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東ティモール日本大使館で書記官が高遠中学校で交流
東ティモール日本大使館で書記官を務める小出綾子さんが、伊那市の高遠中学校を16日訪れ、生徒と交流しました。
交流会では、1年生51人が小出さんから現地の様子や、大使館での仕事についての話しを聞きました。
東ティモール日本大使館で大使を務める北原巖男さんが、高遠町出身であることが縁で、高遠中学校では、2年前から交流を行っています。
小出さんは、書記官の仕事について「英語が好きでこの仕事を選んだ。普段は現地の情報収集や分析、要人訪問の調整などをおこなっている」と説明しました。
また東日本大震災については「東ティモールの人は、『日本は開発パートナーであると同時に親愛なる友人だ。日本の為に何かしたい』と言ってくれている。この仕事をやっていて本当によかったと思った」などと話しました。 -
上伊那工芸会21回目の作品展
上伊那の工芸家でつくる、上伊那工芸会による21回目の作品展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
上伊那工芸会は、27年前に発足し、上伊那で活動する工芸家、30人ほどが所属しています。
毎年作品展を開いていましたが、ここ近年は2年に1度となっています。
21回目となる今回の作品展には、26人から50点の作品が寄せられました。
人形や鍛金、陶磁、染織など、会員の近作が並んでいます。
中央の展示会に出品したものも多く、見ごたえのある作品展となっています。
この第21回上伊那工芸展は17日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
「六道の堤」の改修工事が完了
伊那市美篶のため池「六道の堤」の改修工事が完了し、15日、記念植樹が行われました。
15日は、六道の堤で記念植樹祭が行われ、県や市、地元関係者など30人ほどが参加しました。
参加者らは、樹齢6縲・年ほどのタカトオコヒガンザクラを2本植えました。
数年前から、堤から水が漏れるようになり、県や国の補助金・1億5千万円を受け、平成19年度から今年1月にかけて改修工事を行いました。
水を排出して、粘土質のマットを引き、水が漏れないようにしました。
六道の堤は、江戸時代末期・今から160年ほど前に、高遠藩主 内藤頼寧の命により作られたため池です。
高遠町の藤沢川から水をひいていて、六道の堤ができたことで稲作が可能になったため、美篶末広地域に人々が住み着き、末広村ができました。
現在でも100戸ほどの農家が活用していて、33.5ヘクタールの水田をうるおしています。
高遠藩の事業のため、堤の周りには、もともとタカトオコヒガンザクラが5縲・0本植えられています。
堤を管理している末広財産区では、今月3日に、堤の周りに、桜の苗木や水仙の球根を植えました。
六道の堤のコヒガンザクラは、高遠城址公園と同じ13日に開花したということで、見頃は、17日(日)頃になりそうだということです。 -
南箕輪村の保健師被災地に派遣
箕輪町と共に陸前高田市に派遣される南箕輪村の保健師が15日、唐木一直村長に出発の挨拶をしました。
厚生労働省の要請で被災地に派遣されるのは、保健師の泉一美さんです。
泉さんは、箕輪町の職員と共に、16日から19日まで、陸前高田市に派遣されます。
泉さんは、現地で各戸を回り、電気・ガスなどのライフラインが使えるかといった確認や、住民の健康相談、保健指導などを行うということです。
泉さんは、「普段、村で行っているとおりの仕事をすればよいと聞いているので、普段どおりの活動をしたい」と話していました。
唐木村長は、「劣悪な環境での支援活動になると思うので、体調管理をくれぐれもお願いしたい」と激励していました。
南箕輪村から職員が、被災地に派遣されるのは今回が初めてで唐木村長は、「要請があれば、今後も積極的に派遣していきたい」と話していました。 -
伊那市農業委員会 今年度から非農地認定作業実施
伊那市農業委員会は、遊休農地解消を目的に今年度新たに非農地認定作業を実施することを決めました。
15日には伊那市役所で定期総会が開かれ、農業委員31人が出席しました。
総会には「非農地認定作業」の実施計画についての議案が提出され、賛成多数で可決しました。
非農地認定作業は、時間がかかる農地の転用許可申請が無くても、農業委員会の審査だけで遊休農地を非農地認定することができるというものです。
これは、市内の耕作放棄地のうち7割以上にあたる農地が原野化していて、再生が難しいことから実施されるものです。
これにより、農地転用がよりスピーディーに行われ、伊那市全体の遊休農地の減少にもつながります。
この日報告された、平成22年度の農業委員会の調査報告によると、伊那市内の耕作放棄地は全体でおよそ370万平方メートルあり、このうち原野化した農地がおよそ270万平方メートル、再生可能な農地がおよそ100万平方メートルとなっています。
田中哲雄会長は「遊休農地を減らすことは重要だが、農業委員会として厳しい審査が必要になる」と話していました。
農業委員会では今後、実施箇所の選定作業を行い、市と協議を行ったのち、早ければ来年2月に実施する計画です。 -
山火事予防パレード
上伊那地方事務所などは山火事の注意を呼び掛ける「山火事予防パレード」を12日、上伊那各地で行いました。
山火事予防パレードは、山菜採りなどで山に入る機会が増えるこの時期に毎年行われています。
上伊那地域では、去年1年間に4件の山火事がありました。
今年は今月8日現在、伊那市で2件発生しています。
関係者によると、山火事の多くは、たばこのポイ捨てによるものだということです。 -
交通安全功労表彰
伊那市の高遠地区交通安全協会相談役の小松政治さんと、伊那交通安全協会会長の堀内四郎さんが、県の交通安全功労表彰を受賞しました。
12日に長野市で表彰状を受け取った二人は13日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
小松さんは、昭和53年から高遠地区安協の役員をつとめ、危険箇所の点検、高齢者対象の交通安全教室の開催、協会の事業内容や財政面の見直堀内さんは、昭和60年から伊那安協の役員をつとめ、幼児向けの交通安全教室の開催、企業での啓発などを行ってきました。
県交通安全運動推進本部の今回の功労表彰は県内で27人が受賞していて、上伊那では、小松さん、堀内さんを含め5人が受賞しています。 -
箕輪町議会議員選挙事前審査に定数の15派
19日告示、24日投票の箕輪町議会議員選挙の立候補届出書類などの事前審査が14日行なわれ、定数ちょうどの15派が審査を受けました。
14日は、町役場で立候補届出書類やポスターなどの事前審査が行なわれ、定数15に対し、現職6、新人9の15派が審査を受けました。
ただ、これまで立候補することを表明していなかった現職議員が出馬を検討していて、選挙戦か無投票かは、流動的な状勢です。15日の役員会で態度を決定するということです。
箕輪町議会議員選挙は、19日告示、24日に投票が行われ即日開票されます。 -
南箕輪村議会議員選挙事前審査に定数の10派
19日告示、24日に投票が行われる南箕輪村議会議員選挙の立候補届出書類などの事前審査が14日行なわれ、定数ちょうどの10派が審査を受けました。
これまでに立候補を表明しているのは、現職5人、新人5人です。
ただ、一部に無投票を回避しようという動きもあります。
立候補届出書類などの事前審査は、告示日当日の手続きをスムーズにするためのもので、審査をうけなくても届出は出来ます。
南箕輪村議会議員選挙は、19日告示、24日投票で即日開票されます。 -
柳沢京子 きりえ展
日本を代表するきりえ作家、柳沢京子さんのきりえ展が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
会場には、今回の作品展のために制作した作品を含め、60点が展示されています。
柳沢さんは、佐久市出身で全国各地で作品展を開催しているほか、海外でも活躍しています。
落ち着いた色調の作品が多い中、さくらを題材にした新作「さくらサクラ」は、色彩あざやかな作品で、訪れた人たちの目を引いていました。
柳沢さんは、「フランスから帰ってきたら震災が発生し、今回の作品展も中止を考えたが、なにを出来るか考え、作品展を開くことで元気を出していただこうと考えた。作品は高遠城址の桜をイメージした」と話しています。
東日本大震災のチャリティーも兼ねた柳沢京子きりえ展は、19日まで伊那市坂下のはら美術で開かれています。 -
伊那節まつり 石碑前で神事
伊那市中央の伊那公園内にある「伊那節発祥の地」石碑前で14日、伊那節まつりが行われました。
このまつりは、伊那節を後世に伝えていこうと、伊那商工会議所などが毎年行っています。
この日は関係者およそ40人が参列し、神事が行われました。
例年は伊那節が披露されますが、今年は東日本大震災と長野県北部地震の被災者に配慮し神事のみとなりました。
伊那節は、古くは「おんたけやま」と呼ばれ、江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子歌です。
伊那節発祥の地の石碑は、昭和35年に建てられ、毎年、石碑の前でまつりが行われています。
伊那商工会議所の向山公人会頭は、「伊那節という地域の伝統文化を大事にしながら、地域の発展に貢献していきたい」と話していました。 -
元気づくり支援金 上伊那は72件要望
長野県が市町村や住民の自主的な取り組みを支援する、地域発元気づくり支援金に、上伊那地域では今年度72件、およそ1億1100万円の要望がありました。
14日、元気づくり支援金の選定委員会が伊那合同庁舎で開かれました。
今年度の上伊那地域への配分額は、昨年度とほぼ同額の9255万円です。
上伊那の市町村や各種団体などからの要望は72件、およそ1億1100万円で、昨年度より件数は8件増え、金額はおよそ2400万円少なくなっています。
市町村別の内訳は、伊那市が34件で6千万円、箕輪町が9件1600万円、南箕輪村が4件500万円などとなっています。
事業別では、教育・文化の振興が21件およそ3400万円、環境保全・景観形成が18件1800万円などとなっています。
次回の委員会は19日に開かれ、今月中に採択事業が内示される予定です。 -
箕輪西小ジャガイモ植え
箕輪町の箕輪西小学校の児童が14日、毎年恒例のジャガイモ植えをしました。
全校児童100人が学校の隣りにある畑に集まり、ジャガイモを植えました。
作業は、1年生から6年生までの縦割り班で行われ、班長の6年生が植え方を教えました。
種イモは20キロ用意され、児童が次々と植えていきました。
箕輪西小学校では、毎年夏にカレー会とキャンプをしていて、今回植えたジャガイモは7月下旬に予定されているカレー会で使います。
今後、児童が草取りなどの管理をして、夏に収穫するということです。 -
南箕輪村 支援物資の受付開始
南箕輪村は14日から支援物資の受付を役場住民福祉課で始めます。
受付ける物は、タオルケット、肌掛けなどの寝具、パジャマ、下着、タオルです。
受付は、14日から今月28日までで、物資は、先月21日まで村で一時避難していた若見朝子さんを通じて宮城県の被災者へ届けられます。 -
信越花便り~飯田市美術博物館の安富桜~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
飯田市の飯田美術博物館の安富桜満開の情報です。
飯田市美術博物館の安富桜は満開を迎えています。
晴天に恵まれた12日、桜の木の下は県内外からの見物客や、写生大会で訪れた飯田市内の小学生など多くの人で賑わっていました。
飯田市美術博物館の安富桜は夜間ライトアップを行っているほか、これに合わせ博物館の開館時間も延長しています。 -
南箕輪村マレットクラブ同好会 義援金届ける
南箕輪村のマレットクラブ同好会は13日、会員から集めた東日本大震災の義援金7万250円を村役場に届けました。
この日は、同好会の城取卓会長らが役場を訪れ、唐木一直村長に義援金7万250円を手渡しました。
マレットクラブ同好会では、今月に行われた3回の例会の中で会員110人に募金を呼びかけたところ7万250円が集まりました。
城取会長は、「これからも機会をみて引き続き支援をしていきたい」と話していました。
南箕輪村には、今月8日までに953万5,342円の義援金が集まっています。 -
1年生が小学校生活開始
今年春に小学校に入学した新1年生が学校生活をスタートさせています。
13日は、伊那市の伊那北小学校で1年生を迎える会が開かれました。
赤い帽子をかぶった1年生は、6年生に手を引かれながら入場しました。
伊那北小学校では、児童会の6年生が中心となって1年生を迎える会を企画しました。
1年生がそろうと、6年生が手作りしたくす玉を割って歓迎しました。
会では、違う学年の児童と2人一組になり、自己紹介をしてから、ゲームなどをして交流を深めていました。
また、5年生からはてづくりのコマが贈られました。
最後に1年生は、歌を歌って感謝していました。
1年生は、現在、午前中のみの授業で下校していて、午後の授業が始まるのは18日(月)からとなっています。 -
タカトオコヒガンザクラ 開花宣言
伊那市は13日、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが開花したと発表しました。
今年は、去年と比べて8日遅い開花宣言となりました。
開花の基準となる桜雲橋にかかる桜が、13日午前10時半、一輪開いたことから、伊那市は開花宣言を出しました。
去年と比べて8日遅い開花となります。
伊那市内の桜を管理している、桜守の稲辺謙次郎さんも、ここ数日はいつ咲くのか、やきもきしていたといいます。
公園内で最も早く咲く南ゲート付近では、いくつか花が開いていて、訪れた人たちがカメラに収めたり、近くでお弁当を広げたりして楽しんでいました。
伊那市では高遠城址公園の桜は今週末が見ごろとなり満開は16日と予想しています。 -
高遠城址公園を訪れた人たちに桜茶振る舞う
開花宣言が出された高遠城址公園で13日、伊那市商工会高遠支部女性部が訪れた人たちに桜茶を振る舞いました。
桜茶は八重桜の塩漬けにお湯を注いだもので、この日は千人分が用意されました。
桜志津久の名称で販売されている桜茶は、女性部のメンバーが、摘み取った八重桜を、きれいに洗い、塩漬けにして1年間寝かせていたものです。
訪れた人たちは、ほのかに桜の香りがする桜茶のサービスを喜んでいました。
今年は東日本大震災の影響で、さくら祭り期間中、毎年行なわれている、高遠ばやしの巡行や、篠笛の演奏、江戸かっぽれなどが中止となっています。
そんななか女性部では、自粛ではなく、自分たちができることをやり、被災地を応援したいと話します。
女性部では桜茶のサービスに合わせ、募金活動も行なっていて集まった義援金は被災地へ送ることにしています。 -
吹矢で健康づくり
高齢者が健康のために始めた吹矢の大会が12日、南箕輪村の南殿コミュニテイセンターで開かれました。
吹矢の大会を開いたのは、南箕輪村の元ナイターソフトボールチームのメンバー10人です。
メンバーは年齢が68歳から81歳で、高齢化を理由に5年前ナイターソフトボールリーグを脱退していました。
去年9月、健康のために何かしようと肺活量を増やす効果があるといわれている吹矢を始めました。
大会はこれまでの練習の成果を競おうと開かれたもので、6メートル先の的をめがけ、アルミのパイプに紙でできた矢を入れ力いっぱい吹いていました。
紙でできた矢の先にはクギが付けられていて得点が書かれた発砲スチロール製の的に命中させていました。
メンバーは健康維持と仲間の親睦を図るため吹矢を続けていきたいと話していました。 -
信越花便り~上田城跡公園のソメイヨシノ開花~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
上田市の上田城跡公園のソメイヨシノ開花の情報をお伝えします。
上田城跡公園の桜は11日に標本木のソメイヨシノが開花しました。
開花したのは公園内でも早い時期に咲き出す二の丸のソメイヨシノです。
上田市公園緑地課では去年より5日遅い11日に開花を確認しました。
このほか公園内では櫓門前のシダレザクラが三分咲き、櫓下芝生広場のオオヤマザクラが一分咲きとなっています。
上田城跡公園の桜は今週末から来週にかけて見頃を迎えそうです。 -
長野県議会議員選挙 当選証書付与
10日に投票が行われた長野県議会議員選挙の当選者に12日、当選証書が手渡されました。
12日は、伊那市区、上伊那郡区、駒ヶ根市区の3選挙区の当選者やその代理人が、当選証書を受け取りました。
今回の選挙では3選挙区ともに投票率が前回選挙を下回り特に上伊那郡区では前回を11.98ポイント下回る59・78%となりました。
任期は4月30日から平成27年の4月29日までで、来月上旬には正副議長などを決める臨時の県議会が開かれる予定です。 -
小黒川渓谷キャンプ場 営業開始
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が始まっています。
11日は、本格的なシーズン到来を前に関係者が、安全を祈願するキャンプ場開きを行いました。
伊那市内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場は、8人が宿泊できるキャビンや、オートキャンプ場、釣り堀などがあり年間1万人前後が利用しています。
今日は、関係者がキャンプ場開きを行い、今シーズンの無事を祈願しました。
小黒川渓谷キャンプ場は、これまで伊那市振興公社が指定管理者でしたが、今年度から伊那スキーリゾートを経営している(株)クロスプロジェクトが指定管理者となりました。
スキー観光に訪れた人にキャンプ場をPRする事で相乗効果を期待しているという事です。
辻隆社長は「1年目はこれまでの経営方法を継承し、来年以降は新しい事を提案しながら利用客の増加に努めていきたい」と話していました。
キャンプ場の営業は11月末までで、予約は2か月前から受け付けています。 -
信越花便り~千曲市あんずの里~
信越各地から桜などの開花情報をお伝えする信越花便り。
12日はケーブルネット千曲から千曲市のあんずの里の情報が届いています。
あんずまつり実行委員会は、11日千曲市「森・倉科地区」のあんずの里の開花宣言をしました。
今年は、暖冬だった去年より9日遅い開花宣言となりました。
里全体をみると、咲き始めたのは入口の平地で、山沿いのアンズは、まだ、蕾の状態です。
このまま、暖かい陽気が続けば、今週末には、見ごろを迎えると実行員会では見ています。
あんずまつりは、今月16日で終了しますが、花が咲いている間は、観光客のもてなしや駐車場の管理などを続ける方針です。
まつり期間中に予定されていた、ライトアップやコンサート等のイベントについては、東日本大震災に配慮し、中止となっています。 -
高遠十景 写真パネル展
高遠の四季や伝統行事を写した写真パネル展が信州高遠美術館で開かれています。
パネル展は、観桜期に合わせて、訪れる人達に高遠の良さをPRしようと開かれています。
展示されている写真パネルは、旧高遠町時代に写した写真集、高遠十景で使用されている作品、20点です。
これらの作品は、高遠町に住む5人の写真愛好家が撮ったもので。高遠城址公園の桜をはじめとする風景や伝統行事などを写しています。
パネル展は5月15日まで開かれています。
信州高遠美術館では、高遠の良さを多くの方に見てもらいたいと来場を呼び掛けています。 -
高遠城址公園 開花宣言出ず
日本気象協会は高遠城址公園の桜の開花は9日と予想していましたが、ここ数日、朝晩の寒さで開花が遅れています。
高遠城址公園では、桜雲橋にかかる桜が咲くと開花宣言を出しています。
日本気象協会の開花予想は9日でしたが、ここ数日の朝晩の寒さで開花が遅れています。
去年は5日に開花し11日に満開となりました。
桜の管理をしている桜守や市の職員が、桜が咲いていないか日中30分おきに確認しています。
高遠城址公園には、観光客が訪れ、お昼時にはお弁当を広げて一足早い花見気分を楽しんでいました。
また、公園内で店を出す人達も桜の開花を待ちわびています。
伊那市観光協会では13日には開花宣言が出せるのではと話していました。 -
被災者支援活動 報告会
東日本大震災から1か月が経ちました。
伊那市の有志でつくる被災者支援ボランティア市民ネットワーク伊那は11日、福島県会津若松市などでのボランティア活動などの報告会を伊那市のいなっせで開きました。
報告会には、物資の支援をした人やこれからボランティア活動を考えている人などおよそ20人が集まりました。
市民ネットワークでは、4月4日に、市民から集まった2トントラック1台分の物資を会津若松市に届け、避難所の様子など現状を見て来ました。
会津若松市では、多くの避難者の受け入れで混乱していた。農作物の風評被害が深刻で収穫した物などが売れなくなったなどと報告していました。
意見交換では、精神的なケアが必要。まずは、伊那で出来る事から考えていくことが大切などといった意見がだされていました。
市民ネットワークでは20日にも会津若松市へ物資を届けることから、市民からシャンプーやリンス、カップ麺などを受付ている他、運転ボランティアの募集もおこなっています。
受付は、通り町のカフェあびえんとです。
また、支援物資を届けに行った際に、農産物を買い取って、伊那市などで販売する計画です -
罠でニホンジカ捕獲83頭
平成22年度、南信森林管理署が取り組んだ、罠によるニホンジカの捕獲頭数は83頭でした。
南信森林管理署では、今後も関係機関との連携などによりニホンジカによる森林被害の拡大を防止していくとしています。
南信森林管理署の、罠によるニホンジカの捕獲は平成22年10月から23年3月まで、上伊那、下伊那、諏訪地域で実施されました。
設置した罠の数はおよそ150個、捕獲頭数は83頭でそのうち上伊那は23頭でした。
この捕獲は、平成19年度からはじまり、19年度は26頭、20年度は35頭でした。
平成21年度は、罠の設置方法や、取り付け場所を工夫するなどし、捕獲頭数が倍以上の84頭に増え、22年度は83頭でした。
南信森林管理署では今後も罠設置の実行体制強化や、猟友会への罠の貸し出しなどにより、ニホンジカの捕獲に努めていくとしています。 -
村昨年度9月から開始した電話催告業務 納付額約1,200万
南箕輪村は、未収金徴収特別対策チーム会議を11日開き、昨年度9月から開始した電話催告業務での滞納者からの納付額が、およそ1,200万円だったことを報告しました。
電話催告業務は、税金滞納者に対する自主納付の呼びかけを民間企業に業務委託するものです。
昨年度は、9月から3月末までの6か月間で1,200万円を回収しました。
村では、さらなる徴収率の向上を目指し、納付約束を守らない住民などに対し11日から来月末まで職員が個別対応していくとしています。
特別対策チーム、リーダーの加藤久樹副村長は「22年度の決算が確定する5月末までに滞納をできるだけ減らし税収アップを図りたい」としています。 -
木材置場で火事
11日午前5時頃、伊那市御園の木材置場から火が出ていると近所の人から消防に通報がありました。
この火事よるケガ人はいませんでした
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市御園の登内明二さん所有の木材置場です。
この火事により鉄骨トタン葺きの木材置場およそ90平方メートルが全焼したほか、置いていた木材などが焼けました。
この木材置場は今月4日にも火事があったばかりでした。
伊那警察署では、現場の状況などから不審火など事件性はないとみています。
火事の原因については、現在捜査を進めています。