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上伊那縦断駅伝大会 駒ヶ根市優勝
第58回上伊那郡縦断駅伝競走大会が、28日開かれ駒ヶ根市が4年連続22回目の優勝、伊那市が2位、箕輪町が3位でした。
大会には、上伊那7市町村からの代表チームに加え8チームがオープン参加し、駒ヶ根市から辰野町までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。
レースは、1区で伊那市の鈴木昌幸さんが集団から飛び出しレースを引っ張ります。
しかし、2区で駒ケ根市が伊那市をかわしトップに立ちました。
箕輪町は、3区と4区の選手がそれぞれ区間賞を取る走りを見せました。
自力に勝る駒ヶ根市が、レース全体を通して安定した走りを見せ4年連続22回目の優勝をかざりました。
優勝 駒ヶ根市2時間 7分55秒
2位 伊那市 2時間10分30秒
3位 箕輪町 2時間10分42秒
第58回上伊那郡縦断駅伝大会の模様は、来月4日から放送します。 -
伊那ファイターズ創立30周年記念式典
上伊那の中学生でつくる硬式野球チーム、伊那ファイターズの創立30周年記念式典が28日箕輪町で行われました。
伊那ファイターズは、1981年、昭和56年に発足し、30年間で218人がプレーしました。
現在は、35人が在籍しています。
28日、箕輪町内で行われた式典には、OBなど140人が出席し、チーム創立30年の節目を祝いました。
式典では、初代保護者会長の伊藤五男さんと前の審判部長の小松朝雄さん、元代表理事の宮島忠夫さんが功労者表彰を受けました。
チームの代表を務めるルビコンの登内英夫会長は、ルビコン球場を提供しています。
選手たちは、花束などを贈り、感謝の気持ちを表していました。
登内代表は、「人間は、生まれた時から努力の連続。野球だけでなく勉強にもしっかりうちこんで、努力のできる人になってください。」と選手たちに呼びかけていました。
伊那ファイターズは、今年を含めこれまでに3回、全国大会に出場していて、多くの卒団生が、地元の高校の野球部や、野球の強豪校で活躍しています。
プロ野球のヤクルトスワローズに入団した斉藤充弘投手も伊那ファイターズ出身です。 -
Tシャツ集めフィリピンを支援
ガールスカウト長野第26団は、フィリピンの貧しい子どもを支援しようと、フリーマーケットを28日開きました。
会場では、フィリピンにおくるためのTシャツも集めました。
Tシャツの持込コーナーには、メンバーの家で着られなくなったものがたくさん持ち込まれ、担当する子どもたちが仕分けしていました。
伊那地域の第26団は、これまでアフガニスタンやミャンマーを支援してきました。
フィリピンで貧困に苦しんでいる人たちがいることを知り、中学・高校生部門が主に取り組んでいます。
今回のフリーマーケットの売り上げの一部は、Tシャツの輸送代に充てられます。 -
酒屋とそば店が共同イベント
南箕輪村の酒店叶屋とそば店新兵エの共同イベント「酒が楽しい、そばが嬉しい」が28日に行なわれました。
会場となった南箕輪村北殿の叶屋には、多くの人たちが訪れ、南箕輪産の米を使った日本酒や新そばを味わっていました。
参加費1,000円で日本酒の試飲や各種そば料理を味わうことができます。
地酒とそばをセットにしたギフトを去年販売したことがきっかけでこのイベントが始まり今回で2回目です。
関係者は、「日本酒とそばは昔から相性が良い。南箕輪産の米やそば粉を使った日本酒とそばの味を楽しんでもらいたい。」と話していました。
薄く延ばした粉をさっと茹でるそばの刺身も提供され、訪れた人たちは、珍しい料理の数々と日本酒の味を堪能している様子でした。 -
季節はずれの桜 十月桜咲き始める
伊那市野底で、季節はずれの桜が咲き始めています。
咲いているのは十月桜と呼ばれる桜です。
花は八重咲きで4月上旬とこの時期の年2回花を咲かせます。 -
電話催告業務委託の状況報告
南箕輪村が取り組んでいる村税未納者への電話催告業務委託の状況が報告されました。
滞納金額の18.7%が納付されるなど一定の成果があがっています。
9月30日から1か月に9日間実施したところ、310件のうち、169件と連絡がとれました。
そのうち、この1か月間で138人と納付約束がとれ、納付が確認されたのは79人で徴収率は18.7%でした。
村では、「納付約束のある残りの59人にたいし再度電話確認や直接自宅を伺うなどの措置をとっていきたい」と話していました。 -
伊那中央病院で災害図上訓練
伊那中央病院は、災害発生時に備え情報伝達や治療の優先順位を判断する、災害図上訓練を27日、行いました。
訓練には、病院内各部署の責任者や災害派遣医療チームの隊員などおよそ60人が参加しました。
災害図上訓練は、各部署に見立てたホワイトボード上で、傷病者を意味する絵札を動かし、実際の災害を想定して連携を確認するものです。
講師は、長野病院の高野博子看護師長と霞ヶ浦医療センターの佐藤和彦看護師長が務めました。
参加者らは、運ばれてきた患者の治療の優先順位を見極め、各部署に連絡をとり、引き継いでいきました。
川合博院長は「様々な状況を想定しながら行うので有効的だと思う。いざというときに的確な対応が出来るようにしていきたい」と話していました。
伊那中央病院では、今後も色々な形で災害に備えた訓練を行っていくということです。 -
大学生が「ローメン」で卒業論文
伊那市の名物料理「ローメン」。このローメンを卒業論文のテーマに取り上げている大学生が、27日、伊那市内の飲食店で取材をしました。
伊那市美篶の飲食店「萬楽」。
27日、この店を訪れたのは、早稲田大学の4年生、岩波祐樹さんです。
岩波さんは、B級グルメにスポットを当て題材を探していたところ、教授に勧められたことや、諏訪市に住む親せきからローメンの話を聞き、6月に卒業論文の題材をローメンにすることを決めました。
テーマは「食による地域活性化の可能性」です。
伊那市を訪れたのは今回5回目で、これまでに10杯近くのローメンを食べ歩いたということです。
岩波さんは、ローメンズクラブ会長で萬楽店主の正木金内衛さんに、店を始めた経緯やこだわりなどを質問していました。
正木さんは「県外からローメンを取材に来てくれるのはとてもうれしいこと。ローメンの広がりを感じる」と話していました。
岩波さんは「最初ローメンを食べた時にはあまりおいしいとは思わなかったが、今ではローメン中毒。自分ならではの論文を書き上げたい」と話していました。
卒業論文の提出期限は1月12日だということで、岩波さんは12月中にも伊那市内の飲食店で取材を行うということです。 -
子ども達が小惑星探査を体験
伊那市創造館で27日、星と宇宙の教室が開かれ、子ども達が小惑星探しを体験しました。
これは、創造館が伊那市と協力して行っている宇宙教育の一環で行われたもので、この日は小中学生15人が参加しました。
JAXA研究員で信州大学教授の中島厚さんが講師を務め、小惑星の探し方を説明しました。
伊那市高遠町の入笠山頂上付近にはJAXAの観測所があり、この日はそこで撮影された夜空の写真を使い、小惑星探しを体験しました。
子ども達は、中島さんの説明を受けながら小惑星探査ソフトを使って、未知の小惑星を探していました。
小惑星探査は、日本ではアマチュアしか行っておらず、アメリカでプロが小惑星探査を始めた2000年を境に日本での発見事例は少なくなっています。
中島さんは「小惑星の探査がどのように行われているか体験して、興味を持ってもらいたい」と話していました。
教室は28日にも開かれる予定で、「はやぶさ」の模型を使って講義が行われ、その様子はインターネット配信されることになっています。 -
伊那市水道事業組合が「優良組合」表彰を報告
伊那市水道事業組合は、今月17日から2日間、奈良県で開かれた中小企業団体中央会の全国大会で「優良組合」として表彰されました。
26日には伊那市水道事業組合の原正一理事長ら3人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に報告しました。
大会は「中小企業団体中央会」が毎年開いているもので、今年は3万近い会員の中から34団体が優良組合表彰を受けました。
伊那市水道事業組合は、共同事業が活発に行われていることや水道修理当番店を実施していること、財務内容が堅実であることなどが評価されました。
原理事長は「表彰はこれまで関わってきてくれた人たちのおかげ。伊那市の力になれるよう頑張っていきたい」と話していました。
白鳥市長は「表彰は日頃のご尽力の賜物。これからも頑張って下さい」と話していました。 -
長野県高等学校書道展
県内の高校生の書道作品が一堂に並ぶ、長野県高等学校書道展が、27日から伊那文化会館で始まりました。
会場には、県高校文化連盟書道専門部に所属する37校から出品された、およそ350点が並んでいます。
県高校書道展は、2年ごとに県内4地区が持ち回りで開いていて、今年は南信地区の伊那市で開かれました。
多くの作品は、名前の後に「臨」という文字が付けられています。
これは、過去に書かれた、名作と呼ばれる作品を模写した「臨書」と呼ばれるもので、書を学ぶ上では臨書を書くことが重要とされているということです。
またこのほか、書を石に掘って作る篆刻や創作作品など、個性豊かな作品が並んでいます。
ある関係者は「高校生ならではの、自由でエネルギーある筆遣いを見てもらいたい」と話していました。
長野県高等学校書道展は、28日まで伊那文化会館で開かれています。 -
絵画サークル・Kの展示会「第1回K展」
絵画サークル・Kの展示会「第1回K展」が26日から、いなっせ2F展示ギャラリーで始まりました。
会場には、油彩画やアクリル画、デッサンなどおよそ30点が並んでいます。
絵画サークル・Kは、伊那市高遠町の国画会会員の北原勝史さんが指導する教室のメンバーでつくられていて、去年10月に発足しました。
展示会は、会員の発表の場として今回初めて開かれました。
サークルは、上伊那の14人が参加していて、高遠町総合福祉センターを会場に月2回開かれています。
テーマを決めずにそれぞれが好きな絵をかいているということで、自分の形や色を模索してかいたという作品を展示してます。
「第1回K展」は、30日曜日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
伊那市中心市街地再生協議会 指針案承認
伊那市中心市街地再生協議会は、「豊かで活力と賑わいのあるまち」の実現を目指すとする指針を26日、承認しました。
26日は2回目の協議会が伊那市役所で開かれ、最終的に目指す「豊かで活力と賑わいのあるまち」にむけての指針案が報告され、承認されました。
指針の重点的展開として掲げている、●自然と共生した個性のある美しいまち●人にやさしい、人と人との交流のあるまち●賑わいと活力のあるまち●消費者ニーズに応える魅力ある商店街、個店のあるまちの4つについて、各分科会が具体的な取組みを検討してきました。
それによると、ビュースポットやまち歩きコースを設定・整備する、地域コミュニティ活動の発表の場を提供する、街を考える組織を作る、空き店舗を活用したチャレンジショップの創設などを挙げています。
委員からは、「お年寄りが歩きやすい町づくりが必要である」「JRなど公共交通とも連携する必要があるのでは」「ターゲットをまず住人においたほうがいい」などの意見がでていました。
協議会では来月、委員と商店主、住民を交え優先順位などを話し合うワークショップを開きます。 -
南箕輪村 西部地区農業集落排水処理施設いずみ苑公共下水道へ統合したいという考えを示す
南箕輪村は、西部地区農業集落排水処理施設いずみ苑についてH25年度には、公共下水道へ統合したいという考えを26日、示しました。
これは、26日開かれた南箕輪村議会全員協議会で示されたものです。
いずみ苑は、平成6年4月の供用開始から15年が経過し、老朽化しているとともに、維持管理が課題となっていました。
平成21年には、いずみ苑から活性汚泥が混入した水が大泉川に流出する事故があり、緊急避難措置として公共下水道へ接続し、現在もそのまま処理されています。
村では、いずみ苑の廃止に伴う補助金の返還をさける為、郷土資料等の展示室の設置や、防火水槽として活用するなどの後利用も検討しています。
村では、計画について国や県と協議を進めH25年度には公共下水道に統合したいとしています。 -
北循環タクシー運行決まる
伊那バスの伊那本線撤退で、公共交通がない御園や上牧の住民要望に応えるため、伊那中央病院を基点として、伊那公民館などを通る北循環タクシーが来年4月から運行されることになりました。
26日開かれた伊那市の地域公共交通協議会で正式に決定されました。
北循環タクシーは、伊那中央病院を出発し、御園、上牧から伊那公民館、伊那北駅などを循環するもので、一周40分で中央病院に戻ります。
運賃は、300円で、毎週火曜日と木曜日の午前中2便、午後1便を計画し、市街地循環バスなどに接続します。
このほか、市街地循環バスは、一周30分だった所要時間を40分にして、外回りに統一します。
バス停がなくても自由に降りることができるフリー降車を市街地を除く交通量の少ないゾーンで取り入れることも決まりました。
前回の会議で要望があったフリー乗車については、安全性が確保できないとの理由から採用されませんでした。
なお要望が出されていた日帰り温泉施設、みはらしの湯までの運行については、会長の判断にゆだねられることとなりました。
協議会長の白鳥孝市長は、「乗って残そうという言葉だけで終わりにせず実行に移しバスの存続に取り組みたい」と話しています。 -
木下茂人氏県議選出馬表明
伊那ケーブルテレビの取材に対し、県議会議員の木下茂人氏は、来年4月の県議選伊那市区に5選を目指して立候補することを表明しました。
現在4期目の木下さんは、来年4月の県議選で定数2の伊那市区に立候補することを表明しました。
木下さんは、今月23日の後援会正副会長会で5選を目指して立候補して欲しいとする後援会の要請を受諾し、26日事務所で立候補を表明しました。
立候補にあたり、若者の定住対策、広域医療体制の整備、農業振興、住環境の整備に重点的に取り組みたいと述べました。
阿部県政に対しては、信州型事業仕分けの具体的内容など不明な部分も多く評価はまだできないとしていますが、基本的姿勢は、是々非々で臨みたいとしています。
木下さんは、現在75歳。
平成7年の県議会議員選挙で初当選し、土木委員長、監査委員などを歴任し、今年3月からは副議長をつとめています。 -
クリスマスをテーマにした作品展
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで手づくりの小物やアクセサリーなどが並ぶ作品展が開かれていて、会場はクリスマスムードに包まれています。
この作品展は、くらふとハウスまあむが毎年開いているもので、今回は、「クリスマスを楽しもう」がテーマです。
会場には、紙粘土や樹脂粘土などを使った作品やデコラティブペイントと呼ばれるアクリル絵の具で色をつけた作品など40人から1,000点が出品されています。
トールペイントとも呼ばれるデコラティブペイントは、初心者でも手軽に楽しめるのが特徴ということです。
中には、粘土で人形をつくり布を巻いて、その上にペイントを施した中世の女性をイメージした作品も見られます。 -
南アルプスジオパーク講座
南アルプスジオパークについて学ぶ講座が23日、伊那市創造館で開かれました。
これは、南アルプスジオパークについて知ってもらおうと、一般市民にも呼びかけ伊那市などが開いたものです。
講師は、飯田市美術博物館学芸員の村松武さんがつとめ、南アルプスの形や、地質について説明しました。
村松さんによると南アルプスは、1万5千年前の伊豆諸島の衝突により大きく地層が変形したという事で、その様子は林道バスから見る戸台の岩で確認できると話していました。
ジオパークは、地質学的に価値のある地域を保全し活用する自然公園で、南アルプスは、2008年に認定されています。
市では、地域住民の関心を高め、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた取り組みにつなげていきたい考えです。 -
東春近小学校 りんご収穫
伊那市の東春近小学校4年生は24日、りんごの収穫を体験しました。
この日は4年生61人が、東春近の農家伊藤一路さんの畑でりんごを収穫しました。
東春近小学校では、毎年4年生が伊藤さんの協力でりんご栽培について学習しています。
今年は、4月に摘花作業、9月に葉摘みをし、この日収穫となりました。
伊藤さんは、60年間りんごを育てているベテラン農家です。子供達に農家の苦労を知ってもらい物の尊さを学んでもらおうと17年前から指導をしています。
児童らは、赤く艶のあるりんごを探して丁寧に収穫していました。
4年生は今後、りんご栽培について、種類や肥料、価格などより細かな学習をした後、伊藤さんを学校に招いてお礼の会を開くという事です。 -
農業の魅力発見セミナー
地域で活躍する青年農業者の話を聞き、農業の魅力を発見するセミナーが25日、上伊那農業高校で開かれました。
これは、長野県農政部の事業で、農業や食、環境分野について理解を深め、進路選択の参考にしてもらおうと開かれました。
生徒およそ40人が、地域の青年農業者の話を聞きました。
箕輪町で酪農をしている大槻隆二さんは、「酪農はマニュアル通り進まない。毎年違うので常にいい緊張感が保てる」とし、「生徒の中から将来農業に関わる人が出てきたらうれしい」と話していました。
また、上伊那農業高校出身で南箕輪村のリンゴ農家白鳥友季子さんは、「自分の作るものを喜んでくれる人を身近に感じながら仕事ができる」と農業の魅力を話していました。 -
伊那西部保育園 さつま汁で収穫祭
伊那市の伊那西部保育園は25日、お世話になっている地域の人たちを招いて収穫祭を行いました。
収穫祭では、園児が畑で育てたサツマイモや大根を使ったさつま汁が振る舞われました。
さつま汁は、園児が野菜を洗い、地域の人たちが大鍋で煮て用意しました。
伊那西部保育園では、今年初めて畑を借り、サツマイモやジャガイモ、トウモロコシなどを栽培しました。
収穫祭は、野菜づくりや園の活動で日頃お世話になっている人達を招き、初めての実りをみんなで祝おうと行われました。
園児らは、野菜がいっぱい入ったさつま汁を味わっていました。
伊那西部保育園では、「地域の手助けがあって野菜づくりができ、おいしく食べられた。地域のおかげ」と感謝していました。 -
家計簿のつけ方学ぶ 家事家計講習会
家計簿のつけ方などを学ぶ家事家計講習会が25日、伊那市内で開かれました。
これは、女性向け雑誌「婦人之友」の愛読者でつくる伊那友の会が開いたものです。
多くの人に家計簿をつけてもらえるようにと、毎年この時期に一般を対象に開いていて、同日はおよそ50人が参加しました。
講習では、会員が、どのように家計簿をつけているかを話しました。
家計簿は、1年間の総収入を把握し、食費や光熱費など項目ごとに予算を立てる方式で、予算と実際の生活費が同じくなるように工夫するということです。
家計簿をつけて2年目という30歳代の女性は、「予算を立て、収支を把握できたことで、どのくらい貯金ができるかわかった」と話していました。 -
羽広菜のカブの漬け込み最盛期
長野県の「信州の伝統野菜」に認定されている羽広菜のカブの漬け込み作業が、現在ピークを迎えています。
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある加工施設では、現在漬け込み作業がピークを迎えています。
収穫したカブをきれいに洗って、二つに割り、いらない部分を取り除いていきます。
漬け込み作業は、10月中旬から始まり、羽広菜生産加工組合の組合員10人ほどが交代であたっています。
組合では、「信州の伝統野菜」にも認定されている羽広菜の栽培から、加工までを行っています。
酒かす、味噌、砂糖をあわせたものと、カブを交互に敷き詰めていきます。
このまま、20日ほど置くと、カブから水分が出て、しっかりと味がしみこむということです。
この羽広菜のカブの漬け込み作業は、12月中旬まで続きます。
カブの味噌漬けは、みはらしファームの直売所やニシザワショッパーズなどで、一袋250グラム300円で販売されているほか、注文も受け付けています。 -
漫画家 橋爪まんぷさんが防犯ポスター寄贈
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支のウサギが防犯を呼びかけるポスターを伊那市駅前交番に贈りました。
25日は、伊那市駅前交番前で、橋爪まんぷさんから、伊那市駅前交番の小林修所長にポスターが手渡されました。
橋爪まんぷさんは、髪が薄くなった人たちが集い社会貢献を目的に活動している満月の会で事務局を務めています。
満月の会の活動の一つとして、4年前から、防犯ポスターを、交番に送っています。
詐欺で虎の子をだまし取られた今年の干支の寅が、警察官に扮する来年の干支のウサギに助けを求め、ウサギが、犯人の狸を追うという漫画です。
橋爪さんは、「年末年始は、金銭トラブルが多いと思うので、詐欺に関するポスターにしました」と話していました。
このポスターは、いなっせの1階に来年1月初旬まで展示されます。 -
箕輪町安全の町PR「ピンバッチ」作成
箕輪町は、セーフコミュニティの認証に向けた活動をPRするピンバッチを作成しました。
今回つくられたのが、このピンバッチです。
7月に発表されたシンボルマークがデザインされ、「みんなの力で安全・安心なまちづくりを」と書かれています。
1,000個つくり、町のセーフコミュニティ推進協議会や、町議会議員、研修会の参加者などに配布します。
箕輪町は、平成24年5月の認証取得を目指していて、認証されれば、日本で4番目となります。
平澤豊満町長は、「次の取得は箕輪町という目標がはっきりしてきたのでしっかりと取り組みたい」と話していました。 -
伊那市過払い金訴訟を取り下げへ
滞納分の税金を回収するため伊那市が提訴していた長野市の消費者金融業者が滞納分の金額を25日支払ったため、伊那市は26日訴訟を取り下げることにしました。
訴訟は、住民税などを滞納していた市民が消費者金融のコムレイドに払い過ぎていた利息を、この市民に代わって伊那市が請求していたものです。
過払い金の総額は、およそ432万円で、コムレイドは、このうち滞納額分のおよそ37万円を伊那市に支払いました。
伊那市では、期日としていた25日、支払いが確認されたため、この訴訟を26日取り下げることにしたとしています。
伊那市では、「未収金の解消という目的が達成できた。滞納していた市民にとってもメリットがある結果だと思う」としています。 -
伊那公園桜愛護会が最優秀賞
優秀な地域活動をおこなっている団体に贈られる、伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に中央区の伊那公園桜愛護会が選ばれました。
伊那公園桜愛護会は、伊那公園で桜の植樹や管理、遊歩道の設置など園内の整備活動を行っています。
会員は53名で、伊那公園でのイベントの開催や、地区の文化祭への協力も積極的に行っています。
この賞は地域への貢献度のほか、活動が継続して行われているか、また多くの市民が関わっているかが審査基準となります。
今年度は市内、12団体が審査対象となり、伊那公園桜愛護会はその活動内容が地域に刺激をあたえ、他のモデルとなっていることなどが評価されました。
最優秀賞に選ばれた伊那公園桜愛護会には、市から賞金3万円が贈られることになっています。 -
南原保 園児がりんご狩り
南箕輪村の南原保育園の園児が、18日、南原の畑でりんご狩りを楽しみました。
18日は、南原保育園の年少から年長までの91人が、近くの15アールの畑でりんご狩りを楽しみました。
20年以上続く南原保育園の伝統行事です。
一人3つまでりんごの収穫を体験した後は、りんごの食べ放題です。
子どもたちは、畑を提供した宮澤岩子さんや保育士に切ってもらったリンゴを次々に口に運んでいました。
宮澤さんは、「毎年の行事で楽しみにしている。張り合いになります」と話していました。 -
トンボの楽園 整備作業
伊那市富県新山のトンボの楽園の整備作業が23日に行われました。
この日は、地元住民でつくる新山山野草等保護育成会が、草刈りなどの作業を行いました。
楽園は、日本一小さいとされるハッチョウトンボなど貴重なトンボの生息する場所です。
会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため、春と秋の年に2回草刈りをしています。
またこの日は、新山小学校6年生13人が小学校卒業を前に記念植樹を行いました。
昆虫の保護や景観づくりのために毎年行っていて、もみじや桜などの広葉樹30本を植えました。
新山山野草等保護育成会では、「市街地からも近い場所にこれだけの自然が残っているのはとても貴重。これからも、癒しの空間を作っていきたい」と話していました。 -
学校太鼓交流会 子ども太鼓in伊那
太鼓を学習に取り入れている上伊那の小学校の発表会「学校太鼓交流会 子ども太鼓in伊那」が23日伊那市のいなっせで開かれました。
これは、子供どうしの交流と太鼓の技術向上を目的に上伊那教育会の総合生活科教育研究会が毎年開いているもので、今年で10回目になります。
交流会には、上伊那の10校と地域の太鼓グループなどが参加しました。
このうち、富県小学校2年ほし組は、学校の行事や地域の祭りで披露している曲を演奏しました。
ほし組は、1年生の時から歌舞劇団田楽座のメンバーから指導を受けていて、太鼓を打つことでクラスのまとまりも良くなったという事です。
研究会の浦野紀和は、「太鼓を演奏した達成感を、それ以外の勉強や生活の中で活かして欲しい」と話していました。