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伊那スキーリゾート 来場者20%増の見込み
伊那市西春近の伊那スキーリゾートは、今シーズンの来場者数は、昨シーズンに比べて20%の増を見込んでいます。
伊那スキーリゾートによりますと、去年12月18日のオープンから2月末までの74日間で来場者数は4万人に達し、昨シーズン全体の3万8千人を超えました。
このことから、今シーズンは昨シーズンに比べ来場者数20%増を見込んでいます。
伊那スキーリゾートでは「ファミリーや初心者向けのサービスが定着してきたこと、雪の量が安定していたことなどが増加につながったのではないか」と話しています。
伊那スキーリゾートの今シーズンの営業は、今週末の25日日曜日までとなっています。 -
むらづくり賞 南原地区まちづくり景観形成住民協定者会
南箕輪村の発展に貢献した団体などに贈られる、むづくり賞に、南原地区まちづくり景観形成住民協定者会が選ばれました。
21日は、役場でむらづくり賞の表彰式が行われました。
むらづくり賞を受賞した、南原地区まちづくり景観形成住民協定者会は、地域の景観保護を目的に平成13年に発足、およそ6年かけ、区内全戸と区外に住む地権者、合わせて503戸から同意を得て、平成19年に県知事から景観育成団体として認定を受けました。
協定者会では、建物や屋外広告物等への基準を設けた他、桜の植樹や花壇整備などを行っています。
伊藤恒男副会長は「今後も景観保護を通して、区民の絆を深め村の発展に貢献していきたい」と話しました。
唐木一直村長は「村では先進的な取り組み。活動を参考にしながら全村に広がるよう努力したい」と話していました。 -
特別養護老人ホームみさやま 竣工式
去年3月から伊那市西箕輪に建設が進められていたた特別養護老人ホームみさやまが完成し、21日、竣工式が行われました。
この日は、施設を運営する社会福祉法人上伊那福祉協会の関係者など、およそ100人が施設完成を祝いました。
新たな特別養護老人ホームの施設整備は、待機者の一部解消や長期化する介護者の負担を軽減しようと上伊那広域連合が中心となり進めてきました。
上伊那広域連合によりますと、上伊那地域の特別養護老人ホームの待機者は去年9月末現在916人ということです。
施設は、延べ床面積5900平方メートルの鉄骨地上2階、地下1階建てで総事業費はおよそ13億4000万円です。
ベッド数は130床で長期が120床、短期が10床です。
10人一組でグループを作り、食事や余暇を過ごす、ユニット型の介護を行います。
上伊那福祉協会会長の平澤豊満箕輪町長は、「利用者の皆さんが家庭的な雰囲気の中で安心して暮らしていただける施設にしていきたい」と挨拶しました。
みさやまは、4月1日に開所する予定で、利用者は既に定員に達していると言う事です。 -
伊那市人事異動内示 234人異動、中規模
伊那市は、4月1日付けの人事異動を、21日内示しました。
異動総数は234人で中規模、部長級への昇格は4人となっています。
伊那中央行政組合事務局長には、保健福祉部健康推進課長の伊藤徹さんが昇格します。 -
健康マージャン教室 1周年記念大会
「健康マージャン」教室の1周年記念大会が17日、伊那市のウエストスポーツパーク管理センターで開かれました。
・お金をかけない・たばこを吸わない・お酒を飲まないをモットーに、楽しみながら健康づくり、仲間づくりをしてもらおうと去年開講しました。
この日は、教室に通う30人が参加しました。
教室には女性も多く、中には90歳を超える人もいます。
92歳の伊藤操さんは、頭や指先の体操にと教室に参加しています。
伊藤さんは「」と話していました。
教室では随時参加者を募集していて、新年度は来月21日から毎週土曜日に開かれ、年会費は1万円となっています。 -
箕輪町セーフコミュニティ認証取得内示受ける
箕輪町が認証取得を目指す安全安心の街づくりのための、セーフコミュニティで町はこのほど、認証決定の内示を受けました。
平澤豊満町長は19日、認証内示について記者会見を開きました。
セーフコミュニティは、WHO世界保健機関が認証しているもので、事故や自殺は予防できるという考えのもと、安全安心な街づくりを進めるものです。
町は、平成21年12月から取得に向け取り組み始め、これまで推進協議会を設置し、職員や住民を対象にした研修会などを開いてきました。
今回の内示は、町が提出した申請書の内容と現地審査の結果を踏まえてのもので、正式決定は3月末ということです。
町では正式決定後、5月12日に認証式を行うということです。 -
春のミニおいで塾
春休み中の児童を対象にした春のミニおいで塾が19日から、富県ふるさと館で始まりました。
おいで塾は、長期休み中の子ども達の居場所づくりを目的に富県公民館が春と夏の年2回開いているものです。
19日は、富県小と新山小の1年生から5年生までの児童28人が集まり、休み中の課題などに取り組みました。
おいで塾では、縦割りの班ごと課題に取り組んでいて、上級生が下級生を教えている姿もありました。
また、高遠高校の福祉コースの生徒がボランティアでこども達の面倒をみていました。
おいで塾は、23日金曜日までの4日間開かれ、課題学習の他、凧上げや人形劇観賞なども行うということです。 -
公立高校後期選抜試験 合格発表
県内の公立高校の合格発表が19日一斉に行われました。上伊那の公立高校8校では合計968人が合格しています。
伊那北高校では午前8時半に合格者の番号が貼られた掲示板が運びだされました。
受験生は自分の番号を見つけると喜びの声をあげていました。
長野県教育委員会によりますと県内の公立高校全日制では12,416人が受験し、11,528人が合格。
定時制では192受験し169人が合格。多部制では231人が受験し、188人が合格しています。
なお上伊那の高校の再募集は辰野高校普通科15人。
商業科2人。高遠高校普通科33人。箕輪進修高校の工業科I部と普通科III部がそれぞれ若干名となっています。
願書の受付は今月22日までとなっています。 -
「東春近AKBまっぷ」完成
伊那市東春近の安心安全の家や、危険箇所のほか遊び場所などを記した「東春近AKBまっぷ」が完成しました。
このマップは、去年の東日本大震災を機に地域の防災、防犯意識を高めようと東春近小学校PTAが作ったものです。
19日は永嶺洋治PTA会長と東春近小学校の小松民敏校長が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に完成したマップを贈りました。
マップに掲載されている安心の家の頭文字A、危険箇所のK、ベストな遊び場所のBを合わせて「東春近AKBまっぷ」と名づけました。
安心安全では、公民館など公共施設のほか安心安全の家など37か所、危険箇所は車の出入りの多い所などが38箇所、ベストな遊び場所はホタルの生息地や、山菜が取れる所など27か所が記されています。
マップは東春近の地形が立体的に見えるよう工夫されているほか、地区内の通学路や、ウォーキングロードなどの情報も記載されています。
このマップは1500部つくられ、地区内の小学生のいる家庭や公共施設に配られたということです。 -
アルミアート展 120点並ぶ
アルミでできた花器の展示会、アルミアート花器展が19日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
アルミアートは表面の質感とユニークな形が特徴の工芸品です。
会場には、アルミでできた花器およそ120点が並べられています。
これらの作品は、小諸市に工房を構える長崎隆夫さんが作ったもので、長崎さんは「花を際立たせることを大切にして作品作りをしています。素朴な色合いと質感を楽しんでもらいたいです。」と話しています。
このアルミアート花器展は24日土曜日までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
山の遊び舎はらぺこで卒園式
NPO法人山の遊び舎はらぺこの卒園式が18日、伊那市東春近の園舎で行われました。
式では小林成親保育士から1人1人に手づくりの卒園証書が手渡されていました。
はらぺこでは今年度5人が卒園し新たに小学校生活をスタートさせます。
卒園する園児5人は歌を歌って親やお世話になった人達に感謝の気持ちを伝えていました。 -
三六災害題材の演目披露
三六災害を題材にした中尾歌舞伎保存会オリジナルの演目「三六災害半世紀」が18日、伊那市長谷の中尾座でお披露目されました。
この演目は昭和36年に伊那谷を襲った三六災害を語り伝えようと作られたもので、今日は地元住民などを対象にプレビュー公演が行われました。
内容は、大蛇にみたてた土石流に妹が流され、10年後にその仇を兄が討つというもので、大雨による水害の恐ろしさを教訓として伝える内容となっています。
県の地域発元気づくり支援金事業として天竜川上流河川事務所の草野愼一前所長が原作をつくり、国立劇場顧問の織田紘二さんが歌舞伎風に仕立てました。
公演終了後の講評で織田さんは、「大蛇の動きをさらに大きくするとともに全体に情感を込めて演技するとさらによくなる。」とアドバイスしていました。
中尾歌舞伎保存会による「三六災害半世紀」の本公演は、4月29日に伊那市長谷の中尾座で開かれることになっています。 -
春の高校伊那駅伝 男女とも大会新で優勝
早春の伊那路を駆け抜ける、春の高校伊那駅伝が18日、伊那市陸上競技場を発着点に行われ、男子は愛知県の豊川工業高校が、女子は京都府の立命館宇治高校が共に大会新記録で優勝しました。
このうち男子は、正午過ぎ雨がぱらつく中、一斉に伊那市陸上競技場をスタートし、6区間42.195キロをタスキでつなぎました。
春の高校伊那駅伝は、去年、東日本大震災の影響で、大会史上初めて中止となり、今年は2年ぶりの開催となりました。
大会には、全国の強豪校や県内から最多となる男子98チーム、女子55チーム、合わせて153チームが出場しました。
陸上競技場から、折り返し地点となる高遠町商店街までの沿道には、選手達を応援しようと地元の人達などが小旗を振りながら、「頑張れ」と選手達に声をかけていました。
大会の結果、愛知県の豊川工業高校が、大会新記録となる2時間8分14秒で初優勝を果たしました。
県内では、佐久長聖高校が3位入賞しました。
また女子では、京都府の立命館宇治高校が、大会新記録となる1時間10分16秒で優勝しました。 -
春の高校伊那駅伝 18日号砲
東日本大震災で2年ぶりの開催となる春の高校伊那駅伝が18日行われます。10時には女子が、12時5分には男子がスタートします。
この日は伊那文化会館で開会式が行われ、男子106チーム、女子68チームが勢ぞろいしました。
選手宣誓で佐久長聖高校の臼田康一郎キャプテンは「共に練習に励んだ仲間を信じ、昨年の東日本大震災で知った走れることへの感謝と喜びを胸に早春の伊那路を全力で走り抜くことを誓います」と力強く宣誓しました。
今年の春の高校伊那駅伝には、過去最多となる男子106チーム、女子68チームの合わせて174チームが出場します。
去年は東日本大震災で中止となったため2年ぶりの開催となります。
大会主催者の白鳥孝伊那市長は「早春の伊那路をたすきを渡して懸命に走ってください」と話していました。 -
福島県二本松市の三保市長が講演
福島県二本松市の三保恵一市長が17日、箕輪町で講演し、福島第1原発の事故から1年が過ぎた福島の今を語りました。
記念講演は、長野県民主医療機関連合会の交流集会の中で行われました。
二本松市は、東日本大震災の地震と津波に加え、原発事故による被害を受けました。
三保市長は、市民の内部被ばくを食い止めるため検査体制を強化していること、除染を進めるうえで、除染した土壌などの仮置き場が課題になっていることなどを話しました。
市長は、「原発に頼らない自然エネルギーの時代に変えていかないといけない」と話し、「安全安心で幸せに暮らせる社会をつくるために一緒に頑張っていこう」と呼びかけました。
講演の最後に、会場で集めたカンパ22万6200円が三保市長に渡されました。
市長は、「復興のため、子ども達を守るために有効に使わせていただく」と感謝していました。 -
緊急求職者サポートセンター閉所
伊那市西春近の緊急求職者サポートセンターが、設置の期限を終え、17日閉所となりました。
設置された2年半の間に利用した人数は、延べ2万人となっています。
緊急求職者サポートセンターは、平成20年のリーマンショックによるリストラなどで離職した人の生活安定や再就職支援を目的に、平成21年9月に設置されました。
職業相談や職業紹介、生活相談などで求職者を支援してきました。
延べ利用者数は平成21年度が半年間でおよそ2千500人、22年度がおよそ8千800人、23年度がおよそ9千500人で、2年半でおよそ2万千人が利用したということです。
今後職業相談についてはハローワークが、生活相談についてはジョブながのライフサポートセンター上伊那が業務を引き継ぎます。 -
緑ヶ丘・敬愛幼稚園 鼓笛隊の演奏披露
(株)ニシザワが経営するショッピングセンターベルシャイン伊那店の30周年に合わせて17日、園児が鼓笛隊の演奏を披露しました。
この日は伊那市の緑ヶ丘幼稚園と緑ヶ丘敬愛幼稚園の年中園児45人が演奏を披露しました。
ベルシャイン伊那店では、感謝の気持ちを込め、地元の人たちに時計台前広場を使ってもらおうと17日から4日間の記念セールに合わせて小中学校や文化団体など、地域の9つの団体に協力を依頼しました。
会場では保護者や買い物客など多くの人たちが発表を楽しんでいました。 -
小学校卒業式ピーク
上伊那地域では、小学校の卒業式が17日にピークを迎えました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では17の小学校で卒業式が行われました。
このうち伊那市の伊那東小学校では男子48人、女子58人の合わせて106人が卒業式にのぞみました。
式では、北原宏校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、児童達は緊張した面持ちで受け取っていました。
式辞で北原校長は、「多くの人に支えられ卒業を迎えた事に感謝して下さい」と話し、クラス名の萩、椿、楓の木に例え、「つらく、苦しい事があっても、粘り強く、たくましく成長してほしい」と呼びかけていました。
式の後、6年生の教室では、担任が、卒業文集やメッセージ入りの色紙を手渡したり、子ども達との思い出を振り返っていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、17日、伊那市と箕輪町合わせて17の小学校で卒業式が行われ、およそ900人が慣れ親しんだ学びやを後にしました。 -
陸上競技場に芝桜とパンジー飾られる
18日の春の高校伊那駅伝を前に、発着点となる伊那市の陸上競技場に芝桜とパンジーのプランターおよそ300個が飾られています。
これは、伊那市の小沢花の会と伊那市振興公社が、駅伝を盛り上げようと行っているものです。
トラックには、鮮やかなピンクの芝桜と、黄色のパンジーが交互に並び、練習中の選手達の目を楽しませていました。 -
信州育メンズ「パパ育児ずかん」を発行
父親の子育てグループ「信州育メンズ」は、父親向けの子育て応援冊子「パパ育児ずかん」を発行しました。
「パパ育児ずかん」は、子育てや父親同士の交流の楽しさを知ってもらおうと発行されました。
長野県の地域発元気づくり支援金を活用して、9千部発行しました。
冊子は、これまで信州育メンズが開催してきたワークショップで出された父親達の意見を集約していて、子どもが生まれてからの父親の対応、おすすめの公園、ゲームとの向き合い方などが掲載されています。
事務局の古畑克己さんは「父親同士で育児について話す機会はなかなかない。少しでも他の父親の意見を知ってもらえば育児の考え方も変わってくると思う」と話していました。
冊子は、伊那市を中心に保育園に配布されるほか、イベントなどでも配るということです。 -
年金委員が研修会
企業などの年金事務担当者で、厚生労働大臣から年金委員として委嘱されている上伊那の委員の研修会が14日、伊那市内で開かれました。
年金委員は、企業の厚生年金や国民年金などの事務担当者で、会社や地域で年金に関する相談、助言などを行う民間協力員です。
研修会は、知識向上のため毎年1回開かれていて、この日は、上伊那の年金委員100人ほどが参加しました。
研修では、伊那年金事務所で窓口対応をしている小池善博さんが、年金の仕組みなどについて説明しました。
小池さんは、今年4月から、インターネットで年金記録などが確認できる「ねんきんネット」のサービスが始まる事を説明し、「従業員から相談があった時に活用してみてください」と話していました。 -
NECライティング調停案合意議案 賛成多数で可決
解決金1,000万円、双方に債権・債務がないとするNECライティングと伊那市の調停案に合意する議案が、16日の市議会で賛成多数で可決されました。
長野地裁が示した調停案は、NECライティングが伊那市に解決金1,000万円を支払い、双方に債権・債務がないことを確認するもので、市側が合意する議案を9日議会に追加提出していました。
12日の経済建設委員会では、賛成多数で可決されていました。
16日は、中山彰博経済建設副委員長が、審査結果を報告。
その結果を受け議員からは、「早期解決で企業立地を全国に発信することが大切」「長期化は企業流出などの支障がでる」「司法判断を重く受け止めなければならない」「補助金返還の問題で用地取得とは別問題」「市民と対話し道を踏んできた」との賛成意見の一方で共産党議員からは「解決金1,000万円は余りにも少なすぎる」「市民益にそっていない」「調停と裁判は違う。法廷で決着を」とする意見が出ました。
採決の結果、賛成16反対3の賛成多数で調停案に合意する議案は可決されました。
伊那市は、NECライティングの伊那工場閉鎖に伴い、補助金1億6,000万円の返還を求めていました。
市側は、裁判官が立ち会った調停案で裁判と同等の司法判断であり、問題の長期化は、企業誘致へ悪影響を与えるとして、今議会に調停案に合意する議案を提出していました。
共産党議員3人は、今回の問題で厳正な調査の必要性があるとしてNECライティングへの補助金に関する事項と上ノ原工業団地の拡張造成について地方自治法第100条に基づき関係者の出頭と証言、記録の提出を請求できる調査特別委員会設置議案を提出しましたが、3人以外賛成者はなく否決されました。
16日はこのほか、市議会の基本理念や議員の責務など基本的事項を定めた伊那市議会基本条例案が全会一致で可決されました。 -
上農ISO14001の内部監査員養成講習会
南箕輪村の上伊那農業高校は、緑地工学科の生徒を対象にした環境マネージメントシステム・ISO14001の内部監査員養成講習会を16日、開きました。
上農高校では、緑地工学科の2年生を対象に、昨年度から要請講習会を開いています。
講習会は、15日と16日の2日間の日程で開かれ、生徒36人が受講しました。
講師は、愛知県の東海工業専門学校の職員、望月博達さんが務めました。
望月さんは「ある部署の監査を行う時は他部署の人間が監査を行う。監査員は、公平な立場で判断しなければならない」などと、話していました。
望月さんによると、自然環境に配慮した経営システムの構築を目指す企業や自治体が増えていて、ISO14001の内部監査員養成講習を修了すれば、就職活動にプラスになるということです。
受講した生徒は、「認証を取得して就職活動に活かしたい」と話していました。 -
第4回伊那映像祭
伊那ビデオクラブの第4回伊那映像祭が16日、伊那市のいなっせで開かれました。
今回上映されたのは、三部構成の「伊那市の歌」と、伊那の歴史を楽しみながら紹介する「タツヤとミズキのいな歴史ハンター」の2作品です。
「伊那市の歌」は、四季折々の市内の自然や風土をあてはめて映像化しました。
「タツヤとミズキのいな歴史ハンター」は、主人公の高遠高校3年の戸田竜也君と有賀みずきさんが、4人の専門家に話を聞きながら伊那の歴史について理解を深めていくという内容です。
会場には、およそ250人が訪れスクリーンに映し出された会員の力作に見入っていました。
伊那ビデオクラブの飯島尚美会長は「見た人に分かりやすい映像となるよう心掛けた。今後も地域に愛されるような活動を行っていきたい」と挨拶しました。
伊那ビデオクラブでは、この2作品をDVDにして、市内の小中学校などに贈るということです。 -
白鳥市長「委員会の意見重い」
伊那消防署の移転新築候補地を伊那市の富士塚スポーツ公園周辺とする庁舎建設検討委員会の答申について白鳥孝伊那市長は「委員会の意見は重いと考えている」と述べ、答申を尊重するとの考えを示しました。
これは16日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会で示したものです。
伊那消防署の移転先について協議してきた検討委員会の橋爪重利委員長は、「富士塚スポーツ公園周辺は、近くにグラウンドや伊那文化会館、体育館など多くの人を収容することができる施設があり、大規模災害が発生したときに対応しやすい。」と説明しました。
これについて議員からは、「市民から、なぜ伊那中央病院周辺ではないのかという疑問の声がある。
検討委員会による採点では、富士塚スポーツ公園が983点。
伊那中央病院周辺が971点でほとんど差がない。
もう一度検討委員会で再検討する必要がある」という意見が出されていました。
これについて白鳥市長は、「委員会の意見は重いと考えている」と述べ、答申の結果を尊重するとの考えを示しました。
なお候補地について南箕輪村から異論は出ていません。 -
幻の伊那路 増補し発行
春の高校伊那駅伝を特集した内容で、去年3月に発行されるはずだった月刊の郷土誌伊那路が、今回増補版として発行されました。
春の高校伊那駅伝の特集号は、去年3月10日に完成しましたが、翌11日の東日本大震災の発生などで大会は中止になり、一般には渡りませんでした。
特集号の内容は、大会の歴史や記録、強豪校の監督や過去の出場選手などが文章を寄せています。
伊那路を発行している上伊那郷土会では、貴重な内容なので今年再度復活させて多くの人に見てもらおうと一般に渡らなかった450部ほどを増補版として発行しました。
表紙を今年のポスターに変えて、去年中止になったことなどが資料に追加されています。
伊那路増補版春の高校伊那駅伝特集は、市内の書店で500円で販売されています。 -
第40回伊那まつり記念事業実施方針決定
伊那まつり委員会が、14日、市役所で開かれ今年で第40回を迎える伊那まつりの記念事業の実施方針などを決定しました。
今年は、伊那まつり開催から40周年、勘太郎まつりと合わせると55周年の節目の年となる事から、祭りでは、記念事業をおりまぜ実施して行く事が確認されました。
記念事業としては、伊那まつりを振り返る歴史展や番組の放送、高遠や長谷地区の伝統芸能を披露するイベント開催を予定しています。
事業の具体的な内容については、市民からの公募メンバーなどによるプロジェクトチームで今後検討していくということです。
伊那まつり委員会会長の白鳥孝市長は、「今回の40回を一つの節目に、次の時代に繋がる伊那まつりにしていきたい」と話していました。
今年の伊那まつりは、8月4日に市民踊り、5日に花火大会が行われる計画です。 -
陶・染・玉・革・粘 5人の仕事展
陶芸・染色・とんぼ玉など、ジャンルの異なる5人の工芸作家の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には5人の作品1000点ほどが並んでいます。
駒ヶ根市の岡田和也さんの陶芸、駒ヶ根市の田中詩芳さんの染色、南箕輪村の角田まち子さんのとんぼ玉、名古屋市の市川正史さんの革工芸、一宮市の西林タマイさんの粘土工芸です。
この5人の仕事展は、毎回ジャンルの異なる5人の工芸家が集まって開かれていて、今回で6回目です。
展示されている作品は全て購入する事ができ、訪れた人が手にとって確かめていました。
とんぼ玉の角田さんは、「ジャンルの違う多彩なメンバーが集まっている。使い勝手がよく、楽しい作品がそろっている」と話し、来場を呼びかけていました。
この5人の仕事展は、20日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
みなみみのわフォトグランプリ
2011みなみみのわフォトグランプリの最優秀賞に、伊那市の向山世男さんの作品が選ばれました。
向山さんの作品「秋の並木道」は、信州大学農学部のゆりの木並木を写した作品です。
6回目となるフォトグランプリには、上伊那から45点が寄せられました。
14日夜、作品選考会が開かれ、向山さんの作品が選ばれました。
村では、入賞作品を、役場や大芝荘で展示したり、広報などで活用し、村の観光PRに役立てたいとしています。 -
西箕輪南部保育園で伝統芸能 鑑賞
伊那市の西箕輪南部保育園で、地元に伝わる伝統芸能が、15日披露されました。
15日は、羽広の獅子舞保存会と与地の伊那節保存会が、保育園を訪れ、伝統芸能を披露しました。
南部保育園では、地域に古くから伝わる伝統芸能を見て、歴史の大切さを感じてもらいたいと3年前からこの鑑賞会を開いています。
羽広の獅子舞は、小正月に羽広の仲仙寺で奉納されていて、市の無形民俗文化財に指定されています。
5つの舞いで構成されていて、今日は、園児に分かりやすいように、一つ一つの踊りごとに説明もありました。
クライマックスの悪魔払いの舞では、舞台から獅子が降りてきました。
羽広獅子舞保存会では、子どものうちから地域の伝統芸能に親しんでもらい、500年、600年と伝統をつないでいきたい」と話していました。