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県議選伊那市区現職2人 当選から一夜明け
任期満了に伴う長野県議会議員選挙の投票が10日、行われ、即日開票の結果、伊那市区は現職の2人が当選を果たしました。
伊那市区は、向山公人氏が13,216票を集め、県議選4期目にして、初のトップ当選を果たしました。
当選から一夜明けた11日は、事務所で、新聞を見ながら、リラックスした表情を見せていました。
向山氏は「震災の影響もあり、低調で自粛ムードの中で行われた選挙戦。前回より、投票率は下がったが、得票数を、1000票近く伸ばせたのは、個人演説会や街頭演説、遊説を通して、訴えてきた事が、多くの人に理解・支持して頂いた結果だと思う。嬉しさもあるが、今は、その責任を重く感じる」と、一夜明けた感想を話していました。
取り組んでいきたい課題としては、「伊那市の一体化を図っていく為には、天竜川を挟み東西を結ぶ、幹線道路の整備が必要。財政的には厳しいが、伊那市と相談しながら、実現可能な方法を探り、集中的な取り組みを行い、実現の方向に持っていきたい」と話していました。 -
県議選上伊那郡区現職2人 当選から一夜明け
垣内基良さんは、上伊那郡区で18,078票を集め、トップで3期目の当選を果たしました。
11日朝は6時前に目が覚めたという垣内さん。
改めて2期連続当選の喜びを噛みしめたということです。
今回の選挙戦を振り返って垣内さんは「多くの票をいただき感謝している。これだけの票を集める事が出来た1番の理由は、町村で大きく伸ばせたことだと思う。それは、地域代表としての期待感であると思う。その期待感は、漠然とした政治力というものだろうし、町村の要望や地域代表としての声を県政に届ける人だと判断してもらったのだと思う。自民党県議団をより強い集団にしていくことと、阿部県政の事業や財政面で正しくチェックしていきたい。協力できることは支援していきたい。」と話していました。 -
三六災害を伝承 パネル展始まる
上下伊那にある国・県の出先機関や、地元市町村などで組織する三六災害50年実行委員会は、写真や体験者の証言をまとめた、パネル展を上下伊那各地で開催します。
11日は、パネル展の開始式が駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。
実行委員会では、三六災害を体験した人達の教訓を後世に伝え、地域の防災力を高めていこうと、このパネル展を企画しました。
実行委員長の北澤秋司信州大学名誉教授は「50年前の災害を教訓に、今何をし、何を守るべきか、考えてもらいたい。」と話していました。
土砂崩れや河川の決壊など災害の様子を写した写真や、体験者の証言をまとめた物など、32枚が展示されています。
展示は、11日から9月まで、上下伊那の市町村役場やショッピングセンターなど60箇所を巡回して行われる予定です。 -
伊那公園七色弁当 販売
伊那公園の桜の管理などをしている、住民有志グループ伊那公園桜愛護会は、10日、公園で恒例の桜祭りを行い、伊那の珍味を詰め合わせた伊那公園七色弁当を初めて、販売しました。
おかずには、蜂の子やザザムシ、クマ肉、シカ肉等、伊那谷や南アルプスで取れた高級珍味、7品が入っています。
愛護会では普段口にする機会が少なくなった、伊那の名物を多くの人に味わってもらおうと、今年の2月に弁当の販売を企画。
午前9時に受付を始め、1時間程で用意した弁当50個は、予約で売り切れになりました。
新潟県から訪れた男性は、「伊那谷の自然の豊かな恵みを感じる。クマ肉は牛肉よりコクがあり美味しい。」と話していました。
また、会場では、東日本大震災応援カラオケ大会も開かれました。
愛護会では、カラオケ大会で集まった募金や弁当の売り上げ、およそ25万円を、震災の義援金として送る事にしています。
伊藤一男会長は、「震災の影響で全国的に沈んだ気持ちになっている。桜から元気をもらい、その元気を少しでも被災地に届ける事ができれば」と話していました。
伊那公園には、13種類の桜が植えられていて、今は、公園西側の神社境内にあるコヒガンザクラが5分咲きとなっています。 -
伊那アルプス美術館 15周年記念特別企画展
箕輪町富田の伊那アルプス美術館が4月30日で開館15周年を迎えます。
館内では、15周年記念特別企画展が開かれています。
辰野町の画家垣内カツアキさんが個人で所有する伊那アルプス美術館には、垣内さんが描いたおよそ50点の油絵が並んでいます。
垣内さんは18歳から油絵を描き始め、以来58年間にわたり作品づくりをしています。
今回の企画展は、ここ5年以内に描いた作品で、全国各地で描いた風景画が並んでいます。
このうち伊豆の春は、伊豆の春を高台から描いたもので、サイズは120号と今回並んでいる中で1番大きな作品です。
他に、ビュッフェポスターのある窓辺では、窓の外に仙丈が描かれています。
伊那アルプス美術館の15周年記念特別企画展は、7月8日金曜日まで開かれています。 -
長野県議会議員選挙 開票速報
伊那市区では4人が立候補し、現職2人が当選しました。
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信越花便り~上田城跡公園櫓門前シダレザクラ~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
9日は、上田ケーブルビジョンから、上田市の上田城跡公園の桜情報が届きました。
暖かい日が続くなか、上田市内では桜が開花しました。
桜が咲き始めたのは、上田城跡公園櫓門前のシダレザクラです。
まだほとんど蕾ですが、よく見ると、10輪ほどの花が咲いていました。
上田市によると、例年より5日ほど遅い、8日朝に開花を確認したという事です。
例年通り開花が進めば、今月14日には満開となる見込みです。 -
県議会議員選挙 あす投開票
任期満了に伴う長野県議会議員選挙は10日、投票が行われ、即日開票されます。
選挙戦最終日となった9日は、伊那市区、上伊那郡区ともに、候補者が最後の訴えをして、支持を求めていました。
この日は、日中雨が降る中、候補者が選挙戦最後の遊説を行っていました。
各候補とも力の入った演説で地域の人たちに支持を求めていました。
8日現在、期日前投票を済ませた人の数は、伊那市区では有権者数5万6,637人に対し、5,061人で8.94%。
上伊那郡区の箕輪町では、有権者数2万81人に対し、1,403人で6.99%、南箕輪村では、有権者数1万1,185人に対し494人で4.42%となっていて、上伊那郡区全体では、有権者数6万8,526人に対し、4,997人、7.29%の人が投票を済ませています。
この日は、10日の投票に備え、投票所に指定されている会場で投票箱などの設置作業が行われました。
伊那図書館では、市の職員が地区管理者の立会いのもと、投票箱などを設置していました。
投票所は地区の公民館や集会所などが指定されていて、伊那市区では67か所、上伊那郡区では箕輪町内22か所、南箕輪村内11か所に投票所が設置されます。 -
高崎昇平さん・村田裕生さん 日本画展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、若手日本画家の高崎昇平さんと村田裕生さんによる日本画展が開かれています。
会場には、桜を描いた作品をはじめ風景画など60点が展示されています。
高崎昇平さんは東京都出身で、2000年に、高遠を描いた作品「風景」で、第1回信州高遠の四季展の大賞を受賞しました。
これが縁で今回、母校の東京芸術大学日本画科で共に学んだ諏訪市出身の村田裕生さんと二人展を開きました。
高崎さんは、両親の故郷である岩手県や鹿児島県を描いた風景画のほか、東京新聞に連載した名建築といわれる建物をペンと水彩で描いた原画を展示しています。
村田さんは26作品を出品していて、このうち「桜の道」は今回の展示のために描いたということです。
県内をはじめ日本各地の風景を描いた作品や、アメリカを旅したときに制作し発表した墨絵の作品も展示しています。
高崎昇平さんと村田裕生さんの日本画展は5月15日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
創造館逸品展「レッドリストの植物たち」
現在、絶滅危惧種としてレッドリストに載っている南アルプスの植物標本の展示が9日から、伊那市の創造館で始まりました。
展示されているのは、大正11年に南アルプスで集められた植物の標本です。
上伊那教育会が植物の学習に使う教材として集めたもので、創造館におよそ200点が収蔵されています。
今回創造館では、世界自然遺産登録に向けた活動や、ニホンジカによる食害など近年注目されている南アルプスに焦点を当て、植物標本の展示を企画しました。
学芸員の福澤浩之さんによりますと、今回は長野県版のレッドリストを基準に、絶滅の危険度が高い10点を展示したということです。
会場には、標本のほか説明パネルなども展示されています。
逸品展「レッドリストの植物たち」は5月8日まで、伊那市の創造館で開かれています。 -
県選管が県議選投票呼び掛け
長野県選挙管理委員会などは9日、箕輪町の大型店前で、10日投票が行われる県議会議員選挙の投票を呼び掛ける啓発活動を行いました。
大型店前では、上伊那地方事務所の市川武二所長ら3人が、啓発活動を行いました。
投票日などが書かれたティッシュペーパーを買い物客に手渡し、投票を呼び掛けました。
県議会議員選挙は10日投票が行われ、即日開票されます。
10日の投票時間は、ほとんどの地域で午前7時から午後8時までとなっています。 -
ゴンベエワールドさんが日本一周の旅へ
伊那市の大道芸人ゴンベエワールドさんは、大道芸で日本を元気にしようと、10日、日本一周の旅に出発します。
9日には伊那市の春日公園で出発式が行われ、40人ほどが見送りに訪れました。
ゴンベエワールドさんは、伊那市を拠点に活動する大道芸人で、風船を使った大道芸を得意としています。
日本全国を、大道芸を披露しながらまわり、出会った人たちを元気にしようと日本一周の旅を企画しました。
ゴンベエワールドさんは、特製の愛車で、自炊をしながら日本を一周するということです。
最初に、震災で被害を受けた長野県の栄村を訪問する予定で、その後は日本各地をまわり、10月に伊那市に戻る予定だということです。
式が終わると、ゴンベエワールドさんは訪れた人たちから激励を受けていました。
ある男性は「日本全国元気にして無事に戻ってきてほしい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは「集まってくれた人たちからたくさんの元気をもらった。日本中で大道芸を披露して多くの人を元気にしたい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは10日の午前6時頃伊那市を出発するということです。 -
水稲の種まき作業始まる
伊那市東春近車屋の共同育苗センターでは、水稲の種まき作業が始まっています。
9日には車屋協業組合の組合員およそ13人が育苗センターで作業を行いました。
毎年4月初旬に作業を始めていて、今年は例年より4日遅い4月4日から作業を始めました。
センターでは今年、例年とほぼ同じ5万箱、田んぼにして29枚分のコシヒカリの苗を育てます。
育てられた苗は、主に東春近地区を中心に伊那市内に配られる事になっています。
井上喜詮組合長は「この時期は気温の変化が激しいので、温度管理に注意したい」と話していました。
作業は20日頃まで行われることになっています。 -
伊那スキーリゾート 今季利用者3万6千人
伊那スキーリゾートは、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込み数をまとめました。
それによると、今シーズンは昨シーズンに比べて千人多い、およそ3万6千人が利用しました。
伊那スキーリゾートによりますと、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込みは、営業期間の去年12月23日から先月27日までの94日間でおよそ3万6千人となっています。
これは昨シーズンの3万5千人よりも千人ほど多くなっています。
伊那スキーリゾートでは「震災のあった3月11日以降はほとんど利用が無かったが、シーズンを通して気温が低く雪に恵まれたことが増加につながった」と話しています。 -
小松眼科医院の桜咲き始め
早咲きで知られている伊那市西町の小松眼科医院の桜がほころび始めました。
去年より10日ほど遅れての開花です。 -
からさわびんさん イラスト展
南箕輪村のからさわびんさんのイラスト展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、色鉛筆で描いたイラスト画などおよそ140点が展示されています。
からさわさんは、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、病気のため、現在はリハビリを兼ねてイラストを描いています。
作品はA5サイズで、植物や動物を題材にしています。
個展を開くのはおよそ30年ぶりで、10年ほどの間に描きためた作品を展示しました。
からさわさんは、「絶えず絵のことを考えていて、それが気分転換になる。明るい作品、冗談のような作品を描いている」と話していました。
からさわさんのイラスト展は10日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
西春近北小学校の1年生 入学して初めての給食
伊那市の西春近北小学校の1年生は8日、入学して初めての給食を楽しみました。
西春近北小では、6日に入学式が行われ、8日は1年ひのき組32人にとって初めての給食となりました。
配ぜん前に盛り方や給食着の着方などを教わった児童らは、慣れない手つきでお皿に盛っていきました。
担任の長尾恭照教諭は「みんな均等になるように」「係りにも忘れず配りましょう」などと指導していました。
配り終えると全員でいただきますの挨拶をし、早速味わいました。
8日のメニューは、カレー、福神漬け和え、デザートのフルーツポンチです。
1年生でも食べやすいメニューが用意されました。
食べ始めて間もなく、児童らは次々とおかわりの手を挙げるなど、初めての給食を味わっていました。 -
お釈迦様の誕生日祝う 花まつり
お釈迦様の生まれた日とされている4月8日、誕生日を祝う花まつりが各地の寺で行われました。
このうち箕輪町長岡の長松寺には、長岡保育園の園児41人が訪れました。
長岡保育園では、毎年花まつりの日に、長松寺を訪れています。
花まつりは、お釈迦様が生まれた日に甘い雨が降ったと言われていることから、毎年4月8日の誕生日にお釈迦様の形をした像に甘茶をかけて祝います。
園児らは順番に、手を合わせ甘茶をかけていきました。
長松寺の山・ス義芳住職は「震災で苦しんでいる人が多くいる。みんなが元気でいい子にしていることで復興の力になる。一生懸命生きることを目標にしてください」と話しました。
最後に園児には、仏教婦人部が手づくりしたお菓子と甘茶が配られ、それぞれが持ち帰りました。 -
社会で活躍できる技能者に
南箕輪村の長野県伊那技術専門校で、8日入校式が行なわれ、上伊那地域を中心とした48人が新たな第1歩を踏み出しました。
入校したのは、訓練期間2年のメカトロニクス科に16人、情報システム科に10人。
訓練課程6か月の機械科に10人、パソコン活用科に12人の合わせて48人です。
上伊那地域を中心に、入校選考に合格した18歳から65歳までが知識・技能の習得に励みます。
遠藤昌之校長は、「規律・誠実・安全の校訓を守り、志を高くかかげ、目標を持ち、自ら積極的に取り組んで欲しい」と式辞を述べました。
入校生を代表し、メカトロニクス科の芦部良司さんは、「技能と知識を身につけ社会で活躍できる技能者となるよう努力したい」と誓いのことばをのべました。
伊那技術専門校の昨年度卒業生の就職率は、メカトロニクス科・情報システム科が88.2パーセント、機械科・パソコン活用科が75パーセントで、平均で79.6パーセントでした。 -
県議選 市区、郡区ともに現職優勢
10日に投票が行われる県議選の伊那市区と上伊那郡区はともに現職が優勢な情勢であることが、伊那ケーブルテレビが行った世論調査でわかりました。
最初に伊那市区です。伊那市区は無作為で抽出した有権者300人から回答を得ました。
選挙に関心はありますかという問いには「大いにある」が106人、35%「ある」が128人、43%で選挙に関心のある人が78%を占めています。
支持する政党については、「民主」28人、「自民」36人で「支持なし」が204人となっています。
投票で何を重視しますかという問いには、「人がら」が83人次いで「政策、公約」が78人、「地元の候補」は78人となっています。
「投票する候補者を決めていますか」という問いには「決めている」が217人、73%となっていて、決めている人のうち、現職の2人で8割以上を占める情勢となっています。
県議会議員に期待することは、という問いには「景気、雇用」が170人で最も多く、次いで「医療、福祉」「防災対策」となっています。
県議選最後となる9日の各候補の動きです。
新人の三石陣営は、遊説に加え、大型店などで辻立ちも予定しています。
新人の野口陣営は、午前は高遠長谷地区、午後は町部を遊説する予定です。
現職の木下陣営は、地元美篶を中心に市内全域を遊説する予定です。
現職の向山陣営は、高遠・長谷地区を皮切りに市内全域を遊説する予定です。
続いて上伊那郡区の世論調査の結果です。
上伊那郡区は無作為で抽出した320人から回答を得ました。
選挙への関心は「大いにある」が56人、18%「ある」が151人、47%となっていて、選挙に関心のある人が65%を占めています。
支持する政党については、「自民」49人「共産」12人「減税日本」が2人で「支持なし」が224人となっています。
投票で重視することについては、「人がら」が83人、「政策、公約」と「地元の候補」が78人ずつとなっています。
「投票する候補者を決めていますか」という問いには決めているが236人、74%となっていて決めていると回答した人のうち、現職の2人で8割を占める情勢となっています。
県議会議員に期待することは、という問いには
「景気、雇用」が154人で最も多く、次いで「医療、福祉」「教育、子育て」となっています。
県議選最後となる9日の各候補の動きです。
現職の垣内陣営は、中川村を皮切りに辰野町まで北上し、郡内を遊説する予定です。
現職の小林陣営は、南箕輪村を皮切りに上伊那北部、特に地元箕輪町を重点的に遊説する予定です。
新人の寺平陣営は、中川村を皮切りに北上し、夕方は大型店から事務所までを歩く予定です。 -
新入学期の交通安全運動
伊那交通安全協会などは、1年生が入学し、新しい学期が始まったことにあわせて、7日、交通安全街頭啓発を行いました。
7日は、子どもたちの登校時間に合わせて、伊那交通安全協会、伊那市交通安全協会連合会、伊那警察署などが、伊那東小前のスクランブル交差点で、街頭啓発を行いました。
例年は、4月中旬に、春の交通安全運動が行われますが、今年は、統一地方選挙の影響で、1ヶ月、運動が先送りされました。
しかし、新入生が学校に通い始めるこの頃の運動が重要だとして、伊那安協などが独自に活動を行いました。
安協のメンバーらは、「横断歩道では、手を挙げて渡ろう」など子どもたちに声掛けをして、登校を見守っていました。 -
伊那市人権擁護委員委嘱状の伝達
伊那市は、人権擁護委員の委嘱式を、7日、市役所で行いました。
3人が新任、1人が再任されました。
7日は、市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長が、法務大臣からの委嘱状を伝達しました。
今回は、3人が新任、1人が再任されました。
また、長年にわたり委員を務めた3人に感謝状が渡されました。
白鳥市長は、「4人の皆さんを委嘱したが、人権擁護法に基づいて、地域の人権活動をお願いしたい」と挨拶しました。
人権擁護委員は4月1日付けで委嘱され、任期は3年となっています。 -
東春近安協が黄色の帽子プレゼント
伊那市の東春近交通安全協会は、東春近小学校の1年生全員に、黄色の帽子をプレゼントしました。
7日は、帽子の贈呈式が、東春近小学校で行われ、東春近安協の井上征博会長から、小松民敏校長に目録が手渡されました。
東春近交通安全協会では、去年から、東春近小学校の1年生に、黄色の帽子を贈っています。
6日の入学式の日に、帽子をプレゼントされました。
1年生は59人で、予備も含めて61個を贈りました。
井上会長は、「黄色い帽子をかぶっていると、新しい1年生だとわかり、地域の人が見守ってくれます。お兄さんやお姉さんの言うことを良く聞いて、気をつけて学校に通ってください」と挨拶しました。
小松校長は、「地域の皆さんに、子どもたちの安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
大芝で小熊 山奥に放す
7日の昼頃、南箕輪村の大芝公園近くの山林で、小熊が目撃されました。小熊は捕獲され、山奥に放されました。
7日、大芝公園マレットゴルフ場北側の山林で、小熊を目撃したとの情報が南箕輪村役場に寄せられました。
村では、小熊が近くに潜んでいる可能性があるとして注意を呼び掛けていましたが、その後、伊那市地籍の大泉川で発見し捕獲しました。
捕まえた小熊は体長60センチほどで、山奥に放されました。 -
公衆衛生専門学校入学式
歯科衛生士を目指す学生が学ぶ長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われました。
今年度は、上伊那地域をはじめ県内各地から17人が入学しました。
式で中村好昭校長は、「講義や実習に真剣に向かい合い、確かな知識と技術を習得してほしい」と式辞を述べました。
入学生を代表して、下諏訪町出身の味澤育恵さんは、「困難なことがあると思うが、目指す歯科衛生士になれるよう励まし合い、努力していきたい」と誓いの言葉を述べました。
入学生はこれから、3年間の過程で講習や実習に励みます。 -
保科正之大河ドラマ化署名活動
伊那市観光協会は7日、高遠城址公園で、江戸時代の高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ化の実現に向けた署名活動を始めました。
署名活動は、公園内の2カ所で行われ、観光客に協力を求めました。
伊那市観光協会は毎年、高遠城址公園のさくら祭り会場で、署名活動を行っています。
去年は、祭り期間中におよそ1万2千人の署名がありました。
現在、43万人の署名が集まっていて、観光協会では50万人を目指して取り組んでいきたいとしています。
署名活動は22日まで行う予定で、今年は東日本大震災の募金の協力も呼び掛けるということです。 -
イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は7日、伊那市高遠町と長谷の三峰川水系でイワナの成魚を放流しました。
この日は、天竜川漁業協同組合の役員が、体長20センチほどのイワナの成魚を三峰川水系の河川に放しました。
放流は毎年この時期に行われています。
今回は辰野町から駒ヶ根市までの天竜川水系と三峰川水系で、合計500キロのイワナを放すということです。
天竜川漁業協同組合では、「雨が降って水量が増えれば釣果が上がってくると思う」と話していました。 -
信越花便り~飯田市松尾毛賀くよとのシダレザクラ~
信越各地から桜の開花情報などをお伝えする信越花便り。
7日は、飯田ケーブルテレビから飯田市松尾毛賀にあるくよとのシダレザクラの情報が届きました。
飯田市松尾毛賀の高台にある、くよとのシダレザクラです。
最近の晴天によりつぼみが徐々に開きはじめ、三分咲きとなっています。
推定樹齢は300年以上。幹の周囲は3・8メートル、高さは15メートルを誇る、飯田市でも有数のサクラの古木です。
東にむかって張り出した枝は堂々として、シダレザクラの典型的な形を保っています。
「くよと」は供養塔のことで、小笠原氏がこのあたりを統治していた時代、戦いによって命を落とした武士たちを供養するための塔があった事に由来すると伝えられています。
現在この供養塔は移転されており、ありませんが、旧遠州街道沿いだったことから、秋葉様や天神様の石碑が現在も残り、当時の往来の賑やかさを今に伝えています。
地元住民およそ130戸でつくる、毛賀くよとのシダレザクラ愛護会が、サクラと周辺の保全活動を行っています。
毛賀くよとのシダレザクラは現在、午後6時30分から午後8時45分までライトアップを行っています。
今週末から来週にかけ満開となり見頃を迎えそうです -
伊那市西箕輪から廃棄物が見つかる
伊那市西箕輪上戸(あがっと)地籍で住宅建築の造成工事中に、伊那市が昭和45年ごろ埋め立てた廃棄物が見つかりました。白鳥孝市長は、早急に処理を進めたいとの考えを7日示しました。
7日は、廃棄物が見つかったことに関する記者会見が伊那市役所で開かれました。
伊那市によると、先月、地主が、住宅を建設するための工事中、土の中から廃棄物が出てきたため、建築業者を通じ、市に連絡がありました。
建築業者から、市が廃棄したものではないかとの調査依頼があり、業務に関った職員に事情を確認したところ、昭和45年頃、現場は伊那市の不燃物の埋立地であった事が分かりました。
しかし、40年以上前の事業で、当時の文書を確認することはできなかったということです。
伊那市では、造成中の地籍の廃棄物を除去し、埋め戻しました。
市では、廃棄物は、およそ1000平方メートルの範囲、800トンほどが埋まっていると推定しています。
伊那市では、今後、現地での聞き取り調査や電磁波による調査などを行い、埋まっている廃棄物の量と、範囲を特定。地主などと協議し、処理方法を検討し、早急に対処していきたいとしています。 -
伊那市から見舞金は2200万円
伊那市は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に寄付する見舞金の額を2200万円とする考えを、7日開かれた伊那市議会全員協議会に示しました。
7日は、伊那市役所で、伊那市議会全員協議会が開かれ、見舞い金の額を2200万円とする考えが示されました。
アメリカ在住の、伊那市ふるさと大使・大根田勝美さんから、伊那市を通して被災地に寄付したいと寄せられた800万円が含まれています。
市民一人あたりの負担に換算すると、およそ200円となります。
この見舞金の予算は、専決処分されます。