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箕輪町民生児童委員協議会 熊本地震へ義援金10万円
箕輪町の民生児童委員協議会は、熊本地震の被災地へ義援金10万円を贈りました。 23日、小林弘毅会長ら3人が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金10万円を届けました。 箕輪町民生児童委員協議会では5月13日の定例会で義援金を贈る事を決め、委員59人全員からひとり千円以上の寄付金が集まりました。 町では、これまでに寄せられている義援金と合わせ、日本赤十字社を通して被災地へ贈るという事です。
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伊那交通安全協会新会長に春日昇さん
伊那交通安全協会の定期総会が20日に伊那市役所で開かれ、副会長の春日昇さんが新会長に選ばれました。 春日さんは現在76歳で10年前に伊那交通安全協会に入りました。 これまで2期4年副会長を務め、今回新会長に選ばれました。 役員改選により前会長の堀内四郎さんが退任し、6年ぶりの新会長となります。 4月と5月に伊那市、箕輪町、南箕輪村の交通安全協会により選考が行われ、この日の総会で信任されました。 この他総会では交通安全に功績があった企業や団体に感謝状が贈られました。
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餅レンジャー 田植えに参上!
餅を使ったイベントで地域を盛り上げようと活動している箕輪町の「餅レンジャー」が22日、大出の田んぼで田植えをしました。 22日は、大出の4アールの田んぼに、もち米の苗を植えました。 餅レンジャーは、餅を使ったイベントで地域を盛り上げようと、町商工会青年部や役場職員などの若手有志で去年結成しました。 これまで町内のイベント会場や大型店などで餅をつき、訪れた人たちにふるまってきました。 今年は自分たちで餅米から育てようと、初めて田植えをしました。 餅米は秋に収穫し、餅つきで使うということです。 今後は餅を使った料理の開発にも取り組みたいとしています。
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VC長野トライデンツ リーグ昇格を祝う
南箕輪村に拠点を置く男子バレーボールチーム VC長野トライデンツのチャレンジリーグⅠ部昇格を祝う会が21日、箕輪町で開かれ選手らがさらなる活躍を誓いました。 祝賀会はトライデンツのスポンサーなどでつくる実行委員会が企画したもので会場にはおよそ90人が集まりました。 笹川星哉監督はあいさつで「リーグ戦で初めて負けた次の日の練習で選手は本当に気合いが入っていた。その選手の姿で救われた部分もあったし選手を信じて残りの試合を戦っていこうと思った。」とその時の心情を振り返りました。 トライデンツは昨シーズン、日本バレーボールリーグ3部にあたるチャレンジリーグⅡに初参戦し17勝1負で初優勝しました。 また上のリーグとの入れ替え戦ではセット率で上回り2部にあたるチャレンジリーグⅠへの昇格を果たしました。 今シーズンは11月からリーグ戦が始まる予定でクラブスローガンを「昇心(しょうじん)」としているトライデンツは、日本バレーボールリーグ1部にあたるプレミアリーグ昇格へ向け運営を強化するとしています。
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7月下旬並み 最高気温29.2度
22日の伊那地域の最高気温は平年より7度高い、29.2度を記録し7月下旬並みの暑さとなりました。 長野地方気象台では23日以降も気温の高い日が続くとして熱中症予防など健康管理に気をつけるよう呼びかけています。
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信大農学部 土と緑の体験講座 開講
家族で農業体験をする信州大学農学部の「土と緑の体験講座」が21日開講し、参加した親子が田植えをしました。 21日は南箕輪村の信大農学部の3アールの田んぼで、上伊那の12組の親子がコシヒカリの苗を植えました。 参加者は裸足で田んぼに入り、苗をまっすぐになるように植えていました。 土と緑の体験講座は、信大農学部の農場と演習林を管理している、アルプス圏フィールド科学教育研究センターが、地域貢献の一環で毎年行っています。 講座は全7回で、米づくりのほか、野菜の栽培やジャムづくり、搾乳体験、間伐体験など、幅広く農業に触れます。 米は、9月に稲刈りをして11月に試食する予定です。 信大農学部では、「作物を作る大変さやありがたみを家族で感じてほしい」と話していました。
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フリーキッズ・ヴィレッジ どろんこ運動会
伊那市高遠町山室のNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジは21日、近くの田植え前の田んぼでどろんこ運動会を開きました。 どろんこ運動会には東京から訪れた子供たちや地域の家族などおよそ40人が参加しました。 運動会では3つのチームに分かれゲームが行われました。 田んぼの中の石を集めて高く積む石つみ競争をしました。 また、ビニールひもをおしりにつけて取り合う、しっぽとりゲームも行われました。 フリーキッズ・ヴィレッジでは、自然に触れあってもらおうと、毎年田植え前の田んぼで、しろかきもかねてどろんこ運動会を開いています。 運動会には幼児も参加し、一緒になって土の感触を楽しんでいました。
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旅づくり塾で新ご当地グルメ開発へ
上伊那観光連盟が観光推進のために取り組む事業「旅づくり塾」では今年度新しいご当地グルメ開発に取り組みます。 13日に伊那市のいなっせでキックオフミーティングが開かれました。 講師を務めたのは、全国各地の地域づくりを行っているじゃらんリサーチセンター客員研究員の佐藤真一さんです。 講演では、地方各地のご当地グルメの開発事例を紹介しました。 佐藤さんは、「何を売るかよりも何をどのように伝えるか。どこにでもあるものでも、差別化できるポイントを探し出すことが大事。」と話しました。 「旅づくり塾」は上伊那観光連盟がじゃらんリサーチセンターに委託して観光資源の開発や情報発信に取り組む事業です。 昨年度は観光周遊ルートづくりをテーマにフリーペーパーを発行し情報発信を行いました。 今年度は反響の大きかった食にテーマを絞り、飲食店や観光事業者が参加するワークショップを5月24日から3回開きます。 新しいご当地グルメの開発やSNSを使った情報発信などに取り組んでいくということです。
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やまびこソフトボール連盟 リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボール連盟」のリーグ戦開会式が20日、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで行われました。 開会式では、昨年度優勝・準優勝したチームが、トロフィーを返還しました。 やまびこソフトボール連盟の唐沢千明会長は、「リーグ戦も今年で39回を数える。健康で楽しく元気はつらつと充実したシーズンにしてください」と話していました。 選手を代表してみすずクラブの山岸智さんが、選手宣誓をしました。 始球式の後、早速試合が行われました。 今年度は、昨年度より1チーム少ない6チームが参加し、総当たりのリーグ戦で順位を競います。 秋には、リーグ戦の上位2チームがシードとなる変則トーナメントの伊那ケーブルテレビ杯が開催されます。
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上古田唐澤さんの畑でアヤメが見ごろ
箕輪町上古田の唐澤敬司さんの畑では、アヤメが見ごろとなっています。 上古田のかたくりの里の隣りにある唐澤さんの畑には、2万株のあやめが植えられています。 この場所は、田んぼや畑として利用していたということですが、農作物を動物に荒らされてしまうため、10年前からアヤメを育てるようになったということです。 まだ蕾のものもあり、来週いっぱいは楽しめそうだということです。
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南箕輪村で経ヶ岳バーティカルリミット
未舗装の山野を走るトレイルランニングレース「経ヶ岳バーティカルリミット」が、21日、南箕輪村の大芝高原を発着に行われ、700人を超えるランナーが自然の中を駆け抜けました。 標高2,296メートルの経ヶ岳頂上を目指して走る全長21キロのロングコースに533人が、4合目までを走る全長12キロのショートコースに209人が参加しました。 経ヶ岳バーティカルリミットは、村観光協会発足を記念して去年初めて開かれ、今年で2回目です。 参加者は、標高差およそ1,500メートルの厳しいコースを走りました。 21日の伊那地域の最高気温は7月中旬並みの27.4度と暑い1日となりましたが、山道は涼しく、下り坂では足を止めることなく一気に駆け抜けていました。 大会の結果、ロングは佐久長聖高校出身で東京都のトレイルランナー上田瑠偉さんが去年の記録を1分以上上回る2時間6分で優勝しました。 ショートは、東京都の会社員松本翔さんが56分55秒と1時間を切る好タイムで優勝しました。 南箕輪村では、今年度地方創生事業として経ヶ岳や権兵衛峠をPRする映像を制作していて、21日も撮影を行っていました。 村では、地域資源を活かした街づくりをすすめていきたいとしています。
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上農生がアマランサスの種まき
上伊那農業高校の生徒は13日、伊那市荒井の遊休農地に雑穀アマランサスの種をまきました。 13日は30アールの遊休農地に、上伊那農業高校作物班の生徒7人がアマランサスの種をまきました。 1メートルごとにポールをたて、機械を使って種をまいていきます。 遊休農地でのアマランサスの栽培は伊那アマランサス研究会が行っているもので、昨年度から上上農高校作物班も参加しています。 昨年度は雨が多く収量が少なかったということで、今年度は草取りなどの管理に力を入れ、収量増加につなげていきたいとしています。 アマランサスは8月に収穫されます。 およそ300キロの収穫を予定していて、アマランサス研究会では、山梨県に出荷するということです。
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モダン建築の魅力を語る
伊那市創造館の開館6周年を記念した、「建築フォーラム・信州のモダン建築を語ろう」が21日開かれました。 フォーラムでは、創造館の捧剛太館長と上田市の戦前文化愛好家の山崎良枝さん、横浜市の近代建築史研究者の古田智久さんが、県内のモダン建築の魅力について話をしました。 昭和2年竣工の、上田城跡公園内にある二の丸橋の柱です。 この模様について山崎さんは、「二つの丸が“にのまる”、その下の模様がカタカナの“ハシ”を表していて、当時の遊び心がうかがえます」と話していました。 また昭和3年竣工の諏訪市の片倉館には、シロクマに見えるオブジェがあると紹介していました。 古田さんは、「新国立競技場問題など、現在は建築が普通の人の感覚から離れてしまっている。モダン建築は、だれが見ても美しいと感じるものや親しみやすいものばかりで、共感できるのではないか」と話していました。 フォーラムは、創造館開館6周年記念として開かれました。 建物に関する歌も披露され、訪れた人たちは楽しみながら理解を深めていました。
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伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんが陶展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの陶展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、皿や花入れなど日常使いができる作品500点が展示されています。 今回は、伊藤さんが3年前に与地に作った薪窯で焼き上げた作品を展示しています。 作品は窯に置く位置を変える事で様々な色や模様を表現しています。 釉(うわぐすり)を使わず、窯の中で降り注いだ灰が溶けたものを釉薬(ゆうやく)の変わりに使っています。 陶芸の他にも環境問題や森林の保全にも関心があるという伊藤さんは、与地に自分の土地を買い間伐をして、そこで出たスギやヒノキ、アカマツなどを作品を作る時の薪に利用しているという事です。 伊藤さんは、「焼き上げる時の作品の置き方で何万通りもの表現ができる。手に取って重さや質感を感じながら楽しんでもらいたい」と話していました。 伊藤真一さんの陶展は24日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市中小沢 ミツバチが分蜂
分蜂したミツバチが、伊那市中小沢で大きな塊をつくり、地域住民を驚かせました。 ミツバチは、21日午前11時45頃から大群で飛び回り、午後0時15分ごろ、中小沢にある唐澤忠彦さんの畑の生垣で、塊になったということです。 近くに住む、田畑勝美さんです。 日本ミツバチを飼育している下小沢の唐澤 勇さんによると分蜂したのはセイヨウミツバチで「これほど大きな塊になるのは珍しい」ということです。 近所の人たちも集まり、写真を撮るなどして珍しがっていました。
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長谷地区で6月に地域住民と花づくりイベント
伊那市長谷地区では、地域全体で子育てを行う「信州型コミュニティスクール」の組織作りに向けた取り組みが進められています。 その第1段のイベントとして、6月に地域住民との花づくりイベントを行うことが決まりました。 19日は、組織作りに向けたプランニングチームの会議が伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。 信州型コミュニティスクールは、地域と学校が連携して開かれた学校づくりを目指そうと県教育委員会が行っている事業です。 長谷地区では、保育園、小中学校、伊那市社会福祉協議会が協力して取り組んでいることが特徴です。 子どもを中心に、世代間交流をはかり、少子高齢化や過疎化にも対応していきたいとしています。 会議には地域住民や教育関係者17人が出席し、今年度の取り組みについて意見を交わしました。 出された意見の中から地区の花壇を使った地域住民との花づくりイベントを6月に実施することが決まりました。 またその際、中学校の一部を社協が実施している縁側カフェとして開放する計画です。 プランニングチームでは組織の体制を作り、正式な信州型コミュニティスクールの発足を目指すということです。
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羽柴さん宅の九輪草が見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅の九輪草が見頃を迎えています。 羽柴さん宅には、3千株の九輪草が植えられています。 20年前にみどりの日のイベントでもらった2株の九輪草を植えたのが始まりで、それから少しずつ種を蒔き育ててきました。 九輪草は今月いっぱいまで見頃だということです。
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箕輪西小で選書会
学校の図書館に置く本の一部を児童に選んでもらう「選書会」が16日に箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 この日は全校児童99人が高学年と低学年に分かれ、体育館に並んだ1,000冊の本からそれぞれ図書館に置く1冊を選びました。 箕輪町では、本や図書館に関心をもってもらい、選ぶことへの責任感を身につけてもらおうと平成26年から「選書会」を開いています。 児童は何冊も本を見比べ、先生や司書に相談しながらお気に入りの1冊を選んでいました。 この日の選書会は箕輪北小、箕輪東小も合同で開かれました。 選んだ本は6月中旬に図書館に並べられるということです。 選書会は、町内全ての小中学校で順次開かれます。
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美篶小学校資料館運営員会が文化財保護功労者表彰
伊那市の美篶小学校資料館の管理運営や保全活動を行っている運営委員会は、長野県文化財保護協会が表彰する文化財保護功労者に選ばれました。 20日は、美篶小学校資料館運営委員会の松下始委員長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 今回は、南信地域で唯一の受賞となりました。 美篶小学校資料館は、昭和41年に旧美篶中学校の校舎1棟を活用して設立されました。 当時は建物の取り壊しも検討されましたが、地域住民の「残したい」という強い思いが形になり、資料館として残すことが決まりました。 館内には、地域住民から寄せられた昔の農具や生活用品があり、資料館設立当時は500点程ありましたが、現在はその倍以上になるということです。 運営委員会は、資料館の管理運営や保全活動を目的に、平成10年に設立しました。 委員は12人で、学校の授業の一環で児童に展示品の説明をしたり、開校記念行事で催しを開いています。 白鳥市長は「昔の生活には無駄がなく全て今の生活に繋がっている。こういった活動を大事にしている地域を伊那市でも残していきたい」と話していました。
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建石繁明さんが伊那西小学校で自然について講座
伊那市の伊那西小学校で林間と親しむ日の行事が20日行われ、虫の生態に詳しい建石繁明さんから話を聞きました。 伊那西小学校では、毎年この時期に「林間と親しむ日」を設けて自然について勉強しています。 この日は、元信州大学農学部教授で虫の生態に詳しい建石繁明さんが小学校を訪れ、虫や植物についての講座を開きました。 建石さんは「ここの林の木々は戦後に植えられたもの。70年も経っていないが、中には松枯れが確認されている木もあり、被害が増えている」と説明し、「小学校があるこの地域は、虫や動物を研究するのにとても適しています。この環境を守りながら勉強に励んでください」と話しました。 伊那西小学校では「自然を通して子どもが感じる“子ども目線”を大切にしていきたい」と話していました。
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有害鳥獣による農作物被害3,100万円
伊那市有害鳥獣対策協議会総会が20日、伊那市役所で開かれ、有害鳥獣による昨年度の市内の農作物被害額は3,100万円となることが報告されました。 昨年度の被害額は前の年度とほぼ同じの3,100万円で、このうちニホンジカによるものが1,900万円、ニホンザルが400万円などとなっています。 捕獲数はニホンジカが1466頭で前の年度と比べて635頭の減、ニホンザルは176匹で17匹の増となっています。 総会には猟友会や農業関係者などおよそ15人が出席し昨年度の取り組みや今年度の事業計画などについて協議しました。 昨年度はニホンジカの皮を使った製品開発に取り組みバッグやポーチなどの試作品が作られました。 今年度はジビエ製品の活用の検討や生息数が増えている西山地区でのニホンジカの調査捕獲また、捕獲した野生鳥獣を埋める場所の確保などを進めていく計画です。
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消防署員自殺が公務災害認定で議論
上伊那広域連合議会 一般質問が20日伊那市役所で行われ、元伊那消防組合署員の自殺が公務災害に認定されたことについての議論が交わされました。 飯島光豊議員は当時高遠消防署に勤務していた39歳の男性署員が2年前に自殺し、それが地方公務員災害補償基金県支部から今年3月に公務災害に認定されたことについて白鳥孝上伊那広域連合長と田畑公徳消防長の考えを聞きました。 飯島議員は「自殺は上司からの不適切な指導で精神疾患を負ったことが原因でそれが公務災害の認定に至った」と述べました。 白鳥連合長と田畑消防長は「調査の結果では因果関係は分からない。指導した上司の謝罪についてはその署員の気持ち、考え方に任せたい。」と答弁しました。 傍聴に訪れ答弁を聞いた遺族は取材に「誠意は感じられなかった。指導した上司の謝罪と処分を申し入れていたが、あきらめざるを得ないと思った。」と話していました。 上伊那広域消防本部では今後このようなことがおこらないよう、風通しの良い職場環境をつくりたいとしています。
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リニア活かした地域づくりを協議
阿部知事と上下伊那の代表者らがリニアを活かした地域づくりついて協議する会議が18日飯田市で開かれました。 会議では、県と上下伊那の市長などがリニア長野県駅を活かした地域づくりについて協議しました。 白鳥孝伊那市長は、リニア長野県駅と接続するJR飯田線新駅の設置について県にリーダーシップを取るよう求めました。 JR東海は、飯田線新駅の設置費用を負担しない考えのため、県や地元自治体などが事業主体となる見込みです。 新駅設置の事業主体について会議終了後の会見で「飯田市と調整していきたい」と話し、今後のリニア活用への取組みについて、「全力で駆け抜けていく」と話しました。 なお、この会議では、広域観光、2次交通、まちづくりについて検討する、有識者部会の設置を決め、今年度中に方向をまとめることとしています。
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国道153号伊那バイパス期成同盟会
国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が、19日に開かれ、青島から福島までの工事の事業促進などを、国や県の関係者に要望しました。 この日は、伊那市役所で総会が開かれました。 期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は、「中央道の代替道路として重要であり、現在は日常的に渋滞していて早期に開通させなければならない。リニア開通に向けてしっかりと進めたい」と挨拶しました。 総会では、青島から福島までの伊那バイパス工事の事業を促進すること、リニア中央新幹線開通までに国道153号バイパスを全線開通させることなどを決議しました。 その後、決議文が国や県の関係者に手渡されました。
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60歳ソフトボール連盟リーグ戦開会式
伊那60歳ソフトボール連盟の今年度のリーグ戦の開会式が12日に伊那市の美篶六道原運動場で行われました。 開会式には、参加9チームが集まり、健闘を誓いました。 伊那60歳ソフトボール連盟にはおよそ180人の会員がいて、リーグ戦は今年で14回目です。 伊那市ソフトボール協会の伊藤易明会長は「健康第一にこれからも長くプレーを続けて伊那市のソフトボールを盛り上げてほしい。」と挨拶しました。 リーグ戦は手良、美篶、高遠町の3会場で8月中旬まで毎週木曜に行われるということです。
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サン工業 熊本被災地へ100万円
伊那市西箕輪に本社がある金属表面処理加工業のサン工業株式会社は、熊本地震の被災地に100万円を送りました。 19日は、サン工業の川上健夫社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に100万円を渡しました。 川上社長は、最初の揺れがあった4月14日に、出張で熊本県を訪れていました。 熊本県の同業の企業を視察する予定でしたがキャンセルし、伊那に戻りました。 川上社長も地震に遭遇し、同業者もいることから他人(ひと)ごとではないと感じたということで、今回、100万円を送ることにしました。 伊那市では、日本ジオパークネットワークに加盟し、互いに交流のある熊本県の阿蘇市に、今回のサン工業の寄付金を送りたいとしています。
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ローメンズクラブ ローメンの本 学校に寄贈
ローメンを提供する店舗などで作る伊那ローメンズクラブは、歴史などをまとめた本、「信州伊那ローメン物語」を伊那市内の学校に寄贈しました。 19日は、伊那ローメンズクラブの唐澤 正也(まさなり)会長らが、市役所を訪れ、白鳥孝市長に「信州伊那ローメン物語」を手渡しました。 ローメン物語は、先月21日に発行されました。 ローメン誕生の軌跡や、全国に広めまちを元気にしようと奮闘する市民の姿を描いたノンフィクションです。 この本を、市内の全小中学校の図書館用に2冊ずつと、中学校には各クラスに1冊、そのほか市内の図書館など、合わせて150冊を寄贈しました。 ローメンズクラブでは「ローメン物語」の読書感想文や作文、川柳などを募集していることも報告しました。 読書感想文・作文・川柳は今年いっぱい伊那商工会議所で受け付けています。
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伊那市松くい虫 被害減少せず
伊那市の昨年度の松くい虫による被害量は2,300立方メートルで、破砕や燻蒸など、被害木の処理に3900万円の費用がかかり、被害は減少していないことが19日報告されました。 これは、開かれた伊那市松くい虫対策協議会で報告されました。 伊那市では、平成18年に被害が確認され、その後拡大し、長谷地区を除く全地区で被害が確認されています。 昨年度の被害量は2300立方メートルで、枯れた木を燻蒸・粉砕などで処理するための事業費は3900万円でした。 特に竜東での被害が深刻となっています。 伊那市では、市内4地区をモデルケースとして指定し、アカマツ林の樹種転換を進めています。 白鳥孝市長は「ただ手をこまねいているわけにはいかない。枯れてもペレット燃料にするなど使えるものは使っていきたい」と話していました。 上伊那森林組合では、害虫が活動しない時期は、被害木の有料での受け入れも行っているということです。 委員からは、「標高800メートル以上でも安心はできない」、「薬剤の空中散布も安全性が増しているので検討してはどうか」といった意見が出されていました。
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箕輪町内の福祉施設の利用者が風船バレー大会
箕輪町内の6つの福祉施設の利用者が19日ながたドームで風船を使ったバレーを楽しみました。 利用者と施設間の交流を図ろうと平成24年から始まり、今回で4回目になります。 この日は、町内のデイサービスセンターなど6つの福祉施設から、利用者165人が参加しました。 座ったままできる風船バレーは、1チーム10人で対戦します。 制限時間は5分で5点先にとった方が勝ちとなります。 施設ではリハビリをかねて普段から風船を使ったバレーをしているという事で、日ごろの練習の成果の発表の場にもなっています。 コートの外からは、応援の声がかけられていました。 大会を行った箕輪町福祉施設事業所連絡会の中村泰子さんは「目標を持つ事で楽しく体を動かす良い機会になった」と話していました。
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交通死亡事故多発警報を受け伊那市に交通指導所開設
5月17日に交通死亡事故多発警報を発令した県交通安全運動推進上伊那地方部は、19日、伊那市役所前に交通指導所を開設し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 伊那警察署や伊那交通安全協会のメンバー約20人が、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 上伊那では今年に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で2件、辰野町で1件、合せて6件の死亡事故が発生していて、去年1年間の7件に迫る状況です。 いずれも60代から80代の高齢者が歩行中に車に跳ねられる事故で、うち2件は横断歩道上の事故となっています。 交通指導所では、道路を横断しようとしている歩行者がいる場合は一時停止して歩行者を優先させる事などを書いたチラシを配布し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。 県交通安全運動推進上伊那地方部によりますと、今年は人身事故の件数は去年より減少しているものの、死亡事故など重大事故につながる事故が多い傾向にあるという事です。 交通指導所は、20日に辰野町でも開設されることになっています。