-
垣内基良さん 出馬表明
来年4月に予定されている長野県議会議員選挙に、自民党現職の垣内基良さんが、3選を目指し立候補する事を、23日に表明しました。
垣内さんは、23日、自らの後援会臨時総会の中で、3選を目指して上伊那郡区から立候補する事を表明しました。
垣内さんは、「土着の政治家として話をきき、まともな県会議員としてやっていきたい。町村と県を繋ぐことができるのは私だと思っている。中山間地域に構造物をつくり、平野部の安全を確保する事を強く県にうったえていきたい」と話していました。
垣内さんは、昭和24年8月に辰野町宮木に生まれ現在61歳。平成5年から辰野町長を1期つとめ、H11年、長野県議会議員選挙で初当選し、現在、通算2期目となっています。 -
伊那シニア 2年連続の準優勝
伊那市や南箕輪村などの60歳以上のメンバーが所属する伊那シニアは、10月に開かれたソフトボールの全国大会で、2年連続の準優勝を果たしました。
23日、チーム責任者の須田修也さんらが南箕輪村役場を訪れ、大会の結果を報告しました。
伊那シニアは、10月に山形県で開かれた第23回全日本シニアソフトボール大会で、長野県代表として出場しました。
試合はトーナメント方式で行われ決勝戦では静岡県代表チームと対戦。雨の中、3時間に及ぶ熱戦を繰り広げましたが、16対14で惜しくも敗れ準優勝となりました。
伊那シニアは今年、状況を考えて打つバッティングを心がけ練習を重ねてきたという事です。須田さんは「技術、精神面、やる気、すべての面でステップアップして、今度は優勝したい」と話していました。 -
撤退へ NECが市へ回答書
伊那市美篶のNECライティング伊那工場閉鎖後の新たな事業展開を検討していたNECは、事実上撤退するとの回答書を伊那市の白鳥孝市長に手渡していたことが、24日わかりました。
回答書は今月9日にNECの役員が伊那市役所を訪れ、白鳥市長に手渡したものです。
回答書には、伊那工場の施設と隣接する用地についてNECグループ会社で再活用していくための可能性を検討した結果、再活用はしないとしています。
NECは従業員の確保については、NECグループ内各社への配置転換など最大限支援していくとしています。
伊那市はNECライティングに対し固定資産税、約1億5,000万円を免除した経緯があります。
NECの撤退を受け白鳥市長は「市としてNEC以外の企業誘致に取り組んでいく」としています。 -
落馬事故で木曽馬牧場が営業休止へ
伊那市羽広のみはらしファーム内にある木曽馬牧場で23日、来場していた女性が落馬し重体となっている事故を受け、木曽馬牧場は当面のあいだ営業を休止することを決めました。
24日は、木曽馬牧場で警察がこの施設の管理者などから、事故の状況などについて話を聞いていました。
この事故は23日、午後2時10分ころ岐阜県恵那市の30歳の女性が落馬し意識不明の重体となっているものです。
この女性は引き馬体験中に馬が突然走りだし落馬しました。
その際頭を馬に蹴られてケガ負ったものとみられています。
馬を引いていた男性のスタッフにケガはありませんでした。
木曽馬牧場は伊那市が所有し伊那乗馬クラブが指定管理者として管理運営を行っています。
伊那市ではこの事故を受け木曽馬牧場を当面営業休止とし、原因究明を進めるとともに安全対策について伊那乗馬クラブと協議していくことにしています。
引き馬体験中、女性はヘルメットをかぶっていなかったということで、伊那署では事故の原因について調べを進めています。 -
田楽座前座長 松田満夫さんの講演会
伊那市富県の歌舞劇団・田楽座は、来年2月の伊那公演に向けた企画として、前代表の松田満夫さんの講演会を開きました。
21日は、伊那市創造館で講演会が開かれ、伊那公演をサポートする実行委員や、一般など40人ほどが会場を訪れました。
講演したのは、田楽座の前代表・松田満夫さんです。
田楽座は、今年創立46周年を迎えましたが、松田さんは、創立1年後に田楽座に入り、45年のキャリアを持ちます。
松田さんは、幼少時代から、唄と踊りを愛した人生を振り返りながら、田楽座の歴史について話しました。
田楽座が創立した、1960年代は高度成長期で、若者は次々に都会へ行き、古くからの伝統芸能が、廃れていったといいます。そんな中で、地域にのこる芸能が大切なものだと訴えていこうと活動してきたということです。
田楽座では、来年2月20日(日)に公演を予定しています。
今後も、こうした活動を通して、公演をPRしていくということです。 -
市街地再生プラン 商店主や住民を加え検討
伊那市中心市街地再生プラン策定委員会が22日、伊那商工会館で開かれ、今後、具体的な取り組みを検討する際、商店主や地域住民などをメンバーに加え、検討していくことを決めました。
この日は、これまで検討してきた市街地再生にむけた指針を確認し、今後、より具体的な取り組みをしていくための方法を話し合いました。
その中で、▽機能整備▽演出▽情報発信▽人材育成・魅力づくり竏窒フ4つの部会に分かれ、具体的な取り組みを検討していくことを決めました。
また、部会には商店主や地域住民にも加わってもらい、幅広いアイディアを募ります。
対象は、山寺、坂下、荒井、西町の商店主のほか、以前に実施した住民アンケートで、「まちづくりへの取り組みに参加してもよい」と答えた住民59人です。
今後は、この59人を対象に説明会を開き、部会への参加を呼びかけます。
なお、委員会がこれまで検討してきた市街地再生に向けた指針の原案は、26日に開かれる伊那市中心市街地再生協議会で、提案する予定です。 -
箕輪町補助金・交付金見直しへ
箕輪町は、来年度予算編成に向け町が各種団体等に交付している補助金や交付金について大幅な見直しを行います。
これは、今日開かれた、来年度予算編成方針説明会の中で職員に対し指示されました。
町が今年度、国や県からの補助を含め、各種団体などに交付している補助金や交付金の総額はおよそ6億円です。
平澤豊満町長は、これらの補助金などについて、長年の慣例にとらわれずゼロからの見直しを行うよう指示しました
補助金のあり方については、各種団体の代表でつくる箕輪町行政経営委員会で、この1年議論され12月に審議結果が報告される事になっています。
町では審議の結果や各課が交付している団体との折衝の結果を踏まえ、永岡文武副町長がヒアリングを行う計画です。
永岡副町長は、「それぞれの立場で話しあい、納得するものにしたい。削減ありきでは無く、必要な補助については、増額していきたい」と話していました。
また、この他に安定的な財源確保が容易ではない事から、一般財源ベースで5パーセントの縮減、公共下水道特別会計については全面的に事業の総点検や見直しをする事などを指示しました。
町では各課から提出される予算のヒアリング、査定を行い、来年2月に当初予算の内示を予定しています。 -
伊那技専 台湾生徒と交流
南箕輪村の伊那技術専門校の訓練生は、22日、台湾から修学旅行で県内を訪れている、国立秀水高工業職業学校の生徒と交流をしました。
国立秀水高級工業職業学校は日本の工業高校にあたります。
伊那技専を訪れたのは、機械科や建築科の生徒20人です。
長野県では、観光振興策の一つとして、海外からの修学旅行の受け入れを積極的に進めていています。
年間およそ1500人の受け入れをしていて、地元の高校などで交流が行われています。
今回は、「より専門的で実践的な現場を見たい」との台湾側からの要望を受け、初めて伊那技術専門校で交流が行われました。
午前中は体育館で歓迎式が行われ、互いの学校の代表者による挨拶や、記念品等の交換が行われました。
午後からは、技専の訓練生と一緒にハンダを使い、電子回路の組み立てをしました。
初めて電子回路の組み立てをする台湾の生徒もいて、技専の訓練生らは、部品の説明や道具の使い方など、ゼスチャーを織り交ぜながら教えていました。
伊那技専の訓練生は「言葉は通じないが、いい経験になた。」と話していました。
台湾の生徒は「実習の授業は新鮮だった」、「将来日本に来て、技術や文化を学びたい」などと話していました。
国立秀水高級工業職業学校の生徒達は、23日まで県内に滞在し、25日帰国する予定です。 -
伊那ケーブルテレビジョン制作番組が入賞
NHKや民放、ケーブルテレビなどによる作品コンクール「地方の時代」映像祭で伊那ケーブルテレビの作品が入賞しました。
20日に大阪で表彰式が行われ、番組を制作した伊那ケーブルテレビジョン放送部の伊藤秀男部長が表彰状とトロフィーを受け取りました。
地方の時代映像祭は、市民生活に影響を与えているテレビ映像の役割を考えようと開かれたもので、今年で30回目となります。
今回新たにケーブルテレビ部門が創設され、全国から33作品が寄せられました。
入賞した作品、「上伊那の戦争遺構陸軍伊那飛行場」は、第二次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された伊那飛行場の建設の経過についてや、利用されていた当時、終戦、現在の様子をこの飛行場に関わりのある人たちの証言をもとに構成しています。
またこの飛行場で訓練し、神風特攻隊として配属され終戦により突撃を免れた広島在住の元兵士の証言も広島ケーブルテレビの協力により紹介しています。
この作品について審査員からは、地域から忘れ去られようとしている、歴史的事実を伝える、地域メディアとしての役割を果たしているとの講評がありました。 -
上伊那木づかい運動展示会
地域の木材を使った作品を展示する「上伊那木づかい運動展示会」が22日から、伊那合同庁舎で開かれています。
会場には、上伊那森林組合や市内の木工職人が作った18種類の作品が並んでいます。
カラマツを使った畳1畳ほどの大きさのテーブルや東京都のデザイナーと協力して作った野菜の形の玩具などもあります。
展示会は、地域の木を身近に感じてもらおうと、上伊那地方事務所が開いているもので、今年で3回目です。
これまでは、地元の木を取り入れた住宅について紹介していましたが、今回は手にとって感じてもらおうと木製の玩具も展示しました。
「上伊那木づかい運動展示会」は29日月曜日まで伊那合同庁舎2階県民ホールで開かれています。 -
伊那市社会福祉協議会と伊那市高遠町長藤区が災害時の協力応援体制に関する協定を締結
伊那市社会福祉協議会と伊那市高遠町長藤区は22日、災害時の協力応援体制に関する協定を締結しました。
22日は、伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長と伊那市高遠町長藤の伊藤直人区長が協定書を取り交わしました。
協定は、社協が長藤で運営する「デイサービスセンターくつろぎの家」で、火災や地震などの災害が発生または、発生するおそれがある際に、相互に協力して必要な対応をとることなどを決めています。
災害時には協定に基づき、地区住民が施設の利用者の避難誘導や、非常持ち出し物資の搬出を行います。
伊那市社会福祉協議会では、今後御園や西春近表木など市内4地区の10の施設においても、協力体制の構築を図っていきたいと話しています。 -
県縦断駅伝2日目 上伊那総合3位
第59回長野県縦断駅伝2日目の21日、上伊那は2位でゴールと健闘しましたが、総合では、長野市、上田東御小県に続き、3位となりました。
2日目の21日、選手は午前8時に松本市の松本城をスタートしました。
県縦断駅伝は、20日と21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロをタスキでつなぎます。
2日目は、松本市から飯田市までの97.6キロの9区間です。
上伊那は、13区で4位のスタートとなりましたが、辰野から伊那までの16区で、一旦、先頭を走るオール諏訪を抜きトップにたちます。しかし、長野市にとらえられ、2位で17区にタスキをつなぎます。
その後上伊那は、2位を守ります。
19区の男子中学生区間では、駒ヶ根市立東中学校の春日 千速君が、区間新記録の区間1位で、トップとおよそ2分差まで詰め寄ります。
しかし、その後、長野市にタイム差を広げられ、2位で飯田合同庁舎にゴールしました。
20日のタイムを合計した総合成績では、長野市が11時間48分36秒で4年ぶり9回目の総合優勝、2位が上田東御小県、上伊那は3位となりました。 -
伊那60歳ソフトリーグ戦 伊那勘太郎初優勝
伊那市と南箕輪村の愛好者が参加している伊那60歳ソフトボール連盟の表彰式が20日、伊那市内で行なわれました。
リーグ戦は、11チームの総当り戦で5月から10月にかけて行なわれました。
今シーズンは、9勝1敗で伊那勘太郎が初優勝をはたしました。
準優勝は、8勝1敗1分けでホワイトホース、3位は8勝2敗で西町クラブでした。
表彰式では、清水静会長からそれぞれのチームの代表者に賞状などが手渡されました。
初優勝を飾った、伊那勘太郎の小松朝雄代表は「念願の優勝ができ良いシーズンだった。来シーズンは連覇を目指したい」と話していました。
清水会長は、「仲間とのプレーや親睦を大いに楽しむ為にも、日頃からの健康維持に努めほしいと」と挨拶しました。 -
子守唄のある地域に
子守唄を通して、親子の絆や子育てしやすい環境について考えるイベント「子守唄フォーラムin伊那」が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
このイベントは、主婦や保健師、保育士などの住民有志で作る実行委員会が、子守唄をもう一度見直し、子育てについて提案していこうと開かれ、今年で2回目となります。
イベントには、およそ200人が集まり、いっしょに唄を歌ったり、子守唄をテーマにした話などに耳を傾けていました。
NPO法人日本子守唄協会の西舘好子さんは、「子守唄を歌う事により、子ども達は、母親のにおいや気配、安心感といった物を感じとり、信頼関係を築いていく大きな力がある」と話していました。
実行委員会の奥村伸枝さんは、「子守唄が、祖父母から孫、母から子へと唄われ、より一層、身近なものとなるような地域にしていきたい」と話していました。 -
富県南福地 伝統食で地域交流
伊那市富県の南福地で、五平餅・そば打ちを伝える会が21日、開かれました。
会場の、南福地公民館には、地域住民70人ほど集まり、そば打ちや五平餅作りをしできたての料理を楽しみました。
これは、世代を超えた交流をするとともに、子ども達に伝統食を伝える事を目的に、地区社協と、集落営農実践委員会、地元の老人クラブ「たかずやの会」の3団体が共催しています。
南福地社会福祉協議会の唐澤昭雄会長は「今は、隣近所すんでいる人の顔を知らない時代。この会を通して、地域全体で家族ぐるみの付き合いができるきっかになれば」と話していました。
子ども達は、新そばや新米で作った五平餅を口いっぱいに頬張っていました。 -
野沢菜、羽広カブ収穫イベント
冬の食卓を彩る、野沢菜と羽広カブの収穫イベントが21日、伊那市西箕輪の畑で開かれました。
畑いっぱいの野沢菜や羽広カブを収穫しようと朝早くから多くの人が訪れていました。
畑を管理する羽広菜生産加工組合によると、今年は夏の猛暑で生育が心配されましたが、ここにきて冷え込みもあり味も良くなっている、出来はまずまずという事です。
収穫した野沢菜は1キロ50円、羽広カブは1キロ100円で販売されました。
訪れた人は「漬物は、冬の食卓の楽しみ。今日は、これから家に帰り早速漬け込み作業をしたいです」と話していました。 -
三浦輝峰さん伊那市に絵画寄贈
伊那市出身の肖像画家、三浦輝峰さんが19日、伊那市に絵画を寄贈しました。
寄贈されたのは、油彩で描かれた100号の肖像画「ハープ奏者吉野直子」です。
地域の発展に尽くした人に贈られる伊那市善行功労賞を、11月3日に三浦さんが受賞し、それを記念して三浦さんが伊那市に寄贈したものです。
この画は、ハープ奏者吉野直子さんが1991年に伊那文化会館でコンサートを開いた際、描かれたものです。
寄贈された絵は、伊那市のいなっせ5階に展示されています。 -
あぐりスクールがマリ共和国へ支援米
JA上伊那の子どもたちの農業体験教室あぐりスクールは20日、飢餓に苦しむ西アフリカのマリ共和国に米を贈りました。
あぐりスクールの子どもたちが、支援米を受け付けているJA上伊那の宮下勝義組合長に米60キロを託しました。
支援米を送る活動は、JA長野県グループが10年ほど前から行っています。
あぐりスクールでは5年目の取り組みです。
今回贈呈された米はコシヒカリで、子どもたちが伊那市東春近の田んぼで育てました。
200キロ収穫し、そのうちの60キロを送ります。
宮下組合長は、「皆が作ったお米を必ずマリ共和国に届けます。本当にありがとう」とあいさつしました。
子どもたちは、米の袋にマリ共和国の言葉で「このお米が役立ちますように」などのメッセージを書いていました。
米は、JA長野県グループのほかの米と合わせ、来年、マリ共和国に送られる予定です。 -
県縦断駅伝1日目 上伊那3位
第59回長野県縦断駅伝の1日目が20日行われ、上伊那はトップの上田東御小県と5分29秒差の3位でゴールしました。
1日目、選手は午前8時30分に長野市の信濃毎日新聞社前をスタートしました。
県縦断駅伝は、20、21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロ、21区間でタスキをつなぎます。
上伊那は1区で11位のスタートとなりましたが、2区で4位に順位を上げました。
その後順位を落としますが、10区の加藤真彰が区間1位で順位を7位から5位に、11区の田中秀一も区間1位で順位を5位から3位に上げ、最後の12区にタスキをつなぎ、1日目は3位でゴールしました。
上伊那チームの清水良三監督は「5分差なので、明日は優勝目指して頑張りたい」と話しています。
21日は、松本市から飯田市まで走る大会2日目です。
伊那市でのタスキリレーは、午前10時半頃の見込みです。 -
箕輪町にお菜洗い場開設
温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に20日から設置されました。
この日は朝から多くの人が訪れ、温泉を使って野沢菜などを洗っていました。
お菜洗い場は、野沢菜などをお湯で洗ってもらえるようにと毎年箕輪町が設置しています。
今年は例年に比べて暖かい気候だったため、お菜洗い場の開設を1週間遅らせたということです。
訪れた人たちは、茎と茎の間に土がないか確認しながら、一束ずつ丁寧に洗っていました。
訪れたある男性は「暖かいお湯で洗うことができて大変助かる。温泉で洗うと味も良くなる」と話していました。
箕輪町では「多くの人が利用できるように、譲り合って使ってほしい」と呼びかけています。
みのわ温泉のお菜洗い場は、12月12日(日)までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料となっています。 -
2010ジャズフェスティバルin伊那
2010ジャズフェスティバルイン伊那が、20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、第一部で伊那中学校吹奏楽部や地元のアマチュアバンドなど3グループが、第二部で蓼科高校ジャズクラブとプロのジャズバンド「シロクマ楽団」が演奏を披露しました。
これは、ジャズに親しんでもらおうと、NPO法人クラシックワールドなどが去年から開いているものです。
伊那中学校吹奏楽部は、部のテーマソングにしている「sing・sing・sing」という曲を披露しました。
この他一部では、伊那市などで活動している4人組のバンドJ-plusがオリジナル曲を披露しました。
会場を訪れたある男性は「地元でジャズを聴く機会があまりないので、今日は楽しめた」と話していました。 -
第37回なかよし作品展
上伊那郡内の小中学校特別支援学級と、伊那養護学校の児童・生徒の作品が並ぶ「第37回なかよし作品展」が、20日からいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、子ども達が授業で作った作品、およそ500点が並んでいます。
この展示会は、子ども達の作品発表の場として、また地域の人たちに障害に対する理解を深めてもらう場として毎年開かれています。
会場には個人の作品だけでなく、共同制作した作品も並んでいます。
伊那養護学校の5年生9人は、今年の夏、海水浴に行った愛知県知多半島の海を、紙粘土やペットボトルで表現しました。
また1年生8人は、折り紙でトンボを、手形でモミジを描き、秋を表現しました。
ある関係者は「子ども達の思いや楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
第37回なかよし作品展は、25日木曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています -
箕輪町北部営農組合 大根・白菜収穫販売イベント
箕輪町北部営農組合は20日、大根や白菜などの収穫販売イベントを大出の圃場で開きました。
沢、大出、八乙女、下古田の4地区でつくる北部営農組合では、遊休農地を活用して地域を活性化しようと、4年程前からこのイベントを開いています。
今年は、8月下旬に種まきを行いましたが猛暑の影響で枯れてしまい、9月に改めて種をまきました。
そのため生育が遅れ、例年よりも小ぶりなものが多いということですが、大根一本80円、白菜ひと玉100円と、市場価格の半分以下で販売されていました。
訪れた人たちは、獲れたての野菜が格安で購入できるということで、一輪車いっぱいに大根や白菜を乗せて運んでいました。
営農組合のあるメンバーは「今年は生育の難しい年だったが、多くの人に喜んで買ってもらい、とても嬉しい」と話していました。 -
オールレッドロータリー作戦
伊那警察署管内では、11月19日現在、交通死亡事故が7件発生していて、去年1年間の2件を大きく上回っています。
これを受け伊那警察署は20日、パトカーで交通事故防止の啓発活動を行いました。
この日は、伊那署のパトカー20台が竜東方面、竜西方面に分かれて交通安全を呼びかけました。
伊那署管内では今年、これまでに7件の交通死亡事故が発生していて、7人が犠牲になっています。
特に高齢者の事故が多く、今年発生した交通死亡事故のうち6件は、高齢者が犠牲になっています。
熊井正樹副署長は「パトカーの赤いランプ、白と黒の車体を見て、気を引き締めて運転してもらいたい」と話していました。
署員らは、パトカーで1列に並び「冬場は早めにライトを点灯し、速度を落とすように」と注意を呼び掛けていました。
また、今月初めに事故のあった現場では交通安全協会のメンバーが昇り旗を持って、注意を呼びかけていました。 -
伊那市西町のえびす講祭り 賑わう
商売繁盛や五穀豊穣をねがうえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。
えびす講祭りは、神社ができた大正15年から続く恒例行事です。
毎年農作業が一段落するこの時期に行われるのがならわしです。
境内には屋台が並び、福引きなどで賑わっていました。
午後5時からは宝投げが行われ、訪れた人は手をのばして福を呼び込んでいました。 -
クリスマスツリー 点灯式
伊那市のいなっせ北側の多目的広場にあるクリスマスツリーの点灯式が19日に行われ、街は早くもクリスマスムードに包まれました。
午後5時、集まった子供達のカウントダウンでツリーにあかりが灯されました。
もみの木の高さはおよそ7メートル、LEDの電球が2,000個飾り付けられました。
あかりが灯されたツリーの前では、伊那小学校合唱団がクリスマスソングを歌い、華をそえていました。
クリスマスツリーの点灯時間は、夕方5時から夜の11時で、期間は、来年1月末までとなっています。 -
村の上下水道運営審議会 上下水道料金改正 審議の結果を答申
南箕輪村の上下水道運営審議会は、上水道料金は5%の値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し7%の値上げとする審議の結果を19日、唐木一直村長に答申しました。
19日は、審議会の木下功会長が役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡しました。
答申では、上水道料金は5%値下げ、下水道料金は現在の内税から外税に変更し、7%の値上げとするとしています。
料金が改正された場合、一般家庭2か月の平均水道使用量を34立法メートルとすると、上水道料金は現在の5659円から275円安くなります。
下水道は、5400円から383円高くなります。
審議会では、下水道使用者のみの負担にならないよう、水洗化率の向上と3年ごとの料金の見直しをするなどの付帯意見をつけました。
唐木村長は「現在72%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。
この上下水道料金の改正案は12月の定例議会に提出され、可決されれば来年4月から実施されます。 -
県縦断駅伝 上伊那VI奪還誓う
第59回長野県縦断駅伝は、明日スタートとなります。
今年こそ優勝の期待がかかる上伊那チームの結団式が18日、伊那市役所で行われました。
県縦断駅伝は、20日、21日の2日間、長野から飯田まで、トータル216.7キロを21人でタスキをつなぎます。
上伊那は、59回の歴史の中で33回の優勝を誇る伝統あるチームですが、去年は、4位にとどまっていて、結団式では、5年ぶりの優勝をと健闘を誓い合いました。
18日は、清水よしみ良三監督をはじめ、選手たちが伊那市役所に集り、上伊那地域の教育関係者などから激励を受けました。
出席者からは、「今年こそ優勝を目指して一丸となってがんばって欲しい、勇気と希望をもって練習の成果を出し切って欲しい、緊張を楽しんで欲しい」などと励ましの言葉が選手たちに送られていました。
主将の松崎雄介さんは、「ライバルは、長野、上田、小県。去年の悔しい思いをばねに今年は練習を重ねてきた。1秒を大切にしてがんばりたい」と大会に向け抱負を話しました。
最後は、げんをかついで、恒例のカツどんを全員で食べ、優勝に向けて気持ちを一つにしていました。 -
伊那市 森林整備促進へ破砕機導入
伊那市は、森林整備の際これまで放置されていた木の枝をチップにし有効活用しようと、破砕機を購入しました。
19日は、伊那市のますみヶ丘平地林で、市の職員や森林ボランティアグループのメンバー等が参加し、破砕機の操作講習会が開かれました。
講習会では、メーカーの技術者が、木を入れる際には、巻き込まれないようにする事が大切など、取り扱いの注意点を説明していました。
森林整備では、幹の太いものは薪等に使われますが、細いものは用途が無く森に放置されていました。
市では、放置された枝をチップにする事でクロスカントリーコースの整備などに活用していきたいとしています。
伊那市産業振興部の御子柴泰人部長は「破砕機の活用で、より一層、森林整備が進む事を期待したい」と話していました。
伊那市では、森林整備を行う市内の自治会やNPO等を対象に、破砕機の貸し出しを12月から行うということです。 -
酒井さん長谷民謡木製歌碑寄贈
伊那市諏訪形で建築業を営む酒井一さんは、長谷地区に伝わる民謡3曲を刻んだ木製の歌碑を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、酒井さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計総合支所長に歌碑を手渡しました。
酒井さんの奥さんの両親が長谷出身で、親戚の集まる席で、「ざんざ節」を聞き、歌碑作成を思い立ったという事です。
酒井さんは「義理の親の故郷。少しでも恩返しができてうれしい」と話していました
中山支所長は「故郷を思う気持ちに感謝したい」と話していました
歌碑の文字にはケヤキやヒノキなどを使い、糸ノコ等で加工し、バランスを見ながらケヤキの板に張り付けられています。
今回寄付した中で、一番の大作は、民謡キンニョンニョの歌碑です。
縦1メートル20センチ、横2メール10センチのパネルが2枚分で、酒井さんは「作り始めて、26番まであると聞いてびっくりした」と話していました。
中山総合支所長は、「歌碑は、公民館や学校に飾り、多くの人に見てもらいたい」と話していました。