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伊那西高校 卒業記念展覧会
伊那西高校の美術・書道の授業を選択した3年生の卒業記念展覧会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、美術、書道の授業を選択した3年生の作品と、美術クラブ・書道クラブ・折り紙工芸クラブのクラブ員の作品などあわせて130点ほどが展示されています。
この展示会は、卒業記念として、お世話になった人たちへの感謝をこめて、また、日頃の成果を発表しようと開かれていて、今年で4年目です。
今年は、プロのデザイナーとして活躍している卒業生や美術系の大学や専門学校で学ぶ卒業生10人の作品も展示されています。
芸術の道を選んで活躍している先輩達の作品を見て、後につづく後輩たちの励みになればと、初めて展示されました。
また茶華道クラブによる抹茶の席も会場に用意され、訪れた人に振舞われていました。
伊那西高校では、高校生ならではの感性のあふれた力作が並んでいると話し、来場を呼びかけています。
この作品展は、16日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
チョコレート贈り物づくり
南箕輪村公民館の手作り講座、チョコレートを使った贈り物づくりが、11日、開かれました。
定員を超える30組の申込みがあり、講座は2回に分けて行われました。
南箕輪村公民館が小学生を対象に定期的に開いている手づくり講座の一つとして開かれました。
今回は、バレンタインデイにちなんでチョコレートを使ったおくりもの作りです。
簡単に作れるチョコクッキーと、マシュマロとチョコレートをつかったお菓子作りに挑戦しました。
クッキーは、小麦粉・砂糖・ココア・サラダ油などを袋に入れて混ぜ合わせ、電子レンジで2分過熱すればできるというもので、子どもたちは、丁寧に材料を計ったり、クッキーを丸めたりしていました。
関係者は、「今は、お金を出せばなんでも買える時代だが、買ったものより作ったもののほうが、生活を楽しく豊かにすることを感じて欲しい」と話していました。 -
高遠町伝統 だるま市
伊那市高遠町伝統のだるま市が、11日、鉾持神社参道などで開かれ、縁起物のだるまを買い求める人達で賑わっていました。
だるま市は、400年前から続いていると言われていて、毎年、五穀豊穣を祈る、鉾持神社の祈年祭に合わせ開かれています。
参道や高遠町商店街には、およそ70の露店が軒を連ね、大小さまざまなだるまが並びました。
きのうは、朝から雪が降るあいにくの天候となりましが、訪れた人達は、だるまの顔や大きさ等を吟味し、値段交渉を楽しみながらだるまを買い求めていました。
中には、自宅の他に、親戚等に配る為に、いくつもだるまを買い求める人もいて、参道周辺は活気に満ちていました。
訪れた人は「毎年の事。新しいだるまを買ってやっと年が明けた感じがします。」と話していました。
ある露天商は、「雪が降った日は、ふりこむと言い、縁起がいい日。だるまのご利益で、今年一年良い年にしてほしい」と話していました。 -
南信地域でこの冬一番の積雪
3連休の初日となった11日から12日にかけ、南信地域を中心にまとまった雪が降り、この冬一番の積雪を記録しました。
11日の朝から降り始めた雪は12日まで降り続き、南信地域では、観測所のある飯田市で17センチの積雪を記録しました。
伊那市内では、朝から雪かきをする人たちの姿が見られました。
ICT放送エリア内では、11日夜、高速バスに遅れがあったものの、循環バスやJR飯田線などの公共交通機関に大きな乱れはありませんでした。
伊那警察署によりますと、交通事故は、11日から12日の午後4時までで、30件以上あったということです。
一方、伊那スキーリゾートには多くの人たちが訪れ、新雪の感触を楽しんでいました。
ある親子連れは「ちょうど雪が降って新雪を楽しめた」と喜んでいました。
伊那スキーリゾートでは今シーズン、まとまった降雪が少なくスノーマシンで100センチほどの雪を確保していましたが、今回の降雪で新たに30センチから50センチ積もったということです。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「今回の雪で新雪を楽しんでもらえる環境になった。多くの人に来てもらいたい」と話していました。
長野地方気象台によると、12日午後4時現在、南信地域の降雪は小康状態にあり、13日には天気も回復し、晴れ間が広がりそうだということです。 -
ゆかいなユカイナパーティー
木のオカリナ「ユカイナ」の教則本とCDの完成を記念して、初めての合同発表会、ユカイナパーティーが12日、伊那市の西春近公民館で開かれました。
パーティーは、ユカイナの製作者、西春近の加納義晴さんが代表を務めるユカイナ倶楽部が開きました。
伊那市と駒ヶ根市の愛好会など8団体、およそ80人が集まり、演奏を披露しました。
今回のパーティーは、教則本とCDの完成を記念し、愛好家が交流しようと開かれました。
教則本は、ユカイナ倶楽部が発行していて、演奏の基本や演奏曲の楽譜などを載せています。
CDは伊那市長谷に葦笛工房を構え、演奏活動をしているグループ「あるみかん」が制作しました。初めてのユカイナのCDで、12曲を収録しています。
パーティーには、西春近南小学校のユカイナ倶楽部の児童2人も参加し、演奏しました。
集まった人たちは、お互いの演奏を聞きあって交流していました。 -
フェンシング 今井さん・平松君が国際大会出場報告
箕輪町在住の上伊那農業高校2年今井萌さんと、箕輪進修高校1年平松竜成くんが10日、フェンシングの国際大会出場を平澤豊満町長に報告しました。
この日は2人が箕輪町役場を訪れ大会出場を報告しました。
平松くんは、ジュニアワールドカップハンガリー大会とカデ・アジア選手権大会に、今井さんは、カデ・アジア選手権大会に出場します。
2人は今シーズン、フェンシングの国内主要ジュニア大会で上位に入賞し、今井さんは国内ランキング1位、平松くんは3位となり、日本ジュニアの代表として国際大会に出場します。
カデ・アジア選手権大会は、4月にヨルダンで開かれる世界選手権大会の選考基準にもなっていることから、2人は上位入賞に意欲をみせています。
今井さんは「下がらず相手に挑んで上位入賞を目指したい」平松君は「練習でやっている普段通りのファイティングができるよう、万全のコンディションで臨みたい」と話していました。
平澤町長は「国際大会は良い機会。ぜひ頑張って上位入賞を目指して下さい」と2人を激励していました。
平松くんが出場するジュニアワールドカップは、今月19日からハンガリーのブタペストで、2人が出場するカデ・アジア選手権大会は3月にタイのバンコクで開かれる予定です。 -
いなっせに確定申告受付会場設置
16日から、所得税の確定申告が始まります。
いなっせ2階展示ギャラリーには、10日、受付会場が設置されました。
伊那の受付会場となっているいなっせには、1月上旬から受け付けている還付申告の手続きをしようと、多くの人が訪れていました。
所得税の確定申告は、16日から3月15日まで、個人事業者の消費税と地方消費税の申告は3月31日まで、贈与税の申告は、3月15日までとなっています。
確定申告の受付会場は、3月15日までいなっせに開設されます。
受付時間は午前9時縲恁゚後4時までで、3月15日までの開設期間中は、伊那税務署では申告相談は行わないということです。 -
久保村さん写真展「懐帰線」
伊那市荒井在住の久保村厚さんの写真展「懐帰線」が、伊那図書館で開かれています。
会場には久保村さんが去年春から秋にかけて撮った写真、25点が並んでいます。
久保村さんは40年ほど前、何か自分を表現できるものを、と写真を始め、それ以来仕事の傍ら、趣味で続けています。
25点すべてが、久保村さんの母親の生家がある伊那市美篶で撮影したものです。
久保村さん自身が子どもの頃遊んでいた場所をたどってモノクロで撮影していて、どこか懐かしい雰囲気を感じてもらおうと「懐帰線」をテーマにしたということです。
久保村さんは「頭の中にぼんやりと浮かぶような懐かしさを感じてもらえたらうれしい」と話していました。
久保村厚さんの写真展「懐帰線」は20日まで、伊那図書館ギャラリーで開かれています。 -
子どもネットいな「救急救命講座」
小さい子供を持つ親を対象にした救急救命講座が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
7日は、就学前の子どもとその親、およそ20組が集まりました。
子どもの事故と家庭での火災予防を目的に、伊那市の子育て支援ボランティア団体「子どもネットいな」が開いたものです。
講師は伊那消防署の若林朋宏救急救命士が務め、この時期多くなる子どもの事故に対する予防などについて話しました。
若林さんは「熱い飲み物などは、子どもの手の届かない位置に置いておくこと。万が一火傷をしてしまったら、軽度の場合は服の上から冷水で冷やす。重度の場合は毛布で包むなどして、熱を逃がさないことが大切」などと話しました。
伊那消防署では、「冬の時期の事故は減ってきてはいるものの、事故や火傷はいつ起きるか分らないので注意してほしい」と呼びかけています。 -
箕輪南小児童とみまもりたいが交流
箕輪町の箕輪南小学校で、登下校時の児童の安全確保のために活動している「南小みまもりたい」と児童との交流会が10日、開かれました。
南小みまもりたいのメンバー6人が学校を訪れました。
交流会は、隊員と児童が交流を深めることで、一層の児童の安全確保を図ろうと、年1回開かれています。
この日は1、2年生の代表児童が、隊員への手紙を読みました。
児童は、「みんなの安全を見守ってくれてありがとうございます」などと感謝し、手紙を渡していました。
3年生から6年生は、学年ごとに太鼓演奏を披露しました。
箕輪南小は、太鼓の活動に力を入れていて、日頃の感謝を込めて演奏しました。
みまもりたいは、地域住民38人が登録していて、登下校の時間に自宅の前に立ったり、一緒に歩くなどして児童の安全を見守っています。
隊長の中村喜男さんは、「すばらしい演奏をありがとう。朝、みんながあいさつしてくれてうれしい」と話していました。 -
高校生就職内定率 南信92.8%
この春、長野県内の公立高校を卒業する生徒の南信地域の就職内定率は、今年1月末現在、92・8パーセントとなっています。
これは10日、県教育委員会が発表したものです。
全県の就職内定率は、88・2パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、2・2ポイント増えています。
南信地域は、92・8パーセントで、県内4地区で最も高く、男女別では、男子が93・7パーセント、女子が91・1パーセントとなっています。
県教委では「内定率は去年より改善していて、各学校が生徒と向かい合い頑張っていることが数字に表れている」と話しています。 -
高校入試前期選抜合格発表
公立高校前期選抜試験の合格発表が10日、県内の高校で一斉に行われました。
このうち箕輪進修高校では、午後1時に校舎前に掲示板が設置され、生徒や保護者が番号を確認していました。
生徒は、嬉しそうに自分の受検番号を何度も見たり、保護者が携帯電話のカメラで写真を撮るなどしていました。
前期選抜試験は、今月2日に行われました。
箕輪進修高校では4つの部でそれぞれ20人募集し、普通I部44人、II部50人、III部9人、工業I部34人が受検しました。倍率は普通II部が最も高く2・5倍でした。
上伊那全体では、646人受検し、398人が合格しています。 -
伊那養護学校高等部分教室 上農に設置へ
長野県教育委員会は、伊那養護学校高等部の分教室を、上伊那農業高校に設置する案を10日、示しました。平成24年4月の開設を目指します。
これは、10日開かれた長野県教育委員会定例会で示されたものです。
長野県教育委員会によりますと、養護学校の分教室の設置は、県の高等学校再編計画に基づき、県内4地区で進められています。
伊那養護学校高等部の分教室の設置は北信の稲荷山養護学校・中信の南安曇養護学校に次いで3校目です。
上伊那農業高校に設置を予定していて、普通教室棟を改修して使用するほか、特別教室や体育施設の使用については協議していきます。
1学年8人を予定していて、3学年で24人程度を想定しています。
個々の生徒の実態に応じて、各教科の学習を行うほか、社会的・職業的に自立できるよう、作業実習などを行います。
今月に開かれる県議会定例会で可決されれば、来年度、上農高校の改修工事を行うほか、分教室の教育課程の編成などを検討するということです。
分教室は、平成24年4月の開設を予定しています。 -
会員同士が親睦深める
伊那商工会議所の会員交流パーティーが7日、伊那市の伊那商工会館で開かれ会員同士が親睦を深めました。
これは、会員同士の交流や情報交換の場にしようと開かれたもので、今年で3年目です。
7日は、伊那商工会議所の会員およそ160人が出席しました。
会場には、伊那名物のローメンやソースカツ丼、手作り餃子などが用意され会員達は会話をはずませながら料理を味わっていました。
ある出席者は「交流する機会が少ないので情報交換の場になって良かった」と話していました。
伊那商工会議所では今後はイベントを通して情報交換の場を提供していきたい」としています。 -
総合評価一般競争入札 報告
公共工事などの入札や契約の透明性を図る伊那市入札等検討委員会が8日、伊那市役所で開かれ市が初めて実施した総合評価一般競争入札についての説明がありました。
委員会は、公正な入札を確保する事を目的に開かれていて今回で7回目です。
8日の委員会では建設工事に係わる入札や契約状況が報告されました。
この中から抽出して、市が初めて実施した総合評価一般競争入札についての説明がありました。
総合評価一般競争入札は落札者の決定方法として価格だけでなく技術能力を評価し、総合的に優れた企業と契約するものです。
市では「入札の公告から落札までスムーズに出来た。今後も継続して実施していきたい」と話していました。
委員は、任期が今年3月で満了となるため今回が最後の検討委員会となりました。
牛山彦一委員長は「入札等の透明性が多少でも改善されたならうれしく思う」と挨拶しました。
伊那市では、「来年度も継続して委員会を設置していきたい考えです。 -
【カメラ・リポート】田楽座伊那公演 20日に
伊那市富県に拠点を構える歌舞劇団田楽座の公演が、20日に伊那市の伊那文化会館で行われます。
田楽座の稽古場では、披露される演目の一つ、「傘踊り」の稽古が行われていました。
傘踊りは、鳥取県の民俗芸能を元に、田楽座が創作した作品です。 -
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール 表彰状伝達式
若手社員の交通安全意識を高めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールの表彰状の伝達式が9日、伊那警察署で行われました。
県内から参加した325のクラブの中から優秀クラブに選ばれた、南箕輪村の大明化学工業(株)は、シートベルトの着用など交通安全を呼びかけるティッシュ配りをしてドライバーの交通安全意識向上に努めています。
同じく優秀クラブに選ばれた南箕輪村の信英蓄電器箔(株)は、掲示板に事故情報を掲載したり、街頭啓発などをして安全運転を呼びかけています。
この他、メッセージ部門では、優秀賞に大明科学工業、佳作に伊那市の三洋グラビア、ポスター部門最優秀賞に辰野町のハヤシプレシジョンが選ばれています。
大明化学工業の小島真人さんは、「これからも一人一人の交通安全意識を高めていきたい」、また、信英蓄電器箔の樋口峰さんは、「今後は会社と協力しながら、社員のシートベルト着用や車の施錠チェックもしていきたい」と話していました。 -
リフォーム講習会
端切れや着なくなった洋服を使ってバッグや帽子などを作るリフォーム講習会が9日、伊那公民館で開かれました。
講習会は、捨ててしまう洋服などをリフォームする事でごみの減量につなげようと伊那市消費者の会が毎年冬に開いています。
この日は、伊那市を中心に13人程が参加し、持ち寄った古い洋服やネクタイ、着物の帯などを使ってポーチや帽子などの小物を作りました。
型紙は消費者の会が用意したもので、初心者でも簡単に作ることができます。
ある参加者は「眠っている洋服が蘇るし、手作りだと自分に合ったものが作れるのでとても参考になった」と話していました。
リフォーム講習会は、2月17日と23日にも伊那公民館で開かれる事になっていて、誰でも自由に参加できます。 -
伊那市消防団 練習に熱
伊那市中央の伊那市民会館。
2月20日のコンサートを目前に控え、練習にも熱が入ります。
伊那市消防団音楽隊は、平成元年に結成され独自の活動を展開してきましたが、市町村合併に伴い、消防団活動や火災予防をPRする機能分団として、平成18年に伊那市消防団の一員となりました。
夏のイベントや出初式でも制服姿で息のあった音色を響かせ会場を盛り上げています。
伊藤仁伊那市消防団長は、「音楽隊の活動は、目に見えたり、数字に表れたりする活動ではないが、精神的な観点から大変重要な役割を負っていると思う」と話しています。
生命や財産や守る活動で、最も身近で頼りになる消防団。
伊那市消防団は、13分団と機能分団あわせて1,108人が入団しています。
しかし条例で定められた人数1,156人には届いていません。
消防団では、団員確保を大きな目標に掲げています。 三澤俊明副団長は、「地域で人を育て、子どもを育て、地域の災害は地域で守る。今の時代、地域の連帯が必要で、防災に関しても同じことが言える」と話しています。
今回で4回目となるコンサートは、2月20日午後2時から伊那市民会館で開かれます。
今回は、難易度の高い吹奏楽のオリジナル曲から親しみやすい歌謡曲、子どもたちも楽しめるアニメソングなど7曲を演奏するほか、春富中吹奏楽部との合同演奏も予定されています。当日は、子どもが走り回ってもOK、曲の途中の出入りも自由ということで、音楽隊では、家族でリラックスして楽しんでもらいたいと話しています。
音楽隊の吉田明弘隊長は、「私たちが地域に出向いて演奏するのが筋だが、伊那市民会館に集ってコンサートを楽しんでもらい、消防団活動を少しでも知ってもらえたら」と多くの来場を呼びかけています。
2月20日のコンサートでは、曲にあわせたキャラクターも登場するということで、聞いて、見て楽しいコンサートになりそうです。
消防音楽隊の練習場所は、23年間伊那市民会館でした。
最大収容人数は、1,740人。
市民会館への感謝の想いも込めて、本番に向け、練習にはさらに熱が入ります。 -
情報共有で集客増図る
飲食産業と食文化を語る懇談会が9日、伊那市役所で開かれイベントなどの情報を共有することで集客増を図っていくことなどが確認されました。
懇談会は飲食産業と観光産業が連携することで経済効果につなげようと伊那市などが開いたものです。
9日は、飲食店組合や旅館組合などの代表およそ30人が出席しました。
懇談会では、出席者から「生産者も含めて、観光客を呼べる新しい食材を育てることも必要」といった意見や、「インターネットの情報で動く人が多いので活用するべき」といった声があがっていました。
会議では、行政や、民間が行っているイベントの情報を共有し、集客増を図ることが確認されました。
懇談会の事務局によりますと伊那の観光産業規模は年間30億円で県内の他の地区と比べて立ち遅れているということです。
懇談会は継続して開かれることになっていて連携の強化を図っていくことにしています。 -
伸光製作所労働組合が箕輪町に寄付
箕輪町の伸光製作所労働組合は9日、箕輪町に2万2千円を寄付しました。
9日は、伸光製作所労働組合の板倉文彦執行委員長と河野功書記長の2人が箕輪町役場を訪れ、平澤豊満町長に寄付金を手渡しました。
寄付金は去年12月に歳末助け合い募金として集められたものです。
板倉さんは、町の福祉に役立ててもらいたいと話していました。
伸光製作所は、プリント配線板の製造メーカーで、現在組合員は215人、町への寄付は10年以上続いています。
平澤町長は「毎年の好意をありがたく思います。有効に使わせていただきます。」と感謝していました。 -
箕輪中部小学校で縄跳びギネス大会
箕輪町の箕輪中部小学校で7日、長縄跳びの校内記録を目指す縄跳びギネス大会が開かれました。
大会は、9日まで3日間行われ、初日の7日は2、3年生およそ240人が挑戦しました。
運動委員会が企画し、長縄跳びでクラスごと1分間に何人跳んだかを競います。
記録に残っているこれまでの学校記録は、去年12月に5年2組が出した延べ107人です。
児童らは、1回でも多く跳べるよう、テンポよく跳んでいました。
7日の最高は、3年2組の92人でした。
箕輪中部小学校では、縄跳びを通じてクラスの団結を深めてほしい」と話していました。 -
市報いな 組み写真で最優秀
長野県市町村広報コンクールで、伊那市が作成した市報いなが、組み写真の部で最優秀賞を受賞しました。
最優秀賞を受賞したのは、去年の市報6月号の「やきもち踊り」の特集です。
組み写真の部には県内9つの市町村から応募があり、踊り全体の流れが分かりやすいことや、写真のレイアウトが優れていたことなどが評価されました。
この特集は秘書広報課の村松義隆係長がまとめたものです。
県のコンクールで最優秀賞を受賞した市報いなの特集は、社団法人日本広報協会主催の全国広報コンクールに推薦されることになっています。 -
伊那華のみそ娘 初仕込み
農家の女性等でつくる、伊那華のみそ娘加工組合は、7日、市内の加工場で味噌の初仕込みを行いました。
7日は、メンバー11人が米麹作りや大豆をすりつぶす等の仕込み作業をしていました。
伊那華のみそ娘加工組合は、地産地消や、食文化の伝承を目的に地域の主婦により、平成12年に発足しました。
地元でとれた、コシヒカリや大豆だけを使い、味噌を仕込んでいます。
今年は14トン作る計画で、3月下旬まで仕込み作業を行い、7月に天地返しをし、11月下旬まで寝かせ、出荷する計画です。
伊藤道子組合長は、「無添加、手造りの為、気の抜けない作業が続くが、おいしいと、喜んで食べてもらえるよう作っています」と話していました。 -
みのわ祭り実行委員会 始動
みのわ祭りの企画や運営を行う、みのわ祭り実行委員会。
実行委員会の会長には、平澤豊満町長が、実行委員長には、唐澤修一さんが就任することが決まりました。
7日、箕輪町役場で、今年の祭り開催に向け、初めての実行委員会が開かれ、役員の選出などが行われました。
これまでは、会長と実行委員長は兼務する事が慣例となっていました。
会議で委員会らは、行政と町民が協働で祭りを実施する本来の形を明確にしていこうとの意見があり、多数決の結果、規約を変更し、会長と実行委員長をそれぞれ選出する事になりました。
会長に就任した平澤町長は、懸案となっている、祭りの開催場所について「去年までと同じ国道153バイパスで開催できるよう関係機関と調整していきたい」話していました。
去年まで3年間、会長を務めてきた唐澤実行委員長は、「去年が一つの節目と考えていたが、もう一年、実行委員の協力のもと、町民が楽しめる祭り作りを実施していきたい」と話していました -
恩徳寺で針供養
2月8日は針供養の日です。
南箕輪村の恩徳寺では、畳針に日頃の感謝を込める針供養が行われました。
8日は、県畳商工組合上伊那支部の組合員ら9人が集まりました。
針供養は、折れたり曲がったりして使えなくなった針に、感謝の気持ちを込め行われるものです。
恩徳寺では、40年前の昭和46年に、当時の組合員によって針塚の供養塔が建立されました。
以来毎年2月8日に、針供養を行っています。
組合員らは、長年畳を縫う際に使用した畳針を、豆腐にさして供養していきました。
県畳商工組合上伊那支部の小松正一支部長は「40年前は60人いた組合員も12人となってしまったが、畳の良さを再認識してもらい、今後も絶やさぬように作り続けたい」と話していました。 -
人形飾りの準備大詰め
今月11日に、伊那市高遠町でだるま市が開かれます。
これに合わせ、毎年訪れる人達を楽しませている人形飾りの準備が大詰めを迎えています。
人形飾りが始まったのは1700年頃とされていて毎年だるま市に合わせて高遠町内の各地区で作られています。
高遠町総合支所では、伊那市役所職員互助会の会員など43人が人形飾りを製作しています。
作業は、人形を引き立てるバックと人形づくりの2班に分かれて行われています。
今年は、去年映画化され話題となった宇宙戦艦ヤマトです。
支所内には、長さおよそ5メートルの戦艦の土台がほぼ完成しています。
飾りは、発砲スチロールをやすりやノコギリで削ってキャラクターの形を作り、ペンキで色を塗って完成です。
伊那市役所職員互助会の作品は9日、総合支所前に飾り付けられることになっています。
今年、人形飾りは町内から4作品が出品される予定です。 -
行政改革大綱案 答申へ
市民の視点に立った効率的な行政運営を進める伊那市行政改革審議会が8日市役所で開かれ、民間委託について審議しました。
大綱案は来年度から平成27年度までの5年計画で市民の視点にたった効率的な行政運営の推進を基本方針に具体的な取り組み78項目をあげています。
8日開かれた審議会では、民間委託についての11項目を審議しました。
委員からは、窓口業務委託について「行政の洗練された窓口として育てていくことが必要」「商店のサービスとは違い検討が必要」などの意見が出されました。
これに対し伊那市では「窓口業務については検討のうえ5年間のうちにはどこかでやっていきたい。より充実した市民サービスに努めたい」と答えていました。
他に水道業務委託については「民間委託に向けて研究している段階。早めに進めていきたい」と回答していました。
審議会では8日出された意見をまとめ今月22日に第2次行政改革大綱案を白鳥市長に答申する予定です。 -
冬の自然を楽しむ
冬の樹木や動物の足跡を観察しながら散策する冬の自然観察会が6日、伊那市西箕輪で行われました。
冬の自然観察会は、冬の自然を楽しんでもらおうと西箕輪公民館などが開いたもので小学生や地区住民などおよそ50人が参加しました。
講師を務めたのは地元に住む白鳥孝伊那市長ら3人です。
6日は、みはらしファームを出発し、経ヶ岳自然植物園までの
およそ3キロを歩きました。
途中、動物の足跡や植物などを観察し、参加者達は講師の話に耳を傾けていました。
経ヶ岳自然植物園では、塩・小麦粉・砂糖を雪の入ったコップに入れて温度を下げる実験も行われました。
たき火が趣味という白鳥市長は、そのポイントについて説明し、子どもたちがマッチを擦って集めた枯れ枝に火を付ける体験も行われました。
子どもたちは、悪戦苦闘しながら火をつけていました。
西箕輪公民館では、5月に春の自然観察会を計画しています。 -
南箕輪村北部保育園ひな人形飾り付け
南箕輪村北部保育園で7日、ひな人形が飾られました。
南箕輪村北部保育園では、毎年リズム室にひな人形を飾っています。
7日は、年長園児の女の子10人がお内裏様から順に、人形を並べていきました。
北部保育園の北林礼子園長は「やさしい女の子に育ってくれることを願っています」と話していました。
7日の伊那の最高気温は、10度4分で、3月下旬並の暖かい1日となりました。