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西箕輪が里山整備利用地域に
伊那市西箕輪を含む上伊那地域の4地域が、今年度から始まった第3期長野県森林づくり県民税の「里山整備利用地域」に県内で初めて認定されました。
第3期の森林税を活用した「里山整備利用地域」に認定された伊那市西箕輪は、地域住民39人でつくる西箕輪薪の会が主体となり間伐材を薪として利用する取り組みを行っています。
西箕輪公民館に設置されているストーブ用の薪の供給を行っていて、認定を受ける事で、薪の生産のほか里山観光や教育などを目的とする森林整備に対して、申請すると森林税を活用した補助金を受ける事ができます。
認定の対象地域は西箕輪地区全域の森林で面積は1,217haです。
上伊那では、このほか、南箕輪村の大泉所山など西箕輪を含め4か所が認定されました。
第3期の長野県森林づくり県民税では、補助対象を間伐以外の活動にも広げ、認定に必要な対象面積を30haから5haに引き下げるなど住民による里山の活用と整備の推進を図っています。
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台風20号24日未明最接近
台風20号は24日未明から明け方にかけて上伊那に最接近する見込みです。気象台では大雨による土砂災害や、やや強い風に注意を呼び掛けています。
伊那市西箕輪羽広の果樹農家、重盛正さんは台風の接近を前にりんご畑に防風ネットをはる作業を行っていました。
長野地方気象台によりますと24日正午までの降水量は南部の山沿いなどを中心に多いところで150ミリ、最大風速は13メートルと予想しています。
気象台では土砂災害や河川の増水、強風による果樹の落果などに注意するよう呼びかけています。
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500円そばパーティー
伊那市西春近の住民有志でつくる「城そば打ち倶楽部」は、500円でそばを楽しむそばパーティーを18日、地域の会所「なごみ館」で初めて開きました。
この日は、地域住民などおよそ50人余りが会場を訪れ打ちたてのそばを味わっていました。
地元産のそば粉10キロを使い、およそ100食分を用意しました。
台所ではメンバーがそばを茹で出来立てをテーブルへと運んでいました。
訪れた人は「お店に負けない味だ」「知っている人が打つと、美味しさも増すようだ」など話していました。
城そば打ち倶楽部は、集落内の会所「なごみ館」の利用を増やし、地域の繋がりを作っていこうと3年前に発足しました。
これまでは、収穫祭など地区の行事でそばを振る舞っていましたが、メンバーの腕前を見てもらおうと、この日は初めて倶楽部主催のイベントを開催しました。
倶楽部では毎月第3土曜日に、なごみ館で講習会を開いています。 -
伊那産シードル26日解禁
伊那市内の飲食店店主らで作る「アスタルシードルクラブ」は、上伊那産のリンゴで作った2017年産のシードルの販売を26日からはじめます。
13日は伊那市の酒文化いたやでメンバーがボトルにラベルをかけるなど出荷作業を行いました。
出荷するのは、24品種のリンゴをブレンドしたものとりんごの「ふじ」だけを使ったものの2種類です。
作業がひと段落するとそれぞれ1本づつ開け出来を確めていました。
アスタルシードルクラブは、地元のりんご農家の支援に繋げようと4年前に発足しシードル作りに取り組んでいます。
ブレンドするリンゴは年々品種を増やしていて、2017年産は前の年より4種類多い24品種を使いました。
香りが華やかでコクのある味わいに仕上がったという事です。
今年は、およそ2000本の出荷を予定していて、26日から上伊那を中心に伊那谷の33の飲食店で提供され、伊那市の「酒文化いたや」では24ブレンドが1944円、シングルのふじが1728円で販売されます。
アスタルでは、解禁日の26日午後4時からシードルと料理を楽しむイベント「シードルヌーヴォー」を伊那市のセントラルパークで開催する予定です。 -
保育園年長園児作品展
伊那市内の年長園児の作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
展示しているのは、美篶保育園と新山保育園の年長園児が描いた作品あわせて50点です。
信州高遠美術館では、地域にある美術館に足を運んでもらおうと市内の保育園持ち回りで去年から作品展を開いています。
美篶保育園の園児は、先月19日に伊那市長谷で川遊びをした思い出を描きました。
タイヤチューブを使って遊んだ様子などが描かれています。
新山保育園の園児は、水玉をテーマに描きました。
色画用紙2枚を使い、水彩絵の具で自由に水玉模様を描いたということです。
年長園児作品展は、来月2日まで、信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
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梨「幸水」の出荷はじまる
箕輪町松島の果樹農家、唐澤美喜男さんの畑では、ナシの「幸水」の収穫がはじまっています。
今年は春先の気温が高く花が早く咲いたため収穫が一週間早まりました。
唐澤さんは、およそ30アールの畑で、幸水を栽培していて、この道、40年以上のベテランです。
収穫作業は、例年より1週間ほど早く22日からはじまり、家族らが大きさや色を見て、良いものを収穫していました。
今年は、春先の気温が高く花が早く咲いたため、収穫も早まったということです。
猛暑がつづき雨が少なかったため小玉傾向だということです。
収穫作業は、来月の初めころまで行われます。
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南箕輪中学校2学期始業式
南箕輪村の南箕輪中学校で、2学期の始業式が22日に行われました。
始業式では、各学年の代表生徒が2学期の抱負を発表しました。
3年の山口裕之介君は「受験勉強を頑張る、信頼を得る、人の話をきく、友達を助けられる人になる。この4つを目標に頑張りたい」と話しました。
戸谷省吾校長が挨拶し、続いて学校目標に制定されている第2校歌を職員が歌いました。
戸谷校長は「2学期も1歩ずつ前に向かって歩んでいきましょう」と話しました。
南箕輪中学校の夏休みは、7月21日から8月21日までの32日間でした。
夏休み中は、陸上部や女子バレーボール部が北信越大会や全国大会に出場するなど、運動部の活躍が目立ったということです。
2学期は、12月26日までの85日間です。 -
真夏日 熱中症に十分注意を
22日の伊那地域は晴れ間が広がり、日中の最高気温は午後2時41分に34.1度を記録し真夏日となりました。
22日の県内は、高気圧に覆われ晴れ間が広がり暑い1日となりました。
伊那地域では午後2時41分に34.1度を記録し、真夏日となりました。
気象台では県内に高温注意情報を発表し、熱中症に十分注意するよう呼び掛けています。
小まめに水分や塩分を取ること、適切に冷房を使用することなどを呼び掛けています。
一方、台風20号の影響で、23日は所により雨が降る予想で、金曜日にかけては大雨になる恐れがあります。
気象台では、今後の台風の進路にも注意するよう呼び掛けています。 -
グラスアート展 8月28日まで
誰でも簡単にできるステンドグラス風の作品「グラスアート」の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリー「なごみの樹」で開かれています。
駒ヶ根市在住で、伊那市でグラスアート教室を開いている下島育子さんとその生徒の作品、およそ20点が並んでいます。
グラスアートは、カラーフィルムとリード線を貼り合わせて作るため誰でも簡単にステンドグラス風の作品を作ることができます。
展示は8月28日まで、南箕輪村のなごみの樹で開かれています。 -
歩撮スタラリー 9月29日開催
伊那市東春近田原地区全体をフィールドに、自然や歴史・文化などのチェックポイントで写真を撮りながら地区内を巡る「歩撮スタラリー(ほとすたらりー)」が9月29日に開催されます。
20日は田原公民館で、イベントを企画した伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
3時間の制限の中、3人ほどのチームで地区内に設けられたチェックポイントを探し、その場所の写真を撮って帰ります。
ポイントごとに点数が決められていて、その点数の合計で順位を競います。
上位入賞者には地元産の米やりんごジュース・シードルなどが贈られます。
どろんこサッカーや野菜作り体験など、これまで田原でイベントを開いてきた青年部が、豊かな自然や歴史・文化を感じてもらおうと企画しました。
伊那商工会議所青年部商工業委員会の川口宗一委員長は「田原の自然や文化を肌で感じてもらい、地元にこんなところがあったんだ、ということを子どもから大人まで多くの人に感じてもらいたい」と話していました。
酒井実区長は「イベントを通じて田舎の良さを知ってもらい、希望としては移住してくれる人が出てくれればうれしいです」と話していました。
歩撮スタラリーは来月29日に行われる予定で、事前の申し込みが必要です。申し込みの締め切りは来月14日までとなっています。
詳しくは伊那商工会議所青年部 電話0265-72-7000 までお問い合わせください。 -
夏休み終わり2学期スタート
伊那市の富県小学校では夏休みが終わり、21日から2学期がスタートしました。
5年生のクラスでは、夏休み中の思い出を発表していました。
富県小学校の夏休みは、先月26日から20日までの26日間でした。
全校集会では学年ごと代表児童が2学期の目標を発表しました。
6年生の池田海斗くんは「2学期は運動会があるので、観客の人たちが感動する運動会にしたい」と話していました。
また、伊那ビデオクラブの吉澤豊さんが制作した富県小の校歌のビデオが初めて子ども達に披露され、映像に合わせて校歌を歌いました。
青木裕美恵(ゆみえ)校長は「2学期は勇気を持ってチャレンジすること、友達同士名前で呼び合って、仲の良い学校を目指しましょう」と呼びかけていました。
富県小学校の2学期の登校日は12月26日までの86日間となっています。 -
りんご農家 伊藤さん講演
新規就農者などを対象にしたセミナーが21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、高遠町や箕輪町などでりんごを栽培している信州のりんご与古美代表の伊藤剛史さんが講演しました。
伊藤さんは、高遠町で果樹農家の長男として生まれ、大学卒業後は会計事務所で働き、5年前に新規就農しました。
幼い頃から祖父と父が果樹農家として働く姿を見て育ち、りんごを育てたいと思うようになったということです。
結婚を機に南箕輪村に移住し、現在は高遠町・箕輪町・南箕輪村の3か所でりんごを栽培しています。
毎年3,000本の苗を作って土地を探し植えていることや、今後の目標を話しました。
セミナーは、持続可能な地域営農体制の構築と発展を実現させようと、新規就農者や認定農業者などを対象にJA上伊那が開いたもので、およそ130人が出席しました。 -
新型のタクシー車両導入
伊那市坂下に本社がある伊那タクシー株式会社は、LPガスとガソリンのハイブリッド新型タクシー車両を導入しました。
こちらが、今回導入された新型のタクシー車両です。
ツーボックスタイプの5人乗りで、後部はスライドドアになっています。
車内は広く、衝突回避自動ブレーキや誤発進回避装置などの安全装備が充実しています。
車いす利用者は、車いすに乗ったまま乗車することができます。
自動車メーカーTOYOTAがタクシー専用に新たに開発した車両で、上伊那では初めての導入となります。
伊那タクシーでは、新型車両を年内にあと2台追加する予定で、現在ある1台は22日から運転を行うということです。
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業況判断指数-11.7
アルプス中央信用金庫がまとめた中小企業景気レポートによりま
すと今年4月から6月までの業況判断指数はマイナス11.7で1年ぶりにマイナスに転じました。
中小企業景気レポートはあるしんと取り引きのある企業202社を対象に行っている景気に関するアンケート調査です。
今期の業況は良かったとする企業が19.7%、悪かったとする企業は31.4%で業況判断指数は前期を17.7ポイント下回るマイナス11.7でした。
去年9月期にプラス転換してから2期連続上向き傾向から一転し
前期は好調感が後退し今期は1年ぶりのマイナスとなりました。
要因についてあるしんでは原材料価格の上昇により上伊那地域、主力産業の製造業が落ち込んだことなどを挙げていて来期の見通しについては今期同様悪化を予想しています。
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ブロック塀撤去に補助 9月中旬から
ブロック塀の撤去にかかる費用の補助を検討している伊那市は、制度の運用を早ければ9月中旬から始めます。
20日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要について説明しました。
塀の撤去にかかる費用のうち、2分の1を補助するもので、10万円を上限としています。
財源については、9月議会に補正予算案として300万円を計上します。
市では、撤去にかかる費用は概算で1メートル1万円から1万6千円とみていて、600メートル分ほどを想定しているということです。
9月議会で補正予算案が承認され次第制度の運用を開始するとしています。
他に、9月議会では、高遠町総合支所の機能を高遠町保健センターに移すための条例改正案を提出します。
保健センターは現在改修工事中で、11月26日から業務を開始します。
また、会見で白鳥市長は市の昨年度の財政指標について、将来払わなければならない負債の比率を示す将来負担比率が去年に続き数値なしとなるなど「改善がさらに進んだ」と話しました。
会計別決算額については、一般会計で11億円の黒字となった他、6つの特別会計全てで黒字、または過不足なしだということです。 -
長野県ゆかりの若手作家3人が個展
長野県にゆかりのある若手作家の個展、トライアルギャラリー2018が17日から伊那文化会館ではじまりました。
個展には長野県ゆかりの若手作家3人が出品しています。
福岡県出身で駒ケ根市在住の
寺井茉莉子さんは「日をめくる音」をテーマに油彩画22点を出品しています。
色彩豊かな半具象画で日々目にとまるものを描いているということです。
100号の大作「夏の庭」は2か月ほどかけて描いた作品で人物を中心に夏の雰囲気を表しているということです。
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箕輪町民野球大会 お盆恒例行事
お盆期間中の14日、箕輪町の恒例行事町民野球大会が三日町の番場原運動場で開かれました。
大会には、今年初めて参加する2チームを含む18チーム271人が参加しました。
昭和30年から始まったこの大会は、健康増進や交流の促進を目的に毎年開かれていて、今年で64回を数えます。
年に1回のこの大会のためにユニフォームを揃えるチームもあるということで、野球好きの町民にとってはお盆の恒例行事の1つとなっています。
大会は、トーナメント方式で開かれ、準決勝まで進んだ4チームは互いにレベルの高いプレーを見せていました。
大会の結果、20代から40代の仕事仲間でつくるチーム「蒼天」が2連覇を果たしました。 -
豪雨災害被災地へボランティア募集
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、平成30年7月豪雨で浸水などの被害を受けた家屋の片付けを手伝うボランティアを募集しています。
活動先は、広島県三原市です。
マイクロバス2台で26日の夜に伊那市を出発し、27日に片付けを手伝い、28日に戻る日程です。
7月豪雨により、三原市は死者8人、住宅の全壊・半壊・一部損壊146件、床上・床下浸水2,616件の被害が発生しています。
現在も、泥出しや壊れた家具の搬出が終わっていない家もあるということで、現地ではそれらの作業を手伝います。
宿泊費や保険料などで8,500円の負担が必要です。
年齢は不問で定員は20人、募集締め切りは22日水曜日となっています。
申し込み方法など詳しくは、各市町村の社会福祉協議会にお問い合わせください。 -
中曽根の納涼祭でイカ焼き
箕輪町中曽根の納涼祭が15日に公民館で行われ、名物のイカの姿焼きが無料で振る舞われました。
中曽根の納涼祭は毎年8月15日に行われていて、区民が焼きそばやかき氷、ジュースなどを無料で提供します。
中曽根出身で、現在は愛知県に住んでいる白鳥政人さんは、4年前から納涼祭に合わせて帰省し、イカの姿焼きを無料で振る舞っています。
白鳥さんはえびせんべいなどを製造する会社に勤めていて、納涼祭で振る舞うイカも同じ味付けになっているということです。
今年は160人分が用意され、訪れた人たちが味わっていました。
この他、焼きそばや綿あめなどもあり、子どもから大人まで多くの人が訪れ賑わっていました。 -
箕輪町長寿者訪問
今年88歳以上の高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が20日から始まりました。
20日は、白鳥政徳町長が箕輪町沢の中澤ちづるさん宅を訪れ祝いの品を手渡しました。
中澤さんは、昭和3年10月生まれの89歳で息子夫婦と3人暮らしです。
中澤さんは、友人と出かけることが楽しみの一つだと話します。
白鳥町長は「これからも健康に気をつけてお元気で」と呼び掛けていました。
箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は今月1日現在820人いて、去年より27人多いということです。
最高齢者は、男性が99歳、女性が103歳です。
箕輪町では、年内に88歳、90歳、95歳、100歳以上になる高齢者52人に祝いの品を渡す予定です。
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邦楽子どものつどい
伊那三曲協会による邦楽子どものつどいが伊那市のいなっせで19日、開かれ子どもたちが日ごろの練習の成果を発表しました。
上伊那で箏などを習っている小学4年生から高校3年生まで11人が演奏しました。
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切り絵作家・浦野さん作品展
伊那市在住で元小学校教諭の浦野栄一さんの切り絵展「ふるさとの笑顔」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、子ども達の笑顔をテーマにした作品40点程が展示されています。
浦野さんは、辰野西小学校の校長や伊那小学校の教頭を勤め今年3月に定年退職しました。
切り絵は教員になりたての頃に授業で必要となり、独学で始めたという事です。
作品作りでは、直線や曲線が綺麗に出せるよう心がけ、題材は学校や地域での子ども達の様子をテーマにしています。
浦野さんは「見た人が子ど達の頑張っている姿を感じてもらい子供だった頃を思い出すきっかけにしてもらたい。」と話していました。
浦野栄一さんの切り絵展「ふるさとの笑顔」は26日までです -
東大生企画 キャリア教育実践
2013年に東京大学の学生が企画したキャリア教育プログラム「ク「Queque(クエクエ)」を使った講座「伊那谷サマースクール2018inみのわ」が19日箕輪町の木下公民館で開催されました。
講座には赤穂高校の1年生3人が参加し、プログラムを作った東大出身の丸谷華織さんや永野あきほさんらが進行を行いました。
Quequeは高校生を対象にしたワークショップ形式のキャリア教育プログラムです。
自分と向き合いやりたい事を常に考える機会を持ってもらおうと作られました。
先輩の話を聞き視野を広げ、これまでの歩みや経験から自分と向き合い、将来に向けたプランを考える内容となっています。
高校生は、スタッフとして参加した大学生の進路を決定した経過など質問していました。
講座を後援した箕輪町では、高校生や大学生のキャリア教育のサポート体制について検討していきたいとしています。
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BEER FES初開催
ビアガーデンの雰囲気を楽しむイベント「BEER FES in MINOWA」が18日・19日の2日間JA上伊那箕輪町支所駐車場で開かれました。
このイベントは、町内の飲食店店主らでつくる「みのわACTIVITY協会」が中心市街地の活性化につなげようと初めて企画しました。
会場では生ビールが1杯500円で販売され、町内の飲食店がブースを出し料理を提供しました。
友人同士や家族連れなどで訪れた人たちがビアガーデンの雰囲気を楽しんでいました。
みのわACTIVITY協会では、今後も日本酒を楽しむ催しなど季節ごとにイベントを開催し、地域の活性化につなげていきたいとしています。
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パッチワークキルト展19日から
南箕輪村北殿の伊東栄子さんのパッチワークキルト展が、あすから伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
作品を展示しているのは、パッチワーク歴38年の伊東栄子さんです。
会場にはタペストリーや小物など100点が展示されています。
伊東さんは「布の配色を楽しんでほしい」と話していました。
パッチワークキルト展は、19日から26日まで、伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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伊那市議会と市民の意見交換会
伊那市議会が政策提言につなげるため市民の意見をきく意見交換会が17日、高遠町総合福祉センターやますそで開かれました。
意見交換会には、市議会の全議員21人と、高遠町と長谷を中心に31人の住民が参加し、3つの分科会で意見を交わしました。
「伊那市の公共交通を考える」がテーマの分科会では、路線バスと買い物弱者などについて意見を交わしました。
市民からは「中山間地では月に1回程度、買い物便として、スーパーなどへ行くバスがあるとよいのではないか」「高遠や長谷から伊那市街地へ行くには往復で千円以上かかる。市内一律の料金で乗車できるよう研究を進めてほしい」などの意見が出ていました。
意見交換会は、伊那市議会が、市民に開かれた議会を目指し開いているもので、今年で4年目です。
議会ではこの日出た意見を元に、伊那市へ政策提言していくとしています。
意見交換会は今後、20日に伊那公民館で、22日に伊那市防災コミュニティセンターで開かれます。
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老松場古墳群で発掘体験
関西大学と伊那市教育委員会が調査を進めている伊那市東春近の老松場古墳群で、子どもを対象にした発掘体験が18日行われました。
伊那市内の小学生21人が参加し、関西大学文学部考古学研究室の学生や教授らと発掘調査を体験しました。
幅1m、長さ4m50センチの区画の中をスコップで堀りました。
関西大学と市教委では去年から3年計画で老松場古墳群の調査を行っていて、1号墳は南信最古の前方後円墳の可能性があることがわかりました。
今年は6日から古墳の規模や形の調査をしていて、1号墳では古墳の表面に石を敷き詰める「葺石」の装飾が施されていることがわかりました。
子どもたちはその葺石を発掘していました。
伊那市教育委員会では、体験を通して子どもたちに地域の歴史に興味をもってほしいとしています。
今年度の現地調査は9月6日まで行われるということです。
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手良で早くも稲刈り始まる
18日の伊那地域の最高気温は午後5時現在28.7度の夏日で、一時の猛暑はおちつきましたがまだまだ暑い日が続いています。
そんな中、伊那市手良の田んぼでは早くも稲刈りが始まりました。
稲刈りが行われているのは、伊那市手良の田んぼです。
コンバインに乗っているのは株式会社中坪ノーサンの登内美穂社長です。
刈っているのは、味が良くコシヒカリより倒れづらいという早生種の「五百川」です。
作業の分散化を図るため今年から試験的に導入しました。
中坪ノーサンでは手良の30ヘクタールの田んぼで米を栽培していて、毎年ほかの農家より早く稲刈りを始めます。
JA上伊那によりますと、猛暑と少雨の影響で今年の米の出穂日は例年より5日ほど早かったということです。
中坪ノーサンでは、今月末からコシヒカリの稲刈りを始める予定で、10月末までにおよそ30ヘクタールを刈るということです。
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第2回いなっせ演劇フェス
上伊那のアマチュア劇団が出演する「第2回いなっせ演劇フェス」が11日と12日の2日間、伊那市のいなっせで行われました。
今年はホールのほかに2階の展示ギャラリーなども公演会場になりました。
小劇場のような雰囲気の中で間近に芝居を楽しむ事ができます。
上伊那で活動している劇団を中心に6団体が2日間で10公演を行いました。
このうち、伊那市や駒ヶ根市を中心とした団員でつくる「咲花座(さきはなざ)」は、明治150年を記念したオリジナル作品「明日
を記す」を上演しました。
江戸末期、高遠藩が設立した藩校、進徳館を舞台に当時の教育の必要性を訴えた人たちの奮闘を表現しました。
実行委員会では「普段演劇を見ない人にも気軽に足を運んでもらい地域内の文化の振興に繋がればうれしい」と話していました。
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おさんやり お舟の巡航中止に
箕輪町南小河内区に伝わる伝統行事で町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日、行われました。
悪天候のため、お舟の巡航は中止となりました。
カラマツやナラなどで造られたお舟を担いで区内を練り歩く巡航は午後3時過ぎに悪天候のため中止となりました。
関係者によりますと、巡行が中止になるのは、ここ数十年では珍しいということです。
おさんやりは、区内を流れる用水路「大堰」が天竜川と逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうとおよそ200年ほど前から始まったとされています。
お舟壊しも時間を早めて行われました。
ナラの木を立てて、その周りをお舟が3周します。
その後、左右に大きく揺らしながら壊していきます。
壊したお舟の木片は、玄関に飾ると厄除けになると言われています。
集まった人たちは、雨が降る中、目当てのお舟のかけらを求めて拾い集