-
上伊那郡 明るい選挙ポスター審査
上伊那郡6町村の小中学生を対象にした明るい選挙啓発ポスターの審査が、今日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。中学生からは121点、小学生からは354点が寄せられました。
県審査にすすむ特選には、中学生部門から6点、小学生部門から9点が選ばれました。
中学生部門は、宮田中の笹古 菜和葉さん、宮澤 滴さん、鈴木菜月美さん。
南箕輪中の三澤 和さん、宮田中の西尾 樹さん、両角 裕菜さんの作品が選ばれました。
小学生部門は、箕輪中部小の深澤 成美さん、白鳥 夢菜さん、箕輪北小の永井りくさん。
南箕輪小の堀 七瑛さん、小河 千夏さん、田口 蒼波さん。
飯島小の小池 聖央羽さん、宮田小の縣 ほのかさん、下村 治也さんの作品が選ばれました。
特選作品は、20日に審査が行われる県審査に出品されます。
-
ポニー草競馬 パカパカ杯
子どもたちのポニーの草競馬大会パカパカ杯が9日箕輪町木下で開かれました。
大会は箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたもので13回目となります。
地元をはじめ、静岡県や愛知県などから23頭が出場しました。
1周およそ200メートルのコースでレースが行われ、指定されたぬいぐるみを探したり障害物を越えるなど趣向をこらしたレースが行われました。
パカパカ塾は馬の世話を通して人や動物への思いやりの心を持つ子どもを育てようと元教員の春日幸雄さんが設立したものでおよそ20人の子どもが通っています
春日さんは「大勢の人に支えられ感謝している。
子ども達の成長を見守り、馬を通して集まった人たちと楽しい大会にしたい」と話していました。
パカパカ杯では8種目のレースが行われ子どもたちがポニーとの触れ合いを楽しんでいました。 -
鎧塚さん農産物加工施設などを視察
東京都渋谷区でスイーツの専門店を経営するパティシエの鎧塚俊彦さんが、10日に、中南信地域の農産物加工施設などを訪れ、商品の味見や商品開発のアドバイスなどをしました。
10日は、鎧塚さんが伊那市と箕輪町、塩尻市の5つの店舗や醸造所などを訪れました。
このうち、箕輪町南小河内の「信州みのわ愛す工房」では、ジェラートに地元産の果物や牛乳を使用していることなど、経営者の根橋英夫さんから説明を受けました。
県では、県産食材のブランド力向上と情報発信を目的に、食の分野で全国的に知名度が高い5人を「おいしい信州ふーど大使」に委嘱しています。
鎧塚さんは、平成27年に54歳で亡くなった女優の川島なお美さんの夫で、ヨーロッパの三ツ星レストランで日本人として初めてシェフパティシエを務めました。
スイーツを通じた農業と地方の活性化に取り組んでいて、平成24年に大使に委嘱されています。
根橋さんは、酪農も営んでいて、鎧塚さんは生乳の試飲を急遽希望し味わっていました。
今回の視察は、10月にBSフジの特別番組でも放送されるということです。
視察は11日にも行われます。 -
箕輪町 全保育室エアコン設置へ
箕輪町の白鳥政徳町長は、保育園へのエアコンの設置について、計画を前倒しして来年度中に全保育室に設置したい考えを、10日に示しました。
10日に開かれた町議会一般質問で、白鳥町長が議員の質問に答えたものです。
町では、昨年度から段階的に保育室へのエアコンの設置を進めています。
残る上古田、長田、東みのわ保育園については、「来年度の当初予算案に必要な経費を盛り込み、計画を前倒しして来年の夏までに全ての保育室に設置したい」との考えを示しました。
町によりますと、保育室へのエアコンの設置状況は、現状で64.9%だということです。
なお、統合が予定されている木下北、南保育園については、移動式の送風機で対応するとしています。
-
電話応対コンクール
公益財団法人日本電信電話ユーザ協会が主催する電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が、今日、伊那市のかんてんぱホールで開かれました。
競技は、ステージに設置された電話応対模擬セットで行われました。
レンタカーを扱う会社で、初めて車を借りて旅行に行きたいと思っている客からの問い合わせに応対するという設定で行われました。
今年は、伊那・駒ケ根地域の製造業や金融業、行政など8社10事業所から21人が参加しました。
ほとんどが新入社員で、企業研修の一環としてもコンクールの場が活用されています。
最初の印象・基本的な応対スキル、情報やサービスを提供できたかなど100点満点で審査されます。
審査の結果、サン工業の伊藤優香さんが優勝しました。
上位の2人が、10月26日に開かれる県大会に出場します。
-
K・絵画サークル 作品展
伊那市の国画会会員の画家・北原 勝史さんに指導を受けるK・絵画サークルの作品展「K展」が、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、指導者の北原さんと生徒13人の作品54点が並んでいます。
北原さんが高遠高校の美術教諭だった時に、高校の公開講座で指導を受けた人たちが、講座が終了しても指導を続けてほしいと平成21年に立ち上げたのがK・絵画サークルです。
高遠町総合福祉センターやますそで月に2回指導を受けています。
それぞれが好きなテーマやモチーフをもって制作に励んでいるということです。
展示会は平成22年から毎年年に1回開いています。
教室の生徒は、「一人一人全く違った個性を持っている。絵を描くのではなく作ろうと思って制作している」と話していました。
K・絵画サークルの作品展は、15日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
西駒んボッカ今年も開催
中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に薪を運ぶレース西駒んボッカが9日、行われました。
レースには、男性131人女性37人の合わせて168人がエントリーしました。
西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに必要なレンガを運ぶ大会として平成25年に始まりました。
レンガ数が目標に達したことから去年から薪を運ぶ大会にリニューアルしました。
今年は3キロに加え10本の薪を背負う15キロのクラスが新設されました。
参加者たちは薪を背負い、ゴールの西駒山荘までのタイムを競いました。
レース総合1位となったのは
伊那市の鈴木昌幸さんでタイムは1時間58分11秒でした。
また、15キロのクラスでは、群馬県の松本陽介さんが2時間35分29秒で1位となっています。
運ばれた薪は、去年西駒山荘に設置された薪ストーブで使用することになっています。
西駒山荘の石室は、大正2年に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団で遭難し11人が亡くなった事故を受けて2年後の大正4年に建てられました。
平成26年に歴史的価値の高い石室部分を残してリニューアルオープンしました。
-
吉祥寺で晋山式
伊那市美篶笠原の吉祥寺で新たな住職を迎える晋山式が行われ坂田徹応住職の就任披露が行われました。
式に先立ち徹応住職は笠原集落の入り口から吉祥寺までのおよそ500メートルを僧侶や檀家、華やかな稚児装束をまとった子ども達と共に歩きました。
吉祥寺は1528年に開山しおよそ500年の歴史があると言われていて、徹応さんは22代目の住職となります。
先代の住職・父 坂田徹恩さんから平成27年に徹応さんが受け継ぎ、晋山式の準備を進めてきました。
徹応住職は「吉祥寺を地域の人があつまり、よりどころとなるような寺にしていきたいです」と話していました。
-
箕輪町でナイトラン&ウォーク
夜景を眺めながらランニングやウォーキングを楽しむイベントが8日、箕輪町で開かれました。
8日は、みのわ天竜公園を発着点に、午後6時15分にスタートしました。
イベントは、みのわナイトラン&ウォークと題して箕輪町が去年から開いています。
今年は、町内をはじめ、遠くは東京や愛知から470人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.2キロのショートの2つのコースに分かれ歩いたり走ったりしました。
ロングコースでは途中、福与区の鹿垣公民館で地域住民が飲み物や食べ物などをふるまっていました。
福与公民館近くでは、夜景を楽しむことができ、参加者は足を止めて眺めていました。
ある参加者は、「涼しい風があたり心地よく走れました」と話していました。
箕輪町では、今後もこのイベントを継続して行っていきたいとしています。
-
全国から働く自動車模型が集結
建設現場で使用している重機などの模型や写真などを並べた展示会「はたらくじどうしゃミーティング」が伊那市の防災コミュニティセンターで9日開かれました。
この催しは、建設重機やトラックなどのはたらく車が好きな人たちで集まる実行委員会が開いたもので今年で6回目です。
会場には、全国から参加した20人のお宝が展示されました。
消防車や緊急車両も、市販されているものではなく、手作りです。
厚紙で製作した模型も展示されていました。
建設機械に魅了され、専門カメラマンになった人もいました。
デコレーショントラックの模型や重機のミニチュアなどが並び、全国から訪れた人たちが楽しんでいました。
また、ミーティングに合わせ伊那市荒井のはたらくじどうしゃ博物館が無料開放されました。
9日で、開館10周年を迎えました。
実物を操作したデモンストレーションが行われました。
館内ではダンプカーやショベルカーのミニチュアなど5万点が並びます。
館長の土田健一郎さんの呼びかけで全国から同じ趣味の人たちが集まりイベントが始まりました。
イベントの売り上げの一部は、広島豪雨の被災地へ寄付するということです。
-
保育料改定 諮問通り答申
伊那市の子ども・子育て審議会は、来年度から始まる11時間保育の認定に伴い実施される保育料の改定について、諮問の通りの内容で白鳥孝市長に、7日に答申しました。
倉澤邦弘会長が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
伊那市で現在行われている11時間保育は、8時間保育に延長料金を上乗せした保育料となっていますが、来年度からは保護者の就労時間に応じて11時間保育の認定区分を新たに設けて保育料を設定します。
11時間保育は現行の8時間保育に未満児は千円、3歳以上は500円を加えた金額で、県内19市や上伊那で最も安い金額になっています。
白鳥市長は「子育て世代の負担を減らす施策をさらに考えていきたい」と話していました。
-
親子科学工作教室
携帯電話に使われているモーターを使ってロボットを作る親子科学工作教室が、南箕輪村の南信工科短大で8日に開かれました。
教室では、作ったロボットで相撲をしていました。
モーターの振動を、ボール紙の裏に貼った歯ブラシの頭に伝えてロボットを動かす仕組みです。
工作教室は、南箕輪村公民館と南信工科短大の連携講座として開かれたものです。
今日は村内の小学生を中心に6組13人の親子が参加し、南信工科短大の千葉隆史准教授が講師をつとめました。
子ども達は、歯ブラシを付ける位置や毛の長さを変えながらロボットの動きが良くなるよう工夫していました。
村公民館では、幼いうちから科学に親しみ、ものづくりの楽しさを知ってもらいたいと話していました。
-
伊那市 長寿者訪問
今年度100歳となる高齢者の長寿を祝う伊那市の長寿者訪問が8日から始まりました。
8日は、白鳥孝伊那市長が中央の下島久子さん宅を訪れ、祝い状や肖像画を贈りました。
下島さんは大正7年7月6日生まれの100歳です。
現在は娘夫婦との3人で暮らしています。
戦争で夫を亡くし、市内の婦人服の販売店に勤めて生計を立てたということです。
趣味は洋服の仕立てで、8日着ている服も自分で仕立てたものです。
ひ孫の成人式の振袖も下島さんが仕立てたということです。
伊那市で今年度100歳になるのは男性3人、女性21人の合わせて24人で、男性の最高齢は104歳、女性は106歳となっています。
-
日本女子ソフトボールリーグ伊那大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が8日から伊那市の伊那スタジアムで始まりました。
8日は2試合が行われました。
赤のユニフォームの太陽誘電と紺のシオノギ製薬の試合です。
太陽誘電の藤田倭投手は、8月の世界選手権に日本代表として出場した選手です。
日本女子ソフトボール1部には12チームが所属していて、伊那大会では太陽誘電・シオノギ製薬・伊予銀行・トヨタ自動車の4チームが試合を行います。
8日の第1試合太陽誘電対シオノギ製薬は4対2で太陽誘電が勝利しました。
会場にはおよそ800人のファンが訪れ、選手に声援を送っていました。
9日は午前10時30分から首位のトヨタ自動車対太陽誘電、午後1時から伊予銀行 対 シオノギ製薬の試合が行われます。
-
若手アーティスト展 現代染色の世界
20代から30代までの若手作家5人による染色作品の展示会「現代染色の世界」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で今日から始まりました。
会場には、若手作家5人による染色作品14点が展示されています。
この展示会は、若手作家の発表の場として平成27年から始まり、今年は「染色」をテーマに開かれました。
企画から携わったという高遠町出身の藤沢まゆさんは、大漁旗の制作に使われる「筒描き」という技法を使った作品を展示しています。
2007年に制作したこちらの作品は高遠町の冬の夜空をイメージしているということです。
群馬県在住の大竹夏紀さんは「ろうけつ染め」という技法を使って女性の姿を描いています。
北海道在住の樫尾聡美さんは、色をにじませる独特の技法を使って、横10メートル、縦4メートルの作品を制作しました。
石川県在住の安達大悟さんの作品は、板締め絞りという技法を使ったインスタレーション作品で、音をイメージして70メートルほどの布を染めたということです。
このほか、大阪府出身の小倉和さんの作品も展示されています。
「現代染色の世界」は10月21日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
15日と10月20日には染色のワークショップも予定されています。
-
被災地の北海道へ照明車派遣
北海道で最大震度7を観測した胆振東部地震を受け、国土交通省天竜川上流河川事務所は、被災地に照明車1台を今日派遣しました。
7日は天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
派遣する照明車は地上10メートルの高さでLED照明が点灯し、100メートル先で新聞が読める明るさで照らすことができるということです。
車両は7日駒ヶ根市を出発し、京都府の舞鶴港からフェリーで北海道へ運ばれます。
現地までの運転は飯田市の建設業者が務めます。
椎葉秀作所長は、「事故なく北海道まで車両を届け、被災地の復興の一助としてほしい」と話していました。
照明車は9日から救助活動などで使われることになっていて、期間は未定だということです。
-
ドローン物流を防災にも活用
伊那市の白鳥孝市長は市が実用化を目指すドローン物流について
防災を目的にした活用もできるとの考えを示しました。
ドローン物流は交通弱者が買い物をしやすい地域をつくるものです。
天竜川や三峰川の上空に飛行ルートを構築しドローンを使って荷物を運ぶもので市では実証実験を始めます。
このドローンを災害が発生したときに河川の状況把握や行方不明者の捜索に活用できないかとの質問に対し白鳥市長は「ドローンからの画像による情報確認など災害時は活用できる」と述べ実行に移せるよう提案していく考えを示しました。
市によりますとドローン物流では河川上空にルートが構築されていますが、緊急時にはルート変更も可能だということです。
-
ソフトボール女子1部 8・9日伊那で大会
国内トップレベルのチームが集う日本女子ソフトボール1部の伊那大会が、8日・9日、伊那市の伊那スタジアムを会場に開かれ4チームが熱戦を繰り広げます。
伊那での1部の試合は今回で2回目です。
7日は、前日の練習が各地で行われました。
そのうち、シオノギ製薬は、フリーバッティングや投球練習などを行っていました。
この日の朝は雨が降っていたためグラウンドの状態が悪く、競技場周辺での練習となりましたが、あすからの本番に備えて、土や芝の感触を確認していました。
日本女子ソフトボールのトップリーグとなる1部には12チームが所属しています。
今回の伊那大会では、シオノギ製薬・太陽誘電・トヨタ自動車・伊予銀行の4チームが試合を行います。
4月から10月の10節まで総当たりで試合を行い、6月までに前半戦となる第5節まで終了しています。
伊那大会は、後半戦の第6節のスタートとなる試合です。
また、伊那市高遠町のほりでいドームでは、伊予銀行が練習を行ってきました。
日本女子ソフトボールの日本代表は、8月に行われた世界選手権でアメリカに敗れて2位でしたがアジア大会では金メダルを獲得しました。
日本代表のメンバー17人のうち5人が、伊那を訪れているということです。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、あす午前10時30分からを予定しています。
チケットは、当日券で一般1400円、中高生は1000円です。
-
再生可能エネルギーエリアに
伊那市の白鳥孝市長は、上伊那広域連合が来年3月の稼働に向けて建設を進めている富県の上伊那クリーンセンター周辺を、伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ、活用を検討していることを7日に明らかにしました
これは7日に市役所で開かれた市議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
現在、富県では、来年3月の稼働を目指して、新ごみ中間処理施設「上伊那クリーンセンター」の建設が進められています。
周辺には上伊那森林組合のペレット工場や春富土地改良区の小水力発電施設などがあります。
市では現在、この周辺を伊那市再生可能エネルギーエリアと位置づけ活用を検討しているということです。
白鳥市長は「子ども達を対象にエネルギーについて勉強や体験ができる取り組みも考えている」と話していました。
また白鳥市長は、老朽化により現在建て替えが進められている市営住宅の若宮団地について、地元産材などの木質バイオマスを使った新しい団地をつくる計画があることも示しました。 -
江副行昭さん集大成の展示会
65年間、ガラス工芸作家として活動している伊那市長谷非持の江副行昭さんの作家人生の集大成となる展示会が、伊那市のはら美術で開かれています。
会場には、35年以上前から2年前までの作品およそ200点が並んでいます。
現在85歳の江副さんは、20代の頃から65年間に渡りガラス作品を制作してきました。
ガラスと土を溶かしてつくる「熔壌ガラス作品」は、江副さんが考案しました。
畳やお膳に合う和風の作品を作ろうと35年ほど前に高遠町荊口を訪れ、そこで採った土とガラスを混ぜて作ったのが熔壌ガラスの始まりだったということです。
これまでに12人の弟子を育ててきた中で、後継者として認めていた江口智子さんが去年病気のため亡くなり、それ以降江副さんも作品づくりをしていないということです。
今回の作品展では、江口さんが亡くなる前の2016年12月に初めて2人で制作した、江副さん自身最後となった花入れの作品が展示されています。
現在長谷にあるギャラリーは、再来年を目途に閉めるということです。
江副行昭さんの65年間のガラス作家人生の集大成となる展示会は、11日(火)まで伊那市のはら美術で開かれています。 -
村長が高齢者長寿祝う
今年88歳以上になる高齢者の長寿を祝う南箕輪村の長寿者訪問が、6日から始まりました。
この日は、唐木一直村長が南箕輪村北殿の清水喜代人さん宅を訪れ、祝いの品を手渡しました。
清水さんは昭和5年9月16日生まれで、今月16日で88歳を迎えます。
製材からパルプの原料となるチップを作る会社を興して70歳まで働き、60代の時には1期4年間村議会議員を務めました。
現在の趣味は、週に4回ほど行うマレットゴルフと庭の草木の手入れ、カラオケだということです。
カラオケでは、小林旭の「惜別の歌」をよく歌うということです。
唐木村長は「これからも健康に気を付けて長生きしてください」と話していました。
今年3月31日現在、村内で88歳以上になる高齢者は432人です。 -
ソフト大会で選手と入場
9月8日・9日に伊那市の伊那スタジアムで開催される日本女子ソフトボールリーグ1部の大会で、選手と一緒に入場するエスコートキッズを地元の子ども達が務めます。
5日は伊那市役所で子どもたちを対象にした事前説明会が開かれました。
今週末の8日・9日に伊那スタジアムを会場に、日本女子ソフトボールリーグ1部の試合が行われる予定です。
選手と手を繋いで入場するエスコートキッズを務めるのは、応募のあった4歳から小学6年生までの111人です。
4チームが出場し、試合は1日2試合行われます。
選手の中には、2年後に行われる東京オリンピックでの活躍が期待される人もいるということです。
長野県ソフトボール協会会長の白鳥孝伊那市長は「選手の姿を目に焼き付けて2020年の東京オリンピックでも応援してください」と話していました。
日本女子ソフトボールリーグの試合は、8日・9日に伊那スタジアムで行われ、第1試合は午前10時30分から、第2試合は午後1時から行われます。 -
11時間保育料諮問
伊那市は来年度から市内の公立保育園で11時間保育の認定を始め、利用料の引き下げを諮問しました。
現行の8時間保育の利用料に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額が11時間保育の利用料となります。
5日は白鳥孝市長が子ども・子育て審議会の倉澤邦弘会長に、11時間保育の利用料を諮問しました。
伊那市では今年度から11時間保育を実施していますが、利用料は8時間の保育料に延長料金を追加していました。
市では、保育サービスの充実を図る為、来年度から11時間保育の認定を新たに設け保育料の引き下げを行います。
11時間の利用料は現行の8時間に未満児は千円、3歳以上は5百円を加えた金額で、県内の19市や上伊那の中で最も低い金額となっています。
利用が多い12階層で3歳以上の子どもを11時間預けた場合の利用料は今年度の26,000円から23,500円に引き下げられます。
5日の審議会では、市の諮問に対し賛成多数で了承する事を決めました。
市長への答申は7日に行う予定で、伊那市では利用料に関する条例施行規則の改正を行い、来年4月から施行する予定です。
-
台風21号 上伊那農業被害5,800万円
長野県は台風21号による農業被害の調査結果をまとめました。
上伊那ではリンゴやナシなど果樹の落下による被害額は5,800万円でした。
箕輪町の箕輪果実選果場では6日から落下したリンゴやナシの受け入れを始めました。
長野県のまとめによりますと、上伊那全体の農業被害額は5,800万円でそのうち果樹被害は5,200万円となっています。
上伊那の市町村別では、伊那市が最も多く2,800万円、次いで、箕輪町の1,600万円、南箕輪村の500万円でした。
長野県全体では7億3200万円の被害でした。
過去15年のうち、これは平成16年の台風23号による10億円の被害額に次ぐ規模となっています
-
長衛の藪沢小屋
伊那谷から望むことができる南アルプスには北岳や仙丈ケ岳、東駒ケ岳、鋸岳など3000メートル級の山々がそびえます。
-
村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会が5日に開会し、一般会計補正予算案など12議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、1億6,800万円を追加するものです。
主な事業は、小中学校の空調設備設置に向けた設計委託料に870万円。
村道105号線沿いの中央墓地公園のブロック塀撤去に500万円。
女性模擬議会・中学生模擬議会の放送委託料に54万円などとなっています。
村議会9月定例会は、19日と20日に一般質問、21日に採決が行われ閉会する予定です。 -
呉本さん 金メダル報告
8月から今月2日にかけてインドネシアで開催されたアジア大会で、伊那市西春近在住の呉本圭樹さんは、パラグライダー・クロスカントリー男子団体で金メダルを獲得しました。
4日は呉本さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に金メダル獲得を報告しました。
パラグライダーは、今大会から新種目として追加された競技です。
クロスカントリー団体は5人1組で行い、およそ30か国が出場しました。
全選手が一斉に飛び立ち、決められたチェックポイントを通過してタイムを競う競技です。
5人中上位4人の成績で順位が決まります。
日本は、この種目で金メダルを獲得しました。
呉本さんは今後、さらなるレベルアップを目指しながら若手の育成にも力を入れていきたいということで、パラグライダーのスクールを来年の春、伊那市内で開校する予定です。 -
台風21号 倒木被害やりんごが落下
台風21号は、4日の夕方から夜にかけて県内に最も近づき、上伊那地域も強い雨や風に見舞われました。
雨の影響で、伊那市荒井では河川が増水したため、地元消防団が沢渡川に土のうを積むなどの対応をしていました。
4日の午後1時から5日の午前0時までに降った雨の量は、伊那地域で83.5ミリとなっています。
-
私立保育園や幼稚園 エアコン設置補助
伊那市の白鳥孝市長は、市内の私立保育園や認定こども園、幼稚園に対しエアコン設置費用の補助を来年度から実施する考えを示しました。
5日開かれた市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市では、熱中症対策として来年の夏までに市内の公立保育園や子育て支援センターにエアコンを設置する計画で、市議会9月定例会に設置に関する補正予算案を提出しています。
エアコン設置の補助は、市内の私立保育園や幼稚園、認定こども園を対象に市が単独で実施するものです。
伊那市では、今年度中に補助要綱を決め、来年度から実施する計画です。
-
保育園と地域が合同訓練
災害時の支援について協定を結んでいる伊那市の竜東保育園と境区、狐島区の合同訓練が、3日に行われました。
訓練は、最大震度6強の地震が発生したとの想定で行われました。
地震の発生を知らせるサイレンが園内に流れると、園児たちは机の下にもぐり身を守ります。
その後、防災頭巾をかぶって園舎2階の遊戯室に避難しました。
その様子を駆け付けた境区、狐島区のそれぞれの支援組織が見守ります。
狐島区と境区、竜東保育園、伊那東小学校は、平成26年に「保小地域連携支援協定」を結びました。
本来は、伊那東小学校のグラウンドに避難することになっていますが、3日は雨のため、保育園内で行われました。
職員が園長に避難が済んだことを報告すると、園長は両区の組織・小学校と情報を共有していました。
橋爪典子園長は、「普段から交流しているので、いざという時に子ども達も安心できる。心強いです」と話していました。