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信大生が育てた米 販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が栽培したコシヒカリの販売が、23日から生産品販売所で始まりました。
米は植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの2年生が栽培しました。
5月に田植えを、先月中旬から下旬にかけて稲刈りをして、およそ10トンの米を収穫しました。
今年は梅雨が短く、記録的な猛暑など、天候が不安定だったため、平年に比べて2割から3割ほど少ない収量だったということです。
植物資源科学コース2年の勝見莉緒奈さんは「初めての田植えで泥だらけになって苦労を感じたし、草取りも大変だった」と話し、一丸恭子さんは「こうやっておいしい米ができているんだな、と感じた」と話していました。
信大農学部のこしひかりは、低農薬の5キロ入りが2,000円、10キロ入りが3,900円で、キャンパス内の生産品販売所で購入することができます。 -
市ブロック塀撤去補助 交付15件
大阪北部地震によるブロック塀の倒壊を受けて、伊那市が先月から行っているブロック塀の撤去補助の相談件数は1か月で39件、そのうち交付件数は15件だったことがわかりました。
伊那市のまとめによりますと、先月19日の制度開始から今月19日までの1か月間で、相談件数が39件、交付が決まったものが15件で、交付金額は115万円となっています。
15件の内、13件は高さ60センチから上の部分だけを撤去する「部分撤去」だということです。
伊那市では公道に面した高さ60センチ以上のブロック塀を対象に撤去補助を行っていて、補助額は工事費の2分の1で、最大10万円となっています。
なお、箕輪町では今月から受付を開始し、申請が2件、交付決定はなし、南箕輪村では先月上旬から受付を開始し、申請が2件、交付決定が1件だということです。 -
第一美術南信部会小作品展
第一美術協会が主催する全国公募の展示会に出品した人の作品が並ぶ第5回第一美術南信部会小作品展が、23日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、絵画・工芸・彫刻の作品32点が並んでいます。
「第一美術」は、毎年東京都の国立新美術館で開催される全国公募の展示会です。
6月から7月にかけては、豊科町で支部展も開催され、今回の作品展は出品作品を地域の人に見てもらおうと開かれました。
出品者は、年に1度の大きな展示会に向けて作品づくりに励んだということで、作家それぞれの個性を感じることができます。
こちらは、東京都知事賞に選ばれた伊那市西春近の田中寛美さんの絵画作品です。
音楽をテーマにした作品で、人の精神が漂う様子を表現したということですが、見た人それぞれでイメージを膨らませてもらいたいと話していました。
第5回第一美術南信部会小作品展は、29日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
バス新山線 廃止の方針
24日に伊那市役所で地域公共交通会議が開かれ、富県新山地区を走るバス路線「新山線」を来年度廃止する方針が示され承認されました。
伊那市地域公共交通会議で新山線廃止を含む来年度の運行計画案が示され承認されました。
委員で伊那バス㈱の藤澤洋二社長が新山線の廃止申し入れについて説明しました。
運行する伊那バスでは、利用者の減少や運転手不足などの現状から、廃止したい考えを9月に伊那市に申し入れしていました。
新山線は、新山地区から西町の伊那バス本社を結ぶ路線で、現在は朝と夕方の1日2便運行しています。
主に、新山地区に住む東部中学校の生徒が利用しているもので、生徒11人中、1日に2~3人の利用があるということです。
ほとんどの生徒は自家用車での送迎で、中学生以外の一般の利用は月に4~5人程度だということです。
廃止になった場合、利用している中学生については、教育委員会でスクールタクシーの運行を検討し、一般の利用については、新山・桜井・貝沼線などの利用を促し対応するとしています。
なお計画案に示された、西箕輪線の今後については、路線が含まれる南箕輪村と協議し検討するとしています。 -
県道伊那駒ヶ岳線の通行止め解除
台風24号による土砂崩落で通行止めとなっていた伊那市荒井内の萱の県道伊那駒ケ岳線の通行止めが23日解除されました。
通行止めとなっていたのは県道伊那駒ケ岳線の内の萱公民館から先です。
台風24号の影響で倒木や土砂の流出があり今月1日から通行止めとなっていました。
道路を管理する伊那建設事務所は土砂の撤去作業が終わり安全が確認されたとして23日午後3時に通行止めを解除しました。
伊那建設事務所では周辺に土石流センサーを設置していてサイレンが鳴った時には通行しないよう呼び掛けています。
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大竹七未さんが先生に
プロスポーツの選手らが先生になって目標を持つことの大切さを伝える夢の教室が、南箕輪村の南部小学校で15日、開かれました。
先生を務めたのは、元女子サッカー日本代表の大竹七未さんです。
教室は5年生を対象に開かれ、初めに、手を取り合ってチームで競争するゲームをしました。
大竹さんは「チーム内で意見を出し合うことは、対立ではなく仲間を助けることだと覚えていてほしい」と児童たちに呼びかけました。
この後、大竹さんの現役時代の映像が紹介されたほか、プロサッカー選手を目指したきっかけなどについて話をしました。
大竹さんは、「小学校5年生の時、プロを目指すため男子チームに入り練習した。自分が決めたことを最後まで貫いたことで夢が叶った」と話していました。
教室は、日本サッカー協会が全国の自治体と連携してスポーツ教室を開く「JFAこころのプロジェクト」の一環で開かれたものです。
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海外販売用の米を味わう
伊那市長谷で海外販売用の米を育てているWakka Agriは、お世話になった地域の人たちを招いての感謝祭を21日、中尾座で開きました。
21日は、今年収穫した米をつかった、五平餅と鹿肉が入った炊き込みご飯が用意され、中尾地区の住民が味わいました。
Wakka Agriでは去年から伊那市長谷非持で試験的に胚芽の量が多いカミアカリという品種を栽培しています。
2年目の今年は、長谷中尾の圃場を借り栽培面積を広げ、およそ4トンの米を収穫しました。
感謝祭は、海外へ輸出している米を味わってもらおうと企画しました。
報告会で、Wakka Agri代表の出口友洋さんは、「去年ハワイで販売したところ収穫した長谷の米は、1か月も経たないうちに完売となった。」と話していました。
長谷で収穫した米は、ハワイ・香港・シンガポール・台湾・ニューヨークで販売することになっています。
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チューリップの球根植え
遊休荒廃農地の解消に取り組んでいる箕輪町上古田の住民有志の呼びかけで22日、地域のお年寄りや子どもたちがチューリップの球根植えを行いました。
22日は、上古田住民有志でつくるこれからの農業林業を考えるEグループや畑近くの箕輪西小学校と上古田保育園の子どもたちがおよそ1万2千個の球根を植えました。
子どもたちは、一列に並び一つの穴にひとつずつ球根を入れていました。
チューリップは、来年4月下旬頃から楽しめるということです。
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まほらいな市民大学同窓会 展示
伊那市のまほらいな市民大学の同窓会作品展が、22日と23日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、俳句や押し花などの作品の他、ゴルフや歴史めぐりなど同好会の活動をまとめた資料などが展示されています。
また、今年から同窓会員個人が趣味で取り組んでいる生け花やパッチワーク、写真などの作品も展示されています。
まほらいな市民大学同窓会は、市民大学を卒業した人たちでつくる集まりで、330人ほどが会員となっています。
1人で3つから4つのクラブを掛け持ちする人もいるということで、会では生きがい作りの場になっていると話します。
作品展は23日まで、いなっせ2階の展示ギャラーで開かれています。 -
11月に明治150年記念コンサート
今年は、明治元年から数えて満150年の年となります。
これを記念したオルガン・ピアノコンサートが、11月17日と18日の2日間、伊那市の創造館で開かれます。
22日は、当日演奏を披露する伊那市出身のピアニスト平澤真希さんが、コンサートの概要を説明しました。
コンサートで使用するオルガンは、創造館の倉庫にあったものを今年修理したものです。
昭和12年に作られた日本製のもので、戦争により翌年から日本では楽器の製造ができなくなったことから、音楽関係者も注目する貴重なものだということです。
音の強弱や高低を変えるレバーが付いています。
コンサートは、2日間の日程で行われます。
初日の11月17日は「歌でつづる日本・ドレミの歴史」と題し、園児や小学生でも楽しめる曲を中心に、平澤さんの演奏と伊那北高校合唱部の歌、映像で日本の音楽の歴史に触れます。
2日目は、「オルガンとピアノのための平澤真希リサイタル」で、クラシックやオリジナル曲など15曲ほどを演奏します。
オルガンの他に、ピアノは伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんが愛用していたものを使用するということで、平澤さんは「楽器それぞれの持ち味が十二分に生きる演奏を心掛けたい」と話します。
入場料は、両日とも大人2,000円高校生以下は無料で、定員は各120人です。
2日目は小学生以上が対象となっています。
伊那市創造館 72-6220 -
山田姉妹と女声合唱グループ エーデルワイス
テレビやラジオに出演しているソプラノデュオ、山田姉妹と地元の女声合唱グループエーデルワイスのジョイントコンサートが22日伊那市のいなっせで開かれました。
山田姉妹は神奈川県出身で姉の山田華さんと妹の麗さんは二卵性の双子です。
共に音楽大学の声楽科を卒業後テレビやラジオに出演している
ほかコンサートを開くなど音楽活動を行っています。
ジョイントコンサートでは地元の女声合唱グループエーデルワイスも澄んだ歌声を披露しました。
指揮者の横山奏さんは2012年に伊澤修二記念音楽祭で伊那を
訪れて以降、伊那の合唱グループの指揮を務めるなどして交流が
続いています。
横山さんは今月14日に開かれた東京国際音楽コンクール指揮者部門で2位入賞を果たしています。
山田姉妹・エーデルワイスジョイントコンサートには満席となる
約300人が訪れ澄んだ歌声に耳を傾けていました。
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南箕輪村駅伝大会 優勝・北殿
地区対抗の第31回南箕輪村駅伝競走大会が21日村内を会場に開かれ北殿が優勝しました。
北殿の優勝は4年ぶり4回目となります。
午前9時、11チームが南箕輪村役場を一斉にスタートしました。
小学生から一般がタスキを繋ぎ、オープン参加の北原は園児も走りました。
コースは役場を発着点に村内を一周する12区間、およそ23キロです。
4区と5区の中継点・大泉西部地区館には地域住民があつまり、選手たちに声援を送っていました。
結果1時間33分3秒で北殿が優勝しました。
2位は久保で1時間34分3秒、3位は神子柴で1時間34分10秒でした。
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VC長野 ファンに決意表明
今季から男子バレーボール国内トップのV1に参戦する「VC長野トライデンツ」はリーグ戦の開幕を1週間後に控えた20日伊那市内で決意表明会を開き健闘を誓いました。
南箕輪村を拠点に活動するVC長野トライデンツの決意表明会には、スポンサーやファンクラブの会員などおよそ100人が出席しました。
笹川星哉監督は来週から始まるV1での戦いに向け「相手はスター軍団ばかりだが、私たちは失うものはない。試合では常に勝ちにこだわる姿勢をみせたいです」と挨拶しました。
VC長野トライデンツは国内リーグの再編などにより今季からトップのV1に参戦します。
VC長野を含め10チームが所属し、来年2月までリーグ戦を戦います。
VC長野の今季のスローガンは「自闘」で一人一人が個人の力を上げ、チーム一丸で勝利を目指します。
VC長野の開幕戦は27日に松本市総合体育館で行われ、強豪のパナソニックパンサーズと対戦します。
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ふれあいの里 創業祭
デイサービスやグループホームなど高齢者福祉のサービスを行っている箕輪町木下のケアセンターふれあいの里は、施設を1日開放して地域住民に感謝する創業祭を、20日に行いました。
創業祭では職員が企画したステージ発表が行われ、利用者や地域住民が楽しみました。
ケアセンターふれあいの里は平成17年10月に創業し、毎年この時期に創業祭を行っています。
今年は「一笑健明(いっしょうけんめい)」をテーマに4月から職員で実行委員会を立ち上げ準備をしてきたという事です。
地元、木下一の宮の保育園児と小学生13人は花笠踊りを披露しました。
利用者は手拍子をして楽しんでいました。
踊りが終わると子ども達全員にお菓子が手渡されました。
東孝雄施設長は「地域に育てて頂いた施設なので、これからも地元の方たちの要望に応えていけるよう努力していきたい」と話していました。
ケアセンターふれあいの里は、デイサービズ、ショートステイ、グループホームなど高齢者福祉に関する16事業を行っていて、1日平均80人が利用しているという事です。
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信州伊那新そばまつり
標高800メートルで採れた地元産の新そばが味わえる信州伊那新そばまつりが伊那市西箕輪のみはらしファームで20日と21日の2日間行われています。
信州伊那新そばまつりでは、標高800メートルで育てた西箕輪産のそば粉を主に使った新そばが1杯500円で提供されました。
せいろそば、かけそば、焼き味噌を溶いた辛つゆで食べる行者そばの3種類が2日間で4千食用意されました。
昼時には多くの人が訪れ行列ができていました。
会場ではそば粉の割合などを食べ比べてあてるソバリエコンテストが行われ、10人の参加者のうち4人が正解しました。
伊那市では、信州そば発祥の地伊那をPRする五週連続のそばイベントを14日から行う予定でしたが、荒井区内の萱での行者そば祭りが台風による土砂流出の影響で中止となったため、今日が初日となりました。
みはらしファームの信州伊那新そばまつりは明日まで行われます。
5週連続のそばイベント、次回は27日からは高遠城址公園で山麓一の麺街道フェスタと「高遠そば」新そば祭りが始まります。
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上伊那創造ものづくりフェア
小中学生が家庭科や技術家庭科の授業で制作した作品を展示する第15回上伊那創造ものづくりフェアが、伊那市のいなっせで21日まで開かれています。
会場には20校から寄せられた230点が展示されています。
小学5年生から中学3年生までの児童、生徒が今年度の授業で制作したものです。
ものづくりフェアは、日頃の学習の成果を地域住民や保護者に見てもらい、子ども達にものづくりの楽しさや魅力を実感してもらおうと、上伊那教育会などが毎年行っています。
中学生の作品は審査が行われ、優秀作品数点が県のコンクールに出品される事になっています。
上伊那創造ものづくりフェアは21日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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地元の資源活用し商品開発
伊那市高遠町の住民有志でつくる伊那東部山村再生支援研究会は、東京農大などと連携し、地元の森林資源を使って「炭・アロマ多機能空調器」の商品化を進めています。
20日はクスノキ科の落葉樹クロモジが自生する高遠町藤沢の山林で、東京農業大学の菅原泉教授らが、林内の光の量を調査しました。
クロモジの枝の断面からはさわやかな香りがし、蒸留することで精油を精製できます。
伊那東部山村再生支援研究会は、これまで使われていなかった森林資源を有効活用しようと、東京農大や企業などに呼びかけ今年7月に検討委員会を立ち上げました。
検討委員会はアカマツ・カラマツ材を炭化させたものとクロモジの精油を組み合わせた空気を清浄する空調器を、現在東京農大の施設で開発しています。
この事業は農林水産省の「6次産業化中央サポート事業」に採択されています。
今後は、試作品を伊那市内や東京都の病院・介護施設などに設置し、室内環境の改善や・癒しの効果を調べるということです。
研究会では、今後商品を計画的に生産していくための資源供給体制の構築も進めたいとしています。
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創造館自主制作映画祭
今年で4回目となる伊那市の創造館自主制作映画祭が、20日に開かれました。
作品の中に伊那の物品や景色などかかわりのあるものを取り入れた公募作品のほか、各地の上映会で話題を呼んだ招待作品など16作品が上映されました。
伊那をテーマにした公募作品の中には、蜂の子を演出の中に組み込んだり、撮影を市内のそば店で行ったものもありました。
内容は、ドキュメンタリータッチのものやコメディータッチのもの、SFものまで幅広いジャンルの作品が集まりました。
作品の合間には、監督が撮影秘話や裏話を披露し会場を沸かせていました。
映画祭には、地元上伊那をはじめ、遠くは、大阪や千葉からも作品が寄せられました。 -
一般から募集 伊那谷の作家展
一般から募集した、明治から平成にかけ活躍した伊那谷ゆかりの作家の作品展「私たちのコレクション展」が、20日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
5月から7月にかけ、一般からの協力を求め集まった伊那谷ゆかりの作家の作品約80点が展示されています。
辰野町出身の陶芸家大森光彦、彫刻家の瀬戸團治、洋画家の中川紀元、伊那市出身の日本画家の戸田祐暉、洋画家の中島覚雄、版画家の山岸主計、宮田村出身の平沢喜之助の7人の作品が集まりました。
作品の隣には、出品した人のエピソードが添えてあります。
この作品は、山岸主計の木版画です。
美術品収集が趣味だという伊那市中央の伊藤和夫さんが出品しました。
こちらは中川紀元の墨彩画です。
伊那市西町の伊藤君枝さんが出品しました。
この展示会は、伊那文化会館の開館30周年を記念して、地域の人たちと共に作り上げようと開かれました。
今回は20人ほどがコレクションを出品しました。
伊那文化会館では、「普段は見ることができない個人コレクションの数々を楽しんでほしい」と話していました。
「私たちのコレクション展」は来月18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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鹿南蛮そばを提供
来月4日に伊那市のますみヶ丘平地林で開かれるイベントで、鹿肉を使った新しいそばのメニュー・鹿南蛮そばが提供されます。
10日は伊那市の伊那公民館で信州そば発祥の地 伊那 そば振興会の臨時総会が開かれ、鹿南蛮そばの商品開発について報告がありました。
鹿南蛮そばは、そば振興会の会員で高遠町のそば店 壱刻の店主・山根 健司さんと、長谷でジビエ料理を提供しているざんざ亭の店主・長谷部 晃さんが現在開発している新しいメニューです。
11月4日のイベント「森JOY」は伊那市50年の森林(もり)ビジョンを推進する伊那ミドリナ委員会が企画したもので、鹿南蛮そばは、そのイベントでお披露目されるということです。
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上の原保育園さつまいも収穫
伊那市の上の原保育園の園児は5月に苗を植えたさつまいもの収穫を19日に行いました。
畑に広がったツルを年長園児が取り除くと、土の表面からサツマイモが顔を出しました。
保育園近くの畑で年長と年中の園児約70人が収穫を体験しました。
地域住民でつくる上の原保育園を育てる会のメンバーから植え方を教わり5月に苗植えしたさつまいもです。
今年は出来が良いという事で大きく育ったものは協力して周りの土を手で堀りながら収穫していました。
さつまいもは、スイートポテトを作って全員で味わうという事です。
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カラタチの実から甘い香り
伊那市西箕輪大萱ではカラタチの実が甘い香りを漂わせています。
ミカン科の植物で春に白色の花をつけ秋に直径4センチほどの実をつけます。
あたりには甘い香りが漂っていました。
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高校入試第1回予定数調査公表
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ19日発表しました。
伊那北の普通は定員200人に対し293人が志願を予定しています。
それでは、上伊那8校の志願予定者数です。
辰野普通は前期39人、後期54人です。
商業は前期6人、後期10人です。
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ラストコンサートに向け練習
伊那市の春富中学校吹奏楽部のラストコンサートが28日に伊那文化会館で開かれます。
コンサートを間近に控え部員らは熱の入った練習を行っています。
吹奏楽部は55人で活動していて、来月埼玉県で開かれるマーチングバンドの関東大会に長野県代表として出場します。
これまではラストコンサートが3年生にとって最後のステージとなっていました。
しかし今年は、関東大会へ出場することからさらなるレベルアップを目指しています。
コンサート当日はマーチングバンドやポップスなど20曲を披露します。
春富中学校吹奏楽部のラストコンサートは28日・日曜日午後1時半から伊那文化会館大ホールで開かれます。 -
愛着9割 定住希望4割
伊那市の高遠町総合支所庁舎あり方検討委員会は高遠中学校の2年生を対象に地域への愛着や課題についてアンケートを実施しました。
9割の生徒が「愛着がある」と答えた一方、将来も住み続けたいと答えたのは4割程にとどまりました。
18日は高遠町総合支所で3回目の委員会が開かれ、アンケートの結果が報告されました。
アンケートは新しい庁舎の機能検討やまちづくりに反映させようと実施されました。
「高遠町に愛着があるか」との問いに9割の生徒が「愛着がある」と答えた一方で「将来も住み続けたいか」との問いには、定住希望は4割、希望しないが3割、住み続けたいが難しいが2割でした。
定住を希望する理由として、自然環境が豊かな事や伝統文化を継承したい、安心して暮らせるなどで、定住を希望しない理由は交通の便が悪い、商店が少ない、自然災害への不安が挙げられていました。
委員長の伊藤岩雄さんは「アンケート結果を分析しお年寄りから若い人まで不安なく暮らし続けるには、新しい庁舎にどんな機能が必要か検討していきたい」と話していました。
委員会では今年度中に機能や規模、位置などをまとめ白鳥孝市長に報告する予定です。
高遠町総合支所は11月26日に高遠町保健センターへ仮移転する予定です。
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VC長野 新外国人入団会見
26日に男子バレーボールの国内トップリーグのV1が開幕します。
南箕輪村を拠点に活動する「VC長野トライデンツ」は、開幕を前に新外国人選手の入団会見をきょう役場で開きました。
新たに入団するのは、ロシア出身のアルテム・キセレフ選手26歳です。
身長は206センチで、打点の高いスパイクが持ち味です。
18歳の頃からロシア国内のチームなどに所属していました。
アルテム選手は「チームの雰囲気も良く、シーズンに向かって気持ちも高まっている。試合ではベストのプレーを見せたいです」と抱負を話していました。
入団会見の後には今シーズン着用するユニホームがお披露目されました。
デザインにこだわり、胸のVは、Vリーグ、VC長野、ビクトリーのVを表しているという事です。
V1リーグは、26日に開幕しVC長野の初戦は27日松本市総合体育館で午後4時から行われる予定です。
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弥生ケ丘高校 強歩大会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の強歩大会が18日、学校を発着に行われました。
午前9時20分に男子が、午前9時30分に女子が学校をスタートしました。
伊那弥生ケ丘高校の強歩大会は昭和44年に始まり、今年で49回目を迎えました。
当初は17kmでしたが、共学になった昭和52年からはコースを変更して行われています。
男子は箕輪町富田のバス停で折り返す全長30.1km、女子は西箕輪のみはらしファームで折り返す22.7kmです。
参加した602人の生徒たちは、秋の風を感じながら走っていました。
大会の結果、男子は2年の柴尚玖さんが2時間9分16秒で、女子は2年の塩澤かりんさんが1時間55分39秒で1位となっています。 -
JA年金友の会 発表
JA上伊那で年金を受給している人たちで組織する「JA上伊那年金友の会」のイベント「生きがい教室」が、18日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ1,000人が来場し、第1部のアトラクションでは5つの地区のグループ発表が行われました。
このうち箕輪地区を代表して、エアロジャズクラブが2曲のダンスを披露しました。
生きがい教室は、JAバンクを使って年金を受給している人たちでつくる組織「JA上伊那年金友の会」の会員が、日頃の活動の成果を発表する場として毎年開かれています。
友の会の会員は、およそ2万3,000人となっています。 -
火災想定合庁で消防訓練
火災を想定した消防避難訓練が18日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
午前10時に地下1階の食堂から火災が発生したとの想定で訓練が行われました。
職員48人でつくる伊那合同庁舎自衛消防団は、5つの班に分かれて消火訓練などを行いました。
このうち12人で組織する消火班は、ホースを使って3階の部屋に向けて放水しました。
またこの日は、5年ぶりに煙ドームの体験が行われました。
職員はハンカチで口元を押さえながら煙が焚かれたテントの中を通りました。
今回の訓練には、職員229人が参加しました。
自衛消防団団長で上伊那地域振興局の堀田文雄局長は「混乱もなく実践的な訓練を行うことができた。いざという時の危機管理能力を常に持ちながら業務にあたってもらいたい」と職員に呼び掛けました。
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台湾の高校生が上農を訪問
台湾から研修旅行で訪れた高校生が17日、南箕輪村の上伊那農業高校の農場を見学しました。
上伊那農業高校を訪れたのは台湾の高校生20人です。
畜産や農業について学習していて、日本の授業の取り組みを学ぼうと訪れました。
17日は、2班に分かれて上農の生徒が農場内を案内しました。
このうち、果樹園では、上農の生徒が、りんごの果実にシールを張って文字や絵を浮き上がらせる「デザインアップル」の作り方や栽培方法を紹介していました。
台湾の高校生は、22日まで日本に滞在し農業や畜産について学ぶということです。