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中尾歌舞伎春季公演中止へ
4月に予定されていた中尾歌舞伎の春季公演は、東日本大震災に配慮し中止することになりました。
中尾歌舞伎は伊那市長谷中尾に伝わる民俗芸能で、伊那市の無形文化財に指定されています。
年に2回公演を行っていて、春季公演は来月29日に予定されていましたが、中尾歌舞伎保存会では、東日本大震災に配慮し春季公演を中止することを決めました。
保存会では「楽しみにしていた人には大変申し訳ない。秋の公演を楽しみに待っていてほしい」と話しています。 -
平成22年度の南箕輪村むらづくり大賞 神子柴の文化歴史遺産を伝える会
平成22年度の南箕輪村むらづくり大賞に、神子柴の文化歴史遺産を伝える会が選ばれました。
28日は、役場でむらづくり賞の表彰式が行われました。
むらづくり賞は、住民が自発的に行った活動の中で、村の発展に貢献した団体などに贈られるものです。
今年度大賞に選ばれたのは、「神子柴の文化歴史遺産を伝える会」です。
伝える会では、地域の貴重な文化や歴史的遺産を保護しながら住民に理解を深めてもらうおうと、講演会や史跡などへの標柱の設置を行いました。
2月には、案内マップを作り、住民に配るなど様々な活動に取り組んできました。
神子柴の文化歴史遺産を伝える会では「今後も先人が作った歴史を大切にしながら、村の発展に貢献していきたい」と話しました。
この他、むらづくり賞は南箕輪村食生活改善推進協議会と久保壮年クラブが受賞しました。 -
東京木目込人形作品展
木目込人形の作品展が27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
これは中南信地域で木目込人形を学んでいる東京木目込人形師範会の暁朋会が開いています。
2年に1度の作品展で、会員119人が手作りした人形およそ400体が並んでいます。
会では、「作り手によって異なる人形の雰囲気を楽しんでほしい」と話しています。
この作品展は27日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
井上井月を偲ぶ句会 句を表彰
伊那市手良中坪の有志でつくる井上井月を偲ぶ句会は20日、年に1度の句会を開き、募集した俳句の中から上位3作品を表彰しました。
句会は今年12回目で、手良区民から21句が集まりました。
選定の結果、1位の天位賞には、小松利江さんの句「春泥を残して帰る午後の客」が選ばれました。
句の選者を務めた伊那市美篶の春日愚良子さんは、「春泥は春の季語。いかにも田舎の光景を表していて、春泥が効いている」と講評していました。
2位の地位賞には酒井要子さん、3位の人位賞には高橋忠さんの句が選ばれました。
井上井月を偲ぶ句会は、年1回の句会のほか、吟行、手良地区の祭りに合わせた句の募集などの活動をしています。
会では、「今後は若い人にも気楽に句を作ってもらえるように呼び掛けていきたい」と話していました。 -
西箕輪保育園 竣工式
伊那市西箕輪の大萱保育園と西箕輪北部保育園の統合により新たに建設された西箕輪保育園の竣工式が、26日に行われました。
この日は関係者などおよそ50人が出席し、園舎の完成を祝いました。
白鳥孝市長は「地元の木を使った素晴らしい園舎が完成した。小学校も近いので、保育園、小学校の連携のモデルとして期待している」と話していました。
西箕輪保育園は、平成13年に策定された伊那市保育園整備計画に基づき、大萱保育園と西箕輪北部保育園を統合し新たに建設されました。
園舎は、敷地面積8200平方メートル、延べ床面積1600平方メートルの木造平屋建てで、建設前にこの場所にあったスギやヒノキなどが使われています。
広い園舎の中には未満児専用のリズム室も設けられています。
また、園のすぐ横に西箕輪小学校があり、小学生と交流しやすい環境になっています。
西箕輪新保育園建設検討委員会の赤沼利光委員長は「西箕輪で育った子ども達が西箕輪の良い環境の中で大きくなっていってくれたらうれしい」と話していました。
下平緑園長は「以前からお互い交流していて、みんな新しい保育園を使うのを楽しみにしている。保護者、地域が子ども達を育てていく新たなスタートになれば」と話していました。
西箕輪保育園は、4月4日に開園することになっていて、園児数は現時点で174人を見込んでいます。 -
西箕輪北部保育園と大萱保育園で閉園式
伊那市の保育園整備計画により統合される西箕輪の西箕輪北部保育園と大萱保育園で25日閉園式が行なわれました。
西箕輪北部保育園と大萱保育園は、園児数の減少や施設の老朽化により統合され、今年度限りで閉園し、新年度からは、新築された西箕輪保育園での保育運営が始まります。
27日に行なわれた西箕輪北部保育園の閉園式では、園児の歌にあわせ、プロジェクターに1年間の思い出が映し出されました。
西箕輪北部保育園は、1954年昭和29年から57年間に699人が巣立っています。
閉園式の後、城田妙子園長らによって、園の名前が書かれた看板が外されました。
最後に園児たちが書いた手紙を風船につけて飛ばし、57年間の歴史に幕を閉じました。
閉園後の園舎は、取り壊さずに後利用を検討していくことになっています。 -
南相馬市の親子 箕輪の学校通学を相談
大震災による津波や原発事故の影響で、福島県南相馬市から長野県に避難している親子らが、箕輪町の小学校に通学できないか、町に相談している事が分かりました。
箕輪町によりますと、南相馬市から避難している親子は12組で、24日、箕輪南小学校と箕輪中学校への通学について、町に相談がありました。
親子12組は現在、岡谷市に避難しています。
避難している子どもは、小学生12人、中学生7人です。
避難している家族の1組が、以前箕輪町に住み、子どもが箕輪南小学校に通っていたことなどから、今回相談がありました。
箕輪町では、全面的に受け入れたいとして、箕輪南小学校に通学できる住居の手配も含めて、検討を進めています。
また、今回箕輪中学校に通うには、制服が必要になるため、箕輪中学校の卒業生に対して、不要になった制服の提供などを呼びかけていくということです。 -
富県公民館で春休みミニおいで塾
春休み中の子ども達が勉強などをして過ごす「春休みミニおいで塾」が、伊那市の富県ふるさと館で22日から始まりました。
春休みミニおいで塾は、子ども達の居場所作りや学習の場として、小学校1年生から5年生までの児童を対象にしています。
講師は、公民館職員などの他、高遠高校福祉コースの生徒がボランティアで務めます。
参加した児童およそ30人は、判らないところを教わりながら宿題に取り組んでいました。
春休みミニおいで塾は、22日から25日金曜日までで、期間中子供達は、宿題や工作の他、燻せい作りなどを行うということです。 -
伊那市手良で春彼岸の数珠まわし
伊那市手良野口のあぜ東松常会では、古くから受け継がれている数珠まわしが20日に行なわれました。
数珠まわしは、安産祈願として、地区の女性によって受け継がれてきました。
20年ほど前までは、毎月行われていたということですが、その後回数は減り、今では、春の彼岸とお花見、忘年会の年3回となっています。
参加者たちは、南無阿弥陀仏と唱えながら数珠を回し、大きな玉の部分が来ると、額に近づけて祈っていました。 -
伊那市民会館 ホール無料開放
今月31日をもって伊那市の伊那市民会館は閉館となります。
18日から、市民会館の無料開放がはじまり様々な催しが行われています。
18日夜には、中国を代表する民族楽器、二胡のコンサートが行われました。
演奏したのは、伊那市や諏訪などで二胡の教室を開いている劉鉄鋼さんです。
劉さんは中国のハルピン師範大学音楽教育学部を卒業後、日本で二胡の指導をしながら、作曲や演奏活動を行っています。
コンサートは、伊那市民会館を二胡教室で使っていたことや、教室が開講8周年を迎えた事を記念して行われました。
この日の夜は、劉さんのオリジナル曲や日本のポップスなどが披露され、会場に訪れた人達は、二胡が奏でる独特の音色に聞き入っていました。
劉さんは「素晴らしい夜になった。無くなってしまうのはもったいない」と話していました。 -
公立高校の後期選抜試験合格発表
県内の公立高校の後期選抜試験の合格発表が18日行われ、全県で1万1651人に春の便りが届きました。
伊那市の伊那北高校では、午前8時半に受験番号が書かれた一覧表が掲示されると、発表を待ちわびた受験生や保護者らが、番号を確認していました。
番号を見つけると、抱き合って喜びあったり、自分の番号を写真に収めていました。
伊那北高校は、普通科240人の募集に対し249人が受験し242人が合格。
理数科は4人の募集に対し16人が受験し、5人が合格しました。
合格者が募集人員に達しなかった全日制の46校、定時制の16校、多部制の2校では再募集が行われます。
上伊那では、辰野高校、上伊那農業高校、高遠高校、赤穂高校、箕輪進修高校で行われます。 -
小中学校の卒業式のピーク
上伊那地域では17日、小中学校の卒業式のピークを迎え、卒業生が学び舎を巣立ちました。
南箕輪小学校では、男子69人、女子57人の、合わせて126人が卒業を迎え、内山政則校長からひとりひとりに卒業証書が手渡されました。
式辞で内山校長は「児童会や日々の生活で学校の顔、児童のお手本として頑張ってくれた。これからある出会いを大切に、多くのことを学んでください」と話していました。 -
上伊那の小中学校で終業式始まる
上伊那の小中学校では15日から3学期の終業式が始まりました。
このうち伊那市の伊那東小学校では全校児童661人が体育館に集まり終業式が行われました。
式の中で6年生全員が、これまでの生活を振り返り、自分達の成長を発表しました。
北原宏校長は、東日本大震災にふれ「児童会では今日から募金を始めてくれました。みなさんがやってくれた事は被災者の人達の力になる。人が生きていく中で助け合う事は大切」と話しました。
6年生の教室では小学校生活最後の通知表が担任から手渡されていました。
伊那東小学校では16日卒業式が行われ101人が慣れ親しんだ学び舎を巣立ちます。 -
県芸術文化総合フェスティバル
第23回長野県芸術文化総合フェスティバルが、伊那市の伊那文化会館で開かれています。12日から大正琴などのステージ発表が始まりました。
フェスティバルは、県内で活動する文化団体が日頃の成果を発表し、芸術の質の向上と活性化を目指すもので、長野県芸術文化協会が毎年開いています。
長野、松本、伊那の3会場で開かれ、伊那会場は伊那芸術文化協会に加盟する17団体が参加しています。
ステージ発表は、12、13日の2日間で15団体が出演することになっていて、今日は大正琴や日本舞踊が披露されました。
また、伊那市華道会による華道展や、長野県水墨画協会南信支部の水墨画展も開かれています。
フェスティバルは13日まで伊那市の伊那文化会館で開かれ、ステージではバレエやダンスの発表が行われます。
入場料は一般千円、小中高校生は500円で、展示は無料となっています。 -
田中泯さん 井月映画クランクアップ
幕末から明治時代にかけて伊那谷で活躍した俳人井上井月を題材にした映画、「ほかいびと 伊那の井月」が10日クランクアップしました。
主演した田中泯さんに、撮影を終えての感想を聞きました。
田中さんは、「井月が死ぬシーンを撮影したとき、生まれ変わるような気持ちでいた。1年3ヶ月の撮影期間中、1ヶ月に数日は、井月でなっていたので、寂しい気持ち。 私の仕事はこれで終わり、今後、映画の編集作業になるが、県内だけでとどまる映画になるか、もっと広がる映画になるかは、編集にかかっている」と話していました。
10日夜は、クランクアップを祝って、祝賀会が、伊那市美篶の笠原公民館で開かれました。
主演した田中さんには、タカトオコヒガンザクラの苗木が送られました。
このあと、集まった井月顕彰会のメンバーと勘太郎月夜唄を踊るなどして交流を深めていました。 -
公衆衛生専門学校卒業式
長野県公衆衛生専門学校の卒業式が10日行われ、2年制の過程で学んだ最後の学生が学び舎を巣立ちました。
卒業生17人一人ひとりに卒業証書が授与されました。
長野県公衆衛生専門学校では、歯科衛生士を目指す学生が講習や実習に励んでいます。
今年度から専門学校は3年間の過程になっていて、今日卒業を迎えた17人は、2年制の最後の学生です。
中村好昭校長は、「安心で質の高い歯科医療の担い手として、研鑚を怠ることなく、県民の期待に応えてくれるよう応援しています」と式辞を述べました。
卒業生を代表して、北安曇郡池田町出身の岩・ス純子さんは、「これからは社会人として今まで以上に学ばなければならない。日々努力していきます」とあいさつしました。
卒業生17人は、先月27日に歯科衛生士の国家試験を受験していて、28日に合格発表があります。
17人全員が、県内外の病院や歯科診療所に就職が決まっていて、国家試験に合格すれば、春から歯科衛生士として新たなスタートを切ります。 -
公立高校後期選抜試験 県内で一斉に
公立高校後期選抜試験が9日、県内で一斉に行われました。
このうち伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、受付開始の30分ほど前から、受験生が試験会場に向かっていました。
県教育委員会では、今年度から前期選抜試験の実施を各学校に委ねたため、上伊那では、伊那北、伊那弥生、赤穂高校が後期選抜のみの実施となっています。
伊那弥生ヶ丘高校後期選抜には、240人の募集に247人が志願していて、倍率は1.03倍となっています。
また県教委では、京都大学などで入試問題が試験中にインターネットに流出した事件をうけ、今月1日、県内の中学校、高校に対して、携帯電話などの通信機器を試験会場に持ち込まないよう周知徹底したという事です。
公立高校後期選抜試験の合格発表は、18日(金)です。
なお、飯田風越高校で英語のリスニングテスト開始時にチャイムが鳴ってしまい約30秒間検査開始前の説明が流れないというミスがありましたが、上伊那を含む他の高校ではミスはありませんでした。 -
箕輪西小学校 6年生に感謝する会
箕輪町の箕輪西小学校で8日、6年生に感謝する会が行われました。
感謝する会では、各学年が6年生15人との思い出などを発表しました。
4年生は、全校生徒の数や図書館の本の数など、それぞれが考えた学校に関する○×クイズを出していました。
2年生は、6年生にエールを送りました。
最後に6年生が手作りした雑巾を在校生に手渡しました。 -
伊那ビデオクラブ作品コンクール審査会
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールが、6日、伊那市のいなっせで開かれました。 作品コンクールは、年に1回行われていて、今年で14回目になります。
今年は、会員14人から24作品が寄せられました。
特別審査員は、映画監督の後藤俊夫さんや伊那市の職員、伊那ケーブルテレビジョンなど報道関係者が務め、会員もお互いの作品を評価しあいます。
作品が上映されると、カメラワークや、編集のつなぎ、音の使い方などのポイントを見ながら、採点していました。
審査の結果、後藤俊夫監督賞には、池田町の河野恆さんの「冬の陽(ひ)」と「戦場の狂気」が、伊那ケーブルテレビ賞には、伊那市の前田耕一さんの作品「だるまと人形飾り」が選ばれました。 -
小学生が議会を見学
箕輪中部小学校の6年生は、7日、町議会の様子を見学しました。
議場に入ってきたのは、箕輪中部小学校6年3組の児童です。
中部小の6年生は、去年10月の修学旅行で、国会議事堂を見学し、国の政治の仕組みについて学びました。
今回は、自分たちが生活している、身近な町について勉強しようと、町議会の見学を行いました。
議場に入ると子ども達は、議員や町長のやり取りを、真剣な表情で見ていました。
見学を終えた児童達は「町の事について、真剣に話あっていると感じた」や、「もう少しわかりやすい言葉なら理解しやすいです」と話していました。
6年3組担任有賀文教諭は、「今回の見学をきっかけに、生活や学校をより良くする事について、考えるきっかけになれば」と話していました。
上島貞一議長は、「子ども達の見学は新鮮だった。議会について少しでも理解してもらえれば。」と話していました。
町によると、小学生が議会を見学したのは、初めてのケースではと話していました。 -
旧馬島家住宅で雛人形の展示
伊那市高遠町の旧馬島家住宅で今日から、雛人形の展示が始まりました。
7日は、高遠町地区の有志でつくる「高遠をこよなく愛する会」の役員8人が雛人形を飾りつけました。
雛人形は、旧馬島家の物や地域から寄付された物などおよそ200点で、毎年展示されています。
ある会員は「江戸時代から現代までの雛人形が展示されていて、時代の移り変わりを感じることができる。是非多くの人に見てもらいたい」と話していました。
雛人形の展示は、4月の下旬まで伊那市高遠町の旧馬島家住宅で行われています。
入場料は大人200円、小人100円です。 -
地域に伝わる民族芸能を披露
地域に伝わる民俗芸能を披露する郷土民族芸能を語り継ぐ集いが6日、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで行われました。
この催しは、地域に伝わる民俗芸能の発表の場として高遠さくらホテルが開いたものです。
今回で7回目となる、この催しには、これまでで最も多い20団体およそ170人が伊那や木曽から集まりました。
このうち3年前に復活したという伊那市美篶青島の八木節保存会は、テンポの良いリズムに合わせ軽妙な踊りを披露していました。
会場を訪れた人たちは、それぞれの地域に伝わる民俗芸能を楽しんでいました。 -
上伊那農業高校定時制卒業式、閉課程式
県の高校再編計画により今年度で終了する伊那市の上伊那農業高校定時制の卒業式と閉課程式が3日行われ、62年の歴史に幕を閉じました。
3日は、上農定時制で最後の生徒となる16人が、卒業を迎えました。
上農定時制は、1949年に伊那東高等学校から上農高校に移管されて以来、62年の間に、およそ2300人の卒業生を輩出してきました。
しかし、県の高校再編計画により、箕輪進修高校に統廃合されました。
青木正幸校長は「この学校で学んだことを誇りに思い、1人ひとりが目標を定め、時代の担い手としてがんばってください」と式辞を述べました。
生徒を代表して萩原達矢さんは「自分達が上農定時制の最後の生徒だという誇りを持ち、感謝の気持ちを忘れずに、がんばっていきたい」と決意を語りました。
卒業式の後行われた閉課程式では、青木校長が閉課程宣言をして、県教育委員会に校名板を返還しました。
3日は、校舎東側に建てられた定時制記念碑の除幕式が行われました。
記念碑は、36年前に建てられた石碑を削りなおしたもので、上農定時制が歩んだ今日までの歴史が刻まれています。 -
高校入試後期選抜試験最終志願者数発表
長野県教育委員会は3日、平成23年度の公立高校・後期選抜の志願者数について、志望変更締め切り後の最終集計結果を発表しました。
それでは上伊那8校の状況です。
辰野高校です。
普通科は63人で0.88倍、
商業科は19人で0.95倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は12人で0.6倍、園芸科学科は21人で1.05倍、生物科学科は20人で1倍、緑地創造科は16人で0.8倍となっています。
高遠高校は56人で0.75倍となっています。
伊那北高校です。
普通科は249人で1.04倍、
理数科は16人で4倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校は247人で、1.03倍となっています。
赤穂高校です。
普通科は164人で1・03倍、商業科は34人で0・85倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で69人が志願し1.15倍となっています。
続いて、多部制の箕輪進修高校です。
普通I部、II部、III部合わせて83人が志願していて1.15倍、工業I部は18人で0.9倍となっています。
試験は3月9日(水)に行われ、合格発表は3月18日(金)となっています。 -
上農生が卒業式用コサージュ作り
4日に卒業式を迎える上伊那農業高校園芸科学科観賞植物コースの3年生が3日、式で胸に着けるコサージュを作りました。
観賞植物コースの生徒10人が、バラの花などを使ったコサージュを作りました。
コサージュ作りは、授業で行ったことがあり、ある生徒は「今までのことを思い出しながらできたので、いい思い出になりました」と話していました。
4日は、園芸科学科の生徒と3年生の担任教諭が手作りのコサージュを胸に飾り、卒業式に臨みます。 -
伊那東部中管理棟・特別教室 起工
伊那市の伊那東部中学校の管理教室棟と特別教室棟などの建設工事の安全祈願祭と起工式が、3日、現地で行われました。
3日は、伊那市や学校関係者、建設事業者など60人ほどが参加して、工事の安全を祈る神事が行われました。
伊那東部中学校の建設工事は、伊那市が耐震化を進めるため、国の補助や合併特例債などを活用して行うものです。
仮設教室棟を建て、既存の建物を順次取り壊しながら行います。
工期は3期に分けられていて、1期では、木工室、普通教室などを含む特別教室棟を、第2期には、職員室や普通教室などを含む管理教室棟を、3期には、図書館棟や武道館を建設します。
伊那市によると、東部中学校は、生徒数861人、クラスは26クラスあり、県内でも有数のマンモス校です。
総事業費は、14億7千万円で、2014年3月の完成を目指します。 -
卒業式シーズン始まる
3月に入り卒業式シーズンを迎えました。
上伊那の高校のトップを切って2日、伊那市の伊那弥生ヶ丘高校で卒業式が行われました。
伊那弥生ヶ丘高校では、3年生240人が卒業を迎えました。
各クラスの代表者6人が壇上にあがり、窪田善雄校長から卒業証書を受け取りました。
窪田校長は「柔らかな感受性を持ち、何が本当で何が重要なのか物事の本質を判断して人生に立ち向かってください」と式辞を述べました。
卒業生を代表して井踏大地さんは「大きな困難に直面することもあると思うが、弥生で得た多くの経験や培った知識をもとに、これからの人生を歩んでいきたい」と答辞を述べました。
卒業式のピークは、高校が5日土曜日で、小中学校は17日木曜日となっています。 -
伊那小学校5年孝組発表会
伊那市の伊那小学校5年孝組の児童でつくる孝組座は、近くの坂下公会堂で1日、発表会を開きました。
発表会には、地域住民などおよそ20人が集まりました。
孝組では、4年生の頃から総合学習で人形劇に取り組んできました。
活動を通して、地域に元気を与えたいと考えるようになり、去年10月に孝組座を立ち上げました。
初公演となった今日は、お笑いグループによるコントの他、マジックグループの手品、人形劇など4演目が行われました。
どの演目も全てこども達が内容を考え、小道具なども手作りしました。
孝組では、今後も定期的に公演を行い、地域と関わりをもっていきたいとしています。 -
はなまる地域探検隊料理で国際交流
子どもたちが様々な体験を通じて学ぶ「はなまる地域探検隊」は、26日、外国人から料理を教わりました。
この日は、探検隊の子ども達や中高生のボランティアなどおよそ50人が参加しました。
はなまる地域探検隊では、地域に住む外国人との交流を通じて、子どものうちから国際感覚を養ってもらおうと、毎年国際交流を行っています。
今回は、アメリカ、オーストラリア、バングラデシュの3つの国の外国人5人から、それぞれの国の地域食の作り方を教わりました。
子ども達は5つのグループに分かれ、コミュニケーションをとりながら各国の料理に挑戦していました。
参加した子どもは「見たことのない料理を作ることが出来て楽しかった。外国の人とも仲良くなれた」と話していました。
ある外国人講師は「子どもたちと会話をしながら、料理を楽しめた」と話していました。
料理ができあがると、会話を楽しみながら味わっていました。 -
神子柴の文化・歴史遺産マップ完成
南箕輪村神子柴の住民有志でつくる「神子柴の文化歴史遺産を伝える会」が、区内の史跡などを記した地図を作りました。
地図は、神子柴区内にある文化・歴史遺産を紹介しています。
伝える会は、地域の人達に地元の歴史文化を知ってもらおうと、今年度、県の地域発元気づくり支援金を受けて史跡に標柱を建てるなどの活動をしてきました。
今回の地図作りはその一環です。
地図には、標柱を設置した文化財や史跡など26カ所が記され、写真と説明文が添えられています。
写真は、会員が撮影したもののほか、村の協力も得ました。
地図は2千部作り、区内全戸に配るほか、村役場、公民館、区内の企業、史跡の地権者らにも配るということです。
伝える会では、「標柱を立てたことで区民の関心が高まっているので、今度は地図を使って史跡を見て、歴史を知ってほしい」と話していました。
今後は、地図を使った史跡巡りを計画したいということです。