の男性の1人の3人です。
3人の濃厚接触者は合わせて16人となっています。
29日午後2時半現在、県内で感染が確認されたのは合わせて338人で、入院しているのは10人、死亡したのは4人です。 -
小諸市で新たに1人コロナ感染
長野県は、小諸市で新たに1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されたと、28日に発表しました。
長野県の発表によりますと、新たに感染が確認されたのは、小諸市の50代の会社員の男性1人です。
男性は、25日に鼻水、せき、倦怠感の症状が現れ、26日に発熱し、医療機関を受診しました。
27日に検査の結果、陽性と判明したということです。
男性は発症前2週間以内に北海道と首都圏への滞在歴があったということです。
濃厚接触者については現在調査中です。
28日午後2時半現在、県内で感染が確認されたのは合わせて335人で、入院しているのは8人、4人が死亡しています。 -
逃げ出したニホンジカ捕獲
今月19日に南箕輪村の信州大学農学部から逃げ出したメスのニホンジカが28日捕獲されました。
28日午前11時過ぎに南箕輪村の南部小学校近くで信大関係者が見つけ麻酔銃を撃って捕獲したということです。
信大によりますとニホンジカの健康状態は良好で人に危害を加えたという報告は入っていないということです。
ニホンジカは信大が研究用に飼育しているもので今月19日に逃げ出しました。
信大では「これからは逃げ出さないように今まで以上に気をつけていきます。ニホンジカは研究用に飼育しているので研究成果は地域に還元していきます。」とコメントしています。
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伊那市 リニア工事残土受け入れ
伊那市は、リニア中央新幹線のトンネル工事で出た残土およそ28万立方メートルを受け入れ、西箕輪の伊那インター工業団地の造成に活用します。
28日は市役所で伊那市議会臨時会が開かれ、リニア工事の残土を使い造成する土地の取得に関する議案が全会一致で可決されました。
残土の受け入れについては長野県の仲介で、伊那市とJR東海が協議を進め今月協定書を取り交わしたという事です。
受け入れる残土はおよそ28万立法メートルで、来年8月からおよそ3年にわたり運び込まれる計画です。
伊那市によりますと、残土を活用し造成するのは西箕輪の伊那インター工業団地の今回取得する2万9千平方メートルなどで、状況を見ながら拡張していく計画です。
今回の受け入れに関して、JR東海は負担金として5億2千万円を伊那市へ支払う事になっています。
白鳥孝市長は「今回の工事のほか、伊駒アルプスロードの建設などでも検討していきたい」と話していました。
長野県によりますと、現在リニア工事の残土を受け入れるのは飯田市と大鹿村で伊那市は上伊那で初めてだという事です。
また、28日の議会ではこのほかに、新型コロナ対策として小中学校の修学旅行のキャンセル費用の公費負担や子育て世帯の臨時給付金の支給などを含む9億2千万円の補正予算案も可決されました。
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ED19 博物館に寄贈
東京の鉄道模型専門店、ムサシノモデルは、箕輪町郷土博物館にある電気機関車ED19を忠実に再現した45分の1の模型を郷土博物館に28日贈呈しました。
こちらが完成したED19の模型です。
模型を持っているムサシノモデルの社長の茂木義信さんです。
ムサシノモデルは、ED19の模型の製作の為2015年に郷土博物館を訪れ、部品の測定や写真撮影を行いました。
設計図が無く、車両を忠実に再現するため、人の入れない所はカメラを差し入れて写真で確認しました。
測定から5年後、茂木社長は製作に協力してくれたお礼に模型を贈呈しました。
写真から図面を書き、真ちゅうで部品を製作し、組み立てたという事です。
電車に書かれた表示にもこだわっていて、車両には飯田線を走っていた伊那の「伊」の文字も再現されています。
大きさは45分の1で、おもさはおよそ1キロ、電気を流すと動きます。
価格は1台47万円で、今回は98台製作したという事です。
郷土博物館では模型の活用について、今後どのうように町民に公開するか検討していくとしています。