-
南原保育園 県指導で増工事
園児数の増加に伴い増築工事が行われている南箕輪村の南原保育園は、県の指導により壁を防火構造に変更するなどの対策を追加します。 8日に開かれた南箕輪村議会臨時会で関連する議案が全会一致で可決されました。 工事内容の変更に伴う増額分は、214万2,000円で増築工事全体では、9,118万2,000円となります。 建築確認に伴う県からの指導によるもので、隣接する神社との境界からの距離が3メートル未満のため防火サイディングと壁を防火構造に変更します。 また、既設部分も防火対策が必要となり防火サイディングが設置されます。
-
古布を使ったパッチワークキルト展
南箕輪村の伊東栄子さんのパッチワークキルト展が13日から伊那市西町の旧井澤家住宅で始まりました。 会場にはタペストリーや小物などおよそ20点が展示されていて、半分ほどは古い着物などの布を使った作品です。 この作品は、夜空の星をイメージして作られたもので、4センチ角の絣の古布がおよそ1,700枚使われています。 伊東さんは40年ほど前から趣味でパッチワークの作品を制作しています。 伊東さんは、「古布の藍染めの色合いを楽しんでほしい」と話していました。 パッチワークキルト展は18日月曜日まで旧井澤家住宅で開かれています。
-
ベンリー伊那上牧店13日にオープン
ハウスクリーニングや水回りのメンテナンスなどを行う全国チェーンのベンリー伊那上牧店が13日オープンしました。 昨夜はベンリー伊那上牧店で店舗スタッフなどによるキックオフミーティングが行われました。 ベンリーは、愛知県清須市に本社があり、全国に200店舗があるチェーン店です。 ハウスクリーニングや引っ越しの手伝い、各種業務代行など利用者の要望に応じてサービスを行います。 ベンリー伊那上牧店の板倉光店長は、「地域に密着し、地域に愛される店舗にしていきたい」と話していました。
-
レジ袋削減へ市内のスーパーでマイバッグ無料配布
県が進めるレジ袋削減運動に協力してもらおうと、伊那商工会議所女性会のメンバーは4日、市内3カ所のスーパーでマイバッグを配りました。 ベルシャイン伊那店では、伊那商工会議所女性会のメンバー9人が、マイバッグ100個を買い物客に手渡しました。 伊那商工会議所女性会は、環境問題に取り組んでいて、保育園で環境に関する紙芝居の読み聞かせなどを行っています。 配布後、早速買い物にバッグを利用している人もいました。 女性会では「買い物をする時はマイバッグを持ち歩いて、レジ袋の削減に努めてほしい」と話していました。
-
公衆衛生専門学校の学生が歯磨き指導実習
歯科衛生士を目指している公衆衛生専門学校の学生が13日、伊那市の竜西保育園を訪れ園児に歯の磨き方を教えました。 13日は、公衆衛生専門学校の学生12人が、年少から年長までの園児およそ100人に歯の磨き方を教えました。 公衆衛生専門学校では子供への歯科指導を学んでもらおうと、毎年保育園で実習を行っています。 園児は自分で歯を磨いたあと、仕上げ磨きをしてもらっていました。 このほかに学生が手作りした人形劇も行われました。 好き嫌いせず食べること、食事の後は必ず歯を磨くこと、全ての歯を綺麗に磨くことが大切と園児に呼びかけました。 公衆衛生専門学校では、「子供だけでは上手にみがけていないことがあるので、親が仕上げ磨きをしてあげることが大切」と話していました。
-
新名称「北沢峠 こもれび山荘」
伊那市が募集していた南アルプスの北沢峠にある山小屋「長衛荘」の新しい名称が決まりました。 「北沢峠 こもれび山荘」です。 12日は、新しい名称を選定した長衛荘新名称選定委員会の中山彰博委員長らが市役所を訪れ選定結果を白鳥孝市長に報告しました。 疲れた登山者にホッとできる場所のイメージを与えることや長衛の人柄を連想させること、アットホームな登り口のイメージを表していることなどを選定理由としています。 伊那市では、長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋の名称を長衛小屋に戻したことから登山客の混乱を避けるため新しい名称を募集しました。 伊那市の公式HPや全国の山岳雑誌などで新しい名称募集を呼び掛けた所、全国45都道府県の916人から予想を上回る1301点の応募がありました。 審査の対象となったのは978点で3回の委員会を経て「北沢峠 こもれび山荘」を選びました。 委員会が選定した「北沢峠 こもれび山荘」の新しい名称は市議会12月定例会に提出され、可決されれば正式に決定されます。
-
今季一番の冷え込み
寒気の影響で12日の伊那地域は氷点下となり今季一番の寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと冬型の気圧配置が強まり12日の伊那地域はマイナス1.9度と12月上旬の寒さとなりました。 日中も気温が上がらず最高気温は9.5度で、こちらも12月上旬の陽気でした。 朝7時過ぎ、伊那市東春近の畑家には霜が降りていました。 通学する小学生たちは冬支度で登校していました。 中には、寒さに負けず半袖半ズボンで登校する児童の姿もありました。 長野地方気象台によりますとこの冷え込みは14日まで続きその後は平年並みに戻るということです。
-
高遠町弘妙寺 イチョウのじゅうたん
伊那市高遠町の弘妙寺では、イチョウの葉が落ちて黄金色の絨毯が広がっています。 弘妙寺の境内には樹齢数百年のイチョウの木があり、12日の冷え込みで葉が一気に落ちました。 弘妙寺では、毎年この風景を楽しみに訪れる人もいるということで、13日までこのままにしておくということです。
-
土地家屋調査士協会が伊那市内の小学校に図書を寄贈
公益社団法人長野県公共嘱託登記土地家屋調査士協会伊那事業所は1日、伊那市内の小学校に図書を寄贈しました。 この日は、役員3人が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に「じめんのボタンのナゾ、いちばんえらいボタンをさがせ」14冊を届けました。 この本は、富山県の児童が道路にある金属鋲に疑問を持ち、自由研究でまとめた内容を描いたものです。 土地家屋調査士の中坪秀次さんは「この本のように、小さなものも社会にとって大事な意味を持つということを知ってもらいたい」と話していました。 図書は市内の全小学校に1冊ずつ寄贈されます。
-
南箕輪村 除雪ボランティア
南箕輪村は去年の大雪の経験をもとに、各区を通じて村内の通学路や生活道路の除雪を行う有償ボランティアを募集します。 これは11日村役場で開かれた村議会全員協議会で説明されたものです。 これは区による主体的な除雪作業を進めるもので自己所有の除雪機で作業した場合は1時間あたり1500円。 村からの貸出機を使用した場合は1時間あたり1,000円の作業料を支払います。 作業は交通量が多い通学路や生活道路、歩道で行い積雪5センチからを基準としています。 村では除雪の有償ボランティアに関する議案を12月議会に提出する予定で可決されれば歩道用の除雪機を6台購入する計画です。
-
権兵衛トンネル防災訓練
伊那と木曽を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路「権兵衛トンネル」で12日、万が一の事故に備え、防災訓練が行われました。 防災訓練は、トンネル内での自動車事故や車両火災に備えようと開通した平成18年から毎年行われています。 トラックが対向車線にはみ出し、乗用車と衝突して火災が発生したとの想定で行われました。 訓練には、伊那、木曽、塩尻地域の警察や消防など80人が参加しました。 12日は、一般車両の通行を規制して権兵衛トンネルの木曽側入り口からおよそ350メートル中に入った所で訓練が行われました。 伊那消防組合と木曽広域消防が車両に閉じ込められたけが人を救助しました。 木曽レスキュー隊は、けが人が車に閉じ込められた想定で、エンジンカッターや油圧スプレッターを使って救助していました。 また、消火訓練も行われトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。 トンネルを管理する木曽建設事務所によると10月末現在、開通からの利用車両の累計は、およそ1,090万台、1日平均3,900台となっています。 尚、これまでトンネル内で大きな事故は起きていないということです。
-
松島王墓に関する講演会
箕輪町松島にある前方後円墳「松島王墓」に関する講演会が10日、地域交流センターで開かれました。 講演会は、町郷土博物館の開館40周年を記念して開かれたものです。 地元松島出身で東海大学の主任教授北條芳隆さんが講師を務め、「松島王墓古墳と原東山道」をテーマに話をしました。 北條さんは、日本各地の前方後円墳について「交通の要所に築かれていることが多いことから、航路や交通路を守るような形で作られた可能性が高い」と話しました。 その上で、5世紀頃に整備され伊那谷を南北に通り現在の滋賀県と宮城県を結んだ原東山道について「松島王墓古墳のあたりが各ルートの分岐点だったため、交易が盛んに行われていたと考えられる。交易拠点として市が立つ場所は、非日常的な空間とされその中でなら商取引が許されるという特別な空間でもあった。その様な場所だからこそ松島王墓古墳が築かれ、特別な空間を象徴する宗教的施設として機能していたのかもしれない」と話していました。
-
消防広域化後 出動区域素案示す
上伊那消防広域化協議会が11日、伊那市のいなっせで開かれ消防広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。伊那消防署の出動区域が減少し、他の3つの消防署の管轄が増加する案となっています。 11日は伊那市内で12回目の協議会が開かれ広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。 広域化後は、これまでの市町村の境界では無く、現場到着時間の短縮を図る為、最も近い消防署から出動し、活動する事を基本としています。 示された素案によりますと広域化後はこれまで伊那消防署が管轄していた、伊那市西箕輪の吹上、大泉新田、南箕輪村の北原、久保、中込、塩ノ井は箕輪消防署。富県の桜井、貝沼、美篶の中県、下県、手良の八ツ手、下手良、は高遠消防署。西春近の赤木、下牧は、駒ヶ根市の北消防署が管轄するとしています。 今回の出動区域の変更により、各消防署の救急隊の出動回数は、平成24年のデータを基に一隊あたり、伊那消防署は672件、高遠消防署は577件、箕輪消防署は489件となります。 広域化後は、部隊体制や車両配備など、状況を見ながら見直しを進めるとしています。 広域化協議会では、来月までに、関係する区長会や各市町村議会、警察、消防団に説明をしていくとしています。 上伊那消防広域化協議会では、来年1月20日に、各市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。
-
伊那市景観審議会 初会合
伊那市景観審議会の初会合が11日、伊那市役所で開かれました。 審議会は景観形成に必要な事項について調査、審議する場として景観条例に基づき設置されたものです。 関係団体から選ばれた委員14人に、白鳥孝伊那市長から委嘱状が手渡され、会長には信州大学農学部の上原三知助教が選ばれました。 伊那市は、今月から独自に景観計画を定め地域にあった景観形成や保全に向けた届出の基準を設ける事ができる景観行政団体に移行しました。 市では、来年4月に独自の基準などを示した景観計画の発効を予定していて、今回、審議会にこの計画案について諮問しました。 計画案では、土地利用については「市街地」や「田園」「山地・森林」「山岳・自然公園」の4つの区域に分け、配置や高さ、色彩などについて基準を設けています。 市独自の基準としては、建物高さについて、市街地や工業団地は31メートル以下、それ以外の場所では18メートル以下とする事や、河岸段丘において、500㎡以上、木を伐採する場合は事前の届け出が必要としています。 委員からは「メガソーラーについても景観の面から一定の規制が必要では」との意見が出されていました。市の担当者は「面積が1000平方メートルを超える物については、今後、届出が必要となる。届け出が出た段階で検討していきたい」と答えていました。 市では、今月15日から、市役所やホームページで計画案に対する意見の公募を行い来年1月に景観計画を決定したいとしています。
-
箕輪町 上下水道料金改定を答申
箕輪町上下水道審議会は11日、平澤豊満町長に上下水道料金改定を答申しました。 水道料金は引き下げ、下水道料金は外税にするとしています。 11日は、上下水道料金について検討してきた審議会の戸田宗雄会長が平澤豊満町長に答申しました。 箕輪町の水道料金は30立方メートルあたり5,922円で上伊那の市町村で最も高くなっています。 水道料金の基本料金、2ヶ月で2,880円を1,000円に変更することで、平均で15%の値下げとなります。 また、下水道料金については、現在の料金体系を据え置き、内税を外税にし、消費税8%分値上げするとしました。 これにより、一般家庭の平均使用量を30立法メートルとした場合、上下水道あわせて2ヶ月で1万1400円が、1万900円と500円安くなります。 平澤町長は「現在77.9%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。 この上下水道料金の改定案は12月の議会に提出され、可決されれば来年4月の使用分から適用され、水道料金は16年ぶり、下水道料金は21年ぶりの改定になります。
-
架空請求詐欺未然に防ぎ 伊那東郵便局に感謝状
携帯電話サイトの料金をメールで請求する架空請求詐欺を未然に防いだとして、日本郵便株式会社伊那東郵便局に7日、伊那警察署から感謝状が贈られました。 この日は、伊那警察署の青木辰夫署長から伊那東郵便局の奥田光一局長に感謝状が贈られました。 伊那東郵便局では、10月16日、市内の80代男性が窓口で現金100万円を払い戻し、その数分後、その孫の女性が東京都内の個人宛てにレターパックを送ろうとしました。 窓口の女性が、小銭の音がすると局長に相談し 警察に通報したところ、詐欺だと分かりました。 孫の女性には、携帯サイトの無料期間が終了したとして91万6千円の支払いを求める架空請求のメールが届いていたということです。 伊那警察署管内の特殊詐欺による被害は、10月末までに12件発生していて、被害金額は約6,700万円となっています。
-
富県南福地でふれあいの集い
ふるさとの味を忘れないよう子どもたちに受け継いでいこうと、10日伊那市富県の南福地公民館でふれあいの集いが開かれました。 地域の子どもたち30人ほどが五平餅づくりやそば打ちを体験しました。 ふれあいの集いは、南福地地域社協が毎年開いているもので10年ほどになります。 地域の味を子どもたちに伝えていこうと使う米やそばは、全て地元産です。 五平餅は、子どもたちが丸め、大人が味をつけ焼きました。 南福地は、135戸あり、まとまりが良いということです。 この日も大人たちが連携して次々に五平餅が出来上がっていました。 そば打ちは、地域のそば打ち名人から教わりました。 子どもたちも水回しを体験させてもらっていました。 出来上がると、大人も子どももできたての五平餅とそばを味わっていました。
-
雨の休日 各地で七五三
10日は、日中風雨が強くあいにくの休日となりました。 そんな中、各地の神社では、七五三の行事が行われました。 伊那市西町の春日神社では、7歳、5歳、3歳の地域の子どもたち20人が参加しました。 神社関係者によりますと、七五三は本来11月15日に行われますが、近年では、それに近い祝日にお祭が行われているということです。
-
たかずやの里 6人が七五三
伊那市の伊藤光森宮司のはからいで、児童養護施設たかずやの里の子ども6人が10日に七五三の行事を体験しました。 たかずやの里の子どもたちが七五三を行うのは今回が初めてだということです。 伊那市山寺の伊藤宮司が、七五三の神事を子どもたちにも経験してもらいたいと去年から働きかけてきました。 10日は、7歳3人、5歳2人、3歳1人の6人がお祓いをしてもらったり、祝詞を聞いたり、玉串を供えたりしました。 一連の神事が終わると伊藤宮司から千歳飴とお守りを受け取りました。 たかずやの里は、富県にある上伊那唯一の児童養護施設です。 現在新しい施設の建設工事が進められていて、東春近に移転することが決まっています。 伊藤宮司は、「これからも元気よく、大きく成長してください」と子どもたちに話していました。 七五三を経験したある子どもは、「とても楽しかった。」と喜び、たかずやの里では、「いい体験になりありがたい」と感謝していました。 神社側では、今後も続けていきたいとしていますが、東春近に施設が移転するため来年の実施は未定だということです。
-
伊那食品工業とタカノが山林整備
伊那市の伊那食品工業株式会社と宮田村のタカノ株式会社が伊那市西春近の道路沿いの山林で整備作業を9日行いました。 山林横の道路は日当たりが悪く、冬場は凍結して危険だということで、枝打ちや間伐が行われました。 合同での作業は初めてで、社員合わせて40人ほどが参加しました。 この道路は地域住民を始め両社の工場が近くにあることから、社員も利用しているということです。 伊那食品工業とタカノでは、「この活動で地域の景観づくりにも結び付けていきたい」と話していました。
-
長野県森林づくり税活用現地調査
長野県森林づくり県民税を活用した施策について、地域住民の意見をきくみんなで支える森林づくり上伊那地域協議会は10月30日、伊那市と南箕輪村で現地調査を行いました。 この日は、上伊那地域の代表者でつくる会議の委員ら17人が現地で調査をしました。 調査は市内と村内合わせて3カ所で行われ、このうち知的障害者の就労支援をしている、伊那市西箕輪のアンサンブル伊那では、小椋年男理事長からヒノキの間伐材を使った家具や、作業施設について説明がありました。 アンサンブル伊那では、森林税を使って県内で間伐されたヒノキで、畳のベッドの枠組みを作り、松川町の施設で作られた畳とセットで畳ベッドとして販売しています。 小椋理事長は、「障害のある人達が社会で働ける道を、木工製品を通して開いていきたい」と話していました。 森林税は平成20年から始まり、今年度からさらに5年間の延長が決まっています。 1人あたり年間500円、およそ6億5千万円の税収を見込んでいます。 県では引き続き、地域が一体となって里山で間伐した木材を利用した、景観づくりに力を入れていくとしています。
-
Bー1グランプリ始まる 伊那中生徒が応援に
ご当地グルメによる、まちおこしの祭典B-1グランプリin豊川が9日から愛知県豊川市で始まり、伊那市からはローメンがエントリーしました。 B1グランプリにはローメンでギネス記録を達成した伊那中学校の生徒たちが応援に駆けつけました。 伊那中学校は、9月に行われた文化祭でローメンを2311皿並べギネス記録に認定されました。 9日はギネス挑戦で協力してもらった伊那ローメンズクラブを応援しようと生徒会役員12人が会場を訪れました。 B-1グランプリは、地域の食でまちおこしをしようと行われていて、今年で8回目です。 全国各地から、64団体が豊川市に集結し、自慢のご当地グルメをPRします。 伊那市からはローメンズクラブが出展しブースの前には、長蛇の列ができ、クラブのメンバーたちは大忙しでした。 本大会出展は今回が3回目で、スープ風のローメンを提供し買い求めた人たちは、早速味わっていました。 伊那中学校の生徒たちは、ローメンの列に並んでいる人たちを前に伊那市にちなんだクイズを出したり音楽に合わせて踊りを披露していました。 B-1グランプリは、10日も行われ、来場者が投票した割り箸の重量で入賞団体が決まります。
-
JA上伊那まつり 狩猟を疑似体験
農のある暮らしをテーマにした「第18回JA上伊那まつり」が9日から始まりました。 会場には、狩猟を疑似体験できるコーナーなどが設けられ、家族連れなどで賑わいました。 まつりでは、地元産の農畜産物の販売ブースやイベントステージなどが設けられ賑わいました。 このうち本所3階に設置されたシューティングシュミレーションのコーナーでは、クレー射撃の体験が行われました。 新規狩猟者の確保や鳥獣被害対策への感心を高めることを目的に、猟友会などが各地のイベントで行っているものです。 訪れた人達は、伊那猟友会の会員から操作方法を教わると、シミュレーション用のライフル銃を使って的を狙っていました。 JA上伊那まつりは、あすも午前9時から午後4時まで行われることになっています。
-
箕輪進修高校創立90周年記念式典
箕輪町の箕輪進修高校が今年で創立90周年を迎え、9日、記念式典を開きました。 箕輪進修高校は1924年(大正13年)に中箕輪実業補習学校として創立しました。 昭和39年には箕輪工業高校となり、平成20年の高校再編で、南信地域では初となる多部制単位制の箕輪進修高校として生まれ変わりました。 90年間で、およそ1万2千人が卒業しています。 卒業生で作る記念事業実行委員会では、今後、沿革史の発行を計画しています。
-
この冬一番の冷え込み 1.4度
9日の伊那地域の最低気温は1.4度とこの冬一番の冷え込みとなりました。 長野地方気象台によりますと、10日は前線が通過して寒気がゆるみますが、月曜からは寒くなると予想しています。 伊那市内の花卉農家ではシクラメンの出荷が最盛期を迎えています。
-
南アルプスについて意識の共有 初ミーティング
南アルプスジオパークや長谷ビジターセンターについて地域や関係者の意識を共有するための初めての試み「南アルプスジオパークプロデュースミーティング」が9日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 ミーティングには、市内外からボランティアガイドや小学校の教諭、高校生など予定より20人ほど多い51人が集まりました。 南アルプスのイメージや魅力を語りあい、今後どのように活用していくかを考える機会にしようと開かれたものです。 午前中は「これからの南アルプス山麓を語る」をテーマに、グループごと南アルプスを活用した地域振興策について意見を出し合いました。 ミーティングでは、最後に意見をまとめて発表しました。 伊那市では、2回目のミーティングを年度内に開く考えで「出されたアイディアが次に繋がるよう取り組んでいきたい」と話していました。
-
2013秋のエコチルフェスティバル
環境省が進めている「子どもの健康と環境に関する全国調査」エコチル調査の進捗状況などを報告する秋のエコチルフェスティバルが9日伊那市のいなっせで開かれました。 信州大学医学部のエコチル信州が、調査をスタートさせた2011年から毎年開いています。 フェスティバルでは、エコチル信州センター長の野見山哲生教授が進捗報告をしたほか、親子に楽しんでもらおうと人形劇も行われました。 エコチル調査は、全国15地域で10万組の赤ちゃんと両親の参加を目指しています。 長野県は、上伊那地域が対象です。 今年度末までに2,660組の参加を目指していて、報告によりますと2日現在、2,206人の母親の参加が得られているということです。 父親の参加は、1,479人で、上伊那は、全国と比較して、父親の参加率が高いということです。 野見山センター長は、これまでの調査で明らかになった妊婦の喫煙や飲酒、アレルギーの状況を説明しました。 エコチル調査は、13年間にわたり健康状態や生活習慣、生活環境を調べるもので、アトピーや肥満、発達障害と環境要因との因果関係を明らかにする国家プロジェクトです。 信州大学医学部の福嶋義光医学部長は、「今後とも末永いご支援をお願いしたい」と協力をよびかけていました。
-
県縦断駅伝 上伊那チーム結団式
第62回県縦断駅伝競走大会に出場する上伊那チームの結団式が7日伊那市役所で開かれました。 選手やスタッフ、役員などが出席し、8年ぶりの優勝奪回に向けて士気を高めました。 結団式では、選手ひとりひとりが紹介されました。 長野から飯田までの22区間217.5キロを22人の選手でタスキをつなぎます。 上伊那は、これまで33回の優勝を果たしていますが、平成17年を最後に頂点から遠ざかっています。 去年は、優勝した上田東御小県に13分の大差をつけられ過去最低の5位でした。 3年目の竹入増男(ますお)監督は、「5位で終わったことを1年間肝に銘じて練習してきた。諏訪が強いとの下馬評があるが、自分の力を出し切ってほしい。」と選手に期待しています。 結団式では、各市町村の教育長らが、「かつての栄光をもう一度」「自信を持って走って欲しい」などと常勝上伊那の復活に向け激励していました。 式の最後には、恒例のカツ弁当を食べて必勝を祈願しました。
-
クロスズメバチの女王蜂の越冬準備
伊那市地蜂愛好会は、クロスズメバチの女王蜂の越冬準備に追われています。 交尾させた女王蜂を箱に取り込み冷蔵庫で冬眠させ、来年3月に会員に配ります。 伊那市西箕輪大萱のクロススズメバチの繁殖小屋。 日中暖かくなるとたくさんのハチが小屋の中を飛びまわり、交尾をします。 女王蜂は、冬をこしますが、オスは、死んでしまいます。 繁殖小屋には、10月25日に蜂が入れられました。 今朝7時、会長の田中耕一さんは、えさとなる砂糖水を与えていました。 朝は、蜂の動きが悪く小箱に取り込みやすくなります。 えさやりと同時に女王蜂を取り込んでいきます。 こうした繁殖作業を行っている組織は、全国的に見ても珍しいということで、試行錯誤の日々が続きます。 愛好会では、今年6,000匹の女王蜂の越冬を計画しています。 小箱に取り込んだハチを冷蔵庫で冬眠させ、来年3月の総会で70人いる会員全員に配布します。 女王蜂の取り込みは、12月中旬まで行われます。 伊那市地蜂愛好会は、会員を募集しています。 入会希望者は伊那市耕地林務課まで。
-
もみじ湖フリーウォーキング
箕輪町のみのわダム上流にあるもみじの景勝地で8日、都会から来た人たちが紅葉を楽しみながらウォーキングしました。 箕輪町が主催する、信州箕輪町グリーンツーリズムに参加した、東京や神奈川などからの12人がウォーキングしました。 ウォーキングはもみじ湖周辺の紅葉を見ながら5キロの道のりを1時間半かけて歩きました。 9日、参加者は農業体験をすることになっています。