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高遠城址公園 夜桜見物客で賑わう
さくら祭りが行われている高遠城址公園で、9日、江戸時代から伝わる高遠囃子の巡行が行われました。 高遠囃子を保存継承している桜奏会のメンバーが、提灯を先頭に太鼓や笛などを演奏しながら公園内を練り歩きました。 高遠閣を発着点に、桜雲橋を渡り園内を一周するコースで、行きはゆっくりとしたテンポの本囃子を演奏しました。 桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に毎年演奏を披露していて、今年は花の進みが早かったため、日程を前倒しして行われました。 帰りはテンポが早く賑やかな帰り囃子を演奏しました。 演奏は、13日金曜日にも行われる予定です。
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飛地カレー 味工房の新メニューで登場
地元産の農産物を使い地域振興を図ろうと増改築工事が進められてきた南箕輪村の大芝高味工房が今月20日にリニューアルオープンします。 11日は、新メニューの試食会が開かれました。 新メニューの飛地カレーです。 南箕輪村観光協会が2016年に募集したご当地メニューをもとにつくりました。 南箕輪村は行政区画が東西に大きく離れた飛地になっていることから、2種類のカレーで飛地を表現しご飯を経ヶ岳にみたてたということです。 カレーは、ビーフ・チキン・ポークのうち2種類を選ぶことができ、値段は税込み800円です。 11日は、南箕輪村観光協会の理事などが飛地カレーを試食しました。 南箕輪村観光協会では、いずれはご当地メニューとして定着させていきたいとしています。 味工房は、今月20日にリニューアルオープンを予定しています。 営業時間は月曜日から木曜日までが午前10時から午後6時まで、金曜日から日曜日は午後9時まで営業することになっています
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下川手で花まつり
釈迦の誕生を祝う花まつりが伊那市美篶の下川手公民館で9日、行われました。 伝統行事を後世に伝えていこうと、下川手老人クラブが毎年花まつりを行っていて9日は、近くの美篶西部保育園の年長園児21人が訪れました。 花まつりは、4月8日に生まれたとされる釈迦の誕生を祝う仏教の行事です。 釈迦が生まれた喜びで甘い雨が降ったとされる事から甘茶をかけて祝います。 9日は、他に歌や手遊びをして交流しました。 下川手老人クラブの中山耿介会長は「子どもたちと伝統行事を通じて交流出来ることを毎年楽しみにしている。こういった行事を若い世代に引き継いでいきたい」と話していました。
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ミドリナ委員会 設立総会
伊那市が進める50年の森林(もり)ビジョンの活動を民間が中心となって応援するプロジェクト「ミドリナ委員会」の設立総会が市役所で10日、開かれました。 委員会は、伊那市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが代表を務め、山岳関係者や地元商店主など様々な分野で活動する委員27人で構成しています。 50年の森林ビジョンは次世代に森林や自然環境・農林業を引きついでいこうと伊那市が進めているものです。 委員会では「森・人・美」を理念に、伊那市50年の森林ビジョンの推進を応援するためのプロモーションを行います。 総会では事業計画が示され今年度は、ウェブサイトを作成し、森を取り巻く現状や課題などを取材して発信する他、地元産材を活用した商品開発や販路拡大の研究をするとしています。 また、キックオフイベントとして森に関するシンポジウムを計画しています。
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総合的病害虫・雑草管理「IPM」実証実験でパプリカ定植
化学農薬に頼らずに病害虫や雑草を防ぐ農作物の栽培方法について実証実験を行っているJA上伊那などは、4年目の取り組みとして南箕輪村のビニールハウスにパプリカの苗を、11日に植えました。 南箕輪村のあじ~な隣にあるJA上伊那の4棟のビニールハウスにパプリカの苗1,100本を植えました。 JA上伊那などは、化学農薬に頼らずに病害虫や雑草を防ぐ栽培方法「総合的病害虫・雑草管理、IPM」の実証実験を2015年から行っています。 この方法はハウスの中にシートを敷きつめる事で雑草が生えるのを防ぎます。 側面には虫が嫌う赤色のネットをはり侵入を防いでいるほか、害虫を食べる昆虫を放すなどの対策を行います。 肥料は土には入れずパイプを通して水に混ぜて与える半水耕栽培で、過不足なく行きわたらせる事ができ地下水の汚染を防げるとされています。 去年まではミニトマトも栽培していましたが今年は市場価格が安定していて国産の需要が高いパプリカのみを栽培する事にしました。 これまでの実験で目立った害虫の被害はなかったという事です。 収穫は7月下旬から始まり、今年は初めて東京や名古屋方面の市場への流通を目指 しています。 JA上伊那では、今後「IPM野菜栽培マニュアル」を作成し地域に提案する計画です。
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伊那市議会議員選挙 事前審査に21派
任期満了に伴う伊那市議会議員選挙の立候補届出書類事前審査が9日、10日の2日間行われ、定数21に対し、21派が審査に訪れました。 この日は、竜東地区、竜西地区の立候補予定者の関係者が市役所を訪れました。 定数21の市議選の事前審査には2日間で定数と同じ21派が訪れました。 現職12人、元職1人、新人8人で、党派別では無所属16人、共産党3人、公明党2人となっています。 市長選・市議選は15日告示、22日投開票となっています。
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~桜シリーズ2018~ ⑪追分の枝垂れ桜~
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。 10日は、箕輪町松島の追分の枝垂れ桜です。 追分の枝垂れ桜は、松島の区制100周年を記念して平成5年に植えられたものです。 桜の木はおよそ40本あり、陽の当たる場所によって開花状況が違うため、見頃のものとこれから満開になるものがあります。 町観光協会によりますと、金曜日頃まで楽しめるということです。
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大相撲伊那場所 力士が盛り上げ
日本相撲協会の伊那巡業「大相撲伊那場所」が10日に伊那市の市民体育館で行われ、御嶽海が会場を盛り上げました。 会場は満員御礼となる2,400人で埋め尽くされ、観客が力士の取り組みに歓声や拍手を送りました。 関脇・御獄海は今年の初場所で初優勝した栃ノ心の取り組みを行い、粘った末に栃ノ心に勝ちました。 午前中に行われた公開稽古では、御嶽海が横綱・白鵬の胸を借りてぶつかり稽古を行いました。 また、ちびっこわんぱく相撲では、伊那小学校相撲クラブの児童が御嶽海に挑戦していました。 挑戦した児童らは「押してもビクともしなかった」「固くて重いものを押してるみたいだった」と話していました。 関脇・御嶽海は木曽郡上松町出身の25歳で、これまでに技能賞を1回、殊勲賞を2回獲得しています。 御嶽海は「巡業で力をつけて、長野県のみなさんに喜んでもらえる取り組みをしたい」と話していました。 大相撲伊那場所は、信濃毎日新聞社の145周年を記念して行われたもので、伊那での巡業は昭和37年以来56年ぶりだということです。
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松本山雅サッカースクール上伊那校が開校
Jリーグ松本山雅FCの小学生を対象にしたサッカースクールの上伊那校が今年度から新設され、9日初めての教室が開かれました。 この日は、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で、1・2年、3・4年、5・6年の3クラスに分かれて指導が行われました。 このうち3・4年のクラスには、地元の少年サッカーチームに所属する14人が参加しました。 教室では、開催している地域にゆかりのある松本山雅のスクールコーチが指導にあたりました。 2つのコーンを八の字にまわるドリブルの練習では、「余裕のある人はたまに顔を上げて、私の指の数がいくつか言ってみてください」と指導していました。 スクールは、サッカーの普及や選手育成を目的に、県内7地区で行われていて、上伊那校は今年度新たに開校しました。 教室は1年間、毎週月曜日に大芝屋内運動場で開かれる予定で、参加費は月4,500円となっています。 [連絡先:0263-88-5523(松本山雅FCユースアカデミー)]
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伝統の伊那節 後世に歌い継ぐ
伊那節を後世に歌い継ごうと続いている「伊那節まつり」が9日、伊那市の伊那公園で行われました。 この日は伊那公園の中にある伊那東大社で、保存会のメンバーが伊那節を披露しました。 伊那公園には昭和35年に建てられた「伊那節発祥の地」の石碑があります。 まつりは、伊那節を後世に歌い継いでいこうと、石碑が建てられてから毎年行われていて、今年で59回目になります。 伊那節は、伊那と木曽を行き来する時に歌われていた馬子唄(まごうた)で、古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。 まつりを主催する伊那商工会議所の川上健夫会頭は「人情味のあるこの伊那節を、私たちが後世に引き継いでいかなければいけない」と話していました。 なお、石碑のある伊那公園の桜は、西側は散り始めていますが、球場周辺は満開となっています。
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回収見込みのない立替金で不適切処理
伊那市東春近の上伊那森林組合が回収の見込みがない立替金の損失について不適切な処理を行っていたことが10日分かりました。 県が去年末に実施した検査で発覚したもので、少なくとも3千万円を不適切処理していたということです。 回収の見込みがない多額の立替金を損失として処理せず、経費を計上する手法で残高を減らしてきたということです。 上伊那森林組合組合長の白鳥孝伊那市長は「10年前の過去の事案ですが真摯に受け止め平成29年度決算で対応していく。役職員一丸となり信頼回復に努めていく」としています。
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南箕輪村公民館 夏頃をめどに耐震改修工事開始へ
南箕輪村議会全員協議会が10日に役場で開かれ、村公民館の耐震改修と駐車場整備工事の計画が示されました。 村から示された計画によりますと、夏頃をめどに北側駐車場の整備工事と建物の改修を始めるとしています。 村公民館は昭和38年の建設から約55年が経過し建物が老朽化していることや、災害時の避難場所に指定されていることから今回工事が行われます。 屋根の梁に補強材を使う他、すべての部屋にエアコンを設置し、照明はLEDになります。 改修工事後の使用再開は、平成31年1月を予定していて、それまでは生涯学習施設や村民体育館などが使用できるということです。 耐震改修と駐車場整備を合わせた工事費は7,200万円で、このうち4,090万円は国の緊急防災・減災事業起債が充てられます。 全員協議会ではほかに、南原住宅団地の焼却灰処理について報告がありました。 灰の処理量はおよそ8,400トンで、3月末ですべての灰の搬出が終了したということです。
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~桜シリーズ2018~ ⑩みのわ天竜公園の桜が見ごろ
地域の桜をお伝えする桜シリーズ、9日は、箕輪町のみのわ天竜公園です。 みのわ天竜公園の天竜川沿いには、20本のソメイヨシノがあり見ごろとなっています。 夜は、午後6時から午後9時までライトアップをしています。 箕輪町観光協会では、「桜は今週いっぱい楽しめそうだ」と話しています。
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伊那市長選・市議選 立候補届出書類事前審査
15日告示22日投開票の伊那市長選・市議選の立候補届出書類事前審査が、9日に市役所で行われました。 市長選の事前審査には、これまでに出馬を表明している3派が審査を受け、3氏による選挙戦となる公算が高まっています。 事前審査には、表明順に無所属現職で3期目を目指す西箕輪中条の白鳥孝さん62歳と、無所属新人で坂下の八木択真さん39歳、同じく無所属新人で上牧の三石佳代さん41歳の3派が訪れ、審査を受けました。 市長選は、これまでに出馬を表明している3派以外に訪れた人はなく、3氏による選挙戦となる公算が高まっています。 市議会議員選挙の事前審査は、9日と10日の2日間行われます。 市長選・市議選は、15日告示22日投開票となっています。 3月1日現在の満18歳以上の有権者数は、男性2万7,420人、女性2万8,858人の合わせて5万6,278人です
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勝間薬師堂の枝垂れ桜 見ごろ
伊那市高遠町勝間の樹齢150年を超える枝垂れ桜が、見ごろとなっています。 今年は花の進みが早く、高遠城址公園との共演が楽しめます。 満開となっている高遠城址公園の南側に位置する勝間薬師堂の枝垂れ桜は、今が見ごろです。 例年、城址公園の桜が散ったあとに見ごろとなりますが、今年は開花・満開とも1週間以上早く、桜の共演が楽しめます。 9日も県内外からアマチュアカメラマンが訪れ、写真に収めていました。 枝垂れ桜は、江戸末期に勝間住民が植えたもので、樹齢はおよそ150年です。 地域住民でつくる薬師堂の桜を守る会が、環境整備や桜の手入れなどを行っています。 会長の秋山文男さんは、「枝垂れ桜の周りに植えたタカトオコヒガンザクラも見ごろとなっているので、是非見に来てほしい」と話しています。 秋山さんによりますと、天候にもよりますが今週いっぱいは楽しめそうだということです。
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手良小学校1年生 初めての給食
伊那市の手良小学校の1年生は、初めての給食を9日、味わいました。 手良小学校では5日に入学式が行われ、9日は1年生12人にとって初めての給食です。 1年生はエプロンや帽子、マスクを身に着け、列を作って給食室まで取りにいきました。 牛乳や汁もの食器などを2人一組で運び、教室に戻ると、担任の原恵教諭から配膳の仕方の指導を受けました。 児童は、慣れない手つきで皿に盛りつけていました。 9日のメニューは、チキンのハーブ焼きにかきたま汁、マロニーサラダで、盛り付けやすいメニューにしたということです。 配り終えると全員でいただきますの挨拶をし、さっそく味わいました。 手良小学校の上島里紗栄養職員は「嫌いなものがあっても、チャレンジして食べてください」と児童たちに呼びかけていました。
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伊藤好幸さん写真展
伊那市山寺の写真愛好家、伊藤好幸さんの風景写真展が伊那市の伊那中央病院で開かれています。 会場には、伊那市や諏訪市で撮影した写真12点が展示されています。 伊藤さんは、祖父の影響で幼いころから写真が好きで、30年ほど前から本格的に撮り始めたということです。 伊那中央病院での展示は今回が5回目で、夜明けと夕焼けをテーマに写したということです。 山寺高尾町で撮影した作品は、夕焼けを狙って何回も足を運び写したこだわりの一枚だということです。 伊藤好幸さんの写真展は今月いっぱい伊那市の伊那中央病院1階で開かれています。
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山水会展 12日(木)まで開催
伊那市を中心に上伊那地域の水彩画愛好者による展示会「山水会展」が、かんてんぱぱホールで開かれています。 展示会は、伊那市で教室を開く「月友会」と「木曜会」が合同で開いたもので、今年で8回目です。 2つの教室の会員合わせて37人が、2点ずつ展示しています。 テーマを決めず、身近な四季折々の風景を描いた作品が多く並んでいます。 2つの教室は、それぞれ指導者が違うため、異なるタッチの作品を見ることができます。 こちらは、最高齢の93歳の会員の作品です。 山水会の塚越祐三代表は、「老後の楽しみとして集まる趣味の会だが、それぞれ楽しみながら描いているので、多くの人に見てもらいたい」と話していました。 山水会展は、12日木曜日まで開かれています。
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小諸城址懐古園の桜が見ごろ
長野と新潟の桜の話題をお伝えする信越花便り。 小諸市の小諸城址懐古園の桜が見ごろとなり、毎年恒例の桜まつりが始まっています。 日本の桜百選に認定されている桜の名所「小諸城址懐古園」にはソメイヨシノやシダレザクラ、ヒガンザクラなど500本の桜が植えられ、毎年恒例の桜まつりには例年およそ7万人が訪れます。 まつりの主役である桜は、今が見ごろです。 懐古園事務所によりますと園内のソメイヨシノの見ごろは、今週中頃までを見込んでいるということです。 桜まつりは今月30日まで。 期間中は甲冑野点や草笛教室など様々なイベントも企画されています。 夜には桜のライトアップも行われ、およそ500個のぼんぼりが園内を明かりで照らします。 桜のライトアップは日没から午後10時までとなっています。
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新潟県上越市 高田公園の桜 満開
長野と新潟の桜の開花状況をお伝えする信越花便り。 新潟県上越市の高田公園の桜が4日に満開となりました。 今年は3月30日に開花し4日に満開となりました。 開花は記録が残る平成21年以降最も早く平年よりも9日早くなっています。 園内とその周辺には4千本ものソメイヨシノがあり日本三大夜桜のひとつに数えられています。 公園内では今日から22日まで高田城百万人観桜会が開かれライトアップされるということです。
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~桜シリーズ2018~ ⑨伊那市美篶 六道の堤
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。8日は伊那市美篶の六道の堤です。 六道の堤は、農業用水の貯水池で今から170年前に作られました。 周囲には50本程の桜が植えられていて撮影スポットの1つです。
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八代亜紀さんの絵画展はじまる
歌手の八代亜紀さんの絵画展「アートの世界」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で8日から始まりました。 会場には、八代さんの自画像や風景などの油彩画、絵本の原画合わせて126点が展示されています。 八代さんは1971年に歌手デビューし「舟歌」や「雨の慕情」などのヒット曲で知られていますが、絵を描いていた父親の影響を受け幼い頃から絵画に親しみ歌手活動のかたわら絵を描き続けているということです。 フランス画壇の登竜門といわれる公募展「ル・サロン展」に1998年から5年連続で入選し永久会員になっています。 「ル・サロン展」で初入選した作品「想い出」は5歳の頃の八代さん自身を描き父親と過ごした思い出を表現したということです。 八代さんの作品には、幼い頃の思い出でもあり原点でもあるという、紙風船やけん玉などが多く登場します。 会場には、アトリエが再現され、実際に使っていた机やパレットなども展示されています。 初日の8日は、高遠城址公園に来た花見客らが訪れていました。 8日は、オープニングセレモニーが行われ伊那市出身の若手演奏家による演奏もありました。 八代亜紀さんの絵画展「アートの世界」は来月20日まで信州高遠美術館で開かれています。 30日には、八代さんのサイン会も予定されています。
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満開の高遠城址公園 VR映像で発信へ
長野県と新潟県のケーブルテレビ局が加盟する日本ケーブルテレビ連盟信越支部は、地域の名所をバーチャルリアリティー(VR)映像で発信する取り組みを進めています。 8日は、満開の高遠城址公園で専用のカメラを使い撮影が行われました。 VR用のカメラです。本体に取り付けられた8個のレンズで周囲360度を高精細の4K映像で撮影できます。 8日は信越支部に加盟する新潟県の上越ケーブルビジョンと伊那ケーブルテレビジョンが協力し、撮影を行いました。 パソコンで確認すると、それぞれのカメラ映像が表示されています。 8つの画像を合成すると周囲360度が一つの映像になります。 信越支部では、地域情報の発信力の強化や、番組の流通の促進を図ろうと共同ウェブサイト「ぐるっと信越」を今月立ち上げました。 サイトではVR映像やライブカメラ、ドローンによる空撮映像などを見る事ができます。 撮影を行った高遠城址公園のVR映像は今月中には公開される予定です。
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中尾歌舞伎 本番前に化粧練習
会員数の減少などにより活動を休止していた伊那市長谷の中尾歌舞伎は、今月29日の公演から活動を再開させます。 7日は本番に向けて化粧の練習が行われました。 この日は、活動の拠点としている中尾座で化粧練習が行われました。 実際に役に合わせて役者に化粧を施しました。 本番となる29日に、役者に化粧をするメンバーが不足しているため協力を呼びかけたところ、5人が参加しました。 経験者から指導を受けながら専用のおしろいを刷毛で塗り、紅を引くなどしていました。 中尾歌舞伎の公演は今月29日に中尾座で行われる予定です。
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伊那市地蜂愛好会 女王蜂を配布
伊那市地蜂愛好会の総会が7日伊那市内で開かれ、越冬させた女王蜂が会員に配布されました。 1箱30匹の女王蜂が入れられた箱45個が用意され、会員に配布されました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこう活動している団体で、総会にはおよそ25人が参加しました。 これまで、冷蔵庫の中で女王蜂の越冬を行っていましたが、今回からより自然に近い状態で越冬させようと、発泡スチロールの中に凍らせたペットボトルを入れて温度調節をしたということです。 総会ではほかに、去年の地蜂の巣コンテストで優勝した埋橋章(あきら)さんが講演しました。 埋橋さんは、「針葉樹より蜂の餌が多い広葉樹の山の中に巣を設置し、自分でも毎日餌やりに通ったのが実を結んだ」と話していました。
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~桜シリーズ2018~ ⑧伊那市西春近宮の原の枝垂れ桜
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。7日は伊那市西春近宮の原の枝垂れ桜です。 樹齢130年ほどとされる枝垂れ桜は今が満開です。 東京や愛知から訪れたアマチュアカメラマンたちがシャッターチャンスを狙っていました。 桜を所有している住民によりますと、この桜は明治の始め頃に静岡県の寺から譲り受けて植えたものだという事です。 8日頃には散り始めそうですが11日頃までは楽しめるのではないかという事です。
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高遠城址公園 花見客で賑わう
満開を迎えてから初めての週末となった伊那市高遠町の高遠城址公園は、多くの花見客でにぎわいました。 現在満開となっている高遠城址公園。 公園内は、訪れた人たちでにぎわっていました。 一方、賑わいはあるものの、園内は空いている場所もあります。 園内の出店の出店者に話を聞きました。 今日の観光バス専用の駐車場です。 例年、一般車両を入れるのは朝や夜のみでしたが、バスが少ないため有料で開放していました。 伊那市観光協会によりますと、開花から満開までが早く、観光ツアーのスケジュールが合わなかったことから、入園者数が伸び悩んでいます。 見ごろは来週頭までだということです。
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伊那市防災コミュニティセンター 開館
大規模災害時の対策拠点となる伊那市防災コミュニティセンターの開館式が、7日行われました。 防災コミュニティセンターは、伊那市西町の伊那市民体育館西側に整備されました。 この施設は、大規模災害で伊那市役所が使えなくなった場合に災害対策本部を設置したり、自衛隊や消防など外部からの支援の受け入れ拠点となります。 平時は、生涯学習や文化活動に利用できます。 鉄筋コンクリート造り平屋建て、延べ床面積はおよそ1,050平方メートル、工事費は4億2,700万円です。 多目的ホール、研修室、調理室、創作室などがあり、更衣室やシャワー室も整備されています。 外には防災備蓄倉庫があり、発電機や投光器、浄水器などが保管されているということです。 7日は内覧会が開かれ、地域住民が見学に訪れていました。 11日からは、各研修室などの貸し出しが始まります。 生涯学習の講座は、伊那市総合型地域スポーツクラブに委託し、6月頃から開かれる予定です。
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南箕輪わくわくクラブ 今年度の活動スタート
NPO法人南箕輪わくわくクラブの今年度の活動が7日から始まり、小中学生がサッカーやバレーボールなどを体験しました。 南箕輪中学校体育館ではVC長野トライデンツの選手14人がバレー部に所属している中学生などを指導しました。 南箕輪わくわくクラブは総合型地域スポーツクラブとして平成13年度に発足しました。 現在は子どもから大人まで1,400人余りが会員となっていてスポーツやカルチャーなど18の教室が開かれています。 今年度は、毎年夏に開催していた泥の中でバレーを楽しむイベント「べとリンピック」にかわり、新企画として村が普及を進めているフラッグフットボールの大会を7月に開催する予定です。
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市長選市議選 あす告示1週間前
任期満了に伴う4月15日告示22日投開票の伊那市長選と市議選は8日で告示1週間前となります。 市長選には現職と新人2人の、合わせて3人が立候補を表明しています。 定数21の市議選は定数と同じ21人が出馬の意向を示しています。 市長選の立候補予定者を表明順で紹介します。 市長選は現職と新人2人の、合わせて3人です。 西箕輪中条の白鳥孝さん、62歳。無所属現職の2期目です。 坂下の八木択真さん、39歳。無所属新人。元市議会議員です。 上牧の三石佳代さん、41歳。無所属新人。元会社員です。