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輪っこはうす・コスモスの家 盆ござ販売
障害者社会生活支援センター輪っこはうすコスモスの家では、お盆に位牌を奉る棚座用の盆ござを販売します。 輪っこはうすコスモスの家では、利用者が所有する田んぼの白毛餅の稲を青刈りし乾燥させ、麻糸で編んで盆ござを作りました。 30日にボランティア3人と職員4人でおよそ100枚を編みました。 施設では、注文を受け付けていて、来月2日金曜日が締め切りですが希望者がいればそれ以降も販売するということです。 値段は、幅45cmが800円、70cmが1,200円となっています。 受け渡しは来月5日から9日までです。 詳しくは、障害者社会生活支援センター輪っこはうすコスモスの家までお問い合わせください。
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野底堤の歴史看板設置
水不足を補うため、江戸時代に築かれた伊那市野底の「野底堤」の由来や歴史を知ってもらおうと、地域の住民が、看板を設置しました。 27日は、野底にある溜池「野底堤」で看板の除幕式が行われました。 看板は、堤の由来や歴史を知ってもらおうと、野底区と野底つつみ環境保全の会が設置したものです。 「野底堤」は棚沢川の流水が少ない野底地域で日常の飲料水などを含めた水源を確保するため、今から340年前の江戸時代、1673年に溜池としてつくられました。 その後何回かの大飢饉が続き、水田の耕作面積を拡大しようと考えた地元住民は、高遠藩主内藤頼寧に堤の拡張を直訴したということです。 6年に渡る拡張工事は1854年に完了し現在の野底堤の原型が完成しました。 由来や歴史については、野底区の平澤敏男さんが所有する古文書を、2年をかけて解読しました。 野底つつみ環境保全の会の平沢基男さんは、「300年以上、この地区の稲作や生活用水の水源として守られてきた堤を、後世に引き継いで行きたい」と話していました。
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仮称・東箕輪保育園 開園2か月延期
箕輪町は来年度開園予定の仮称・東箕輪保育園について、本体工事の入札が不調となっていることから、開園予定2か月延期し来年6月とする方針です。 31日は箕輪町臨時議会が開かれ、東箕輪保育園の建設事業費およそ6億円を来年度への繰り越しとする議案が可決されました。 これは、25日に行われた本体工事の入札が不調に終わり、工期が年度をまたぐ可能性があるためです。 町では、設計計画と工期を見直して改めて入札を行い、8月中旬には業者を決定したい考えです。 東箕輪保育園は、8月に着工、来年4月に開園を目指していましたが、入札の不調を受け、開園を来年4月から6月に延期する方針です。 東箕輪保育園は、長岡保育園とおごち保育園を統合し建設されるもので、4月からの2か月間、園児はそれぞれの園舎に通います。 平澤豊満箕輪町長は「いいものを作るために工期を2か月伸ばすことはやむを得ない。住民の皆さんに理解をしてもらいたい」と話していました。
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西駒山荘改築 随意契約を結ぶ
伊那市は中央アルプス西駒山荘建て替え工事で伊那市に本社を置く建設会社西武建工と随意契約を結びました。 今年度建て替えが予定されている西駒山荘は中央アルプスの将棊頭山にある山小屋です。 伊那市は今年度当初予算に6,000万円の事業費を計上しましたがヘリコプターで資材を運搬するなど特殊な状況にあることから請負業者を決める入札が2回不成立となっていました。 30日は3回目の入札が行われましたが、不調に終わり、最低価格を提示した西武建工と随意契約を結びました。 西武建工の見積もり採用金額は、5,355万円でした。 市はヘリコプターでの運搬費用などとして2,100万円を追加補正していて、31日は資材運搬についての入札が予定されています。 西駒山荘は来年の7月に営業を再開する予定です。
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7月の真夏日 17日
伊那地域の31日の最高気温は33.6度で真夏日となりました。 長野地方気象台によりますと今月真夏日を記録したのは17日で、去年を1日上回りました。
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県が黄色ブドウ球菌食中毒注意報発令
長野県は、黄色ブドウ球菌による食中毒が、7月に入り県内で2件発生したことから、30日、黄色ブドウ球菌食中毒注意報を発令しました。 黄色ブドウ球菌による食中毒は、今年に入り、5月に木曽地域で、今月10日に、松本地域で、22日に諏訪地域で発生しています。 ここ数年、年に1件程度の発生件数で、今年は多い発生状況となっていることから、今日、食中毒注意報を発令しました。 黄色ブドウ球菌は、健康な人の皮膚や鼻腔などに存在していて、増殖するときに毒素を産出します。 この毒素は、加熱処理をしても壊れることはありません。 長野県では、料理には素手で触らない、調理後は冷蔵庫に入れ室温で放置しないなど、食中毒防止を呼びかけています。
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中央アルプス遭難3人死亡1人心肺停止
駒ケ根市の中央アルプス・檜尾岳で遭難した、韓国人登山者9人のうち男性3人が死亡、1人が心肺停止状態となっています。 駒ヶ根警察署によると、30日午前、心肺停止で3人が発見され、死亡が確認されました。もう1人については捜索が続けられていました。 行方不明で捜索されていた最後の男性1人は、午後4時10分頃心肺停止で発見されました。 他の男性4人と女性1人の計5人は午前、檜尾避難小屋近くの尾根などで無事が確認されました。5人は下山し、午後1時ころ駒ヶ根署に入り、聴取受けました。 一行は旅行会社のツアーで訪れていて、ガイドはついていませんでした。
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求人倍率回復も景気判断は据え置き
上伊那の6月の月間有効求人倍率は0.74倍で5月の0.62倍を0.12ポイント上回りました。 ただ、短期雇用の派遣求人の増加が倍率を引き上げた要因とみて、景気判断は据え置かれています。 ハローワーク伊那が発表した6月の月間有効求人倍率は5月を0.12ポイント上回る0.74倍で、3か月ぶりに県下最低を脱出し、リーマンショック後の平成20年12月以降最も高い倍率となっています。 新規求人数は、1,445人で5月を27.5%上回りました。 新規求職者数は、755人で5月を19.5%下回っています。 産業別の新規求人数は、派遣求人を含むサービス業で前の年の同じ月を110.5%と倍以上上回る644人となっています。 このうち8割が製造業への派遣となっていることについてハローワーク伊那では「2か月前後の短期の受注が多く先行きが不透明なため、派遣求人が増えた」とみています。 雇用情勢については「依然として厳しい状況にあり持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。
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村営農センター 園児にスイートコーンプレゼント
南箕輪村営農センターは、地産地消の推進と野菜の消費拡大を目的に、村内5つの保育園にスイートコーンをプレゼントしました。 このうち南部保育園には、営農センターの宮下勝美会長や生産者の木下尊英さんらが訪れ、園児と職員全員分の125本をプレゼントしました。 これは、村でとれた野菜を幼児期から食べてもらうことで地産地消につなげていこうと4年前から行っているものです。 おやつの時間に味わうために、年長園児43人が125本全ての皮を剥いていました。 営農センターでは、5つの保育園に合わせて580本のスイートコーンを贈ったということです。
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戦争中の国策宣伝の『写真週報』展示
太平洋戦争中の国策を宣伝した冊子、写真週報などを展示した、ビジュアル資料で知る戦争展が伊那市創造館で開かれています。 写真週報は、戦争中の昭和13年から20年にかけて国の機関が発行していたものです。 戦争にかんする国策を写真や絵で宣伝した冊子で375号が発行されました。 伊那市創造館ではそのうちの159号が保存されていて今回の展示ではそれらが、モニターやアイパッドでも見ることができます。 写真週報からは当時の政府や軍部の考え方が分かるほか、国民を戦争へと向かわせることに躍起になっている文章が多く見られます。 伊那市創造館となる前の上伊那図書館に勤務し写真週報の整理作業にあたっていた、伊那市の湯澤敏さん。 湯澤さんは、写真週報が戦争を知るうえで貴重な資料になると思い大切に保管したといいます。 戦争展ではほかにポスターなども並べられています。 ビジュアル資料で知る戦争展は8月31日まで伊那市創造館で開かれています。
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南ア北部救助隊岩場で訓練
夏山シーズンを迎え、南アルプス北部地区山岳救助隊は30日、万が一に備え伊那市長谷黒河内の岩場で訓練を行いました。 救助隊は、民間や行政などおよそ80人で構成されています。 救助訓練は毎年この時期に行われていて、30日は救助隊およそ20人が参加しました。 訓練には、市役所の新人職員3人も参加し、ロープの結び方などを教わっていました。 隊員らはザイルの扱い方や命綱の結び方を確認し、高さおよそ20メートルの岩場を登っていました。 西村和美隊長は、「マナーを守らない登山者が増えていて事故につながる恐れがある」とし話しています。 また、29日に中央アルプスで発生した遭難事故について「天候が悪いのに行動したこと。ガイドをつけなかったことが原因」などと話していました。 管轄するエリアでは昨年度、死亡者が2人、遭難や滑落などが6件発生しています。 救助隊では今年10月に県警のヘリと合同で訓練を行う予定です。
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福島県の親子伊那でリフレッシュツアー
福島第一原発の事故の影響を受けている福島県在住の親子を伊那市に招待し、自然に触れてもらう「信州伊那谷親子リフレッシュツアー」が伊那市高遠町で行われています。 参加しているのは福島県南相馬市と飯舘村の8組19人の親子です。 福島第一原発事故後、安心して外で遊ぶことができない子どもや不安に思う親達に、自然の中でリフレッシュしてもらおうと、今回初めて開かれました。 27日に始まったこのツアーは、上伊那地域の住民有志で作るボランティア団体「伊那谷リフレッシュプロジェクト」が企画したものです。 29日は高遠町の三義交流館やまびこで、木工教室が開かれました。 プロジェクトのメンバーと地域ボランティア13人が講師を務め、木の船や鉄砲の作り方を教えていました。 信州伊那谷リフレッシュプロジェクトでは、ツアー前に寄付金を募ったところ、100万円以上が集まり、来年以降の実施も検討しています。 参加者は3泊4日のツアーの中で、そば打ちやブルーベリー狩りなどを体験しました。
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リニア開通見据え 上下伊那が連携
上伊那と下伊那地域は、リニア中央新幹線開通を見据えた地域活性化に取り組むため、新たに3つの連携組織を設置します。 これは、29日伊那市役所で開かれた、市議会全員協議会で報告されたものです。 新たに設置されるのは、リニア中央新幹線の整備を地域振興に活かす組織で、構成員は県と上下伊那の関係市町村。発足は8月中旬以降で調整しています。 伊那市、駒ヶ根市、飯田市の3市は今月2日、阿部知事にリニアの整備効果が伊那谷全体の発展つながるよう県で広域的な調整を担うことなどを要望しています。 またこの組織に国土交通省中部地方整備局などを加えた別組織、リニアを活かした「地域づくり勉強会」が発足することになっていて、 主に道路整備について協議していきます。 勉強会の初会議は7月31日に予定されていて今年度中に4回の会合を開きます。 他に現在あるJR飯田線利活用促進連絡協議会を発展させたJR飯田線活性化期成同盟会が9月中旬以降に発足します。 伊那市ではリニア開通にともない上下伊那の連携を強化していくことで伊那谷全体の地域活性化につなげていきたいとしています。
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小松総合印刷と市土地開発公社が土地売買契約へ
伊那市横山の株式会社小松総合印刷は事業拡大に備え伊那市土地開発公社と土地売買契約を今月31日に結びます。 小松総合印刷が新たに取得するのは、今の社屋の隣接地およそ3300平方メートルです。 金額はおよそ2700万円で将来の事業拡大に備えるための用地取得となります。 今回契約を締結する伊那市土地開発公社は解散するとの方針が決まっていて9月議会で議決後、10月に正式に解散となります。
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ミノワオールスター全国大会へ
箕輪町のソフトボールチーム、ミノワオールスターは、8月に山形県で開かれる全日本一般男子ソフトボール大会に県代表として出場します。 29日は、監督の山浦秀一さんら4人が箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に大会出場のあいさつをしました。 ミノワオールスターは県内7チームが出場した県大会で優勝し全国への切符を手にしました。 全国大会は7年連続8回目の出場でこれまでの最高成績は3位。 しかし去年は初戦で敗退したため、今年はまず1回戦突破を目指します。 大会は8月9日から山形県で開かれることになっていて48チームが出場。 ミノワオールスターは埼玉県と宮崎県の勝者と対戦することになっています。
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新山保育園 来年度再開の見通し
園児数の不足により休園となっている伊那市の新山保育園。 来年度、再開の基準となる園児20人を確保できる見通しがたったことがわかりました。 28日新山保育園で開かれたイベントの中で、地域住民でつくる新山保育園・小学校を考える会が再開基準となる園児20人を確保できる見通しがたったことを保護者に説明しました。 新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて現在は富県や美篶保育園などに通っています。 伊那市では園児数が20人以上となった場合は保育園を再開するとしています。 考える会によると、来年度の園児数は新山地区で年長2人、年中3人、年少6人、未満児が9人の合わせて20人が希望しているということです。 また、平成28年度までは園児数が確保できる見通しとしています。 考える会では、今後は子どもの確保に向け、定住対策にも力をいれていきたいとしています。 伊那市では、11月初旬に来年度の入園予定者がまとまった段階で20人に達すれば再開に向け準備を進めていくとしています。
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ますみヶ丘平地林で昆虫などを観察
夏休み中の子供たちが28日、伊那市のますみヶ丘平地林に生息する昆虫を観察しました。 これは夏休み中の子どもたちに珍しい昆虫や植物が生息するますみヶ丘平地林で自然に親しんでもらおうと伊那市と信州大学農学部が合同で開いたものです。 28日は、市内の親子21組51人が参加しました。 指導には信州大学農学部の中村寛志教授らがあたりました。 中村教授は、ここでおよそ70種類のチョウを観察することができると説明していました。 子どもたちは、虫かごと網をもって平地林内をあるいてチョウやバッタなどを捕まえていました。 中には、カブトムシを捕まえる子どもの姿もありました。 観察会では他に、ますみヶ丘平地林近くの田園にも訪れました。 ここでは、環境省の絶滅危惧種に指定されているチョウ・ミヤマシジミを観察することができます。 28日もミヤマシジミを観察することができました。 県の支援金事業を活用し平成24年度に伊那市が作成したガイドブックを使って名前や生態についての学習を行いました。 9月にも、ますみヶ丘平地林でトンボやバッタなどの観察会が行われることになっています。
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新山保育園で夏パーティー
園児数の不足により休園となっている伊那市の新山保育園で28日、夏パーティーが開かれました。 夏パーティーには、地元新山地区を中心におよそ60人が参加しました。 これは新山の小さい子どもがいる家族の交流の場にしようと、地域住民でつくる新山保育園・小学校を考える会が開いたものです。 会場には、ヨーヨー釣りの他、やきそばやフランクフルトのコーナーも設けられました。 中でも、長さおよそ10メートルの竹をつかって行われた流しソーメンは子供たちに大人気でした。 子どもたちは我先にと箸を伸ばしていました。 新山保育園は平成21年度から園児数の不足で休園となっていて、現在園児は富県や美篶保育園など他地域の保育園に通っています。 新山保育園・小学校を考える会では、こうした機会を通して自然を生かした新山保育園の良さをしってもらい保育園の再開につなげていきたいとしています。
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芳賀さん おもちゃ作り講座
仙台市在住の手作りおもちゃ作家でパフォーマーの芳賀哲さんの「玩具づくり講座」が、28日、伊那市の伊那図書館で開かれました。 芳賀さんは、仙台市在住で、東日本大震災で被災しましたが、子供たちに笑顔になってもらおうと被災地で手作りおもちゃを使ったパフォーマンスを行っています。 この日は、市内を中心に、親子連れなど80人が参加しました。 玩具づくり体験では、紙とストローで作る「はばたくチョウ」を作りました。 芳賀さんは、震災直後に気仙沼の小学校に入学する新1年生1000人にこのチョウをプレゼントしたということです 参加した子供たちは、チョウの形に切り取られた画用紙に、ペンやクレヨンを使い、色を付けていました。 羽の部分とストローをホッチキスで固定し完成すると、子供たちは、羽を動かし楽しんでいました。 参加したある保護者は、「家でも簡単に作れそうなので、子供といっしょに楽しむ、良いきっかけになりました」と話していました。
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アニメの名場面を再現する自転車イベント
アニメ「究極超人あ~る」の場面を再現するサイクリングイベントが27日、JR飯田線沿線で行われました。 27日は、全国からアニメファンや飯田線ファン、自転車愛好家など70人が参加し、ゴールの伊那市駅を目指して、飯島町の田切駅を出発しました。 アニメファンが物語の舞台を訪れる事は、「聖地(せいち)巡礼(じゅんれい)」と呼ばれています。 「究極超人あ~る」は、その聖地巡礼が最初に行われたアニメだということで、スタートの田切駅で、「聖地巡礼発祥の地宣言」が行われました。 アニメ「究極超人あ~る」では、主人公らが東京駅から伊那市駅までのスタンプラリーに参加し、そのクライマックスで田切駅から伊那市駅まで自転車で走ります。 イベントは、そのシーンを再現しようというものです。 参加者はゴールの伊那市駅前に到着すると、用意されたスタンプを押していました。 このイベントは去年飯田線開業100周年を記念し行われ、参加者に好評だったため今回は伊那まちの再生やるじゃん会が引き継ぎ行いました。 いなっせ北側広場では閉会式が行われ、参加者らが完走を喜んでいました。
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三洋グラビア 手作りの感謝祭
包装用フィルムパッケージの企画・製造・販売を行っている伊那市西箕輪の三洋グラビア株式会社は、27日に感謝祭を開きました。 本社がある西箕輪のウイングファクトリーでは、かき氷やわたあめの模擬店のほか手作り講座のスペースも設けられ、子どもからお年寄りまで楽しむことができるよう趣向が凝らされていました。 感謝祭は、社員の家族や友人を招待し、交流を深める場として毎年開催されていましたが、東日本大震災以来自粛していて今年は3年ぶりとなりました。 社員がレクリエーションチームを組織して企画立案、運営をしました。 原敬明社長は、「職場を見てもらいながら家族間や来場者同士の交流を深めてもらいたい」と話していました。 ある来場者は、「三洋グラビアに西箕輪来てもらって感謝している。感謝祭は、社長にも会えるし、孫をつれてくるのも楽しみ」と話していました。 三洋グラビアは、今年で操業56年を迎えた全国でも屈指のグラビアラミネート企業です。
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高校生らに交通安全呼びかけ
夏の全国交通安全運動に合わせ、伊那警察署の若手署員でつくるヤングドライバークラブなどは23日、通学する高校生に交通安全を呼びかけました。 23日は、南箕輪村の上伊那農業高校前の交差点でヤングドライバークラブや伊那交通安全協会、上農高校の生徒など30人が交通安全を呼びかけました。 参加したメンバーたちはお揃いのユニホームを着て啓発活動をしていました。 また、信号待ちしているドライバーに啓発チラシなどを配り「安全運転でお願いします」と呼びかけていました。 今年の伊那署管内での交通死亡事故件数は22日までに4件となっています。
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夏休み ラジオ体操教室
南箕輪小学校は、25日終業式があり子どもたちは26日から夏休みです。 夏休みといえば、朝のラジオ体操です。 南殿区では、夏休みのラジオ体操初日となった26日、コミュニティーセンターでラジオ体操教室を開かれました。 子どもや保護者80人が参加しました。 講師は、南殿在住の松崎由紀子さんです。 地区のPTAが、子どもたちに体操に真剣に取り組んでもらい、保護者にも運動不足を解消してもらおうと開きました。 松崎さんは、体操のポイントを紹介しながら「この体操は、おなかに力を入れましょう」などと子どもたちに指導していました。 夏休みのラジオ体操は、29日から8月19日までの土日とお盆を除く毎日、午前6時30分から行われます。
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スイートコーン 出荷最盛期
上伊那の夏野菜の主力の一つ、スイートコーンの出荷が最盛期を迎えています。 上伊那のスイートコーンの出荷量は、去年1,100トン、2億1,500万円で長野県第1位。 上伊那の中で箕輪地域は、1番の生産量を誇ります。 箕輪町上古田の押野衛さんの畑です。 午前5時過ぎ、最盛期を迎えたこの時期は、夫婦2人で早朝の収穫作業に追われます。 今年は、10キロ入りのケース300箱以上の出荷を予定しています。 収穫を終えると今度は自宅で箱詰め作業です。 大きさをそろえ、一本一本丁寧に箱に入れていきます。 長野県1位のスイートコーンですが、高齢化や鳥獣被害などで最盛期の出荷量の半分以下に落ち込んでいます。 箕輪町中原の集荷場です。 午前7時を過ぎると朝採りを終えた農家が続々とスイートコーンを運んできます。 押野さんの姿もありました。 この日は、30ケース、300キロを出荷しました。 ここにいったん集められたスイートコーンは、南箕輪村の広域選荷場に運ばれ、主に中京方面の市場に出荷されていきます。 昼と夜の温度差で甘みがあり、品質でも長野県1と言われている上伊那産のスイートコーン。 最盛期は、お盆の前頃まで続きます。
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伊那市のメガソーラー計画 譲歩案提出
伊那市の片桐建設が西春近細ケ谷で進めているメガソーラー計画で、片桐建設は、民家に近いA区画と呼んでいる場所でのパネル設置をとりやめる譲歩案を住民側に示しました。 区画約2,600平方メートルを取りやめることにより、発電量は3割減る見通しです。 25日夜に3回目の住民説明会が開かれましたが、景観や環境が変化するなどと反発している一部住民との距離は縮まらなかったということです。 片桐建設は、土地の購入や太陽光パネルの発注で、すでに4億円を投資しているということで、住民側との埋まらない溝は、年内の操業開始に黄色信号をともしています。 片桐正会長は、26日記者会見を開き、客観的なルール作りの必要性や第三者機関の調整の必要性を訴えました。 片桐建設は、25日の説明会で住民側から出された要望について、書面で小出3区の区長あてに回答することにしています。 次回の説明会の開催日程は今のところ決まっていません。
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業況判断指数悪化傾向
アルプス中央信用金庫がまとまとめた伊那谷経済動向によりますと今年4月から6月にかけての業況判断指数はマイナス35.2ポイントで前期より1.2ポイント悪化傾向が強まりました。 あるしんの取引先約200社を対象に行われている景気調査、伊那谷経済動向によりますと、今年4月から6月にかけての業況は良かったとする企業が10.9%、悪かったとする企業が46.1%、業況判断指数はマイナス35.2ポイントとなっていて前期より1.2ポイント悪化しました。 この結果についてあるしんでは金融政策の効果などを背景に次第に景気回復傾向へ向かうことが期待されているが、海外景気の下振れが国内の景気を下押しするリスクになっているとしています。 来期の見通しについては総合的には2.6ポイント改善すると予想していて、業種別では卸売業が11.1ポイント、不動産業が16.6ポイントと好調感が強まる予想となっています。
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みのわ祭り 28日本番前に準備
夏祭りのシーズンとなりました。 伊那ケーブルテレビエリア内では、トップを切ってみのわ祭りが、28日に行われます。 会場となる松島区の工業団地周辺では、関係者がイベントの準備に追われていました。 今回のみのわ祭りは、25回目の節目を迎えます。 祭りは午後1時にスタートし、踊りは午後3時45分から、打ち上げ花火・手筒花火は、午後8時~9時まで行われます。 伊那ケーブルテレビでは、祭りの模様を、踊りを中心に午後3時30分から1時間45分に渡って生中継します。
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セーフコミュニティ啓発のぼり旗 完成
箕輪町と各種団体でつくるセーフコミュニティ推進協議会は、安全安心なまちづくりの推進に役立てようと、セーフコミュニティ啓発のぼり旗を制作しました。
のぼり旗は、青を基調としたデザインでセーフコミュニティ認証マークが使用されています。
サイズは縦150センチ、横45センチで、50本作りました。
中箕輪、東箕輪、福与、三日町、中曽根の5地区を5色の輪でイメージしています。
町では、旗を町内に設置し普及啓発と認知度の向上に努める他、今後はたて看板を制作し町内外にアピールしていきたい考えです。
のぼり旗は、来月5日に各公民館や文化施設に配られるということです。 -
伊澤さんの昆虫植物微細画展
伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで、伊澤潔さんの微細画展が開かれています。
伊澤さんは伊那市高遠町でデザイン会社を経営しています。
伊澤さんの微細画には必ず昆虫と草花が一緒に描かれていて、「普段見過ごしがちな虫や草なども、この絵を通して感じ、再発見してもらいたい」と話していました。
微細画展は伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで30日まで開かれています。 -
バラの街をPR「バラキャラ」完成 名前を募集
バラをテーマにした、伊那市の中心市街地の活性化を目指して活動しているプロジェクトチームは、バラの街をPRするためのキャラクターを制作しました。
25日から名前の募集をしています。
キャラクターは、バラの妖精をイメージしています。
キャラクターに変身できる子供用のコスプレ衣装も用意しました。
伊那の勘太郎をイメージした和風の衣装に、頭にはバラの花、背中には、バラのような妖精の羽がついています。
24日、8回目のプロジェクト会議が伊那市通り町のタウンステーション伊那まちで開かれました。
バラキャラプロジェクトは、「伊那まちバラ咲く街角連絡協議会」が主催している「バラまちフェスタ」を中心に、バラをテーマにした中心市街地の活性化をはかろうと、今年5月から活動を始めました。
富県や美篶など、市街地以外からの参加者もあります。
キャラクターの制作には、富県の設計デザイン会社スワニーが協力し、缶バッジも作りました。
プロジェクトでは、名前の募集を25日から来月7日まで行っています。タウンステーションなど7か所に投票箱を設置し、先着100人に缶バッジをプレゼントします。
子供用のコスプレ衣装は、タウンステーション伊那まちに3着あり、だれでも無料で試着し、写真撮影ができるということです。
バラキャラプロジェクトでは、バラをキーワードに商店街に足を運んでもらえるような企画を、今後も検討していくということです。