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高野連審判員が指導 審判講習会開催
上伊那の中学校野球部顧問でつくる上伊那中学校体育連盟軟式野球専門委員会は、初めて高野連の審判員招をき、審判講習会を1日伊那市内で開きました。 これは、上伊那の小学校から高校の野球関係者が連携し開かれたものです。 今回は審判の技能向上を目的に、高野連の審判員が初めて中学校の野球部顧問や保護者を指導しました。 講師を務めた高野連の審判員は上伊那在住の3人で、ストライクゾーンや、球審のジャッジする姿勢などを教えていました。 基本的な動作を教わると、参加者は5人一組となり、球審の練習をしました。 参加したある保護者は、「今まで自己流でやっていた部分があったが、正しい姿勢など理解する事ができました」と話していました。
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春日公園で桜の苗木植樹
伊那市西町の商店主などでつくるルネッサンス西町の会は、9日に春日公園で桜の苗木の植樹を行いました。 植樹祭には伊那市の竜南保育園と竜西保育園の園児合わせて45人が招かれました。 園児はそれぞれの保育園に分かれ、順番にソメイヨシノの苗木に土をかぶせていきました。 ルネッサンス西町の会では住民から愛される場所にしようと平成16年から毎年春日公園で桜やツツジの植樹を行っています。 今日はソメイヨシノの苗木5本を植えました。 ルネッサンス西町の会ではこれからも地域の活性化の為にイベントの企画や情報発信などの活動を続けていきたいとしています。
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鮎釣り解禁前に稚魚を放流
天竜川漁業協同組合は6月の鮎釣りの解禁を前に、鮎の稚魚の放流を9日から始めました。 初日の9日は漁協前の天竜川で放流しました。 放流した稚魚は1月にふ化させたもので体長は8センチほどです。 友釣りが解禁となる6月18日には、20センチ位に成長するということです。 天竜川漁協では、大水などで川が荒れないよう今シーズンの天候に期待しています。 放流は、天竜川とその支流で24日までに20回行う予定です。 放流する稚魚の量は3・5トンで、43万尾になるという事です。 天竜川の鮎釣りの解禁は6月18日の午前6時です
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信州みのわ花街道推進協議会 熊本地震の義援金届ける
信州みのわ花街道推進協議会は、熊本地震の被災地への義援金3万234円を、9日、箕輪町へ届けました。 唐澤荘介会長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金、3万234円を手渡しました。 信州みのわ花街道推進協議会では、箕輪町の県道与地辰野線沿線でハナモモの育成を行い、ウォーキングなどを楽しむ「花街道まつり」を毎年行っています。 今年は、上古田公民館前に募金箱を設置したところ、イベント参加者などから3万234円が集まったという事です。 義援金は、箕輪町役場に届けられた他の義援金と一緒に被災地へ届けられるという事です。
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市議会議長に黒河内さん就任
2年間の申し合わせ任期の満了に伴う伊那市議会の議長選挙が9日行われ、新しい議長には黒河内浩さん、副議長には平岩國幸さんが選ばれました。 9日市議会臨時会が開かれ議長選挙が行われました。 これまで3期6年議長をつとめていた無所属の伊藤泰雄さんと、無所属の黒河内浩さんが立候補しました。 所信表明で伊藤さんは6年間の実績による国などとの繋がりを強調し、黒河内さんは人事の刷新による新たな議会づくりを訴えました。 選挙は全ての議員21人の投票で行われ12対9で黒河内さんに決まりました。 黒河内さんは63歳で、旧伊那市時代から数えて4期目です。 就任の挨拶で黒河内さんは、「意見交換の充実や政策提言を行えるよう、定期的に議員同士の討論会を開催していきたい」と話しました。 また、政策研究や合併の効果を検証する「事業点検評価特別委員会」と、道路整備や人口増加策などを話し合う「地域創生特別委員会」を設置したいとしています。 副議長は無所属の平岩國幸さんに決まりました。 副議長となった平岩さんは78歳で、現在3期目です。 平岩さんは「自己研さんと自己啓発を行い、常に政策提言を行える議会にしていきたい」とあいさつしました。 正副議長の任期は申し合わせにより2年間となっています。 また常任委員会の構成も決まり総務文教委員会委員長には唐澤千明さん。 社会委員会委員長には飯島光豊さん。 経済建設委員会委員長には唐澤稔さん。 議会運営委員会委員長には宮島良夫さんが決まっています。
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南箕輪村「生涯学習施設」 概要示す
南箕輪村は、南箕輪中学校の敷地内に今年度建設予定の「生涯学習施設」について、学校の特別教室棟としての機能も備えたパソコンルームを設置するなどとする概要を9日に示しました。 生涯学習施設は、南箕輪中学校南側の駐車場となっているスペースに建設される事になっています。 木造2階建てで、今年度当初予算に事業費2億1,500万円を計上しています。このうち、建設工事費は1億9千万円を見込んでいます。 中学校の特別教室棟の機能を備え、1階は技術室、2階はタブレット端末を活用したICT教育を行うパソコンルームを設けます。 住民の生涯学習の場として一般の利用もできます。 村では今年7月を目途に着工し、来年3月末までの完成を目指します。
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信州かやの山荘で毒キノコを学ぶ講座
箕輪町の信州かやの山荘で、毒キノコの種類を学ぶ講座が、8日に開かれました。 講座には、箕輪町内や諏訪などから8人が参加しました。 講師は、かやの山荘管理人で長野県きのこ鑑定士の伯耆原尊さんがつとめました。 かやの山荘では毎年、食べられるキノコを学ぶ講座を開いていますが、今回は初めて毒キノコのみを学ぶ講座を開きました。 伯耆原さんによりますと、県内には全部で826種類のキノコがあり、そのうち毒キノコは95種類だという事です。 かやの山荘周辺には、胃腸障害や幻覚などの中毒を起こすベニテングタケが多く自生しているという事です。 講座は次回6月に開かれ、実際にキノコ狩りをしてキノコの種類を学ぶ予定です。
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「短歌新潮社」 伊那市高遠町で歌会
短歌の愛好者が集まり月刊誌を発行している「短歌新潮社」は、会員の作品を紹介し学びあう「歌会」を8日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開きました。 長野市に本部を置く短歌新潮は、県内のほか、東京、名古屋、長崎などに22の支部があります。 会員は約300人で伊那支部には12人の会員がいます。 昭和28年から、毎年春と秋に歌会を開いていて、伊那市内で開かれるのは今回が初めてです。 長野市に住む中村昭男編集長が、おととし高遠町を訪れ、自然豊かで歴史ある高遠町を歌会の会場に選んだという事です。 短歌は五七五七七の、五句三十一音でつくる歌です。 歌会では、会員が事前に作った短歌を評者が紹介し講評しました。 今回全部で76首の作品が寄せられ、会員同士の投票などによる審査が行われました。 結果、最高賞に、長野支部の北村多喜子さんの作品「枯れ草にみどりが覗く川岸に佇みて聴く春の水音」が選ばれました。 短歌新潮の歌会は、短歌の学習や会員同士の交流などを目的に開かれていて、あすは、高遠町内の史跡めぐりを行う予定です。
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西町区 さわやかウォーキング
伊那市の西町区は、新緑を眺めながら市内を歩くイベント「さわやかウォーキング」を、8日に行いました。 イベントには、小学生から70代まで111人が参加しました。 健康づくりと親睦を図ることを目的に毎年新緑の時期に開いていて、今年で13回目です。 途中、区内の狐塚北古墳にある桜の古木について、地域桜守から説明がありました。 参加者らは、伊那文化会館西側公園から伊那西小学校までを折り返すおよそ8キロのコースを、仲間や家族と会話を楽しみながら歩いていました。 西町区では、13日から区民美術展が開かれることになっていて、「行事を通して団結力を高めたい」と話していました。
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デイサービスセンターゆとり荘 花壇の花が咲き揃う
箕輪町三日町のデイサービスセンターゆとり荘の花壇では、ボランティアが植えたおよそ20種類の花が咲き揃っています。 花壇を整備しているのは、有志でつくる「箕輪ふれあいガーデン」のメンバーで、月に2回手入れをしています。 季節ごと花を植え替えるということで、現在はパンジーやわすれな草などの花が咲いています。 ゆとり荘では、「利用者が季節の移ろいを感じることができて大変ありがたいです」と話していました。
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南中生徒会 熊本地震の被災地へ義援金贈る
南箕輪中学校の生徒会は、生徒と保護者に呼び掛けて集めた義援金を熊本地震の被災地に贈りました。 6日は、生徒会長の高橋輝くんが南箕輪村社会福祉協議会を訪れ、孕石勝市会長に義援金5万4,308円を手渡しました。 先月28日から3日間に渡り正副会長3人が玄関に立って生徒や授業参観に訪れた保護者に対し募金を呼びかけました。 南中では、毎年秋に行う落穂拾いで、集めた米を販売してその収益を東日本大震災の被災地に贈っています。 今回も、被災地の為に何かしたいという声が生徒たちから上がり、義援金を集めることになりました。 義援金は、熊本県と大分県の被災地に贈られます。 生徒会では、今後も募金以外の活動で被災地を支援していきたいとしています。
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諏訪形御柱祭に向け 見立ての儀
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形の御柱祭に向け、4本の御柱を決める見立ての儀が7日行われました。 朝7時、区内の山林に御柱祭の実行委員23人が集まり、木にしめ縄や立て札を取り付けました。 一の柱は幹の周りがおよそ2メートルのモミの木です。 去年10月に仮見立てを行い、前回の7年前の一の柱よりやや細く、まっすぐな木を選んだということです。 野溝正明副委員長がお祓いをしたあと、全員で手を合わせました。 二、三、四の柱は杉の木で、幹の周りは1メートル20センチから1メートル80センチです。 諏訪形の御柱祭は、7年に1度、諏訪大社と同じ年に行われています。 4本の御柱は、6月12日の斧入れ式で伐採され、9月4日に山出し、10月1日に里曳きが行われ、諏訪神社の四隅に建てられます。
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伊那市の小学校で有毒植物「スイセン」食べ集団食中毒
6日、伊那市内の小学校で有毒植物「スイセン」を食べたことによる集団食中毒が発生しました。 スイセンの球根をノビルと間違えて食べたもので、症状のあった児童と教諭11人は全員快方に向かっているということです。 県の発表によりますと、スイセンを食べたのは伊那市内の小学校1クラスの児童11人と担任の教諭1人の12人で、うち11人が食中毒になりました。 6日、休み時間にノビルと思われる植物を採取し、昼食時に加熱して食べたところ、午後1時頃から嘔吐や吐き気などの症状が出たということです。 ノビルと有毒植物のスイセンの球根を間違えて食べたもので、葉が落ちた状態で持ち込まれたため、見分けがつかなかったということです。 スイセンの葉にはにおいがありませんが、ノビルには特有のにおいがあります。 伊那市教育委員会は、昨夜食中毒のあったクラスの保護者に対し謝罪と経過説明を行い、市内すべての小中学校に注意喚起のメールを送りました。 県では、よくわからない植物は絶対に「採らない、食べない」こと、食べられる山菜の特徴を完全に覚えること、身近な植物をむやみに食べないことなど、有毒植物の食中毒に注意するよう呼びかけています。
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母の日前にミニブーケ作り
母の日を前に、南箕輪村の農産物直売所ファーマーズあじ~なで7日と8日の2日間、ミニブーケ作りを体験することができます。 店先には、コーナーが設けられ、買い物に訪れた親子連れが体験していました。 使用する花は、アルストロメリアやカーネーションなど上伊那で栽培されたものです。 1セット500円で、4種類の花を選んで専用のポットに入れていきます。 バランスを整えたらラッピングをして完成です。 企画した株式会社グレースでは、「母の日に手作りのプレゼントで日頃の感謝の気持ちを伝えてほしい」と話していました。 ミニブーケ作り体験は、あすも行われ、1日限定200セットとなっています。
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西駒山草会の山野草展示会
伊那市内の山野草愛好家で作る西駒山草会の展示会が7日と8日の2日間南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場にはヤマシャクヤクやアツモリソウなど会員13人が育てたおよそ300点の山野草が展示されています。 斑入りと呼ばれる突然変異で葉に白や黄色のまだら模様が出ている作品が多く並んでいます。 こちらは6年かけて育てたヤマシャクヤクです。 葉の全体にバランスよく斑が入っていて、最高級とされています。 市場に出ると30万円を超える価値があるということです。 西駒山草会の山野草展示会はあすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。
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元最高裁判事那須弘平さん講演会
伊那市出身で元最高裁判所判事の弁護士那須弘平さんの講演会が3日に伊那市の伊那文化会館で開かれ、日本国憲法の歴史的価値について話をしました。 那須さんは日本国憲法の前文の国民主権、恒久平和、国際協調などについて話しました。 また、講演会では「私と憲法」をテーマに、各世代の代表者が発表しました。 このうち伊那弥生ヶ丘高校3年の有賀正和さんは、「今までは政治に興味がなかったが、これからは18才から選挙権が与えられる。他人に流されず自分の意見をしっかり持っていきたい。」と話しました。 講演会は、上伊那の有志でつくる「憲法記念日の集い」実行委員会が企画したもので、憲法制定70周年を迎える今年は1,000人を超える人が話を聞きました。 この講演の模様は6月18日から121チャンネルで放送します。
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さくらの湯 端午の節句にちなみ菖蒲湯
端午の節句にちなみ伊那市高遠町のさくらの湯では、7日と8日の2日間菖蒲湯の提供が行われています。 さくらの湯の露天風呂には、男湯、女湯ともに菖蒲の束とヨモギの葉が浮かべられています。 さくらの湯では、季節に合わせたイベントを行っていて、今年度第1弾として菖蒲湯を企画しました。 邪気を払い健康長寿に効くとされる菖蒲の束と、美肌効果が期待できるとされるヨモギの葉を湯に浮かべました。 菖蒲湯は8日も行われます。 さくらの湯をはじめとする市内4か所の温泉施設では、伊那市合併10周年企画として5月中は通常大人600円の入館料を500円にしていて、多くの来場を呼び掛けています。
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高遠城跡案内所 開所
伊那市高遠町の有志でつくる観光案内ボランティアふきのとうの会は、観桜期外に城跡を案内する高遠城跡案内所を3日に開所しました。 3日は会員などおよそ20人が参加し高遠城址公園のグランドゲートで開所式を行いました。 式の後には、おとずれた観光客を早速案内していました。 高遠城は国の史跡や日本100名城に選定されていて、近年城跡を目的にした観光客が増加しているということです。 城跡を詳しく知りたいという要望を受け、伊那市からグランドゲート事務所を借りて、初めて案内所を開設しました。 小田中一男会長は、「高遠城は中世から近世までこの場所で続いた珍しい城です。案内を通じて町の活性化にもつなげていきたいです」と話していました。 今後は、8月を除く11月まで、月に2日間、会員2,3人が案内所に滞在し観光客を案内します。
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IPM実証実験の農園でミニトマト定植
病害虫や雑草を管理した野菜づくり「IPM」の実証実験を行っている南箕輪村神子柴の、あじ~な農園で6日、ミニトマトの苗の定植作業が行われました。 技術指導にあたっているJA上伊那では、この農法の普及を図り採算ベースに乗せたいとしています。 IPMは農薬だけに頼らず病害虫や雑草を管理するもので、食の安全安心や環境への影響に配慮した農法です。 6日はその実証実験を行っているハウスでJAの職員などおよそ15人がミニトマトの苗を植えました。 ハウスには虫が嫌う赤のネットを張ることでその効果を高めています。 またハウスの外側と内側にシートを張ることで雑草が生えるのを防いでいます。 ほかには害虫の天敵となる虫をハウス内に放したり虫取り板を設置しています。 実証実験は2年目でこれまでにアブラムシは確認されなかったもののダニの発生がみられたということです。 あじ~な農園ではミニトマト以外にパプリカでも実験を行い、5年をかけて病害虫の発生状況や品質コストなどについて検証していく計画です。 技術指導にあたっているJA上伊那ではIPMを上伊那の農家に普及させ採算ベースに乗せていきたいとしています。
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箕輪町議会があす募金活動
箕輪町議会は熊本地震の復興支援として7日、町内の大型店で募金活動を行います。 6日、木村英雄議長と唐澤千洋副議長が箕輪町役場で記者会見を開き協力を呼びかけました。 募金活動はベルシャイン伊北店と箕輪店、イオン箕輪店の3店舗で行い、日時は7日、午前10時から11時半までです。 町議会議員15人が3店舗に分かれ募金を呼びかけることにしていて目標は10万円以上としています。 町議会では集まった募金に議員の支援金を合わせて熊本と大分の義援金口座に振り込むことにしています。
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内の萱の駒嶽神社里宮で開山式
伊那市荒井の内の萱にある駒嶽神社の里宮で3日に西駒ヶ岳の開山式が行われ、西駒登山の安全を祈願しました。 開山式には内の萱と天狗の住民などが参加し、玉ぐしを奉納し、安全を祈願しました。 駒嶽神社は西駒ヶ岳に伊那側から登る桂小場ルートの入り口にあります。 今でも登山愛好者がこのルートを利用しているということで、毎年安全祈願が行われています。 この行事は蚕玉祭もかねていて、直会が開かれた神楽殿には繭玉が飾られました。 神楽殿は明治18年に建てられたもので、かつては子供たちが神楽を奉納していたということです。
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ジオラマ作家 山本さんトークイベント
伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれているジオラマ展「昭和幻風景」に合わせ、ジオラマ作家の山本高樹さんのトークイベントが3日に開かれました。 会場には、昭和の風景をモチーフにした作品約30点が展示されていて、3日は山本さんが制作過程や作品への思いを語りました。 山本さんは、「建物の質感にこだわり、統一感を出すことで、作品に説得力をもたせています」と説明していました。 東京都のジオラマ作家山本さんは2001年から昭和をテーマにした作品の制作をはじめ、NHKの連続テレビ小説でも使用されました。 山本高樹 昭和幻風景ジオラマ展は22日(日)まで信州高遠美術館で開かれています。
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高遠石工を紹介する映像作品完成
高遠石工の石仏を紹介するDVDとブルーレイディスクが完成し、6日に伊那市役所で報告が行われました。 今日は映像を製作した高遠石工研究センターの代表者二人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成の報告を行いました。 映像は22分で高遠町を中心に上伊那にある高遠石工の作品およそ70体を四季の風景とともにナレーション付きで紹介しています。 平成27年度の文化庁による文化遺産を活かした地域活性化事業の一環として280万円をかけて制作されました。 DVDとブルーレイディスクはそれぞれ150枚ずつ作られ、今後伊那市を通して上伊那の図書館や小中学校に配布されます。
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信州みのわ山野草クラブ 春の展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の展示会が、7日と8日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場には、会員16人の作品およそ200点が並んでいます。 信州みのわ山野草クラブは、15年前に公民館クラブとして発足し、山野草の育成方法や作品の作り方を学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。 信州みのわ山野草クラブの春の展示会は、7日と8日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場では余剰苗の即売や、ヤマシャクヤクを中心とした無償苗がもらえる抽選も行われます。
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洞泉寺で大般若会
お釈迦様が説いた「大般若経」600巻を転読する大般若会が、30日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 大般若経は、お釈迦様が説いたお経で、仏教の基本思想が書かれています。 本堂では、13人の僧侶が経典を上から下へ落とす転読という方法で経典を読み上げました。 経典を読むときに起きる般若の風にあたると、一年間の無病息災や家内安全などの御利益があるとされています。 横山凌雲住職は、「祈りの力を通じて熊本地震の被災地の復興を願っています」と話していました。
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こどもの日 箕輪町郷土博物館で無料開放イベント
こどもの日の5日、箕輪町郷土博物館では、親子で気軽に足を運んでもらおうと入館料を無料にした体験イベントが行われました。 博物館前に展示されている電気機関車の内部が公開されました。 こども達は運転席に座り、かつて電気機関車を運転していた国鉄OBのメンバーから操作方法を教えてもらいました。 博物館の中では、電車模型が展示されました。 去年8月に亡くなった伊那市山寺の尾崎晃一さんが作ったもので、博物館では2年ぶりに展示されました。 電車を動かすための配線を尾崎さん以外に誰も知らないという事で、尾崎さんの鉄道仲間の小林哲さんが、自分の持っている機材や部品を使い、試行錯誤しながら今回の展示を完成させたという事です。 箕輪町郷土博物館では「春のふれあい博物館」と題して、大型連休中に地元で楽しめる体験イベントを毎年行っていて、今年で10年目になります。
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箕輪町木下区 ふれあいハイキング
箕輪町の木下区で、恒例の「ふれあいハイキング」が5日に行われました。 区民、およそ300人が参加し、木下南保育園から南箕輪村の大芝高原まで約5キロの道のりを歩きました。 木下区で30年ほど前から毎年行われている恒例行事で、20年ほど前からは木下区青少年健全育成会が実施しています。 育成会の三澤誠会長は「少子化や核家族化の時代に、地域の子どもと触れ合う機会としてこれからも続けていきたい」と話していました。
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最高気温27.1度7月上旬並み
2日の伊那地域の最高気温は平年を6.6度上回る27.1度となり、7月上旬並みの暑さとなりました。 長野地方気象台によりますと、今日の午後1時39分に最高気温27.1度を観測しました。 南箕輪村の西部保育園では、園児と地域の人たちが一緒によもぎ摘みを行いました。 摘んだよもぎは5月によもぎ餅にして食べられるということです。 天気は3日の夜から崩れますが、気温は今週いっぱい平年を上回りそうだということです。
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箕輪町で廃棄物不法投棄監視員委嘱式
箕輪町の不法投棄を監視する廃棄物不法投棄監視員の委嘱式が4月25日に町役場で行われました。 委嘱式では監視員を務める6人に白鳥政徳町長から委嘱書が手渡されました。 廃棄物不法投棄監視員の制度は平成9年から始まりました。 箕輪町内では平成25年度は17件、平成26年度は26件、平成27年度は14件の不法投棄が報告されています 。 近年はゴミの種類が多様化したり捨てる場所が巧妙化するなどの傾向があるということです。 白鳥町長は「行政だけでは目の届かないところがある。住民の皆さんと連携して不法投棄撲滅に取り組んでいきたい。」と挨拶しました。 委嘱された監視員の任期は2年で、月に1回以上各担当地区を見回ります。
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保科正之を学ぶ学習会
旧高遠藩主保科正之について学ぶ学習会が4月30日に伊那市の伊那図書館で開かれました。 学習会は伊那市と福島県会津若松市との親善交流企画の一環として開かれました。 保科正之は江戸時代に旧高遠藩主や会津藩主を務め両市にゆかりのある人物です。 講師は、高遠郷土研究会の北原紀孝会長が務め、その生い立ちや、将軍の補佐役としての功績などについて話しました。 北原さんは「今の時代でも参考になるような政策をいろいろ行った人物なのにあまり評価されていないのが残念です。市民にもっと知ってもらえるようこれからも活動していきたい。」と話していました。