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大暑 最高気温30.5度
22日は、二十四節気のひとつ大暑です。一年で一番暑い頃とされています。 伊那地域の日中の最高気温は30.5度と平年より1.6℃高く、4日連続の真夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、しばらくは、30度を超える日が続くという事です。
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福祉のしごと就職相談会
福祉や介護分野での人材不足を解消しようと長野県社会福祉協議会とハローク伊那は「福祉のしごと就職相談会」を22日、伊那市のいなっせで開きました。 相談会は慢性的に人材不足となっている、福祉や介護の仕事について理解を深め、就職のきっかけにしてもらおうと、県内12か所を巡回し開催されています。 上伊那地域の会場となったいなっせではグループホームや老人福祉施設など14社が参加しました。 会場には再就職を目指す人や大学生、高校生40人が訪れました。 訪れた人たちは、担当職員から説明を聞いたり、仕事の内容や、必要な資格について質問をしていました。 県社会福祉協議会では、相談会の他に希望に応じデイサービスセンター等で職場体験を随時実施しています。
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フェンシングで全国 競泳で北信越
南箕輪中学校の赤羽正輝君がフェンシングで全国大会に、また加藤幸磨君が競泳で北信越大会に出場します。 21日2人は南箕輪村役場を訪れ原茂樹副村長に出場の報告をしました。 赤羽君は3年生で小学6年生以来2度目の全国出場となります。 8位までが全国大会に出場できる予選の県少年フェンシング大会で3位となりました。 全国大会は22日から東京で開かれます。 加藤君は2年生で北信越大会は初出場となります。 県総合体育大会200メートル平泳ぎで3位入賞し北信越大会出場を決めました。 北信越大会は来月5日に富山県で開かれます。
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夏の交通安全やまびこ運動始まる
夏の交通安全やまびこ運動が22日から県下一斉に始まり街頭啓発が行われました。 南箕輪村の伊那インターチェンジには伊那と南箕輪の交通安全協会会員などおよそ70人が集まりドライバーに安全運転を呼びかけました。 夏の交通安全やまびこ運動は行楽シーズンを迎え県外から訪れる人にも注意を呼びかけようと毎年この時期に行われています。 今年の伊那警察署管内の交通事故による死亡者は21日現在4人で去年1年間の5人に迫る人数となっています。 夏の交通安全やまびこ運動は生活道路の安全確保や歩行者保護の徹底を運動の重点としていて期間は31日までの10日間となっています。
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山の日制定記念展「山岳の詩」
山の日制定を記念した写真展「山岳の詩」が伊那市長谷の南アルプスフォトギャラリーで開かれています。 会場には南アルプスと中央アルプスまたそこに咲く高山植物の写真35点が展示されています。 山岳地帯の雄大な景観や動植物の営みのほか季節の移り変わりが撮影されています。 写真展を開いている津野祐次さんは日本山岳写真協会南信支部支部長で主に中央アルプス、南アルプスをフィールドとしています。 塩見岳を写した作品「塩見岳山群」は荒川岳から撮影したもので山が険しいことからシカが入れず高山植物が今も残っています。 「仙丈ヶ岳」は雪が残る仙丈を写したもので雪解け水がやがて麓で暮らす人間に恵みを与えてくれることを表現しています。 写真展でテーマとしている山の日は、山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝しようと制定されたものです。 日付は8月11日で祝日の一つとなります。 写真展「山岳の詩」は8月31日まで伊那市長谷の南アルプスフォトギャラリーで開かれています。
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南箕輪村10代投票率47.14%
南箕輪村選挙管理委員会は10日投開票の参院選の投票率をまとめました。 選挙年齢引き下げにより初めて投票権を得た10代の投票率は47.14%でした。 南箕輪村では10代の有権者数297人のうち140人が投票し投票率は47.14%で村全体の66.08%を下回りました。 年齢別では18歳が58.17%19歳が35.42%でした。 村選管では「住民票はそのままで実家を離れていると思われる19歳の投票率が低かったのでその対策が必要だ」と話しています。
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美篶青島の住民が千社参り
伊那市美篶青島の住民が、市内各地の神社や道祖神に札を貼る千社参りが、17日に行われました。 この日は、伊那市美篶青島の住民およそ100人が、9つの組毎に分かれて千社参りを行いました。 これは、1千枚の札を神社や道祖神に奉納し、水害がなく稲が順調に育つことを願って行われています。 毎年、土用入りの7月20日前後の日曜日に行われていて、青島区の全戸が参加することになっています。 歴史は江戸時代から続いていると言われ、伊那市の無形民俗文化財に指定されています。 青島区の住民は「伝統のある行事と同時に、区民の連携を深めるきっかけにもなる」と話していました。
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伊那市河川治水砂防促進期成同盟会 総会
伊那市内4つの河川の期成同盟会などでつくる伊那市河川治水砂防促進期成同盟会の総会が19日に市役所で開かれ、関係者が意見交換をしました。 期成同盟会は、大沢川、小黒川、小沢川、棚沢川の4つの川の関係者などで組織します。 総会で白鳥孝会長は「生活に密着し歴史のある川だが大雨が降ると大変な被害をもたらす。皆さんと一緒になって要望活動を進めていきたい」と挨拶しました。 小黒川の関係者は護岸改修の要望について「農業用水の取り入れ口を守りたいという共通の思いが多く挙がっている」と話しました。 伊那建設事務所の職員は「それぞれの状況を確認しながら対応したい。小黒川についてはまだ完了していない護岸整備の継続部分を優先して進めていきたい」と話しました。 同盟会では、地元組織と連携を図りながら県への要望を進めていくとしています。
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箕輪町中曽根で熊出没 注意を!
21日の午後0時20分頃、箕輪町中曽根の林で熊の目撃情報があり、町では注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、熊が目撃されたのは、箕輪町中曽根の林です。 熊は子熊と思われ、目撃した住民の通報を受け警察や町職員、猟友会で対応しましたが西側の山林へ逃げ込み発見に至っていないということです。 箕輪町によりますと、ここ数日、熊の目撃情報が寄せられていて、家の近くであっても鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、早朝や夕方山へ入る場合は2人以上で行動するよう呼び掛けています。
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伊那市・箕輪町10代の投票率まとまる
伊那市と箕輪町の選挙管理委員会は、10日投開票の参院選で選挙年齢引き下げで初めて投票権を得た18歳と19歳の投票率をまとめました。 10代の投票率は、伊那市が44.65%、箕輪町が46.03%でした。 伊那市では、10代の有権者数1355人のうち、605人が投票しました。 投票率は、18歳が50.81%、19歳が38.5%でした。 市選挙管理委員会では「高校での出前講座などで一定の成果を挙げた。引き続き啓発活動を行っていきたい」としています。 箕輪町は、10代の有権者数428人のうち、197人が投票しました。 投票率は18歳が51.63%、19歳が40.38%でした。 町選挙管理委員会では「予想より投票率が伸びた。今後も若い世代への啓発活動を行っていきたい」としています。 南箕輪村選挙管理委員会では、現在、確認の作業を行っているということです。
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伊那市 バス乗り放題デー実施へ
伊那市は、合併10周年を記念して市内の路線バスに無料で乗車できる「バス乗り放題デー」を3日間、実施します。 これは、21日に市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 公共交通の利用促進につなげようと初めて実施するもので、対象は伊那市内全てのバス路線となっています。 実施するのはお盆の8月15日とそば祭りが行われる10月23日、現在イベントを企画している来年3月24日の3日間です。 伊那市民以外も無料で乗車することが出来ます。 伊那市では、これまでに公共交通の利用促進につなげようと、春と夏に小中学生を対象とした乗り放題の子ども定期券の販売を行っていて今年も実施します 伊那市によりますと年間利用者数はここ数年、およそ10万人を推移していて、さらなる利用促進につなげていきたいとしています。
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伊那市の一部で停電
21日の朝7時13分頃、伊那市の一部で停電がありました。 中部電力伊那営業所によりますと、停電となったのは坂下、中央、山寺、荒井、西町の一部730戸です。 中部電力伊那営業所によりますと変圧器の故障が原因としていて、午前9時55分に復旧しました。
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5年間の共生ビジョンについて答申
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して定住人口の確保や地域活性化について協議してきた、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会は、今年度から5年間の共生ビジョンについて白鳥孝伊那市長に21日、答申しました。 21日は、協議会の山岸康弘会長らが市役所を訪れ白鳥市長に答申しました。 これは、今年度から平成32年度までの5年間の将来像や具体的な施策をまとめたものです。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携して必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 ビジョンには、地域公共交通、空き家対策、子育て支援などが盛り込まれています。 山岸会長は「それぞれの市町村の住民が将来に渡り安心して暮らせる魅力的な地域になることを期待している」と話していました。 白鳥市長は「中心市の伊那市を中心として、将来に渡って魅力的な地域づくりに結びつけていきたい」と話していました。 今後、8月に、3市町村長でつくる定住自立圏連絡協議会でビジョンを確認し、決定することになっています。
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50年の森林ビジョン推進委員会初会合
50年後の伊那市の森林のあり方や市民との関わり方を定めた「50年の森林(もり)ビジョン」を推進する委員会の初会合が20日、伊那市の創造館で開かれました。 会合には、農林業関係者や研究者など県内外の20人の委員と7人のアドバイザーが出席しました。 50年の森林ビジョンは、50年後の伊那市の森林のあり方や市民との関わり方について示したもので、今年4月に策定されました。 委員会は「山地保全と水資源保全の機能向上」などを検討する第1部会、「森林の生産力と林業経営の向上」などを検討する第2部会、「生物多様性を中心とした自然環境の保全」などを検討する第3部会の3つに分かれます。 委員長には、策定委員会に引き続き信州大学農学部の植木達人教授が選ばれました。 植木委員長は「地域のモデルとして地域から世界に貢献するようなシステムをつくることが重要だ」と話しました。 伊那市は、森林管理を分けるゾーニングを先行して検討していきたい考えです。 ゾーニングでは、市民が手をかける森林・自然環境を保全する森林・あまり人手をかけず多面的機能を発揮する森林の3つの区分を決めることにしています。 委員会は平成29年度中に推進計画をまとめる予定です。
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西春近小出一区城集落の住民がそば打ち
伊那市西春近小出一区の城集落の住民でつくる「そば打ち倶楽部」の定例会が16日開かれ、そば打ちをしました。 この日は、倶楽部のメンバー16人が地元産のそば粉を使ってそば打ちをしました。 倶楽部は、おととし4月に市のいきいき交流施設として建てられた「なごみ館」を活用しようと、今年4月に発足しました。 月に1回、春近そばの会の会員から指導を受けながら腕を磨いています。 4回目のこの日は、徐々に手つきも慣れてきた様子でした。 指導した春近そばの会の会員は、「しっかり煉らないと茹でた時にやわらかくなってしまう」「切る時は包丁を前に押すように切る」などとアドバイスしていました。 倶楽部のメンバーは40代から70代までで、11月の地区の収穫祭で振る舞うことを目標にしています。
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みのわアカデミーで楽脳フィットネス
みのわ健康アカデミーの一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、19日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 講師を務めたのは、長野市の健康運動指導士 三浦(みうら) 弘(ひろし)さんです。 三浦さんは、座ってできる運動プログラムを紹介しました。 まずは、座ったまま、かかとをつけ、足の甲を30回上げ下ろします。 これで、ふくらはぎがつかれるようなら黄色信号で、筋力が衰えているということです。 次に、手は、上下に、足は左右に動かす運動をしました。 手と足が同じ動きをしてしまう参加者も多くいました。 この運動により脳の司令塔である前頭葉が活性化し、脳のトレーニングになるということです。 三浦さんは、「上手にできることが大切なのではなく、できないこと、難しいと感じることで脳が活性化します。集中している時間にはストレスも感じないので、リフレッシュにもつながります」と話していました。
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森さん保育園児にカブトムシプレゼント
伊那市の東春近保育園で近くに住む森登美男さんが19日に園児にカブトムシとクワガタをプレゼントしました。 この日は、全部でおよそ300匹が用意され、園児およそ90人にプレゼントされました。 孫が保育園に通っていた時から始め、卒園後も続けられていて今年で12年目です。 カブトムシやクワガタは、7月に入り森さんが近くの山や河川敷で捕まえたものです。 プレゼントする為に、毎朝4時頃から、山や川を歩くので健康にいいと森さんは話します。 インタ 園児達はカブトムシを貰うと友達と見せ合いながら喜んでいました。
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高遠在来種のそば 復活へ播種作業
幻となっている高遠在来種のそばの復活を目指す伊那そば振興会は播種作業を20日伊那市長谷浦の圃場で行いました。 20日は、振興会のメンバーや栽培のアドバイスを行う信州大学の井上直人教授の研究室の学生合わせて20人が高遠在来種のそばの種を蒔きました。 種は塩尻市の長野県野菜花卉試験場から300グラム譲り受けたもので、20日は100グラムを蒔きました。 メンバーや学生は、手で数粒つまみとり、10センチ間隔に種を置いていきました。 栽培初年度となる今年は20日と27日の2回に分け種をまき、一部は冷蔵で保存するという事です。 振興会によりますと高遠在来種の蕎麦は、戦時中まで各家庭で栽培されていましたが、終戦直後の食糧難により、収量の多い品種へと移り替わり、自然となくなっていったという事です。 栽培のアドバイスをする信州大学の井上直人教授は、在来種の復活は収量重視の農業から品質重視の農業への一歩だと話します。 今年は、種を増やす事を目的に栽培し、今後は収量が安定してきたら小粒で色が良い物を選別していくとしています。 栽培が順調に進めば、3年後に味わう事ができるという事です。
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新山小で伊那節踊りの練習
伊那市の新山小学校で伊那まつりの市民踊りに向けて、伊那節と勘太郎月夜唄の踊り練習が20日に行われました。 伊那節振興協会会員で踊りインストラクターの池上龍子さんが指導しました。 新山小学校の体育館には、全校児童が集まり、池上さんの踊りをまねながら練習しました。 新山小では、毎年この時期、伊那まつりの市民踊りに全員が踊ることができるようにとダンシングオンザロードのドラゴン踊りや伊那節、勘太郎月夜唄の踊り練習をしています。 池上さんは、動作がおおげさにならないようになどと児童たちに話しながら、伝統の伊那節の踊り方を教えていました。 池上さんは、「遠くに行ってふるさとを思いだす時、大人になった時にこの踊りがきっと役に立つので、しっかり覚えてください。」と児童に呼びかけていました。 新山小の児童は、8月6日の伊那まつり市民踊り当日は、富県連として参加することになっています。 さらに伊那節は、9月の運動会でも披露することになっています。
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高遠町引持 平岩さん宅のヤマユリ見ごろ
伊那市高遠町引持の平岩兼雄さん宅で、ヤマユリが見ごろとなっています。 高遠町引持の平岩さん宅の600平方メートルの敷地には200株以上のヤマユリが自生しています。 明治の初め頃は桑畑でしたが、数株だったヤマユリが自然に増え現在のようになったということです。 花は、1週間ほど楽しめるということです。
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弥生高 久保田同窓会長が激励
伊那弥生ヶ丘高校の全国大会に出場する選手を久保田裕子同窓会長が20日激励しました。 高校の校長室では、これから開かれる全国大会に出場する故人やクラブの代表者が集まり、久保田同窓会長の激励を受けました。 杉崎あおいさんは、全国高校総合文化祭小倉百人一首かるた部門に出場します。 同じくリーダーズコール部門には、音楽クラブの6人が出場します。 全国高校ギター・マンドリン音楽コンクールには、器楽クラブの54人が出場します。 このほか、男子ソフトボール部と小林愛海さんが全国大会に出場します。 小林さんは、少林寺拳法です。 それぞれ代表者が、「去年よりいい成績で、まず1勝」などと決意表明しました。 久保田同窓会長は、「大会に出場できる幸せをかみしめながら、実力を発揮し、楽しんできてほしい」と激励しました。 大会は、7月下旬から8月上旬にかけて、広島や大阪、岡山で開かれます。
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箕輪西小児童が水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、社会の授業の一環で町内の水道施設を見学しました。 11日は、4年生19人が箕輪ダムの他、町内の浄水場、下水処理場を訪れました。 このうち、箕輪浄水苑では下水をきれいにする工程を見学しました。 平成6年から供用が始まり、木下や松島などの主に市街地の下水を処理しています。 バクテリアなどの微生物が下水の汚れを浄化することを利用して水をきれいにし、天竜川に放流しています。 室内に移動すると、活性汚泥に含まれる微生物を顕微鏡を使って見学しました。 児童らは、「この微生物が水をきれいにします。油は、微生物が分解しづらいので流さないでください」などと担当者から説明を受けていました。 11日学んだ内容は、後日それぞれでまとめて発表するということです。
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長野地区少年少女詩吟大会
詩吟教室に通う子供たちが稽古の成果を披露する、長野地区少年少女詩吟大会が18日飯島町で開かれました。 大会は、技術向上や交流を目的に毎年この時期に開かれていて、県内各地から170人が出場しました。 コンクールは、一人で行う独吟の部と、3人一組で行う合吟の部で行われ、小学生から高校生が学年ごとに発表しました。 大会は、詩吟の岳風流を教える日本詩吟学院が開いているものです。 学院では、子供たちに詩吟を通じて礼儀作法や文化を学んでもらい、吟道を究めてほしいと話していました。
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新宿高野 アルプスパーラー
東京の老舗フルーツ専門店新宿高野による、果物の切り方や食べ方についての教室「アルプスパーラー」が18日伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。 講師を務めたのは、高野フルーツパーラーのメニュー開発総責任者の森山登美男さんです。 森山さんは、「ナイフは短く持った方が、手がぶれずに切る事ができる」、「桃は小分けにした後、皮をむくときれいにむける」などと説明しながら、見本を見せていました。 このイベントは、地元農産物の魅力を知り、新宿高野の技術に触れてもらおうと開かれたもので、伊那市内外から56人が参加しました。 昨年に続き、2回目となる今回は上伊那で栽培され今が旬のイチゴの「恋姫」と、ブルーベリーの「蜜のつぶ」を地元で味わってもらおうと企画されました。 参加した人達は、森山さんの説明を聞いた後、イチゴやブルーベリーに飾りを入れながらカットしていました。 カットを終えるとカップに盛り付けパフェにして味わいました。 伊那市では高野と協力し、地元産果物のさらなるPRをしてきたいとしています。
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中島副知事 信州型自然保育視察
長野県の中島 恵理副知事が、県の信州型自然保育に認定されている伊那市の高遠第2・第3保育園を視察し、保護者や地域住民と意見交換しました。 19日は、中島副知事が高遠第2第3保育園を訪れました。 園児たちがいつも遊んでいる裏山へ中島副知事も一緒に行きました。 園児たちは、園舎が見下ろせる山へどんどんと登っていきました。 第2・第3保育園は、自然環境や地域資源を取り入れた保育を行う団体を県が認定する「信州型自然保育認定制度」に、去年認定されました。 活動を視察し、住民と意見交換してもらいたいと、高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会が、副知事を招きました。 19日遊んだ場所は、子どもたちが作った小屋のある場所です。 子どもたちは、昆虫を見つけたり木の実を拾ったりして自然に親しんでいました。 保育園の活動を視察した後、会場を、荒町公民館に移して、中島副知事の講演と、地域住民との意見交換が行われました。 中島副知事自身も、富士見町の自然保育で子どもを育てた経験から、自然体験が豊かな子どもほど自己肯定感が強く、生きる力を養うことができると話しました。 意見交換会では、「自然保育は少人数ならではだと思うが、統廃合し、こどもを1か所に集める政策がすすめられている」といった意見や、「保育だけの支援では移住しづらい。定職のサポートも検討してほしい」などの要望がありました。 中島知事は、「農山村で暮らしていくための支援を検討したい」と答えていました。 長野県内では現在、72の園が信州型自然保育に認定されていて、うち、伊那市では高遠第2・第3保育園を含め3園となっています。
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哲学者内山節さんが伊那市の食育を視察
哲学者で田舎暮らしを実践している内山節(たかし)さんが、伊那市の保育園や小中学校の学校給食や農業体験の取り組みを、14日視察しました。 内山さんは、東京と群馬県上野村を往復しながら、田舎暮らしを実践している哲学者です。 今日は、伊那市教育委員とともに市内の保育園や小中学校、4か所を訪れました。 そのうち、長谷保育園では、年間を通して、地域の住民から協力を得て農業や食について学んでいると説明を受けました。 そのあと、園舎の隣にある、今年から保育園が借りている畑を視察しました。 畑は、地域住民が管理していて、栽培された野菜は、子どもたちが収穫したり、給食として提供されています。 伊那市教育委員会では、市内のすべての小中学校で給食や食・農業を学ぶ体験事業を実施していて、今後も事業に力を入れていくとしています。
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高遠旅石工たちの幕末 9月に刊行
高遠石工の歴史を探るミステリータッチの小説「高遠旅石工たちの幕末」が、9月に刊行されます。 19日は、高遠石工の研究者や伊那市の関係者でつくる高遠旅石工たちの幕末出版委員会の会合が市役所で開かれ、出版に向けての報告がありました。 この小説は、八ヶ岳山麓に実在する石仏の謎解きから、過去の高遠石工の歴史を探っていくミステリーです。 執筆したのは、元伊那市建設部長で、現在は岐阜県の大垣市役所に努める松尾修さんです。 伊那市役所に勤務していた3年前に白鳥孝市長と山に登り、高遠石工をテーマにした小説があるとおもしろいのではという話から今回小説を書いたということです。 松尾さんは勤務の都合でこの日の会合には出席できませんでしたが「全国に石仏をどう広めていくか1つのツールとして注目してもらえる。高遠町の地域起こしの一助になればとの思いから書いた」とコメントしています。 「高遠旅石工たちの幕末」は、出版部数1,000冊で、1冊1,700円です。 9月2日に刊行する予定で、市内の観光施設などで購入することができます。
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地域産業創出シンポジウムin伊那バレー
財団法人長野県テクノハイランド開発機構設立30周年を記念したシンポジウムが19日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、行政や産業界の関係者によるパネルディスカッションが行われました。 パネルディスカッションには、4人がパネリストとして参加しました。 パネルディスカッションでは、「伊那バレーのものづくりの新たな方向性」をテーマに、将来のものづくり産業がどうあるべきかについて意見を交わしました。 伊那市の白鳥孝市長は「様々な分野がある中でも、“健康長寿”をキーワードとした医療開発に各企業が協力して取り組むことが可能ではないか」と話しました。 KOA株式会社の向山孝一会長は「伊那谷の企業は連携できる。地場企業にある信頼関係を次の世代にバトンタッチしていくことが大切だ」と話しました。 シンポジウムは、地域特性を反映したものづくり産業の発展に役立てる企画・実施拠点として設立された財団法人長野県テクノハイランド開発機構が開いたもので、会場にはおよそ200人が訪れました。
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上伊那消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 優勝決まる
各市町村の大会で優勝した消防団が集まり上伊那1位を決める、上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が17日に伊那市役所で開かれました。 ポンプ車操法の部には7チームが、ラッパ吹奏と小型ポンプ操法の部にはそれぞれ8チームが出場しました。 競技の結果、ポンプ車操法の部では伊那市が優勝しました。 小型ポンプ操法の部では、南箕輪村が優勝しました。 ラッパ吹奏の部では、辰野町が優勝しました。 優勝したチームは、31日に小海町で開かれる県大会に出場します。
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箕輪南宮神社伝統 雨乞いの鹿頭行列
箕輪町の箕輪南宮神社で、五穀豊穣を願う雨乞いの神事、鹿頭行列が17日に行われました。 鹿頭行列は、伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村で、名前に「大」「福」「富」が付く地区が天竜川を挟んで東西に分かれて毎年交代で行っています。 今年は東側の福与と福島が担当しました。 保育園年長から小学校低学年までの子ども25人が、鹿頭を被って境内を3周しました。 これは、今からおよそ450年前の大干ばつが続いた時に、雨乞いのため鹿の頭を奉納したことが起源とされています。 以来毎年行われていて、昭和52年に箕輪町の無形文化財に指定されました。 子ども達は保護者に付き添われながら、太鼓とほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。 来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。