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伊那東小学校6年生 街頭啓発
伊那市の伊那東小学校6年生は27日、市内の大型店で、買い物客に、防犯意識を高めてもらうための啓発活動を行いました。
伊那東小学校の6年生は、伊那警察署が小学生の防犯意識の向上などを目的に任命している、「わが家のセーフティーリーダー」となっていて、今回もその活動の一環です。
この日は、6年生50人が伊那防犯協会連合会や伊那警察署員らと共に、市内3カ所で街頭啓発を行いました。
児童らは、チラシを配りながら、車上ねらいや自転車盗、振り込め詐欺などに注意するように呼びかけていました。
伊那警察署によりますと、管内で今年1月から9月末現在で、車上ねらいや自転車盗、器物損壊などの街頭犯罪は251件発生していて、前の年の同じ時期とくらべ36件減少しているという事です。 -
園児手作りの箸で給食
伊那西部保育園の園児が手作りした箸が完成し28日、自分の箸で給食を味わいました。
伊那西部保育園は、木の良さ、手作りの良さを知ってもらおうと、箸作りに取り組みました。
7月に園児がやすりをかけたヒノキの箸に漆が塗られ、保育園に届けられました。
漆塗りをしたのは、伊那市高遠町の宮原漆器工芸の宮原勝さんです。
宮原さんは、箸を丈夫にするために漆を2回塗ったことなど、仕上げ作業の様子を説明しました。
園児は、名前が入った自分の箸を宮原さんから受け取っていました。
この日の給食では、さっそく自分の箸を使ってご飯を食べていました。
伊那西部保育園では、今回手作りした箸を給食用の箸として毎日使っていくということです。 -
高校入学志願者第1回予定数調査結果
来年度の県立高校入学志願者数の第1回調査結果が29日、発表されました。
各募集定員は、今年度の定員などから算出された仮の数字です。
辰野高校。普通科前期に47人、後期に63人。
商業科前期に13人後期に20人が志願しています。
上伊那農業高校は、生産環境科前期に23人、後期に47人。
園芸科学科前期に49人、後期に68人。
生物科学科前期に41人、後期に52人。
緑地創造科前期に30人、後期に44人が志願しています。
高遠高校は、普通科前期に28人、後期に58人。
伊那北高校普通科前期は募集がなく、後期に314人が志願しています。
理数科前期に52人、後期に42人。
伊那弥生ヶ丘高校普通科前期は募集がなく、後期に356人が志願しています。
赤穂高校普通科前期は募集がなく、後期に179人が志願しています。
商業科前期に80人、後期に95人。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で、前期に69人、後期は86人となっています。
多部制の箕輪進修高校。
普通I部に前期29人。
普通II部は、前期9人。
普通III部は、前期1人です。
普通I・II・III部の後期は一括募集で普通I部に62人。
普通II部に19人。
普通III部に3人。
工業I部は、前期16人、後期19人が志願しています。
次回の志願者数調査の結果公表は、来年1月上旬を予定しています。
また正式な募集定員は、来月4日に発表される予定です。 -
シクラメンの出荷はじまる
冬の花、シクラメンの出荷がはじまりました。
今年は、猛暑の影響でいつもの年より遅れ気味だということです。
箕輪町木下一の宮の並木園芸。
29日からメインとなる五号鉢と呼ばれる大きさの鉢の出荷が始まりました。
主に関東や中京、関西方面に出荷しています。
伊那梅園東側の標高800メートルのところにあり、900平方メートルの敷地に8棟のハウスがあります。
今年は、夏の猛暑の影響で、若干遅れていますが、花の出来は上々ということです。
並木園芸では、今シーズン、約2万鉢の出荷を予定していて、ピークは、11月。
出荷は、12月中旬まで続くということです。 -
月間有効求人倍率4か月連続で上昇
9月の月間有効求人倍率は0.63倍となり前の月の0.62倍を0.01ポイント上回りました。
上伊那の月間有効求人倍率は4か月連続で上昇したものの先行きは依然不透明な状況です。
ハローワーク伊那の発表によりますと9月の上伊那の月間有効求人倍率は0・63倍、長野県は0.62倍、全国は0.55倍となっています。
企業の新規求人数は1,043人で、前の月の848人を195人上回りました。
一方新たに仕事を探している新規求職者数は907人で、前の月の852人より55人増加しました。
産業別の新規求人数は、製造業や医療・福祉関連業での増加が目立っています。
ハローワーク伊那では「ゆるやかな回復傾向が見られるが、雇用情勢が回復するという決定的な要因もみつからず依然として先行きは不透明で厳しい状況は続く」と分析しています -
高校新卒者就職内定率は58.7%
ハローワーク伊那は、来年3月卒業の高校新卒者の就職内定状況などをまとめ、29日発表しました。
それによりますと、9月末現在、求人数は、前の年の同じ時期を60人上回る267人で29パーセントの増となっています。
一方求職者数は、327人で前の年の同じ時期を35人、12パーセント上回っています。
求人倍率は、0.82倍で、前の年の同じ時期を0.11ポイント上回っています。
9月末現在の就職内定者数は、192人で前の年の同じ時期に比べ50人多くなっています。
就職内定率は、58.7パーセントで前の年の同じ時期を10.1ポイント上回っています。
ハローワーク伊那では、「内定者数、内定率とも去年にくらべれば上回っているが、おととしを下回っている状況。就職を希望する生徒が最終的に100%就職できるよう各方面に働きかけていきたい」としています。 -
伊那千秋会「菊花大展示会」
南箕輪村などの菊愛好家でつくる伊那千秋会の「菊花大展示会」が、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で開かれています。
展示会には、大輪菊や一輪挿し、盆栽菊などおよそ500点がならんでいます。
展示会は、発表の場として毎年開いているもので、今年で51回目です。
ある会員は、「今年は夏暑い日が続いた影響で開花が遅れ、花を咲かせるのが大変だった」と話していました。
総合1位の千秋会賞には松沢政文さんの作品が選ばれました。
菊花大展示会は、来月3日まで大芝高原屋内運動場で開かれています。 -
伊那タクシー(株)自動車安全運転センターから表彰される
伊那市の伊那タクシー株式会社は29日、事故や違反の少ない事業所として自動車安全運転センターから表彰されました。
29日は、自動車安全運転センター長野県事務所の三村正悟所長が伊那タクシー本社を訪れ、藤澤洋二副社長に表彰状を手渡しました。
表彰は、自動車安全センターが年に3回行っているもので伊那タクシーでは初の受賞となります。
伊那タクシーが受賞したのは金賞です。
金賞は、申請した日から1年間さかのぼり、従業員数に対し事故件数が1パーセント以下、違反件数が3パーセント以下の事業所に贈られます。
県内での対象事業所は、5月から8月までに申請した146社で、そのうち金賞は5社でした。
伊那タクシーでは「社員全員が安全運転を心がけたおかげ。会社の信頼にもつながると思うので今後も続けていきたい」と話していました。 -
郷土ゆかりの画人 山本龍洞展
箕輪町長岡ゆかりの日本画家、故・山本龍洞の作品展が、箕輪町郷土博物館で開かれています。
町発足55周年の特別展で、山本龍洞を紹介する展示は今回が初めてです。
会場には人物画や山水画など23の作品が並んでいます。
山本龍洞は、明治から大正にかけて東京で活躍した日本画家です。
箕輪町長岡出身で医師、漢学者、書家であった渕井椿斎の六男で、東京に出て絵を学んだということです。
富士山を好んで描いたということで、会場には富士山の作品をはじめ、龍洞の絵に父親が書を書いた作品などがあります。
山本龍洞は現在、地元でもあまり知られていないため、町郷土博物館では、「今回の展示を通して山本龍洞という画人を知ってほしい」と話していました。
この山本龍洞展は11月14日まで、箕輪町郷土博物館で開かれています。
今月31日と来月7日には、展示解説が午前10時から行われる予定です。 -
地域づくり支援金 高遠ブックフェスが県知事賞
伊那市高遠町で本を通じて地域活性化に取り組む高遠ブックフェスティバル実行委員会は、県の元気づくり支援金の優良事業として、県知事賞を受賞しました。
27日夜は、地域づくりフォーラムが開かれ、昨年度支援金を受け優良事業を行った4団体が表彰されました。
伊那市高遠町で本を通した地域活性化イベントを行った高遠ブックフェスティバル実行委員会は、上伊那地区で唯一、県知事賞を受賞しました。
その他、伊那市の新山山野草等保護育成会など3団体が、上伊那地方事務所長表彰を受賞しました。
受賞者を代表して、高遠ブックフェスティバル実行委員会の斉木博さんは、「地域活性化にはたゆみない努力が必要。今回の表彰を受け、よりいっそう前に進んでいきたい」と挨拶しました。
高遠ブックフェスティバルは、本によるまちづくりという、日本でも始めての取り組みで、県内外から多くの人を集め、地域イメージが向上し、観光振興に繋がったと評価されています。
斉木さんは、「去年につづいて2回目となる今年は、期間を延長してイベントを行った。イベントという一過性のものではなく、高遠に来れば、いつでも本を通じたふれあいが楽しめるようなそんな地域づくりにつなげたい」と話していました。 -
南大東島の子どもたちが交流
沖縄県南大東島の小学生6人が27日、伊那西小学校の児童と交流しました。
南大東小学校と伊那西小学校は、南大東島の特産品、青パパイヤが縁で交流が行われています。
南大東小学校から訪れた5年生の男子2人と女子1人、6年生の女子3人の合わせて6人は25日に伊那市に到着し、伊那西小学校の児童宅にホームステイしました。
27日は伊那西小学校でキノコ狩りなどをしました。
南大東島には山がないということで島の児童らは、はじめてのキノコ狩りを楽しんでいました。
会ったばかりの両校の児童ですが、すぐに打ち解けあい、交流を楽しんでいました。 -
伊那北高校90周年記念講演会
伊那市の伊那北高校の創立90周年を記念した講演会が28日、伊那文化会館で開かれました。
会場には、全校生徒と同窓会生・PTAなどあわせて930人ほどが参加しました。
記念講演会には、数学者で「国家の品格」などの著書で知られるお茶の水女子大学名誉教授、藤原正彦さんが招かれ、「これからの日本を背負う君たち」と題して、情緒力の大切さについて話しました。
藤原さんは、「情緒力」とは、人の悲しみを感じる心や、自然や芸術を美しいと感じる美的感受性で、数学や物理学などにおいても欠かせないものとしています。
藤原さんは、「日本人は、四季の変化にとんだ自然環境に培われ、『もののあわれ』や『わびさび』など世界にない美的感受性・情緒力を持っている。これが、日本の全てを支えている宝である」と話しました。
また、大きな仕事を成し遂げるために必要なものとして、野心を持つこと、執着心を持ちあきらめないこと、自分を否定せず楽観的であることの3つをあげました。
藤原さんは、「人生は、挫折の連続。それでもあきらめず努力し、成果を出す人が天才と呼ばれる人たちである」と話していました。 -
信州大学農学部 中原寮祭
南箕輪村の信州大学農学部の学生寮、中原寮の寮祭が24日、一般公開され親子連れなどで賑わいました。
中原寮祭の名物となっているのが、豚の丸焼きです。
この日は、豚2頭、約40キロ分の丸焼きが地域住民に振舞われ、親子連れなどが味わっていました。
中原寮では、いつもお世話になっている地域の人たちにも楽しんでもうらおうと、毎年、寮祭を一般に公開しています。
これまでは男子寮でしたが、今年から女子寮生も加って初めての寮祭となりました。
小学生の子供と訪れたある母親は、「子供達もお兄さんお姉さんと遊んでもらえるので毎年楽しみにしている」と話していました -
公募図書館長が語る
長野県内の公募図書館長が図書館について語るトークセッションが25日、箕輪町地域交流センターで開かれました。
これは、上伊那図書館協会が会員の研修会として開いたもので、県内の公共図書館の職員およそ60人が参加しました。
トークセッションでは、伊那市の伊那図書館など県内の公共図書館で働く公募図書館長4人が話をしました。
図書館長の仕事については、図書館施設とスタッフを守る、職員が自分の楽しみを見つけるヒントを振りまくなど、それぞれの考えを話していました。
このうち伊那図書館の平賀研也館長は、「職員には、積んだ経験で次のチャンスを手にしてほしい。責任は自分が取るので、好きなことをやってほしい」と話していました。 -
伊那医師会附属准看護学院戴帽式
伊那市の上伊那医師会附属准看護学院で27日戴帽式が行われ、学生が看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した第59期生、24人が式に臨みました。
戴帽式は、入学してから半年間基礎的な学習を行ってきた学生が、これから進む看護の道への誓いを新たにするものとして行われます。
式では、一人ずつナースキャップをかぶせてもらい、火がともされたロウソクを受け取っていました。
全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
59期生は、20代から50代の24人で、来年1月から上伊那の医療現場で実習を行う事になっています。
戴帽生を代表して箕輪町の大和あゆみさんは、「今日の感動を胸に刻み、日々努力を重ねていきたい」と話していました。 -
伊那市商工業振興審議会
伊那市商工業振興審議会が26日、開かれ、3つの部会を設けて商工業振興について検討していくことなどを決めました。
この日は、商工業団体の関係者など15人が委嘱され、初会合が開かれました。
商工業振興審議会は、商工業の振興や中小企業の支援などに関わる施策について審議するために設けられているものです。
この日は▽商業部会▽工業部会▽中小企業部会竏窒フ3つを設け、それぞれの施策を検討していくことを決めたほか、会長に伊那商工会議所副会頭の川上健夫さんを選出しました。
委員の任期は2年となっています。 -
ボランティアで落書き消し
上伊那塗装広告事業協同組合は26日、伊那市高遠町のほりでぃパーク多目的コートで、落書き消しを行いました。
組合では、毎年11月16日の「いい色塗装の日」にちなんで上伊那各地の公共物に書かれた落書き消しをボランティアで行っています。
作業には、組合員10人が参加しました。
組合員たちは、初めに落書きされた壁の表面を削ったあとペンキを塗って仕上げていました。
ほりでぃパーク多目的コートを管理する伊那市では、「公共施設なので大切に扱って欲しい」と呼び掛けています。 -
伊那市の最低気温2.4度
伊那市の27日、朝の最低気温は2.4度で11月中旬並みの寒さとなりました。
長野地方気象台の観測によりますと、伊那市では、午前6時過ぎに2.4度を記録しました。
26日より2.6度、平年と比べて1.9度低くこの秋一番の冷え込みとなりました。
今朝はマフラーを巻いたり手袋をして登校する児童の姿が見られました。
27日は日中の最高気温も12.1度までしか上がらず1日を通して寒い日となりました。
長野地方気象台によりますと、この寒さは28日も続く見込みで、平年なみに戻るのは、29日になると予想しています。 -
伊那広域シルバー人材センター20周年記念式典
社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立20周年記念式典が27日、伊那文化会館で開かれました。
式典には、センターを構成する伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の会員などおよそ600人が出席しました。
式典の中で三澤満男理事長は「高齢者も自覚と誇りをもって自立していかなければならない。健康で生きがいを持って暮らし、地域に貢献していきたい。」とあいさつしました。
伊那広域シルバー人材センターは、平成2年に設立され、およそ720人の会員がいます。
センターでは庭木の選定や農作業などの仕事を請け負っていて平成21年度の受注契約金額は約4億2千万円となっています。
伊那広域シルバー人材センターでは来年度、国の法律改正にともない、公益社団法人へと組織体制が移行することになっていて、情報公開など組織運営の透明性確保に努めていきたいとしています -
ゼロ磁場の水で仕込んだあま酒発売
伊那市観光株式会社は、長谷の気の里ブランド土産品の第3弾として、ゼロ磁場の水で仕込んだあま酒を22日発売しました。
あま酒は、伊那市の宮島酒店が、ゼロ磁場の水を使い限定生産しました。
価格は、300g入りが500円、700グラム入りが1,000円です。
販売場所は、入野谷と分杭峠行きシャトルバス乗り場で、冬場は、羽広荘やさくらホテルなどの関連施設でも販売されます。
300グラム入りは、約700本、700グラム入りは、840本の限定で、売り切れしだい終わりとなります。
宮島酒店では、「ゼロ磁場の水を使ったことで、すっきりした甘みに仕上がった」と話しています。 -
「長野県みそ品評会」ハナマルキ(株)伊那工場県知事賞
第60回長野県みそ品評会で、伊那市のハナマルキ株式会社伊那工場が製造した味噌が県知事賞に選ばれました。
県の発表によりますと、69点が出品された、淡色系みそI部・漉し(こし)部門でハナマルキ伊那工場の味噌が、県知事賞に選ばれました。
長野県みそ品評会は、信州みその品質向上と醸造技術の研鑽を目的に県が開いているもので、今年は県内44社からおよそ300点が出品されました。
伊那工場の大久保尚行工場長は、「県知事賞を受賞する事ができ光栄です。これからも日々努力し、より品質の高い物を造っていきたい」と話していました。
賞状の授与式は、来月長野市で開かれる予定です。 -
木下区民文化祭
第20回木下区民文化祭が23日、24日の2日間、箕輪町の木下公民館で行われました。
23日の音楽・芸能のステージでは、公民館で活動している団体や個人など23組が、日頃の活動の成果を発表しました。
今年は、20回記念として、公民館主催で毎月行われている「音楽の夕べ」に参加しているメンバーが、コーラスを披露しました。
そのほかにも、民謡やダンスなどが披露され、訪れた人を楽しませていました。 -
南大東島の子どもたちが来伊
青パパイヤが縁で伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが26日、伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長にあいさつしました。
この日は、南大東小学校の5、6年生6人が久保村教育長を訪れました。
伊那市と南大東島では、青パパイヤが縁で、市民レベルの交流を、5年前の平成17年から続けています。
南大東小学校と伊那西小学校の児童の交流も行われていて、今回も伊那西小を訪れる計画です。
この日、子どもたちは、西駒ヶ岳に登りました。
子どもたちは、「大東島にはない寒さでびっくりした」「紅葉が見れて良かった」などと感想を話していました。
久保村教育長は、「伊那には非常に良い所が多いので楽しんでいってください」と話していました。
子どもたちは28日までこちらに滞在する予定です。 -
渡場いきいき交流施設竣工
介護予防や地域住民の交流の場となる「渡場いきいき交流施設・すこやか館」が、伊那市東春近の渡場に完成し26日、竣工式が行われました。
この日は、地域住民や工事関係者などが出席し、施設の完成を祝いました。
渡場いきいき交流施設「すこやか館」は、高齢者の介護予防や地域住民が交流する場として整備されたものです。
老朽化していた公民館を解体し、その跡地に、今年6月から建設してきました。
総事業費はおよそ3千600万円で、うち、3千300万円は国からの補助金となっています。
木造平屋建で延床面積はおよそ210平方メートル。
全館バリアフリーとなっていて、施設内の段差をなくしたり、障害者用のトイレを設けるなどしています。
式の中で、白鳥孝市長は、「子どもたちの声が聞こえ、お年寄りのみなさんが交流できる施設となることを願っている」と話しました。
伊那市では、来年度末までの間に、渡場いきいき交流施設を含め、市内10カ所で、こうした施設を整備する計画です。 -
伊那市内の公衆トイレ 器物損壊など相次ぐ
先週末から今週にかけて、伊那市内の公衆トイレで相次いで器物損壊などの被害が発生したことから、伊那市は、警察に届け出をし、パトロール強化などを依頼しました。
被害があったのは、伊那市天竜町の八丁銀座にある公衆トイレと、伊那市駅前の公衆トイレの2箇所です。
八丁銀座の公衆トイレは、23日の朝、トイレの管理人がドアや、設置してあった手洗い器が壊されているのを発見しました。
八丁銀座組合長によると、22日の夜、トイレ付近で騒いでいる集団がいたということです。
また、伊那市駅前のトイレでは、21日と、25日に、洗面器の排水が詰まる被害が発生しました。
2日間とも、洗面器には、土を洗い流した形跡があり、貝割れ大根の葉と思われるものが残っていました。
伊那市は、八丁銀座と駅前のトイレについて、伊那市駅前交番に届け出をし、パトロール強化を依頼しています。
伊那市では、「みんなのトイレなので、大切に使って欲しい」と話しています。 -
大河ドラマ化実現に向け意見交換
県民と知事が昼食を取りながら語り合う県政ランチミーティングが26日、長野県庁で行われました。
26日は、名君保科正之公の大河ドラマをつくる会のメンバーがランチミーティングの中で阿部守一知事と意見を交わしました。
ランチミーティングは、開かれた県政の推進を目的に県が公募により行うもので、今回は名君保科正之公の大河ドラマをつくる会が選ばれました。
26日は、大河ドラマをつくる会幹事会の伊東義人会長など10人が県庁を訪れ阿部知事と昼食を取りながら意見交換しました。
伊東会長は「大河ドラマが実現すれば長野県の活性化になる。NHKに要望する際には知事にも協力してほしい」と話しました。
阿部知事は「正之公が子供のころ人格形成されたのが高遠の地。教育再生を打ち出している長野県をPRするうえで非常にいい人物」だとして、大河ドラマ化実現に向け協力していきたいと話していました。
また、阿部知事に署名の協力も呼びかけました。
大河ドラマ化実現に向けた署名の取り組みは平成16年にスタートし10月25日までに署名の数は41万1,560人となっています。
名君「保科正之公」の大河ドラマをつくる会では、大河ドラマ化実現に向けて年内にNHKへ9回目の要望に行くということです。 -
カランコ織作品展
カランコ織の作品展が、伊那市のギャラリー&カフェ・カレッタで開かれています。
作品展は、伊那市の地域活動支援センターのカランコ織教室の仲間10人が開いています。
会場にはマフラーやバッグなどおよそ100点が並んでいます。
カランコ織は、手だけで操作できる機械で作る織物で、どこでも手軽にできることが魅力だと言います。
この作品展は11月2日まで、伊那市のカレッタで開かれています。 -
プロ棋士が南箕輪中生徒を指導
プロ棋士熊坂学4段 が南箕輪中学校を22日訪れ、生徒らに将棋の指導をしました。
南箕輪中恒例の地域との交流をかねた「ふれあい講座」の一つとして行われたもので、生徒15人が指導を受けました。
これまで将棋の指導は村の将棋愛好家が担当していましたが、今回は日本将棋連盟に棋士の派遣を要請し実現しました。
熊坂さんは東京都在住のプロ棋士です。
講座の中で熊坂さんは、子ども達に「王将と飛車は離して動かすとよい」「金将は守りに使うとよい」などと、駒の動かしかたについて指導していました。
生徒らは、普段なかなか聞けないプロ棋士の話を熱心に聞いていました。
熊坂さんは「将棋は奥が深いので、少しでもおもしろさが伝わって興味を持ってもらえたらうれしい」と話していました。 -
赤羽栄子さん押花展 すべてが出逢い
伊那市美篶の押花画家、赤羽栄子さんの押花絵展「すべてが出逢い」が23日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には押花による風景画などおよそ80点が展示されています。
赤羽さんは、活き活きとした花の表情を長期間残すことができる押花画に魅せられ、以来18年間作品作りをしています。
花以外にも、この展示会では乾燥させた野菜を使った作品も展示されています。
この作品は、川の流れをネギで、岩肌をしいたけやシメジを使い表現しています。
会場には他にも、切り絵と押花を組み合わせたものや、バックに和紙を使ったものなど様々な作品が展示されています。
赤羽栄子押花絵展「すべてが出逢い」は、31日日曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
大芝高原でウォーキングイベント
今月、伊那市山寺にオープンした「氣エナジーヒーリングスタジオ」は24日、大芝高原でのウォーキングイベントを行いまいした。
オイルを使ったセルフマッサージや運動を通して健康づくりをおこなっている「氣エナジーヒーリングスタジオ」は、今月伊那市山寺にオープンしました。
今日は、そのオープニング記念として、森の中でリフレッシュしてもらおうと、森林セラピーロードを歩くイベントを企画しました。
ヒーリングスタジオの建石かずきさんによりますと、筋肉を動かす事でリンパの流れがよくなるということで、参加者は、手に木のダンベルを持って、腕をしっかり振りながらウォーキングを楽しんでいました。