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屋根まで届いたヒマワリ
あっという間に屋根まで到達竏秩B
駒ケ根市赤穂上赤須の農業・入谷武義さん(70)宅の玄関脇に生えてきた高さ3メートル56センチヒマワリが、家族や近所の人たちをを驚かせている=写真。
ヒマワリが生えてきたのはコンクリートで覆われた部分のすぐ脇で、家の東側。このヒマワリ、誰かが種をまいたわけではなく、勝手に生えてきたのだという。
入谷さんは「過去にもヒマワリを育てたことはないし、家族も誰一人として種をまいていないという。きっと鳥かなにかのフンに混ざって運ばれてきたのだと思う」と話す。
ヒマワリは4月始めころ芽を出し、ぐんぐんと成長。早いものは6月下旬ころから花が咲き始めたが、段々頭をもたげてくるようになったため、竹で添え木をしてあげたところ、高いものは屋根まで到達するほどの丈になった。
今回は市民チャンピオンの記録更新までには至らなかったが、入谷さんは「今回は肥料も何にもやらないでこれだけ大きくなった。来年は肥料をあげるなどして、ちょっと頑張ってみたい」と話していた。 -
駒ケ根市点字サークルが『平和へのいのり』の点訳した全6巻を完成
駒ケ根点字サークル(会員14人、今福富栄代表)はこのほど、駒ケ根市教育委員会が今年3月に発刊した戦争体験記録集『平和へのいのり』を点訳した点訳本(全6巻)を完成させた=写真。今福代表は「この本を読んで、戦争はもう二度としてはいけないと再認しました。この点訳を読む視覚障害者は戦争を知らない若い世代。実際に体験された方の言葉で読める機会はあまりないので、その気持ちを思いながら読んでいただければ」と話す。
『平和への祈り』は、次世代に戦争の記憶と平和への祈りをつないでいくことを目的として市教育委員会が発刊したもので、太平洋戦争のあらましや戦争体験者の証言、寄稿文などで構成されている。
同サークルでは「視覚障害者の人たちにもぜひ自分たちが住んでいる地元の人たちが体験した戦争の記憶を読んでもらおう」と、今年6月から点訳に着手。今福さんのほか、同サークルの中山章さん(83)、浦野孝之さん(65)、春日正弘さんの4人が協力した。
点訳には、漢字を平仮名に直すなどといった手間のかかる作業が必要となり、時間もかかるが、4人で協力し合うことで今回は2カ月足らずで完成することができた。
今後、点訳した本は市内外の希望者に貸し出しをしていく。
点訳本の貸し出しに関する問い合わせは障害者センター高砂園(TEL82・2012)へ。
なお、同サークルでは9、10月の第2、第3、第4土曜に一般市民向けの点字講習会を開くため、多くの参加を呼びかけている。
点字版を使って点字の基礎を学ぶほか、パソコンができる人にはパソコン点訳などを体験してもらう。
時間は午後1時半縲恁゚後3時半。場所は高砂園。
問い合わせは高砂園へ。 -
商店街の賑わい復活を目指す
わいわいワクワク市民の会の商店主メンバー
守屋博夫さん(59)
福沢治朗さん(56)
宮沢清高さん(55)まちの元気を取り戻そう竏秩B
思いを同じくする仲間やNPO法人とともに今月初め、駒ケ根市銀座商店街内の空き店舗を改装して「みんなの広場」をオープンした。ホールは気軽に立ち寄れるオープンカフェとして開放し、お年寄りや若者に利用してもらうほか、各種イベントの開催、学習会、展示会会場などとして、多くの市民に活用してもらいたいと考えている。
「これだけ間口の広いところが閉まっていたんじゃもったいない。広場としてオープンできて本当に良かった。今はまだ手探りの状態だけど、最終的には若者からお年寄りまで、さまざまな世代の人が集える場にしていきたい」と福沢代表。
今後は11月までの間、さまざまな取り組みを実施し、その中から良いものを選んで継続していく予定だ。
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第16回駒ケ根市小学生相撲大会で小学生力士らが練習の成果を競い合う
第16回駒ケ根市小学生相撲大会が19日、同市駒ケ根高原切石公園の土俵であった。市内の小学生力士約360人が出場し、優勝を目指して土俵の上でぶつかり合った。
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駒ケ根高原美術館で伊那市出身の板絵画、絵本作家・有賀忍さんの個展
彫った板に色彩を施した「板絵」を多く手がけ、絵本作家としても活躍している伊那市出身の有賀忍さん(62)=東京都=の個展「童心の風景竏瀦モヘ星・母は花竏秩vが19日、駒ケ根市の駒ケ根高原美術館で始まった=写真。幻想的で遊び心あふれる作品120点以上が、訪れた人の目を楽しませている。
有賀さんが板絵を制作し始めたのは30年以上前。版画の版木にヒントを得て、そこにアクリルで色彩を施すようになったのがきっかけで、彫りを施した板にさまざまな色を何度も塗り重ねることで、独特で神秘的な世界を表現している。
絵のテーマには父親と子どもが戯れている様子を描いたものが多く、有賀さんは「今の時代、父親の存在が薄くなっている中、子どもよりも夢中になっているお父さんを描き、そこから『子どもと一緒にいることが一番幸せなんだ』というメッセージを伝えたかった」と話す。
そのほかにも世界の民話をテーマとした板絵や有賀さんが手がけた絵本の原画やアニメーションの原画なども展示している。
8月31日まで(会期中は無休)。開館時間は午前9時縲恁゚後5時半。入館料は大人千円、大高性800円、小中学生500円(毎週土曜は小中学生無料。
問い合わせは駒ケ根高原美術館(TEL83・5100)へ。 -
熊の胆密輸の組長に実刑判決
輸入が規制されている医薬品の熊の胆(くまのい)を密輸したとして関税法、薬事法違反などの罪に問われていた駒ケ根市赤穂、指定暴力団山口組系小林組組長の無職小林正治被告(65)の判決公判が17日、地裁伊那支部であった。藤井聖悟裁判官は、被告の供述は不自然で信用できない竏窒ニした上で、前刑の執行猶予期間中に犯行に及ぶなど一向に反省の気配もないことから再犯の恐れは極めて高く、刑責は重大で実刑は免れない竏窒ニ断じ、懲役4年4月、および罰金200万円(求刑懲役4年6月、罰金200万円)の実刑判決を言い渡した。同被告は銀行法違反、強要未遂の罪にも問われていた。一貫して無罪を主張してきた弁護側は判決を不服として控訴する方針を示している。
判決によると小林被告は05年7月と11月の2回にわたり、熊の胆計約4・8キロを密輸入し、販売目的で貯蔵していた。06年1月から10月にかけ、利息を支払う約束で延べ22人から現金計2750万円を集めたほか、06年12月、駒ケ根市内の施設の男性職員に対し、施設にいる女性に電話をするように言っておけ、電話がなければ施設に火をつけるぞ、などと脅した。 -
伊那人現擁護委員協議会が研修会を開催
伊那人現擁護委員協議会(北條常信会長)が15日、研修会が駒ケ根市駅前ビル「アルパ」であった。上伊那地区の人権擁護委員約40人が集まり、活動を同じくする仲間の体験発表やインターネットを安心・安全に使うことなどをテーマとした講演会から、今後の活動に生かしていくべきことなどを学んだ。
研修会は人権擁護委員の資質向上と情報交換などを目的として開催しており、毎年開催地は各地区の持ち回りとなっている。今年は駒ケ根市で開催することとなった。
体験発表では、北部会、中部会の委員2人がこれまでの体験を交えて今後、自身が心がけていきたいことなどを発表。
人権擁護委員となって3年目となる白田信隆さん(65)=伊那市美原=は、過去の自身の失敗談から「よく聴き、受け止めた上で互いに解決策を共有できるまで、話し合うことが大切。あの時私はもっと聴くべきだった」と振り返った。一方、過去に相談に来た人が、その後立ち直り「『安心して暮らせるようになった』と話してくれたことが嬉しかった」と語った。 -
地区の農地を守れ!中沢地区営農組合の農地管理お助け隊が地区内の耕作放棄地を整備
先祖代々の農地を守ろう竏窒ニ、駒ケ根市の中沢地区営農組合(北沢満組合長)が16日、「農地管理お助け隊」として同地区中割で10年以上放置されていた耕作放棄地約27アールの整備に取り組んだ。作業には11集落から2人ずつ参加。ほ場を覆った草をビーバーなどで刈り倒し、汗を流した=写真。
農業者の高齢化、担い手の減少などが深刻化する中、全国的に荒廃農地が増加。また、放置されたままの荒廃農地に野生動物が入り込み、近隣の農作物が被害を受けるといった事態も生じている。
そんな中、同地区営農組合は、地区の農地を守ろう竏窒ニ一念発起。昨年度から地区独自で「中沢地区営農保全週間」を設け、この期間に集中して自身の農地管理に努めたり、組合員が地区内の耕作放棄地の整備に当たっている。
今年は山際近くにあり、ニホンジカの寝床となっている耕作放棄地を整備。どの地区にも土地利用組織はあるが、耕作放棄地の整備などに継続的に取り組んでいるのは珍しいという。
北沢組合長(55)=中沢中山=は「やっぱり、みんな自分の生まれ育った土地が好きだし、若い人たちに残していきたいと考えている。そのために、今自分たちが頑張らなければ」と話していた。
中沢地区の耕作放棄地は約30ヘクタール。今後、実態調査を進め、農地として復活する場所、山へ還元する場所などを検討していく。 -
東伊那小5年生がJA上伊那の農政対策委員のメンバーから稲の育て方を学ぶ
田んぼについて学ぼう竏窒ニ駒ケ根市東伊那小学校の5年生17人(春日美貴子教諭)が15日、上伊那農業協同組合(JA上伊那)駒ケ根東地区農政対策委員(下平士郎委員長)のメンバーから、稲の育て方や田んぼの多面的機能などを教わった=写真。
田んぼづくりは5年生の学習の一環として各学校で取り組まれており、同校の5年生も挑戦している。そんな中、実際に田んぼを育てている農家さんから稲の育て方や今後の管理方法を学ぶ目的で営農対策委員のメンバーを迎えた。
東伊那小の5年生の田んぼは先日まで中干ししていたが、これから穂が成長する時期を迎えるため、再び水を入れている。指導に当たったJA上伊那駒ケ根東支所の大槻憲治営農課長は「今、稲の穂は下の方にほんの5センチくらいしかないが、これから約1カ月でぐんぐん伸びる。田んぼの状態も良好」などとアドバイスした。
営農対策委員の下平委員長は「子どもたちに農業に目を向けてもらい、将来農業に取り組んでもらえれば」と話していた。
また、この日はJAバンクが全国の小学校高学年向けに作成した食農教育補助教材3種類の贈呈もあった。 -
赤穂東小の5、6年生が赤穂中学校を見学
駒ケ根市の中学校通学区変一部更の対象となる児童が通う赤穂東小学校の5、6年生約180人が15日、赤穂中学校の様子を見学した=写真。双方の中学校を見た児童らはその規模の違いに驚きながらも、自分の目的を実現するためにはどちらの学校へ通うのが良いのかを考えた。
中学校見学は前日の東中に続き開催した。赤穂中に到着した児童らは、同校の広田敦弘教頭から赤穂中が県内でも最も大きい規模の学校であること、生徒会、部活動とも活発な学校であることなどの説明を受けた。
その後、各教室の授業を見学。
両方の学校を見学した遊佐鼓さんは「東中は車いすの人にも良さそうな学校。赤穂中は東中と比べてすごく大きいことに驚いた」と話していた。
また、児童らとともに両校を見学を見学した赤穂東小保護者の一人は「赤穂中の方が一クラスの人数が大勢。今の環境と比べると、少し大きすぎるように感じる。やっぱり、小さい方が先生の目も行き届くし、自然環境といい、人的環境といい『東中が良いかな』と思った」と話した。
市教育委員会は「見学会は不安解消の意味で開催したもの。今回の見学会を参考に、各ご家庭で話し合っていただければ」としている。 -
赤穂東小5、6年が東中学校を見学
駒ケ根市立赤穂東小学校の5、6年生約180人は14日、教諭らの引率で東伊那の駒ケ根市立東中学校(小木曽伸一校長)を見学。見て聞いて「小さい学校」の良さを実感した。
市教育委員会が中学校通学区の一部変更の検討を進める中で、児童の不安解消などを目的に5年生も参加し、時期も初めて実施した昨年より2カ月早めた。15日は赤穂中学校でも行う。
バスで東中に到着した児童らは宮尾裕教諭の案内で、大規模改造された本校舎、音楽室や家庭科室などが並ぶ木造の北校舎、美術室、金工室のある南校舎などを見て回った後、体育館での歓迎会に臨んだ。
東中全校生徒166人は拍手で迎え、合唱「大地讃頌」で歓迎。眞木啓佑生徒会長は勤労班や部活、行事など東中の特長を紹介し「東中は本当に良い学校です。少しでもいいので、ぜひ入学を希望してください」と呼び掛けた。
小木曽校長は▽先生も生徒もみんなが知合いになれ、仲良しになれる▽1教室に20縲・0人と少なく、先生は一人ひとり丁寧に教えてくれるから、みんなが勉強ができるようになる-など小規模学校の良さを挙げ「校内はスロープやエレベターでバリアフリーになっている。どんな人とも仲良くしようと、心のバリアーフリーも進めている。小さな学校の良さを感じ、希望すれは入学できると思う。赤穂中学校と比較し、自分に(東中が)向いていると思ったらぜひ、来て」と期待を込めた。
見学を終えた5年の井川さおりさんは「歌や絵が上手。良い学校だなあと思った」。中原詩乃さんは「校舎はきれいで、みんな仲良く、明るそう」とそれぞれ印象を語った。 -
駒ケ根市の中間教室で子どもたちの成長を見守る
塩尻市
百瀬千秋さん中間教室は学校の校地外にある支援教室。ここには、さまざまな事情で学校に登校できなくなった子どもたちが通ってくる。その教室の指導員として、子どもが自分のペースで学校に復帰できるよう、支援している。
「ここに来る子たちは基本的に純粋でまじめ。善悪の判断もしっかりしている。しかし、世の中が変化する中で、そうした人間的な子どもたちほど、困っているのが現状。そういう姿を見ると『誰かがこの子たちの側にいてあげなければ』と強く感じます」と話す。
◇ ◇
十数年前までは教員として各地の学校で勤務していたが、当時の子どもたちは、反社会的な行動をとることで世の中への不満をぶつけていた。
「生徒指導もしていましたが、ネクタイをつかまれ持ち上げられることもよくありました」と振り返る。
しかし今、中間教室へ通ってくる子どもはそれとは正反対。親や友人、先生などとの対人関係に疲れ、さまざまなプレッシャーを背負いながら自分を見出せずにいる。一人ひとりが抱える不安や悩みのもさまざまだ。
「本当は親に悩みを打ち明けられるのが一番いいんです。それができないというのは切ないですね」と語る。
◇ ◇
ここへ来てからしばらく経ったころ、中間教室に通い始めた一人の女の子が思いを打ち明けてくれた。
生徒なら誰もがもらえる通知表。しかし、その子の通知表には「授業にでていないので評価できません」の文字。
ああ、私を見てくれる人はいないんだ竏秩B 彼女はそう実感したと話した。
衝撃を受けた。その子が感じた疎外感、孤独感がひしひしと伝わり、切なかった。
その後、急いで自分の家にあった画用紙を持ち出し、中間教室に通う児童や生徒一人ひとりのための通知表を手づくりして配った。一般的な通知表とは違い、子どもたち自身がメッセージを書き込む欄も設けた。
するとその子は1学期、2学期と月日を経るごと元気を取り戻していった。1年が終わる3学期の通知表には、こう書かれていた。
「この中間教室に来てとても良かったです。来年も毎日休まず、一日一日を大切にしていきたいな」。
嬉しかった。
「それぞれ時期は違いますが、多くの子どもたちがそうやって成長していきます。一日一日を肥やしにして。それが私の何よりの生きがいです」と笑顔を見せる。
◇ ◇
今では、ここを巣立った子どもたちが社会人となり、さまざまな職場で働いている。そして、時々顔を出す。
「職種もいろいろですが、それぞれ誇りを持って仕事をしている姿を見ると、心からすごいなと思います。自分が支える側となり、悩んでる後輩をサポートしてくれる子も多い。痛みを知っているからこそ、優しくすることもできる。だから、ここの子どもたちは一番人間らしいんです。子どもたちには自分で自分の生き方、進み方を見つけてほしい。そしてみんなに幸せになってほしい」 -
キッズわくわく宿開宿竏虫ゥ然の中で親子一緒に学ぶ
自然の中で親子一緒に学ぼう竏窒ニ12日、駒ケ根市内の保育園、幼稚園の年中、年長園児親子を対象とした「キッズわくわく宿」が東伊那の農林業体験宿泊施設「ふるさとの家」で始まった。初日のこの日は、竹を使った水鉄砲づくりに挑戦=写真。出来上がった水鉄砲で、早速水遊びを楽しんだ。
取り組みは市教育委員会が5年前から市内全園に呼びかけて実施している。園児らは1泊2日、保護者や友だちと同施設に宿泊し、自然の中でさまざまな体験をすることで協調性や個性を身に付けていくた。昨年からは各園で同様の取り組みを展開し始めており、本年の参加は13組に留まった。
自己紹介をした後、親子は早速水鉄砲づくりを開始。父親が切った竹に子どもがきりで穴を開けるなど、協力し合いながら一つの水鉄砲を作り上げた。
今年2回目の参加となる小林光樹君(5)の父親、正樹さん(31)=南割=は「去年、上の子と参加して良かったので今年も参加した。家族で宿泊することはあっても一対一で泊まることはなかなかない。楽しい思い出づくりができれば」と話していた。 -
駒ケ根市で津島神社宵祭開催
駒ケ根市津島神社の祇園祭宵祭(気賀沢徳義町部自治会祭典委員長)が12日、市内であった。大人みこしや子どもみこしが市内を練り歩いたほか、綿雨やヨーヨーなど、昔ながらの露店が並び、家族連れなどでにぎわいを見せた=写真。
神事の後、大人みこしと子どもみこし23基が三和森神社から出発。この日は最高気温30度を超える夏日となったが「わっしょい、わっしょい」という威勢のよい掛け声で暑さを吹き飛ばし、市内をにぎわせた。
また、涼しくなり始めた夕方から歩行者天国を開始。電飾を施した子どもみこしも登場したほか、商連こまがねが主催する「ゆかたまつり第1弾」もあり、訪れた人たちは夏の夜のまつりを楽しんでいた。
今はみこしが豪華になったので壊さなくなったが、一昔前は駒ケ根の祇園祭でもみこしを壊し、その破片をそれぞれの家の屋根の飾ったりして魔よけとしていたという。 -
サンポーが駒ケ根市に寄付
不動産コンサルタント会社・サンポー(本社・駒ケ根市、北村武夫社長)が8日、駒ケ根市役所を訪れ、同市の地域づくりに役立ててもらおうと10万円を寄付した=写真。北村社長は「何らかの形で役立てていただければ」と語った。
昨年40周年を迎えた同社では、住民や地域への感謝を込めて市に向けた寄付を実施。良いことは続けていきたい竏窒ニの思いから、今年も寄付をすることになった。
杉本幸治市長は「とりわけ今、地震などによる被害が発生している中、安心・安全のまちづくりに向けて使わせていただきたいと考えている」と語り、感謝の言葉を述べた。
市は今回の寄付金で防災用自家発電機を購入し、赤穂東小学校の防災倉庫に配備する予定。防災用自家発電機の配備はこれで3カ所目となる。 -
もてなしのまちづくり協議会が大御食神社の再発見をテーマとした講演会を開催
地元の観光資源を再発見しよう竏窒ニ、商工観光事業関係者や行政などでつくる「もてなしのまちづくり協議会」(会員約40人、小濱哲会長)は11日、同市赤穂にある「大御食(おおみけ)神社」をテーマとした講演会を開いた。一般市民など約40人が参加。風土工学の第一人者で同協議会の委員でもある須田清隆さんが同神社が担ってきた“食”との関係を説明し、それを生かした観光づくりについて語った=写真。
同協議会は04年に策定した「もてなしのまちづくり計画」に基づく観光づくりを進めており、講演会もその一環として開催した。
須田さんは駒ケ根市の場合、南アルプスや中央アルプスなどといった自然については一つの観光ブランドとして確立している一方、歴史的資源や食などに関する資源は生かしきれていない現状を指摘。そんな中、千年以上の歴史を持つ大御食神社に着目し「“大御食”という言葉は朝廷に食料を献上していた地区で用いられていることなどを説明。「同市でも朝廷に食材を献上していたことが考えられる」とした。
その歴史的背景から、安心、安全でおいしい食を提供する地域として、観光ブランド化できないかを提案。
また、観光に取り組んでいく過程の中では地域として思いを一つにし、「自分たちのための地域づくり」を進めることの重要性を語った。 -
駒ケ根高原美術館で橘学園高校デザイン美術コースの学生が「青春」をテーマにワークショップ
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館を10日、神奈川県横浜市の橘学園高校デザイン美術コースの学生35人が訪れ、「青春」をテーマに抽象絵画制作に挑戦した=写真。
同校の1年生は例年この時期、飯島町にある合宿所で1泊2日の合宿を行っており、同館への訪問もその一環。普段の制作の場とは異なる環境の中で刺激を受け、感性を磨くことなどを目的としている。
生徒らは松井君子副館長の説明を受けながら館内観賞をし、「青春」を題材とした抽象絵画制作を実施。
「青春とは楽しいもの。はじけているイメージで明るい色で表現した」という学生の一方、「青春には将来の夢への不安な気持ちがある。それを曲線や直線で表現した」とする学生も多かった。
松井副館長はそれぞれの制作絵画にアドバイスをしながら「人間誰でも生活の中に不安はある。豊かな感性と豊かな感受性を持って生きることが今の時代大切。不安があることが不幸なのではなく、それに挑戦していくのがいい」と語りかけていた。 -
第26駒ケ根高原マラソン大会に実施向けて事務所開き
第26回中央アルプス駒ケ根高原マラソン大会の実施に向け、大会実行委員会(委員長・広田喜宥中央アルプス観光社長)は11日、駒ケ根市役所内に事務所を開設した=写真。今後事務職員2人が常駐し、9月28日の大会にむけて準備を進める。広田実行委員長は「本日現在で約千人の申し込みがあり、申し込みが終わるころには3千人を超えると予想している。昨年にも増して、盛大に実施することができるよう、準備を進めたい」と語った。
本年は03年の世界選手権で銅メダルを獲得した元マラソン選手の千葉真子さんを招待選手として迎えるほか、ホノルルマラソンへの招待資格をはじめ、各種参加賞が用意されている。
昨年は25周年ということもあり、久々に3千人を超える出場者が集まった。また、数年前から小学生を対象とした3キロコースに合わせて中学生以上一般の部3キロコースを設置したところ、家族で参加する出場者も増えているという。
大会の実施種目は▽3キロ(小学4縲・年生男女別)、3キロ(中学生以上一般の部男女別)、6キロ(中学以上男女年代別)、15キロ(中学生以上男女年代別)の4種目。参加料は3千円(小学生の3キロは500円)。
申し込みは8月20日まで(必着、当日消印有効)。
問い合わせは市役所内大会事務局(TEL83・2111)へ。 -
看護大学交友市民の会が本年度新入生の激励会を開催
県看護大学との交流に取り組む駒ケ根市の看護大学交流市民の会(会長・杉本幸治駒ケ根市長)は9日夜、本年度の新入生91人を迎えた交流激励会をアイ・パルいなんで開いた。さまざまな団体などに所属する市民など約100人が集まり、互いの自己紹介をし合いながら交流を深めた=写真。
激励会は新入生に一日も早く駒ケ根に慣れ、地域住民との交流を深めてもらうことなどを目的として毎年開催している。
歓迎のあいさつで杉本会長は「駒ケ根市は自然豊かな場所。ぜひ、駒ケ根市が第2の古里となるよう、この4年間を過ごしてもらえれば嬉しい。また、現在全国的に看護に携わる人材が不足しており、駒ケ根市もそうした人材を求めている。ぜひ、卒業後に地元に残っていただければ」と語った。
その後、駒ケ根市の特産である「すずらん牛乳」や「すずらんヨーグルト」などで乾杯。商工会議所青年部などが地元や看護大に関することをクイズとしたゲームなどを実施し、和やかなムードで交流を楽しんでいた。 -
中原正純前駒ケ根市長が建設事業関係功労者国土交通大臣表彰を受ける
駒ケ根市の前市長・中原正純さん(67)が08年建設事業関係功労者国土交通大臣表彰の受けることとなり10日、国土交通省の冬柴鉄三大臣から表彰状が贈られた。中原さんは「大変な光栄。地域のみなさんのご協力のおかげで表彰の栄に属することになり、感謝に耐えない。今後も伊南バイパスをはじめ、道路整備が進み、地域が発展していくことを期待している」と語った。
同表彰は建設事業関係の功労者や優良団体に対して毎年実施している。本年は247人5団体が選ばれた。
5期20年間にわたり駒ケ根市を務めた中原正純市長は、国道153号伊南バイパス建設促進期成同盟会の会長も務めてきた。昨年末には伊南バイパス駒ケ根工区の全線開通を実現。道路事業の推進に尽力してきた。
道路事業関係で表彰を受けた県内関係者は中原さん一人。そのほかの分野では、県内の3人が今年の表彰を受けた。 -
戦争体験記録集「平和へのいのり」を副読本にと、市内各校に配本
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駒ケ根市立博物館(小川清美館長)は10日、3月発刊した戦争体験記録集「平和へのいのり」を市内の2中学校、5小学校に合計200冊を配布した。
このうち、赤穂中学校(杉田純治校長)には、小川館長や博物館職員ら3人が訪れ、「授業などで副読本や資料として活用を」と、図書委員会の春日直也委員長らに80冊を手渡した=写真。
杉田校長は「身近なみなさんの戦争体験を知ることは大切。社会科や総合学習で使わせていただく」。春日委員長は「駒ケ根市の方の戦争体験を平和学習に役立てたい」と話していた。
「平和へのいのり」は、戦争を知らない次世代に悲惨な戦争の記憶と、平和への祈りを伝える記録集。「太平洋戦争のあらまし」「戦争体験者十九人の証言」「十六人からの寄稿」「写真と資料」の4章からなる。現在、市博物館で販売している。1冊千円。 -
母子生活自立支援講演会
母子家庭親子に自立的な生活をおくる足がかりにしてもらおう竏窒ニ6日、「母子生活自立支援講演会」が駒ケ根市の文化センターであった。上伊那、諏訪、飯田地区の88人が参加。県看護大学で母性看護学講座を担当する清水嘉子教授の講演会などがあり、母と子が一緒に自立的な生活を送っていくうえで、心得るべきことなどを学んだ=写真。
母子家庭が急増する中、同講演会は県の委託事業として県母子寡婦福祉連合会が昨年から始めた。昨年は北信地区で開催したが、今年は南信で開催することとなり、地元地区の駒ケ根市母子寡婦福祉会と一緒に企画した。
講演会で清水さんは、今の子育ての傾向について説明。子どもを1、2人しか産まない人が増えた結果、「母親の中には“良い子に育てなければならない”というプレッシャーを感じる人が多い」と指摘。一方で子育てだけでは満たされず、仕事をしたいと考える人が多いことを示した。
しかし、実際子育ての中で幸せを感じる場面もあり、「子育ては大変なことだらけだが、たった一つ良いことがあればそれで幸せになれる。それを大切にしてほしい」とした。
また、子どもや親の介護など、他者の世話を担う女性の役割について触れ、「人の世話をするということは、その人自身が成長するという意義のあること。これがまさに女性が生きるということに通じる」とし、その関係の重要性を語った。 -
駒ケ根市教育委員会、幼年教育研究会で愛着障害を学ぶ
駒ケ根市教育委員会は7日、幼児幼年教育研修会を赤穂公民館で開いた。保育園・幼稚園の年長園児の担任、小学校1、2年生の担任など約60人が参加。同市の保育カウンセラーで臨床心理士の清水多加志さんを迎え、虐待などにより、子どもたちに現れる症状の一つ、愛着障害について学んだ=写真。
同研究会は子どもの成長に大きな影響を与える幼児期、幼年期のスタッフに同じ意識を持って取り組んでもらうことなどを目的として毎年テーマを換えて開催している。
今回のテーマは「愛着障害とその連鎖」。清水さんは虐待を受けた子どもは本来なら親から学習する絶対的な安心感や信頼感を学ぶことができず、約束を守れなかったり、遊べないなど、当たり前のことができないことを説明。また、小さいころから愛情を与えられた経験がないため、きりがない要求をするなどの症状があることを示した。
また、そうした子どもが親になった場合、子どもに対してどう接したらよいか分からず、結局は虐待の連鎖が生じてしまうことを指摘。そのため、親に対しても個人として認めてあげ、話を聞いてあげるなどといった対応の中で幼いころに形成できなかった「愛着」を少しずつ学んでもらい、子どもには「自分は無条件で愛されている存在なんだ」と実感を持たせてあげられるよう、接していくことが重要であることを示した。
また「幼児期に得られなかった愛着は二度と得ることはできないが、愛着は成長に合わせて形を変え、生涯存続していくもの。その年齢に合わせた形で獲得するチャンスはあると思う」と語った。 -
駒ケ根市職員共済組合が四川・ミャンマー災害義援金を集める
駒ケ根市職員共済組合(組合長・清水亀千代副市長、280人)は8日、大地震とサイクロンの発生で甚大な被害が発生した中国四川省とミャンマーの人たちのために集めた義援金14万8593円を、日本赤十字社県支部駒ケ根地区の会長である杉本幸治市長を通じて寄付した=写真。
災害の発生後、日本赤十字社では各自治体に義援金の呼びかけなどをしているが、同市では「職員も一住民として協力しよう」と、先月9日から30日までの間に義援金を募集。は組合員だけでなく、嘱託、臨時職員なども募金に応じてくれた。
現在、宮城県、岩手県で発生した地震被災者に向けた義援金も集めており、こちらも杉本会長を通じて日本赤十字社へ寄付する。 -
通学区一部変更検討委員会、下平区については通学区変更の方針固める
駒ケ根市の中学校通学区一部変更検討委員会(委員長・堀内修身下平区長)は8日夜、2回目の会合を開き、市教育委員会のたたき台で通学する中学校を赤穂から東へ変更するとされた地区の一つに名前が挙がっている下平区で、通学区変更を進めるよう、議論をつめていくことを確認した。同区のは変更対象地区の中でも東中学校に最も近く「早急に進めてほしい」という要望も多かった。一方、区、PTAとも通学区変更に消極的な姿勢を見せた町二区、三区、四区については、通学路整備などの具体案や、児童らの中学校見学での感想を踏まえながら、次回再検討する。実施時期についても意見が二分し、議論を次回に持ち越した。
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今回は各委員が、それぞれの所属する団体で集約した意見の結果を報告。それぞれ通学区変更の必要性は認めながらも、竜東と竜西でそれぞれ異なる見解を示した。
竜西地区で通学区変更の対象となる赤穂東小PTAは「通学路環境の整備計画などが具体的に示されていない中、来年4月からの変更では期間が短かすぎる。受け入れがたい」とし、当面は現在の指定校変更で東中の生徒を確保すべきとした。また、関係区の町二、三、四区も「来年度実施では問題点が解決されないのでは」などといった声が挙がった。
一方、竜東地区では「単級化は避けたい」という思いから、区、PTAとも来年4月からの通学区一部変更を要望。立場の違いが明確になった。
市教委では、下平地区の児童が東中に通うようになった場合、赤穂中の大規模化と東中の小規模化は若干緩和されるが、同地区だけでは2017年度から再び東中で単級が生じると予測しており、下平区のほか、町二区8町内、13町内、町三区飯坂第2、町四区第6の通学区を変更する案を示している。
児童らの中学校見学会は今月中に開く。 -
栖林寺本堂のかやぶき屋根の吹き替え完了を祝う
老朽化に伴ない、やぶき屋根の一部でふき替え工事していた駒ケ根市東伊那の栖林寺で8日、しゅん工式があった。檀家や工事関係者など約15人が出席し、完成した屋根を見学するとともに無事に完了したことを祝った=写真。
今回ふき替えした部分は北東隅の北側4間、東側2間半。工事は5月27日から始め、約1カ月ほどで完成。引き渡しとなった。
ふき替え工事は過去10年以上、行われいなかったが、東伊那地区を中心とする檀家79戸に賛同を得て、総事業費約550万円をかけて実施した。
総代会長の小池吉雄さん(77)=東伊那栗林=は「檀家のみなさんの協力があって、こういう仕事が成し遂げられた。寺の風情を守るためにも、かやぶき屋根は大切。そういう風情を大切にしていきたい」と話していた。
今では少なくなったかやぶき屋根を守り続けている同寺が建立されたのは約400年前。曹洞宗の寺院で、現在は宮田村真慶寺の赤尾義道住職が同寺の住職を兼務している。樹齢400年と言われるシダレザクラと中央アルプスを一望できる高台にあり、写真家の撮影スポットとしても有名になっている。 -
東伊那小1年生が牧野さんの無農薬田んぼで水生生物を採集
駒ケ根市東伊那小学校の1年生26人が7日、地元農家・牧野郁生さん(48)の田んぼを訪れ、水生生物を採集した=写真。
今年1年生は、地元の川や田んぼに住む生き物を集めた水族館をつくろう竏窒ニ、取り組んでおり、これまでに川に住むフナやドジョウなどを集めてきた。 今回は田んぼの生き物を採集することになり、牧野さんの田んぼを訪れた。
農薬や化学肥料を一切使っていない牧野さんの田んぼには、今ではあまり見られなくなったゲンゴロウやコオイムシなども元気よく泳いでおり、児童らは「ゲンゴウロウだ!網を貸して」「カエルは飼えないからかわいそう。逃がしてあげて」などと話ながら、夢中でさまざまな生き物を集めていた。
担任の日岐敏明教諭は「人間とは別世界ので生活する生き物が、それぞれどういう環境で生きているかを知るとともに、生き物の生死に触れることで命の大切さ学んでもらえれば」と話していた。
今後は、完成した水族館を公民館などで披露することも検討している。 -
駒ケ根ベンチャーズコンサート
駒ケ根市近郊のアマチュアオヤジバンド「駒ケ根ベンチャーズ」は5日夜、第6回コンサート「夏だ!エレキだ!駒ケ根ベンチャーズコンサート」を駒ケ根市のアイ・パルいなんで開いた。60年代に世界中でエレキブームを巻き起こした米国バンド「ベンチャーズ」の曲を中心に、クラシックや歌謡曲、民謡をアレンジした曲なども加えた約30曲を演奏。集まった約300人の聴衆に懐かしい「テケテケ…」サウンドをたっぷりと聴かせた。観衆は手拍子を取ったり体を揺らしたりしてリズムに乗りながら、大音量の迫力ある演奏を楽しんでいた。
同バンドは02年、高校の同級生らが厄年を機に結成。毎年夏に単独コンサートを開いてきたほか、各地のイベントなどにも出演する「売れっ子バンド」。現在はキーボードを加えた6人編成で活動している。 -
ねずみ川愛護会がねずみ川の河川清掃実施
駒ケ根市北割二区、中割区でつくる「ねずみ川愛護会」(会長・宮下治北割二区区長)が6日、赤穂地区の中心を流れる「ねずみ川」の約4キロ区間で、草刈りとごみ拾いを展開した。作業には両区の約70人が参加。河原の草をビーバーで刈り取るなどして、汗を流した=写真。
作業は出水の時期に合わせて40年以上続いている。この日は、北割二区がやまびこ橋から、中割区が勇心橋からそれぞれ作業を開始。夏の日差しを浴びた河原の草は人の身長を超えるほど丈が高くなっていたが、作業を進めるにつれ、もとのねずみ川が姿を現した。
宮下会長(60)は「昔は両区の間で水争いもあったらしいが、今はこうした活動にともに取り組む中で、親ぼくを深めている。安全性を保ちながら、水に親しみの持てる河川環境を作りたい。また、こうした活動が防災への啓発にもなれば」と話していた。 -
・ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会
上下伊那のミニバスケットボール教室が集う「ウォースペイント杯第3回ミニバスケットボール大会」が6日、駒ケ根市の社会体育館などであった。男子14チームm女子23チームが出場し、3ブロックのトーナメント戦を展開=写真。結果、女子の第1ブロックでは伊那ミニバスケットボール教室が、第2ブロックではアストラム伊那がそれぞれ優勝し、実力を見せつけた。
飯田市に本社を置く総合リフォーム会社「ウォースペイント」の協力で実現した同大会は3年目。
女子第1ブロックは、上伊那でも現在トップクラスの実力を持つ伊那が、ほかのチームを引き離して優勝。準優勝の箕輪健全も決勝戦で伊那に7点差まで迫り、健闘を見せた。
女子第2ブロックの決勝では、下伊那の強豪松川と上伊那のアストラム伊那が対戦。アストラム伊那は松川に圧倒的な強さを見せ付け、59対22で優勝を勝ち取った。
男子ブロックは松川が優勝。決勝戦で戦った箕輪は39対23と松川に引き離されたものの、健闘を見せた。
結果は次のとおり。
◇男子(1)松川(2)箕輪(3)イナ・イースト
◇女子第1ブロック(1)伊那(2)箕輪健全(3)駒ケ根
◇女子第2ブロック(1)アストラム伊那(2)TOSC(3)松川