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ダイヤモンドフェスin上伊那
子ども達に野球やソフトボールの楽しさを知ってもらい競技人口の拡大につなげようと「ダイヤモンドスポーツフェスティバルin上伊那」が、11日に伊那市で初めて行われました。
伊那スタジアムを会場に小学生や保育園児を対象にした7つの「野球あそび」が用意されました。
上伊那の12の中学校の野球部員がスタッフとして参加し、子ども達をサポートします。
ダイヤモンドスポーツフェスティバルは、地元高校の甲子園出場を目指す上伊那から甲子園の会や中学校野球部顧問、少年野球チームの指導者などが実行委員会をつくり初めて行ったものです。
会場では、キャッチボールのほか、基礎体力を養う遊び、ソフトボール体験などが行われました。
7つの野球あそび全てを回ると参加賞がもらえる事になっていて、子どもたちは楽しみながら野球に親しんでいました。
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ボランティア 受け入れ訓練
伊那市で災害が発生した際、全国から訪れるボランティアを取りまとめる「災害ボランティアセンター」の受け入れ訓練が12日、伊那市の西箕輪公民館で行われました。
この日は市社協や市の職員、地域住民などおよそ50人が参加しました。
災害ボランティアセンターは、全国から訪れたボランティアと、被災地のニーズとを結びつけ、適した場所に適度な人数のボランティアを派遣するための場所です。
スタッフは、センターを訪れたボランティアの手続きをした後、注意点や活動内容を説明します。
社協、行政、住民が合同で訓練を行うのは今回が初めてです。
伊那市社協の矢澤秀樹さんは「訓練を通じて、社協、行政、住民が協力してやっていける体制をつくっていきたい」と話していました。
センター設置の第1候補は社協のある福祉まちづくりセンターですが、施設の耐震化などが整っていないことから、今回、第2候補の西箕輪公民館で訓練が行われました。 -
みはらしいちごのお酒 発売
みはらしいちごを使った100%地元産のスパークリングワインが完成し、12日から販売が始まりました。
完成したスパークリングワインはみはらしいちご生産組合の「紅ほっぺ」を使い、伊那市横山のカモシカシードル醸造所が仕上げたものです。
アルコール度数は5%で、1本750ミリリットル入り3,240円です。
2月に30本限定で試験的に販売したところ反響が大きかったことから、アルコール度数を増やし、より本格的なものにして今回発売しました。
カモシカシードル醸造所の入倉浩平さんは「みはらしの素晴らしいいちごを使って本格的なスパークリングワインが完成した。食前、食後に楽しんでもらいたい」と話していました。
南箕輪村の酒のなかきやでは、200本の予約販売を受け付けたところ、販売開始前に完売となり、この日は予約をした人が受け取りに訪れていました。
製造を持ちかけた、なかきやの城倉和彦さんは「全国的にもいちごのスパークリングワインは少ない。数を増やしながら地元をアピールしていきたい」と話していました。
このスパークリングワインは市内の酒販店でも購入することができるということです。 -
商店街で盆踊りイベント
途絶えかけている盆踊りを復活させ街のにぎわいにつなげようと、伊那市の中心商店街で盆踊りイベントが、15日に行われました。
イベントは、歌舞劇団田楽座や伊那節保存会などでつくる、いなまち盆踊り実行委員会が行ったもので、去年に続いて2年目です。
伊那節保存会と田楽座の演奏で、集まった50人ほどが伊那節や伊那の盆唄などを踊りました。
実行委員会では「去年より踊りの輪が大きくなり、楽しかったという声が多かった。来年以降も続けていけるよう活動していきたい」と話していました。
またこの日は、荒井のセントラルパークで伊那ローメン夏まつりが行われ、ローメンが1杯500円で提供されました。
この日通り町ではナイトマーケットも行われ、歩行者天国となった伊那まちは多くの人で賑わいました。 -
お盆の帰省に合わせて成人式
お盆の帰省に合わせて、伊那市と箕輪町の成人式が、14日と15日に行われました。
伊那市では、高遠・長谷地区を除く伊那地区8会場で成人式が行われました。
このうち、いなっせでは、竜西地区152人を対象に行われ100人が出席しました。
白鳥孝市長はビデオメッセージで「伊那から様々な変化を生み出すことができるのがこれからの時代です。それを実践するのが皆さんだと信じています」と呼び掛けていました。
この後、中学校時代の担任2人がステージに上がり「これから様々な可能性があるみんなには、やりたいことに挑戦してほしい」「今ある当たり前のことが当たり前でないことに気づいて、一生懸命にやっていってほしい」と、新成人にエールを送りました。
新成人を代表して、小坂悠介さんが挨拶をしました。
伊那地区では今年、男性378人、女性364人の合わせて742人が成人を迎えました。 -
箕輪町成人式
箕輪町の成人式は15日に町文化センターで行われ、対象となる282人のうち179人が参加しました。
箕輪太鼓保存会が祝い太鼓を打ち鳴らし、新成人の門出を祝いました。
式では、白鳥政徳箕輪町長が「この大きな節目に権利や自由について考え、若いエネルギーをふるさと箕輪町の発展に活かしてもらいたい」と挨拶しました。
新成人を代表して上村昌博さんと上嶋紗彩さんが決意表明をしました。
中学3年の時に歌ったという曲を、成人式実行委員会の田川雅和委員長のギター演奏に合わせて歌いました。
箕輪町では今年、男性143人、女性139人の合わせて282人が成人を迎えました。
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田畑伝統 盆正月
区の役員宅をバリケード封鎖して、もう一日休みを要求する南箕輪村田畑の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
夜8時過ぎから、小学校のPTAでつくる田畑の伝統行事を守る会のメンバーが田畑公民館に集まりバリケードの準備を行いました。
盆正月は、地区役員の家を封鎖し、盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。
田畑公民館では、玄関先に飾るしめ縄づくりなどが行われました。
区内の畑では、小学生たちがひまわりを取っていました。
準備が終わると、軽トラックに荷物を乗せて出発です。
午後11時過ぎ、区長の三澤稔さん宅に到着です。
地元の消防団も駆けつけ、区長の家にあるはしごや鉢植えなどを持ち出し玄関先をバリケード封鎖していました。
最後は石灰でお正月と書いて完成です。
封鎖が終わるとメンバーたちは暗闇に消えていきました。
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振りまんどで先祖の霊迎える
お盆中の話題を振り返ります。
13日は先祖の霊を迎える「振りまんど」が各地で行われました。
南箕輪村大泉では、大泉川の堤防で小学生やその保護者などおよそ50人がまんどを振り回し先祖の霊を招きました。
振りまんどは、麦わらを束ねた物に縄を結び、火を付けて頭の上で回す盆の行事です。
PTAが中心となって、地区住民の協力のもと170本のまんどが用意されました。
大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は、「みんなで協力して、今年も無事、祖先の霊を迎える事ができました」と話していました。 -
洞泉寺境内のサルスベリ見ごろ
伊那市美篶の洞泉寺境内にあるサルスベリが見ごろを迎えています。
洞泉寺境内には赤と紫の2本のサルスベリが植えられています。
別名百日紅(ひゃくじつこう)と呼ばれ初夏から秋までの長い間花を咲かせます。
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出羽澤茜さん国体予選健闘誓う
南箕輪村大泉出身で東海大学付属諏訪高校の女子バレーボール部に所属している2年生の出羽澤茜さんは、8月1日から5日に行われたインターハイの結果を唐木一直村長に、10日に報告しました。
出羽澤さんが役場を訪れ、唐木村長に結果を報告しました。
出羽澤さんが所属する東海大諏訪高校女子バレーボール部は県大会、北信越大会で優勝しインターハイに出場しました。
初戦、京都橘高校と対戦し予選で敗退してしまいましたが、出羽澤さんは今月25日から始まる国体の予選で長野県代表選手に選ばれていて、健闘を誓っていました。
両親の影響で小学2年生からバレーボールを始めたという事で現在は寮生活をしながら練習に励んでいます。
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総文祭 高校生棋士熱戦
「2018信州総文祭」千曲市の会場では、9日、10日の2日間の日程で将棋部門の大会が開かれました。
会場となった戸倉上山田温泉のホテルには、47都道府県から460人の高校生棋士たちが集まり、団体戦と個人戦でそれぞれ優勝を争いました。
開会式で、将棋部門生徒部長を務める、上田高校3年の渡辺大生君が歓迎の挨拶をしました。
3人1組の団体戦には47都道府県の代表94組が出場。長野県からは、男子に松本深志高校が、女子に松本第一高校が出場しました。
一方個人戦は、それぞれの地区大会を勝ち抜いたおよそ200人の代表が顔を合わせました。県内からは8人が出場しています。
対局は団体戦の持ち時間が1人20分、個人戦が15分で行われました。
大会2日目の10日は個人戦でプロ棋士による大盤解説が行われたという事です。
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20代男性 特殊詐欺被害
飯田市の20代男性が伊那市内のコンビニエンスストアで購入した電子マネー125万円分を騙し取られる特殊詐欺被害がありました。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは飯田市在住の20代男性です。
今年6月、男性の携帯電話に「コンテンツ利用料が未払いだ」というメールが届き記載されている番号に電話をかけたところ「今日払わないと訴える。電子マネーで払ってほしい」とインターネット関連業者を装う男から言われました。
男性は伊那市内のコンビニで電子マネー30万円分を購入しギフト券番号を男に伝えました。
その後も「他にも未払いがある」などと言われた男性はさらに電子マネーを購入し、合計125万円分を騙し取られました。
伊那警察署では、身に覚えのない料金を請求されても相手と連絡をしない、すぐに支払わない、家族や警察に相談するなど被害防止を呼び掛けています。
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セミのぬけがらを探せ!
セミの抜け殻を調べる事で地球温暖化が身近な自然にどのように影響しているかを考える講座が、伊那市の鳩吹公園で10日に開かれました。
市内を中心に9家族24人が参加し、公園内でセミの抜け殻を集めました。
講座は県環境保全研究所が県内6会場で毎年開いています。
この日は全員で30分ほど探して366個が集まったという事です。
このうち比較的涼しい気候を好むヒグラシが230個で一番多く見つかったという事です。
10日の伊那地域の最高気温は4日ぶりに猛暑日となる35.3度でした。長野地方気象台では今後1週間35度前後の暑い日が続くと予想しています。
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道迷いの高齢女性保護で感謝状
箕輪町の日系ブラジル人、カクダカツオジョルジェさんは箕輪町内で道に迷っていた高齢女性を保護し交番に送り届けたとして伊那警察署から感謝状が贈られました。
10日カクダさんが伊那警察署を訪れ駒村公孝署長から感謝状が手渡されました。
カクダさんは6月21日の深夜に車で道路を走っていたところ高齢の女性が手をあげ助けを求めていたため車に乗せ箕輪町交番に送り届けたものです。
その夜は雨降りで女性は傘をさしていませんでしたがけがなどは
無く警察が身元を調べ家族に連絡し無事家に戻ったということです。
カクダさんは「困った人を放っておくことはできなかった。何事もなくほっとした。」と話していました。
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名称が長野伊那谷観光局に決まる
上伊那観光連盟に代わる新しい観光組織、上伊那版DMOの名称が
一般社団法人長野伊那谷観光局に決まりました。
9日に伊那市のいなっせで上伊那DMO報告会が開かれ発表されました。
理事には伊那バス、県経営者協会上伊那支部のKOA、伊那食品工業、中央アルプス観光、八十二銀行の代表者のほか上伊那広域連合の正副連合長が選出されました。
理事は民間6人、行政2人の合わせて8人を予定していて代表理事についてはDMOが民間主導、行政支援の趣旨から民間から選出することにしています。
長野伊那谷観光局は10月1日の設立に向け法人化の手続きなどを進め上伊那観光連盟は解散します。
出席者からは「観光振興に向け上伊那観光連盟の活動を総括しこれからに活かしていかなければならない。」といった意見が出されていました。
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タクシーの安全性と快適さをPR
伊那と諏訪のタクシー会社が3日伊那市内で公共交通としての安全性と快適さをPRしました。
伊那市の大型店前でうちわとポケットティッシュを配りサービス向上に努めていることや、安全で快適なタクシーの利用を呼びかけていました。
このPRは8月3日のタクシーの日に合わせて一般社団法人長野県タクシー協会が行っているものです。
今年は伊那と諏訪から17社23人が参加し伊那市内3か所で実施しました。
県タクシー協会ではお客様へのあいさつの徹底や車内の清掃をこころがけるなどサービスに努め公共交通としての立場を向上させていきたいとしています。
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戦後の墨塗り掛図 初公開
太平洋戦争中、日本が統治していた国や施設などが描かれている部分を黒く消した墨塗り掛図が伊那市創造館で初公開されています。
墨塗り掛図は戦時中に製作、販売された掛図を戦後も学校教育で使うため不都合な部分に墨を塗ったものです。
日本が統治していた南洋諸島の図には日本の役所が書かれていたということです。
北京と天津の図で消されている部分には天津の日本人居留地が書かれていたといわれています。
中国大陸の図では支那という文字が消され中国に書き換えられています。
また日本と台湾、朝鮮が同じ色で塗られ日本領土として書かれていたことから日本と台湾が塗りつぶされているということです。
墨塗りの教材では児童生徒が自分の教科書に墨を塗り使った墨塗り教科書が知られていて多く残されています。
伊那市創造館の濵慎一さんは墨塗り掛図は学校に一つしかなく数が少ないことから貴重だと話しています。
これら墨塗り掛図は伊那市高遠町の旧河南小学校で使われていたもので、高遠町歴史博物館に保存されていました。
今回創造館で開かれている企画展明治150年記念学校のはじまり・はじめて博覧会で初公開されたもので来年1月31日まで観覧無料で展示されています。
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市議 4テーマで意見交換
伊那市議会は、「市民への情報発信」や「議員定数・議員報酬」など4つのテーマについて話し合う検討会を3日市役所で開きました。
3日は市議会議員全員が出席し、情報発信や市民の声を聴く手段、議員定数、地区推薦の4つのテーマに分かれ意見を出し合いました。
このうち情報発信のテーブルでは、「広報誌やテレビ、ネットなど様々なものを活用しているがあまり知られていない。
世代に応じた情報発信の在り方を研究する必要がある」と言った意見が出されていました。
また、議員定数のテーブルでは、「18人ぐらいがベストだ」「報酬の根拠が不透明」「現役世代の議員数を増やす事が必要だ」などといった意見が出されていました。
この検討会は、議員のなり手不足解消や地方政治の活性化を図ろうと開かれたもので、今回で2回目です。
今月下旬には市民と議会の意見交換会も予定されています。
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民間病院ベッド数調査へ
長野県や医師会、市町村などでつくる上伊那医療圏地域医療構想調整会議は団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、民間病院の病床数についてアンケート調査を実施します。
2日は伊那市内で会議がひらかれ上伊那の病院のベッド数の見込みなどが報告されました。
上伊那の公立病院も含めた病床数は2015年度・1186床あり、手術直後の急性期用が764床で長期的な慢性期用は210床、回復期用は80床でした。
6年後の2023年度には急性期用が521床、慢性期用が317床、回復期用が259床となる見込みです。
調整会議では団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて効率的な連携を図っていこうと民間病院の病床数について、今年度アンケート調査を行います。
対象は入院ができる上伊那の民間病院で、伊那市の仁愛病院と田中病院、駒ケ根市の前澤病院、箕輪町の上伊那医療生協病院の4か所です。
来月、アンケート調査を行い、年内にとりまとめ、協議を行うとしています。
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15日に盆踊り 実行委が協賛金募る
伊那市の住民有志は今月15日に中心市街地の通り町交差点で
盆おどりを計画していて企業からの協賛金を募っています。
盆おどりを計画しているのは伊那節保存会や歌舞劇団田楽座などでつくる、いなまち盆踊り実行委員会です。
2日伊那市のきたっせで記者会見を開き概要について説明しました。
今回は2回目の開催で去年は生憎の雨となりましたが幅広い世代の
人たちが集まりました。
今年は今月15日午後6時45分に通り町交差点で行われます。
その日はナイトマーケットが行われることから道路は歩行者天国となります。
実行委員会では継続的に運営していくために企業から協賛金を募ることにしています。
一口5000円で協賛企業の社名の入った提灯を盆踊りで飾ることにしています。
また盆踊りに合わせて、商店街の店主らが小林旭と浅丘ルリ子主演の日活映画「大森林に向かって立つ」を上映します。
1961年のいなまち盆踊りでロケが行われ映画では当時のいなまちの様子を見ることができるということです。
上映日は今月14日午後7時30分15日午後1時、午後4時の
3回で場所は伊那市荒井のシマダヤ1階です。
料金は大人1,000円、中高大学生800円で売上はいなまち盆踊りの運営にあてられるということです。
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流しそうめんで夏休みの思い出作り
夏休み中の子どもたちが地域の人たちと交流する、西光寺てらこやが9日箕輪町沢の西光寺で開かれました。
てらこやには箕輪北小学校に通う子どもたちと西光寺で定期的にお茶会などを開いている住民合わせて110人ほどが集まりました。
境内では流しそうめんが行われ大人たちがそうめんやミニトマトを流すと子どもたちはすくって味わっていました。
西光寺てらこやは普段の家庭生活や学校生活から離れて地域の大人と触れ合いながら夏休み中の思い出を作ってもらおうと開かれたものです。
住民らは「子どもたちが地域の大人を信じ心を開いて関わりあえる環境が必要だと思います。地域の宝である子どもたちを少しでも支えていきたいです。」と話していました。
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こども館夏祭りイベント
南箕輪村のこども館は、開館1周年を記念して夏休み中の子ども達を対象に工作などをする夏まつりを、7月28日に行いました。
開館1周年を記念して行われたイベントでは工作するブースが設けられました。
このうちキーホルダーを作るブースでは、子どもたちがプラスチックに好きな絵を描いていました。
絵が完成するとオーブントースターで10秒ほど温めて出来上がりです。
この日の夏まつりイベントには、およそ400人が訪れたということです。
こども館では「夏休み中も将棋や工作など様々な講座を用意しているのでぜひ体験してもらい創造する力を伸ばしてもらいたい」と話していました。 -
パラグライディング アジアへ
伊那市西春近在住の呉本圭樹さんは、18日からインドネシアで開催されるパラグライディングのアジア大会に日本代表として出場します。
8日は呉本さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の報告をしました。
呉本さんは西箕輪出身の39歳で、現在は西春近に住んでいます。
中学生の時にパラグライディングを始め、現在はプロのパラグライダーとして国内外の大会に出場し、去年の日本選抜ランキングは1位です。
様々な大会に出場する傍ら、現在は伊那市横山でパラグライディングスクールの開校を目指して活動しています。
呉本さんが出場する第18回アジア競技大会パラグライディング競技は、18日からインドネシアで開かれます。 -
上農高校「花市」に向け準備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、盆花を販売する学校の伝統行事「花市」に向けて準備を進めています。
花の栽培に携わっているのは、園芸科学科鑑賞植物コースの生徒です。
9日は、ハウスで育てたトルコギキョウとカーネーションを収穫しました。
今年は猛暑が続き雨が少なかったため開花の調整に苦労したということですが、例年はまだ花が開かないトルコギキョウが、今年はちょうど良いタイミングで咲いたということです。
この他花束にはアスターやキクなども入り、今年は300束ほどが用意できそうだということです。
上伊那農業高校の花市は、12日(日)に伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で行われます。
午前8時30分から整理券が配られ、午前9時から販売が始まります。
1人1束で、500円で販売されます。
早いときには1時間ほどで完売するということです。 -
信州総文祭伊那では伝統芸能
高校生の芸術文化の祭典、全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が7日開幕し県内各地の会場で、全国の文化部の高校生が熱いパフォーマンスを披露しています。
伊那市の伊那文化会館では、8日から郷土芸能部門が始まりました。
郷土芸能の部には、57校およそ1400人が参加し太鼓や民謡を披露します。
県内からは、辰野高校と阿南高校が出場し、辰野高校の桜陵太鼓部がトップバッターで演奏をしました。
演奏した曲は、桜花爛漫です。
学校の桜が咲き乱れる様子を表現したオリジナル曲です。
部員たちは、「打って楽しく、魅せて楽しませる」を目標に練習に励んできたということです。
郷土芸能の部には、上伊那と下伊那の高校生およそ600人がスタッフとしてかかわっています。
郷土芸能部門では郷土芸能関係者6人が審査員にあたり10日に上位4校が表彰されることになっています。
郷土芸能の部は、10日まで伊那市の伊那文化会館で行われています。
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大萱で戦没者慰霊祭
伊那市西箕輪の大萱高齢者クラブは、日清、日露戦争から第二次世界大戦までに出征して命を落とした人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭を、8日に行いました。
大萱公民館に高齢者クラブのメンバー12人が集まり慰霊祭を行いました。
大萱高齢者クラブでは毎年8月の始めに慰霊祭を行っています。
大萱では、日清、日露、第二次世界大戦で33人が命を落としました。
参列者は読経のあと焼香し手を合わせていました。
クラブでは「平和である事に感謝し、尊い命を落とした先輩方にはいつまでもこの地域を見守ってもらいたい」と話して -
ワイン・シードル特区
伊那市は8日付けで、ワイン・シードル特区の認定を内閣府から受けました。
伊那市が受けた構造改革特別区域の名称は「信州伊那ワイン・シードル特区」で、特区の範囲は市内全域です。
認定を受ける事により、ワイン・シードルに限り製造免許取得に必要な年間の最低製造量が6キロから2キロに引き下げられます。
伊那市では、小規模な事業者でも参入しやすくなる事で伊那産のワイン・シードルに多様性が生まれ、ブランド化につながる効果を期待しています。
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プラ製品燃やせるごみに
現在建設が進められている新しいごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の稼働に伴い、来年度からプラスチック製品やゴム製品などが「燃やせるごみ」として分類される方針が示されました。
8日に開かれた上伊那広域連合の廃棄物政策審議会で方針が示されました。
それによりますと「燃やせないごみ」に分類される、資源プラスチックではないプラスチック製品が「燃やせるごみ」となります。ポリバケツ、洗面器、食品保存用タッパー、使い捨てスプーン、ビデオテープ、CDなどがこれにあたります。プラマークのついている資源プラスチックはこれまで通り資源プラスチックとして出します。
このほか、長靴やホースなどのゴム製品、カバンやベルトなどの革製品、スポンジ、アルミホイルなども「燃やせるごみ」に変わります。
上伊那クリーンセンターが来年3月末から稼働予定で、それに伴う分類方法の変更が来年4月1日から実施される方針です。
広域連合では、市町村が配布する、資源物やごみの出し方のガイドブックなどに記載し詳しい種類別の出し方の周知を図っていくとしています。
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台風13号 9日に接近
台風13号は9日未明から昼前にかけて上伊那に最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、台風13号の接近に伴い県南部では8日夕方から9日未明にかけて1時間で最大20ミリ程度の降水量が見込まれます。
9日正午までの24時間に降る雨の量は50ミリ、最大風速は13メートルと予想されています。
気象台では、土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水、強風などに注意するよう呼びかけています。
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ニホンジカ効率的に捕獲へ
伊那市の南信森林管理署は、ニホンジカの効率的な捕獲をするため、上伊那猟友会と宮下建設㈱の3者で「ついで見回り・通報」の基本合意書に8日、調印しました。
「ついで見回り・通報」は、南信森林管理署の請負事業所の宮下建設が、ニホンジカがワナにかかっているのを見つけたら、上伊那猟友会に通報するというものです。
猟友会の負担を少なくし、効率的にシカを捕獲する狙いです。
宮下建設は、伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地すべり工事を行っていて、作業場所へ向かう通勤時や休憩時間にワナの見回りを行います。
通報を受けた上伊那猟友会は、ニホンジカを捕獲し処理します。
今後は、作業場所へ向かう道路周辺にワナを設置する計画です。
期間は工事が終了する来年1月29日までとなっていて、南信森林管理署では、この取り組みを拡大していきたいとしています。