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連絡協議会が箕輪町交番に支援物資
箕輪町交番連絡協議会は5日夏場のパトロールに励む交番の署員に支援物資を贈りました。 協議会は夏と冬の年2回、交番に支援物資を届けています。 今回はカップ麺や飲料水、栄養ドリンクなど5万円分を届けました。 役員7人が訪れ、平澤久志会長は「安心安全の暮らしができるのも、署員が昼夜を問わず頑張っていただいているおかげ。いくらかでも応援できればと思う」とあいさつしました。 髙橋公男所長は、「皆さんからご支援いただき、元気づけられている。引き続き頑張っていきたい」と感謝しました。 今年の箕輪町での犯罪発生件数は6月末までに51件で去年より12件増加しています。 交通事故は、死亡事故が3件で2件増加し、人身事故は33件で18件減少しています。
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6日、7日は伊那まつり
6日7日は、第44回伊那まつりが行われます。 市街地では、5日、まつりの準備が進められていました。 いなっせ北側広場では、伊那商工会議所青年部のメンバーがテントの設営などを行っていました。 いなっせ北側では、5日の午後2時から高遠中と高遠高校の生徒による合唱の他、長谷中の生徒による太鼓演奏が行われます。 市民おどりは、あすの午後5時30分から春日公園下交差点からJR伊那北駅前交差点までの1.5キロ区間で行われます。 7日は、花火大会が開かれ、84番組およそ4,500発が打ち上げられます。 伊那ケーブルテレビでは、市民おどりは午後4時15分から、花火大会は午後7時からご覧のチャンネルで生放送します。
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プロのバレーボール選手 越川さんが技術指導
バレーボールの日本の最高峰リーグ男子プレミアリーグで活躍する越川優選手によるバレーボール教室が、5日、南箕輪村の村民体育館で開かれました。 教室には、上伊那を中心に県内のバレーボールクラブに通う小中学生、およそ50人が参加しました。 石川県出身の越川さんは、中学を卒業後岡谷工業高校に通い、男子では高校生で初となる全日本代表入りを果たしました。 現在は、プレミアリーグのJTサンダーズに所属するプロのバレーボール選手です。 南箕輪村を本拠地とするVC長野トライデンツの笹川星哉監督が越川選手と学生時代からの知り合いで、バレーの普及を目指す笹川さんが依頼し実現したものです。 教室では、基礎練習をした後、パスやスパイクを練習しました。 参加者は、越川さんから直接指導を受けていました。 会場には、越川さんの学生時代からのファンという70代の女性も駆け付けていました。 3時間に渡り子ども達に指導した越川さんは、「正しい体の使い方を子どもの頃から身に着けてほしい」と話していました。 クラブチームに所属する選手が、他チームの主催する教室で指導するのは珍しいということで、VC長野では今後も越川さんに講師を依頼していきたいとしています。
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伊那市合併10年を検証 長谷住民の意見聞く
伊那市合併10年を検証する懇談会が、4日、長谷総合支所で開かれ、住民からは定住対策への取り組みや公共料金の値上がりなどへの不満が多く聞かれました。 懇談会は、合併から10年を検証しようと今年6月に設置された市議会事業点検評価特別委員会が開いたものです。 4日は、長谷地域協議会の委員など地域住民17人と議員11人が参加し、住民が意見を述べました。 委員からは、「個人的には不満はない」という意見もありましたが、「合併して上下水道料金や介護保険料が高くなった」「市に何かを要望しても、予算がないと言われる。合併前のほうが住民の意見が反映されていた」「ガソリンスタンドや商店がなく不便」「この地域に残るメリットがない。真剣に人を増やそうと思っているのか疑問に感じる」などの厳しい意見が相次ぎました。 他に、「市街地からスクールバスを出して長谷の学校に通えるようにしてみてはどうか」といった要望もありました。 委員会では、旧伊那地区の7つの地域協議会の代表を集めて意見を聞く場を9月中に設けるとしています。
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中村不折生誕150周年記念 講演会
伊那谷にゆかりのある書家で洋画家の中村不折の生誕150周年を記念した講演会が4日、伊那市のいなっせで開かれました。 近代文学研究家の堀井正子さんが「不折、そして子規と漱石」と題して講演しました。 講演会では、堀井さんが、中村不折と正岡子規の手紙のやりとりに焦点をあてて話をしました。 不折は、挿絵の担当をしていた日本新聞社で子規と出会い、以後生涯の友となります。 2人は手紙を何度か送りあっていて、堀井さんはその中の1つを紹介しました。 不折は夏目漱石の友人でもあり、漱石が小説家として世に出た「吾輩は猫である」の挿絵を描いています。 中村不折は、幼少期を伊那市高遠町で過ごした伊那谷にゆかりのある書家で洋画家です。 今年は不折が誕生してから150周年を迎えることから様々なイベントが行われています。 会場にはおよそ200人が訪れ、堀井さんの話に耳を傾けていました。
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高校生が演劇の舞台学ぶ
上伊那の高校の演劇部員を対象にした演劇舞台セミナーが4日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 演劇舞台セミナーは、毎年9月に行われる上伊那の高校の演劇部の地区発表会に向けて、演技だけでなく裏方の仕事も理解してもらおうと、伊那文化会館が毎年開いているものです。 セミナーには、高校の演劇部に所属する生徒と教員、東部中学校の生徒合わせて53人が参加しました。 この日は、舞台の大道具の仕組みや道具の配置について学びました。 伊那文化会館の柴田司さんから説明を聞いたあと、実際に木材を配置する実践練習を行いました。 柴田さんは「道具はしっかり組み立てないと怪我に結びつきます。お互いが声を出し合って確認することが大切です」と話しました。 演劇舞台セミナーは、音響・照明・大道具の3つを毎年1分野ずつ交代で行っていて、来年は音響を学ぶことになっています。 上伊那の高校の演劇部の地区発表会は、9月11日に伊那文化会館で開かれる予定です。
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新山保育園に大型積み木
伊那市新山の産業廃棄物処理業の「ファットエヴァー」は地元の新山保育園に、大型積み木を寄付しました。 リズム室に子どもたちが集まり、プレゼントされた積み木が披露されました。 積み木をプレゼントしたのは、新山の産業廃棄物処理業のファットエバーです。 ファットエヴァー社長の鈴木 教仁さんが、新山保育園の保護者会長の細井道浩さんと知り合いだったことが縁で、今回、保育園の要望を受けて50万円相当の積み木を送りました。 子どもたちは鈴木社長にお礼の歌をおくりました。そのあと、早速、積み木を使って遊んでいました。 新山保育園では、「古い積み木があったがささくれだって危険で使うことができなかった。高価なものなので大変ありがたい」と話していました。
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赤い果肉のりんごでシードルを
信州大学農学部が開発した赤い果肉のりんごでシードルをつくろうという取り組みが始まっています。 4日は、南箕輪村の信州大学農学部でりんごを栽培している農家などが参加し、新品種のりんごについての検討会が開かれました。 赤い果肉のりんごを開発したのは、信州大学学術研究院農学系の伴野(ばんの) 潔(きよし)教授です。 伴野教授は、1999年からつがるとメイポールを掛け合わせた「ハニールージュ」を開発していて、2012年から普及栽培がおこなわれています。 このほかにも、今年夏には新品種「レッドセンセーション」の販売が始まります。 検討会の後、伊那市ますみヶ丘に新たに完成したシードル工場「カモシカシードル醸造所」を訪れました。 醸造所は、8月27日にお披露目を行う完成したばかりの工場で、今年秋から、仕込みを行う見込みです。 醸造所が、近くの畑で信大で開発したりんごを栽培していて、シードルにする予定です。 赤い果肉のりんごでシードルを作る取り組みは全国的にも初となりそうです。 シードルは、10月に仕込みを行う見込みで、年内にも販売していきたいとしています。
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福島県のウナギ漁師を招き原発の現状を知る
上伊那の住民有志でつくる「伊那谷いのちがだいじ!連絡会」は、福島第一原発事故の現状を知ろうと、7月31日、福島県のウナギ漁師を招き、話を聞きました。 福島県南相馬市在住のウナギ漁師、岩本照雄さんが伊那市の西箕輪公民館を訪れました。 伊那谷いのちがだいじ!連絡会は、原発問題を中心に環境問題を考える会として25年ほど前に発足しました。 8年前から会員の子育てなどで一時活動を中断していましたが、福島第一原発事故などをきっかけに活動を再開したという事です。 岩本さんは、原発事故後、地元の野菜や土壌、水などの放射線量の測定をボランティアで行っています。 事故直後に自宅の放射線量を測定したところ、「屋根に降り注いだ放射線が雨で流されて落ちてくる軒先が、高い値を示した」と話していました。 連絡会では、今後も勉強会を定期的に開いていくという事です。
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大学生と地元中高生が意見交換
伊那市社会福祉協議会は、地域の政治やコミュニティーなど社会的なテーマで活動している大学生と地域の中高生とのワークショップを4日に開きました。 テーマは、「伊那まちを自分の宝ものに」。 大学生3人が、地域の人になりきって、田舎ぐらしや中心商店街の活性化、森林などをテーマにプレゼンテーションを行い、それぞれグループに分かれて意見交換しました。 伊那市社会福祉協議会が、ボランティアの底辺拡大や育成につなげようと初めて開きました。 地元の高遠高校や上伊那農業高校、中学生など8人が参加し、大学生とのディスカッションを通じて、この地域の良さを掘り下げました。 伊那市社会福祉協議会では、このワークショップを通じ、「自分から手をあげることのカッコよさを感じ取ってもらい、自分の一歩を踏み出してほしい。」と話していました。
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箕輪で恐竜の模型づくり
夏休みを利用した講座やワークショップが4日伊那市や箕輪町で開かれました。 箕輪町文化センターです。 箕輪町図書館主催で恐竜の模型をつくる講座が開かれました。 作ったのは、首としっぽが長い恐竜の総称「カミナリ竜」です。 京都府在住の恐竜造型家荒木一成さんが講師をつとめました。 ただの模型でなく、骨や筋肉にこだわり復元を目的にしています。 この講座は、箕輪町図書館の人気講座で今年で4年目。 町内を中心に20組40人が参加しました。 参加者たちは、芯に粘土をつけていき、胴体部分をふくらませたり、骨をイメージしながら前足や後足をつくっていました。 箕輪町図書館では、「子どもたちに人気の恐竜づくりを入口に、図鑑や化学の本に興味を持ってもらいたい。」と話していました。
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じゃがいも収穫で交流
伊那市の長谷中学校と東部中学校の生徒が22日、じゃがいもの収穫体験で交流しました。 22日は長谷中の1年生と東部中の1年5組の生徒合わせておよそ50人が長谷中学校の畑でじゃがいもを収穫しました。 両校はこれまでに情報通信技術ICTを活用した遠隔合同授業で交流してきました。 遠隔合同授業は同年代の交流を広げることで小規模校の活力ある教育につなげようと行われているものです。 今回は実際に顔を合わせて作業をすることでさらに交流を深めようと長谷中の生徒が育てたじゃがいもの収穫体験が企画されました。 東部中の生徒は学校近くに畑がなく農作業の体験があまりないということで楽しみながら作業にあたっていました。 両校は「互いのメリットを活かしながら交流の可能性を広げていきたい。」と話していました。
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地域の史料に触れ 歴史を学ぶ
伊那市高遠町の歴史博物館で、市内の中学生を対象に見て触れて学ぶ講座「地域の実物史料から日本の歴史の流れをとらえよう」が3日から始まりました。 講座は、授業で習った歴史についてさらに理解してもらおうと開いているもので今年で3年目です。 講座は3日から5日まで開かれ、市内の6つの中学校の生徒が日替わりで参加する予定です。 講師は、高遠町歴史博物館の笠原千俊館長や博物館の学芸員が務めました。 生徒たちは、始めに歴史博物館や伊那市で保有している縄文・弥生時代の土器を実際に触って違いを感じていました。 博物館の学芸員は、「土器や陶器を高温で焼く技術が発達するにつれ、薄く丸びをおびた形に変化していった」と話していました。 笠原館長は「博物館の史料と中学校の指導が双方向的に関わることで、博物館が地域の学習センターとしての機能を担いたい」と話していました。
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りんご極早生「夏あかり」出荷査定
りんごの極早生「夏あかり」の出荷を前に、生産農家やJA上伊那の職員が今年の出来を見る査定会が3日箕輪町の果樹園で開かれました。 上伊那地域ではお盆向けに、3年前から極早生「夏あかり」の出荷を行っています。 3日は生産農家やJA、県の職員など30人ほどが集まり色づきや甘さ、選果場の受け入れ日程などについて確認しました。 夏あかりは、長野市の農家が、品種改良で生み出したりんごで酸味が少なく、噛み応えがあるのが特徴です。 お盆の贈答やお供え物として需要があり、他のリンゴと比べ高値で取引されているという事です。 全農長野の関係者は、「飯田ではここ数日の悪天候でヒョウの被害も報告されている。11日までにすべて出荷したいです」と話していました。 JA上伊那によりますと、去年の夏あかりの出荷は、3.5トンで今年は10トン近くに増える見込みだという事です。 夏あかりの選果は5日から始まり、主に関東や中京などに出荷されるという事です。 上伊那では、南箕輪村のあじ~なで販売される予定です。
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伊那市のTMボーイズ ティーボール全国大会へ
伊那市の手良地区と美篶地区のスポーツ少年団合同の野球チーム「TM(ティーエム)ボーイズ」は、18日に埼玉県で開かれる全国大会に県代表として出場します。 3日、向山公人県議会議長をチームのメンバーが訪れ、全国大会出場の挨拶をしました。 TMボーイズは、「ティーボール」という野球によく似たボールゲームを行うチームです。 バッターの前に置いたティーの上にボールを乗せ、止まったボールを打つ事からゲームが始まるため、ピッチャーがいません。 幼いうちからボールゲームに親しみ野球人口の拡大につなげようと、今年6月に伊那市内で初めてのティーボールチームとして発足しました。 美篶小学校と手良小学校の3、4年生12人が所属していて週に2回練習を行っています。 3チームが出場して先月開かれた県大会で優勝し、県代表として初めて全国大会に出場します。 メンバーは「ひとつでも多く勝ちたい」「ヒットを打ちたい」など目標を話していました。 上伊那から甲子園!の会の会長を務めている向山議長は、「全国大会は大きな舞台になるが頑張って力を発揮してください。野球をこれからも続けて甲子園に行きましょう」と激励しました。 TMボーイズが出場する第19回全国小学生ティーボール大会は18日(木)に埼玉県で開かれます。
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「読書大賞」のポップの作成講習会
上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」の大賞候補作品をPRするためのポップの作成講習会が2日、箕輪町の箕輪進修高校で開かれました。 この日は、㈱平安堂の清水祐一さんと有賀早紀さんを講師に招き、有賀さんの作品を手本に生徒がポップを作成しました。 上伊那8校の高校の図書委員などでつくる上伊那高等学校図書館協議会では、高校生が、その年のテーマに合ったオススメの本を選ぶ「読書大賞」を平成21年から行っています。 今年の読書大賞のテーマは「戦後」で、7つの候補作品が挙がっています。 コメントやイラストを描いたポップで大賞候補の本を手に取ってもらえるよう今回講習を受けました。 清水さんは「見やすく分かりやすい内容で描いてください。手にとってもらうまでがポップの役割です」と話していました。 今後、それぞれの高校で候補作品を生徒達に読んでもらい、12月の投票で大賞を1冊決めるということです。
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夏休み中の小学生に高校生が書道披露
夏休み中の小学生が通う「進徳館夏の学校」の一環で2日、伊那市高遠町の高遠高校の生徒と教員が、書道を披露しました。 この日は、高遠高校の芸術コース書道専攻の内田眞恵さんと、教員の泉逸男さんが小学生の前で書道を披露しました。 高遠小学校と高遠北小学校の児童およそ100人は、夏休み中の4日間で高遠の歴史や文化を学ぶ「進徳館夏の学校」に参加していて、この日がその最終日です。 夏の学校を主催する高遠町公民館から依頼があり、今回初めて書道が披露されました。 内田さんは、全身を使って「夏」の文字を書きました。 泉さんは、3つの言葉を書きました。 泉さんは「龍徳は困っている人を助ける、友達を大切にするという意味で書きました。よく遊んで、そして高遠の土地に誇りを持ってください」と話しました。 書いた作品は、進徳館に飾るということです。
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第44回伊那まつり デザイン採用者表彰式
6日と7日に伊那市内で行われる第44回伊那まつりのポスター・Tシャツ・うちわのデザインの採用者の表彰式が2日、市役所で行われました。 ポスターのデザインで最優秀賞に選ばれたのは、長谷中学校2年の野口秀太さんの作品です。 今年は、市内6つの中学校から155点の作品が寄せられました。 野口さんの他に、8人が優秀賞に選ばれました。 Tシャツのデザインに採用されたのは、今年から市内の広告会社に勤めている降旗早紀さんの作品です。 うちわのデザインに採用されたのは、伊那東小学校5年の渡邊翔太さんの作品です。 Tシャツは9点、うちわは3点応募があったということです。 伊那まつり会長の白鳥孝市長は「どれもすばらしいデザインでアイデアや経験が盛り込んである。市民に愛してもらえると思う」と話しました。 伊那まつりは、6日に市民おどりが、7日に花火大会が行われます。
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藤華流ゆかた会
日本舞踊の藤華流のゆかた会が伊那市高遠町のさくらホテルで開かれ、門下生がゆかた姿で踊りを披露しました。 ゆかた会は、親睦を深めながら暑い夏を乗り切ろうと毎年、この時期に開かれています。 17日は、市内5つの教室の門下生50人が日頃の成果を発表しました。 ステージでは、お揃いのゆかた姿で踊りや歌を披露しました。 最年少は、西春近北小学校5年生の橋爪纏さんで祖母に影響されて日本舞踊を始めたということです。 家元の藤華久三さんは「暑さに負けないよう、みんなが心をひとつにして発表することができました」と話していました。
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アオギリの前で黙とう
社会奉仕団体伊那中央ロータリークラブは、広島県に投下された原爆で被爆したアオギリの木の前で2日、黙とうをささげました。 2日は、伊那中央ロータリークラブの会員20人が伊那市の高尾公園にあるアオギリの前に集まり黙とうをしました。 昭和20年の広島への原爆投下で、爆心地から1.3キロ離れた場所に生えていたアオギリの木は、樹皮の半分が焼けてえぐられたものの、現在も枯れることなく成長し続けています。 平和への思いを未来に託そうと伊那中央ロータリークラブでは、このアオギリの種を発芽させた苗木を平成25年5月に高尾公園内に植樹しました。 クラブの会員が管理をしていて、当時は30センチほどでしたが、現在は5mまでに成長しました。 伊那中央ロータリークラブでは「平和な世界が続くよう呼び掛けていきたい」と話していました。
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伊那市の90代女性が現金400万円騙し取られる
伊那市内の女性が6月から7月にかけて400万円を騙しとられる特殊詐欺被害がありました。 伊那警察署の発表によりますと特殊詐欺被害にあったのは市内に住む90代の女性です。 6月中旬、女性宅に警察官を名乗る男から電話があり「あなたは東京オリンピックの件で300万円を寄付するリストに載っているが、ご存じですか」「これは悪い人が勝手にやった犯罪です。犯人を捕まえるために捜査しているので100万円を納めて欲しい」などと言われました。 女性は指定された埼玉県内の住所に100万円を送付しました。 その後も警察官を名乗る男から「頑張って捜査しているがあなたが納めてくれた100万円だけでは無理がある。もう100万円納めてください」などと言われ、合計400万円を騙し取られました。 その後、女性は宅配業者から情報提供を受けた警察の連絡により被害に気付きました。 伊那警察署では、現金を請求された場合は詐欺を疑い、家族や警察に相談するよう呼び掛けています。
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ポケモンGOで公共交通利用促進
世界中で人気を集めているスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」の日本での配信が先月から始まり伊那地域でも多くの人が楽しんでいます。 これを利用して公共交通の利用促進を図る取り組みも始まっています。 ポケモンGOはスマホのGPSの位置情報を使い、街中に出没するモンスターを捕まえたり戦わせたりして遊ぶゲームです。 市内でも観光名所や公共施設などがゲーム内のアイテムを確保できるポケストップとして設定されています。 伊那市の伊那バスターミナルです。 ポケストップに設定されていて、バスを待っている学生たちが楽しんでいました。 伊那バス株式会社では、ポケモン人気に合わせ、市街地循環バス路線のポケモンマップを製作しました。 マップには、路線沿いのポケスポットが紹介されていて、バスに乗りながらアイテムがとれるということです。 伊那バスでは、「公共交通に関心を持ってもらい夏休み中の子どもたちにバスに乗ってもらうきっかけになって欲しい」と話します。 ポケストップが数多くある伊那市の伊那公園です。 2日も、スマホを片手にポケモン探しをしている人の姿が見られました。 伊那警察署によりますと、事故や犯罪などはこれまで起きていないということですが、「マナーを守って遊んで欲しい」と呼び掛けています。 伊那警察署では、夏休み期間中に公園などで街頭啓発活動を行う計画です。
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上伊那6月有効求人倍率 1.26倍
上伊那の6月の月間有効求人倍率は、5月を0.02ポイント上回る1.26倍でした。 6月の求人数は3、715人、求職者数は2、941人で、求人倍率は5月を0.02ポイント上回る1.26倍でした。 求人倍率が上がったことについてハローワーク伊那では、製造業や建設業などからまとまった求人が出たことが要因だとしています。 6月の求人倍率は全国が1.37倍、長野県は1.42倍となっています。 ハローワーク伊那では雇用情勢について、着実に改善が進んでいると前月の判断を据え置きました。
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信州パーキング・パーミット 南箕輪村に制度区画設置
県の障がい者などの為の駐車利用制度「信州パーキング・パーミット制度」を活用した駐車場が、南箕輪村に整備されました。 信州パーキング・パーミット制度は、障がい者や高齢者、妊婦など、歩行が困難な人が優先的に車を駐車できる制度です。 車いす用スペースが青、高齢者や妊婦、ケガをしている人のためのスペースが緑です。 車を止めるには、県が交付する県内共通の利用証を掲示する必要があります。 掲示していない車には、注意喚起をする張り紙が張られます。 利用証の申請は、伊那合同庁舎で行える他、10月1日からは、役場の健康福祉課窓口でも受け付けが始まります。 南箕輪村では、役場正面駐車場に3区画、大芝公園プール駐車場に4区画が整備されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が市役所駐車場に専用スペースを設けています。
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南信の若手クリエーターグループ 情報冊子自費出版
上伊那と木曽地域を中心としたクリエイターズユニットCAMPは、ファッションやコラム、インタビュー記事などを掲載した南信地域の情報冊子を、7日に出版します。 冊子のタイトルは、ユニット名と同じ「CAMP」で、1冊税込540円です。 創刊号では、週に3日以内しか店を開かないパン屋や、葦笛職人へのインタビュー、飯田線の魅力を伝える企画などを、24ページにわたり掲載しています。 1日は、7日の販売を前に記者会見が開かれ、代表の小澤純一さんら4人が、出版までの経緯などを説明しました。 南信地域初のクリエーターズユニットCAMPは、フリーのライターやアートディレクターなど9人の集まりです。 自分たちの住む地域の暮らしの在り方や土地の魅力を伝える冊子を作り県内外に発信しようと、去年9月に発足しました。 創刊号は、3,000部作られ、県内の書店や雑貨店で販売される他、メンバーにUターン・Iターン者が多いという利点を活かし、首都圏などでも販売されます。 今後は、仙醸蔵を拠点に活動するということで、8月17日からの高遠ブックフェスティバルでは、出版記念を兼ねたイベントを計画しています。 冊子は、7日に大町市で開かれる本のイベントで販売され、以降は市内の雑貨店や直接予約で購入することができます。 1年に2冊のペースで販売され、次号では狩猟や採集をテーマに企画を練っているということです。 (問い合わせ 小澤純一さん090-5429-6584)
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2次内定 15事業 1,300万円
長野県の地域発元気づくり支援金の今年度の上伊那地域の2次分が内定しました。 上伊那地域では15事業1,300万円となっています。 内定したのは南箕輪村の「南箕輪の歴史・文化伝承よみきかせプロジェクト」に137万円。 箕輪町の地域戦隊もちレンジャーによる「お餅で地域をひとまとめ!地域戦隊もちレンジャー」事業に53万円。 伊那市のい~なガイドの会による「い~な旅の歩みとガイドのおすすめコース」冊子作成に38万円などとなっています。 また平成27年度地域発元気づくり支援金事業の優良事例として伊那まち再生やるじゃん会による「森・まち・人をつなぐイナカチプロジェクト」など3件が選ばれています。
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県ポンプ操法大会 南箕輪村小型ポンプ初入賞の5位
長野県消防ポンプ操法大会が、31日、小海町で開かれ、上伊那の代表として出場した南箕輪村南殿の第2分団第2部が5位入賞となりました。 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の長野県大会が、昨日、小海町総合グラウンドで開かれました。 大会は、消防団員の操法技術向上と練習の発表の場として開かれていて、今年で58回目です。 13チームがエントリーした小型ポンプ操法の部には、南箕輪村南殿の第2分団第2部が出場しました。 南殿は、安定した操法を見せ、5位入賞しました。 小型ポンプの部で、南箕輪村のチームが入賞したのは初めてです。 12チームがエントリーしたポンプ車操法の部には、伊那分団第2部が出場し、結果は6位でした。
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井月さんまつりを宣伝カーでPR
9月3日と4日に伊那市で開かれる第四回千両千両井月さんまつりをPRする宣伝カーが完成しました。 1日、伊那市役所で、平澤春樹実行委員長らが宣伝カーをお披露目しました。 軽トラックは実行委員の矢島信之さんのもので、妻の美代子さんが作った切り絵を拡大した勘太郎の絵が飾られています。 まつりでは、「井月と伊那の勘太郎―アウトローへのまなざし―」をテーマにしたシンポジウムを行う事から、この絵をモチーフにした宣伝カーを製作したという事です。 行燈をイメージした作りで、中に照明を入れ、1日から祭り当日まで市内を毎日走ってPRします。 第四回千両千両井月さんまつりは、来月3日と4日にいなっせを会場に行われます。 初日はシンポジウム、2日目は信州伊那井月俳句大会が行われるほか、伊那旭座では「ほかいびと-伊那の井月-」と昭和27年公開の「勘太郎月夜唄」のアンコール上映が予定されています。
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伊那ローメンZUKUラブ キャベツの栽培を上農生に依頼
伊那ローメンZUKUラブは、12月のB-1グランプリに出展するローメンに使用するキャベツの栽培を、上伊那農業高校の生徒に依頼しました。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長ら3人が、1日に南箕輪村の上伊那農業高校の畑を訪れ、生徒に委嘱状を手渡しました。 生徒が栽培するのは、12月のB-1グランプリに出展するローメンに使用するキャベツです。 園芸科学科の1年生から3年生が実習の一環で栽培します。 この日の苗植えに合わせてZUKUラブが栽培の依頼に訪れました。 これまでは地元の業者から仕入れていましたが、B-1グランプリでの伊那市のPRに高校生も参加してもらおうと、今回初めて栽培を依頼しました。 上農高校ではローメン用のキャベツとして100玉を栽培します。 収穫は11月中旬の予定で、B1グランプリは12月3日と4日に東京の臨海副都心で開かれます。
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SPIRIT南信州 初のホームでの公式戦
北信越5県の12チームが所属するフットサルリーグの公式戦が、7月31日伊那市民体育館で開かれ、箕輪町の社会人チーム「SPIRIT南信州」が、去年の優勝チームと対戦しました。 黄色のユニホームSPIRIT南信州は、去年の優勝チーム、ボアルース長野と対戦しました。 北信越フットサルリーグの公式戦が伊那市で開催されるのは今回が初めてです。 会場には約300人の観客が集まり、SPIRIT南信州の地元応援団が横断幕を掲げていました。 SPIRIT南信州は、箕輪町を中心に諏訪や上伊那の21歳から30歳までの選手が所属する社会人チームです。 発足は2012年で、去年県リーグで優勝し北信越リーグへ昇格しました。 この日の試合は13対2で敗れ、今シーズンは1分け4敗と現在最下位です。 チームの赤羽文成代表は、「シーズン前半は上位チームとの対戦が中心だったので後半で巻き返していきたい」と話していました。