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伊那地域の最高気温27.9度 3日連続の夏日
14日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.9度で、3日連続の夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、15日も高気圧に覆われ気温は高くなりますが16日から17日にかけては低気圧の影響で天気が崩れる予想です。
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南箕輪村で消防団が水防訓練
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団は、川の氾濫などによる被害を防ぐための技術を学ぶ水防訓練を、14日、南箕輪村で行いました。 部長以上の幹部団員126人が参加し、川が氾濫した際に行う、3つの水防技術を学びました。 辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる、上伊那北部消防連絡協議会が、出水期を前に毎年5月に行っている訓練です。 土のうを結びつけた樹木を河川に入れ堤防の決壊を防ぐ「木流し工法」では、重しとなる土のうが流されないようしっかりとロープで固定していました。 「積み土のう工法」では、隙間から水が流れたりしないよう、ひとつひとつの向きを変えながら積んでいきました。 堤防に浸透する水を遮断し決壊を防ぐ「シート張り工法」では、水中に固定するための竹や土のうを結びつけました。 北部消防連絡協議会では、昔から行われている水防技術を継承し、災害に備える事の重要性を再認識する機会にしたいとしています。
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中条盆栽山野草クラブ 第36回展示会
伊那市西箕輪の住民などでつくる中条盆栽山野草クラブの展示会が、14日と15日の2日間中条公民館で開かれます。 会場には、クラブで力を入れて栽培しているアツモリソウを中心に会員13人が持ち寄った作品およそ200点が並べられています。 毎年この時期に展示会を開いていて、県外から足を運ぶ人も多いということです。 今年は、春先の暖かさで花が早く開いてしまったり、4月末の霜の影響で咲いた花が枯れてしまうなど、例年より苦労をしながら育ててきたということです。 カモメランというラン科の花は、珍しいとされる白色の花を咲かせていて今回の展示の目玉の1つとなっています。 ある会員は「今年は特に苦労をしながら育ててきた。盆栽と山野草を一緒に見られる展示会は少ないので多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 中条盆栽山野草クラブの第36回展示会は、14日と15日の2日間中条公民館で開かれます。 なお、会場では会員が育てた余剰苗の販売も行われます。 この日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの28度で、今年1番の暑さとなりました。
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箕輪町安全安心の日の集い 意見交換
箕輪町は、セーフコミュニティ国際認証を取得した記念日の12日、安全安心なまちづくりについて考える集いを開きました。 関係団体や一般から120人が参加し、第一部では5つのテーマに分かれ意見を交わしました。 高齢者の交通事故防止がテーマのグループです。 箕輪町は、2012年にセーフコミュニティ国際認証を取得しました。 取得した5月12日を「箕輪町安全安心の日」と定め、安全や安心について考える催しを去年から開いています。 第2部では参加者がホールに集まり、それぞれのグループで出た意見を発表しました。 子どもの見守りがテーマのグループです。 町セーフコミュニティ推進協議会会長の白鳥政徳町長は、「これまでの取り組みを分析し、再認証に向け様々な対策に取り組んでいきたい」とあいさつしました。 セーフコミュニティは5年ごとに再認証が必要で、来年1月に現地審査が行われ、その結果をふまえ来年5月に再認証となります。 また12日は、町のモデル地区として、交通危険か所のマップや災害時安否確認台帳の製作に取り組んだ、富田地区安全安心推進協議会に日本セーフコミュニティ推進機構から奨励賞が贈られました。
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6月5日のラグビーで出会いイベント企画
男女の結婚のマッチングをサポートするいなし出会いサポートセンターは、6月5日に開かれる大学ラグビーの招待試合でイベントを行います。 大学ラグビーは6月5日に伊那市陸上競技場で開かれます。 参加者は試合開始2時間前に集まり、軽いスポーツで体を動かした後に試合を観戦します。 参加者がラグビーのルールを知らなくても楽しめるように、男女のどちらかに解説が聞けるワイヤレスイヤホンが配られます。 12日は、職員2人がイベントの準備をしていました。 スポーツを通して男女の出会いの場を設けようと、今回初めてスポーツ観戦イベントを企画しました。 いなし出会いサポートセンターは、今年3月にいなっせから伊那図書館に移転しました。 男女の結婚を目的に結婚相談や出会いのイベントを行っていて2008年から開設しています。 12日現在、いなし出会いサポートセンターには645人が登録していて、93人が結婚しました。 センターではより多くの人に利用してもらおうと、結婚したい人とセンターを仲介するサポーターを、今月から市内に30人配置する予定です。
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小松総合印刷が伊那西小に寄贈
伊那市横山の株式会社小松総合印刷は、近くの伊那西小学校に図書などを贈りました。 小松総合印刷は、10年前に横山の鳥居沢工業団地に移転し、販促資材に特化した圧着印刷を行っています。 12日は、小松肇彦社長が、二木栄次校長に演台と花台、100冊あまりの図書の目録を手渡しました。 二木校長は、「演台などは、来年完成する多目的施設で使わせていただきます。子どもたちには本を読みながら夢や希望を語り合ってもらいたい。」と感謝していました。 小松総合印刷は、八十二銀行の地方創生応援私募債を発行して環境整備や設備投資のための資金を調達し、一部の手数料が優遇された分、50万円相当を今回の寄贈にあてました。
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向山公人氏 県議会議長就任祝賀会
3月15日付で長野県議会議長に就任した伊那市区選出で5期目の向山公人さんの就任祝賀会が12日、伊那市内で開かれました。 祝賀会は伊那商工会議所と伊那市商工会が開いたもので、70人程が出席しました。 向山公人さんは伊那市西町の74歳で、現在県議会議員の5期目です。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「地元だけでなく長野県全体をとりまとめ、大きな力を発揮してもらえるよう我々もバックアップをしていきたい」と話しました。 伊那市商工会の唐木一平会長は「力強い議長の誕生に安心している。今後も熱意を持った旗振りを期待しています」と話しました。 向山さんは「もっと議会も県庁の外に目を向けて県民の皆さん方の理解や信頼を得る活動をしていくべきではと考えてきた。1年間議長として改革や前進をしていきたい」と話しました。 伊那市区から議長に選任されるのは、昭和62年から議長を務めた登内英夫さん以来28年ぶりです。
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第11回西町区美術作品展とお宝展
伊那市西町の区民による美術作品展とお宝展が、西町公民館で開かれています。 会場には、西町区民が制作した作品と区民所蔵の骨董品およそ160点が並んでいます。 西町区では、区民の発表と交流の場にしようと毎年この時期に作品展示会を開いていて、今年で11回目です。 美術作品は、区民が手がけた絵画や書道、手芸作品などで、小学生から98歳まで幅広い年代の人が出展しています。 年々出展者のレベルも上がってきているということです。 また会場には、区民が所蔵する骨董品も並んでいます。 伊那谷にゆかりのある書家の掛け軸や、江戸時代に作られたとされる土人形など、珍しい作品が並んでいます。 西町区文化商工委員会の中村一男委員長は「幅広い品揃えで華やかな展示会。西町区には美術に関わっている人が多くいることを知ってもらいたい」と話していました。 西町区民の美術作品展とお宝展は、15日(日)まで、西町公民館で開かれています。
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箕輪町議会 熊本地震への募金28万円集まる
箕輪町議会が7日に熊本地震への復興支援として行った募金活動で、28万円が集まりました。 13日は木村英雄議長らが活動について報告しました。 箕輪町議会は、5月7日に町内3つの店舗で募金活動を行いました。 その結果、目標としていた10万円を上回る28万3,657円が集まったということです。 箕輪町議会では、議員から集めた義援金13万円を足した41万3,657円を、17日(火)に熊本県と大分県に送るということです。 木村議長は「今後の活動については検討中だが、1日でも早い復興を願って支援を続けていくことが大切だ」と話していま
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15年ぶりに公演 劇団風の庵から
15年ぶりに公演を行う、上伊那地域の演劇愛好者で作る劇団風の庵からは、14日、15日のの本番を前に、練習に熱が入っています。 公演が行われる伊那市西春近のまつり工房です。 今回演じるのはオリジナルの台本「禁断の果実」で、ひきこもりの次男とその家族の物語です。 演出を担当する箕輪町在住の飯島岱さんです。 劇団風の庵からは、飯島さんらが立ち上げ、1998年に1回公演を行いました。 2002年以降活動を休止していましたが、飯島さんが声をかけ、15年ぶりに活動を再開しました。 劇団風の庵からは、役者と観客の距離が近い小劇場にこだわっています。 客席も舞台の一部となり、ドローンも登場します。 飯島さんは、「もう一度自分の芝居を始めた原点に戻りたいと。役者がほんの10センチくらいのところで芝居をやったりする。一番奥の方もせいぜい5.6メートルである。空間はもっと狭い方がいい。狭ければ狭いほど、自分たちのイメージが広がる演技ができる」と話しています。 立ち上げ当初からのメンバーで、まつり工房代表の北原永さんも、今回役者として出演します。 公 演には上伊那地域の演劇愛好者11人のほか、伊那西高校演劇クラブの生徒も出演します。 今回の公演で活動を再開させた「風の庵から」。 いずれは野外での公演も視野に入れ、新しい表現を模索していきます。 飯島さんは、「ゆるやかな構造をもつ劇団である。したがって、どこの劇団をやめてこっちに来るという必要はない。ここで掴んだ体感を、自分の所属している劇団に持って帰って、新しい演劇創造が生まれればいいかなと。第2次 劇団風の庵からの役目だと」と話しています。 公演は14日(土)と15日(日)の午後1時からと午後6時から、計4回伊那市西春近のまつり工房で行われます。 チケットは一般1500円、高校生以下800円です。
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伊那まつりTシャツとうちわデザイン決定
今年の第44回伊那まつりのTシャツとうちわのデザインが決まりました。 Tシャツに選ばれたのは伊那市西町の降旗早紀さん(22)の作品です。 今年のテーマ「つなぐ」と祭りのイメージを紅白の綱で表現しています。 各パーツのデザインの配置のバランスや紅白の色合いが評価されました。 Tシャツは6月4日から注文を受付け7月20日から販売されます。 うちわに選ばれたのは伊那市上の原の渡邊翔太くん(10)の作品です。 祭りの参加者が仲良く踊るようすを描いています。 子どもらしい雰囲気と親しみやすさが評価されました。 うちわは協賛金を募り、祭りに訪れた人に配られます。 6月1日にはポスターのデザイン審査が行われます。
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高尾公園つつじ見頃
伊那市山寺の高尾公園でつつじが見頃を迎えています 12日の伊那地域の最高気温は午後3時52分現在で27.2度となり、今年1番の暑い1日となりました。 この日の高尾公園の様子です。 高尾公園には様々な種類のつつじおよそ600本が植えられています。 高尾公園管理委員会によりますと、今年は花が咲くのが少し早く、見頃は今週いっぱいだということです。 あさって14日にはつつじまつりが行われます。
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川手さん 県内初の市民後見人に選任
障害者や認知症の高齢者など、判断能力が不十分な人の財産と権利を守る成年後見制度。 地域住民がその役割を担う市民後見人に、伊那市西箕輪の川手 俊美さんが、長野県では初めて選任されました。 川手 俊美さん。58歳。市内の大型店舗に勤務する傍ら、社会貢献として、市民後見人になりました。 12日は、荒井の桜井 和雄さん宅を訪れ、桜井さんのローンの支払い手続きなどを行いました。 73歳となる桜井さんは、障害のため金銭管理や契約が困難です。 川手さんは、平成26年度に、市民後見人養成講座を受講し、昨年度1年間、上伊那成年後見センターの支援員として活動しました。 後見センターが川手さんを伊那家庭裁判所に推薦し、4月26日に選任されました。 成年後見制度は、平成12年から開始されました。 判断能力が不十分になってから制度を利用する場合、家庭裁判所に審判の申し立てが必要となります。 県内では、平成15年には194件だった申し立て件数が、平成26年には502件と急増しています。 後見人となっている人は、平成24年には、親族が57%、弁護士や司法書士などの第3者が43%でしたが、平成25年には逆転し、平成26年では、親族が40%、第3者後見人が60%となっています。 少子高齢化や核家族化が進むなかで、市民後見人が、成年後見制度の担い手として期待されています。
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元五輪 競歩代表酒井さんのウォーキング教室
20キロ競歩の元オリンピック代表選手の酒井浩文さんのウォーキング講座が、12日、箕輪町のながたドームで開かれました。 酒井浩文さんは、1988年のソウルオリンピックに20キロ競歩代表選手として出場しました。 みのわ健康アカデミーの講座で酒井さんが毎年指導していて、人気の講座となっています。 この日は、みのわ健康アカデミーの現役生と、OB、一般から101人が参加しました。 酒井さんは、靴の履き方から、足の向きなど、正しいウォーキングについて参加者に指導していました。 みのわ健康アカデミーでは、受講生が毎週1回のマシントレーニングをおこなっている他、月1~2回の講座を受講しています。 箕輪町では「正しいウォーキングを身につけて健康を維持してほしい」と話していました。
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上伊那歯科医師会が伊那養護学校で歯科指導
上伊那歯科医師会は12日、伊那市の伊那養護学校を訪れ児童に歯の磨き方を指導しました。 歯科医師12人と歯科衛生士1人がボランティアで伊那養護学校を訪れました。 小学部6年生12人に一人ずつついて、歯の磨き方を指導しました。 上伊那歯科医師会では、平成21年度から駒ヶ根市にある伊那養護学校の分教室でこの活動を始め、平成25年度からは伊那市西箕輪の本校でも行っています。 障害のある子どもが、安心して診察や治療が受けられるようにと始め今年で6年目になります。 初めて会う歯科医師だと緊張してしまうため、事前に学校を訪問し子どもと遊んだり話をするなどして準備をしてきたという事です。 年に2回行われる学校の歯科検診も兼ねていて、歯磨き指導と合わせて虫歯のチェックも行いました。 歯科指導は、小学部の4年生と5年生を対象に、来月3日にも行われる予定です。
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今年度の花育学習始まる
花に親しむことで児童の心の豊かさを育む「花育」の今年度の学習が11日から伊那市内の小学校で始まりました。 この日は、伊那市の東春近小学校で全校児童350人にアルストロメリアの花700本が贈られました。 アルストロメリアは上伊那を代表する花で生産量は年間1,300万本で日本一です。 伊那市ではJA上伊那と連携して、平成26年度から市内の全小学校の児童に花をプレゼントしている他3年生を対象に花の学習を行っています。 贈呈式が終わると、3年生が花の育て方などについて学びました。 JA上伊那花卉部会青年部の橋爪恭治さんは、「花には生産者の気持ちが込もっていることを感じてほしい。」と話していました。 伊那市の他に花育の取り組みは宮田村でも行われていて、今年度から辰野町でも始まります。
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みのわ祭りのポスターとうちわ図案決定
7月30日に行われるみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 ポスターに採用されたのは箕輪中学校2年の野澤咲喜さんの作品です。 ポスターは500枚作られ、公共施設や協賛企業に貼られます。 うちわに採用されたのは箕輪中学校2年の唐澤茉奈さんの作品です。 うちわは1万本作られ、町の全戸に配布されます。 図案は267点の応募があり、9日に開かれたみのわ祭り実行委員会の中で審査員の投票により採用作品が選ばれました。 2016みのわ祭りは7月30日にみのわ天竜公園で行われます。
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起業希望者が意見交換会
起業希望者や、街の将来を考える人を集めた意見交換会「第1回ローカルベンチャーミーティング」が10日に伊那市のタウンステーション伊那まちで開かれました。 この日は地元を中心に自営業者や学生、金融機関、不動産会社の社員などおよそ30人が集まり意見を交わしました。 ローカルベンチャーミーティングはフリーペーパー「いなまち×イナカチ」の編集メンバーと伊那商工会議所が開きました。 今年4月に発行された「いなまち×イナカチ」の編集作業の中で、将来の街の活性化の為にこれから起業を考える人たちの語らいの場の必要性が挙げられ今回のミーティングが開かれました。 ミーティングでは、スポーツバーの開業を目指す参加者が起業への思いを語りました。 ほかの参加者からは、「得意分野に特化した店のほうがおもしろい。」「都会で成功している店を参考にマネをすることから始めてはどうか。」などの意見が出ていました。 また、資金面に関する現実的な意見も出ていました。 ローカルベンチャーミーティングの第2回は6月7日に開かれます。
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ジオパークガイド養成講座 開講
南アルプスのジオパークを分かりやすく楽しく発信するガイドの養成講座が11日伊那市役所で開かれました。 これは、南アルプスジオパーク協議会が開いているもので6年目です。 講座には、受講生として一般から8人と高遠高校の生徒13人が参加し、すでに認定されているガイドとともに受講しました。 11日開かれた1回目の講座では、南アルプスジオパークの成り立ちやガイドのポイントなどを学びました。 講師を務めた飯田市美術博物館専門研究員の坂本正夫さんは、「親しみやすく興味の持てる言葉で説明することが大切だ」として、「観光客や両親、友人など多くの人を案内し、繰り返し勉強する事で、次第に自分の言葉で説明できるようになります」とアドバイスしていました。 ジオパークガイド養成講座は7回開かれる予定で、次回は高遠町の板山露頭で現地研修をする予定です。
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新産業技術推進協議会 発足
農業や教育分野でインターネットを活用した、新たなビジネスモデルについて研究する伊那市新産業技術推進協議会が11日発足しました。 協議会は金融、農業、教育機関、行政など40人で構成されていて今年度から5年計画で研究を行います。 白鳥孝伊那市長は協議会に新産業技術推進ビジョン策定を諮問しました。 今後は専門部会を立ち上げ、農業、ドローン、教育の3つの分野の研究を行います。 農業は、情報技術を活用し機械の自動運転を行い労力の軽減を図ると共に担い手不足や遊休荒廃農地の解消を目指します。 ドローンは南アルプスのニホンジカの食害対策に特化して研究を行います。ドローンに特殊な音波装置を取り付け鹿を追い込む事による効率的な駆除の研究や生態調査を行います。 教育は、テレビ会議システムを使った授業の他、自宅や地域でも学びを支援するシステムの構築を目指します。 伊那市によりますと、これまで同様の研究は、主に通信のインフラが整い機械の自動運転をしやすい関東地方で行われてきましたが、中山間地域で行われるのはあまり例がないという事です。 伊那市ではこの取り組みにより、少子高齢化や人口減少問題など地方が抱える課題の解決策の一つにしたいとしています。
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都立北園高校 全国植樹会場整備
東京都板橋区の都立北園高校は、6月5日の全国植樹祭のサテライト会場になっている伊那市ますみヶ丘平地林の整備作業を11日行いました。 この日は、生徒たちが伐採された枝や丸太などを除去する作業を行いました。 都立北園高校は、西春近自治協議会と森林の里親協定を締結していて、平成22年度から、伊那市内で森林保全活動を行っています。 今回は、2年生320人が、今日から13日までの3日間市内で合宿し、森林整備を行います。 作業を行ったのは、6月5日に行われる全国植樹祭のサテライト会場となっているますみヶ丘平地林です。 もともとはアカマツ林ですが、アカマツを木材利用のため伐採し、植樹祭で広葉樹を植える予定です。 伐採された枝などが、会場内に積んだままになっているため、北園高校の林業活動の中で、整備作業を行うことになりました。 都立北園高校では、13日までの滞在期間中、信州大学の学生との意見交換会や、ますみヶ丘平地林での植樹などを予定しています。
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高尾町ふれあい広場
伊那市山寺の高尾町で恒例のふれあい広場が8日に開かれました。 ふれあい広場は、高尾町社会福祉協議会が毎年開いていて、20年ほど前から続く行事です。 8日は、住民およそ70人が集まりました。 イベントでは、笑い療法士の城取茂美さんが講師を務め、母の日にちなんだ話しなどで会場は笑いに包まれていました。 高尾町社協の守屋あつ子会長は、「参加者の笑顔が沢山見られてうれしかった。楽しく健康に過ごせるよう今後も定期的にイベントを計画していきたい」と話していました。
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西箕輪診療所 新施設誘致
伊那市が運営する国保西箕輪診療所が廃止され、新たに県厚生農業協同組合連合会が運営する診療所を誘致することがわかりました。 これは、10日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 伊那市国保西箕輪診療所は昭和29年に開業しました。 報告によりますと、今の医師が長期的な継続勤務が望めない他、今後の医師確保が厳しい状況だということです。 経営状況は平成17年度から赤字の状態が続いています。 こうしたことから、県厚生農業協同組合連合会が運営する診療所を誘致する考えです。 みすず寮や訪問介護ステーションすずたけなど市内あわせて16施設を運営しています。 用地については、地元要望を踏まえ今年の秋ごろまでに決定したい考えで、現在の診療所の利用については検討し、利用しない場合は市が取り壊すとしています。 5月中に、基本合意書の取り交わしを行う予定で、設立後の運営については県厚生農業協同組合連合会がすべて行い、市から補助金などの負担はしないということです。 新しい診療所は、平成29年4月に建設が始まり、早ければ秋ごろの開業を目指したいとしています。
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珍しい五月人形の押し絵雛
伊那市富県北福地の酒井丈次さん宅で、古い押し絵雛が飾られています。 押絵雛は、妻かつ子さんの父勝雄さんが明治44年に生まれた誕生祝いで貰った人形だということです。 酒井さん宅では、毎年4月下旬から5月いっぱい飾っているということです。 押し絵雛は、綿を包んだ布地を人物に型どり、厚紙に張り付けた人形で明治から大正にかけて作られたということです。 トラを退治する加藤清正を始め平安中期の書家、小野道風、学問の神様とされる菅原道真など高さ30センチあまりの人形、24点を三段に飾っています。 珍しい人形があると聞いて、この時期になると酒井さん宅には地元住民が足を運んでいます。 押し絵雛は、5月いっぱい酒井さん宅に飾られるということです。
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恩徳寺クロユリ見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、クロユリが見ごろを迎えています。 恩徳寺の先代の住職が育てていたものを徐々に増やし現在では200株ほどになったということです。 花は天候にもよりますが、あと一週間ほど楽しめるということです。 恩徳寺では、他にシャクナゲも見ごろを迎えています。 およそ70本のシャクナゲが植えられていて、恩徳寺では「この時期しか楽しめない花を多くの人に見て欲しいです」と話していました。
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伊那市新産業技術推進協議会11日に設置
市議会全員協議会では、官民協働による伊那市新産業技術推進協議会を11日に設置することが報告されました。 これは、新たなビジネスチャンスの創出と最先端技術産業の育成を図るため設置されるものです。 情報技術を活用した農作業の労力軽減を図るスマート農業やドローンを活用した南アルプスの食害対策、教育格差の解消をすすめるICT教育の3つの分野で研究を行います。 事業は5年間で、地元企業の活性化を図り新たな起業支援や異業種からの参入促進に結びたいとしています。
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箕輪町・南箕輪村 県町村会通して熊本県に義援金
箕輪町臨時議会が10日に開かれ、地震で被災した熊本県への義援金145万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。 義援金は、県の町村会が決める人口区分によって金額の目安が定められていて、箕輪町は145万円を町村会を通して熊本県に送ります。 議員から「義援金以外に物的支援・人的支援については、町としてはどのように考えているのか」という質問がありました。 白鳥政徳町長は「人的支援については、要請があった場合1人の職員を派遣できると町村会に伝えた。時期場所など必要に応じて派遣する予定です」と答えました。 また、南箕輪村でも村議会臨時会が9日に開かれ、熊本地震への義援金115万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
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箕輪町の松島美容室 地域貢献で出張ヘアカット
箕輪町松島に本店を置く松島美容室は地域貢献の一環で、無料の出張ヘアカットを9日に伊那市の伊那養護学校で行いました。 美容室の定休日を利用して、従業員35人がボランティアで伊那養護学校を訪れました。 松島美容室では地域貢献の一環で毎年、伊那養護学校での出張ヘアカットを行っています。 この日は、小学部1年生から高等部3年生までの児童と生徒75人が好みの髪型にカットしてもらいました。 松島美容室は、箕輪町に4店舗、伊那市と駒ヶ根市にそれぞれ1店舗美容室があり、松島の本店の創業は昭和36年です。 創業者で相談役の関元子さんは、「地域の皆さんのおかげで55年間店を続けてこられた事に感謝し、恩返しとしてこれからもこの活動を続けていきたい」と話していました。
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満光寺で花祭り法要
釈迦の誕生を祝う花祭り法要が、伊那市高遠町の満光寺で9日に行われました。 満光寺の花祭り法要は、高遠町と長谷にある26の寺でつくる東部仏教会が毎年行っています。 釈迦の誕生日は4月8日とされていますが、東部仏教会では毎年月遅れの5月8日に行っています。 この日は高遠保育園と長谷保育園の園児45人が招かれ、釈迦の像に手を合わせ、甘茶をかけて供養していました。
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箕輪町 熊本地震義援金1回目の送金
箕輪町は、5月8日までに役場に届けられた熊本地震の被災地への義援金、24万9,698円を、9日に日本赤十字社に送金しました。 箕輪町役場1階玄関前には、熊本地震の被災地支援として募金箱が設置されています。 8日までに町へ届けられた義援金の合計は、24万9,698円になったという事です。 4月18日から義援金の受付を始め、9日、日本赤十字社長野県支部に1回目の送金を行いました。 箕輪町役場では、引き続き義援金の受付を行っています。