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JA上伊那の七久保宅幼老所起工式
JA上伊那(征矢福二組合長)は飯島町七久保の七久保支所旧資材店舗を利用し、仮称JA七久保宅幼老所を開設する。18日現地で、大規模改造の安全祈願祭を行い、工事の無事と期限内完成を祈った。3月末しゅん工、4月中旬の開所を目指す。
高齢者福祉事業に取り組むJA上伊那が、遊休施設の有効活用を図りながら、小規模地域密着型の介護施設として、また、学童を含めた地域全体の拠り所として初めて整備する。運営は生活部ふれあい事業課がかかわる。
建設面積は160・75平方メートル、約37平方メートルの食堂・機能訓練室、相談室(4平方メートル)、静養室(6平方メートル)、休憩室(10平方メートル)のほか、事務所、ちゅう房、浴室、トイレなどを整備する。
事業は介護保険通所介護事業「一般型」(生活指導・機能訓練・介護サービス・送迎・給食・入浴サービス・筋力向上トレーニング)、町委託の身体障害者デイサービスのほか、自主事業として障害児(者)のタイムケア、高齢者の地域交流、学童保育-など。
利用定員12人。
職員体制は常勤換算5人、内訳は管理者兼生活相談員1人、看護職員1人、介護職員2人、調理職員1人、送迎運転手1人。
営業日は月曜日縲恣y曜日、午前9時縲恁゚後4時30分、延長あり。
実施地域は飯島町、中川村、駒ケ根市、宮田村。 -
カウンセリングを学ぶ会の公開講演会
上伊那子どもサポートセンターは14日、「不登校の諸君と共に」をテーマとした公開講座を伊那市立図書館で開いた。子どもとの向き合い方に悩む母親など約10人が参加。不登校や引きこもりに悩む子どもの心理的不安やストレスに、親としてどう付き合っていけばよいのかなどを学んだ。
講師は「のぞみ学園」園長の北澤康吉さん。ロジャーズ流カウンセリングで不登校や引きこもりの子どもたちを支援している。月に1度、上伊那子どもサポートセンターで開く「カウンセリングを学ぶ会」(コープ倶楽部主催)の講師も務め、今回はその会の公開講座とした。
北澤さんは「登校拒否は安全反応である」として、精神的にも身体的にも不安を感じるようになった現代では、しばらくその姿を大切にしてあげる必要があると説明。
また、受験などを控えた子どもは、だれよりも自分の将来について不安を感じており、親が言及して追い詰めるのでなく、自分から自発的に相談してくるまで待つことも必要竏窒ニ話した。 -
社会福祉関係知事表彰
県は19日、高齢者・障害者支援などに取り組むことを通して、地域の社会福祉充実に貢献した個人・団体を知事表彰する。
上伊那は、まちのバリアフリー化を提言して地域のまちづくりに積極的に活動した人や、児童擁護施設に食事を提供したり調理実演をするなどのボランティアに取り組む飲食店経営者らでつくる団体など、4個人2団体が表彰を受ける。次のみなさん。
◇障害者福祉=久保田元次(駒ヶ根)、西島米子(飯島)
◇高齢者福祉=駒ヶ根市上赤須高齢者クラブ(駒ヶ根市)
◇更生保護=渕井光久(箕輪)
◇ボランティア=一の会(伊那)、矢島忠夫(箕輪町) -
中川村3者共催講演会
中川村社会福祉協議会・公民館・小中PTA連絡協議会共催の講演会が14日、中川文化センターであった。約120人の聴衆は、伊藤外科(辰野町)の伊藤隆一院長の講演「笑いのある家庭」に耳を傾け、落語「やぶ入り」で初笑いした。
伊藤院長は「子供のころから、食事は大家族でわいわい、言いながらにぎやかに食べた。子供は1日の出来事を、親も色々な話しをしてくれた。今はテレビを見ながらの食事が多く、家族の会話が少なくなった。食事時間に面白い番組を流さないように」とテレビ局に注文した。
また、食生活の変化に触れ「日本は本来、草食民族だったが、戦後、アメリカの政策で、ハンバークや牛肉を食べる習慣が生まれ、牛肉の消費量が5倍、10倍に増え、狂牛病も出てきた」と警鐘を鳴らし、ゲーム上のバーチャルの世界にはまる若者、電車の中でメールに夢中の女子高校生などを挙げ「社会も学校も家庭も全部悪い」と総括「責任をほかに転嫁するのではなく、自らを省み、会話のある家庭、笑いのある楽しい家庭を築いて」と呼び掛けた。
この後、紋つき羽織に着替え、噺家、直志亭かんたに早替わり、落語「やぶ入り」を披露、会場の笑いを誘った。 -
小鳩園が母子通園施設から療育センターへ
心身の発達に援助を必要とする就学前の幼児対象の伊那市の母子通園訓練施設「小鳩園」は4月から、「療育センター・小鳩園」に転換する。専門スタッフの配置などを充実して療育支援を強化。現在の「母子通園」を基本に、母親から離れても通園することのできる幼児には、単独通園を導入し、母親の負担軽減にもつなげる。現在は就学前幼児へのケアが主体だが、就学後まで視野に入れた系統的な支援体制の構築も検討している。
発達に何らかの援助を必要とする子どもたちが、遊び、生活を通じて機能訓練・感覚訓練をする同園は、開設した1975年から母と子が共に通う母子通園を導入している。子育てに悩む母親も、園で自分の子どもと一緒に過ごすことを通して、親子関係の基礎づくりをすることができる。
現在は、臨床心理士、言語聴覚士、理学療法士などの専門家と保育士が協力し、約20組の通園母子をサポートしている。また、定期的な保育所での巡回相談・個別指導などをして、同園から保育所へ就園した幼児などへの療育ケアも充実させてきたが、療育センター化して、一層の充実を図る。単独通園は06年度中に導入する予定。 -
青少年ふくしの集い
駒ケ根市社会福祉協議会は14日、青少年ふくしの集いをふれあいセンターで開いた。市内の小中学校・高校生ら約120人が参加し、この1年間に取り組んできた福祉活動などについてそれぞれステージで発表した。
中沢小3年生は総合的な学習の時間に老人介護施設竜東やまびこ園を訪問したことについてスライドを交えながら「お年寄りの喜ぶ顔がうれしかった」「体の不自由なお年寄りのことが少し分かった。これからも続けたい」などと代わる代わる感想を発表した。
赤穂小のふれあい交流委員会と4年3組は、全校ふれあいの日で身体障害者を学校に招いて話をしてもらったこと、特別養護老人ホーム・エーデルこまがねを訪問したことなどを発表し、アルミの空き缶回収で得た1万円を社協に寄付した。受け取った堀勝福事務局長は「皆さんの気持ちに感謝します。善意銀行に積み立て、困っている人たちのために有効に使います」と礼を述べた。 -
ガールスカウト長野26団
ピースパック準備ガールスカウト長野26団(40人、木部則子団委員長)は15日、伊那市総合福祉センターで、ミャンマー難民の子どもたちに送るピースパックの袋詰め作業をした。
ガールスカウト日本連盟は94年から10年間、平和提唱事業で、難民高等弁務官事務所の協力のもと、アフガニスタン難民の子どもたちにピースパック(文房具)を送った。今年度から、タイ国内にあるミャンマー難民キャンプの子どもたちにピースパックを送る。
26団は、昨年12月にフリーマーケットを開いて資金を集め、文房具を購入。団員や役員が布を持ち寄り手作りした袋に、ノート、らくがき帳、鉛筆、色鉛筆かクレヨン、鉛筆削り、消しゴム、ボールペン、英文のメッセージを入れた。団員15人は平和を願い、ミャンマーの子どもたちへの思いを込めて、袋詰め作業に取り組んだ。
用意したピースパック30袋と靴2箱は、ガールスカウト日本連盟に送り、各地から集まるピースパックは春ころミャンマーに届ける予定という。 -
小中学生の福祉体験発表
互いの福祉体験の取り組みを学び合おう竏窒ニ伊那市福祉まちづくりセンターで14日、小中学生の福祉体験発表会があった。車いす体験や高齢者体験などに取り組んだ市内の小中学校3校の児童・生徒たちが、それぞれの経験から学んだ事柄を発表した。
小中学生のほか、民生委員や保護者など約100人が参加。
伊那北小学校の4年2組は、車いすでの生活をおくるフリーライター・唐澤浩さんとの交流体験についてまとめた。
3年生のころから唐澤さんとの交流をしてきた2組は「今年度は学校以外の場所で唐澤さんと交流したい」と昨年9月、唐澤さんと一緒に、車いすで市役所のバリアフリー環境調査した。
その結果、砂利道である「せせらぎ水路」は車いすで行けないことや、車いす用スロープが狭そうであることを発見した。また、車いすを押す時は、乗っている人の気持ちを考えて押す「優しさ」が大切であることを実感。「バリアフリーは建物や施設だけでなく、心が一番大切」と話してくれた唐澤さんの言葉に、改めて共感した様子だった。
本年度の市内のボランティア実践校は、小学校で10校、中学校で4校となっている。 -
まゆだまづくり、宅幼老所かつらで
中川村葛北の宅幼老所かつらで12日、デイサービスの利用者ら22人が参加し、小正月の伝統行事、まゆ玉づくりを楽しんだ。
米の粉約1キロを熱湯でこね、蒸し器で蒸したものを、手の平でころころと丸めて、繭の形にした。
ほとんどのお年よりは経験者とあって「昔は毎年つくった」「焼いて食べるとおいしい」と会話を弾ませながら、たちまち繭玉を作り終え、ソヨモの枝に飾った。
また、作りたてを汁粉で味わった。
かつらでは14日寺子屋塾でもちをつき、もちの花も飾り、20日にまゆかきを予定する。
きれいに出来たね繭玉飾り -
禁煙貯金を寄付
駒ケ根市赤穂市場割の農業福澤哲男さん(80)は12日、市役所を訪れ「たばこを吸ったつもりで」1日300円ずつ1年間貯金した10万円を市社会福祉協議会に寄付した。福澤さんは「市長には嫌みになるかもしれないが竏秩vと話しながら笑顔で寄付金を手渡した=写真。ヘビースモーカーの中原正純市長は「禁煙の努力と寄付の志に敬服する。市は健康づくりに力を入れているが、その模範だ。これからもご自愛を」と感謝の言葉を述べた。
福澤さんは18歳からたばこを吸い始め、毎日40本を吸っていたが23年前、初孫ができたのをきっかけに一念発起して禁煙に成功した。貯金は05年の正月から焼酎の空き瓶を使って始め、今年も続けている。 -
今日、伊那JC新春大会
伊那青年会議所(伊那JC)の06年新春大会は今日14日、伊那市の信州INAセミナーハウスである。午後6時30分より。(関連記事12面)
06年度理事長には西春近の唐木屋石材工芸専務の唐木純哉さん(36)が就任。「積極的な自己変革の実現縲恂セ確な思想と確かな新年を持つために縲怐vをスローガンに、新たな1年の活動を開始する。
活動の機軸は、権兵衛トンネル開通と新伊那市誕生という変化の年にふさわしいまちづくり。伊那地域だけでなく、木曽の産業界・行政にも参加を促す形で、地域のグランドデザイン策定のためのワークショップ開催を計画している。
現在を、地域主権型社会への移行期ととらえて、JCの目的の1つである地域での「明るい豊かなまちづくり」を進めるためには、会員の成長、積極的な自己変革が重要としているのが特徴。この視点から、着実で身につく経営資質向上、坐禅を通じた自省の試みなどを活動計画に位置付けている。
会員の減少や、年度制の役員改選などにより事業の継続性が弱いことなど、改善点も指摘されているが、新体制のもとにただ「語る」だけでなく実効性のある確実な一歩を踏み出すことに期待を寄せる声は多い。 -
箕輪町福祉輸送サービス事業検討委員会設置
箕輪町は11日、福祉輸送サービス事業検討委員会を立ち上げ、事業実施要領策定に向け町役場で協議した。
福祉有償運送は、公共交通機関の利用が困難な要介護者や身体障害者ら移動制約者を対象に、安価な利用料でボランティア的にする自動車での送迎サービス。
30年ほど前からボランティアとして始まったが、「自家用自動車は有償で運送の用に供してはならない」とする道路運送法第80条の抵触が黙認されてきた。03年度、構造改革特区で10自治体が福祉有償運送を試行。04年度から、国のガイドラインにより運送主体団体は第80条の許可が必要になり、重点指導期間(準備期間)が終わる本年3月までに、許可を取得しなければならない。
町内では、第80条の許可を申請すると思われる運送主体はNPO法人など4団体の見込み。
町は事業実施要領を決めるため委員会を設置し、民生委員、町社会福祉協議会、移動困難者、地域住民、タクシー事業者、運送主体団体などの代表12人を委員に委嘱。福祉有償運送について説明し、実施要領の素案を示した。次回の会議で要領を検討する。
要領決定後は、指針などを決め運送主体団体の申請を協議する福祉有償運送協議会を設置する予定。
検討委員会の委員長は黒河内将裕さん(木下区長)、副委員長は加藤寿一郎さん(民生・児童委員協議会副会長)。任期は07年3月31日まで。 -
伊那広域シルバー人材センター設立15周年記念誌刊行
設立15周年を迎えた伊那広域シルバー人材センターはこのほど、これまでの歩みをまとめた記念誌「共に生きる」を刊行した。
記念誌をまとめるのは3回目で5年ごとの節目に刊行してきた。
カラー写真などを多用してこれまでの取り組みを紹介。会員や仕事発注者の声も掲載している。
春日博人理事長は記念誌の中で「15周年の節目を機に、使命の重大さを認識すると共に地域社会の期待に答え、愛されるセンターづくりに励みたい」と抱負を語っている。
高齢化の到来に伴い、年々会員数が増加する同センターだが、就業率100%という実績は、11年間維持し続けている。また最近は、公共部門からの仕事発注が減少する一方で、民間、家庭などからの発注が徐々に増えてきているという。 -
RC新春例会
駒ケ根ロータリークラブ(堀内照夫会長)は9日、新春例会を駒ケ根商工会館で開いた。会員ら約40人が出席し、決意も新たに新年のスタートを切った。堀内会長は「テーマ『超我の奉仕』の下、新会員の増強と例会出席率の向上を目指して今年も頑張ろう」とあいさつした。
席上、クラブが毎年行っている奉仕活動の一環としてボーイスカウト駒ケ根第1団とガールスカウト長野第32団に対し、育成助成金10万円がそれぞれ贈られた=写真。団委員長の小林範夫さんと川端咲美さんは「皆さんの温かい援助によって毎年活動ができる。世界を担う青少年が育つよう有効に活用していきたい」と礼を述べた。 -
自ら歌った1547曲のCDを寄贈
施設にいるお年寄りたちに少しでも楽しんでもらえたら竏窒ニカラオケに合わせて歌った1547曲収録のCDを製作。昨年末、駒ケ根市社会福祉協議会などに7セット寄贈した。曲は1895(明治28)年から04年までの日本の曲。歌謡曲を中心に軍歌、フォーク、ポップスなど幅広い。
◇ ◇
駒ケ根市の中心商店街の一角にあるカラオケハウス「アリーナ」の店主。
「以前は電子部品製造企業の品質管理部門で働いていました。ところが海外への転勤の話が出てきた。どうしてもそれが嫌で」94年に退職。自宅の敷地内で駐車場がなくてもできる商売を竏窒ニ考えた末に今の店を開店した。「もともと音楽は好きだったから良い選択だったと思ってます。若いころは喫茶店の経営にあこがれたこともあったしね。親に反対されてあきらめましたが…」
歌は以前から好きで、カラオケ大会に出て優勝を争ったこともある。店を始めてからは商売柄、毎晩歌うので持ち前の柔らかな美声にさらに磨きがかかった。
◇ ◇
人前で歌うのは平気だが、録音のために誰もいない店の中で一人マイクに向かって歌う時は、間違えてはいけない、聴く人のために少しでも良い歌を歌いたい竏窒ニ極度に緊張するという。「それに年のせいか最近涙もろくなってきてね。戦争の歌を歌う時なんか、体験もないのに情景が目の前に浮かんできて感極まり、声が震えて歌えなくなっては何度も何度も録音し直したこともある。沖縄戦の悲惨さを歌った『さとうきび畑』なんかがそうでした」
個人的に好きなのは昭和30年前後の歌。美空ひばり、フランク永井、春日八郎、三橋美智也などだ。「本当はポップス調の曲はなるべく避けたかったんですよ。つい演歌調の小節が出てしまうものですからね」
明治や大正などの古い曲はもう聴くことができないものも多く、メロディーは記憶が頼りだったが「父が音楽が好きでよく聴いていたせいか、けっこう知っていました。今になって感謝しています」。
「2年前にも約1千曲入りのCDを6セット寄贈したんです。その時に録音できなかった曲や新しい曲を加えて今回の1547曲になった。でもこれ以上増やすのはもう無理でしょうね。近頃の新しい歌はあんまり歌う気にならないから」
(白鳥文男) -
駒ケ根ライオンズクラブ新春例会
駒ケ根ライオンズクラブ(北原公和会長)は6日、06年の新春例会を駒ケ根市のグリーンホテルで開いた。会員ら約70人が出席し、和やかに新年のスタートを祝った。北原会長はあいさつで「厳しさが続く経済環境の中、昨年末には株価が大きく上昇した。今年は明るさの期待できる1年であってほしい。クラブとしては『改革・友愛・奉仕の輪』のスローガンの下、今後とも地域に密着した奉仕活動をさらに積極的に行っていきたい」と力強く述べた=写真。
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海外協力隊入所式
駒ケ根青年海外協力隊訓練所(加藤高史所長)は6日、05年度第3次隊の派遣前訓練入所式を行った。海外ボランティアの志に燃えて全国から集まった候補生166人が出席し、正式隊員を目指して3月17日までの71日間の訓練をスタートさせた。候補生を代表してバングラデシュ派遣予定の安達淳哉さんは「初心を忘れずに訓練に取り組み、全員が派遣国に旅立てるよう頑張ります」と宣誓した=写真。
加藤所長はあいさつで「限られた時間の中で盛りだくさんの訓練を効率的にこなさなければならない。合宿生活にはさまざまなルールがあり、窮屈に感じることがあるかもしれないが、派遣国の環境に適応する訓練でもある。自分を合わせられない者は適性に欠けると言わざるを得ない。大いに切磋琢磨し、訓練終了後、全員がそろって修了証を手にできるよう健闘を祈る」と激励した。
派遣前訓練は近年79日間だったが今回は71日間。期間短縮の理由は▽年3回行っている訓練を4回に増やしたい▽派遣国でも隊員の訓練を行っている▽シニアボランティアの訓練も今後行っていく竏窒ネどで、今後段階的に短縮していきたいとしている。 -
保健補導員の発足会
宮田村保健補導員の06年発足会は5日、村老人福祉センターで開いた。新たな会長に新谷秀子さん=中越区=、副会長に小田切よ志子さん=南割区=、森田美津子さん=大田切区=が就き、新旧の補導員が情報交換。地域の健康、福祉を見守っていこうと、決意を新たにした。
村の保健補導員は各地区2人から6人が選出され、任期は2年。新年に30人のうち半数を改選した。
発足会で新谷会長は「宮田村が健康長寿日本一になるように、今までの先輩にならい、保健師の皆さんの指導も得ながら活動していきたい」とあいさつ。
清水靖夫村長も「補導員の役割は大きい。各区の現状を把握し、健康維持管理に尽力してほしい」と協力を求めた。
引き続きズンドコ節を踊るなど、補導員が自らの健康と向き合う場面も。昨年までの反省も踏まえて地区活動の現状について意見交換するなど、精力的に業務を始めた。
06年の保健補導員は次ぎの皆さん。
【町1区】清水時江、宮本碧、三浦幸子【町2区】小木曽通代、春日恵美子、倉田照子、曽根レイ子【町3区】鈴木初美、久保田美代子、唐澤艶子、小松千幸、白鳥成子、近藤静子【北割区】宮本茂子、加藤フサ子【南割区】小田切よ志子、北澤登志子、斎藤孝子【新田区】小田切悦子、山本ちはる【大田切区】田中としゑ、森田美津子【大久保区】宮井真由美、小松ユミ子【中越区】新谷秀子、小林敏子【つつじが丘区】青木清美、清水典子【大原区】永井八代美、横山正子 -
伊南福祉会仕事始め式
伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)は4日、06年の仕事始め式を駒ケ根市の介護老人保健施設フラワーハイツで行った。同施設のほか救護施設順天寮、特別養護老人ホーム観成園の職員ら約30人が出席し、中原理事長の訓示を聞いたほか、職員代表の年男・年女2人が決意表明をして気持ちも新たに1年をスタートさせた。
共に戌(いぬ)年の小原達也さん(フラワーハイツ)と中城さつきさん(観成園)は「先輩職員に少しでも近づけるよう、いろいろなことを身につけて一歩一歩進みたい」、「自分の意見を持ち、笑顔でしっかりと仕事をしていきたい」とそれぞれ決意を述べた=写真。
中原理事長は「福祉の最前線にいる皆さんの果たすべき使命は大きい。住民の信頼を得られるよう皆で力を合わせて頑張ってほしい」と期待を込めて訓示した。 -
駒ケ根市役所保健福祉課介護支援係長
中坪美智子さん(47)「介護保険法の改正で制度が変わるため、今年はとても忙しくなりそうです」改正法では要介護1など軽度認定者の自立支援や、地域特性に応じた柔軟なサービスを提供するため、各市町村が「地域包括支援センター」を新たに設置することが定められている。駒ケ根市では2カ所設置の方向で検討されているが、立場上その運営には中心的にかかわることになりそうだ。「まだ制度の詳しいことが決まっていないけれど、行き当たりばったりでなく一歩進んだビジョンを持って、介護事業者との連携なども考えながらできるだけ良い形にしていきたいと思っています」
1981年に保健師として市職員に採用されて以来、一貫して保健福祉行政に携わってきた。介護保険法が施行されてからは介護についても多くの相談を受けたり調査をしたりしてきた。「家族が病気などで倒れて奥さんが介護している様子などを見ると本当に何とかしてあげたいと思います。あまり多くのことはできないけれど、仕事でかかわった人が町で会った時に気軽に声を掛けてくれたり相談してくれたりすると、こんな私でも当てにしてもらっているのかと思えてうれしいですね」
仕事は人に任せるより自分でやってしまうことが多くて困ったもの竏窒ニ辛口の自己評価を下すが、その穏やかで温かい人柄は多くの人に慕われている。
「介護の現場をいろいろと見てきただけに、自分の家族を含めて誰もが健康で元気でいてほしいというのが最大の願いですね。今年は仕事の面では多分大変な状況になると思うけれど、全力投球で頑張ります」 -
駒ケ根市役所保健福祉課介護支援係長
駒ケ根市下平
中坪美智子さん(47)「介護保険法の改正で制度が変わるため、今年はとても忙しくなりそうです」改正法では要介護1など軽度認定者の自立支援や、地域特性に応じた柔軟なサービスを提供するため、各市町村が「地域包括支援センター」を新たに設置することが定められている。駒ケ根市では2カ所設置の方向で検討されているが、立場上その運営には中心的にかかわることになりそうだ。「まだ制度の詳しいことが決まっていないけれど、行き当たりばったりでなく一歩進んだビジョンを持って、介護事業者との連携なども考えながらできるだけ良い形にしていきたいと思っています」
1981年に保健師として市職員に採用されて以来、一貫して保健福祉行政に携わってきた。介護保険法が施行されてからは介護についても多くの相談を受けたり調査をしたりしてきた。「家族が病気などで倒れて奥さんが介護している様子などを見ると本当に何とかしてあげたいと思います。あまり多くのことはできないけれど、仕事でかかわった人が町で会った時に気軽に声を掛けてくれたり相談してくれたりすると、こんな私でも当てにしてもらっているのかと思えてうれしいですね」
仕事は人に任せるより自分でやってしまうことが多くて困ったもの竏窒ニ辛口の自己評価を下すが、その穏やかで温かい人柄は多くの人に慕われている。
「介護の現場をいろいろと見てきただけに、自分の家族を含めて誰もが健康で元気でいてほしいというのが最大の願いですね。今年は仕事の面では多分大変な状況になると思うけれど、全力投球で頑張ります」 -
飯島町老人クラブが歳末助け合い福祉募金
飯島町老人クラブ(横田勉会長、964人)は27日、石楠花苑で町社会福祉協議会(堀越幸夫会長)に歳末助け合い福祉募金として19万円余を寄付した。
石楠花苑には横田会長ら役員4人が訪れ、「会員の気持ちがこもった尊いお金、町の福祉のために使って」と手渡した。
堀越会長は「会員の皆さんの温かい気持ちを大切に、福祉向上のために、有効に使いたい」と感謝した。
##(写真)横
老人クラブが福祉募金を寄付
飯島町老人クラブ(横田勉会長、964人)は27日、石楠花苑で町社会福祉協議会(堀越幸夫会長)に歳末助け合い福祉募金として19万円余を寄付した。
石楠花苑には横田会長ら役員4人が訪れ、「会員の気持ちがこもった尊いお金、町の福祉のために使って」と手渡した。
堀越会長は「会員の皆さんの温かい気持ちを大切に、福祉向上のために、有効に使いたい」と感謝した。 -
国際ソロプチミスト寄付
女性だけで組織する社会奉仕団体の国際ソロプチミスト伊那(兼子ゆう会長・21人)は26日、同会が行ったバザーの売上金の一部3万円を駒ケ根市に寄付した。会を代表して小平裕子さんと坂口栄子さんが駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長に寄付金を手渡した=写真。中原市長は「毎年の寄付に感謝する。弱い立場の人たちのために有効に使わせていただく」と礼を述べた。
同会は12月、伊那市、箕輪町、高遠町にも寄付したほか、たかずやの里にはこたつや布団など約5万円相当の品を寄贈した。 -
駒ケ根市社協評議員会
駒ケ根市社会福祉協議会(竹内正寛会長)は26日、05年度第2回評議員会をふれあいセンターで開いた。評議員ら約50人が出席し、介護保険法の改正などによる定款の一部変更案と一般会計補正予算案を可決して閉会した。役職の交代により新たに評議員に選任された北原公和さん(駒ケ根ライオンズクラブ会長)と堀内照夫さん(駒ケ根ロータリークラブ会長)に竹内会長から委嘱状が手渡された=写真。任期は07年5月30日まで。
一般会計補正予算は県社協の補助金25万円をふれあいのまちづくり事業に充てるもの。
介護保険法の改正により新たに設置が義務付けられた地域包括支援センターの業務を市の委託を受けるかたちで市社協が06年4月1日から行うことなどが報告された。 -
国際ソロプチミスト伊那が寄付
女性の奉仕活動団体「国際ソロプチミスト伊那」(兼子ゆう会長)は27日、恒例の歳末福祉金5万円を伊那市へ寄付した。兼子会長と会員の前林美津子さんが市役所を訪れ、小坂樫男市長に寄付金を手渡した。
21日、市内で会員約20人が集まったチャリティーオークションの収益金の一部。メンバーから募った、花、衣類、日用雑貨、貴金属など約50縲・0点が集まったという。
バザーの収益金はそのほか、それぞれの会員がいる市町の駒ヶ根市に3万円、高遠町と箕輪町に2万円づつを寄付。同市富県にある児童養護施設「たかずやの里」へは、絨毯と電気コタツセットを寄贈している。 -
伊那公民館高齢者教室、市社協へ寄付
伊那公民館の高齢者教室は27日、歳末助け合い募金3万1310円を伊那市へ寄付した。有賀多嘉子会長ら4人が市役所を訪れ、市長に手渡した。
伊那公民館の高齢者教室は例年、市の社会福祉に役立ててもらおうと寄付をしている。今年は196人の受講者から集まった3万1310円を持参した。
寄付は市社会福祉協議会の福祉基金に積み立て、市の福祉のために役立てる。
教室は「すこやか学級」(入講から3年目まで)と「福寿学級」の2講座で学んでいる。5月の開講以来、市長の講演や健康管理講座、マレット交流などに月1度、取り組んでいる。 -
善意の竹筒募金寄付
駒ケ根市北町の焼肉店「やぶ」の店主藪原勇さんは26日、市役所を訪れ、店のカウンターに置いた「福祉善意の筒」への寄付金2万円余りを「福祉のために役立てて」と市に寄付した=写真。 「福祉善意の筒」は重い腎臓病にかかった薮原さんの長女弥生さんが介護者慰労金などで市に世話になったことへの感謝の思いを込めて始めたもの。弥生さんは11年前に亡くなったが、寄付はその後も続けられ、今年で23年目になる。藪原さんや家族のほか来店客が小銭を入れるなどして募金に協力している。
受け取った中原正純市長は「毎年の善意の志に感謝する。高齢者など社会的弱者のために使わせていただく」と礼を述べた。 -
日本発条労働組合伊那支部、宮田村社協へ寄付
日本発条労働組合伊那支部(本部・神奈川県横浜市)は27日、宮田村社会福祉協議会に現金10万円を寄付した=写真。
地域福祉の重要性を認識し、少しでも役立ててもらうことを目的とした取り組み。年末一時金の支給に合わせて、全国にある6支部すべての従業員からのカンパ金を募り、それを再度ふり分けて支部ごとで寄付をしている。
伊那支部は、伊那市富県にある児童擁護施設「たかずやの里」と村社協へそれぞれ10万円ずつ寄付。
たかずやの里への寄付は30年近く続けている。社会福祉協議会への寄付は、8年ほど前から始めたもので、支部工場がある駒ヶ根市と宮田村へ、1年ごと交互に寄付。村社協への寄付は、今回で4回目となった。 -
明社協が寄付
22日、明るい社会づくり運動駒ケ根市協議会(堀内照夫会長)は7月21日に駒ケ根駅前商店街など市内7カ所で行った街頭募金5万5千円余りを市社会福祉協議会に寄付した=写真。中原正純市長は「社会奉仕への取り組みを通じて市の福祉増進に寄与する皆さんの尊い志に敬意を表する。毎年いただく寄付金は弱い立場の人のために使わせていただいている」と感謝の言葉を述べた。
寄付金は市社協の善意銀行に積み立てられる。 -
富貴屋建設親睦会が寄付
駒ケ根市の富貴屋建設の従業員らでつくる親ぼく会「吉和会」(伊藤俊之会長・21人)は21日、歳末助け合いの募金2万3千円を駒ケ根市社会福祉協議会に寄付した=写真。受け取った中原正純市長は「弱い立場の人への浄財を毎年寄付していただき、心から感謝する。福祉の現場で有効に使っていきたい」と礼を述べた。寄付金は市社協の善意銀行に積み立てられる。
吉和会は95年の阪神大震災を契機に毎年寄付を行っている。