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伊那市在住8人の画家「漸進展」
伊那市在住の画家による展示会 第16回「漸進展」が、いなっせでひらかれています。
会場には、中央の展覧会などで活躍する作家、8人の作品17点が展示されています。
この展示会は、いなっせビルが完成したときに、ギャラリーのこけら落としとして開催したことをきっかけに毎年、この時期に開いています。
出品している8人は、それぞれ所属する団体が異なるため、画風も全く異なるということです。
実行委員会では、「それぞれの作家の個性を楽しんでもらいたい」と話していました。
この漸進展は、8日(火)まで、伊那市のいなっせで開かれています。
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伊那市仕事始め式
4日は、ほとんどの官公庁で仕事始め式が行われました。伊那市役所でも、職員が気持ちを新たにしました。
仕事始め式で、白鳥孝市長は、「地方創生で成功するためにはエネルギーを自活できる都市になる必要がある。人口・お金・情報が大都市に吸収される流れを伊那から断ち切りたい。貪欲に施策をすすめてもらいたい」と訓示しました。式には職員600人のうち300人ほどが出席しました。
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二年参り 参拝者で賑わう
年が変わる31日の夜から1日未明にかけて、伊那市内の神社や寺院は二年参りをする人で賑わいました。
このうち、伊那市富県の県道209号沿いにある宮の花八幡社には、貝沼、桜井、北林常会の住民らが二年参りに訪れていました。
「家内安全」や「学業成就」など、それぞれ願いを込めて手を合わせていました。
参拝を済ませた人達は、お神酒や甘酒を味わった他、熊手や破魔矢などを買い求めていました。
宮の花八幡社氏子総代会では、「今年も穏やかな1年になってほしい」と話していました。
なお、この日は例年並みの100人ほどが訪れたということです。 -
年末年始火災相次ぐ
12月30日から1月5日午後3時までに上伊那では6件の火災が相次いで発生しています。
伊那警察署によりますと1日午前1時30分頃、伊那市手良沢岡の登内重雄さん(77)宅で火事がありました。
火はおよそ4時間後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅およそ200平方メートルを全焼しました。
現場からは1人の遺体が見つかっていて、今日現在家を所有する登内さんと連絡が取れていないということです。
伊那署では、遺体の身元や火事の原因について調べを進めています。
また、5日午後2時5分頃、伊那市美原の伊那中央清掃センターで火事がありました。
上伊那広域連合によりますと火災報知器が作動したため職員が火を確認し消防に通報したということです。
伊那中央清掃センターは5日、稼働していなかったということです。
伊那署では、燃焼室ゴミピットから出火したものとして捜査を進めています。
12月31日には、伊那市西町のカラオケ居酒屋志ぶ柿で建物内の一部を焼く火事がありました。
1月2日には、南箕輪村南殿の目黒保子さん宅で木造一部二階建て住宅内の仏壇などを焼く火事がありました。
12月30日には伊那市御園で下草を焼く火事が、1月4日には辰野町で住宅などを全焼する火事がありました。
手良以外の5件の火事でけが人はいませんでした。
上伊那広域消防本部によりますと、12月30日から5日午後3時までに、管内で6件の火災が発生しているということです。
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御園区「年の初め」
伊那市御園で、1日、子どもたちが提灯を持って区内を練り歩く伝統行事「年の初め」が行われました。
年の初めには御園の児童36人が参加し、松や竹、しめ縄が飾り付けられたリヤカーを引きながら、提灯を持って区内を歩きました。
勉強や習い事の上達など、子どもたちの願いが叶うようにと行われるもので100年以上前に始まったということです。
区内の白山神社につくと、全員でお参りをしました。
暗くなると提灯に火が灯され、およそ2時間かけて区内を一周したということです。
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萱野高原で初日の出
元旦には、箕輪町の萱野高原で、地域住民が初日の出を見るイベントが開かれました。
午前7時20分頃、山から太陽が顔を出しました。
訪れた人たちは、写真を撮ったり、手を合わせていました。
このイベントは、福与の住民有志でつくる萱野高原で初日の出を見る会が毎年開いているものです。
イベントにはおよそ100人が集まり、全員で万歳をして新年を祝っていました。
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高校生が書き初めパフォーマンス
新年を迎え、伊那市の伊那北高校書道部の生徒は5日、「おめでとう」の文字を織り交ぜた書を書きました。
5日南箕輪村のこども館で書き初めパフォーマンスを披露したのは、伊那北高校書道部の1,2年生9人です。
音楽にのせて、縦2メートル、横3メートル60センチの紙に作品をしたためました。
「おめでとう」の文字を織り交ぜた新年のメッセージで、去年11月頃からこの日のために練習を重ねてきたということです。
パフォーマンスの後は、高校生が講師となり、冬休み中の小学生に書き初めのコツを指導しました。
高校生は「体全体を使って筆を動かすとはらいやはねがきれいに書けます」と指導していました。
このイベントは、様々な世代の子どもが交流できる場にしようとこども館が初めて企画したもので、小学生は伊那市と南箕輪村から24人が参加しました。
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高校生が巫女に
伊那市東春近の春近神社では、正月の三が日に高校生が巫女を務めました。
2日に巫女を務めたのは、伊那市在住で赤穂高校3年の飯島千佳さんと北澤朱李さんです。
神社には、家族づれや受験を控えた学生らが参拝に訪れていました。
春近神社の社名が春が近いとして縁起が良いとして2人も3年前、春富中時代に合格祈願に参列しました。
2人は「今年は進学で地元を離れるので身近にある神社で貴重な体験ができました」と話していました。
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女子ソフトU-14池上さん表敬訪問
女子ソフトボールU-14日本代表に選出された伊那市の東部中学校3年の池上桃花さんが27日白鳥孝市長を表敬訪問しました。
池上さんは小学校2年の時からソフトボールを始め、中学の部活ではキャッチャで1番を打っていました。
打撃が持ち味で、ホームランを狙って打てる選手だという事です。
日本代表選手の選考会は11月に静岡県で開かれ全国から49人が参加しました。
守備や打撃、実践形式のテストが行われ池上さんは17人の代表選手の一人に選ばれました。
長野県ソフトボール協会の会長を務める白鳥市長は「伊那市から初めての日本代表が選ばれ大変うれしい。けがをしないよう頑張って下さい」と声をかけていました。
池上さんは「オリンピック出場を目標に頑張りたいです」と答えていました。
女子ソフトU-14は、来年1月14日から19日まで台湾で国際交流試合を行う予定です。
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列車トラブルで飯田線4時間運転見合わせ
28日午前7時50分頃、JR飯田線木ノ下駅で「上諏訪駅発、伊那福岡駅行きの上り列車の車両に不具合が発生しました。
この影響で飯田線は伊那北駅から辰野駅までの区間が正午までの4時間にわたり運転見合わせとなりました。
JR東海によりますと午前7時50分頃、木ノ下駅で停車中の列車を運転士が発車させようとしましたが動かず、車両の点検を行いました。
点検の結果、走行できないと判断し運転を取りやめました。
列車には乗客が140人いましたが、バスによる振替輸送が行われました。
この影響で飯田線は午前8時頃から正午までの間、伊那北駅から辰野駅までの間で運転見合わせとなりました。
上下線合わせて10本が全区間、または部分運休した他、2本の列車で最大46分の遅れが発生し、910人に影響が出たという事です。
動かなくなった列車は、別の列車がけん引し、午前11時30分頃松島駅へと運ばれました。
原因ついて、JR東海が現在調べています。
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2018 南箕輪村ニューストップ10
3日間にわたり、伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています。
最終日の28日は南箕輪村です。
まずは10位から6位です。
10位は、「女性模擬議会が30年ぶりに開催、8人が質問」
9位は、「障がい者の就労支援などを行う「「ホットじょいぶ」」が南箕輪村に移転開業」
8位は、「小学生のフラッグフットボール全国大会が大芝高原で開催」
7位は、「上伊那農業高校 で人工栽培している美ケ原のアツモリソウ 順調に発芽」
6位は、「村民体育館 床や照明など1億1千万円かけリニューアル」です。
続いては、トップ5です。
5位は、「南中陸上部 全国大会で活躍」
南中3年の有賀玄太さんは全中の陸上競技の棒高跳びで3位になりました。
2年の倉田紗優加さんはジュニアオリンピックのジャベリックスローで優勝しました。
4位は、「南信工科短期大学校の1期生が卒業」です。
南信工科短大は、平成28年度に地域の製造業で即戦力となる技術者を養成しようと開校しました。
卒業生33人のうち15人が上伊那の企業に就職しました。
3位は、「11月に人口が15,500人を達成」です。
人口1万5,500人は村の総合計画で設定した、2025年度の目標人口を7年早く達成しました。
2位は、「VC長野トライデンツが国内最高峰のV1に参戦」です。
リーグ戦は27試合が予定され、現在13試合を終え1勝12敗となっています。
1位は、「大芝高原が道の駅に登録」です。
県内では47番目、上伊那では4番目の道の駅となります。
村では新たな拠点として、更なる交流人口の増加につなげていきたいとしています。
南箕輪村の10大ニュースでした。
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国会議員が那須屋興産視察
長野県下伊那郡泰阜村出身で自民党の参議院議員の宮島喜文さんが26日伊那市西町で廃棄物処理を行う那須屋興産を視察しました。
26日は那須屋興産の池上裕平専務の案内で、持ち込まれた廃棄物の分別の工程などを見学しました。
池上さんは「持ち込まれたゴミのリサイクル率を上げるには、人の手は欠かせない」などと説明していました。
宮島さんは10月から参議院自民党の国会対策副委員長を務め環境分野を担当しています。
環境分野を担当するにあたり廃棄物処理の現場の声をきこうと那須屋興産を視察しました。
宮島議員は「国会では現場を踏まえた議論が必要となる。今回の視察を参考に、環境問題に取り組んでいきたい」と話していました。
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山のめぐみ感謝祭
伊那市の飲食店・竜門では来年の干支・猪の肉などを味わうイベント「山のめぐみ感謝祭」が27日開かれました。
27日の夜はおよそ50人が訪れ猪の肉を味わっていました。
用意されたのは猪と熊の肉、あわせて30キロです。
猪肉は大根やネギと煮た猪汁やすき焼きにして、熊肉もすき焼きで味わいました。
山のめぐみ感謝祭は、竜門の会長で狩猟免許を持つ小阪洋治さんが自ら仕留めた猪や熊を多くの人に楽しんでもらおうと行われています。
肉の仕入れ値がかかっていないことから、食べ放題・飲み放題となっていて一人3,500円です。
竜門では来年1月にも山の感謝祭を開く予定です。
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たかずやの里におせち料理贈る
たこ焼きのフランチャイズチェーン、焼きたてや屋は伊那市で
カフェタイズを展開している
株式会社コエルの仲介で、児童養護施設たかずやの里におせち料理を贈りました。
28日は焼きたて屋の管理統括部商品課課長の小林夏美さんととコエル社長の城取ゆりかさんが伊那市東春近のたかずやの里を
訪れおせち料理35食分を贈りました。
事業展開している地域に食を通して恩返しをしようと焼きたて屋が企画したもので、焼きたて屋とたかずやの里の両者と交流があるコエルが仲介役を果たしました。
おせち料理は新たに開発されたものでだてまきやエビのほか、たこめしなど17種類が入って冷凍保存ができます。
たかずやの里では「お正月をひかえ大変ありがたく思います。子どもたちも楽しみにしています。」と感謝していました
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都道府県対抗駅伝の女子チームが伊那で合宿
来年1月に京都府で行われる都道府県対抗駅伝の女子チームの
合宿がきょうから伊那市で始まりました。
上伊那からは箕輪中学校3年の中村柚音さんと春富中学校2年の守屋有彩りさんらがメンバー入りしています。
合宿初日の28日は中学生と高校生合わせて23人が伊那市陸上競技場で汗を流しました。
メンバー入りした中村さんは「自分の力をしっかり出し切れるようにしたい」また守屋さんは「体調管理をしっかりとし強くなれるようにがんばりたい」と意気込みを話していました。
監督を務めるのは23日に京都府で行われた全国高校駅伝で長野東高校を準優勝に導いた玉城良二監督です。
玉城監督は「10年ぶりの8位入賞を狙いたい」と話していました。
都道府県対抗駅伝は来年1月13日に京都府で行われ男子チームには上伊那から、サン工業の桃澤大祐さん、箕輪中学校の山川拓馬君らが選ばれています。
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115万円引き出される詐欺被害
12月22日、上伊那在住の70代の女性が、キャッシュカード3枚をすり替えられ、115万円が引き出される特殊詐欺の類似事案が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、被害に遭ったのは上伊那在住の70代女性です。
12月22日、女性宅に警察官を名乗る男から電話がありました。
電話の内容は、「オレオレ詐欺の被害者リストにあなたの家族の名前があり、あなたにも被害が及ぶ危険性があるので、口座を凍結させてください」というものでした。
その後、金融庁職員を名乗る男が女性の家を訪れ、女性からキャッシュカード3枚を受け取り、女性が目を離した隙に違うカードとすり替えたものです。
その後、被害者が知人に相談してカードを確認したところ別のカードだったため被害に気付いたということです。
犯人はその日のうちに115万円を引き出しています。
伊那署では、
●ナンバーディスプレイや留守番電話機能を利用して、非通知や知らない番号からの電話には対応しないこと
●怪しい電話には警戒心を持って、おかしいと感じたらすぐに警察署(電話72-0110)に連絡することなどを呼び掛けています。 -
年越しそば準備
今年も残すところあと4日となりました。
上伊那各地のそば店では、大晦日に食べる年越しそばの準備が行われています。
南箕輪村塩ノ井の新兵ヱでは、代表の根津洋司さんが1年ぶりにそばを打っていました。
現在は息子の直明さんが店を受け継いでいますが、年末のこの時期に地域の人に元気な姿を見せたいと、洋司さんが気合を入れてそばを打ちます。
上伊那産のそば粉を使っていて、そば本来の粘りを出すために水ではなくお湯で打ちます。
予約は全国から受け付けていて、27日までにおよそ1,000食分の注文が入っているということです。
今年で創業46年の新兵ヱは、根津さんが30歳の時に開きました。
新兵ヱの年越しそばの注文は、30日まで、全国発送の注文は28日までとなっています。 -
2018 箕輪町ニューストップ10
3日間にわたり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています。
2日目は箕輪町です。
まずは10位から6位です。10位は、「オリジナルデザインのナンバープレート交付開始」
9位は、「箕輪進修高校の生徒がフェンシング西藤俊哉選手を応援」
8位は、「大正大学の学生を地域創生研究員に委嘱」
7位は、「箕輪中学校古田人形部発足40周年」
6位は、「かりん・マルメロを使った特産品開発」です。
5位は、「イクボス・温かボス宣言」です。
箕輪町は、職員が育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりを目指す「イクボス・温かボス」宣言を行いました。
中島恵理副知事の立ち合いのもと、白鳥町長らが宣言書に署名をしました。
4位は、「500人のうたごえ喫茶inみのわ」です。
月に1度箕輪町内で開かれているうたごえ喫茶の200回を記念したイベントが3月に開かれました。
ホールが満員となるおよそ500人が参加し、童謡や歌謡曲などを歌いました。
3位は、「長野県縦断駅伝で箕輪町の選手が活躍」です。
県縦断駅伝競走大会が11月17日と18日に行われ、町出身・在住の選手を含む上伊那チームが5連覇を果たしました。
19区と20区では、箕輪中学校の生徒2人がタスキを繋ぎました。
2位は、「白鳥政徳町長、無投票で再選果たす」です。
任期満了に伴う町長選挙が11月に行われ、白鳥政徳町長が無投票で再選を果たしました。
11月29日に初登庁し、「初心を忘れず、歩みを止めることなく全力で町政運営をさせていただきたい」とあいさつしました。
1位は、「産業支援センターみのわ・町商工会館完成」です。
創業・起業の支援を行う産業支援センターと、隣接する町商工会館が完成しました。
2階の研修室ではセミナーが開かれるなど、産業振興の拠点として活用されています。 -
この冬一番の寒気 伊那は雪舞う程度
この冬一番の寒気が流れ込み、県北部の山沿いでは大雪となる見込みですが、長野地方気象台によると、あすの伊那地域では、雪が舞う程度で済みそうだということです。
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長谷中のラー油がふるさと納税の返礼品に採用
伊那市の長谷中学校の生徒が地域を元気にしようと作ったラー油が、伊那市のふるさと納税の返礼品に新たに採用されました。
ふるさと納税のサイトでは、伊那市の様々な特産品に混ざって、長谷中学校のラー油が掲載されています。5千円寄付すると、返礼品として受け取ることができます。
ふるさと納税の返礼品に採用されたラー油の3本セットは、赤く色づいた唐辛子から作ったラー油。青唐辛子で作ったガーリックオイル。ラー油の3倍の唐辛子を使った辛みが強いエスニック風香味油の3種類です。
26日、伊那ケーブルテレビで行われた新春特番の収録で、長谷中学校の髙木幸伸校長が採用されたことを明らかにしました。
長谷中学校では、過疎化が進む地域を元気にしようと、2016年から唐辛子を栽培して加工を行い、イベントで販売するなどの活動を続けてきました。
最近は地域住民の協力も得て、ラー油として製品化しています。
生徒会長の大野 晃嗣さんは、「返礼品に採用されうれしい。長谷地域のこと、ラー油のことを全国の人に知ってもらいたい」と喜んでいました。
伊那市では、「中学生の地域活性化に貢献したいとの思いからふるさと納税の返礼品として採用した」と話していました。
なお長谷中学校の生徒たちが出演する番組「月刊ワイドニュース新春特別編」は、来年1月1日午前11時50分~ご覧のチャンネルで放送します。
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弥生ダンス部 全国へ
伊那弥生ケ丘高校ダンス部の2年生15人は
来年1月に開かれる「全校高校ダンスドリル冬季大会」に甲信越地区代表として出場します。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは14年前に同好会として発足して以来、今回が初めてです。
ダンス部には1年生と2年生合わせて30人が所属し、週6日、放課後を中心に練習をしています。
練習場所は生徒玄関前です。
揃って踊れる為、ここで練習をしています。
指導するのは駒ヶ根市でダンススクールを開いている遠田巧さんです。
全国では、切れや息の合った動きはもちろん、表現力などさらなるレベルアップが必要だと話します。
遠田さんがいない日は、部長で2年生の上田陽菜さんと、2年生の佐藤凜さんが、練習をリードします。手の高さやフォーメンションの位置など、アドバイスを送ります。
上田部長は「大会では弥生らしい元気なダンスを見せたいです」と話していました。
全国大会まで1か月を切りました。
弥生ダンス部が出場する全国高校ダンスドリル冬季大会は来年1月18日と19日に東京都調布市の武蔵野の森総合プラザで開かれます。
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中ア国定公園化に向けたたき台示す
長野県は中央アルプスの国定公園指定に必要な公園計画書のたたき台を26日開かれた、中央アルプス自然公園保護・活用推進協議会に示しました。
協議会は、中央アルプス県立公園の将来を見据え、保護や利活用の取り組みを推進する組織で、県や市町村からおよそ50人が参加しました。
22日は、国定公園化に向けての公園計画書のたたき台が示されました。
公園計画は、各公園の特性に応じた風景の保護管理や運営、利活用のための施設整備について基本方針を定めるものです。
県がまとめたたたき台によりますと希少な自然の保護や知名度の向上などを図るため県立公園では設定できない特別保護地区を中央アルプスに設定するとしています。
特別保護地区は、特に人為の影響を受けやすい地域や貴重な高山植物・高山チョウの生息地などで、案として駒ヶ岳山頂南東部付近の千畳敷カールや濃ヶ池などを規制区域にするとしています。
設定することで、原則すべての動植物の捕獲が禁止となります。
今後は、来年1月に木曽・伊那・飯田で住民説明会を予定しています。
関係自治体などから意見聴取を行い、3月に公園計画書案を環境大臣に提出することになっています。
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サン工業 紺綬褒章を受章
伊那市西箕輪のサン工業株式会社は、子供たちの健全育成の為に寄附をした功績が称えられ、国から紺綬褒章が贈られました。
26日は伝達式が伊那市役所で行われ白鳥孝市長からサン工業の川上健夫社長に褒状が手渡されました。
サン工業は平成27年から29年までに合わせて1000万円を伊那市に寄附しました。
市ではサン工業からの寄附金で小中学校のパソコンや保育園の遊具を購入しました。
子ども達の健全育成の為に、多額の寄附をした功績が称えられ、国からサン工業に紺綬褒章が贈られました。
川上社長は、「地域や行政のおかげで、今の会社がある。何か恩返しをとの思いから寄附をしています」と話していました。
白鳥市長は「子供たちの教育の為に活用させて頂いている。本当にありがたりです」と答えていました。
サン工業が紺綬褒章を受章するのは今回が初めてです。
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正月用フラワーアレンジメント
正月を迎える花を手軽に楽しんでもらおうと26日南箕輪村のJA上伊那南箕輪支所でフラワーアレンジメントの講座が開かれました。
JA上伊那生活部会では会員を対象にフラワーアレンジメント講座を毎年この時期に開いています。
26日は、およそ20人が参加し作品を作りました。
使った花は、南天や松、菊など7種類で、伊那市内で園芸店を営む矢島修さんからコツを教わりながら作業を進めていました。
矢島さんは、「高低や左右のバランスに気をつけて、少し遠くから眺めて」などとアドバイスをしていました。
作った花はそれぞれ持ち帰り、居間や玄関などに飾るということです。 -
新山小でボランティア作業
伊那市新山の地区住民らが一体となって学校づくりを進めるコミュニティスクール運営委員会は、清掃ボランティア作業を新山小学校で25日、行いました。
25日は、運営委員会のメンバー2人が小学校を訪れ理科室の窓ふきをしました。
運営委員会では、夏はグラウンドの草とりや周辺の草刈り、この時期は校内の清掃を行っています。
メンバーたちは、児童の手が届かない場所を中心に作業をしていました。
運営委員会では「ほこりを全部落として児童たちに新しい年を迎えてもらいたい」と話していました。
新山小学校では「地域で学校を守っていただき、ありがたいです。」と感謝していました。 -
2学期終わり、冬休み!
伊那市の伊那小学校で25日、伊那地域のトップを切って終業式が行われました。
終業式では、児童が2学期に頑張ったことや、3学期頑張りたいことを発表しました。
2年川組の武村玲央奈さんは「総合学習で池づくりをして泥だらけになったけど友達と一緒につくれて楽しかった」、5年剛組の唐木奈緒さんは「お弁当作りのための米をみんなで育てて、150kg採れてうれしかった」、5年剛組の岩原優来さんは「来年は全校を引っ張っていく学年になるので、どの委員会に入っても引っ張っていけるよう準備をしていきたい」と話していました。
林武司校長は「1年の終わりにみなさんが頑張った1年間の物語を振り返ってみてください」と話していました。
今年最後の掃除の時間では、児童らがいつもの掃除に加え、棚の裏や窓の掃除もしていました。
2年山組の帰りの会では、2学期に頑張った九九ドリルの表彰状が担任から送られました。
伊那小学校の3学期は、来年1月8日から始まります。 -
県立歴史館「田淵行男展」開催
千曲市の長野県立歴史館で、山岳写真家の田淵行男さんの作品を展示した「自然を見つめた田淵行男展」が開かれています。
この企画展は、田淵さんが亡くなって来年で30年という節目に合わせ、安曇野市にある田淵行男記念館の8万点にのぼる資料や作品の中から85点を厳選し展示しました。
田淵さんは高山に住む蝶の研究家でもあります。
時代の流れにより、変わっていった彼を取り巻く自然環境を、自身が残した写真やメッセージで伝える内容となっています。
長野県立歴史館冬期企画展「自然を見つめた田淵行男展」は、来年2月17日まで開かれ、期間中にはギャラリートークなども予定しているということです。
取材:(株)信州ケーブルテレビジョン
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部分日食を安全に観察 冊子作成
太陽が月の影で欠けて見える部分日食が来年1月6日に見られます。
伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんは、安全に観察や撮影をしてもらおうと冊子を作成しました。
冊子はA4サイズの白黒とカラーの2種類で太陽の観察方法やカメラを使っての撮影方法などが12ページにわたり紹介されています。
冊子は、2016年に部分日食が見られる際に作成したもので新たに観察データを追加しました。
小学校の理科の教諭だった野口さんは、20年近く太陽の黒点の観察をしています。
野口さんは、太陽の観察は間違った方法で行うと視力の低下や失明の恐れがあると話します。
冊子はカラー版が300円、白黒版が200円です。
3年ぶりとなる太陽の天体ショーは、来年1月6日の午前8時 42分頃から始まります。
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若草園診療所への移転を中止
来年度の開園を目指し進められていた、箕輪町の子ども発達支援事業所若草園の東部診療所への移転について、白鳥政徳町長は、保護者の同意が得られなかったとして、行わないことを明らかにしました。
これは、25日箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
若草園は支援が必要な子どもたちが通う子ども発達支援事業所で、現在12人の子供が通っています。
三日町保育園に併設されていて、手狭なことや、保護者の相談スペースがないことから、来年度の開園を目指し現在休診中で南小河内にある東部診療所への移転が進められていました。
しかし、保護者から、「一般の保育園との併設」を望む声が多く、同意が得られなかったことから、移転は中止となりました。
今後の移転先については検討中だとしています。
また、白鳥町長は、有限会社泰成運輸が行っている移動販売「にこやか号」の運行が、来年1月31日で休止となることを明らかにしました。
箕輪町は、移動販売車の購入時に300万円を補助をしています。
休止の理由は、人手不足や経費の値上がりなど泰成運輸の経営上の課題としています。
また、白鳥町長は、毎年12月末に行ってきた仕事納め式は、今年から行わないとしています。
これは、長野県の取りやめの流れに準じるものだとしています。
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今冬一番の寒さ 氷点下6度
今朝の伊那地域はこの冬一番の冷え込みとなりました。
伊那地域では午前7時25分に1月上旬並みの氷点下6度を記録しました。
箕輪町の上古田運動場ではスケート場のオープンに向け、一面に水が張られ、表面が徐々に凍り始めています。
町教育委員会では、来年1月7日オープンを目指して地元の有志と準備を進めていて、今後の冷え込みに期待しています。
長野地方気象台によりますと、県内は28日頃から冷え込みが強まり、29日から来年1月4日までの1週間は平年よりも気温が低くなると予想しています。