-
伊那市「むかしのあそび」絵本 完成
伊那市の保育士でつくる伊那市保育プロジェクトは、地元のおじいさん・おばあさんから教えてもらった昔の遊びを集めた絵本を作りました。
完成したのは、伊那市の方言でみんなで遊ぼうという意味の「みんなであそぶか」という題名の絵本です。
ひょうたんおに・ぼうたおし・陣地とりなど昔ながらの遊び 6つが紹介されています。
これは、市内の保育士のでつくる伊那市保育プロジェクトが、子どもたちに昔の遊びを伝えたいと作成しました。
去年4月から検討をはじめ、市内の保育園が地域の住民から昔の遊びを聞き取り、集まった50ほどの遊びから6つを選んで、1年がかりで完成させました。
絵を書いたのも、高遠第4保育園のパート職員です。
29日は、本を作った保育士らが、白鳥孝市長に完成を報告しました。
保育士らは、「敢えて説明文をいれずに、子供たちが工夫して遊べるようにした」「集団で遊べるものにこだわった」などと説明していました。
本は、350部作られ、市内の保育園の各クラスや小学校などに配布され活用されるということです。 -
まるで生きている魚!
イワナやアマゴなどの渓流魚を木彫りで表現した作品展が、29日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
体長55センチのやまめ。
今にも動き出しそうないわな。
会場には、イワナやヤマメ、アマゴなど5種類の渓流魚の木彫作品200点ほどが並べられています。
ホールに並べられているこれらの作品は、すべて木彫で作られています。
木から大まかな魚の姿を削りだし、細かく魚の形に近づけていき、最後にアクリル絵の具を塗って完成させます。
箕輪町松島で工房「渓の奏」を構える柴和彦さんは、3年前に脱サラして大好きだという渓流魚の木彫作品づくりを本格的にはじめました。
作品は、流木や朽ちた木を利用し、渓流の雰囲気をかもし出しています。
手作りのストラップやアクセサリーなどの小物も人気で、訪れた人が気に入ったものを選んでいました。
この木彫渓流魚展は、4月2日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
村マレット同好会 大芝マレットゴルフ場を整備
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、4月からのシーズンに備えて、大芝マレットゴルフ場の清掃を29日行いました。
29日は、南箕輪村マレットゴルフ同好会の会員68人が、竹箒などを手に、大芝マレットゴルフ場に集まりました。
同好会は、毎年、シーズンが始まる4月を前に、マレットゴルフ場の清掃を行っています。
今年は、同好会の要望に答えて、村が整備を行いました。
地形に見合ったグリーンが作りなおされたほか、大会の運営などに使われる東屋の雨よけが設置されました。
またカップが、直径18センチから20センチへと主流の規格に統一されました。
会員は、グループに分かれて、ゴルフ場の枯葉や、まつぼっくりなどを除いていました。
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、4月3日の初打ちを予定しています。 -
横山ザゼンソウ群生地見頃
29日の伊那地域の日中の最高気温は17.4度と、4月中旬並の暖かい一日となりました。
伊那市横山の群生地で、ザゼンソウが見頃を迎えています。
地元住民の話によると、今年は例年より1週間から10日ほど遅く開花しました。
群生地には木道が設置されていて、その周辺一帯にザゼンソウが生息しています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で、僧侶が座禅を組んだ姿に見えることからその名がついたとされています。
開花するときには発熱し、雪を溶かしながら顔を出します。
群生地一帯には若干の雪が残っていますが、春の日差しを浴びて、次々にザゼンソウが頭を出していました。
横山のザゼンソウは4月中旬ころまで楽しめそうだということです。 -
伊那ミニ決勝トーナメント進出ならず
全国ミニバスケットボール大会に長野県女子代表として出場した、伊那ミニバスケットボール教室は予選リーグで2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
大会は、東京都の国立代々木体育館を会場に28日開幕し30日まで47都道府県代表、男女合わせて96チームが日本一をめざし戦います。
2年連続5回目の出場となる伊那ミニは、開会式直後に行われた、予選第一試合で奈良県代表チームと対戦しました。
黒のユニホームの伊那ミニ、試合は序盤から先行する相手を追いかける展開となり、前半を終え20対24と4点のリードを許し後半を迎えます。
後半に入ると伊那ミニは、リバウンドを積極的に取りに行き、攻撃のリズムを作り第3クウォーター途中に逆転しました。
同点で迎えた最終クウォーターでは、ミスなどから相手にボールを奪われると連続ゴールを許し、33対37で敗れました。
予選二試合目は、大分県代表チームと対戦し20対44で敗れ、予選リーグ2戦2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
松永義夫コーチは「子ども達は持っている力を出し切った、この経験を活かし中学でも活躍してほしい」と話していました。 -
箕輪町 人・農地プラン作成へ
箕輪町の農業の今後を考える「人・農地プラン」を作成する検討委員会が、27日発足しました。
人・農地プランは、農林水産省の呼びかけに応じた市町村が作成するものです。
高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など、農業が様々な問題を抱える中で、地域の実情に根ざした農業の今後の展望を描こうというものです。
27日は、第1回のプラン作成委員会が開かれ、農業委員会やJAなど18人が委員に委嘱されました。
箕輪町では、今月に入って農地所有者や耕作している4400世帯に、農地や農業に関する意向調査を郵送しています。
そのほか、集落・地域単位で話しあい、中心となる経営体、農地の集約、地域農業のあり方などについて議論する場を設けます。
これらの意見を参考に、来年度中のプラン策定を目指します。
プランを策定した市町村は、就農した人への給付金や、農地集積に協力した人への補助など、様々なメリットが受けられるということです。 -
橋爪まんぷさん チャリティー展の売上を寄付
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんは、21日、チャリティー展の売上3万円を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日は、橋爪さんが、伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社協の小池孝行会長に3万円を手渡しました。
橋爪さんは、去年12月から今年1月にかけて、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯でチャリティー展を行いました。
今年の干支、辰をテーマにカレンダーとその原画を展示販売し、売上の一部を寄付しました。
橋爪さんは毎年このチャリティー展を行っていて「絵を買ってもらった人への感謝の気持ちを寄付という形で表したかった」と話していました。
この日はほかに、みはらしの湯でランプシェードを展示販売した南箕輪村の飯島英之さんと清水信衛さんから、売上金1万円が社協に寄付され、みはらしの湯の保科学支配人から小池会長に手渡されました。
これらの寄付金は社会福祉基金に積み立てられるという事です。 -
芋焼酎「耕作放棄地再生隊」完成
伊那市東春近田原の耕作放棄地を利用して育てたサツマイモを使った焼酎が完成しました。
焼酎の名前は「耕作放棄地再生隊」。「1本飲めば1平方メートル再生」をキャッチフレーズに4月以降に販売を開始します。
焼酎は、耕作放棄地の再生に取り組んでいる伊那市東春近田原で育てたサツマイモを使っています。
地元農家でつくる農事組合法人「田原」では、新宿区などの住民を対象に耕作放棄地再生体験ツアーを実施し、去年6月にサツマイモの苗植え、10月には、収穫体験と焼酎の仕込み体験を行いました。
焼酎は300本製造され、4月以降、地元東春近と新宿区内で販売する計画で、耕作放棄地の解消、発生防止をPRしていくという事です。 -
消防広域化 検討本格化へ
上伊那地域の消防広域化について、伊南行政組合は28日、広域化に向けた本格的な検討を行う協議会の設置を了承しました。
伊那消防組合ではすでに設置が決定していて、これにより消防広域化の検討が本格化します。
28日開かれた伊南行政組合で、広域化に向け検討する協議会の設置について、構成する4市町村議会すべてが「了承」の結果を報告しました。
これにより、伊南行政組合では広域化に向け検討を行う協議会に進むことを決めました。
伊那消防組合と伊南行政組合が了承したことから、広域化の検討が本格化することになります。
今後は、7月頃に協議会を設置し、広域消防運営計画を策定します。
順調に進むと、平成27年度中に広域消防が発足する見通しです。 -
伊那中病 決算見込み額 5億8千万円の黒字
伊那市の伊那中央病院の今年度の決算見込み額はおよそ5億8千万円の黒字となることが報告されました。
これは、28日にひらかれた、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の議会全員協議会で報告されました。
入院や外来の収益など病院の事業収益は税抜きで102億8千万円、それに対し、人件費や材料費などの事業費用は97億円となり、事業収益から事業費用を差し引いた純利益は、およそ5億8千万円と見込んでいます。
去年12月には、純利益は4億6千万円ほどと見込んでいましたが、患者数の増加などにより更に増益となりました。
伊那中央病院では、平成20年度まで赤字経営が続いていましたが、経営努力などにより平成21年度から3年連続の黒字となっています。
伊那中央病院の事業費の4分の1は、本来であれば構成市町村が負担することになっていますが、事業会計が黒字の場合、高度医療負担額から相当額を減額するため、今年度分については実質的な負担がなくなるということです。
また、中央行政組合全員協議会で、救命救急センターと、研修センターなどの改修工事のスケジュールなどが示されました。
救命救急センターは、本館南側に増設される予定です。一般救急入り口のほか、救急車搬送入り口、要除染患者の入り口が設けられます。
レントゲンやCTの検査も、増築棟で行える計画です。
増築棟の2階には、口腔外科や患者の精神ケアを行う精神科診療室のほか、内視鏡やロボット出綬など最先端の医療機器が導入された研修センターが設けられる予定です。
救命救急センターは平成25年9月に完成、研修センターは、平成26年3月に完成予定です。 -
伊那市友好協会 設立
伊那市と友好提携を結んでいる新宿区や会津若松市など、5つの区や市町村と市民レベルで交流をしていこうと、伊那市友好協会が、28日に発足しました。
この日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで設立総会が開かれ、会員70人ほどが出席しました。
協会は、伊那市と友好都市の住民が互いに訪問しあい交流する事を目的に、高遠を中心とした市民有志が発起人となり設立されました。
会長に選任された旧高遠町長の伊東義人さんは「旧高遠町時代に友好提携を結んだが、合併後は互いの行き来が少なくなってしまった。協会を設立する事で、市民レベルの交流を末永く続けていきたい」と挨拶しました。
協会が交流の対象とするのは、伊那市が友好提携を結んでいる、東京都新宿区、三宅村、福島県会津若松市、猪苗代町、愛知県知立市です。知立市以外は、旧高遠町時代に友好提携しています。
合併前は、旧高遠町から訪問団が交流に出かけていましたが、合併後はほとんどなくなってしまったという事です。
伊那市友好協会は、今年度、10月21日に予定されている新宿フェスティバルを訪問する計画で参加者を募集しています。
今後は、友好都市にも市民レベルの交流を進める組織の立ち上げを呼びかけていくとしています。 -
南箕輪村南原住宅団地 焼却灰今年度除去工事困難
南箕輪村南原の住宅団地に埋め立てられていた焼却灰の除去工事は、今年度中の着工が困難だとして、28日の伊那中央行政組合議会で処分費用を減額する補正予算案が可決されました。
この日開かれた伊那中央行政組合議会で処分費用9千万円を減額する今年度補正予算案が可決されました。
唐木一直南箕輪村長の説明によりますと、当初は今年度中の着工を予定していましたが、詳しい工事設計をする中で、新たに3軒の住宅を移転しなければ工事ができない事がわかったという事です。
新年度予算にも工事費用は計上されず、工事着手は、平成25年度後半になりそうだという事です。
この日の伊那中央行政組合議会では他に、▽伊那中央病院の救命救急センター指定に伴い新たに救急科を設置すること▽形成外科の医師1人と救急科の医師1人を含む医療従事者を、44人増やして594人とする条例改正案が可決されました。 -
サンライフ伊那 作品展
伊那市西春近のサンライフ伊那で、趣味創作教室の受講生とクラブ会員の作品展が開かれています。
会場には、盆栽や木彫、水墨画などの教室の受講生やクラブ会員の作品約250点が展示されています。
作品展は、25日(日)まで開かれていて、24日(土)午前10時からは、煎茶のお披露目会も開かれます。 -
春休みの子どもが建築模型づくりに挑戦
春休み中の子どもに、建築模型作りに挑戦してもらう体験教室が24日、伊那市創造館で開かれました。
24日は、小学1年生から6年生の子どもやその保護者、およそ40人が参加しました。
体験教室は、本格的な模型を作る中で、工作道具の正しい使い方や、精密な模型を作る楽しさを知ってもらおうと開かれました。
創造館などで開かれている建築模型展で、創造館の50分の1の模型を作ったインテリアコーディネーター・白戸武義さんが子ども達を指導しました。
白戸さんは、カッターの歯をまっすぐに入れ、パーツの断面がなるべく垂直になるように指導していました。
子ども達が真剣な表情で工作をする一方、保護者は心配そうにその様子を見守っていました。
参加したある小学生は「とても難しいけど、きれいに切れるととても嬉しい」と話していました。 -
伊那の魅力PR「いーなガイドの会」発足
伊那市を訪れた観光客に観光案内をする「いーなガイドの会」が26日発足しました。
いーなガイドの会は、伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが自主的、主体的に活動しようと立ち上げたもので今日は市役所で発足式が行われました。
ボランティアガイドは伊那市観光協会が市内の観光スポットなどを案内してもらおうと平成21年から養成してきたもので、現在53人が登録しています。
これまでは観光協会の要請でガイド活動をしていましたが、より自主的、主体的な組織にしようと「いーなガイドの会」を立ち上げました。
武田宏会長は、「再度おもてなしの心を磨き、伊那市の観光の発展に力になりたい。」とあいさつしました。
いーなガイドの会では、年間を通して伊那市の歴史案内、イベントでの観光案内などカイド活動を通して、伊那市の魅力を伝えていくということです。 -
箕輪町農業観光ビジネス新チーム設置へ
都市と農村の交流、農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズム推進協議会は、観光農業ビジネスのあり方などを研究する新チームを立ち上げます。
27日は、箕輪町役場で、推進協議会の会議が開かれました。
協議会では、これまで都市農村交流、農産物加工・健康メニュー開発・健康推進の3つの組織でグリーンツーリズムを推進してきましたが、来年度から新たに、観光農業ビジネス推進チームを新設することが了承されました。
仮称・みらい農(の)ビジネス推進チームは、観光農業ビジネスのあり方について研究し、ほか3つのチームと連携を図りながら、主体的に事業に取り組みます。
このチームは、若手農業者など、住民から公募する予定です。
平澤豊満箕輪町長は、「取り組みに弾みがつき始めている。基礎が出来上がっているので、自信を持って、グリーンツーリズムを推進して欲しい」と話していました。 -
春富中学校 耐震補強工事等竣工
平成20年度から始まった伊那市の春富中学校の耐震補強工事と改築工事が終了し、27日、竣工式が行われました。
27日は、改築された昇降口前で伊那市や学校関係者が、テープカットをして竣工を祝いました。
耐震性が低いと診断された、昭和56年以前の建物の耐震化に対応するための工事で平成20年度から始まり、第1体育館と管理教室棟、特別教室棟が耐震補強されました。
また、昇降口とその2階に音楽室が改築されたほか、伊那市の中学校では初めて、剣道や柔道の授業に対応した武道館が建設されました。
体育館で行われた竣工式で、白鳥孝市長は、「生徒の皆さんが、いきいきと勉学に励み、大きく成長する場所として、地域住民の生涯学習の活動の場所として、また、災害発生時には、応急避難所として安心して利用してもらいたい」と挨拶しました。
生徒を代表して、生徒会長の北原悠哉君は「それぞれが大切に利用し、心をこめて隅々まで掃除をしたい。安心して過ごせることへの感謝の気持ちを忘れず大切に使いたい」とお礼の言葉を述べました。
式では、全校生徒による伊那市の歌の合唱や、合唱部と吹奏楽部による記念演奏も披露されました。
伊那市内の学校の耐震化工事は、平成23年度末で78.8%が完了し、全てが完了するのは、平成26年度末の計画です。 -
子ども達が伝統芸能に触れる
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、伝統芸能にふれてもらおうと春休み中の子ども達を対象としたイベントを27日、開きました。
これは、子ども達に田楽座を知ってもらい伝統芸能にふれてもらおうと開かれたものです。
27日から3日間の日程で開かれていて、市内の小学校から33人の子ども達が参加し、北海道の民謡ソーラン節を体験しました。
田楽座のメンバー4人が子ども達の指導にあたり、ソーラン節の動作をひとつひとつ解説していました。
メンバーは、しっかり腰を落とし自分の体を支えるようアドバイスし、子ども達は、動作を確認しながら踊っていました。
田楽座では「この機会に伝統芸能にふれてもらい、子ども達の交流の場にもなれば」と話していました。 -
療育施設たけのこ園 竣工
南箕輪村の言葉や社会性の発達に支援が必要な小学校入学前の子どもを受け入れる療育施設「たけのこ園」が完成し27日、現地で竣工式が行われました。
完成した療育施設たけのこ園は、村の西部保育園東側に建設されました。
27日は、竣工式が行われ村の関係者など40人が出席し完成を祝いました。
施設の名前は公募の中から「たけのこ園」に決まりました。
建物は、木造平屋建て延べ床面積はおよそ554平方メートル、バリアフリー構造で床暖房と太陽光発電システムを完備しています。
総事業費はおよそ2億1000万円です。
建物に使用されている木材は大芝高園の間伐材や県産材が使われています。
多目的ホールをはじめ相談室や静養室、調理室などが設けられています。
定員は就学前の子供の単独通園が10人程度、保護者とともに通園する親子通園が15組程度を予定しています。
たけのこ園の開所は10月1日からを予定しています。
4月から園長や児童発達支援管理者など4人が開所に向けて準備を進めていくということです。
通園について村では、これから随時案内をしていくということです。 -
いな歌謡祭 歌声披露
伊那市などのカラオケ教室の生徒が練習の成果を発表するいな歌謡祭が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
いな歌謡祭は伊那地域などのカラオケ教室に通う人達の発表の場として毎年この時期に開かれています。
今回は伊那市を中心に60人が参加し66曲が披露されました。
参加者たちは、ドレスや華やかな衣装に身を包み、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。
中には社交ダンスをバックにして歌を披露する人もいました。
会場には家族や友人などおよそ400人が駆け付け歌声に耳を傾けていました。 -
観光振興へ3町村が連携
辰野町、箕輪町、南箕輪村は、3町村が連携し観光振興を図ろうと上伊那北部観光連絡協議会を設立しました。
26日は、辰野町役場で上伊那北部観光連絡協議会の設立総会が開かれました。
総会には各町村の観光協会などから13人が出席し、来年度の事業計画などについて協議しました。
協議会は、魅力ある観光地づくりや誘客に必要な事業を3町村が連携して進めようと設立されたものです。
協議会会長に選ばれた辰野町観光協会の板倉健会長は「少しでも多く成果があがるよう、民間と行政の枠をはずし1つになって進めていきたい」とあいさつしました。
27日は来年度事業について協議があり、パンフレットの増刷や3町村にある観光施設の視察研修、県外へのPRの実施などが決まり事業費は55万円となっています。
協議会では、観光情報の共有化や連携により上伊那北部地域の観光事業の活性化につなげたいとしています。 -
高遠城址公園ぼんぼり飾り付け
伊那市の高遠城址公園のさくら祭りを前に、伊那市商工会と高遠城址公園観光協議会は26日、公園内にぼんぼりを飾り付けました。
26日は、商工会と協議会のメンバーおよそ60人が城址公園にぼんぼり115基を設置しました。
高遠城址公園の桜を管理する稲辺謙次郎さんによると、開花は4月13日頃ということです。 -
箕輪町新しい教育長に唐澤義雄さん
箕輪町の新しい教育長に、大出の唐澤義雄さんが選ばれました。
これは、26日箕輪町文化センターで開かれた教育委員会の臨時会で決まったものです。
唐澤さんは「箕輪町の教育の発展のために頑張りたい」と抱負を述べました。
唐澤さんは、昭和26年生まれの60歳。
信州大学を卒業後、中学校で教鞭をとり、現在伊那市の東部中学校で校長を務めています。
就任式は、4月2日に予定されています。 -
信州まつもと空港地元利用促進協議会 空港利用をPR
松本空港の周辺市町村などでつくる「信州まつもと空港地元利用促進協議会」は22日、上伊那地域で空港の利用を呼びかけました。
22日は、松本市観光温泉課課長の寺沢和男団長ら宣伝キャラバン隊5人が、伊那市役所や箕輪町役場など7か所を訪問しました。
この内、伊那市役所の観光課では、田中章課長に時刻表と空港周辺の観光施設を紹介したパンフレットを手渡しました。
現在まつもと空港からは、札幌空港と福岡空港にそれぞれ往復便が1日1本でています。
定員およそ80人に対する1日の利用率は、2月末現在札幌空港が67%、福岡空港が61%となっています。
利用促進協議会では、「空港の利用者を増やすことで、往復便の数を増やしていきたい」と話していました。 -
跳躍素振り大会
伊那市を拠点とする剣道クラブ「伊那剣心館」は25日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開きました。
大会は、一年の練習の成果を披露する場として行われていて、何回素振りを続けられるかを競います。
25日は、保育園児から中学生まで21人が参加しました。
始めの合図とともに全員が一斉に竹刀を振りおろしました。
剣心館師範の矢野昌史さんによると「跳躍素振りを続ける事は体力や精神力が必要で、日頃の稽古の差が出やすい」と言うことです。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていましたが3000回を超えると、疲れが出たのか半分ほどが脱落していきました。
およそ1時間を過ぎると大会は終了となり記録は、4100回で打ち切られ9人が残りました。 -
杉島の森林整備で協定締結
南信森林管理署や県、伊那市など5団体は26日、伊那市長谷杉島の森林を整備するための協定を締結しました。
26日は伊那合同庁舎で締結式が行われ、南信森林管理署、県、伊那市のほか独立行政法人森林総合研究所と上伊那森林組合の代表が協定書を取り交わしました。
協定は、伊那市長谷杉島の国有林と民有林について一体的に整備を進めようというものです。
これまでは所有者がそれぞれの森林を整備していましたが、これらを一体的に整備することで効率化が図られるほかコストを抑えることができます。
県によりますと協定区域となる森林はおよそ3,700ヘクタールでこのうち国が所有する国有林が27%、個人などが所有する民有林が73%を占めています。
また区域内の人工林率は61%。樹種は78%がカラマツなどの針葉樹となっています。
国有林と民有林を一体的に整備する協定は県内では、6か所目、南信では初となります。
杉島の森林整備は来年度から木材を搬出するための作業道の設計にはいり、平成26年度から搬出作業を実施する計画です。
協定の有効期間は来年度から6年間で協定者の協議により延長もできます。
関係者は地域木材の有効活用を図るとともに、災害に強い山づくりに努めていきたいとしています。 -
品のある日本舞踊披露
宗家若柳流錦友会による日本舞踊の発表会が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
発表会では、錦友会の会員14人が長唄などに合わせて16の演目を披露しました。
錦友会は、松本をはじめ、伊那市や飯田市などに会員がいます。
会場にはおよそ50人の観客が訪れ、品のある踊りに見入っていました。
日本舞踊は足の運び方や、目線などひとつひとつの動きに品をもたせることを大切にしているということで、出演者は、神経を集中させ踊りを披露していました。 -
企業合同フレッシュマン研修
この春高校や大学を卒業し、企業に入社を予定している新社会人を対象にした「企業合同フレッシュマン研修」が26日、伊那市の信州INAセミナーハウスで行われました。
研修には、上伊那地域の企業7社に入社を予定している新社会人42人が集まりました。
社会人としての自覚や、基礎を身につけてもらおうと伊那商工会議所が初めて行ったものです。
東京都などで新入社員や管理職の社会人教育を行っている渕野広喜さんが講師を務め、社会人としての心構えやビジネスマナーなどについて話をしました。
社会人と学生との違いについて渕野さんは「学生は自分の評価を自分自身で行うが、社会に出るとお客様や上司など第3者が行うようになる。第3者に評価されて初めて認められる」と話しました。
他に「入社して1番最初にできることは心遣い。どうしたら相手が喜ぶのかを考え、かわいがられる社員となって下さい」と話しました。
研修は、26日と27日の2日間行われます。 -
医療機器産業参入へ入門勉強会
医療用機器産業への新規参入を検討している企業などを対象にした入門勉強会が26日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
勉強会は財団法人長野県テクノ財団メディカル産業支援センターなどが開いたもので、会場には伊那市の製造業者などおよそ40人が集まりました。
勉強会では医療機器開発コンサルタントの久保田博南さんが講師を務めました。久保田さんは、「日本は
工学的に高い技術を保有しているにもかかわらず、これが先進医療機器の開発に生かされていない。」としたうえで、「その技術を生かすための医工連携が必要」だと話していました。
医療機器分野は、その必要性が高まっていることから、伸びる産業として期待されていますが新規参入にいたるまでには法律などによる規制があります。
このことからメディカル産業支援センターでは研究開発や販路開拓など県内企業の新規参入を支援していくとしています。 -
高校ギターマンドリン演奏会
県内の高校のギターマンドリンクラブが一堂に会する演奏会が、20日、伊那文化会館で開かれました。
20日は、県内8校のギターマンドリンクラブが出場しました。演奏会は、県内の3地区が持ち回りで毎年開いています。
毎年、各クラブ全体で課題曲と自由曲を披露してきましたが、今年は少人数での演奏で個々の実力を発揮してもらおうと、課題曲以外は、アンサンブルでの発表形式を取りました。
伊那弥生ヶ丘高校からは、アンサンブルに4グループが出演しました。
演奏の後には、全日本高校ギターマンドリン音楽振興会による講評も行なわれ、「音の強弱をもっとつけて」などと高校生にアドバイスしていました。
弥生ヶ丘高校の顧問によりますと、長野県内のギターマンドリンクラブは、全国的にレベルが高く、歴史も古いということです。