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井上さん コンテストで知事賞
先月末に長野市で開かれた、第34回長野県フラワーデザインコンテストで、サンスイ生花店の井上美久さんが、最高賞に次ぐ県知事賞を受賞しました。
井上さんは箕輪町在住の27歳で、伊那市上新田のサンスイ生花店の店長です。
コンテストの課題は「秋風のハーモニー」で、赤や茶色、オレンジなど、濃い色の花を使って紅葉を表現しました。
土台にもこだわっていて製作には2週間かかったということです。
先月25日に長野市で開かれたフラワーデザインコンテストの展示競技部門で、県内から出品された50作品のうち、最高賞に次ぐ県知事賞を受賞しました。
井上さんは上伊那農業高校の園芸科学科卒業で、20歳の時から花に携わる仕事をしてきました。
井上さんは「びっくりしたし、とても嬉しかった。お世話になった人たちに感謝したい。この経験で技術が上がっていると思うので、今後に活かしていきたい」と話していました。
サンスイ生花店では、スタッフの技術向上を目的に毎年作品を出品していて、3位以内に入賞するのは3回目です。
小池忍社長は「お客様へのサービス向上につなげていきたい」と話していました。 -
ふるさと祭り 特色あるブース並ぶ
伊那市長谷の地域の特色を活かした様々なブースが並ぶ「南アルプスふるさと祭り」が7日、美和湖公園で行われました。
今年で35回目を迎えた祭りには、食を中心におよそ20のブースが並びました。
三峰川で捕った岩魚の塩焼き、美和ダムをモチーフにした美和ダムカレー、猪の肉を使った「長谷鍋」など、特色ある飲食ブースが並びました。
長谷でマウンテンバイクコースを運営するトレイルカッターによる体験コーナーでは、子ども達が芝生の上に作られたコースで楽しんでいました。
長谷小の6年生は三峰川の流木や自宅にあった布などを使った手作りの小物を販売していました。
今年のふるさと祭りにはおよそ3500人が訪れたということです。 -
西山神社に園児が幟旗奉納
伊那市の西箕輪南部保育園の園児は9日、保育園近くの西山神社の例祭にあわせて願いごとなどを書いた手作りの幟旗を奉納しました。
園児は、190段ある参道階段を一斉に駆け上がり、両脇に幟旗を立てました。
旗を立てたのは西箕輪南部保育園の年少から年長までの園児49人です。
西山神社の例祭は毎年10月9日に行われています。
神社は応永12年(1405年)に創建され、家内安全や五穀豊穣などを祈願する人が多く訪れていたということです。
昭和30年代頃までは祭り当日は参道に露店が出るなど賑わいが見られ、幟旗の数も1,000本に及び「幟祭り」とも呼ばれていたということです。
しかし近年はその数もわずかとなり、賑わいを取り戻そうと5年前から西箕輪南部保育園の園児が奉納しています。
伊藤光森宮司は「地域の皆さんが安心して1年を過ごせるよう園児の皆さんもお祈りしてください」と話していました。 -
大芝イルミネーションフェス 開幕
南箕輪村大芝高原の秋の恒例イベント「イルミネーションフェスティバル」が6日夜に開幕しました。
この日は雨が降る中多くの人が会場を訪れ、幻想的な光を楽しんでいました。
今年で13回目となる大芝高原イルミネーションフェスティバルには、およそ360基の作品が並んでいます。
小松豊実行委員長は「大芝高原の秋の風物詩を楽しんでもらいたい」と話していました。
大芝高原イルミネーションフェスティバルは27日土曜日まで、毎日午後6時から午後10時の間点灯されます。 -
荒井神社で奉納こども相撲
伊那市荒井神社の秋の例大祭に合わせて、奉納こども相撲大会が7日に開かれました。
荒井区の小学生70人が参加し、神社の境内に作られた土俵の上で相撲を取っていました。
こども相撲大会は、毎年荒井神社の例大祭に合わせて開かれている大会で、今年で37回目を迎えます。
6年生女子決勝の取り組みは、勝負がつくまでに5分ほどかかる熱戦になりました。
荒井区の唐澤規夫区長は「歴史ある相撲大会なので、例大祭とともにこれからも長く続いてほしい」と話していました。
荒井神社は、大正8年に春日神社から分祀した神社で、今年で100年を迎えます。
8日の本祭りでは、創建100年を祝う神事も行われることになっています。 -
学生と園児の特別展「手の中のかたち」
伊那市高遠町の地域活性化について取り組む東京藝術大学美術学部の学生と、高遠第2第3保育園の園児が一緒につくった美術作品が、保育園の裏山に展示されています。
高遠第2第3保育園の裏山が特別展示の会場です。
7日は最後の仕上げが行われ、子ども達が学生と一緒に、石膏で手の中の形を表現したものを地面に差し込んでいました。
東京藝大と伊那市は、昨年度から美術で地域活性化を目指す「伊那市デザインプロジェクト」を立ち上げて活動しています。
今年度は高遠第2第3保育園が山保育をしている様子を見学した学生が、子ども達の生活の場を知ってもらおうと、特別展を企画しました。
東京藝大大学院修士1年安島茜さんは「今後も続けていくことでより多くの学生や市民のみなさんを巻き込んで、大きなことが出来るようになるのではないかと思う」と話していました。
展示は8日まで行われることになっています。 -
山と街を結ぶモニターツアー
伊那市の山と街を結び新たな観光コースを模索するモニターツアーが6日と7日の2日間行われました。
6日は標高1,800メートルにある鹿嶺高原の雷鳥荘に泊まった
人たちが眼下に広がる伊那谷の風景を楽しんでいました。
モニターツアーは伊那商工会議所が企画したもので東京や愛知などから6組20人が集まりました。
ツアーではテントも貸し出され東京から訪れたカップルが利用しました。
モニターツアーを企画した伊那商工会議所では9年後のリニア中央新幹線開通やインバウンドの拡大を見据え、南アルプスを魅力ある観光資源とするため調査研究を行っています。
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フェンシングの全国大会開幕
フェンシングの全国大会、「カデ・エペフェンシング選手権大会」が箕輪町の社会体育館で6日から始まりました。
大会には、24の都府県から143人が出場します。
13歳以上17歳未満の選手が出場でき、全身が有効面となる「エペ」という種目が行われます。
順位に応じて来年の世界選手権に出場するためのポイントが与えられます。
開会式の後には、総当たりの予選、7日は決勝トーナメントが行われます。
また7日と8日は、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペフェンシング選手権大会」も開かれます。
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春日神社例大祭 子ども神輿
伊那市西町の春日神社 秋の例大祭が6日行われ、子どもたちが神輿を担いで練り歩きました。
子ども神輿には、西町の小学生およそ100人が参加し、2つのコースに分かれおよそ4キロを練り歩きました。
「おーよう わーよう いやさかさっさ」という地区の繁栄を願う掛け声に合わせ元気よく神輿を担ぎあげていました。
地区住民からは、ご祝儀が入れられていました。
春日神社の例大祭は、五穀豊穣と家内安全を祈願し毎年この時期に行われています。
7日は本祭りが行われ、午前10時からは小学生が浦安の舞を奉納します。
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春富中で高校生が先生に
伊那市の春富中学校で10月から2月まで行われる放課後学習で、伊那西高校の生徒3人が、先生を務めます。
伊那西高校進学コース2年の中島萌乃さんです。
春富中学校出身で、自身も放課後学習を利用していたことから、後輩の力になりたいとボランティアで生徒の指導役を買って出ました。
春富中学校では、10月から翌年の2月まで、希望者を対象に放課後、自主学習の時間を設けています。
これまで地域住民や春富中の教諭が指導に当たっていて、今年は初めて学区内にある伊那西高校の生徒に協力を依頼しました。
中島さんと同じ2年生の吉田衣里さん、村澤彩華さんも先生として参加しています。
放課後学習は来年2月まで月曜日と金曜日に行われ、3人は金曜日を中心に指導に当たるということです。
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やまびこソフト 城南クラブが3連覇
40歳以上のやまびこソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯決勝戦が、5日に行われ、城南クラブが3連覇を果たしました。
決勝戦は、紺のユニフォーム城南クラブと白のユニフォームトレンディーOBの顔合わせとなりました。
0対0で迎えた2回の裏城南クラブは、ノーアウト1塁3塁のチャンスをつくると、パスボールで2点を先制します。
追いつきたいトレンディーOBは5回2アウト1塁から2番入江さんと3番田中さんが連続タイムリーヒットを放ち、同点に追いつきます。
試合はこのまま最終回へ。
後攻めの城南クラブは、1アウト3塁でバッターボックスには6番の酒井さん。
サヨナラタイムリーヒットで城南クラブが見事3連覇を果たしました。 -
伊那北卒業30周年で同窓会
昭和63年に伊那北高校を卒業した第40回生でつくる「悟空会」は、卒業30周年を記念した同窓会を、6日に開きました。
40回生360人のうち170人が母校に集まり同窓会を開きました。
実行委員長の小町谷良一さんは「卒業後、私たちは平成の時代を一生懸命に生きてきました。今日は久々の再会を楽しみ、あすからの力にしていきましょう」と呼びかけました。
恩師を代表して元E組担任の神林三喜雄さんは「皆さんは今、社会で中心となり責任ある立場となっています。体を大事にしてこれからも頑張ってほしい」と話していました。
記念式典では、40回生から、同窓会と学校にそれぞれ30万円が記念に贈られました。
式の最後には当時応援団だったメンバーの指揮と太鼓に合わせて、応援歌「天竜河畔」を歌いました。
40回生は昭和63年3月に伊那北高校を卒業した昭和最後の卒業生で、現在48歳か49歳になっています。
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三澤久夫さん 油彩画展
南箕輪村神子柴の元小学校の社会科教諭で画家の三澤久夫さんの退職10周年を記念した油彩画展が伊那市のかんんてんぱぱホールで開かれています。
会場には上伊那を中心に三澤さんの故郷、松本市周辺の風景などを描いた作品51点が展示されています。
三澤さんは、平成20年3月に南箕輪小学校の校長を退職しました。
展示会は退職から10年を記念して開いたものです。
三澤さんは30歳で趣味で絵を始め、46歳で日展に初入選しました。
こちらは平成29年に制作し一水会展に出品した100号の大作で、御嶽山を描いたものです。
三澤久夫さんの油彩画展は9日火曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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来年用年賀はがき到着
11月1日の発売を前に5日来年用の年賀はがきが伊那市の伊那郵便局に到着しました。
午前10時、134万8千枚の年賀はがきが伊那郵便局に到着しました。
辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市、宮田村、駒ヶ根市の一部の28局分の年賀はがきです。
局員は地域ごとに分けながら箱を積み上げていきました。
来年用の年賀はがきには、絵入や写真印刷用のほかに、干支のイノシシが印刷されたものがあります。
1日からは東京オリンピックの公式マスコットがデザインされものが、2020万枚限定で先行販売されています。
到着したはがきは明日までに各郵便局に振り分けられます。
発売は11月1日、受付は12月15日からとなっています。
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第41回伊那市民美術展
第41回伊那市民美術展が伊那市のいなっせで5日から始まりました。
美術展は地域の美術愛好家でつくる伊那市民美術会が開いたもので会員57人が出品しています。
会場には洋画や日本画、工芸などの作品が並べられています。
伊那市民美術会による美術展は9日・火曜日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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市町村長と経営者が懇談
上伊那の市町村長と長野県経営者協会上伊那支部の懇談会が4日伊那市内で開かれ、景観に配慮した統一看板の設置やキャリア教育の推進などが確認されました。
4日はおよそ50人が出席し、冒頭のみ公開で行われました。
会議では、デザインを統一した案内看板の設置推進などが確認され、出席者からは「外国人でもわかるような、ユニバーサルデザインの検討が必要だ」との意見が出されたという事です。
長野県経営者協会上伊那支部の向山孝一支部長は「この懇談会をきっかけに上伊那は産学官チームが出来ている。次世代に向けさらなる一歩をすすめていきたい」と話していました。
白鳥孝上伊那広域連合長は「リニア開業まであと9年。産学官が連携し世界をリードする地域にしていきたい」と話していました。
上伊那の企業で組織する長野県経営者協会上伊那支部は、地 域の活性化を目指して平成20年から上伊那の市町村長との懇談会を開いています。
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行者そば祭り中止に
伊那市荒井区は14日に開催を予定していた「行者そば祭り」を中止する事を4日決めました。
行者そば祭りの会場となる内の萱スポーツ公園へつながる県道です。
小黒川キャンプ場の近くにあるめつら沢から数十メートルにわたって土砂が流出し、通行止めとなっていて復旧のめどはたっていません。
行者そば祭りを主催する荒井区では4日、区の役員などが緊急の会議を開きました。
別の場所での開催を含め検討しましたが、来場者に満足するそばを提供する事が出来ない事などから、今年は中止する事を正式に決めました。
内の萱に伝わる行者そばは奈良時代に修行のためこの地を訪れた行者が住民によるもてなしの礼にそばの実を渡したのが始まりとされています。
伊那市の5週連続そば祭りの最初に行われるイベントで、毎年2000食ほどが用意され、県内外から多くの人が訪れています。
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伊那養護学校どんぐりまつり
伊那市の伊那養護学校の児童、生徒が日ごろの学習の成果を発表するどんぐりまつりが、6日まで行われています。
初日の5日は、高等部3年で生徒会長の菊池海斗さんの開会宣言でまつりが始まりました。
全校の児童、生徒229人が体育館に集まり、寸劇などのオープニングイベントが行われました。
校舎では、子ども達が夏休み明けから制作してきた作品の展示が行われています。
小学部4年いちご組はランプシェードを展示しました。
中学部2年虹組は紙粘土から手作りした花瓶や小物入れを展示しています。
どんぐりまつりの一般公開は6日午前11時半から午後1時半までで、高等部の生徒が作業学習で制作した木工製品や陶芸作品、薪の販売などが行われます。
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パリ・コレでヘアメイクを担当
南箕輪村南殿のトータルビューティーサロン「シュール」の網野裕美さんと一ノ瀬直美さんは、9月26日から1週間、フランスで行われたパリ・コレクションにヘアメークを担当するスタッフとして参加しました。
パリ・コレにメイキャップアーティストとして参加したのはシュールオーナーの網野裕美さんと、ブライダルヘアメイクを担当している一ノ瀬直美さんです。
2人は9月26日から1週間、世界4大ファッションショーのひとつパリ・コレクションでメイキャップアーティストとしてモデルのヘアメイクを担当しました。
8人のチームを組んで12のブランドのショーに出演した100人のモデルを担当しました。
ショーでは、洋服のイメージを尊重しつつモデルの個性が際立つよう、肌の艶感や色使いなどを工夫したという事です。
網野さんはパリでの経験を地域に還元していきたいと話していました。
網野さんは2014年から4回ニューヨークコレクションでヘアメイクを担当していて、パリは今回で2回目になります。
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箕輪町長寿クラブ連合会が寄付
箕輪町長寿クラブ連合会は、平成30年7月豪雨の被災地に、義援金1万3千円を贈りました。
1日は、長寿クラブ連合会会長の加藤壽一郎さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金1万3千円を手渡しました。
連合会には、町内16の長寿クラブのおよそ1,300人が加盟しています。
今回、連合会の運営費の一部を豪雨災害の被災地に贈ります。
義援金は、町を通じて日本赤十字社長野県支部に送金されます。 -
伊澤修二合唱団 学生指揮者と練習
10月27日(土)の伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学のオーケストラと共演する市民合唱団の練習が3日夜行われました。
3日夜は、本番を行う伊那文化会館の大ホールで練習が行われ150人の市民合唱団が参加しました。
当日、市民合唱団と芸大オーケストラの共演で指揮をする東京芸術大学音楽学部指揮科4年生の平塚 太一さんが訪れ、指導を行いました。
共演する曲は、ハイドンのオラトリオ「四季」より第2曲「来よ春」です。
ドイツ語の曲で、平塚さんは、発音から確認していました。
伊澤修二記念音楽祭は、高遠町出身の伊澤修二が東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で旧高遠町時代に始まった音楽祭で、今年で32回目です。
有志で作る市民合唱団と毎年共演しています。
合唱団は、9月12日から毎週水曜日に練習を重ねていて、学生指揮者と合わせるのはこの日が最初で最後となります。
平塚さんは、「ヨーロッパの厳しい冬から一気に草花が咲き誇る春に移り変わる。人々の春を恋しく待つ心を歌ってほしい」と呼びかけていました。
伊澤修二記念音楽祭は、27日(土)に行われます。
第1部は、高遠町文化体育館で行われ、高遠町内の小中高校生の発表と芸大のアンサンブルの演奏があります。入場は無料です。
第2部は伊那文化会館で行われ、昨夜練習したハイドンの「来よ春」のほかムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」などが演奏されます。入場料は一般500円です。
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安全運転サポート体験会
安全運転サポート機能がついた車を使った交通安全体験会が4日、伊那市役所で開かれました。
長野ダイハツ販売株式会社が用意した安全運転サポート機能がついた車両です。
ブレーキとアクセルを踏み間違えた時に発進を抑制するものと、人や物にぶつかりそうになった時に自動でブレーキが働く機能がついたものの2台が用意されました。
この日の体験会では時速15キロ程で走行し、物や人を感知すると自動で車が止まりました。
長野ダイハツ販売と長野県警が提携して県内各地で試乗体験会を開いていて、上伊那では今回が初めてです。
体験会には、伊那市交通安全協会の各地区の代表ら20人ほどが参加しました。
伊那署では「体験したことをそれぞれの地区に持ち帰って住民に伝えてもらい、1つでも事故を減らしてもらいたい」と話していました。 -
有賀殿夫さん初の日本画展
南箕輪村南殿の有賀殿夫さんの画業40周年を記念した日本画の展示会が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、有賀さんの作品およそ40点が並んでいます。
現在85歳の有賀さんは、日本画を描き始めて40年になります。
幼い頃から絵を描くのが好きで、中学生の頃は水彩画を描いていたということです。
10代から20代は油絵を中心に作品を描いていて、30代から本格的に日本画を始めました。
30代後半になると、明治時代から開かれている日本画の展示会「院展」で初めて入選しました。 -
信州みのわ体験フェア
都心で暮らす人たちに箕輪町をPRするイベント「ほどほどの田舎暮らし 信州みのわ体験フェア」が9月29日、東京都豊島区の商業施設で行われました。
東京都豊島区にある商業施設の各フロアで町をPRする様々な催しが行われました。
箕輪町産の果物や野菜、農産物加工品などが販売され、訪れた人たちが買い求めていました。
町の観光地や特産品をPRする「みのわファンクラブ」への申し込みもこの日から始まりました。
クラブに入った箕輪町以外の人は町内の協力店舗で割引などのサービスが受けられる特典があり、この日はおよそ20人が加入したということです。
このイベントは、箕輪町を知ってもらい移住定住と交流人口の拡大につなげようと、町と防災協定を結んでいる東京都豊島区で行われました。
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ソースかつどんでスタンプラリー
伊那ソースかつどん会は、10月10日のソースかつどんの日から食事券をプレゼントするスタンプラリーを開催します。
3日、伊那ソースかつどん会の北原英之会長が概要を説明しました。
スタンプラリーは10月10日のソースかつどんの日から実施されます。
伊那ソースかつどん会の加盟店7店舗のスタンプを集めると500円分、13店舗集めると千円分の食事券として使えます。
加盟店と消費者が一体となって伊那のソースかつ丼を盛り上げるきっかけにしていこうと企画されました。
ソースかつどんの日は平成18年の権兵衛トンネル開通をきっかけに、より多くの人にPRしようと始まったもので今年で13回目になります。
去年までは値引きサービスを行ってきましたが加盟店によって値引き額にばらつきがあったという事で、全ての店で同じ取り組みができるよう、今年はスタンプラリーを行う事にしました。
台紙は5千部作られ、イベント参加店に置かれます。
スタンプラリーは10月10日から12月末まで実施されます。
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地蜂の巣 今年の出来は…
クロスズメバチ、通称「地蜂」の巣の重さを競う「地蜂の巣コンテスト」が、10月28日に伊那市西箕輪で開かれます。
不安定な気候の影響でここ数年は軽めの巣が多くなっていますが、今年の出来はどうでしょうか。
伊那市地蜂愛好会の有賀幸雄会長が働く会社の裏には2つの巣箱が置かれ、次から次へと地蜂が通っています。
エサとなる鳥のレバーや砂糖の入った水の周りには多くの地蜂が集まっています。
有賀さんは「今年は蜂の通いも盛況で期待できる」と話します。
今年の春は暖かくなるのが早かったことから、例年に比べて2週間ほど早く巣作りが始まったということです。
巣作りの期間が長くなった分、大きさは期待できると有賀さんは話します。
今年は真夏日が多かったことから、暑さを凌ぐことができるかが課題でした。
この道60年の有賀さんは、巣箱の4分の3を地中に埋めて、暑さを凌ぐことができる環境を作りました。
去年の地蜂の巣コンテストの優勝は3.5キロでしたが、今年は大きいものが出来そうだと有賀さんは話します。
有賀さんは「周り(の愛好家)を見ても良い巣が出来ている。5キロぐらいになってほしいと期待している」と話していました。
地蜂の巣コンテストは10月28日(日)の午前9時から伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで開かれます。 -
まっくんボールを貸し出し
南箕輪村は、地域活性化のために製作したフラッグフットボール用の「まっくんボール」を、小学校の授業で使ってもらおうと無料貸し出しを始めました。
フラッグフットボールの授業で使ってもらおうと、ボール8個、フラッグ40枚、教諭用・児童用のガイドブックなどがセットになっています。
授業で南箕輪村の場所などを説明してもらうのが無料貸し出しの条件となっています。
全部で11セット用意されていて、すでに東京・神奈川・静岡から4件の申し込みが来ているということです。
南箕輪村を知ってもらうきっかけになればと始めたものです。
企画した地域おこし協力隊の藤城栄文さんは「まずは子どもたちに南箕輪村を知ってもらうきっかけになってほしい。将来移住や定住を考えたときに南箕輪村のことを思い出してもらうようなつながりができればうれしい」と話していました。
貸し出しは全国すべての小学校が対象で、南箕輪村のウェブサイトから申し込むことができます。 -
水墨画と漆工芸の作品並ぶ
南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で、水墨画と漆工芸の作品展が開かれています。
伊那市荒井の手塚瑞翔(ずいしょう)さんの水墨画と、塩尻市木曽の宮原正志さんの漆工芸、およそ40点が並んでいます。
このうち手塚さんは、趣味のスポーツ観戦で感動したシーンを墨で表現した作品などを展示しています。
作品展は10月いっぱい、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 -
志扇流創立25周年発表会
伊那市富県の志扇寿光さんが家元を務める日本舞踊「志扇流」の創立25周年を記念した発表会が23日、いなっせで開かれました。
発表会では53のプログラムが行われ、生徒や講師が扇子や番傘などの小道具を使って踊りを披露しました。
家元の志扇寿光さんは、およそ45年前に日本舞踊の指導を始め、現在も高校生から98歳までを指導しています。
寿光さんの元で学んだ弟子たちは、上伊那を中心に飯田市から諏訪市までの教室で指導にあたっているということです。
これまでに、デイサービスセンターや地域の祭りなどで踊りを披露してきました。
志扇寿光さんは「ここまで続けてこられたのは、支えてくれた生徒や家族のおかげです。これからも弟子と共に志扇流の踊りを広めていきたい」と話していました。 -
しんわの丘秋のバラ祭り6日から
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、6日から秋のバラ祭りが行われます。
園内は初夏とはひと味違った落ち着いた雰囲気となっています。
遠くは中央アルプス、眼下には高遠町の街並みを望む、
しんわの丘ローズガーデンは高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が地域貢献事業として平成16年に整備しました。
祭りは、秋のバラを楽しんでもらおうと毎年この時期におこなわれていて今年で8回目となります。
秋のバラは、小ぶりながら花本来の色がでるのが特徴で鮮やかな色合いを楽しめるということです。
バラ園は、伊那市振興公社が管理していて、2日は職員が咲き終わった花を摘み取っていました。
伊那市振興公社では、この時期に花が揃って咲くよう剪定してきたということですが、秋に入ってからの日照不足の影響で例年と比べ10日ほど咲きそろいが遅いということです。
園内には260種類1800本のバラが植えられていて、現在は年間を通して咲く四季咲きのものを楽しむことができます。
秋のバラ祭りは、6日から8日までで、期間中はバラの育て方の無料相談や豚汁の無料サービスなどが計画されています。
秋のバラは今月いっぱい楽しめるということです。