-
小林氏事務所開き~県議選上伊那郡区~
長野県議会議員選挙の告示まであと1か月あまりとなりました。定数2に対し3人が立候補を表明している上伊那郡区では、各陣営とも選挙戦に向け準備も本格化しています。
このうち、4期目を目指出馬を表明している、現職の小林伸陽さんの陣営では26日、箕輪町内で事務所開きが行われました。
箕輪町木下に設けられた選挙事務所には、支持者などおよそ120人が集まりました。
小林さんは、買い物難民や企業の撤退等に触れ「深刻な不況をどう打開していくかが、大きな課題。知事も変わり、長野県からもっといい面を引き出し、取り組みを強化していきたい」と訴えました。 -
坂下区で天神様
伊那市の坂下神社で26日、天神様祭りが行われました。
坂下神社には20人ほどの子ども達が集まり、学問の向上を願いながら、絵馬を書いていました。 -
地域づくり支援金 活動報告会
今年度の伊那市地域づくり活動支援金事業を活用し、特色ある活動を行なった団体が、23日夜、市役所で活動報告を行いました。
この日は、70人ほどが市役所に集まり、報告会が開かれました。
報告会は、継続的で意欲的な優れた活動事例を、他の団体の参考にしてもらおうと毎年開かれています。
平成22年度は、16団体が採択され、そのうち、特色のある活動を行なった4団体が活動を報告しました。
西春近自治協議会は、49万7千円の交付を受け、権現山(ごんげんやま)に古くからある登山道などを整備しました。
境桜並木管理会は、50万円の交付を受け、三峰川の堤防に桜を植樹するなどの活動を行ないました。
故郷諸町(もろまち)の歴史と文化を後世に残す会は、42万2千円の交付を受け、高遠町諸町の歴史・文化などを資料にまとめました。
最も優れている活動として、今年度の伊那市地域づくり大賞を受賞した伊那公園桜愛護会は、公園内の遊歩道の整備、桜まつりの企画・運営などを行ってきました。
桜愛護会では、「B級グルメが流行しているので、ウルトラCのC級グルメ、デラックスのD級グルメなどを作って、桜まつりを盛り上げたい」と話していました。
伊那市では、来年度、支援金事業へ500万円の予算を盛っています。
支援金事業は、平成19年度から始まり、4年間で72事業、1700万円分が採択されています。 -
年長園児の卒園を祝う会
年長園児の卒園を祝うお別れ会が25日、伊那市の伊那北保育園で行われました。
お別れ会は、年長園児34人の卒園を祝おうと開かれたものです。
25日は、年少や年中園児がそれぞれ歌を歌って年長園児の卒園を祝いました。
年長園児は、正月から練習してきたけん玉やこま回し、あやとりなどの成果を発表しました。
他には、チャボの餌やりやおもちゃの片づけの見回りなど、年長園児がこれまでやってきたことを、年中園児に引き継いでいました。
伊那北保育園の高橋美智子園長は「温かい雰囲気で送り出せることができてよかった。4月から元気な1年生としてスタートをきってほしい」と話していました。
最後に、年中園児から年長園児に、牛乳パックで作った鉛筆立てなどがプレゼントされました。 -
中心市街地再生支援事業案を了承
伊那市中心市街地プラン策定委員会がまとめた市街地再生支援事業案が、26日、伊那市中心市街地再生協議会に報告され、了承されました。
この事業は県の審査を受け、通れば平成23年度から実施されます。
26日は伊那市のいなっせで協議会が開かれ会員およそ20人が出席しました。
事業は、14種類で、予算額はおよそ、1,400万円となっています。
このうち1,100万円は、県と市の補助で残りは地元負担となります。
主な事業として、中心市街地再生の活動や情報の発信、またコミュニティー活動の中核となる拠点施設の設置、中心市街地をステージにした活動の発表の場の提供、商店街逸品認定マップの作成による魅力アップなどがあります。
参加者からは、「商店街に、事業を実行するだけの潜在能力があるのか?」といった疑問や
「後継者がいない、または未定という店が多く事業が継続して行われるかどうかが心配」などの
声があがっていました。
26日は他に再生支援事業を進める伊那市中心市街地再生プラン実行委員会を設置することも合わせて了承されました。
協議会により了承された、再生支援事業案は県に提出され審査に通れば来年度から実施されます。
協議会では、事業が活動基盤となり、継続的な街づくりにつなげていきたいと話しています。 -
南信ペーニャ 公式横断幕製作
サッカー「Jリーグ」の下部リーグ、JFLに所属する松本山雅FCの応援団体「南信ペーニャ」は、今日、公式横断幕の製作を行いました。
26日は、伊那市のウエストスポーツパーク管理センターで、南信ペーニャのメンバー20人が作業を行いました。
2008年に発足した南信ペーニャには、これまで公式横断幕がありませんでしたが、南信地域にもがんばって応援している団体があることをしってもらおうと、今回製作することになりました。
横断幕は縦3.1メートル、横2.6メートルで、チームカラーの緑と黒を基調とした幕の上部には、南信ペーニャのエンブレムが描かれます。
今年は開幕戦が松本市のアルウィンで行われることになっていて、南信ペーニャでは、大事な初戦を白星で飾れるよう、ゴール裏で横断幕を掲げて応援するということです。 -
キタノヤ北原社長が「水戸黄門」出演
伊那市のキタノヤ電器社長の北原國人さんが、時代劇「水戸黄門」に出演します。
北原さんが出演する放送では、木曽の町娘と共に伊那を訪れる水戸のご老公一行が、伊那を舞台に活躍するというストーリーです。
その中で北原さんは、伊那のある町の長老の役としてご老公一行と会話を交わします。
北原さんは、古くから番組の制作スタッフと交流があったことや、プロデューサーに長野県出身者がいたことなどから、今回特別出演することになりました。
番組の中では伊那市のご当地料理も紹介されるということです。
北原さんが出演する「水戸黄門」は28日月曜日の午後8時からTBS系列で放送されることになっています。 -
神子柴の文化・歴史遺産マップ完成
南箕輪村神子柴の住民有志でつくる「神子柴の文化歴史遺産を伝える会」が、区内の史跡などを記した地図を作りました。
地図は、神子柴区内にある文化・歴史遺産を紹介しています。
伝える会は、地域の人達に地元の歴史文化を知ってもらおうと、今年度、県の地域発元気づくり支援金を受けて史跡に標柱を建てるなどの活動をしてきました。
今回の地図作りはその一環です。
地図には、標柱を設置した文化財や史跡など26カ所が記され、写真と説明文が添えられています。
写真は、会員が撮影したもののほか、村の協力も得ました。
地図は2千部作り、区内全戸に配るほか、村役場、公民館、区内の企業、史跡の地権者らにも配るということです。
伝える会では、「標柱を立てたことで区民の関心が高まっているので、今度は地図を使って史跡を見て、歴史を知ってほしい」と話していました。
今後は、地図を使った史跡巡りを計画したいということです。 -
保育を守る署名活動
政府が検討している「子ども・子育て新システム」の導入に反対する請願書の提出に向け署名活動が26日、伊那市内で行われました。
伊那市のつくしんぼ保育園など上伊那の保育園職員6人が署名活動を行いました。
これは、全国保育団体連絡会の呼び掛けで行われました。
連絡会は、国に対して、子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める請願書の提出を予定しています。
子ども・子育て新システムは、制度・財源・給付を一元化し、社会全体で子ども・子育てを支えるというものです。
連絡会は、新システムは国と自治体が責任を負う現行の保育制度の解体につながるとして、導入に反対しています。
署名活動は今月から行われていて、上伊那地域では3月中旬までに千人を目標に取り組むということです。 -
ベル伊那手づくりフェスティバル
手づくりの楽しさを知ってもらおうと、伊那市のベルシャイン伊那店で26日、手芸体験や作品の展示・販売が初めて行われました。
店舗1階の時計台広場に、手づくりフェスティバルの会場が設けられました。
これは、ベルシャイン伊那店が初めて企画したものです。
粘土細工やフラワーアレンジメントなどパート従業員などが参加する12の教室やグループが出品しました。
会場では、買い物客が作品を見たり、出品者に教えてもらい、編み物などの体験を楽しんでいました。
ベルシャイン伊那店では、イベントを通して店に親しみをもってほしいと話していて、今後年2回程度開催したいとしています。
この手づくりフェスティバルは27日まで、ベルシャイン伊那店で開かれています。 -
南箕輪村商工会が経営セミナー
南箕輪村商工会館で23日、経営セミナーが開かれ、千葉県で遊戯施設の経営コンサルティング会社を経営する加賀屋克美さんが、サービス業での接客について講演しました。
加賀屋さんは、有名テーマパークで12年間働いた経験を活かし、現在千葉県で「(有)加賀屋感動ストアーマネージメント」を経営しています。
加賀屋さんは、有名テーマパークでの接客方法を紹介しながら、どのようにすれば、もう一度来たいと思わせる店が作れるかについて話しました。
接客で一番大事なのは、おもてなしの心だとして、「従業員には、お客さまを喜ばせるために働くという使命感を、新人のうちからしっかり教育しておくことが大事」と話していました。 -
ローメンズクラブ 中学3年生に卒業サービス
ローメンズクラブは、伊那市内の中学3年生に卒業の祝いとしてローメンを無料で提供するサービスを行います。
25日は、ローメンズクラブの正木 金内衛会長ら4人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、割引サービスを受けられるチラシを手渡しました。
チラシは、市内の中学3年生およそ660人分です。
このサービスは、去年、受験生を応援するイベントとして始まりましたが、今年は、受験が終了した3月20日から31日まで卒業祝いとして行われます。
期間中、家族同伴で、チラシを持参した中学3年生は、ローメン1杯が無料になります。
ローメンズクラブに加盟する28店舗のうち、21店でサービスが行われます。
1店舗につき1回のみですが、同じ店でなければ、何回でも利用できるということです。
ローメンズクラブでは、卒業生へのサービスを通じて、若い人たちにも、伊那の名物に触れる機会にしたいとしています。
白鳥市長は、「是非利用したくなるようなサービス。こうしたイベントを通して、ローメンが広がっていってほしい」と話していました。
このチラシは、受験が一段落した頃、学校を通じて、市内の中学生に配布されるということです。 -
高校入試後期志願者数第1回発表
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の志願者数を25日発表しました。
上伊那の普通科では、伊那北高校が1・08倍となっています。
それでは、全日制の志願者数からお伝えします。
辰野高校です。普通科は65人で0・9倍、商業科は20人で1倍となっています。
上伊那農業高校です。生産環境科は10人で0・5倍、園芸科学科は19人で0・95倍、生物科学科は20人で1倍、緑地創造科は15人で0・75倍となっています。
高遠高校は52人で0・69倍となっています。
伊那北高校です。普通科は259人で1・08倍、理数科は13人で3・25倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校は245人で1・02倍となっています。
赤穂高校です。普通科は167人で1・04倍、商業科は30人で0・75倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。3つの学科一括で75人が志願し1・25倍となっています。
続いて、多部制の箕輪進修高校です。
普通I部、II部、III部合わせて90人が志願していて1・25倍、工業I部は17人で0・85倍となっています。
志望変更は28日から3月3日まで受け付けます。
高校入試後期選抜は3月9日、合格発表は3月18日に行われます。 -
南アルプスジオパークHP完成
南アルプスジオパークを紹介するホームページが完成し、25日から公開されています。
このホームページは、南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が作成しました。
中央構造線エリアの南アルプスジオサイトの紹介、モデルコース、イベントや観光情報などが盛り込まれた内容になっています。
ジオパークの地図からは、ジオサイトの説明などを見ることができます。
また、イベント案内では、これまで協議会を構成する伊那市など4市町村それぞれが発信していた情報をまとめて見ることができます。
協議会では、ジオパークの情報を広く全国に発信していきたいとしています。 -
高齢者対象の地域通貨「箕」発行へ
箕輪町は、概ね65歳以上のお年寄りを対象にした地域通貨「箕」を4月から発行します。
1箕は、1円で、箕輪町内の協力店で使用することができます。
デザインについては、現在検討されています。
箕輪町は、平成23年度予算案に元気はつらつ箕輪の大先輩事業、625万円を計上しました。
地域通貨の発行は、その一環で、長寿クラブ会員が運動したり、ボランティア活動をしたりするとポイントがもらえ、500ポイント単位で箕と交換します。
1ポイントは、1箕なので、500ポイントは、500箕、つまり500円券となります。
運動は、10ポイント、仕事をすると10ポイント、公民館講座を受講すると10ポイント、花壇作りや読み聞かせなどのボランティア活動は、20ポイント、新規に長寿クラブに加入すると500ポイントです。
1年間の上限は、3,000ポイントで、有効期限は、発効日から3年以内となっています。
箕輪町では、高齢者が健康で自己研鑽に励むことで、更なる地域の連帯と絆の強化を図りたいとしています。 -
上伊那農政対策委員会 緊急農政学習会
JA上伊那や農業関係団体でつくる上伊那農政対策委員会は、環太平洋経済連携協定TPP参加反対の立場から緊急の学習会を25日に開きました。
JA上伊那本所で開かれた学習会には、農業関係者やJA組合員、一般など250人が参加しました。
上伊那農政対策委員会委員長の宮下勝義JA上伊那代表理事組合長は、「TPPは、農業や文化、地域のまとまりなどすべてを崩壊させてしまう。この危機をなんとしても突破し、農業を守って、上伊那ブランドをさらに強くしていきたい」とあいさつしました。
基調講演では、立正大学の森島賢名誉教授と信州大学の有馬博名誉教授が、TPP参加反対の立場から、TPPがもたらす危険性について話をしました。
森島さんは、「関税の撤廃により、60キロ、3,500円の米がどんどん入ってくる。日本の米作は、壊滅的打撃を受ける。安全性にも問題がある。」などと話ました。
JA上伊那では、TPP参加は、農林水産業をはじめ、地域経済が崩壊することは必至などとして、参加反対の署名運動も展開しています。 -
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズ展
信州ヘレボルス倶楽部によるクリスマスローズの展示会が25日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には色とりどりのクリスマスローズ、およそ120点が並んでいます。
信州ヘレボルス倶楽部は、県内のクリスマスローズ愛好家でつくる集まりで、今回の展示は南信支部の会員によるものです。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花です。
がくが落ちないことから、受験シーズンのこの時期に人気があります。
ある会員は、クリスマスローズは、種まきから開花まで4年がかかり、時間と苦労がかかる分愛着が沸くと話します。
花びらやがくの縁に色が入ったものの他、形が丸いものやとがったものなど様々です。
期間中、午後2時からは育て方の講習会を開く他、花や苗の販売も行っています。
クリスマスローズ展は、27日日曜日まで伊那市のかんてぱぱくぬぎの杜で開かれています。 -
スギ花粉飛散開始
飯田保健福祉事務所は、22日から飯田・下伊那地域でスギ花粉の飛散が始まったと24日発表しました。
スギ花粉の飛散が確認されたのは22日火曜日です。
これは、去年と同じで、飛散開始時期は例年並みだということです。
今年は花粉飛散量が多くなると予想していて、飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの対策を行うよう呼びかけています。 -
青野恭典さん写真展「列島巡行」
写真家、青野恭典さんの写真展「列島巡行」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホール常設のフォトアートギャラリーで開かれています。
会場には、オホーツク海、日本海、瀬戸内海など日本各地の海岸線を撮影した写真49点が展示されています。
青野さんは、ライフワークの山岳写真に加えて、海の写真も40年近く撮影しています。
海の写真だけを集めた展示は30年ぶりで、今回は日本の海岸線をテーマに、変化に富んだ日本各地の海岸線を紹介しています。
青野恭典さんの写真展は6月26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホール、フォトアートギャラリーで開かれています。 -
JA全農長野がなめ茸寄贈
地元の農産物を知ってもらおうと、JA全農長野が24日、南箕輪村の小中学校の子どもたちと教職員全員に「なめ茸」の瓶詰を贈りました。
南箕輪村の村民センターで、JA上伊那南箕輪支所の湯澤好夫支所長から征矢鑑教育長になめ茸1500本を寄贈する目録が渡されました。
なめ茸は、すべて県内産のエノキタケで作られています。
この寄贈は、地産地消によるキノコの消費拡大と食育を目的に、JA全農長野が行っています。
県内の小中学校と特別支援学校の児童、生徒、教職員に1本ずつ配られるもので、南箕輪村内の小中学校にも届けられました。
湯澤支所長は、「キノコのおいしさをぜひ知ってほしい」と話していました。
征矢教育長は、「学校でキノコを食事に取り入れてもらうようにしていきたい」と話していました。
JA全農長野は今回、県全体でおよそ21万本のなめ茸を寄贈したということです。 -
情報システム最適化 3億9千万円のコスト削減効果
上伊那広域連合が進めている情報システム最適化事業の最終検証結果が24日、報告されました。それによりますと、事業計画期間の7年間で、3億9千万円の情報化コストの削減効果を見込んでいます。
これは、24日開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。
情報システム最適化事業では、上伊那情報センターのシステムを新しく構築するなどしてきました。
事業計画期間の平成19年度から25年度までの7年間に情報システムにかかるコストは59億円で、旧システムを維持した場合の62億9千万円と比べ、3億9千万円削減される見込みということです。
また、市町村の業務コストは、平成22年度は7億9千万円で、平成18年度と比べ2千万円削減されるということです。
広域連合では、最適化の効果として、コンビニ交付など新サービスへの対応が迅速にできたことなどを挙げていました。 -
上伊那広域連合定例会議会 予算案など可決
上伊那伊那広域連合の2月定例議会が24日、伊那市役所で開かれ、23億6500万円の来年度一般会計予算案などが可決されました。
開会にあたり、伊那市長の白鳥孝広域連合長は、リニア問題にふれ、「建設促進県協議会や諏訪・中信地域と連携して、引き続きBルートの優位性を訴えていきたい。」また、広域観光については「上伊那の市町村が連携し、県内外に情報発信して、広域観光の充実を図りたい」と挨拶しました。
今議会には、広域連合の廃棄物政策審議会を設置する条例など条例案件3件、来年度一般会計予算案など、予算案件5件の、合わせて8議案が提出されました。
廃棄物政策審議会を設置する条例は、今年4月1日から施行されます。
これまで、広域連合では、要綱によりごみ処理基本計画推進委員会を設置し、ごみの減量・資源化について検討してきましたが、環境影響評価・アセスメントを進めるうえで、平行して、施設整備計画などを検討する審議会を条例で位置づけたいとしています。
23億6500万円の来年度一般会計予算案では、アセスメント業務などの委託に約8000万円、施設整備基本計画の策定業務の委託に1800万円などを盛り込んでいます。
議会は、広域連合が提出した議案8件を可決し、閉会しました。 -
伊那RCが弥生高で課外授業
伊那ロータリークラブの会員は、24日、青少年育成事業として、伊那弥生ヶ丘高校に出向き、課外授業を行いました。
24日は、伊那ロータリークラブの会員11人が、伊那弥生ヶ丘高校を訪れ、課外授業を行いました。
伊那ロータリークラブは、青少年育成事業として、毎年、伊那弥生ヶ丘高校で課外授業を行っていて、今年で6年目です。
講師は、医薬品の研究・金融・製造業など、さまざまな業種の11人です。
24日は1年生280人が、興味のある授業を選択して聞きました。
(株)ニシザワの中谷 雅行常務は、「これから、毎日1時間、3科目でいいので勉強してみませんか。1年生の今からやれば、早稲田・慶応大学にいけます。今、なぜそんなことを言うかというと、学ぶプロセスがとても大切だからです」と高校生たちに呼びかけていました。
高校生たちは真剣に、話に耳を傾けていました。
伊那弥生ヶ丘高校の根橋 悦子教頭は、「キャリア教育は非常に大切だと考えていて、地元の産業界の皆さんに協力してもらえるのは大変ありがたい」と話していました。 -
【カメラリポート】「愛石」表紙に三峰川石
色のきれいな石、形の変わった石などを集める事を趣味とする人たちのための全国紙、「愛石」三峰川の石が、今年3月号の表紙を飾りました。
-
プレゼント交換などで交流
富県小学校の児童と富県保育園の園児が今23日、歌や楽器演奏などで交流しました。
これは、富県保育園が、これまで様々な交流を通して、お世話になった富県小学校の児童に、感謝の気持ちを伝えようと行われました。
23日は1、2年生あわせて64人が富県保育園に招かれ、互いに歌や楽器演奏を披露しました。
交流は児童と園児が仲良しペアを決めて行われ、年中と2年生は年間7回、年長と1年生は年間4回実施してきました。
園児が感謝の気持ちをこめて仲良しペアのお兄さん、お姉さんにクッキーをプレゼントしました。
また児童は手作りのおもちゃを園児に手渡していました。
富県保育園では、年長22人が卒園し富県小学校に入学します。 -
父親の役割について考えるワークショップ
父親同士のネットワークづくりを目指す信州育メンズは、父親の役割について考えるワークショップを19日、伊那市の伊那図書館で開きました。
ワークショップには、信州育メンズの会員や子育て中の親などおよそ20人が参加しました。
信州育メンズは、父親同士のネットワークや居場所作りを目的に、講演会や意見交換などを行っています。
19日は、4人ずつのグループにわかれ、父親の役割についてそれぞれの思いを語りました。
ある父親は、「父親と母親、両方が叱ってしまうと子供の逃げ道がなくなってしまうので、本当に悪いことをした時に父親が怒るようにしている」と話していました。
他に「子どもの成長の過程において、父親は完璧でないぐらいのほうがいい」などという意見もありました。
信州育メンズでは、今後も定期的にワークショップを開いていくとしています。 -
高遠北小学校児童 ひなあられ作りを体験
伊那市の高遠北小学校の児童は23日、国立信州高遠青少年自然の家で、ひなあられ作りを体験しました。
この日は、高遠北小の1年生12人が国少を訪れました。
これは、ひな祭りに合わせて、ひなあられがどのように作られているか知ってもらおうと国少が毎年行っていて、今年は、上伊那の小学校と保育園に参加を呼びかけたところ約15団体の申し込みがあったという事です。
ひなあられは、もち米をついて小さくさいの目に切って乾燥させたものを、弱火でよくいって完成させます。
子ども達は、完成したひなあられを全員で味見し、残りは、おみやげとして家に持ち帰って家族と味わったという事です。 -
長野県シニア大学伊那学部の卒業式
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が22日、伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業を迎えたのは、男性42人、女性74人の合わせて116人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりを目的に、郷土の歴史や県政などを学んでいます。
式では、卒業生の代表者が山崎宗廣学部長から卒業証書を受け取りました。
山崎学部長は「知識や経験を活かし地域社会の担い手として活躍してください」と激励しました。
卒業生を代表して河手福男さんは「シニア大学で学んだ豊かな心や教えてもらったことを活かし、地域社会の一員としてがんばっていきたい」と抱負を述べました。 -
伊那市平成23年度当初予算案292億
伊那市は、平成23年度当初予算案を23日発表しました。
一般会計の総額は292億3千万円で、今年度6月補正後に比べ5億2千万円、率にして1.8%の減となっています。
白鳥孝市長は、財政健全化に向けた堅実型の予算と位置づけています。
歳入のうち市税は今年度6月補正後と比べ0.7%5千万円増の81億5千万円を見込んでいます。
このうち法人市民税は32.2%1億5千万円の増を見込んで6億1千万円。
一方、個人市民税は、0.2%400万円増の29億5千万円を見込んでいます。
地方交付税は7.4%6億8千万円増の99億3千万円を見込んでいます。
歳出では主な事業として高遠町・長谷地区に住宅を新築する若者定住促進事業に3千300万円。
高齢者の保育園、学校、地域での活動を支援する高齢者の知恵袋事業に70万円。
新設された、ごみ処理施設整備基金の積立に1億円。
分杭峠トイレ増設工事に900万円などとなっています。
伊那市の平成23年度当初予算案は3月の定例市議会に提出されます。 -
旧井澤家住宅で雛人形を展示
伊那市西町の旧井澤家住宅では、雛人形が展示されています。
雛人形の展示は、旧井澤家住宅を管理している、伊那部宿を考える会が、毎年この時期に開いているものです。
会場には、江戸時代から昭和にかけての雛人形およそ100体が並んでいます。
飾られている人形は考える会会員のほか、一般から寄せられたものです。
江戸末期につくられたという押し絵雛は、庶民のあいだで広まったとされていますが、今では残っている数も少なく貴重なものだということです。
他には昭和10年代のものとされている、御殿飾り雛も展示されています。
貴族の暮らしを再現した雛飾りといわれていて、人形とともに御殿の華やかさも見どころなっています。
雛人形の展示は3月3日まで旧井澤家住宅で開かれていて入館料は200円。
今月26日と27日は会員による甘酒の振る舞いも予定されています。