-
箕輪町でさくらんぼ狩りはじまる
JA上伊那が運営する箕輪町大出山口の農園で18日からさくらんぼ狩りが始まりました。 25アールの農園には、190本のさくらんぼの樹が植えられ、現在たわわに実っています。 18日は30人ほどの予約があり、訪れた人たちがさくらんぼを味わっていました。 さくらんぼ狩りは、JA上伊那が去年から始めました。 現在は、酸味が少なく人気の品種の「佐藤(さとう)錦(にしき)」 さっぱりと淡白な味わいの「紅(べに)きらり」 酸味が強くさわやかな「高砂(たかさご)」の3種類が楽しめます。 この農園のさくらんぼは粒が大きく味も良いということです。 来週には、味が濃く果肉がしっかりとしている紅(べに)秀(しゅう)峰(ほう)が食べごろになります。 受け入れは、7月3日までの火・木・土・日曜日で、30分食べ放題で大人2,000円、子供1,000円となっています。 予約はJA上伊那箕輪支所で受け付けています。
-
最高気温31.2度 暑い日続く
18日の伊那地域の最高気温は平年を6.2度上回る、31.2度で、今年最高となりました。 長野地方気象台によりますと、来週いっぱい気温の高い日が続くということです。
-
教訓を後世に 天竜川シンポジウム
諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し犠牲者も出た平成18年7月豪雨から今年で10年となります。 教訓を後世に伝えていこうと、天竜川シンポジウムが18日箕輪町で開かれました。 シンポジウムは、豪雨災害から10年の節目を迎えるにあたり、教訓を風化させることなく次世代に伝えていこうと、天竜川上流河川事務所と箕輪町が開いたもので、380人が参加しました。 平成18年7月豪雨では、諏訪湖・天竜川上流部で観測史上最大の降雨を記録し、岡谷市や辰野町など県内で12人が死亡しました。 箕輪町の松島北島地籍では天竜川の堤防が決壊しました。 箕輪町では879世帯2,303人に避難指示が出され、53棟の住宅が浸水や半壊などの被害をうけました。 基調講演では、箕輪町出身で前国土地理院長の小池剛さんが「進化する災害への備え」と題して話しました。 サテライト会場の北島災害伝承公園では、子どもたちに豪雨災害について学んでもらおうと復旧活動の体験イベントが行われました。 パネル展のコーナーには、決壊した堤防の写真や復旧の様子が展示され、子どもたちが当時の出来事について学んでいました。 シンポジウムでは、パネルディスカッションも行われ、6人のパネラーが当時を振り返り、今後の災害対応について考えました。 シンポジウムの模様は、7月にご覧のチャンネルで放送します。
-
伊那市観光ボラガイド第3期生開講式
伊那市の観光スポットを案内する観光ボランティアガイドの第3期養成講座が、開講しました。 第3期には、15人が申し込みました。 初日の16日は、ガイドの心構えや、伊那地区、高遠町地区、長谷地区の3地区について現役のガイドが説明しました。 ボランティアガイドは、高遠城址公園の桜まつりや秋まつりを中心に、観光客の要望に応えて観光案内を行っています。 これまで講座を修了し活動しているのは38人となっています。 受講生は12月までに全6回の講座を受けます。受講生は、高遠や長谷など、現地で詳しい内容について学ぶということです。
-
建築士から見た熊本地震
熊本地震で被害を受けた住宅の罹災証明を発行するため現地調査を行った伊那市の一級建築士による調査報告会が12日伊那図書館で開かれました。 報告をしたのは、社団法人日本建築家協会長野地域会会員で、伊那市在住の一級建築士丸山幸弘さんです。 丸山さんは、5月29日から6月2日にかけて熊本の嘉島町を訪れ、罹災証明を発行するための2次調査を行いました。 建築基準法改正前の古い木造建築の倒壊が多いことや改正後の建物でも建て方の変化に耐震補強が追い付いていない現状を報告。 丸山さんは、「想像していた以上に被害が大きいと感じた」と話し、「これからは行政や市民、建築士が常に危機感を持ってともに考えていかなくてはいけない」。とまとめました。 会場には、建築士や行政、一般合わせて25人が訪れ、丸山さんの話に耳を傾けました。
-
南箕輪村北殿の住民が箕輪町北小河内で防災研修会
南箕輪村北殿の住民が、平成18年豪雨で土石流災害が発生した箕輪町北小河内を17日訪れ、体験者の話を聞きました。 南箕輪村北殿では、自主防災の意識を高めようと年に1回研修会を開いていて、県内外の防災に関する施設や地域を訪れています。 今回は、今年7月で平成18年豪雨から10年を迎えることから、身近な地域の取り組みを知ろうと箕輪町北小河内地区を訪れました。 北小河内の中村常会では、平成18年豪雨の時に土石流被害が発生しました。 住民たちが夜中に行っていた水防活動をやめて避難し終わった直後に発生したということです。 200人以上いた住民が避難待機していたことや、樹木が土石流を食い止めたことから、土石流による人的被害はありませんでした。 災害後、平成20年9月には砂防施設が完成し、平成22年3月には豪雨災害を忘れないための記念植樹を行いました。 その後、自主防災会の見直しや基本台帳の作成に力を入れてきたということです。 北小河内地区の住民は「訓練は昼間の晴れた日に行うことが多いが、夜中の雨の状況を想定した訓練も行った方がいい。区民が一丸となって乗り越えたのは大きな経験になった」と話しました。 北殿区では、転入してきた人や若い人とも連携を図りながら区全体で防災の意識を高めていきたいとしています。
-
箕輪南小学校でプール開き
箕輪町の箕輪南小学校で17日、プール開きが行われました。 箕輪南小学校では午前中にプール開きを行う予定でしたが水温が低かったため、午後に行いました。 児童は水浴びをした後、20分程泳ぎ、今年初めてのプールの感触を楽しんでいました。 箕輪南小学校では8月いっぱいプールの授業を行うということです。
-
旧井澤家住宅で三味線イベント
三味線や民謡などの演奏を楽しむイベントが、12日に伊那市の旧井澤家住宅で行われました。 このイベントは伊那市の伊那部宿を考える会が地域住民との交流をはかろうと毎年行っていて今年で4回目です。 今日は、駒ケ根で活動している三味線晴駒会が三味線と日本各地の民謡を演奏しました。 最後は、伊那地方の民謡「伊那節」が披露されました。 会場にはおよそ60人が訪れ、演奏を楽しんでいました。
-
祭式講習会
上伊那の神社の神主が、祭式での作法を学ぶ講習会が15日に伊那市の上伊那招魂社で開かれました。 講師は岡谷市の小井川加茂神社の宮司で長野県神社庁祭式講師の有賀寛典宮司が務めました。 祭式講習は、長野県神社庁上伊那支部が神職の教養を高めようと毎年開いていて今年で34回目です。 この日は支部に所属する神社の神主7人が参加し作法について学びました。 祭式で使う敷物の敷き方や、神様へのお供え物を置く三方と呼ばれる台の受け渡し方などを学びました。 ある神主は、「神様にご奉仕する身なので、失礼のないようしっかりとした正しい祭式作法を身につけたい。」と話していました。 上伊那支部では、祭式講習会の他に文化財の保護や保全についての勉強会など開くということです。
-
車いすの介助者用のいすを寄贈
国際ソロプチミスト伊那はホールでの観覧で使う車いすの介助者用椅子を17日、伊那文化会館に寄贈しました。 国際ソロプチミストは女性の地位を高める奉仕活動を行っている団体です。 寄贈したのは、背もたれがクッションになって長時間座っていても疲れにくいタイプのものです。 色もまわりの椅子と同じものを使い今回2脚を贈りました。 これまで伊那文化会館では折りたたみ式のパイプ椅子を使っていたということで、宮澤敏夫館長は「演奏会など長時間のイベントでもゆったりと楽しんでいただける。」と感謝していました。 国際ソロプチミスト伊那では向こう4年間に2脚ずつ合わせて8脚を伊那文化会館に寄贈するということです。
-
不登校や発達障害の引きこもり支援へ
不登校や発達障害で引きこもりとなっている人たちを支援するNPO法人子ども・若者サポート「はみんぐ」が17日発足しました。 17日は伊那市のいなっせで発足式が行われ元学校教諭など関係者およそ20人が出席しました。 「はみんぐ」は不登校や発達障害などにより、引きこもりがちな子ども、若者の居場所の提供や学習支援を行います。 それにより社会とかかわりながら自立していくためのサポートを行います。 伊那市内ではこれまでに不登校や引きこもりの子どもを支援する上伊那子どもサポートセンターや、若者参加のまちづくり協議会がありました。 目的を同じくするそれらが一つとなり法人化の準備を進めNPO法人子ども・若者サポート「はみんぐ」として新たにスタートすることとなりました。 「はみんぐ」ではおよそ30人態勢で20人ほどをサポートしていくということです。 発足会には元伊那市教育長の北原明さんが招かれ話をしました。 北原さんは「現代は競争原理から子どもたちを開放してあげる場所が必要です。 誰にでも社会の中で居場所と出番があり個人として尊重されなければなりません」と話していました。
-
女性向け農業機械講習会
女性向けの農業機械講習会が16日に伊那市西箕輪のJA菜園で開かれ、トラクターなど機械を使った実技講習が行われました。 講習会は、農業者の高齢化に伴い年々農業を行う女性が増えていることから、事故防止や日々の農作業に役立ててもらおうとJA上伊那が開いたものです。 トラクターや耕運機、刈払機を使って基本的な機械の動かし方の実技講習が行われました。 参加者はエンジンのかけかたやレバーの握り方などを一つ一つ確認しながら機械の使い方を学んでいました。 講習会は午前と午後に分けて開かれ農家を中心に40人が参加しました。 JA上伊那では、参加希望者も多く好評なので、来年以降も続けていきたいとしています。
-
JA上伊那年金友の会マレットゴルフ大会
JA上伊那年金友の会のマレットゴルフ大会が16日に箕輪町のながた自然公園マレットゴルフ場で開かれました。 マレットゴルフ大会は、JA上伊那で年金を受給する人達で作る年金友の会が毎年開いていて今年で20回目です。 今日は上伊那管内の各地区の予選を勝ち抜いた106人が参加し、36ホールを回りました。 参加者は、声を掛け合いながらプレーを楽しんでいました。 ある参加者は「難しいコースが多いが、いろんな人たちとふれあえて楽しい。」と話していました。 JA上伊那年金友の会では、会員の健康促進と親睦を深めようと様々な企画を行っています。 9月には、ゴルフ大会が開かれるということです。
-
山荘ミルクバラ見頃
伊那市横山のレストラン山荘ミルクでは650本のバラが見頃を迎えています。 山荘ミルクの敷地には、400種650本のバラが植えられています。 10年前から植え始め、毎年少しずつ数を増やしています。 今年は例年より2週間ほど早い今月初め頃から咲きはじめ、見頃は今月いっぱいだということです。
-
子どものアイディア時計展表彰式
こどもたちからアイディア時計を募集して展示する「こんな時計があったらいいな!アイディア展」の表彰式が、12日に伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で行われました。 作品は、県内外から絵画39点、工作323点が集まり、10点の作品が入賞しました。 絵画の部金賞には飯島町の米山陸人くん10歳の作品が選ばれました。 作品のタイトルは、「野菜を早く育てて守れ時計」です。 工作の部金賞には宮田村の田中葵さん11歳の作品が選ばれました。 作品のタイトルは、「勉強応援ガールズ」です。 アイディア展は、6月10日の時の記念日のイベントとして毎年開かれていて、今年で7回目です。 アイディア展は6月いっぱいまで登内時計記念博物館で開かれています。
-
インターネットとバス路線で買い物弱者支援
伊那市の白鳥孝伊那市長は、買い物弱者への支援として、インターネットとバス路線を活用したバーチャルマーケットを、新山地区で7月から試験的に行う考えを示しました。 これは、16日、伊那市役所で開かれた市議会6月定例会の一般質問で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「脳いきいき教室の講座にあつまった高齢者に、インターネットを通じて、中心商店街の商店の商品を注文してもらい、商品をバスに乗せて教室終了までに届ける。このようなバーチャルマーケットを、7月から新山で試験的に始めたい」との考えを示しました。 これにより、地域公共交通の利用促進、買い物弱者支援、中心市街地の活性化につなげたいとしています。 バーチャルマーケットは、7月に第1回を行う予定で、年度内に4回実施し、事業が軌道に乗れば、新山以外にも広げていきたいとしています。
-
常円寺で筆供養
仏教の経典を書き写す写経会(え)を毎月開いている伊那市山寺の常円寺で、使えなくなった筆に感謝する筆供養が、16日行われました。 この日は、毎月の写経会に参加しているメンバーを中心に35人ほどが参加し、古くなったり使えなくなった筆を供養しました。 常円寺には、筆塚があり、昔は供養を行っていたということですが、数十年行われなくなっていました。 写経会のメンバーから、使えなくなった筆もごみ箱に捨てられないとの声が上がり、供養を行うことにしました。 メンバーは筆を供えると手を合わせ焼香していました。 角田 泰隆住職は、「今使っている筆も日ごろ手入れをして、大切に活かしていくことを心がけてもらいたい」と話していました。 常円寺では、来年以降も6月に筆供養を行っていきたいとしています。
-
還付金詐欺防ぎタクシー運転手に感謝状
箕輪町の80代の女性が還付金詐欺被害に遭うのを未然に防いだとして、伊那タクシー㈱みのわ営業所の運転手・毛利 福美さんに16日、伊那警察署から感謝状が贈られました。 この日は、毛利さんが伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 毛利さんは、今月1日に、箕輪町の80代の女性を送迎しました。 町内のイオン箕輪店のATMに行ってほしいと女性にいわれ、向かう途中の会話の中から、不審点に気付きました。 女性は、還付金手続きのためATM操作するよう電話を受けていたということです。 不審に思った毛利さんは、箕輪町役場に確認をしたほか、女性あてにかかってきた保健事務所を名乗る電話が050から始まる固定電話でない番号であることなどを確認し、女性を近くの交番へ連れて行ったものです。 警察官が聞き取りを行った結果、還付金詐欺の手口に騙されていたことが分かりました。
-
思沢川ホタル舞う
伊那市御園の思沢川では、ホタルが舞いはじめ訪れた人たちを楽しませています。 午後8時近くになると、ホタルが舞いはじめます。 14日は家族づれなどおよそ60人が訪れ、暗闇に舞うホタルが放つ光を楽しんでいました。 もともとこの辺りはわさび畑でしたが、担い手が無く遊休荒廃地となっていました。 地区住民有志でつくる「思沢川に蛍を育てる会」が、20年前から整備をはじめ、今ではホタルがみられるスポットとなっています。 この辺りは街灯がなく、メンバーが作った竹の灯篭が、訪れた人たちを誘導します。 今年は例年より1週間ほど早い11日から舞い初め、ピークは今週末になりそうだということです。
-
伊那北吹奏楽部 19日に定期演奏会
伊那北高校の吹奏楽部は19日の定期演奏会に向け練習に励んでいます。 定期演奏会では、クラシックや映画音楽など10曲を披露する予定です。 14日はパート練習をしたあと、アニメ映画のテーマソングの全体練習を行いました。 この曲は、学生指揮者の一人3年生の小林智裕(ともひろ)さんが指揮を行います。 小林さんは、楽器ごとの音色やリズムを確認し、部員たちに指示を出していました。 小林さんは「本番まであと数日、みんなの力を引き出せるよう頑張りたいです」と話していました。 伊那北高校の吹奏楽部は、1年生から3年生合わせて54人で、ここ数年では最も多い部員数だという事です。 部長の池上笑さんは、「大編成の演奏を楽しんでもらい、観客の皆さんから、多くの元気をもらいたいです」と話していました。 伊那北高校吹奏楽部の定期演奏会は、19日午後2時から伊那文化会館で開かれます。
-
東京五輪 東ティモール合宿招致へ
伊那市の白鳥孝市長は、2020年の東京オリンピックで東ティモールの選手が事前合宿を伊那市で行うよう、招致していく考えを15日示しました。 これは15日開かれた伊那市議会6月定例会で議員の質問に答えたものです。伊那市と東ティモールは、元東ティモール特命全権大使を務めた伊那市高遠町出身の北原巖男さんが縁で民間レベルの交流が行われています。 東ティモールは、前回のロンドンオリンピックではマラソンに男女1人ずつ選手を派遣しています。 市内にはクロスカントリーコースがあり、鹿嶺高原では高地トレーニングが行えることから伊那市は北原さんを通して東ティモールの事前合宿を招致していく考えです。 7月には、東ティモールの特命大使が伊那市を訪れ、視察を行う予定だという事です。
-
元松本山雅選手講演会
「熱い想いを共感しよう」をテーマにした元松本山雅の選手の講演会が14日に伊那商工会館で開かれました。 講師を務めたのは、現役時代に松本山雅でプレーし、現在はチームスタッフとして活動する小澤修一さんと片山正人さんです。 松本山雅は、松本青年会議所のメンバーが中心となって運営に関わり発展していったクラブです。 講演会は、今後の活動の参考にしようと伊那青年会議所が企画しました。 講演ではクラブの歴史や試合でのエピソードなどが紹介されました。 小澤さんは、「松本山雅はクラブを通してひとづくり、まちづくりに貢献したいと考えている。青年会議所の活動と通じるものがある。」と話しました。 また片山さんは、「活動を地域に根付かせることが、ファンやサポーターの獲得に繋がり、地域の発展にも繋がる。」と話していました。 講演会は、伊那青年会議所の定期例会の中で開かれ、およそ50人が話を聞きました。
-
大芝高原まつりポスターなど図案決定
8月20日に南箕輪村で開催される第31回大芝高原まつりのポスター、うちわ、パンフレットの表紙の図案が決定しました。 南箕輪中学校の美術部の生徒が制作した28作品の中からそれぞれの最優秀賞が選ばれました。 最優秀ポスター賞に選ばれたのは、田中眞子さんの作品です。 ポスターは200枚作成し、公共施設や村内の企業などに貼られます。
-
ハナマンテン収穫作業始まる
全国シェア70%を占める上伊那の特産小麦「ハナマンテン」の収穫作業が始まりました。 伊那市東春近田原の圃場では農事組合法人田原の組合員が、コンバインを使って、種用に栽培した小麦の収穫を行いました。 ハナマンテンは、県農業試験場が育成した品種で、上伊那では2007年から本格的に栽培を始め、今では全国シェアの70%を占めています。 ねばりがありこしが強いのが特徴で、麺への加工に適しているということです。 JA上伊那では、プライベートブランド「伊那華シリーズ」でハナマンテンを使用したうどんやラーメン、冷やし中華を販売しています。 上伊那では今年320haを作付け1,130tの収穫を目標にしているということです。 ハナマンテンの収穫は、種用の収穫が終わると一般用の収穫が始まり、7月上旬まで行われる予定です。
-
南アルプス食害対策協議会 ニホンジカ捕獲頭数が減少
南アルプス食害対策協議会の今年度の総会が10日に開かれ、各自治体でのニホンジカの捕獲頭数が、前年度より減少している事が報告されました。 伊那市役所で今年度の総会が開かれ、平成27年度のニホンジカの捕獲頭数が報告されました。 協議会を構成する自治体の猟友会に委託し捕獲された数は、伊那市が前年度より61頭少ない29頭、飯田市が53頭少ない68頭、富士見町が71頭少ない129頭で、合せて226頭となっています。 協議会では、鹿の目撃情報は減っているものの、生息地域が北上したり西山へ移っている可能性があるとして単純に個体数が減少したとは言い切れないとしています。 会長の白鳥孝伊那市長は「西山での捕獲頭数が増えているのが問題だ。中央アルプスの対策協議会とも連携して取り組んでいかなければならない」と話しました。 協議会では、今年度、中央アルプス野生動物対策協議会へ、毎年行っている防護柵設置作業の参加を呼びかけるほか、今後の連携を視野に連絡協議会の立ち上げを目指すという事です。
-
伊那ダイヤモンドツインズ
3月の全国ミニバスケットボール大会で優勝した伊那ダイヤモンドツインズは、12日箕輪町を訪れていた阿部守一長野県知事に優勝を報告しました。 伊那プリンスホテルで開かれた優勝報告会には、優勝メンバー8人と松永義夫監督らが出席し、阿部知事に全国大会優勝を報告しました。 チームを代表してキャプテンだった梅原ましろさんが「中学でも1人1人が上を目指してがんばっていきたいと思います。」と抱負をはなしました。 阿部知事は、「素晴らしい成績を残してくれてうれしい。優勝を糧にして、勉強にスポーツにがんばってもらいたい。」と激励しました。 当時小学6年生だったメンバーの全員が中学でバスケットを続けているということです。
-
㈱小椋が南箕輪村に長椅子寄贈
文具やオフィス家具の販売を行う伊那市西春近の㈱小椋が13日に南箕輪村に県産材を使った長椅子を寄贈しました。 寄贈されたのは、大鹿村産のカラマツを使った長椅子です。 ㈱小椋では、2年前から県産の間伐材を使った家具作りに取り組んでいます。 県産材を使った家具の普及に繋げようと、今回南箕輪村に初めて長椅子が寄贈されました。 この日は、㈱小椋の小椋文成社長ら二人が役場を訪れ、唐木一直村長に寄贈の報告を行いました。 唐木村長は「デザインも座り心地もいい。大芝高原の間伐材の使用も考えていきたい。」と話していました。 小椋社長は「まず自治体で使ってもらい、上伊那の木材を使った家具の普及に向けて取り組んでいきたい。」と話していました。 寄贈された長椅子は、役場の子育て支援課前に設置されています。
-
プロドライバー事故防止コンクール表彰
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第38回プロドライバー事故防止コンクールで、伊那警察署管内の8事業所と個人2人が表彰されました。 14日は伊那警察署で表彰伝達式が行われ、内川政澄署長から受賞者に表彰状が手渡されました。 優秀事業所に選ばれたのは4事業所で、伊那市の伊那バス株式会社、伊那市のジェイアールバス関東株式会社中央道支店、南箕輪村の株式会社JAアグリエール長野伊那営業所、辰野町の辰野タクシー株式会社です。 プロドライバー事故防止コンクールは、対象事業所の7月から12月までの業務上の事故防止への取り組みを評価するものです。 今回は県内から665事業所が参加しました。 優秀事業所に選ばれた伊那バス株式会社の中村健二専務取締役は「従業員は毎日交通安全という意識でやっている。適度な緊張感を持ってこれからも取り組んでいきたい」と話していました。 内川政澄署長は「コンクールの期間以外でも引き続き取り組みを続けて1件でも事故が起きないようにお願いします」と話しました。
-
循環バスを活用して新山を巡るツアー
伊那市富県新山を走る新山地区循環バスを使って区内の自然や料理を楽しむツアーが、14日行われました。 午前9時29分、新山地区循環バスが、最初の目的地「トンボの楽園」の最寄り停留所に到着しました。 ツアー1回目の今日は、市内から11人が参加しました。 トンボの楽園では、日本一小さいと言われる1円玉程の大きさのハッチョウトンボを見学しました。 今年は5月から孵化が始まり、現在最盛期を迎えていて、多くのハッチョウトンボが飛び交っています。 ツアーは、新山を通る循環バスの運行を維持していくため利用者数の増加を図ろうと、新山地区循環バスを育てる会が中心となって初めて企画しました。 これまで、市街地と新山を結ぶルートは美篶地区を経由していましたが、育てる会の提言により、今年4月から貝沼・桜井を経由するルートに変更となりました。 ルートが変わったことで、去年は1便あたりの平均が3.4人だったのが、今年は6.8人に増え、1か月の利用者数も62人から108人に増えたということです。 ツアーは16日(木)にも開催される予定で、トンボの楽園で観察したあと、レストランやパン屋を訪れる内容となっています。 また、秋には、きのこ狩りがメインのツアーも企画しているということです。
-
北沢峠に休憩所 開所式
夏山シーズンを前に、登山者の休憩所が南アルプスの北沢峠に作られ、開所式が14日行われました。 休憩所は、安全登山に向けた普及啓発の拠点にしようと環境省が北沢峠の山梨県側と長野県側の2か所に整備したものです。 14日は、伊那市や国の関係者など20人が出席し、テープカットで完成を祝いました。 建物は木造平屋建て、延床面積は51㎡となっています。 およそ40人が腰かけられるベンチが設置されている他、登山情報を見る掲示板も設置されています。 この他、山岳写真家の津野祐次さんが南アルプスの四季を映した写真も展示されています。 2か所の総事業費はおよそ3800万円となっています。 休憩所がつくられたことにより、悪天候でも安心できる環境となりました。 施設の管理は、伊那市が行うことになっています。 利用出来るのは、バスの運行時間のみとなっていて、伊那市では「自然を楽しむ人たちに快適に利用していただきたいです」と話していました。 北沢峠周辺では、高山植物のクリン草が咲き始めています。 伊那市営南アルプス林道バスは、あすから北沢峠までの全線が運行開始となります。